JPS6357956A - ボ−ル戻し機構 - Google Patents
ボ−ル戻し機構Info
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- JPS6357956A JPS6357956A JP20429787A JP20429787A JPS6357956A JP S6357956 A JPS6357956 A JP S6357956A JP 20429787 A JP20429787 A JP 20429787A JP 20429787 A JP20429787 A JP 20429787A JP S6357956 A JPS6357956 A JP S6357956A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H25/00—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
- F16H25/18—Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
- F16H25/20—Screw mechanisms
- F16H25/22—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
- F16H25/2204—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
- F16H25/2214—Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls with elements for guiding the circulating balls
- F16H25/2223—Cross over deflectors between adjacent thread turns, e.g. S-form deflectors connecting neighbouring threads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スピンドルナツトの支持側のボール溝の両端
が戻し溝を介して互いに接続され、戻し溝の少なくとも
一部が戻し用インサートに形成され、戻し用インサート
がその形に対応する、スピンドルナツト内面の凹部の中
に設けられている、ボールねじ装置のための内側のボー
ル戻し機構を備えたスピンドルナツトに関する。
が戻し溝を介して互いに接続され、戻し溝の少なくとも
一部が戻し用インサートに形成され、戻し用インサート
がその形に対応する、スピンドルナツト内面の凹部の中
に設けられている、ボールねじ装置のための内側のボー
ル戻し機構を備えたスピンドルナツトに関する。
ボールねじ装置の場合には、内側のボール戻し機構を備
えたスピンドルナツトと外側のボール戻し機構を備えた
スピンドルナツトは区別される。
えたスピンドルナツトと外側のボール戻し機構を備えた
スピンドルナツトは区別される。
外側のボール戻し機構の場合には、戻し溝が実質的にス
ピンドルナツトの外にあり、戻し溝の前端と後端に、ス
ピンドルナツトを貫通する比較的に簡単な接続溝が設け
られている。内側のボール戻し機構の場合には、戻し溝
がスピンドルナツトの内面に延設されている。この戻し
溝は一般的に戻しインサートに形成され、この戻し用イ
ンサートはそれぞれその形に対応する凹部の中に設けら
れている。スピンドルのボール溝に至る戻し用インサー
トの移行部分が比較的に複雑な形の部品であるので、凹
部も複雑な形をしており、この凹部をスピンドルナツト
の内面に形成することは非常に困難である。
ピンドルナツトの外にあり、戻し溝の前端と後端に、ス
ピンドルナツトを貫通する比較的に簡単な接続溝が設け
られている。内側のボール戻し機構の場合には、戻し溝
がスピンドルナツトの内面に延設されている。この戻し
溝は一般的に戻しインサートに形成され、この戻し用イ
ンサートはそれぞれその形に対応する凹部の中に設けら
れている。スピンドルのボール溝に至る戻し用インサー
トの移行部分が比較的に複雑な形の部品であるので、凹
部も複雑な形をしており、この凹部をスピンドルナツト
の内面に形成することは非常に困難である。
本発明の課題は、公知のスピンドルナツトよりも製作技
術的にきわめて簡単である、特許請求の範囲第1項の前
提概念に記載した種類のスピンドルナツトを提供するこ
とである。
術的にきわめて簡単である、特許請求の範囲第1項の前
