JPS6357240A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPS6357240A
JPS6357240A JP20019086A JP20019086A JPS6357240A JP S6357240 A JPS6357240 A JP S6357240A JP 20019086 A JP20019086 A JP 20019086A JP 20019086 A JP20019086 A JP 20019086A JP S6357240 A JPS6357240 A JP S6357240A
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JP
Japan
Prior art keywords
recording
ink
drive
film
cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP20019086A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Hashimoto
清 橋本
Takashi Hatakeyama
畠山 隆至
Kazuhisa Kimura
和久 木村
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Intelligent Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20019086A priority Critical patent/JPS6357240A/ja
Publication of JPS6357240A publication Critical patent/JPS6357240A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/20Ink jet characterised by ink handling for preventing or detecting contamination of compounds

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明のLI的1 (産業上の利用分野) 本発明は、ノズルの目詰りを防止し高解像度、高速記録
を可能にしたインクジェット方式の記録装置に関する。 (従来の技術) 従来、ノンインパクト記録方式としては、静電方式、感
熱方式、感熱転写方式、電子写真方式およびインクジェ
ット方式などの様々な方式が提案され知られている。 上述の様々な方式の中でも、インクジ丁ツ1へ方式は、
低騒音で比較的に高速記録ができ、装置の小型化が可能
でカラー化が容易であるという数々の長所を有している
。 インクジェット方式もインク滴発生1段から、連続噴射
型、間歇噴射型、オンデマント型およびインクミスト型
などに大別される。しかし、装置の簡易性などの理由か
ら、現在ではオンデマント型が主流となっている。例え
ば第17図に示ηようなグールド方式と第18図の(a
 )と(1))に示すようなバブルジェット方式などが
実用化されている。 すなわち、第17図に示したグールド方式は、例えばプ
ラスデックホース501の一端にガラスノズル503が
連結され、ガラスノズル503の先端部はオリフィス5
05となっている。プラスチックホース501内の一部
にはフィルタ507が装着されている。プラスチックホ
ース501の他端からインク509が供給され、ガラス
ノズル503の外周部に設けた円筒形圧電振動子(ピエ
ゾ)511の径方向の収縮によってインクが圧縮して圧
力によってインクを取出し表面張力によって、インク滴
513を形成するものである。 また、第18図の(a)に示したバブルジェット方式の
一例として、セラミック基板515にガラス製枠体51
7が被ぜられて一体化されている。 ヒラミック基板515の長さ方向に適宜間隔で複数の溝
519が形成しである。その溝519の前方にお()る
セラミック基板515には電極521が設りてあり、か
つ複数の溝519の下部における一部には、発熱抵抗索
子523が設けである。 前記複数の溝519に対向したガラス製枠体517の下
部にノズル用のオリフィス525が形成してあり、ガラ
ス製枠体517の後方の一部にはインク供給口527が
穿設しである。而して、インク供給口527からインク
を供給し、電極521で電圧を印加すると、第18図の
(b )に示づように、発熱抵抗素子523により、イ
ンクを気化して気泡を形成する。電圧の印加をとめるど
、インクが冷えて収縮してインク滴が形成されてオリフ
ィス525から噴出させるものである。 (発明が解決しようとする問題点) 前述した従来のインクジェット方式中の圧電振動子を用
いた方式にしても、発熱抵抗索子を用いた方式にしても
、いずれも微小径のノズルを用いるものであった。この
ため、ノズルの目詰り、ノズル内の気泡滞留という問題
があり、また、ノズルの高集積化も困ガであるという欠
点を右しているのである。 本発明の目的は、上記事情に鑑み問題を改善するために
提案されたもので、ノズルの目詰り、ノズル内の気泡滞
留を防止し高解像度、高速記録を可能にすると共に、イ
ンクをカートリッジからこぼれたり、蒸発しないように
し、さらに記録媒体にイ」着する余剰インクを掻き取る
ようにし、しかも非常にコンパクト化され製作コストを
安価にした記録装置を提供することにある。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、インクを保持する
だめの多数の小孔又は凹部を記録媒体に形成せしめると
共に、インクの保持された小孔又は凹部をザーマルヘッ
ドに配置された発熱素子で選択的に加熱し発生する気泡
の圧力により小孔又は凹部に充填されたインクを噴出し
て被記録材に塗布する記録装置であって、少なくとも記
録媒体と、記録媒体を駆動する駆動機構と、記録媒体に
