JPS6357280B2 - - Google Patents
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- JPS6357280B2 JPS6357280B2 JP58089513A JP8951383A JPS6357280B2 JP S6357280 B2 JPS6357280 B2 JP S6357280B2 JP 58089513 A JP58089513 A JP 58089513A JP 8951383 A JP8951383 A JP 8951383A JP S6357280 B2 JPS6357280 B2 JP S6357280B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B15/00—Self-propelled projectiles or missiles, e.g. rockets; Guided missiles
- F42B15/36—Means for interconnecting rocket-motor and body section; Multi-stage connectors; Disconnecting means
- F42B15/38—Ring-shaped explosive elements for the separation of rocket parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/64—Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
- B64G1/641—Interstage or payload connectors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64G—COSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
- B64G1/00—Cosmonautic vehicles
- B64G1/22—Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
- B64G1/64—Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
- B64G1/645—Separators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B15/00—Self-propelled projectiles or missiles, e.g. rockets; Guided missiles
- F42B15/36—Means for interconnecting rocket-motor and body section; Multi-stage connectors; Disconnecting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Paper (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
本発明は、互いに対向するノーズセグメントを
合わせて1つのノーズフエアリングを構成する分
割型ノーズフエアリングに関するものである。
合わせて1つのノーズフエアリングを構成する分
割型ノーズフエアリングに関するものである。
この種のノーズフエアリングとしては、特開昭
56−2298号公報に開示されたものがあるが、これ
によればノーズフエアリングは、ノーズセグメン
トの分割面において、相手方に向けて傾斜面を有
する突出体を取付け、その突出体の傾斜面と係合
する傾斜面を有する結合体で上記2つの突出体を
挟持し結合するようにしたブロツク構造体を、複
数個形成すると共に、上記各結合体を連結部材で
連結して、ノーズフエアリングを分離する時に
は、上記の結合体と突出体との傾斜面の結合を解
除する方向に、連結部材をスライドするようにな
つている。
56−2298号公報に開示されたものがあるが、これ
によればノーズフエアリングは、ノーズセグメン
トの分割面において、相手方に向けて傾斜面を有
する突出体を取付け、その突出体の傾斜面と係合
する傾斜面を有する結合体で上記2つの突出体を
挟持し結合するようにしたブロツク構造体を、複
数個形成すると共に、上記各結合体を連結部材で
連結して、ノーズフエアリングを分離する時に
は、上記の結合体と突出体との傾斜面の結合を解
除する方向に、連結部材をスライドするようにな