提概念に記載した種類のスピンドルナツトを提供するこ
とである。
この課題は本発明によれば、凹部が、スピンドルナツト
軸線に対して平行でかつスピンドルナツトの軸方向長さ
の少なくとも一部にわたってスピンドルナツトに形成さ
れたほぼ棒状の窪みとして形成され、戻し用インサート
が窪みの形に対応して形成された棒状部材として形成さ
れ、玉の直径に対応する溝深さを有する少なくとも一つ
の戻し溝部分が前記棒状部材の表面に形成されているこ
とによって解決される。
軸線に対して平行でかつスピンドルナツトの軸方向長さ
の少なくとも一部にわたってスピンドルナツトに形成さ
れたほぼ棒状の窪みとして形成され、戻し用インサート
が窪みの形に対応して形成された棒状部材として形成さ
れ、玉の直径に対応する溝深さを有する少なくとも一つ
の戻し溝部分が前記棒状部材の表面に形成されているこ
とによって解決される。
戻し用インサートを収容するための凹部は、スピンドル
ナツト軸線に対して平行でかつスピンドルナツトの軸方
向長さの少なくとも一部にねたってスピンドルナツトに
形成されたほぼ棒状の窪みとして形成されている。戻し
用インサートは窪みの形に対応して形成された棒状部材
として形成されている。玉の直径に対応する溝深さを存
する少なくとも一つの戻し溝部分は前記棒状部材の表面
に設けられている。スピンドルナツト軸線に対して平行
な凹部は例えば旋盤加工またはフライス加工によって非
常に簡単に形成することができる。
ナツト軸線に対して平行でかつスピンドルナツトの軸方
向長さの少なくとも一部にねたってスピンドルナツトに
形成されたほぼ棒状の窪みとして形成されている。戻し
用インサートは窪みの形に対応して形成された棒状部材
として形成されている。玉の直径に対応する溝深さを存
する少なくとも一つの戻し溝部分は前記棒状部材の表面
に設けられている。スピンドルナツト軸線に対して平行
な凹部は例えば旋盤加工またはフライス加工によって非
常に簡単に形成することができる。
戻し用インサートは同様に、非常に簡単な形をしている
ので、その製作に困難性はない。1個または複数の戻し
溝は棒状部材の表面に形成されている。すなわち、閉鎖
されていない溝を形成する。
ので、その製作に困難性はない。1個または複数の戻し
溝は棒状部材の表面に形成されている。すなわち、閉鎖
されていない溝を形成する。
戻し溝がスピンドルの側の棒状材料の内面に形成されて
いるかまたはスピンドルナツトの側の棒状材料の外面に
形成されているかに応じて、戻し溝はスピンドルまたは
スピンドルナツトによって補完されて閉鎖した溝を形成
する。
いるかまたはスピンドルナツトの側の棒状材料の外面に
形成されているかに応じて、戻し溝はスピンドルまたは
スピンドルナツトによって補完されて閉鎖した溝を形成
する。
本発明の実施態様では、凹部がスピンドルナツトの軸方
向の長さ全体にわたってスピンドルナツトに形成されて
いる。このような構造は製作技術的にきわめて簡単であ
る。
向の長さ全体にわたってスピンドルナツトに形成されて
いる。このような構造は製作技術的にきわめて簡単であ
る。
本発明の他の実施態様では、戻し用インサートが円の一
部の形をした横断面を有し、この横断面の外面の曲がり
具合がきつく、内面の曲がり具合が、スピンドル表面の
曲率に対応して小さくなっている。このインサートすな
わち棒状部材は組み立てのために凹部に節単に挿入され
、任意の適当な方法でスピンドルナツトに固定される。
部の形をした横断面を有し、この横断面の外面の曲がり
具合がきつく、内面の曲がり具合が、スピンドル表面の
曲率に対応して小さくなっている。このインサートすな
わち棒状部材は組み立てのために凹部に節単に挿入され
、任意の適当な方法でスピンドルナツトに固定される。
本発明の好ましい実施態様では、戻し溝がインサートの
半径方向外側の面に形成されている。この手段は特に、
ボール戻し溝が事情によっては複数のねじ山を越えて案
内される複数条のボールねじ装置に使用可能である。
半径方向外側の面に形成されている。この手段は特に、
ボール戻し溝が事情によっては複数のねじ山を越えて案
内される複数条のボールねじ装置に使用可能である。
スピンドルから戻し溝への玉の移動を改善するため、お
よび/または戻し用インサートを補強するために、本発
明では、インサートによって覆われたスピンドルのボー
ル溝に係合すると一部が、戻し用インサートの半径方向
内側の面に形成され、このビードがボール溝に対応して
形成されている。
よび/または戻し用インサートを補強するために、本発
