JPS6387244A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPS6387244A
JPS6387244A JP23236086A JP23236086A JPS6387244A JP S6387244 A JPS6387244 A JP S6387244A JP 23236086 A JP23236086 A JP 23236086A JP 23236086 A JP23236086 A JP 23236086A JP S6387244 A JPS6387244 A JP S6387244A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
recording
ink
pressure
cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP23236086A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Hashimoto
清 橋本
Kazuhisa Kimura
和久 木村
Takashi Hatakeyama
畠山 隆至
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Intelligent Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23236086A priority Critical patent/JPS6387244A/ja
Publication of JPS6387244A publication Critical patent/JPS6387244A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、所謂ノンインパクト方式の記録装置に関す
る。
(従来の技術) 従来よりノンインパクト方式の記録装置としては、静電
方式、感熱方式、感熱転写方式、電子写真方式ならびに
インクジェット方式等、様々な方式が提案されている。
そのなかでもインクジェット方式は、ノズルに充填され
たインクを圧電素子による歪力や静電気力等により記録
用紙上に噴射させて記録するもので、低騒音、比較的高
速記録および装置の小型化が可能、カラー化が容易であ
る等数々の長所を備えている。
ところがこのようなインクジェット方式では、微小径の
ノズルを用いるため、ノズルの目詰り、ノズル内の気泡
滞溜という問題があり、未だ、充分な信頼性をもつに至
っていない。
そこで、上記従来装置の欠点を解消した記録装置が特開
昭60−71260号公報に記載されている。この記録
装置は、上記ノズルに代え、10〜200uQl径の小
孔が多数形成されたインク保持部を有するフィルムを有
し、インクが充填されたフィルムのインク保持部を発熱
素子にて急速加熱し、発生する気泡の圧力によりインク
を噴出させて記録用紙上に記録行なうものである。
そして、前記フィルムは2つの巻取軸間に巻掛けられて
エンドレスに移動可能となっており、この2つの巻取軸
のうち1つはインク貯蔵部内に設置され、フィルムがこ
のインク貯蔵部内を通過することでフィルムへのインク
の塗布が行なわれる。
ところが、このような記録装置では、インク貯蔵部を密
閉する機構が特に設けられておらず、インクの漏出なら
びに蒸発が発生する等インクの無駄が発生していた。
このため、本出願人により、第20図に示すようなもの
が提案されている。これは、サーマルヘッド501の両
側に設けた巻取軸503,505に、微小孔を有するフ
ィルム507の両端を取付け、この2つの巻取軸503
.505間にてフィルム507を往復移動させている。
各巻取軸503.505は容器509内に設けられてイ
ンク塗布部材511に接触して、フィルム507にイン
クの塗布が行なわれる。容器509の上部開口にはシー
ル部材513が設けられ、シール部材513はプレート
5159回動プレート517、ならびに板ばね519か
らなる圧力付勢機構により付勢される構成となっている
。更に回動プレート517にはカムシャフト521が接
触離反可能に設けられている。
そして、装置の被記録時にはカムシャフト521の回動
プレート517の接触が解除されて圧力付勢機構により
シール部材513が付勢され容器509は密閉されてイ
ンクの漏出および蒸発が防止される。また、装置の記録
時には、カムシャフト521は回動プレート517に接