つている。
ところが、このような結合・分離方式は、次の
ような問題点がある。 (1) 大型ノーズフエアリングになると必然的に結
合する突出体と結合体との取付個数が多くなり
従つて、全ての突出体を各結合体にガタ付きが
ないように結合するには(これは、連結部材を
引くことで突出体と結合体との傾斜面の結合を
同時的に機能解除させる必要があるためであ
る)、格ノーズセグメントに固定されている突
出体とスライドする結合体の取付け間隔を厳密
に合わせなければならず、このため、その調整
作業に多くの時間を要する。 (2) 分離した後、開頭するための力を得るには、
圧縮ばね、あるいは火薬によるスラストなどが
必要となり、これらとフエアリング内に装備さ
れる衛星との干渉を考慮しなければならないの
で、その設備状況に大きな制約が加わる。 (3) 突出体および結合体は、構造的に配慮する
と、鋼材料などが使用されることになるので、
軽量化ができない。 本発明は、上記事情にもとづいてなされたもの
で、ノーズセグメントの結合構造を特殊なヒンジ
構造とすることにより、製作を容易ならしめると
共に、軽量化を可能ならしめ、かつ、上記構造部
分を利用して分離機能を達成できるようにし、特
別に複雑な、そしてフエアリング分割の際の内部
の衛星などへの干渉を避けられるようにした分割
型ノーズフエアリングを提供しようとするもので
ある。
ような問題点がある。 (1) 大型ノーズフエアリングになると必然的に結
合する突出体と結合体との取付個数が多くなり
従つて、全ての突出体を各結合体にガタ付きが
ないように結合するには(これは、連結部材を
引くことで突出体と結合体との傾斜面の結合を
同時的に機能解除させる必要があるためであ
る)、格ノーズセグメントに固定されている突
出体とスライドする結合体の取付け間隔を厳密
に合わせなければならず、このため、その調整
作業に多くの時間を要する。 (2) 分離した後、開頭するための力を得るには、
圧縮ばね、あるいは火薬によるスラストなどが
必要となり、これらとフエアリング内に装備さ
れる衛星との干渉を考慮しなければならないの
で、その設備状況に大きな制約が加わる。 (3) 突出体および結合体は、構造的に配慮する
と、鋼材料などが使用されることになるので、
軽量化ができない。 本発明は、上記事情にもとづいてなされたもの
で、ノーズセグメントの結合構造を特殊なヒンジ
構造とすることにより、製作を容易ならしめると
共に、軽量化を可能ならしめ、かつ、上記構造部
分を利用して分離機能を達成できるようにし、特
別に複雑な、そしてフエアリング分割の際の内部
の衛星などへの干渉を避けられるようにした分割
型ノーズフエアリングを提供しようとするもので
ある。
この目的を達成するため、本発明は、次のよう
な構成を有している。 互いに対向するノーズセグメントをつき合わせ
て1つのノーズフエアリングを構成するものにお
いて、対向するノーズセグメントの接合側端部
に、それぞれ接合端面を有する中空状の第1のヒ
ンジブロツク、第2のヒンジブロツクを固着する
と共に、第1、2のヒンジブロツクには、それぞ
れ複数の第1のヒンジローブ、それより長さ、幅
が小さい第2のヒンジローブを間隔をおき突設し
てこれらを第1、2のヒンジブロツク内にて噛合
させると共にこれらヒンジローブには、噛合時第
1のヒンジローブの基部において一線上に位置す
る同一径のヒンジ孔を設け、かつ第2のヒンジロ
ーブには、そのヒンジ孔を開口するスリツトを第
1のヒンジローブ側に設け、またこれら第1、2
のヒンジローブのヒンジ孔と嵌合する複数の大径
部と、第2のヒンジローブの小さい幅と対応する
長さを有し、しかも、上記スリツトを通り得る複
数の小径部とを交互に設けたヒンジピンを備え、
第1、2ヒンジローブを噛合せてこれらのヒンジ
孔に挿入される上記ヒンジピンを、その小径部が
第1のヒンジローブのヒンジ孔内に位置するよう
に移動させる手段を備え、また上記各ヒンジ孔に
ヒンジピンの挿入時第1のヒンジローブの先端と
第2のヒンジブロツクの隔壁との間に形成される
〓間に爆発嚢を配設保持し、該爆発嚢の着火で第
1、2のヒンジローブひいては対向するノーズセ
グメントを押圧分離するように構成したことを特
徴とするものである。
な構成を有している。 互いに対向するノーズセグメントをつき合わせ
て1つのノーズフエアリングを構成するものにお
いて、対向するノーズセグメントの接合側端部
に、それぞれ接合端面を有する中空状の第1のヒ
ンジブロツク、第2のヒンジブロツクを固着する
と共に、第1、2のヒンジブロツクには、それぞ
れ複数の第1のヒンジローブ、それより長さ、幅
