JPS635762A - スチ−ム発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、スチーム式の美顔器や吸入器等に用いられる
スチーム発生装置に関するものである。

（背景技術） 水を沸騰させてスチームを発生させるスチーム発生装置
においては、その給水成分がＨ，Ｏ以外の不純物を極力
台まない水（純水と呼ばれている）を使用することが必
要である。これは、例え：ボ、Ｈ２０以外にシリカ、カ
ルシウム、マグネシウム等の物質が成分として含まれた
水道水をそのまま使用すると、Ｈ，Ｏの蒸発とともにＩ
［ｚ　○以外の成分がスチーム発生装置の熱源であるヒ
ータの表面に付着し、長期使用においてヒータの熱伝導
効率を著しく低下せしめ、性能面ではスチーム発生量の
低下、安全面では、ヒータ面の異常温度上昇が生じると
いう問題点があった。この問題点を解消するために、−
般にスチーム式の美顔器や吸入器に用いられるスチーム
発生装置には、イオン交換樹脂を封入した簡易純水器を
通した純水を使用することを指定している。しかしなが
ら、この簡易純水器は、スチーム式の美顔器や吸入器と
は別装置となっているため、簡易純水器を別に必要とし
、簡易純水器を使用しないでスチームを発生させること
があった。又、イオン交換樹脂は一定量の水を通すと寿
命となり交換あるいは再生が必要となるにもかかわらず
、その交換時期の目安がわかりにくいことから水道水と
同成分のままの水が供給され、前述の性能低下及び不具
合が生じるという問題点があった。

（発明の目的） 本発明は、上記従来の問題点を解消するために為された
ものであり、その目的とするところは、使用者が水道水
を水タンクに入れるだけでイオン交換樹脂を通して純水
となった水が給水されるスチーム発生Ｗｉを提供するこ
とにある。

（発明の開示） 以下、本発明の第１実施例について、美顔器を実施例と
した第１図乃至第４図を参照して説明する。ハウジング
１は、合成樹脂材でできており、水をためる水タンク２
が上面凹所３に着脱自在に設置され′ている。水タンク
２は、ばね４にて常時閉じる方向に付勢されている排気
弁５が組み込まれたキャンプ６を備えたものであって、
ハウジング１上面に凹状に形成されるとともに防塵フィ
ルター７を取り付けた補給口８を介してスチーム発生室
９に水を供給する。防塵フィルター７は、離間した複数
個の防塵フィルター片７ａで構成された空間部に水道水
を純水に精製するイオン交換樹脂１０を封入するととも
に蓋７ｂが設けられており、シール用のＯリング１１を
介して補給口にねじ止めされている。イオン交換樹脂Ｉ
Ｏは、陽イオン（金属イオン）を吸着する陽イオン交換
樹脂（カチオン）と、陰イオン（ナトリウム、重炭酸イ
オン）を吸着する陰イオン交換樹脂（アニオン）とを配
合したもので、イオン交換樹脂１０を使用して行なう純
水精製とは上水道中に含まれる不純物との間にイオン交
換を行って水を軟化−洗浄するものであり、純水精製プ
ロセスを示すと次のようにな補給口８は、底面に水タン
ク２の排水弁５をばねの付勢に抗して押し開き水タンク
２内の水を補給口８に導くビン１２が形成されるととも
に、リードスイッチ部とフロート部とよりなる水位セン
サーＳが設けられており、更に、その底面が電磁弁１３
と給水管１４とを通じて、スチーム発生室９の給水口１
５に連結されている。スチーム発生室９は、ハウジング
１内にその底板から脚１６を介して浮がされた状態で設
置されているものであって、内部は邪魔板１７により、
第４図に示す通路部１８ａ、１８ｂにおいてのみ連通す
る２室に仕切られており、他室に水位センサーＳ２が設
置されている。この水位センサーＳ２は、スチーム発生
室９の天板がら垂下されたリードスイッチ部及びリード
スイッチ部に外挿されたフロート部（リードスイッチ駆
動用の永久磁石を具備している）よりなるフロートスイ
ッチ方式で、スチーム発生室９への露出部は電気絶縁さ
れた状態で取り付けられている。この水位センサーＳｔ
は、初期の満水位り、ｌを検知し、ヒータ１９及び高圧
放電ユニット２０に通電し、以降は下限水位ＬＬの検知
により、電磁弁１３の動作を行わせるものである。満水
位りやになった時点でのスチーム発生室９内の水位量は
、ヒータ１９による加熱を開始してからすぐスチームが
発生する量に設定されている。ハウジング１は、合成樹
脂材でできており、スチームを噴射するノズル２１を先
端に形成するとともにスチーム発生室９と連通したアー
ム２２が上下に首振り自在に取付られている。