触して圧力付勢機構のシール部材513への付勢が解除
され、シール部材513のエツジ部がフィルム507に
接触する。これによりフィルム507に付着する余剰の
インクが掻き取られ、記録用紙へのインクの付着による
汚れが抑制される。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような記録装置では、記録時には両
シール部材513共に圧力付勢ll!!構により付勢さ
れておらず、したがって両インク塗布部材511共に記
録時においては密閉されていないので、記録時でのイン
クの漏出、蒸発の防止効果が充分ではなく、またこの記
録時におけるインク漏出による記録用紙の汚れも発生し
やすいものとなっていた。
この発明は、このような実情に鑑みfill案されたも
ので、インクの漏出および蒸発をより少なくした記録装
置の提供を目的とげる。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するためにこの発明は、先端に発熱素子
を備えたサーマルヘッドと、このサーマルヘッドに密着
した状態でサーマルヘッド両側の2つの巻取軸に両端が
固定されて2つの巻取軸間を往復移動し多数のインク保
持部を備えた薄膜部材と、この1tll13部材にイン
クを塗布するインク塗布部材とを有し、前記発熱素子に
より前記薄膜部材のインク保持部を選択的に加熱して発
生する気泡の圧力によりインク保持部に保持されたイン
クを被記録部材に向けて噴出させて記録を行なう記録時
とにおいて、前記インク塗布部材を前記各巻取軸と共に
収納する収納容器と、この収納容器内に収納されている
インク塗布部材を前記薄膜部材を介して密閉する第1お
よび第2のシール部材と、この各シール部材に密閉方向
に圧力をf=J勢する第1および第2の圧力付勢手段と
、この第1および第2の各圧力付勢手段の圧力付勢を、
装置本体の非作動時には共に行なわせ、装置本体の記録
作動時には何れか一方を行なわせ、装置本体の早送り時
には共に解除する圧力付勢制御手段とを設ける構成とし
た。
(作用) このような構成の記録装置において、圧力付勢制御手段
により、装置本体の非作動時には第1および第2の各圧
力付勢手段のシール部材への圧力付勢を共に行なわせ、
シール部材によるシール性を向上させてこのときのイン
クの漏出および蒸発を防止する。また、装置本体の記録
作動時には第1および第2の何れか一方の圧力付勢手段
のシ一部材への圧力付勢を行なわせて、記録作動時での
インクの漏出および蒸発を少なくする。さらに、装5本
体の早送り時には第1および第2の各圧力付勢手段のシ
ール部材への圧力付勢を共に解除し、このときとの薄膜
部材の移動をスムーズにさせる。
(実施例) 以下、図面に基づき、この発明の一実施例を詳細に説明
する。
まず、この実施例における記録装置の記録原理について
説明する。第1図は記録装置の記録原理の説明図である
。第1図において、例えば10〜200μl径のインク
保持部としての微小孔1を多数形成した全屈又は耐熱性
の合成樹脂などよりなる薄膜部材としてのフィルム3に
インク5を塗布し微小孔1にインク5を充填する。微小
孔1がサーマルヘッド7に配置された発熱素子9部に到
達した時、その発熱素子9に電圧を印加して瞬発的に発
熱させ、前記微小孔1に充填されたインク5を急速加熱
し、発生する気泡の圧力により、インク滴11を噴出さ
せ被記録部材としての記録用紙に記録を行なうものであ
る。
第2図はこの実施例における記録装置13の全体側面図
である。第2図において、記録装置13は箱型形状のベ
ース15に被記録部材としての記録用紙17が収納され
たカセット1つのカセット収納部21.記録用117を
搬送する搬送部23゜記録用紙17に印字等の記録をす
る記録部25および記録用紙17を排紙する排紙部27
などから構成されている。
カセット収納部21について説明すると、カセット19
は記録装置13の右上方から傾斜したガイド29に沿っ
て挿入され、ガイド29の底部である受は部29Aに装
着される。カセット19の有無はガイド29の傾斜部の
ほぼ中央裏側に取付けられたカセット検知センサ31に
より検知され、又記録用紙17の有無は図示省略の紙検
知センサにより検知される。
記録用紙17を搬送する搬送部23について説明する。
記録装置13に接続された図示省略の制m装置からの記
録命令によって、図示省略の給紙モータが駆動し、給紙
ローラ33が回転して記録用紙17をカセット19より
給紙する。給紙された記録用紙17は給紙ガイド35.