が小さい第2のヒンジローブを間隔をおき突設し
てこれらを第1、2のヒンジブロツク内にて噛合
させると共にこれらヒンジローブには、噛合時第
1のヒンジローブの基部において一線上に位置す
る同一径のヒンジ孔を設け、かつ第2のヒンジロ
ーブには、そのヒンジ孔を開口するスリツトを第
1のヒンジローブ側に設け、またこれら第1、2
のヒンジローブのヒンジ孔と嵌合する複数の大径
部と、第2のヒンジローブの小さい幅と対応する
長さを有し、しかも、上記スリツトを通り得る複
数の小径部とを交互に設けたヒンジピンを備え、
第1、2ヒンジローブを噛合せてこれらのヒンジ
孔に挿入される上記ヒンジピンを、その小径部が
第1のヒンジローブのヒンジ孔内に位置するよう
に移動させる手段を備え、また上記各ヒンジ孔に
ヒンジピンの挿入時第1のヒンジローブの先端と
第2のヒンジブロツクの隔壁との間に形成される
〓間に爆発嚢を配設保持し、該爆発嚢の着火で第
1、2のヒンジローブひいては対向するノーズセ
グメントを押圧分離するように構成したことを特
徴とするものである。
本発明は、上記の構成を有するから、対向する
ノーズセグメントの接合によるノーズフエアリン
グの構成は、次のようにして行われる。すなわ
ち、第1の各ヒンジローブのヒンジ孔にヒンジピ
ンの、大径部を挿入して小径部に、第2の各ヒン
ジローブを対向するよう接近させて第1、2のヒ
ンジローブを噛合させながら小径部をスリツトを
介して第2の各ヒンジローブのヒンジ孔に挿入す
る。そして第1、2の各ヒンジローブのヒンジ孔
が一線上に位置した段階でヒンジピンを、移動手
段により軸方向に移動し、その大径部がこれらヒ
ンジローブのヒンジ孔に跨るよう換言すればヒン
ジピンの小径部を第1のヒンジローブ内に位置さ
せる。 また、上記のようにして接合されたノーズセグ
メントの分離は、次のようにして行われる。すな
わち、チユーブ状の爆発嚢を爆発力で膨脹させ
て、ヒンジピンを、第2のヒンジローブのヒンジ
孔よりスリツトを介し脱出させ、これにより噛合
つている第1、2のヒンジローブひいては対向す
るノーズセグメントを分離する。
ノーズセグメントの接合によるノーズフエアリン
グの構成は、次のようにして行われる。すなわ
ち、第1の各ヒンジローブのヒンジ孔にヒンジピ
ンの、大径部を挿入して小径部に、第2の各ヒン
ジローブを対向するよう接近させて第1、2のヒ
ンジローブを噛合させながら小径部をスリツトを
介して第2の各ヒンジローブのヒンジ孔に挿入す
る。そして第1、2の各ヒンジローブのヒンジ孔
が一線上に位置した段階でヒンジピンを、移動手
段により軸方向に移動し、その大径部がこれらヒ
ンジローブのヒンジ孔に跨るよう換言すればヒン
ジピンの小径部を第1のヒンジローブ内に位置さ
せる。 また、上記のようにして接合されたノーズセグ
メントの分離は、次のようにして行われる。すな
わち、チユーブ状の爆発嚢を爆発力で膨脹させ
て、ヒンジピンを、第2のヒンジローブのヒンジ
孔よりスリツトを介し脱出させ、これにより噛合
つている第1、2のヒンジローブひいては対向す
るノーズセグメントを分離する。
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第7図
を参照して具体的に説明する。 第1図において、符号1は先端に衛星を取付け
た前段ロケツトであり、この先端には本発明に係
るノーズフエアリング3が、接合部2の上に設置
されている。上記ノーズフエアリング3は、ノー
ズセグメント4および5よりなり、接合状態では
弾頭型になつており、分割される時には第2図に
みられるように接合部2の上で、接合縁7,8を
左右に離反するようになる。 第3図、第4図には、上記ノーズセグメント
4,5を接合する手段が示されている。すなわ
ち、ノーズセグメント4,5の対向する接合側端
部に、該端部を、それぞれ断面が前、後壁9a,
9b,10a,10b、隔壁9c,10cより成
るほぼ横倒れH字状の第1のヒンジブロツク9、
第2のヒンジブロツク10の一方側の開口部9
d,10d内に上記隔壁9c,10cに当接する
よう挿入して、ヒンジブロツク9,10を接続す
る。 そして、断面がほぼ横倒れH状の第1のヒンジ
ブロツク9の接合端に段部を設けて、ノーズセグ
メント4の接合縁7を形成する接合端面9e,9
eからこれに沿い間隔をおいて突出する中空20
aの第1のヒンジローブ20を複数間隔をおいて
突設すると共に、その基部には、中心が接合端面
9e上にほぼ位置するヒンジ孔11を有するボス
20bを設け、かつ接合端面9e,9eにはシー
ルゴムパツキング22を装着する。 一方、断面がほぼ横倒れH状の第2のヒンジブ