明では、インサートによって覆われたスピンドルのボー
ル溝に係合すると一部が、戻し用インサートの半径方向
内側の面に形成され、このビードがボール溝に対応して
形成されている。
この実施態様は主として、支持側の6溝がボール入口と
ボール出口の間で高々1回転するボールねじ装置に適し
ている。しかし、平行な複数のボール溝を設けてもよい
。
ボール出口の間で高々1回転するボールねじ装置に適し
ている。しかし、平行な複数のボール溝を設けてもよい
。
支持側のボール溝が複数回回転している、特許請求の範
囲第1項の前提概念記載のスピンドルナツトの場合には
、支持側の溝と交叉しない戻し溝を設ける必要がある。
囲第1項の前提概念記載のスピンドルナツトの場合には
、支持側の溝と交叉しない戻し溝を設ける必要がある。
このような戻し溝は一般に、スピンドルナツト内面に次
のように形成されている。すなわち、戻し溝がそれぞれ
支持側の溝のピッチに対応するビットでこの支持側の溝
の間に反対向きに設けられるように形成されている。こ
の場合、支持側のボール溝から戻し溝への移行部を必要
とする。この移行部を形成するために、本発明では、凹
部がスピンドルナツト壁を半径方向に貫通する孔として
形成され、インサートが円筒状の栓として形成され、こ
の栓の内側の端面がスピンドルナツトの内側の円筒形状
に対応して形成され、この端面に戻し溝が形成され、こ
の戻し溝が支持側の溝に対して反対向きの軌道でもって
スピンドルナツトの別個の戻し溝に接続している。
のように形成されている。すなわち、戻し溝がそれぞれ
支持側の溝のピッチに対応するビットでこの支持側の溝
の間に反対向きに設けられるように形成されている。こ
の場合、支持側のボール溝から戻し溝への移行部を必要
とする。この移行部を形成するために、本発明では、凹
部がスピンドルナツト壁を半径方向に貫通する孔として
形成され、インサートが円筒状の栓として形成され、こ
の栓の内側の端面がスピンドルナツトの内側の円筒形状
に対応して形成され、この端面に戻し溝が形成され、こ
の戻し溝が支持側の溝に対して反対向きの軌道でもって
スピンドルナツトの別個の戻し溝に接続している。
スピンドルナツト壁を半径方向から貫通する孔は円筒形
の栓と同様に、簡単な加工作業によって製作することが
できる。これにより、公知のスピンドルナツトと比べて
スピンドルナツトの製作カ非常に簡単になる。
の栓と同様に、簡単な加工作業によって製作することが
できる。これにより、公知のスピンドルナツトと比べて
スピンドルナツトの製作カ非常に簡単になる。
本発明の他の実施態様では、戻し用インサートがそれぞ
れ合成物質からなり、例えば合成物質射出成形部品とし
て形成されている。
れ合成物質からなり、例えば合成物質射出成形部品とし
て形成されている。
本発明の複数の実施例が図に示しである。以下、この実
施例について詳しく説明する。
施例について詳しく説明する。
第1図はボールねじ装置のスピンドル2とスピンドルナ
ツト4を概略的に示している。スピンドルナツト4はボ
ール−半分溝6を備えている。この溝は公知のごとくス
ピンドル2に形成された図示していない補完的なボール
半分溝によって補足されて支持側のボール溝を形成する
。第1図から判るように、ボール半分溝6は、ボール半
分溝6ひいては支持側のボール溝の入口端部8と出口端
部10の間で完全な1回転よりも幾分短くなっている。
ツト4を概略的に示している。スピンドルナツト4はボ
ール−半分溝6を備えている。この溝は公知のごとくス
ピンドル2に形成された図示していない補完的なボール
半分溝によって補足されて支持側のボール溝を形成する
。第1図から判るように、ボール半分溝6は、ボール半
分溝6ひいては支持側のボール溝の入口端部8と出口端
部10の間で完全な1回転よりも幾分短くなっている。
支持側のボール溝を通過した後で、玉は出口端部10か
ら戻し溝12を通って入口端部工2へ戻される。この戻
し溝12は戻し用インサート14に形成されている。こ
の戻し用インサートについて次に詳しく説明する。
ら戻し溝12を通って入口端部工2へ戻される。この戻
し溝12は戻し用インサート14に形成されている。こ
の戻し用インサートについて次に詳しく説明する。
第2図から判るように、スピンドルナツト4の内面には
ほぼ棒状の窪みが形成されている。この窪みは戻し用イ
ンサート14を収容するための凹部16としての働きを
する。この窪みはスピンドルナツト軸線に対して平行に
延び、スピンドルナツトの全長にわたって形成されてい
る。窪みはほぼ円の切片状の横断面を有し、従って例え