37に案内され、上アライニングローラ39と下アライ
ニングローラ41との転接部に記録用紙17の先端が到
達する。
記録用紙17はアライニングローラ39と下アライニン
グローラ41との転接部に突き当り整位される。給紙開
始後、一定時間経過してから、上アライニングローラ3
9および下アライニングローラ41が回転を開始して記
録用紙17を挾持し搬送する。
次に、記録装置13の記録部25および排紙部27につ
いて説明する。第3図は第2図における■矢印部分の拡
大側面断面図であり、第4図は第3図の上フレームの側
面図である。第3図において、記録部ガイド43.45
およびヘッドローラ47は、上アライニングローラ39
を支点として回動可能なアーム49に取付けられている
。記録部ガイド45の上面には、厚さ0,1〜0.21
のステンレス製の薄板よりなる記録部ガイド部材51が
取付けられており、記録ガイド部材51の先端部はへラ
ドローラ47と常時圧接している。
前記アーム49には、角穴53が形成してあり、角穴5
3には、カムシャフト55が貫通している。
カムシャフト55の一端には、第4図に示す如く、ビン
57を設けたリング59が固定してあり、そのリング5
つはカムシャフト55と一体的に回転するようになって
いる。リンク61は上フレ−ムロ3に固定されたロータ
リーダンパ65の軸に回転可能に支持され、リンク61
の下端に形成された切欠ぎ67にはビン57が嵌合しで
ある。リンク61の他端に設けられた切欠き69と、上
フレーム63の上部に設けられた突起部71との間には
、引張ばね73が弾装されている。
さらに、リンク61の下部側には、第4図において、左
方へ向けて延長されたリンク75の一端が連結してあり
、リンク75の他端はビン77により、上フレーム63
に固定されたソレノイド79のプランジャ81に連結し
ている。さらに、アーム49と上フレーム63の突起部
83との間には、引張ばね85が弾装されている。
アーム49の回動機構について説明する。第5図(a 
)はアーム49が上方に位置した時の状態図、第5図(
b)はアーム49が下方に位置した時の状態図である。
非記録時には、第5図(a )に示すように、アーム4
つは上方に位置して、サーマルヘッド7の発熱素子9に
密着しているフィルム3とヘッドローラ47との間隙は
、第5図(a )に示す如く、G1に保持されている。
記録用紙17が記録部ガイド43.45に案内され、記
録用紙17の先端がヘッドローラ47と記録ガイド部材
51とに挾持され、さらに、記録用紙17が記録部ガイ
ド部材51の先端を通過するまで、フィルム3とヘッド
ローラ47との間隙はG1に保持される。この実施例に
おいては、間隙G1は約0.75111としである。
記録用紙17の先端が記録部ガイド部材51の先端を通
過し、一定時間経過後、第4図に示されたソレノイド7
9に電圧を印加し励磁する。ソレノイド79はプランジ
ャ81を第4図において左方向に移動させ、これと共に
リンク75も第4図において同方向に移動する。リンク
61は引張ばね73の張力に抗して支持軸回りに時計方
向回りに回動し、ビン57はリング59と共に反時計方
向回りに回動することになる。
したがって、リング59と一体的に回動するカムシャフ
ト55も反時計方向回りに回動し、第5図(b )に示
すように、アーム49は上アライニングローラ39を支
点として反時計方向回りに回動し下方に位置する。この
時、記録部ガイド部材51の先端はサーマルヘッドに密
着しているフィルム3に圧接する。又、カムシャフト5
5の外周i角穴53の一辺と離反する。この後、記録用
紙17に記録が開始される。
而して、記録時には、フィルム3と記録部ガイド部材5
1の先端との間隙は、第5図(b )に示す如<G2に
保持されることになる。必然的に、フィルム3のと記録
用紙17との間隙もG2に保持されることになる。間隙
G2は取りも直さず、記録部ガイド部材51の厚さであ
り、この実施例においては、印字品質などを考慮して、
G2を例えば0.2111111としている。
また、この時、第5図の(b)に示づ如く、ヘッドロー
ラ47の中心と発熱素子9の中心との位置ずれをP、記
録部ガイド部材51の先端と発熱素子9の中心との位置
ずれをQとなるように設定している。この実施例におい