ロツク10には、ノーズセグメント5の接合縁8
を形成する接合端面23からこれに沿い第1のヒ
ンジブロツク9の第1のヒンジローブ20と噛合
い、しかも、それより長さ、幅が小さい第2のヒ
ンジローブ21を複数突設すると共に、各ヒンジ
ローブ21には、中心が接合端面23上にほぼ位
置しかつ第1のヒンジローブ20のヒンジ孔11
と同一径で、しかも、第1のヒンジローブ20側
に設けたスリツト13を介して開口するヒンジ孔
12を設け、また第2のヒンジブロツク10の、
ヒンジローブ21の背後の連通する空所21aに
は、隔壁10cに当接してチユーブ状の長い爆発
嚢14が配設される。 そしてこの爆発嚢14は、伸縮性の合成樹脂チ
ユーブ14a内に、火薬14bと点火線14cと
を充填装着して形成されている。 ところで、第1のヒンジローブ20と第2のヒ
ンジローブ21とを第1、第2のヒンジブロツク
9,10内の空所で噛合せ接続して接合端面9
e,9eに、シールゴムパツキング22を介して
接合端面23を密接させるためのヒンジピン15
が、用意される。 このヒンジピン15は、上記第1、2の各ヒン
ジローブ20,21の各ヒンジ孔11,12に嵌
合する大径部16と、第2の各ヒンジローブ21
の小さい幅に対応する長さを有し、しかも、スリ
ツト13を通し得る小径部、例えば大径部16の
約半分の小径部17とを交互に設けて形成され
る。 次に第1のヒンジブロツク9と第2のヒンジブ
ロツク10を接続してノーズセグメント4,5の
接合の仕方について説明する。 先ず、第1のヒンジブロツク9の第1の各ヒン
ジローブ20のヒンジ孔11に、ヒンジピン15
を、その各大径部16が嵌合するように挿入し
て、各小径部17が各ヒンジローブ20,20の
間に位置するようにしたうえ、第2のヒンジブロ
ツク10を、その各ヒンジローブ21がヒンジピ
ン15の各小径部17に対向するように位置させ
る。 そして、第4図に示すように、第1のヒンジブ
ロツク9に対して第2のヒンジブロツク10を矢
印で示すように近付けると、第1の各ヒンジロー
ブ20が、第3図に示す第2のヒンジブロツク1
0の、隣接するヒンジローブ21,21間に形成
される前、後10a,10b間の空所21bに挿
入されることで、第2のヒンジローブ21が第1
のヒンジローブ20に噛合いながら近付くと共
に、ヒンジピン15の小径部17がスリツト13
を介してヒンジ孔12内に導入されついに第2の
ヒンジブロツク10の接合端面23が、第1のヒ
ンジブロツク9の接合端面9eに装着したシール
ゴムパツキング22に密接するに至つて、第1、
2のヒンジローブ20,21が中空状の第1、2
のヒンジブロツク9,10の内側で完全に噛合い
ヒンジ孔11,12が一線上に位置するようにな
る。 そこで、詳細に図示されていないが第6図に示
すようにヒンジピン15を、その端部のねじ部1
8に螺合し第1のヒンジブロツク9の端面に当接
してその位置が規制されているナツト19を回動
して、その大径部16がヒンジ孔11,12に跨
るよう、すなわちヒンジピンを移動させる手段に
より小径部17が第1のヒンジローブ20内に位
置するように移動させ、これにより第1、2のヒ
ンジブロツク9,10ひいてはノーズセグメント
4,5が接合される。 そして、この際チユーブ状の長い爆発嚢14
は、第5図、第6図に示すように、第1の各ヒン
ジローブ20の先端部と第2のヒンジブロツク1
0の隔壁10cとの間に生ずる間〓に狭着保持さ
れると共に、第2のヒンジブロツク9背後の空所
21aに対面している。 またノーズフエアリング3を分離するには、点
火線14cを付勢して火薬14bを爆発させると
その爆発力で伸縮性のあるチユーブ14aが第7
図で示すように上記の各空所21aを介し膨脹す
るから、第1、2のヒンジローブ20,21に
は、これらが互に離反する力が作用し、従つて、
ヒンジピン15がスリツト13を拡張して第2の
ヒンジローブ21のヒンジ孔12より脱出して第
1、2ヒンジローブ20,21の噛合が外れ、こ
れにより第1、2のヒンジブロツク9,10ひい
ては対向するノーズセグメント4,5が分離開放
されてノーズフエアリング3が分割される。 なおこの実施例では、ヒンジピン15は丸ピン
であるが、その断面形状は他のものでもよく、ま
たヒンジ孔11,12も、それに応じた形にして
もよい。またこの実施例では、爆発嚢は火薬の着
火によつて膨張するだけのものであるが、衛星と
の干渉がないように充分配慮していれば、破裂し
てヒンジローブ20を押すようにしてもよい。
を参照して具体的に説明する。 第1図において、符号1は先端に衛星を取付け
た前段ロケツトであり、この先端には本発明に係