インクを塗布するインク塗布部と、インクの塗布部に対
するインクおよび空気の出入を規制するシール部材と、
これらを収納又は保持する容器とを具備したカートリッ
ジに、前記シール部材に圧力を付勢する圧力付勢機構を
設け、この圧カ付勢機構で前シール部材に圧力を付勢し
たり、あるいは解除したり選択するための圧カ付勢・解
除選択機構を記録装置本体に設け、前記記録媒体の駆動
機構と圧力付勢・解除選択機構の駆動ツノを共通の駆動
源より供給し駆動を切換える駆動切換機構を記録装置全
体に設
【プて構成される。 (作用) 本発明の記録装置はノズルを用い(いないから、ノズル
の目詰りやノズル内の気泡滞留が生じない。 多数の小孔又は凹部を形成した記録媒体と、高密度に発
熱素子を配置したサーマルヘッドを用いているから、高
解像度、高速記録ができ−る。 ざらに、カートリッジに、シール部材に圧力を付勢する
圧力付勢機構を設りたことににす、カートリッジの非装
着時あるいは非記録時に、カートリッジからインクがこ
ぼれたり、あるいは蒸発したりしない。   ゛ シール部材へ圧力を付勢したり、解除したり選択り−る
ための圧力付勢・解除選択機構を設けたことにより、記
録時にシール部材への圧力を解除して記録媒体の駆動力
を減少し、記録媒体が破損することを防止している。 記録媒体の駆動機構と圧力付勢、解除選択機構の駆動力
を共通の駆動源により供給し駆動を切換える駆動切換機
構を記録装置本体に設けたことにJこり、記録装置を非
常にコンパクト化された小型なものとなり、さらに製作
コストが安価となる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明づる
。 まず、本実施例にお【プる記録装置の記録原理について
説明すると、第1図は記録装置の記録原理を説明する説
明図である。第1図において、例えば10〜200um
径の微小孔1を多数形成した金属又は耐熱性の合成樹脂
などよりなる記録媒体としてのフィルム3にインク5を
保持し微小孔1にインク5を充填する。微小孔1がサー
マルヘッド7に配置された発熱素子9部に到達した時、
その発熱素子9に電圧を印加して瞬発的に発熱させ、前
記微小孔1に充填されたインク5を急速加熱し、発生す
る気泡の圧力により、インク滴11を噴出させ被記録材
としCの記録用紙に記録を行なうものである。 第2図には本実施例にお(プる記録装置13の全体側面
図が示されている。第2図において、記録装置13は箱
型形状のベース15に被記録材どしての記録用紙17が
収納されたカセット19のカセット収納部21.記録用
紙17を搬送部る搬送部23.記録用紙17に記録する
記録部25おJ:び記録用紙17を排紙する排紙部27
などから構成されている。 カセット収納部21について説明すると、第2図におい
て、記録用紙17を収納したカセッ1〜19は記録装置
13の右−V方から傾斜したガイド29に沿って挿入さ
れ、ガイド29の底部である受は部29△に装着される
。カセット19の有無はガイド29の傾斜部のほぼ中央
裏側に取(=I )ノられたカセット検知センサ31に
より検知され、又記録用紙17の有無は図示省略の紙検
知センサにより検知される。 記録用紙17を搬送する搬送部23について説明する。 第2図において、記録装置13に接続された図示省略の
制御装置からの記録命令によって、図示省略の給紙モー
タが駆動し、給紙ローラ33が回転して記録用紙17を
カセット19より給紙する。給紙された記録用紙17は
給紙ガイド35゜37に案内され、上アライニングロー
ラ39と下アライニングローラ41との転接部に記録用
紙17の先端が到達する。 記録用紙17はアライニングローラ39と下アライニン
グローラ41との転接部に突き当り整位される。給紙開
始後、一定時間経過してから、上アライニングローラ3
9および下)7ライニングローラ41が回転を開始して
記録用紙17を挾持し搬送する。 次に、記録装置13の記録部25および排紙部27につ
いて説明する。第3図は第2図における■矢印部分の拡
大側面断面図であり、第4図は第3図の上フレームの側
面図である。第3図において、記録部ガイド/13,4
5おJ、びヘッドローラ47は、上アライニングローラ
39を支点として回動可能なアーム49に取付【フられ
ている。記録部ガイド45の上面には、例えば厚さ、0
.1〜Q、2mmのステンレス製の薄板よりなる記録部
ガイド部材51が取付【ノられており、記録ガイド部材
51の先端部はヘッドローラ47と常時圧接している。 前記アーム49には、角穴53が形成してあり、角穴5
3には、カムシャツ1〜55が貫通しである。 カムシャフト55の一端には、第4図に示り−如く、ビ
ン57を設(プたリング59が固定し−Cあり、そのリ
ング59はカムシャフト55と一体的に回転するように
なっている。リンク61は」■フレーム63に固定され
たロータリーダンパ65の軸に回転可能に支持され、切
欠き67にはビン57が嵌合しである。リンク61の他
端に設(〕られた切欠ぎ69と、上フレーム63の上部
に設けられた突起部71との間には、引張ばね73が懸
架されている。 さらに、リンク61の下方部側には、第4図において、
左方へリンク75が連結してあり、リンク75はビン7
7ににす、上フレーム63に固定されたソレノイド79
のプランジャ81に連結している。さらに、第3図にお
いて、アーム/19と土フレーム63の突起部83との
間には、引張ばね85が懸架されでいる。 アーム49の回動機構について説明する。第5図の(a
 )はアーム/I9が上方に位置した時の状態図、第5
図の(b )はアーム4つが下方に位置した時の状態図
である。非記録時には、第5図の(a )に示すように
、アーム49は上方に位置して、サーマルヘッド7の発
熱素子9に密着しているフィルム3とヘッドローラ47
との間隙は、第5図の(a >に示す如く、G1に保持
されている。 記録用紙17が記録部ガイド43.=1.5に案内され
、記録用紙17の先端がヘッドローラ47と記録ガイド