ては、Pを約0.7mn+、 QをQ、3mmとしてい
る。引張ばね85の張力によって、アーム49は上向き
の力を受け、ヘッドローラ47の重量よりも小さい力で
、記録部ガイド部材51はフィルム3に圧接する。
記録用紙17への記録が終了し、一定時間経過後、第4
図に示すソレノイド79への電圧印加は停止される。リ
ンク61は引張ばね73の張力により支持軸回りに反時
計方向回りに回動して、ビン57を第4図において時計
方向回りに回動させる結果、リング59は時計方向回り
に回転する。
したがって、カムシャフト55も時計方向回りに回転し
て、カムシャフト55の外周は角穴53の一辺に当圧し
、アーム49は上アライニングローラ39を支点として
時計方向に回動して第5図(a )に示すように、アー
ム49は再び上方に位置する。このときに、リンク61
はロータリーダンパ65により粘性抵抗力を受けるため
、急激な回動が防止される。
記録部ff113の排紙部27について説明する。
第5図(b)において、記録部ガイド部材51の先端を
通過した記録用紙17は、第3図に示す排紙ガイド87
.89に案内される。第5図(a )に示すように、排
紙ガイド87の先端は水平方向より上方に角度αだけ曲
げられており、また排紙ガイド87とフィルム3との間
隙は、第5図(a )および(b )に示す如く、Rに
設定されている。
この実施例においては、αを10〜45°、RをR>G
lとなるようにしている。
上記構成とすることにより、記録用紙17の先端は排紙
ガイド87の先端とヘッドローラ47との間隙より上方
に侵入することはなく、記録用紙17は確実に排紙ガイ
ド87.89で案内されることになる。
排紙ガイド89には、図示省略の多数の小孔が形成して
あり、排紙ガイド8つはダクト回動部91の上部に固定
されている。ダクト回動部91は、ダクト本体93にピ
ボット95を支点として回動可能に支持されている。ダ
クト回動部91はその底部がダクト本体93の右側面傾
斜部に当圧することによって固定される。ダクト本体9
3は、ブロワ97の上面に固定され、ブロワ97は下フ
レーム99に固定されている。さらに、ブロワ97の下
部には気体圧供給手段としてのファン105が設けられ
ている。
また、第3図に示すように、排紙経路には、第1の上ピ
ンチローラ101および図示省略の第1の下ピンチロー
ラ、第2の上ピンチローラ103および図示省略の第2
の下ピンチローラが設けてあり、記録用紙17の両側に
存在する数nunの非記録部の一方を挾持し搬送するよ
うになっている。
ブロワ97内の下方部に設けられたファン1゜5が回転
すると、ブロワ97の右開口部から空気が流入し、ブロ
ワ97の上開口部より流出する。
空気はダクト本体93の上開口部よりダクト本体93へ
流入し、一部はダクト本体93の上部に、一部はダクト
回動部91の上部に送風される。ダクト回動部91の上
部に送風された空気は、排紙ガイド89に形成された図
示省略の小孔より流出する。ダクト本体93の上部には
、小孔を多数形成した排紙ガイド107が固定してあり
、ダクト本体93の上部に送風された空気も、この排紙
ガイド107に形成ざた図示省略の小孔より流出する。
記録部ガイド部材51の先端を通過した記録用紙17は
、排紙ガイド89の小孔より流出される空気の圧力によ
って、排紙ガイド87に圧着されながら搬送されると共
にこの流出される空気により記録用紙17上にインクに
より記録された文字等が速やかに乾燥する。同時に、記
録用紙17の非記録部は、第1の上ピンチローラ101
および図示省略の第1の下ピンチローラに挾持され、続
いて、第2の上ピンチローラ103および図示省略の第
2の下ピンチローラにより挟持されて搬送される。
さらに、記録用紙17は排紙ガイド87.107で案内
され、上排紙ローラ109と下排紙ローラ111とに挾
持され、第2図に示されている記録装置13の左側部に
設けられた排紙トレイ113に排紙される。
第6図は記録装置13の排紙部27の斜視図、第7図は
後述する星形プレートの外形図である。
下排紙ローラ111は、第7図に示されているように、
先端にピッチ角βで、鋭角γの突起部115を形成した
星形プレート117と、第6図示す如く、適当な間隔に
配置したカラー119と、上排紙ローラ109に転接す
る複数例えば2個の基準ローラ121とから構成されて