ばフライス加工または旋盤加工によって簡単に形成する
ことができる。戻し用インサート14は凹部16に対応
する形をしている。すなわち、半径方向外側の面18が
半径R7の円筒面の切片によって形成され、半径方向内
側の面20が半径R2(第3図参照)の円筒面の切片に
よって形成されている。
ほぼ棒状の窪みが形成されている。この窪みは戻し用イ
ンサート14を収容するための凹部16としての働きを
する。この窪みはスピンドルナツト軸線に対して平行に
延び、スピンドルナツトの全長にわたって形成されてい
る。窪みはほぼ円の切片状の横断面を有し、従って例え
ばフライス加工または旋盤加工によって簡単に形成する
ことができる。戻し用インサート14は凹部16に対応
する形をしている。すなわち、半径方向外側の面18が
半径R7の円筒面の切片によって形成され、半径方向内
側の面20が半径R2(第3図参照)の円筒面の切片に
よって形成されている。
戻し溝12は半径方向外側の面18に形成可能であるが
しかし第1図の例では半径方向内側の面20にも形成可
能である。なぜなら、それが支持側のボール溝と交叉し
ないからである。
しかし第1図の例では半径方向内側の面20にも形成可
能である。なぜなら、それが支持側のボール溝と交叉し
ないからである。
第3図乃至第5図は、はぼ第1図に図示した種類の戻し
用インサート24を示している。この場合、半径方向外
側の面28に、互いに平行な4木の戻し溝22が設けら
れている。この戻し溝22はそれぞれ、スピンドルまた
はスピンドルナツト内に互いに平行に形成された四つの
支持側のボール溝の入口端部と出口端部を接続している
。戻し溝22は少なくとも玉直径と同じ深さを有する。
用インサート24を示している。この場合、半径方向外
側の面28に、互いに平行な4木の戻し溝22が設けら
れている。この戻し溝22はそれぞれ、スピンドルまた
はスピンドルナツト内に互いに平行に形成された四つの
支持側のボール溝の入口端部と出口端部を接続している
。戻し溝22は少なくとも玉直径と同じ深さを有する。
スピンドルナツト4の凹部16に戻し用インサート24
を挿入した後、戻し溝22がすべての側で閉鎖されるの
で、玉はこの戻し溝の中で確実に室内される。戻し用イ
ンサート24の端部には、図示していないボルトを収容
するための孔26がそれぞれ一つ設けられている。戻し
用インサート24はこのボルトによってスピンドルスリ
ーブ4内で固定される。半径方向内側の面30には、横
断面がそれぞれ円の切片の形をしたビード31が形成さ
れている。このビードの延長方向は、ビードが保合する
スピンドルのボール半分溝に対応している。このビード
31はスピンドルのボール半分溝を遮断し、かつその端
面の形状を合目的に形成することによって、支持側のボ
ール溝から戻し溝への玉の移動を容易にする。
を挿入した後、戻し溝22がすべての側で閉鎖されるの
で、玉はこの戻し溝の中で確実に室内される。戻し用イ
ンサート24の端部には、図示していないボルトを収容
するための孔26がそれぞれ一つ設けられている。戻し
用インサート24はこのボルトによってスピンドルスリ
ーブ4内で固定される。半径方向内側の面30には、横
断面がそれぞれ円の切片の形をしたビード31が形成さ
れている。このビードの延長方向は、ビードが保合する
スピンドルのボール半分溝に対応している。このビード
31はスピンドルのボール半分溝を遮断し、かつその端
面の形状を合目的に形成することによって、支持側のボ
ール溝から戻し溝への玉の移動を容易にする。
第6図乃至第8図は戻し用インサート34を示している
。この場合、戻し溝32は半径方向内側の面40に形成
されている。戻し溝32は互いに平行に4個設けられ、
かつそれぞれ、平行な支持側の四つのボール溝の出口端
部または入口端部を接続している。孔36は固定ボルト
を収容する働きをする。
。この場合、戻し溝32は半径方向内側の面40に形成
されている。戻し溝32は互いに平行に4個設けられ、
かつそれぞれ、平行な支持側の四つのボール溝の出口端
部または入口端部を接続している。孔36は固定ボルト
を収容する働きをする。
第9図と第10図は、スピンドル52と協働するスピン
ドルナツト44.50の実施例を示している。このスピ
ンドルナツト50またはスピンドル52にはそれぞれボ
ール半分溝54または56が形成されている。このボー
ル半分溝は公知のごとく支持側の複数条のボール溝58
を形成する。
ドルナツト44.50の実施例を示している。このスピ
ンドルナツト50またはスピンドル52にはそれぞれボ