部材51とに挾持される。 さらに、記録用紙17が記録部ガイド部材51の先端を
通過するまで、フィルム3どヘッドローラ47との間隙
はG1に保持される。本実施例においては、例えば、間
隙G1は約0.75mmとしている。 記録用紙17の先端が記録部ガイド部4A51の先端を
通過し、一定時間経過後、第4図に示されたソレノイド
79に電圧を印加し励11′する。ソレノイド79はプ
ランジャ81を吸引し、リンク75を第4図において左
方向に移動づ−る。リンク61は引張ばね73の張力に
抗して支持軸回りに右回転ずなわち時計方向回りに回転
し、ビン57を左方向に回動づなわち反時計方向回りに
回動しリング59は左回転すなわち反時計方向回りに回
転することになる。 したがって、リング59と一体的に回転1−るカムシャ
フト55も左回転すなわち反時泪方白目りに回転し、第
5図の(11)に示Jように、アーム49は上アライニ
ングローラ39を支点どして左方向すなわち反時計方向
回りに回動し■方に位置する。この時、記録部ガイド部
材51の先端はリ−12= 一マルヘッド7に密着しているフィルム3に圧接する。 又、カムシャフト55の外周は角穴53の一辺と離反す
る。この後、記録用紙17に記録が開始される。 而して、記録時には、フィルム3と記録部ガイド部材5
1の先端との間隙は、第5図の(b)に示ず如<G2に
保持されることになる。必然的に、フィルム3と記録用
紙17との間隙もG2に保持されることになる。間隙G
2は取りも直さず、記録部ガイド部材51の厚さであり
、本実施例においては、印字品質などを考慮して、G2
を例えば0.2mmとしている。 又、この時、第5図の(b)に示す如く、ヘッドローラ
47の中心と発熱素子9の中心との位置ずれを1〕、記
録部ガイド部材51の先端ど発熱素子9の中心との位置
ずれをQとなるように設定している。本実施例において
は例えば、1〕を約0゜7mm、Qを約Q、3mmとし
ている。引張ばね85の張力によって、アーム49は」
二向きの力を受け、ヘッドローラ47の重量よりも小さ
い力C1記録部ガイド部材51はフィルム3に圧接する
。 記録用紙17への記録が終了し、一定時間経過後、第4
図に示すソレノイド79への電圧印加は停止される。リ
ンク61は引張ばね73の張力により支持軸回りに左回
転すなわち反時四」方白目りに回転して、ピン57を第
4図において右方向に回動し、リング59は右回転ずな
わち時泪方白目りに回転する。 したがって、カムシャフト55も右回転すなわち時計方
向回りに回転して、カムシャフト55の外周は角穴53
の一辺に当圧し、アーム49を上アライニングローラ3
9を支点として右方向すすわち時計方向に回動する。第
5図の(a >に示でように、アーム49は再び上方に
位置する。この時に、リンク61はロータリーダンパ6
5により粘性抵抗力を受けるため、急激に回動づること
はない。 以上のような構成とすることにより、記録用紙17の先
端および後端が屈曲してフィルム3に接触し、フィルム
3に41着した余剰インクにJ、って汚されることはな
く、又記録時に、記録用紙17とフィルム3との間隙を
設定値に確実に保持することができ、高品質の記録が可
能である。 ヘッドローラ47と記録部ガイド部材51によって記録
用紙17を発生素子9の近傍まで挟持でき、しかも、記
録部ガイド部材51によりインク5の噴出路が遮断され
ることなく、確実に行なうことができる。 さらに、記録部ガイド部材51は、比較的小さな圧力で
す〜マルヘッド7に密着したフィルム3に圧接している
から、フィルム3に大きな摩擦抵抗力が加わって、フィ
ルム3が破損することもない。 記録装置13の排紙部27について説明する。 第5図の(b)において、記録部ガイド部材51の先端
を通過した記録用紙17は、第3図に示す排紙ガイド8
7.89に案内される。第5図の(a )に示すにうに
、排紙ガイド87の先端は水平方向より上方に角度αだ
け曲げられでおり、又11紙ガイド87とフィルム3ど
の間隙は、第5図の(a )および(b)に示す如く、
Rに設定されている。本実施例においては、例えばαを
10〜45°、RをR>RGlとなるようにしている。 上記構成とすることにより、記録用紙17の先端は排紙
ガイド87の先端とヘッド1]−ラ47との間隙より上
方に侵入することはなく、記録用紙17は確実に排紙ガ
イド87.89で案内されることになる。 排紙ガイド89には、図示省略の多数の小孔が形成しで
あり、11紙ガイド89はダクi・回動部91の上部に
固定されている。ダグ1回動部部91は、ダクト本体9
3にピボット95を支点として回動可能に支持されてい
る。ダクト回動部91はその底部がダクト本体93の右
側面傾斜部に当圧することにJ:つて固定される。ダク
ト本体93は、ブロワ97の−F面に固定され、ブロワ
97は下フレーム99に固定されている。 また、第3図に示すように、排紙経路には、第1の一ト
ビンチローラ101および図示省略の第1の下ピンチロ
ーラ、第2のトビンヂローラ103および図示省略の第
2の下ビンヂローラが設けてあり、記録用紙17の両側
に存在する数manの非記録部の一方を挾持し搬送づる
ようになっている。 ブ[コツ9フ内の下方部に設けられてファン105が回
転すると、ブロワ97の右開口部へ空気が流入し、ブロ
ワ97の上開口部より流出する。空気はダクト本体93
の上開口部よりダクト本体93へ流入し、一部はダクト
本体93の上部に、−部はダク1へ回動部91の上部に
送風される。ダクト回動部91の上部に送風された空気
は、排紙ガイド89に形成された図示省略の小孔より流
出する。ダクト本体93の1]部には、小孔を多数形成
した排紙ガイド107が固定してあり、ダク1へ本体9
3の」二部に送風された空気も、この排紙ガイド107
に形成さた図示省略の小孔より流出する。 記録部ガイド部材51の先端を通過した記録用紙17は
、排紙ガイド89の小孔より流出される空気の圧力によ
って、排紙ガイド87に圧着されながら搬送される。同