いる。記録用紙17の記録面は星形プレート117によ
り点状に支持されるので、記録用ff117上の未乾燥
の文字等の乱れは防止される。
第2図および第3図に示すように、上排紙ローラ109
および下排紙ローラ111の直前には、上フレーム63
に取付けられた排紙スイッチ123が設けてあり、記録
用紙17の先端および後端を検知して、記録用紙17が
第2図に示す排紙トレイ113に確実に排紙されたかど
うか確認される。
記録部2?13の記録部25および排紙部27の駆動系
統について説明する。
第8図は記録1813の記録部25および排紙部27に
おける駆動系の正面図で第9図は第8図の平面図である
。第8図および第9図において、上アライニングローラ
ギア125はギア127゜129を介してプーリ131
に接続されている。
プーリ131には、さらにベルト133.プーリ135
、プーリ137およびベルト139を介して記録用紙搬
送モータギア141に接続されていて、記録用紙搬送モ
ータ143の駆動力を伝達するようになっている。
ヘッドローラプーリ145はベルト147を介して上ア
ライニングローラギア125と同軸の第1の上アライニ
ングローラプーリ149に接続しである。第1の上ピン
チローラプーリ151はベルト153を介して、第1の
上アライニングローラプーリ149と同軸の第2の上ア
ライニングローラプーリ155に接続しである。第2の
ピンチローラギア157はギア159を介して第1の上
ピンチローラプーリ151と同軸の第1の上ピンチロー
ラギア161に接続しである。さらに、上排紙ローラギ
ア163はギア165を介して前記第2のピンチローラ
ギア157に接続しである。
上記構成による駆動系統で、前述した上アライニングロ
ーラ39.ヘッドローラ47.第1の上ピンチローラ1
01.第2の上ピンチローラ103および上排紙ローラ
109は、記録用紙搬送モータ143の駆動開始と共に
、同期して同方向に、同回転数で回転することになる。
サーマルヘッド7の取付は状態について説明する。第1
0図はサーマルヘッド7の取付は部の平面図、第11図
は第10図の側面図である。
第10図および第11図において、サーマルヘッド7は
、第10図中で上下方向両端(上部側端部は図には現れ
ていない。)に設けた2個のホルダ一部材167で固定
され、さらに2個のホルダ一部材167は各々2個の固
定ねじ169および2個の調整ねじ171を介して、記
録部213の下フレーム99に位置決め固定されたブロ
ック部材173に連結されている。前記調整ねじ171
には圧縮ばね175が介装しである。
したがって、固定ねじ169を緩めると、ホルダ一部材
167は調整ねじ171に巻付けられた2個の圧縮ばね
175によって支持され、両端合せて4個の調整ねじ1
71を回すことにより、サーマルヘッド7の高さおよび
傾きが調整されることになる。サーマルヘッド7の位置
調整が終了したならば、4個の固定ねじ16つを締めて
ホルダ一部材167をほぼ完全にブロック部材173に
固定する。
カートリッジについて説明する。
第12図は記録装置13に装着した時のカートリッジ1
77の平面図である。カートリッジ177は記録部25
.インク供給部179および駆動部181から構成され
ている。
カートリッジ177の記録装置13への装着は、第2図
、第3図および第4図に示されているように、まず、上
フレーム63に固定された上ロータリーキャッチ183
と下フレーム99に固定された下口−タリーキャッチ1
85との嵌合を解除する。次に、上フレーム63を上ア
ライニングローラ39を支点として時計方向回りに回動
し、記録装置13の記録部25および排紙部27を開口
する。
次に、ダクト回動部91を、ピボット95を支点として
反時計方向回りに回動し、第12図に示したカートリッ
ジ177を記録装置13の記録部25上方より挿入する
。このとき第3図に示されているように、ベース187
に形成された4個の角穴189にカートリッジ177の
4個のフット191を嵌合し、ベース187にカートリ
ッジ177を載置する。第12図に示すように、ベース
187側のレバー193を矢印方向に移動することによ
って、レバー193と一体的に移動するプレート195
が第3図における左の2個のフット191に当圧するま