（動作） 次に、本実施例の動作について説明すると、補給口８に
おける水位は、水タンク２が空になるまで、下方に向い
たキャンプ６の下面のレベルＬ１に保たれる。又、水位
センサーＳ、は、補給口８における水位がＬｌである時
に導通状態となっており、補給口８の水位が低下してレ
ベルト０以下になると遮断されてしまうものであって、
水切れセンサーとして機能している。更に、１を磁弁１
３は、ばね付勢により常時閉じており、１ｆｆｌ電され
ることで開いてスチーム発生室９への水の供給を行なう
、そして、この美顔器にあっては、ハウジング１の前面
に配設されているＭＢスイッチＳＷを入れて、タイマー
のタイマーアンプ時間を表示部ＴＤに表示されている初
期設定の０分から、この数値を増加させる押釦ＦＷＤと
減少させる押釦ＲＥＶとを用いて適宜時間に設定し、又
、水を入れた水タンク２をセットして、この後、動作表
示ランプＬａを点燈させることとなるスタート／ストッ
プスイッチＳＷｓを閉じる。この時、水位センサーＳｔ
が検知する水位ＬＬ＋までスチーム発生室９内の水位が
達しておらなければ、電磁弁１３は開状態を保ち、水タ
ンク２からの水を補給口８、防塵フィルター７、イオン
交換樹脂１０を経て純水に交換してスチーム発生室９に
送り込む。そして、スチーム発生室９内の水位がり。に
達すると、水位センサーＳ２の出力によりヒータ１９、
高圧放電ユニット２０に通電され、スチームの発生とス
チームのイオン化が開始されるとともに、電磁弁１３は
開状態となる。以後、タイマーのタイマーアップもしく
は水切れまで、あるいは、スタート／ストップスイッチ
Ｓ　Ｗ　ｓを再度押すまで、スチーム発生室９内の水位
の増減に応じてｔ磁弁１３は水位センサーＳ２のＬＬ水
位検知により開閉が繰り返されるものであり、スチーム
発生室９内の水位は略−定のレベルに保たれたまま、ス
チーム発生が行なわれる。そして、ノズル２１へと向か
うスチームは放電電極２０ａ　、　２Ｏａ間における放
電により肌によく、化粧のりをよくするイオン化された
ものとされた後、ノズル２１から噴射されるものである
。

次に、本発明の第２実施例について、第５図及び第６図
を参照して説明する。この実施例は、防塵フィルター７
に水タンク２の排水弁５を押し開くピン２４が形成され
ている。このようにすると、イオン交換樹脂１０を封入
した防塵フィルター７を取り付けないと、水クンク２の
水を補給口８に４けないこととなり、水タンク２内の水
道水は必ず防塵フィルター７に封入されたイオン交換樹
脂１０によって純水に変えられて給水口１５に入ること
となる。

次に、本発明の第３実施例について、第７図及び第８図
を参照して説明する。この実施例は、補給口８に水の電
気伝導度を測定する対となった電極２５を備えるととも
に、防塵フィルター７に封入されたイオン交換樹脂１０
の交換能力を表示する表示計２６が設けられている。こ
のようにすると、補給口８を通過する純水の電気伝導度
を測定し、その値を表示計２６にて表示し、使用者に全
使用している純水の程度を堤示し、イオン交換樹脂ｌＯ
の寿命交換管理を容易にすることができ、水道水と同成
分のままの水が給水されるのを防止することができる。

次に、本発明の第４実施例について、第９図を参照して
説明する。この実施例は、補給口８に水の電気伝導度を
測定する対となった１ｔｉ２５を備えるとともに、電極
２５により検出した微小電流値を電圧変換、比較回路２
７にである一定電圧（例えば、電気伝導度レベルで１０
μｖ　／　ｃ＝１　）を越えた場合、電磁弁駆υＪ回路
２８に対して信号を出力し、電磁弁１１を閉じ、給水を
停止させるようになっている、このようにすると、純水
でない状態での使用を防止することができる。尚、この
実施例における復元手順は、水のＩηれ表示用のＬＥＤ
２９を使用者が確認した後、フィルター７を外すととも
に蓋７ｂを外してイオン交換樹脂１０を新しいものと交
換し、その後、スイッチＳを入りにして電磁弁駆動回路
２８をリセットし、電磁弁１１を復帰させるのである。

（発明の効果） このように、本発明に係るスチーム発生装置は、スチー
ム発生室とそのスチーム発生室へ給水される水をためる
水タンクとを補給口を介して連結し、その補給口に取り
付けた防塵フィルター内に水道水を純水に精製するイオ
ン交換樹脂を設けたことを特徴とするものであるから、
使用者は簡易純水器を取り付けることなく水タンクに水
道水を補給するだけで純水を得ることができ、長期使用
においてスチーム発生量の低下がないとともに、ヒータ
の異常温度上昇がないという効果があり、更に、・防塵
フィルターの防塵効果をイオン交換樹脂にもおよぼすこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスチーム発生装置を設けた美顔器の断
面図、第２回は同上の補給口と防塵フィルターの断面図
、第３図は同上の美顔器の外観斜視図、第４図は同上の
スチーム発生装置におけるスチーム発生室の断面図、第
５図及び第６図は本発明の第２実施例図、第７図及び第
８図は本発明の第３実施例図、第９図は本発明の第３実
施例図である。 ２・・水タンク、７・・防塵フィルター、８・・補給口
、９・・スチーム発生室、１０・・イオン交換樹脂。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）スチーム発生室とそのスチーム発生室へ給水される
   水をためる水タンクとを補給口を介して連結し、その補
   給口に取り付けた防塵フィルター内に水道水を純水に精
   製するイオン交換樹脂を設けたことを特徴とするスチー
   ム発生装置。 ２）防塵フィルターは離間した複数個の防塵フィルター
   片で形成される空間部を備え、この空間部にイオン交換
   樹脂を封入したことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のスチーム発生装置。 ３）水タンクは排水弁を備えており、防塵フィルターで
   その排水弁を開閉したことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項、又は、第２項記載のスチーム発生装置。 ４）補給口は水の電気伝導度を測定する対となった電極
   を備え、イオン交換樹脂の交換能力を表示する表示計を
   設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項、又は、
   第２項、又は、第３項記載のスチーム発生装置。 ５）補給口はイオン交換樹脂の交換能力が寿命となった
   場合に閉じる電磁弁を備えたことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項、又は、第２項、又は、第３項、又は、第
   ４項記載のスチーム発生装置。