時に、記録用紙17の非記録部は、第1の一1ニビンヂ
ローラ101および図示省略の第1の下ピンチローラに
挾持され、続いて、第2の上ピンチローラ103および
図示省略の第2の下ピンチローラにより挾持されて搬送
される。 上記のごとく、記録用紙17は搬送されるから、記録用
紙17は排紙ガイド89に接触することなく搬送される
と共に、記録用紙17に記録された未乾燥の記録画像を
乱すことがない。また、空気を吹き付けることによって
、記録用紙17の記録画像が速やかに乾燥されることに
なる。 さらに、記録用紙17は排紙ガイド87.107で案内
され、上排紙ローラ109と下排紙ローラ111とに挾
持され、第2図に示されている記録装置13の左側部に
設けられた111紙トレイ113に排紙される。 第6図の(a >は記録装置13の排紙部27の斜視図
、第6図の(b)は星形プレートの外形図である。下排
紙ローラ111は、第6図の(b)に示されているよう
に、先端にピッチ角βで、鋭角γの突起部115を形成
した星形プレート117と、第6図の(a )に示づ如
く、適当な間隔に配置したカラー119と、上排紙ロー
ラ109に転接1゛る複数例えば2個の基準ローラ12
1から構成されている。記録用紙17の記録面は星形プ
レート117により点状に支持される。 上記構成によって記録用紙17には、過度の圧力が加わ
ることなく、上排紙ローラ109と下排紙ローラ111
とに挾持搬送されるため、記録用紙17の未乾燥の記録
画像を乱Jことがない。 第2図および第3図に示すように、上排紙ローラ109
および下排紙ローラ111の直前には、上フレーム63
に取付けられた排紙スイッチ123が設けてあり、記録
用紙17の先端および後端を検知して、記録用紙17が
第2図に示す排紙トレイ113に確実に1ノ1紙された
かどうか確認できる。 記録装置13の記録部25および排紙部27の駆動系統
について説明する。 第7図は記録装置13の記録部25および排紙部27に
おける駆動系の正面図および第8図は第7図の平面図で
ある。第7図および第8図において、上アライニングロ
ーラギア125はギア127.129を介してブー91
31に接続されている。プーリ131には、さらにベル
ト133.プーリ135.プーリ137およびベルト1
39を介して記録用紙搬送モータギア141に接続され
ていて、記録用紙搬送モータ143の駆動力を伝達する
ようになっている。 ヘッドローラプーリ145はベルト147を介して上ア
ライニングローラギア125と同軸の第1の上アライニ
ングローラプーリ149に接続しである。第1の上ピン
チローラプーリ151はベルト153を介して、第1の
上アライニングローラプーリ149と同軸の第2の上ア
ライニングローラプーリ155に接続しである。第2の
ピンチローラギア157はギア159を介して第1の上
ピンチローラプーリ151と同軸の第1の上ピンチロー
ラギア161に接続しである。さらに、上排紙ローラギ
ア163はギア165を介して前記第2のピンチローラ
ギア157に接続しである。 上記構成による駆動系統で、前述した上アライユングロ
ーラ39.ヘツドローラ47.第1の上ピンチローラ1
01.第2の上ピンチローラ103および上排紙ローラ
109は、記録用紙搬送モータ143の駆動開始と共に
、同期して同方向に、同回転数で回転することになる。 サーマルヘッド7の取付【プ状態について説明する。第
9図の<a >はサーマルヘッド7の取付は部の平面図
、第9図の(b)は第9図の(a )の側面図である。 第9図の(a )および(b)において、サーマルヘッ
ド7は、その両端に設けた複数例えば2個のホルダ一部
材167で固定され、さらに複数例えば2個のホルダ一
部材167は各々例えば2個の固定部材としての固定ね
じ169および2個の調整部材としての調整ねじ171
を介して、記録装置13の下フレーム99に位置決め固
定されたブロック部材173に連結されている。前記調
整ねじ171には弾性部材としての圧縮ばね175が介
装しである。 したがって、固定ねじ16つを緩めると、ホルダ一部材
167は調整ねじ171に巻(Jけられた2個の圧縮ば
ね175によって支持され、両端合せて4個の調整ねじ
171を回すことにより、サーマルヘッド7の高さおよ
び傾きが調整されることになる。サーマルヘッド7の位
置調整が終了したならば、4個の固定ねじ169を締め
てボルダ一部材167をほぼ完全にブ1コック部材17
3に固定する。 上記構成とすることによって、サーマルヘッド7の保持
部材の加工精度および取付は精度をそれほど正確にしな
くとも、サーマルヘッド7を確実に位置決めできる。さ
らに、ねじおよびばねという単純な機構要素を用いてい
ることにJ:す、構成が簡易であり操作も容易である。 カートリッジについて説明ザる。 第10図は記録装置13に装着した時のカー1ヘリツジ
177の平面図である。カートリッジ177ば記録部2
5.インク供給部179および駆動部181から構成さ
れている。 カートリッジ177の記録装置13への装着は、第2図
、第3図および第4図に示されているように、まず、上
フレーム63に固定された上ロータリーキャッチ183
と下フレーム99に固定された下口−タリーキャッチ1
85との嵌合を解除する。次に、上フレーム63を上ア
ライニングローラ39を支点として右上方向すなわち時
計方向回りに回動じ、記録装置13の記録部25および
排紙部27を間口する。 ダクト回動部91を、ピボット95を支点として左上方
向すなわち反時計方向回りに回動する。 第10図に示したカートリッジ177を記録装置13の
記録部25上方より挿入する。第3図に示されているよ
うに、ベース187に形成された4個の角穴189にカ
ートリッジ177の4個のフッl−191を嵌合し、ベ
ース187にカートリッジ177を載置する。第10図
に示すように、レバー193を矢印方向に移動すること
によって、レバー193と一体的に移動するプレート1
95が第3図にお(プる左の2個のフット191に当圧