で、カートリッジ177をベース187上で第3図にお
いて右方向に移動させる。そして右の2個のフット19
1が右の2個の角穴18つの一辺に当圧すると、カート
リッジ177はベース187に固定されることになる。
カートリッジ177を固定した後、ダクト回動部91を
時計方向回りに回動してダクト本体93に固定すると共
に、上フレーム63を反時計方向回りに回動して、上ロ
ータリーキャッチ183と下口−タリーキャッチ185
とが嵌合するまで押下げる。以上の動作により、カート
リッジ177は記録装置13に装着される。カートリッ
ジ177を記録装置13より離脱するには、上述の操作
を逆順序で行なえばよい。
第13図はカートリッジ177の記録部25の断面図で
あり、第14図はフィルム3の外形図および第15図は
フィルム3の微小孔1の形成領域の拡大図である。
フィルム3は例えば厚さ10〜30μ曙のニッケル、銅
などの金属又はポリアミド樹脂などの合成樹脂あるいは
それらを多層にv4層したものよりなっている。第14
図に示されているように、フィルム3の微小孔形成領域
197には、例えば孔径20〜30μm、孔ピッチ40
〜50μmの微小孔1が第15図に示す如(形成されて
いる。
第13図に示されているように、フィルム3の一端は巻
取軸としての左フィルムシャフト199に、その他端は
、巻取軸としての右フィルムシャフト201に固着され
、巻付けられている。カートリッジ177の非装着時に
は、フィルム3は容器203の左曲面部205および右
曲面部207に案内される。カートリッジ177の装着
時には、フィルム3は前記左曲面部205および右曲面
部207に案内され、サーマルヘッドの発熱素子9面に
圧着している。
インク塗布部のインク塗布部材209,211は吸水性
、塗布性の良好なテフロンフェルト、発泡ニトリルゴム
、発泡ポリビニル樹脂などよりなり、容器203内に充
填され、上部でフィルム3を巻付けた左フィルムシャフ
ト199および右フィルムシャフト201に圧接してい
る。第1.第2のシール部材213,215はスチレン
ブタジェンゴム、ニトリルゴムなどの耐水性を有するゴ
ムよりなり、その一端は容器203に固着され、他端は
エツジ部でフィルム3と接触するようになっている。
さらに、カートリッジ177の記録部25の側端部にお
いては、第1.第2のシール部材213゜215は容器
203の上部に固着されており、側端部におけるカート
リッジ177の書間を確実にしている。したがって、イ
ンク5が側端部よりこぼれたり、蒸発したりすることが
ない。
第1.第2のシール部材213.215に圧力を付勢す
る圧力付勢iM4について説明する。
第1.第2の圧力付勢手段217はプレート219.2
21.板ばね223.225および回動プレート227
,229から構成されている。プレート219,221
は厚さ0.1〜0.4InIllの弾性を有するステン
レスなどの薄板であって、その一端は回動プレート22
7.229に固着され、他端は第1.第2のシール部材
213.215に圧接されている。板ばね223,22
5は厚さ0゜1〜0.4111の弾性を有するステンレ
スなどの薄板を成形したもので、その一端面は回動プレ
ート227.229に固着され、他端面は容器203の
側壁に圧接している。
回動プレート227.229は第12図に示されている
ように、カラー231とねじ233によって、容器20
3に回動可能に支持されている。
また、回動プレート227,229には、第13図に示
すように、記録装置13の下フレーム99に回転可能に
支持された左カムシャフト235゜および右カムシャフ
ト237の外周が当接するよようになっている。
第16図(2)〜■はカートリッジ177の記録部の状
態図である。カートリッジ177の非装着時、または、
フィルム3の非駆動時には第16図(a)に示すように
、左カムシャフト235及び右カムシャフト237の外
周は、回動プレート227.229に当圧せず、板ばね
223.225の圧力により、プレート219.221
は、第1.第2のシール部材213,215に圧力を付
勢する。これによって、第1.第2のシール部材213
,215はフィルム3を介して容器203の左曲面部2
05及び右曲面部207に圧接する。印字時には、フィ
