JPS6357718A - Co↓2レ−ザ光吸収材 - Google Patents
Co↓2レ−ザ光吸収材Info
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- JPS6357718A JPS6357718A JP19914186A JP19914186A JPS6357718A JP S6357718 A JPS6357718 A JP S6357718A JP 19914186 A JP19914186 A JP 19914186A JP 19914186 A JP19914186 A JP 19914186A JP S6357718 A JPS6357718 A JP S6357718A
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- laser light
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- Pending
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Landscapes
- Diaphragms For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はレーザによる焼入れに使用されろCO2レーザ
光吸収材の改良に関するものである。
光吸収材の改良に関するものである。
CO□レーザ光による焼入れ処理は、次のようなメカニ
ズムにより行われる。即ち被処理物表面に照射されたレ
ーザビームのエネルギーは、被処理物の表面で吸収され
、表面温度を急上昇せしめる。ついでその熱エネルギー
は被処理物の内部に伝導されるので、被処理物の表面は
急速に冷却されるが、この現家は、自己冷却作用と称せ
られている。このように被処理物の表面は急熱急冷され
るので、そのごく表面のみが焼入れされるのである。
ズムにより行われる。即ち被処理物表面に照射されたレ
ーザビームのエネルギーは、被処理物の表面で吸収され
、表面温度を急上昇せしめる。ついでその熱エネルギー
は被処理物の内部に伝導されるので、被処理物の表面は
急速に冷却されるが、この現家は、自己冷却作用と称せ
られている。このように被処理物の表面は急熱急冷され
るので、そのごく表面のみが焼入れされるのである。
CO2レーザ光は、金属表面におけろ反射率が高いため
、焼入処理を行う場合には、被処理物の表面にCO2レ
ーザ光吸収材を塗布し、レーザエネルギーの吸収率を高
める処理を施す。CO2レーザ光による焼入においては
、CO2レーザ光吸収材が焼入特性を支配すると言って
も過言ではない。
、焼入処理を行う場合には、被処理物の表面にCO2レ
ーザ光吸収材を塗布し、レーザエネルギーの吸収率を高
める処理を施す。CO2レーザ光による焼入においては
、CO2レーザ光吸収材が焼入特性を支配すると言って
も過言ではない。
このCO2レーザ光吸収材としては、従来りん酸塩やグ
ラファイトが使用されているが、コストの点からみて後
者の使用例が多い。C02レーザ光による熱処理は、比
較的新しい技術であるため、CO□L・−ザ専用の吸収
材として市販されているものは1〜2例に過ぎない。
ラファイトが使用されているが、コストの点からみて後
者の使用例が多い。C02レーザ光による熱処理は、比
較的新しい技術であるため、CO□L・−ザ専用の吸収
材として市販されているものは1〜2例に過ぎない。
従ってCO2レーザ光による熱処理に当っては、塗装用
あるいはマーキング用として市販されているグラファイ
トを含有するスプレーを吸収材に転用するか、あるいは
市販のグラファイト粉末と水又はアルコールとの混合液
を吸収材として使用する他はない。
あるいはマーキング用として市販されているグラファイ
トを含有するスプレーを吸収材に転用するか、あるいは
市販のグラファイト粉末と水又はアルコールとの混合液
を吸収材として使用する他はない。
ところで吸収材には下記の特性が要求されている。
■ CO2レーザ光の吸収率ワ (CO2レーザビーム
の照射エネルギーE、と、基材に吸収されるエネルギー
E、との比、η=E、/E、)が大きいこと。
の照射エネルギーE、と、基材に吸収されるエネルギー
E、との比、η=E、/E、)が大きいこと。
■ 塗装性即ち塗装膜の均一性、塗布後の乾燥性のよい
こと。
こと。
■ CO2レーザ光照射前及び照射後の密着性のよいこ
と。
と。
■ C02レーザ光照射後の除去性のよいこと。
」−記条件に対し1、グラフアイ1−と水又はアルコー
ルとの混合液は、吸収率が極めて高く、低レーザ出力化