ール半分溝54または56が形成されている。このボー
ル半分溝は公知のごとく支持側の複数条のボール溝58
を形成する。
複数条のボール溝であるので、支持側のボール溝と交叉
しないように戻し案内部を設けなければならない。回転
方向が矢印62の方向の場合、出口端部60のところで
ボール64が戻し用インサート66に収容され、戻し溝
68内を案内される。
しないように戻し案内部を設けなければならない。回転
方向が矢印62の方向の場合、出口端部60のところで
ボール64が戻し用インサート66に収容され、戻し溝
68内を案内される。
この戻し溝はそれぞれ、スピンドルナツト50のボール
半分溝54の間に、しかもこのボール半分溝に対して反
対向きにスピンドルナツト50の内面に形成されている
。支持側のボール溝の入口端部70には、類似の戻し用
インサート72が設けられている。このインサートは戻
し溝68から支持側のボール溝58にボール64を戻す
。
半分溝54の間に、しかもこのボール半分溝に対して反
対向きにスピンドルナツト50の内面に形成されている
。支持側のボール溝の入口端部70には、類似の戻し用
インサート72が設けられている。このインサートは戻
し溝68から支持側のボール溝58にボール64を戻す
。
戻し用インサート66または72はそれぞれ円筒形の栓
として形成されている。この栓の半径方向内側の端面7
4.76はそれぞれスピンドルナラ1−50の内側の円
筒形に対応して形成されている。この内側の端面74.
76にはそれぞれ戻し溝78.80が形成されている。
として形成されている。この栓の半径方向内側の端面7
4.76はそれぞれスピンドルナラ1−50の内側の円
筒形に対応して形成されている。この内側の端面74.
76にはそれぞれ戻し溝78.80が形成されている。
この戻し溝はそれぞれ、支持側のボール溝58と戻し溝
68を接続する。戻し用インサート66.72はそれぞ
れスピンドルナツト50の壁を半径方向に貫通する孔8
2.84内に設けられている。この孔82゜84は同様
に穿孔加工によって非常に節単に形成可能である。戻し
用インサート66.72の製作も技術的には非常に簡単
である。
68を接続する。戻し用インサート66.72はそれぞ
れスピンドルナツト50の壁を半径方向に貫通する孔8
2.84内に設けられている。この孔82゜84は同様
に穿孔加工によって非常に節単に形成可能である。戻し
用インサート66.72の製作も技術的には非常に簡単
である。
戻し用インサート14,24.34並びに66゜72は
特に合成物質によって形成され、例えば合成物質射出成
形部品として製作することができる。
特に合成物質によって形成され、例えば合成物質射出成
形部品として製作することができる。
第12図は、図示していないスピンドルナツトの両端範
囲にそれぞれ一つの戻し用インサート101.102を
設けた構造体を略示している。この戻し用インサートの
横断面形状は第1図乃至第8図の例の場合とほぼ同じで
ある。図示の例の各戻し用インサート101.1.02
は平行に延びる二つの戻し溝部分103,104または
105゜106を備えている。この戻し溝部分はそれぞ
れ一方ではスピンドル/ナツト装置(第13図参照)の
支持側のボール溝107に接続され、他方ではスピンド
ルナット本体108に形成された中央ノ戻LJ4109
. 110に接続されている。従って、戻し用インサー
ト101,102に形成された各々二つの溝部分、例え
ば部分103と105が、ナツト本体108に形成され
た部分109によって互いに接続され、かつ完全な戻し
溝を形成する。
囲にそれぞれ一つの戻し用インサート101.102を
設けた構造体を略示している。この戻し用インサートの
横断面形状は第1図乃至第8図の例の場合とほぼ同じで
ある。図示の例の各戻し用インサート101.1.02
は平行に延びる二つの戻し溝部分103,104または
105゜106を備えている。この戻し溝部分はそれぞ
れ一方ではスピンドル/ナツト装置(第13図参照)の
支持側のボール溝107に接続され、他方ではスピンド
ルナット本体108に形成された中央ノ戻LJ4109
. 110に接続されている。従って、戻し用インサー
ト101,102に形成された各々二つの溝部分、例え
ば部分103と105が、ナツト本体108に形成され
た部分109によって互いに接続され、かつ完全な戻し
溝を形成する。
第1図はスピンドルと戻し用インサートを備えたスピン
ドルナツトの概略斜視図、第2図は第1図のスピンドル
ナツトの横断面図、第3図はほぼ第1図の戻し用インサ