し、カートリッジ177をベース187上で第3−23
= 図において右方向に移動する。右の2個のフット191
が右の2個の角穴189の一辺に当圧すると、カートリ
ッジ177はベース187に固定されることになる。 カートリッジ177を固定した後、ダクト回動部91を
右下方向すなわち時計方向回りに回動してダクト本体9
3に固定する。上フレーム63を左下方向すなわち反時
計方向回りに回動して、上ロータリーキャッチ183と
下口−タリーキャッチ185とが嵌合するまで押下げる
。以上の動作により、カートリッジ177は記録装置1
3に装着される。カートリッジ177を記録装置13よ
り離脱するには、上述の操作を逆順序で行なえばよい。 第11図はカートリッジ177の記録部25の断面図で
あり、第12図の(a )はフィルム3の外形図および
第12図の(b)はフィルム3の微小孔1の形成領域の
拡大図である。 フィルム3は例えば厚さ10〜30μmのニッケル、銅
などの金属又はポリアミド樹脂などの合成樹脂あるいは
それらを多層に積層したものよりなっている。第12図
の(a )に示されているように、フィルム3の微小孔
形成領域197には、例えば孔径20〜30μm、孔ピ
ッチ/IO〜50μmの微小孔1が第9図の(b )に
示す如く形成されている。 第11図に示されているように、フィルム3の一端は左
フィルムシャフト199に、その他端は、右フィルムシ
ャフト201に固着され、巻付けられている。カートリ
ッジ177の非装着時には、フィルム3は容器203の
左曲面部205および右曲面部207に案内される。カ
ートリッジ177の装着時には、フィルム3は前記左曲
面部205 J5よび右曲面部207に案内され、サー
マルヘッドの発熱素子9面に圧着している。 インク塗布部のインク塗布部材209.211は吸水性
、塗布性の良好なテフロンフェルト、発泡二1〜リルゴ
ム2発泡ポリビニル樹脂などよりなり、容器203内に
充填され、上部でフィルム3を巻付けた左フィルムシャ
フト199 a5よび右フイルムシャフト201に圧接
している。シール部材213.215はスチレンブタン
1ンゴム、ニトリルゴムなどの耐水性を有するゴムより
なり、その一端は容器203に固着され、他端はエツジ
部でフィルム3と接触するようになっている。 さらに、カートリッジ177の記録部25の側端部にお
いては、第10図に示されているように、シール部材2
13.215は容器203の上部に固着されており、側
端部におけるカートリッジ177の密閉を確実にしてい
る。したがって、インク5が側端部よりこぼれたり、蒸
発したりすることがない。 シール部材213,215に圧力を付勢する圧力付勢機
構217について説明する。 圧力付勢機構217はプレート219,221゜板ばね
223,225および回動プレート227゜229から
構成されでいる。プレート219.221は例えば厚さ
0.1〜Q、4n+u+の弾性を有するステンレスなど
の薄板であって、その一端は回動プレート227.22
9に固着され、他端はシール部材213,215に圧接
されている。板ばね223,225は例えば厚さ0.1
〜0.4mmの弾性を有するステンレスなどの薄板を成
形したもので、その一端面ば回動プレート227,22
9に固着され、他端面は容器203の側壁に圧接してい
る。 回動プレー1〜227.229は第10図に示されてい
るように、カラー231とねじ233によって、容器2
03に回動可能に支持されている。 また、回動プレート227.229には、第11図に示
Jように、記録装置13の下フレーム99に回転可能に
支持された左カムシャフト235゜および右カムシャフ
ト237の外周が当接するようになっている。 カートリッジ177の非装着時又は非記録時には、左カ
ムシャフト235および右カムシャフト237の外周が
回動プレート227,229に当圧しないから、板ばね
223,225の圧力によって、回動プレート227.
229は第11図において六方向に回動して、プレート
219.221はシール部材213,215に圧力を付
勢する。 これによって、シール部材213,215はフィルム3
を介して容器203の左曲面部205および右曲面部2
07に圧接する。 一方、記録時には、左カムシャフト235および右カム
シャフト237が駆動され、第11図に示す矢印方向に
回転し、左カムシャフト235および右カムシャフト2
37の外周が回動プレート227.229に等圧し、根
ばね223,225の圧力に抗して、回動プレーi〜2
27.229を第11図に示すB方向に回動してプレー
ト219゜221によるシール部材213.215への
圧力を解除する。これによって、シール部材213゜2
15は、そのエツジ部でフィルム3に接触する。 以上のような圧力付勢機構217を設【ノることによっ
て、カートリッジ177の非装着時又は非記録時には、
シール部材213.215がフィルム3を介して容器2
03の左曲面部205および右曲面部207に圧接する
ため、カートリッジ177はほぼ完全に密閉されて、イ
ンク5がカートリッジ177よりこぼれたり、蒸発して
しまうことがない。又、記録時には、シール部材213
゜215は、そのエラジブでフィルム3に接触するため
、フィルム3に付着する余剰インク5を掻き取ることが
でき、しかもフィルム3の駆動力を大f↑】に低減する
ことができる。 カートリッジ177のインク供給部について説明する。 第13図はカートリッジ177のインク供給部179の
断面図である。第13図において、カートリッジ177
へのインク5の供給は、インク容器239をカートリッ
ジ177に装着することによって行なわれる。インク容
器239はインク容器本体241.キャップ243.弁
2452円錐ばね247およびシール249から構成さ
れている。キャップ243の外周には、突起251が形
成してあり、又キャップ243の内周にはねじ溝が形成
してあり、インク容器本体241と結合するようになっ
ている。 インク容器239の非装着時には、円錐ばね247の圧