及び高速化が図れるという長所を有しているが、反ml
密着性が悪いためCO2レーザ光の照射により塗膜が一
部剥離し、焼入深さが不均一になるという欠点がある。
ルとの混合液は、吸収率が極めて高く、低レーザ出力化
及び高速化が図れるという長所を有しているが、反ml
密着性が悪いためCO2レーザ光の照射により塗膜が一
部剥離し、焼入深さが不均一になるという欠点がある。
又市販の吸収剤は、う・ツカ−の含有率が高いため、C
O2レーザ光照射時に、ラッカーの加熱にエネルギーが
費やされ、吸収率が低下する。さらに密着性は極めて良
好で、C02レーザ光照射時にも剥離は認められないが
、焼入処理後の塗膜除去がrI!難であるという欠点を
有している。
O2レーザ光照射時に、ラッカーの加熱にエネルギーが
費やされ、吸収率が低下する。さらに密着性は極めて良
好で、C02レーザ光照射時にも剥離は認められないが
、焼入処理後の塗膜除去がrI!難であるという欠点を
有している。
本発明は現在使用されているC02レーザ光吸収材の上
記問題点を解消するためになさねたもので、上記条件を
満足するCO2レーザ光吸収材を提供17ようとするも
のである。
記問題点を解消するためになさねたもので、上記条件を
満足するCO2レーザ光吸収材を提供17ようとするも
のである。
上記目的を達成するため、本発明に係るCO□1ノ−ザ
光吸収材は、グラフアイ1−含有率を40〜70%、水
含有率30〜60%、バインダ(グラファイト結合材)
含有率2.5%以下、分散剤含有率1%以下から構成さ
れろ。
光吸収材は、グラフアイ1−含有率を40〜70%、水
含有率30〜60%、バインダ(グラファイト結合材)
含有率2.5%以下、分散剤含有率1%以下から構成さ
れろ。
吸収率を高くするには、グラファイト含育率を上げる必
要があるが、あまり高いと密着性を損なうので40〜7
0%とする。塗装性については従来の吸収4イで特に問
題(3tない。密着性についてはCO2レーザ光の照射
によって塗膜が剥離しない程度にバインダ(グラフアイ
1−結合材)を含有させる必要があり、同時に焼入れ処
理後の塗膜の除去性については可能な限りバインダー含
有量を下げろ必要のあるところから、バインダー含有量
は2.5%以下とした。さらにグラファイト粉末の7疑
集を防止するため、分散剤を1%以下添加した。
要があるが、あまり高いと密着性を損なうので40〜7
0%とする。塗装性については従来の吸収4イで特に問
題(3tない。密着性についてはCO2レーザ光の照射
によって塗膜が剥離しない程度にバインダ(グラフアイ
1−結合材)を含有させる必要があり、同時に焼入れ処
理後の塗膜の除去性については可能な限りバインダー含
有量を下げろ必要のあるところから、バインダー含有量
は2.5%以下とした。さらにグラファイト粉末の7疑
集を防止するため、分散剤を1%以下添加した。
■ 2kwの出力を有するC02レーザを使用し、し、
−ザビームの直径を10++++++、焼入れ速度40
co+/ minの条件の下に、ねずみ鋳fiFc25
に対して、吸収材中のグラファイト含有率を変化させて
行った焼入れ実馳の結果を、第1表に示す。大実験で用
いたバインダは水ガラス〔硅酸カリウム(K2O) 、
S i 02〕で、分散剤は高分子分散剤である。吸収
剤の膜厚はいずれの場合も20 It mである。
−ザビームの直径を10++++++、焼入れ速度40
co+/ minの条件の下に、ねずみ鋳fiFc25
に対して、吸収材中のグラファイト含有率を変化させて
行った焼入れ実馳の結果を、第1表に示す。大実験で用
いたバインダは水ガラス〔硅酸カリウム(K2O) 、
S i 02〕で、分散剤は高分子分散剤である。吸収
剤の膜厚はいずれの場合も20 It mである。
第1表
バインダ(グラファイト結合材)含有率1.5%、分散
材含有率O05% 第】表の結果より、グラファイト含有率が40%未満(
水含有率58%以上)では、塗装性、密着性が不良とな
り、焼入れ部も不均一どなる。
材含有率O05% 第】表の結果より、グラファイト含有率が40%未満(
水含有率58%以上)では、塗装性、密着性が不良とな
り、焼入れ部も不均一どなる。
一方、グラファイト含有率が80%以上(水含有率18
%以下)では、粘性が高くなり、塗装性が著しく劣る。
%以下)では、粘性が高くなり、塗装性が著しく劣る。
グラファイト含有材は、40〜70%が最適である。
■ バインダ(グラファイト結合材)含有率に及ぼす焼
入れ特性を調査した。本実験で用いたバインダは水ガラ
ス(ケイ酸カリウム(K、O)、5i02)である。レ
ーザビーム照射条件及び基材は実施例1と同じである。