ルム3を左方向に移送する場合には第6図(υに示すよ
うに、左カムシャフト235及び右カムシャフト237
を第16図(a)の状態より八方向に90°回転するこ
とにより、左カムシャフト235の外周は回動プレート
227に等圧し、板ばね219の圧力に抗して、回動プ
レート227を右方向に回動する。よって、プレート2
19による第1のシール部材213への圧力は解除され
る。一方プレート221は第2のシール部材215に圧
力を付勢したままである。また、フィルム3を右方向に
移送する場合には、第16図(C)に示すように左カム
シャフト235及び右カムシャフト237を第16図(
a)よりA方向及びC方向にそれぞれ270°回転する
ことにより右カムシャフト237の外周は回動プレート
229に当圧し、板ばね225の圧力に抗して、回動プ
レート229を右方向に回動する。よって、プレート2
21による第2のシール部材215への圧力は解除され
る。一方プレート219は第1のシール部材213に圧
力を付勢したままである。フィルム3の早送り時には、
第16図■に示すように、左カムシャフト235及び右
カムシャフト237を第16図m>の状態よりA方向及
びC方向それぞれ1809回転することにより、左カム
シャフト235及び右カムシャフト237の外周は回動
プレート227.229に当圧し、回動プレート227
゜229を右方向、右方向にそれぞれ回動じて、プレー
ト219.221による第1.第2のシール部材213
.215への圧力を解除する。
以上のようにすることによって、カートリッジ177の
非装着時または、フィルム3の非駆動時には、第1.第
2のシール部材213,215がフィルム3を介して容
器203の左曲面部205及び右曲面図207に圧接す
るため、カートリッジ177は完全に密閉され、インク
のカートリッジ177からの漏出及び蒸発が防止される
。印字時には第1.第2のシール部材213,215の
一方はフィル3を介して容器203の左曲面部205、
右曲面部207の一方に圧接するためフィルム3に付着
す余剰インクを掻き取ることができ、また第1.第2の
シール部材213,215の他方はそのエツジ部でフィ
ルム3に接触するため、シール部材とフィルム3との接
触部において、インクが滞留することを防止する。した
がって、記録用紙17が不慮にフィルム3に接触しても
、記録用紙17の記録面がインクにより汚れることはな
い。フィルム3の甲送り時には、第1.第2のシール部
材213.215はそのエツジ部でフィルム3に接触す
るため、フィルム3の駆動トルクを軽減でき、高速でフ
ィルム3を移送することが可能であり、フィルム3を破
損することもない。
さらに、左カムシャフト235及び右カムシャフト23
7を1個のモータで駆動する構成であるから、機構は簡
単であり、動作も確実である。
カートリッジ177の駆動部181について説明する。
第17図はカートリッジ177の駆動部181の断面図
である。第12図に示されているように、カートリッジ
177の駆動部181は、左フィルムシャフトギア26
3.左リング265.右フィルムシャフトギア267、
右リング269およびアイドルギア271から構成され
ている。左フィルムシャフトギア263と左リング26
5とは、前述の左フィルムシャフト199に一体的に固
定されている。また、右フィルムシャフトギア267は
第17図に示されているように、ゼンマイ273を介し
て右リング269と結合され、右リング269は右フィ
ルムシャフト201に固定されている。
フィルム3は厚さ10〜30μmという薄膜であるから
、撓まないように常に張力を付勢しておかなければなら
ない。張力の付勢手段としては、まずアイドルギア27
1をスタッド275より取り出し、左フィルムシャフト
ギア263を固定しながら、右フィルムシャフトギア2
67を12図の左方からみて右方向に回転する。このよ
うにすることによって、ゼンマイ273が巻き取られ、
右フィルムシャフトギア267と右リング269との間
に捩りモーメントが生じ、右フィルムシャフトギア26
7を介してフィルム3に張力が付勢される。この状態で
、アイドルギア271をスタッド275に取付けると、
左フィルムシャフトギア263と右フィルムシャフトギ
ア267とは、アイドルギア271を介して結合され、