ートの側面図、第4図は第3図の戻し用インサートの正
面図、第5図は第4図のV−V線に沿った断面図、第6
図は戻し用インサートの他の実施例の側面図、第7図は
第6図に示した戻し用インサートの、第8図の■−■線
に沿った断面図、第8図は第6図と第8図に示した戻し
用インサートの正面図、第9図は他の実施例による、ス
ピンドルと戻し用インサートを備えたスピンドルナツト
の横断面図、第10図は第9図のX−X線に沿った、ス
ピンドルナツトの断面図、第11図は第9図のXI−X
I線に沿った横断面図、第12図はスピンドルナツトの
端範囲に設けられた二つの戻し用インサートを備えた他
の実施例を示す図、第13図は第12図のxm−xm線
に沿って戻し用インサートを見た図である。 4・・・スピンドルナツト、 6.58・・・ボール
溝、 12,22.32・・・戻し溝部分、14.2
4.34・・・戻し用インサート、 16・・・凹部
ドルナツトの概略斜視図、第2図は第1図のスピンドル
ナツトの横断面図、第3図はほぼ第1図の戻し用インサ
ートの側面図、第4図は第3図の戻し用インサートの正
面図、第5図は第4図のV−V線に沿った断面図、第6
図は戻し用インサートの他の実施例の側面図、第7図は
第6図に示した戻し用インサートの、第8図の■−■線
に沿った断面図、第8図は第6図と第8図に示した戻し
用インサートの正面図、第9図は他の実施例による、ス
ピンドルと戻し用インサートを備えたスピンドルナツト
の横断面図、第10図は第9図のX−X線に沿った、ス
ピンドルナツトの断面図、第11図は第9図のXI−X
I線に沿った横断面図、第12図はスピンドルナツトの
端範囲に設けられた二つの戻し用インサートを備えた他
の実施例を示す図、第13図は第12図のxm−xm線
に沿って戻し用インサートを見た図である。 4・・・スピンドルナツト、 6.58・・・ボール
溝、 12,22.32・・・戻し溝部分、14.2
4.34・・・戻し用インサート、 16・・・凹部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、スピンドルナットの支持側のボール溝の両端が戻し
溝を介して互いに接続され、戻し溝の少なくとも一部が
戻し用インサートに形成され、戻し用インサートがその
形に対応する、スピンドルナット内面の凹部の中に設け
られている、ボールねじ装置のための内側のボール戻し
機構を備えたスピンドルナットにおいて、凹部(16)
が、スピンドルナット軸線に対して平行でかつスピンド
ルナット(4)の軸方向長さの少なくとも一部にわたっ
てスピンドルナットに形成されたほぼ槽状の窪みとして
形成され、戻し用インサート(14、24、34)が窪
みの形に対応して形成された棒状部材として形成され、
玉の直径に対応する溝深さを有する少なくとも一つの戻
し溝部分(12、22、32)が前記棒状部材の表面に
形成されていることを特徴とするスピンドルナット。 2、凹部(16)がスピンドルナット(4)の軸方向長
さ全体にわたってスピンドルナットに形成され、棒状部
材(14)が凹部(16)の長さと同じ長さを有するこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載のスピンド
ルナット。 3、凹部(16)の横断面が円の一部の形をしているこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1項または第2項記
載のスピンドルナット。 4、戻し溝(22)が戻し用インサート(24)の半径
方向外側の面(28)に形成されていることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか一
つに記載のスピンドルナット。 5、インサートによって覆われたスピンドル(2)のボ
ール溝に係合するビード(31)が、戻し用インサート
(24)の半径方向内側の面(30)に形成され、この
ビードがボール溝に対応して形成されていることを特徴
とする、特許請求の範囲第4項記載のスピンドルナット
。 6、インサート(14)が戻し溝(12)を一つだけ備
えていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項から
第5項までのいずれか一つに記載のスピンドルナット。 7、戻し溝(32)が戻し用インサート(34)の半径
方向内側の面(40)に形成されていることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか一