入れ特性を調査した。本実験で用いたバインダは水ガラ
ス(ケイ酸カリウム(K、O)、5i02)である。レ
ーザビーム照射条件及び基材は実施例1と同じである。
第2表に実験結果を示す。
第2表
分散材含有率 0.5%
バイング含有率が2.5%以下の範囲で、密着性、除去
性、吸収性が良好となる。一方、パイング含有率が2.
5%息下の範囲では、とくに除去性及び吸収性が著しく
劣る。バインダとして水ガラス以外の高分子系のものも
用いたが、同様の結果が得られた。
性、吸収性が良好となる。一方、パイング含有率が2.
5%息下の範囲では、とくに除去性及び吸収性が著しく
劣る。バインダとして水ガラス以外の高分子系のものも
用いたが、同様の結果が得られた。
本発明は、CO□レーザ光吸収材を、グラファイト含有
率40〜70%、水含有率30〜60%、バインダ(グ
ラファイト結合材)含有率2.5%息下、分散剤含有率
1%以下に構成したので、この吸収材は吸収率が高く、
均一に塗装可能で、CO□レーザ照射時に剥離しない程
度の密着性を有し、かつ焼入れ処理後に塗膜が容易に除
去できるという優れた性能を有することとなった。
率40〜70%、水含有率30〜60%、バインダ(グ
ラファイト結合材)含有率2.5%息下、分散剤含有率
1%以下に構成したので、この吸収材は吸収率が高く、
均一に塗装可能で、CO□レーザ照射時に剥離しない程
度の密着性を有し、かつ焼入れ処理後に塗膜が容易に除
去できるという優れた性能を有することとなった。
Claims (1)
- グラファイト含有率40〜70%、水含有率30〜60
%、バインダ(グラファイト結合材)含有率2.5%以
下、分散剤含有率1%以下から構成されるCO_2レー
ザ光吸収材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19914186A JPS6357718A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | Co↓2レ−ザ光吸収材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19914186A JPS6357718A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | Co↓2レ−ザ光吸収材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6357718A true JPS6357718A (ja) | 1988-03-12 |
Family
ID=16402827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19914186A Pending JPS6357718A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | Co↓2レ−ザ光吸収材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6357718A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101967540A (zh) * | 2010-11-17 | 2011-02-09 | 天津大族烨峤激光技术有限公司 | 激光淬火用吸光涂料及其制备方法 |
CN104212957A (zh) * | 2014-09-11 | 2014-12-17 | 辽宁工程技术大学 | 一种金属材料激光表面淬火吸收涂料及其制备和使用方法 |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP19914186A patent/JPS6357718A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101967540A (zh) * | 2010-11-17 | 2011-02-09 | 天津大族烨峤激光技术有限公司 | 激光淬火用吸光涂料及其制备方法 |
CN104212957A (zh) * | 2014-09-11 | 2014-12-17 | 辽宁工程技术大学 | 一种金属材料激光表面淬火吸收涂料及其制备和使用方法 |
CN104212957B (zh) * | 2014-09-11 | 2016-04-20 | 辽宁工程技术大学 | 一种金属材料激光表面淬火吸收涂料及其制备和使用方法 |
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