るノーズフエアリング3が、接合部2の上に設置
されている。上記ノーズフエアリング3は、ノー
ズセグメント4および5よりなり、接合状態では
弾頭型になつており、分割される時には第2図に
みられるように接合部2の上で、接合縁7,8を
左右に離反するようになる。 第3図、第4図には、上記ノーズセグメント
4,5を接合する手段が示されている。すなわ
ち、ノーズセグメント4,5の対向する接合側端
部に、該端部を、それぞれ断面が前、後壁9a,
9b,10a,10b、隔壁9c,10cより成
るほぼ横倒れH字状の第1のヒンジブロツク9、
第2のヒンジブロツク10の一方側の開口部9
d,10d内に上記隔壁9c,10cに当接する
よう挿入して、ヒンジブロツク9,10を接続す
る。 そして、断面がほぼ横倒れH状の第1のヒンジ
ブロツク9の接合端に段部を設けて、ノーズセグ
メント4の接合縁7を形成する接合端面9e,9
eからこれに沿い間隔をおいて突出する中空20
aの第1のヒンジローブ20を複数間隔をおいて
突設すると共に、その基部には、中心が接合端面
9e上にほぼ位置するヒンジ孔11を有するボス
20bを設け、かつ接合端面9e,9eにはシー
ルゴムパツキング22を装着する。 一方、断面がほぼ横倒れH状の第2のヒンジブ
ロツク10には、ノーズセグメント5の接合縁8
を形成する接合端面23からこれに沿い第1のヒ
ンジブロツク9の第1のヒンジローブ20と噛合
い、しかも、それより長さ、幅が小さい第2のヒ
ンジローブ21を複数突設すると共に、各ヒンジ
ローブ21には、中心が接合端面23上にほぼ位
置しかつ第1のヒンジローブ20のヒンジ孔11
と同一径で、しかも、第1のヒンジローブ20側
に設けたスリツト13を介して開口するヒンジ孔
12を設け、また第2のヒンジブロツク10の、
ヒンジローブ21の背後の連通する空所21aに
は、隔壁10cに当接してチユーブ状の長い爆発
嚢14が配設される。 そしてこの爆発嚢14は、伸縮性の合成樹脂チ
ユーブ14a内に、火薬14bと点火線14cと
を充填装着して形成されている。 ところで、第1のヒンジローブ20と第2のヒ
ンジローブ21とを第1、第2のヒンジブロツク
9,10内の空所で噛合せ接続して接合端面9
e,9eに、シールゴムパツキング22を介して
接合端面23を密接させるためのヒンジピン15
が、用意される。 このヒンジピン15は、上記第1、2の各ヒン
ジローブ20,21の各ヒンジ孔11,12に嵌
合する大径部16と、第2の各ヒンジローブ21
の小さい幅に対応する長さを有し、しかも、スリ
ツト13を通し得る小径部、例えば大径部16の
約半分の小径部17とを交互に設けて形成され
る。 次に第1のヒンジブロツク9と第2のヒンジブ
ロツク10を接続してノーズセグメント4,5の
接合の仕方について説明する。 先ず、第1のヒンジブロツク9の第1の各ヒン
ジローブ20のヒンジ孔11に、ヒンジピン15
を、その各大径部16が嵌合するように挿入し
て、各小径部17が各ヒンジローブ20,20の
間に位置するようにしたうえ、第2のヒンジブロ
ツク10を、その各ヒンジローブ21がヒンジピ
ン15の各小径部17に対向するように位置させ
る。 そして、第4図に示すように、第1のヒンジブ
ロツク9に対して第2のヒンジブロツク10を矢
印で示すように近付けると、第1の各ヒンジロー
ブ20が、第3図に示す第2のヒンジブロツク1
0の、隣接するヒンジローブ21,21間に形成
される前、後10a,10b間の空所21bに挿
入されることで、第2のヒンジローブ21が第1
のヒンジローブ20に噛合いながら近付くと共
に、ヒンジピン15の小径部17がスリツト13
を介してヒンジ孔12内に導入されついに第2の
ヒンジブロツク10の接合端面23が、第1のヒ
ンジブロツク9の接合端面9eに装着したシール
ゴムパツキング22に密接するに至つて、第1、
2のヒンジローブ20,21が中空状の第1、2
のヒンジブロツク9,10の内側で完全に噛合い
ヒンジ孔11,12が一線上に位置するようにな
る。 そこで、詳細に図示されていないが第6図に示
すようにヒンジピン15を、その端部のねじ部1
8に螺合し第1のヒンジブロツク9の端面に当接
してその位置が規制されているナツト19を回動
して、その大径部16がヒンジ孔11,12に跨
るよう、すなわちヒンジピンを移動させる手段に
より小径部17が第1のヒンジローブ20内に位
置するように移動させ、これにより第1、2のヒ
ンジブロツク9,10ひいてはノーズセグメント
4,5が接合される。 そして、この際チユーブ状の長い爆発嚢14
は、第5図、第6図に示すように、第1の各ヒン
ジローブ20の先端部と第2のヒンジブロツク1