つに記載のスピンドルナット。 8、インサートが合成物質からなっていることを特徴と
する、特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれか
一つに記載のスピンドルナット。 9、インサートが合成物質射出成形部品として形成され
ていることを特徴とする、特許請求の範囲第8項記載の
スピンドルナット。 10、凹部がそれぞれスピンドルナット(108)の両
端範囲に形成され、各凹部内に戻し用インサート(10
1、102)が設けられ、各戻し用インサート(101
、102)に少なくとも一つの戻し溝部分(103、1
04、105、106)が形成され、この戻し溝部分が
一方では支持側のボール溝(107)の端部に接続され
、他方ではスピンドルナット本体(108)に形成され
た中央の戻し溝部分(109、110)に接続されてい
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項および第3
項から第5項までのいずれか一つに記載のスピンドルナ
ット。 11、スピンドルナットの支持側のボール溝の両端が戻
し溝を介して互いに接続され、戻し溝の少なくとも一部
が戻し用インサートに形成され、戻し用インサートがそ
の形に対応する、スピンドルナット内面の凹部の中に設
けられている、ボールねじ装置のための内側のボール戻
し機構を備えたスピンドルナットにおいて、凹部がスピ
ンドルナット壁を半径方向に貫通する孔として形成され
、インサートが円筒状の栓として形成され、この栓の内
側の端面がスピンドルナットの内側の円筒形状に対応し
て形成され、この端面に戻し溝が形成され、この戻し溝
が支持側の溝に対して反対向きの軌道でもってスピンド
ルナットの別個の戻し溝に接続していることを特徴とす
るスピンドルナット。 12、インサートが合成物質からなっていることを特徴
とする、特許請求の範囲第11項記載のスピンドルナッ
ト。 13、インサートが合成物質射出成形部品として形成さ
れていることを特徴とする、特許請求の範囲第12項記
載のスピンドルナット。 14、凹部がそれぞれスピンドルナット(108)の両
端範囲に形成され、各凹部内に戻し用インサート(10
1、102)が設けられ、各戻し用インサート(101
、102)に少なくとも一つの戻し溝部分(103、1
04、105、106)が形成され、この戻し溝部分が
一方では支持側のボール溝(107)の端部に接続され
、他方ではスピンドルナット本体(108)に形成され
た中央の戻し溝部分(109、110)に接続されてい
ることを特徴とする、特許請求の範囲第12項または第
13項記載のスピンドルナット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3628802.0 | 1986-08-25 | ||
DE19863628802 DE3628802A1 (de) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | Kugelrueckfuehrung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6357956A true JPS6357956A (ja) | 1988-03-12 |
Family
ID=6308120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20429787A Pending JPS6357956A (ja) | 1986-08-25 | 1987-08-19 | ボ−ル戻し機構 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0257249A1 (ja) |
JP (1) | JPS6357956A (ja) |
DE (1) | DE3628802A1 (ja) |
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- 1987-08-19 JP JP20429787A patent/JPS6357956A/ja active Pending
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3628802A1 (de) | 1988-03-03 |
EP0257249A1 (de) | 1988-03-02 |
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