力で弁245がシール249に圧着しているため、イン
ク容器239からインク5がこぼれ出ることはない。ま
た、カーミルリッジ177のインク供給部179の開口
部には、弁253.圧縮ばね255およびシール257
が設りてあり、インク容器239の非装着時には、圧縮
ばね255の圧力により、弁253がシール257に圧
着しているため、開口部よりインク5がこぼれ出ること
がなく、蒸発することもない。 インク容器239は、カートリッジ177のインク供給
部179の開口部の上方より、キトツブ243の外周に
形成された突起251と開口部に形成されたl−形溝2
59とが嵌合するように挿入し、上方からみてインク容
器239を右方向に回転することにより、インク容器2
39はカートリッジ177に固定され装着される。 この時、円錐ばね2/I7の圧力の方が圧縮ばね255
の圧力より大きいため、弁245により弁253が押し
下げられ、弁253が開口部の底面に当圧した後、弁2
45は押し上げられる。このようにして、インク容器2
39は開口して、インク5がインク容器239よりイン
ク供給部179の開口部に流入し、インク供給路261
を通って、第11図および第13図に示されているイン
ク塗布部のインク塗布部材209,211に流出し浸透
でる。また、インク容器239の装着時、キャップ24
3はシール249に圧着するため、インク5が開口部よ
り流出することはない。 記録によって、インク5が消費されると、その消費量と
同容積の空気がフィルム3の微小孔1を介してカートリ
ッジ177内に送入される。送入された空気は、インク
5内で気泡となってインク供給路261をインク供給方
向と逆方向に送られて、インク容器239内に送り込ま
れる。インク容器239のインク5液面で、気泡は消滅
して空気に戻るから、その空気と同容積のインク5がイ
ンク容器239よりインク供給部179に流入する。以
上の説明で叩解されるように、カートリッジ177内の
インク5は常に一定に保持されることになるから、記録
′a度を常に一定に保つことができる。 インク容器239をカートリッジ177から離脱するに
は、装着と逆順序の操作を行なえばよい。 また、インク容器239にインク5を補給するには、ギ
トツプ243をインク容器本体241から取り外し、イ
ンク容器本体241の開1]部より行えばよい。 カートリッジ177の駆動部181について説明する。 第14図はカートリッジ177の駆動部181の断面図
である。第10図に示されているように、カートリッジ
177の駆動部181は、左フィルムシャフトギア26
3.左リング265.右フィルムシャフトギア267、
右リング269およびアイドルギア271から構成され
ている。左フィルムシャフトギア263と左リング26
5とは、前述の左フィルムシャフト199に一体的に固
定されている。また、右フィルムシャフトギア267は
第14図に示されているように、ゼンマイ273を介し
て右リング269と結合され、右すング269は右フィ
ルムシャフト201に固定されている。 フィルム3は例えば厚さ10〜30μmという薄膜であ
るから、撓まないように常に張力を付勢しておかなりれ
ばならない。張力の付勢手段としては、まずアイドルギ
ア271をスタッド2751−り取り出し、左フィルム
シャフトギア263を固定しながら、右フィルムシャフ
トギア267を10図の左方からみて右方向に回転する
。このようにすることによって、ゼンマイ273が巻き
取られ、右フィルムシャフトギア267と右リング26
9との間に捩りモーメントが生じ、右フィルムシャフト
ギア267を介してフィルム3に張力が付勢される。こ
の状態で、アイドルギア271をスタッド275に取付
1ノると、左フィルムシャフ]〜ギア263と右フィル
ムシャフトギア267とは、アイドルギア271を介し
て結合され、フィルム3に付勢された張力は保持される
。 フィルム3を駆動するために、その初期位置を検知する
必要がある。このフィルム位置検知機構277は第14
図に示されているように、アイドルギア271と一体化
されたつA−ム279とホイール281から構成されて
いる。ホイール281はホルダー283にピン285で
回転可能に支持されており、ホルダー283は容器20
3の上部に固定されている。 また、ホイール281には、検知穴287が形成されて
いて、予め、フィルム3の初期位置において、ホイール
281の検知穴287が記録装置13の上フレーム63
に固定されたフィルム位置検知センサ289により検知
されるように、ホイール281をウオーム279に結合
しである。アイドルギア271が1回転すると、つA−
ム279は1リード分進むので、ホイール281は1歯
だけ回転する。したがって、フィルム3が左フィルムシ
ャフト199又は右フィルムシャフト2゜1に数回巻付
けられている場合にも、確実にフィルム3の初期位置を
検知することができる。 カートリッジ177の駆動系統について説明する。 第15図はカートリッジ177の駆動系の正面図、第1
6図は第15図の側面図である。第15図および第16
図において、左フィルムシャフトギア263および右フ
ィルムシャフトギア267は、アイドルギア271.ギ
ア291.プーリ293およびベル1〜295を介して
ギア297と一体化されたプーリ299に連結されてい
る。 また、左カムシャフトギア301おにび右カムシャフト
ギア303はギア305.プーリ3o7゜ギア309、
プーリ311およびベルト313を介してギア315と
一体化されたプーリ317に連結されている。 カー1−リッジ駆動モータ319は、カートリッジ駆動
モータプーリ321.ベル1〜323.プーリ325お
よびギア327を介して移動ギア329に駆動力を伝達
するようになっている。移動ギア329はスタッド33
1の軸線方向に移動できるJ:うになっていて、第16
図に示すように、右側面には常に圧縮ばね333により
圧力が付勢されている。また、移動ギア329の左側面
