JPS6358676A - フロツピ−デイスク装置のキヤリツジ機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、磁気ヘッドのシーク動作Ｒ構を構成するフロ
ッピーディスク装置のキャリッジＩｆｌに関する。

（従来の技術） 従来、フロッピーディスク装置のキャリッジ園構は、デ
ータのリード／ライトを行なうための磁気ヘッドを搭載
したキャリッジを、ステッピングモータの駆動によりフ
ロッピーディスクの半径方向へ直線運動するように構成
されている。キャリッジは、相互に平行に配置されたメ
インレール及びサブレールにより支持された状態で、直
線方向へ移動するようにガイドされている。メインレー
ル及びサブレールは、それぞれフロッピーディスク装置
のベースを構成するフレームに固定されている。

しかしながら、前記のような構造では、メインレール及
びサブレールのそれぞれを個別にフレームに取付けて、
しかもキャリッジが水平に移動するように相互に平行で
あるように配置する必要がある。このため、フロッピー
ディスク装置の製造工程が複雑となり、製造コストが増
大する要因になっている。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のキャリッジ機構の構造では、メインレール及びサ
ブレールのそれぞれを個別にフレームに取付ける構成で
あるため、製造工程が複雑化し、製造コストが増大化す
る問題がある。

本発明の目的は、キャリッジを支持、ガイドするための
レール構造を改善して、製造工程の簡単化を実現し、製
造コストの低減を図ることができるフロッピーディスク
装置のキャリッジ機構を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段と作用）本発明は、キャ
リッジを支持し、直線方向ヘガイドするためのメインレ
ール及びサブレールを備えたキャリッジ機構において、
サブレールをメインレールに平行な位置に配置し、キャ
リッジのベースであるフレームに一体化して形成するよ
うにしたキャリッジ機構である。

このような構造により、サブレールをフレームの形成と
共に形成できるため、製造工程の簡単化を実現すること
が可能となる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図は
同実施例のキャリッジ数構の構成を示す平面図であり、
第２図は側面断面図である。

第１図において、キャリッジ１０は、先端部に磁気ヘッ
ド１１を搭載しており、矢印の方向に直線運動するよう
に構成されている。ステッピングモータ、１２は、キャ
リッジ１０が移動する際の駆動源であり、スチールベル
ト−構１３を通じてキャリッジ１０を駆動する。スピン
ドルハブ１４は、磁気記録媒体であるディスクを回転す
るための回転機構を構成している。

キャリッジ１０は、−万端側にメインレール１５により
貫通されて支持される円筒部１６を有する。また、キャ
リッジ１０は、第２図に示すように、他方端側にサブレ
ール１７を挟み込むような構造からなる溝部１８を備え
ている。

次に、同実施例の作用効果を説明する。先ず、第１図に
示すようなキャリッジ機構を組立てる場合、サブレール
１７をフレーム１９と一体化して形成する。即ち、キャ
リッジ機構及び回転機構のベースとなるフレーム１９の
所定の位置に、レール状の突起体をサブレール１７とし
て形成する。キャリッジ１０には、第２図に示すように
、サブレール１７に係合してガイドされるような溝部１
８が形成されている。これにより、片側では、キャリッ
ジ１ｏはサブレール１７をガイドレールとして直線方向
へスライドするように構成される。

一方、サブレール１１により支持されるキャリッジ１０
を水平に支持するように、サブレール１７と平行な位置
にメインレール１５がフレーム１９に取付けられる。キ
ャリッジ１０は、溝部１８とは反対側の円筒部１６がメ
インレール１５に係合して、このメインレール１５にガ
イドされて直線方向へスライドするように移動する。メ
インレール１５は、第１図に示すように、押え部材２０
により、フレーム１９に固定されている。

このように、キャリッジ１０は、メインレール１５及び
サブレール１７をガイドとして直線運動し、磁気ヘッド
１１をディスク上でシーク動作させるように駆動する。

このようなキャリッジ１０を駆動する機構において、サ
ブレール１７をフレーム１９と一体化した構造のレール
状の突起体として形成する。

このため、メインレール１５及びサブレール１７をそれ
ぞれ個別にフレーム１９に取付けることなく、サブレー
ル１７の取付は工程を省略することができる。

このサブレール１７に対して、メインレール１５をキャ
リッジ１０を水平に支持できるように平行な位置に取付
けること辷なる。したがって、結果的にメインレール１
５及びサブレール１７を製造する工程において、製造工
程数を減少することができる。また、メインレール１５
及びサブレール１７をそれぞれ個別に取付ける際には、
相互に位置関係を調整する必要があるが、サブレール１
７を固定化してメインレール１５の方を位置調整して取
付けることになるため、製造工程の内容を簡単化できる
。さらに、サブレール１７のための個別の部品を不必要
にできるため、部品点数を減少することができる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、キャリッジ！ｌ横
を構成するメインレール及びサブレールにおいて、サブ
レールをフレームと一体化した構造で形成する。このた
め、メインレール及びサブレールを製造する場合、その
製造工程数の低減、製造工程の内容の簡単化及びサブレ
ール用の部品点数の減少を図ることができる。したがっ
て、結果的に、フロッピーディスク装置の製造工程の簡
単化及び製造コストの低減化を実現することが可能とな
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係わるキャリッジ機構の構成
を示す平面図、第２図は同実施例のキャリッジ機構の構
成を示す側面断面図である。 １０・・・キャリッジ、１１・・・磁気ヘッド、１５・
・・メインレール、１７・・・サブレール、１９・・・
フレーム。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 １つ 第　１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 磁気ヘッドを搭載したキャリッジをフロッピーディスク
   の半径方向へ直線運動させるキャリッジ機構において、 前記キャリッジの一方側を支持し直線方向のガイドレー
   ルとして設けられたメインレールと、このメインレール
   に平行な位置に配置されて前記メインレールと共に前記
   キャリッジの直線方向への移動をガイドするようにその
   他方側を支持し前記キャリッジのベースであるフレーム
   に一体化して形成されたサブレールとを具備したことを
   特徴とするフロッピーディスク装置のキャリッジ機構。