0の隔壁10cとの間に生ずる間〓に狭着保持さ
れると共に、第2のヒンジブロツク9背後の空所
21aに対面している。 またノーズフエアリング3を分離するには、点
火線14cを付勢して火薬14bを爆発させると
その爆発力で伸縮性のあるチユーブ14aが第7
図で示すように上記の各空所21aを介し膨脹す
るから、第1、2のヒンジローブ20,21に
は、これらが互に離反する力が作用し、従つて、
ヒンジピン15がスリツト13を拡張して第2の
ヒンジローブ21のヒンジ孔12より脱出して第
1、2ヒンジローブ20,21の噛合が外れ、こ
れにより第1、2のヒンジブロツク9,10ひい
ては対向するノーズセグメント4,5が分離開放
されてノーズフエアリング3が分割される。 なおこの実施例では、ヒンジピン15は丸ピン
であるが、その断面形状は他のものでもよく、ま
たヒンジ孔11,12も、それに応じた形にして
もよい。またこの実施例では、爆発嚢は火薬の着
火によつて膨張するだけのものであるが、衛星と
の干渉がないように充分配慮していれば、破裂し
てヒンジローブ20を押すようにしてもよい。
本発明は、以上詳述したようになるので、次の
ような作用効果が得られる。 (イ) 分割型フエアリングを結合する作業は、対向
するノーズセグメントにそれぞれ連着された第
1、2のヒンジローブを互いに噛合わせて、こ
れらのヒンジ孔に嵌合するヒンジピンを、軸方
向に若干移動させその位置に定置するだけで結
合でき、従つて、これらヒンジローブ相互間に
ガタ付きがあつても別に問題がないので、結合
作業に伴う位置調整が容易である。 (ロ) 第1、2のヒンジブロツクの部分は、ノーズ
セグメントの構造上の強度部材を兼ねており、
ノーズフエアリングに取付けられる結合部材が
単独に用意される場合に比較して全体として軽
量化が可能である。 (ハ) 分離構造がメカニカルであり、温度変化、振
動などの影響を受けず、動作不能になるほどの
複雑さもないもので、火薬によりワンアクシヨ
ンで分離する関係で、高信頼性がある。 (ニ) 第1、2のヒンジブロツクの分離と、更にノ
ーズセグメントの分離とが上記のワンアクシヨ
ンで達成されるために、ノーズセグメントの分
離構造を別に用意する必要がない。
ような作用効果が得られる。 (イ) 分割型フエアリングを結合する作業は、対向
するノーズセグメントにそれぞれ連着された第
1、2のヒンジローブを互いに噛合わせて、こ
れらのヒンジ孔に嵌合するヒンジピンを、軸方
向に若干移動させその位置に定置するだけで結
合でき、従つて、これらヒンジローブ相互間に
ガタ付きがあつても別に問題がないので、結合
作業に伴う位置調整が容易である。 (ロ) 第1、2のヒンジブロツクの部分は、ノーズ
セグメントの構造上の強度部材を兼ねており、
ノーズフエアリングに取付けられる結合部材が
単独に用意される場合に比較して全体として軽
量化が可能である。 (ハ) 分離構造がメカニカルであり、温度変化、振
動などの影響を受けず、動作不能になるほどの
複雑さもないもので、火薬によりワンアクシヨ
ンで分離する関係で、高信頼性がある。 (ニ) 第1、2のヒンジブロツクの分離と、更にノ
ーズセグメントの分離とが上記のワンアクシヨ
ンで達成されるために、ノーズセグメントの分
離構造を別に用意する必要がない。
第1図は本発明の一実施例を示す全体の概略側
面図、第2図はノーズセグメントが分離した状況
を示す概略側面図、第3図は要部の分解斜視図、
第4図はノーズセグメントの接合時の状況を示す
断面図、第5図はノーズセグメントの結合状態を
示す断面図、第6図は接合時の一部を切欠いた正
面図、第7図はノーズセグメントの分離の状況を
示す断面図である。 1……前段ロケツト、2……接合部、3……ノ
ーズフエアリング、4,5……ノーズセグメン
ト、7,8……接合縁、9,10……ヒンジブロ
ツク、9e……接合端面、11,12……ヒンジ
孔、13……スリツト、14……爆発嚢、14a
……チユーブ、14b……火薬、14c……点火
線、15……ヒンジピン、16……大径部、17
……小径部、18……螺子部、19……ナツト、
20,21……ヒンジローブ、22……シールゴ
ムパツキング、23……接合端面。
面図、第2図はノーズセグメントが分離した状況
を示す概略側面図、第3図は要部の分解斜視図、
第4図はノーズセグメントの接合時の状況を示す
断面図、第5図はノーズセグメントの結合状態を
示す断面図、第6図は接合時の一部を切欠いた正
面図、第7図はノーズセグメントの分離の状況を
示す断面図である。 1……前段ロケツト、2……接合部、3……ノ
ーズフエアリング、4,5……ノーズセグメン