には、ソレノイド335のアーム337が当圧されるよ
うになっている。 カートリッジ177の駆動切換機構333にってい説明
する。 第15図および第16図に示されているように、プーリ
299と一体化されたギア297.プーリ317と一体
化されたギア315.移動ギア329、スタッド331
.圧縮ばね333およびソレノイド335から構成され
ている。カートリッジ177の非装着時又はフィルム3
の駆動時には、圧縮ばね333の圧力により移動ギア3
29は第16図において左方に位置し、ギア297に連
結される。カートリッジ駆動モータ319の駆動力は、
前述の駆動伝達機構により左フィルムシャフトギア26
3および右フィルムシャフトギア267に伝達される。 左カムシャフト235および右カムシャフト237の駆
動時には、ソレノイド335により電圧が印加されて励
磁され、ソレノイド335のアーム337が移動ギア3
29に圧力を付勢し、圧縮ばね333の付勢力に抗して
移動ギア329を第16図において右方向に移動させる
。移動ギア329は第16図において右方に位置し、ギ
ア315と連結する。したがって、カートリッジ駆動モ
ータ319の駆動力は左カムシャフトギア301おにび
右カムシャフトギア303に伝達される。 以上のにうな駆動切換機構33を用いることにより、フ
ィルム駆動用、カムシャフト駆動用台せて2個のモータ
を使用する必要がなく、すなわちモータの駆動回路を2
個使用する必要がなく、記録装置13が非常に小型化さ
れると共に安価なものとなる。 カートリッジ177の動作について説明する。 第11図、第1/I図、第15図および第16図に示す
ように、カートリッジ177を記録装置13に装着し、
記録装置13の電源をONにする。 ソレノイド335に電圧が印加され、移動ギア329が
ギア315と連結して、カートリッジ駆動モータ319
の駆動力が左カムシャフトギア301および右カムシャ
フトギア303に伝達されて、第11図に示した左カム
シャフト235おにび右カムシャフト237が回転する
。 左カムシャフト235および右カムシャフ1−237の
外周が回動プレート227.229に当圧し、回動プレ
ート227.229が第11図に示すB方向に回動し、
シール部材213,215はそのエツジ部でフィルム3
に接触する。その後、ソレノイド335への印加電圧は
停止され、移動ギア329がギア297と連結してカー
トリッジ駆動モータ319の駆動力が左フィルムシ1?
フ[・ギア263および右フィルムシャフトギア267
に伝達され、左フィルムシ17フト199および右フィ
ルムシャフト201が回転する。 左フィルムシャフト199および右フィルムシャフト2
01は、第11図において右す向すなわち時計方向回り
に回転して、右フィルムシャフト201にフィルム3を
巻き取っていく。この時、第14図に示したホイール2
81は第1/1図において左方向すなわち反時計方向口
りに回転し、ホイール281に形成された検知穴287
がフィルム位買検知センリ“289に検知されると、フ
ィルIA 3の初期位置となり、カートリッジ駆動モー
タ319は停止する。 その後、ソレノイド335に電圧が印加され、左カムシ
ャフト235および右カムシャフト237が回転し、回
動プレート227,229が第11図に示した六方向に
回動し、シール部材213゜215はフィルム3を介し
、容器203の左曲面部205および右曲面部207に
圧接されて、初期動作が終了する。 記録装置13に接続された図示省略の制御装置から記録
命令が送られてくるとソレノイド335に電圧が印加さ
れ左カムシャフト235および右カムシャフト237が
回転し、回動プレート227.229が第11図に示し
たB方向に回動し、シール部材213,215はそのエ
ツジ部でフィルム3に接触する。その後、ソレノイド3
35への電圧印加が停止され、左フィルムシャフト19
9および右フィルムシャフト201が左方向すなわち反
時d方白目りに回転し、左フイルムシャフト199にフ
ィルム3を巻取って行く。 第12図に示した微小孔形成領域197がサーマルヘッ
ド7の発熱素子9の近傍に到達した時、カートリッジ駆
動モータ319は一旦停止し、記録用紙17が上アライ
ニングローラ39を通過する時に、記録用紙搬送モータ
143と同期して駆動を開始する。記録用紙17の先端
が記録部ガイド部材51の先端を通過し、一定時間経過
後、発熱素子9に電圧が印加されて記録を開始する。 発熱素子9への電圧印加が停止され、記録を終了した後
、記録用紙17の後端が記録部ガイド部材51の先端を
通過する。さらに、フィルム3は左フィルムシャフト1
99に巻取られ、一定時間経過後、カートリッジ駆動モ
ータ319は停止する。この時のフィルム3の位置が第
11図において右方向にフィルム3を移送して記録を行
なう場合の初期位置となり、記録動作が終了する。 なお、右方向にフィルム3を移送して記録を行なう場合
にも上述の動作要領に従って行なえばよく、フィルム3
を往復移送することによって連続記録が行なわれる。 最終的に記録が終了すると、左フィルムシャフト199
および右フィルムシャフト201を第11図において右
方向すなわち時計方向回りに回転してホイール281の
検知穴287がフィルム位置検知センザ289に検知さ
れるまでフィル3を右フィルムシャフト201に巻取る
。フィルム3が位置検知された後、カートリッジ駆動モ
ータ319は一旦停止する。その後、ソレノイド335
に電圧が印加され、左カムシャフト235および右カム
シャフト237が回転し、回動プレート227.229
が第11図に示した六方向に回動して、シール部材21
3,215はフィルム3を介し、容器203の左曲面部
2’05および右曲面部207に圧接して終期動作が終
了する。その後記録装置13の電源はOFFにされる。 なお、本発明は前述の実施例に限定されることなく、適
宜な変更を行なうことにより、その他の択するための圧
力付勢・解除選択機構を設けたことにより、記録時にシ
ール部材への圧力を解除して記録媒体の駆動力を減少し