ト、7,8……接合縁、9,10……ヒンジブロ
ツク、9e……接合端面、11,12……ヒンジ
孔、13……スリツト、14……爆発嚢、14a
……チユーブ、14b……火薬、14c……点火
線、15……ヒンジピン、16……大径部、17
……小径部、18……螺子部、19……ナツト、
20,21……ヒンジローブ、22……シールゴ
ムパツキング、23……接合端面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに対向するノーズセグメントをつき合わ
せて1つのノーズフエアリングを構成するものに
おいて、 対向するノーズセグメントの接合側端部に、そ
れぞれ接合端面を有する中空状の第1のヒンジブ
ロツク、第2のヒンジブロツクを固着すると共
に、第1、2のヒンジブロツクには、それぞれ複
数の第1のヒンジローブ、それより長さ、幅が小
さい第2のヒンジローブを間隔をおき突設してこ
れらを第1、2のヒンジブロツク内にて噛合させ
ると共にこれらヒンジローブには、噛合時第1の
ヒンジローブの基部において一線上に位置する同
一径のヒンジ孔を設け、かつ第2のヒンジローブ
には、そのヒンジ孔を開口するスリツトを第1の
ヒンジローブ側に設け、 またこれら第1、2のヒンジローブのヒンジ孔
と嵌合する複数の大径部と、第2のヒンジローブ
の小さい幅と対応する長さを有し、しかも、上記
スリツトを通り得る複数の小径部とを交互に設け
たヒンジピンを備え、 第1、2ヒンジローブを噛合せてこれらのヒン
ジ孔に挿入される上記ヒンジピンを、その小径部
が第1のヒンジローブのヒンジ孔内に位置するよ
うに移動させる手段を備え、 また上記各ヒンジ孔にヒンジピンの挿入時第1
のヒンジローブの先端と第2のヒンジブロツクの
隔壁との間に形成される〓間に爆発嚢を配設保持
し、該爆発嚢の着火で対向するノーズセグメント
を押圧分離するように構成したことを特徴とする
分割型ノーズフエアリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58089513A JPS59216800A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 分割型ノ−ズフエアリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58089513A JPS59216800A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 分割型ノ−ズフエアリング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59216800A JPS59216800A (ja) | 1984-12-06 |
JPS6357280B2 true JPS6357280B2 (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=13972861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58089513A Granted JPS59216800A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 分割型ノ−ズフエアリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59216800A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2792440B2 (ja) * | 1994-08-19 | 1998-09-03 | 日本電気株式会社 | 宇宙航行体 |
US7127994B2 (en) | 2003-10-24 | 2006-10-31 | The Boeing Company | Low shock separation joint |
FR3044640B1 (fr) * | 2015-12-04 | 2019-08-09 | Pyroalliance | Dispositif de rupture pyrotechnique |
-
1983
- 1983-05-20 JP JP58089513A patent/JPS59216800A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59216800A (ja) | 1984-12-06 |
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