、記録媒体が破損づ−ることを防止している。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、多数の小孔又は凹
部を形成した記録媒体と、高密庶に発熱素子を配置した
サーマルヘッドを用いて、ノズルを用いていないから、
本質的にノズルの目詰りやノズル内の気泡滞留は生じず
に、高解像度・高速記録ができるという効果を秦する。 また、シール部材に圧力を付勢Jる圧力(l勢機構をカ
ートリッジに設けたことにより、カートリッジの非装着
時又は非記録時には、シール部材が記録媒体を介して容
器に圧接するようにしたため、カートリッジはほぼ完全
に密閉されてカートリッジよりインクがこぼれたり、蒸
発してしまうことがない。 シール部材へ圧力を付勢したり、解除したり選択するた
めの圧力付勢・解除選択機構を記録装量本体に設けたこ
とにより、記録時にはシール部材への圧力を解除して、
シール部材がそのエツジ部で記録媒体に接触するように
したため、記録媒体にイ・」着する余剰インクを掻ぎ取
ることができ、しかも記録媒体の駆動力を大巾に低減す
ることができる。 さらに、記録媒体の駆動機構と圧力付勢・解除選択機構
の駆動を駆動切換機構により共通の駆動源で行なうこと
により、必然的に別個の駆動源を使用する必要がないか
ら、記録装置が非常にコンパクトに小型化されると共に
製作−’1ストも安価ににする効果を奥部る。
【図面の簡単な説明】
第1図は記録原理を説明するための説明図、第2図は本
発明を実施した一実施例を示す記録装置の側面図、第3
図は第2図における■矢印部分の拡大側面断面図、第4
図は第3図における記録装置の上フレームの側面図であ
る。 第5図の(a )はアー11が上方に位置した非記録時
の状態図、第5図の(b)はアームが下方に位置した記
録時の状態図、第6図の(a )は記録装置の排紙部の
斜視図および第6図の(b)は星=43− 形プレートの外形図である。 第7図は記録装置の記録部おJ:び刊紙部にお【プる駆
動系統の正面図、第8図は第7図の平面図、第9図の(
a )はサーマルヘッドの取付(−1部の平面図、第9
図の(b)は第9図の(a)の側面図である。 第10図は記録装置に装着した時のカートリッジの平面
図、第11図はカートリッジの記録部の断面図である。 第12図の(a >はフィルムの外形図、第12図の(
b)はフィルムの微小孔形成領域の拡大図である。 第13図はカートリッジのインク供給部の断面図、第1
4図はカー1ヘリツジの駆動部の断面図、第15図はカ
ートリッジの駆動系の正面図、第16図はカートリッジ
の駆動系の側面図である。 第17図は従来におけるインクジrツ1〜方式のうちの
クールド式の説明図、第18図の(a )ど(b)は従
来におけるインフジエラ1〜方式のうちのバブルジェッ
1〜式の説明図で、(a)は分解図、1/I− (b)はインク滴形成の説明図ある。 1・・・微小孔     3・・・フィルム5・・・イ
ンク     7・・・サーマルヘッド9・・・発熱素
子   13・・・記録装置17・・・記録用紙  2
5・・・記録部27・・・排紙部   39・・・上ア
ライニングローラ47・・・ヘッドローラ  167・
・・ホルダー169・・・固定ねじ   171・・・
調整ねじ173・・・ブロック   175・・・圧縮
ばね177・・・カートリッジ 203・・・容器20
9.211・・・インク塗布部材 213.215・・・シール部材 219.2’21・・・プレート 223.225・・・板ばね 227.229・・・回動プレー1〜 235・・・左カムシャフト 237・・・右カムシャフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インクを保持するための多数の小孔又は凹部を記
    録媒体に形成せしめると共に、インクの保持された小孔
    又は凹部をサーマルヘッドに配置された発熱素子で選択
    的に加熱し発生する気泡の圧力により小孔又は凹部に充
    填されたインクを噴出して被記録材に塗布する記録装置
    であって、少なくとも記録媒体と、記録媒体を駆動する
    駆動機構と、記録媒体にインクを塗布するインク塗布部
    と、インク塗布部に対するインクおよび空気の出入を規
    制するシール部材と、これらを収納又は保持る容器とを
    具備したカートリッジに、前記シール部材に圧力を付勢
    する圧力付勢機構を設け、 この圧力付勢機構で前記シール部材に圧力を付勢したり
    、あるいは解除したり選択するための圧力付勢・解除選
    択機構を記録装置本体に設け、前記記録媒体の駆動機構
    と圧力付勢・解除選択機構の駆動力を共通の駆動源より
    供給し駆動を切換える駆動切換機構を記録装置本体に設
    けたことを特徴とする記録装置。
  2. (2)駆動切換機構は、記録媒体の駆動機あるいは圧力
    付勢・解除選択機構に駆動力を伝達するための複数の伝
    達部材と、記録装置本体に設けられたスタッド部材上を
    移動自在で伝達部材に連動可能な移動部材と、この移動
    部材を複数の伝達部材に切換え連動させる連動機構とか
    ら構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の記録装置。
  3. (3)連動機構は、複数の伝達部材の一方に移動部材を
    連動させるために常時付勢した弾性部材と、複数の伝達
    部材の他方に移動部材を連動させるために弾性部材の付
    勢力に抗して作動するソレノイドから構成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の記録装置
JP20019086A 1986-08-28 1986-08-28 記録装置 Pending JPS6357240A (ja)

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