フィルム3に付勢された張力は保持される。
フィルム3を駆動するために、その初期位置を検知する
必要がある。このフィルム位置検知機構277は第17
図に示されているように、アイドルギア271と一体化
されたウオーム279とホイール281から構成されて
いる。ホイール281はホルダー283にピン285で
回転可能に支持されており、ホルダー283は容器20
3の上部に固定されている。
また、ホイール281には、検知穴287が形成されて
いて、予め、フィルム3の初期位置において、ホイール
281の検知穴287が記録装置13の上フレーム63
に固定されたフィルム位置検知センサ289により検知
されるように、ホイール281をウオーム279に結合
しである。アイドルギア271が1回転すると、ウオー
ム279は1リード分進むので、ホイール281は1歯
だけ回転する。したがって、フィルム3が左フィルムシ
ャフト199又は右フィルムシャフト201に数回巻付
けられている場合にも、確実にフィルム3の初期位置を
検知することができる。
カートリッジ177の駆動系統について説明する。
第18図はカートリッジ177の駆動系の正面図、第1
9図は第18図の側面図である。第18図および第19
図において、左フィルムシャフトギア263および右フ
ィルムシャフトギア267は、アイドルギア271.ギ
ア291.プーリ293およびベルト295を介してギ
ア297と一体化されたプーリ299に連結されている
また、左カムシャフトギア301おにび右カムシャフト
ギア303はギア305.プーリ307゜ギア309、
プーリ311およびベルト313を介してギア315と
一体化されたプーリ317に連結されている。
カートリッジ駆動モータ319は、カートリッジ駆動モ
ータプーリ321.ベルト323.プーリ325および
ギア327を介して移動ギア329に駆動力を伝達する
ようになっている。移動ギア329はスタッド331の
軸線方向に移動できるようになっていて、第19図に示
すように、右側面には常に圧縮ばね333により圧力が
付勢されている。また、移動ギア329の左側面には、
ソレノイド335のアーム337が当圧されるようにな
っている。
カートリッジ177の駆動切換機構333にってい説明
する。
第18図および第19図に示されているように、プーリ
299と一体化されたギア297.プーリ317と一体
化されたギア315.移動ギア329、スタッド331
.圧縮ばね333およびソレノイド335から構成され
ている。カートリッジ177の非装着時又はフィルム3
の駆動時には、圧縮ばね333の圧力により移動ギア3
29は第19図において左方に位置し、ギア297に連
結される。カートリッジ駆動モータ319の駆動力は、
前述の駆動伝達機構により左フィルムシャフトギア26
3および右フィルムシャフトギア267に伝達される。
左カムシャフト235および右カムシャフト237の駆
動時には、ソレノイド335により電圧が印加されて励
磁され、ソレノイド335のアーム337が移動ギア3
29に圧力を付勢し、圧縮ばね333の付勢力に抗して
移動ギア329を第19図において右方向に移動させる
。移動ギア329は第19図において右方に位置し、ギ
ア315と連結する。したがって、カートリッジ駆動モ
ータ319の駆動力は左カムシャフトギア301および
右カムシャフトギア303に伝達される。
以上のような駆動切換機構33を用いることにより、フ
ィルム駆動用、カムシャフト駆動出合せて2個のモータ
を使用する必要がなく、すなわちモータの駆動回路を2
個使用する必要がなく、記録装置13が非常に小型化さ
れると共に安価なものとなる。
カートリッジ177の動作について説明する。
第13図、第17図、第18図および第19図に示すよ
うに、カートリッジ177を記録装置13に装着し、記
録装置13の電源をONにする。
ソレノイド335に電圧が印加され、移動ギア329が
ギア315と連結して、カートリッジ駆動モータ319
の駆動力が左カムシャフトギア301および右カムシャ
フトギア303に伝達されて、第13図に示した左カム
シャフト235および右カムシャフト237が回転する
左カムシャフト235および右カムシャフト237の外
周が回動プレート227.229に当圧し、回動プレー
ト227.229が第13図に示すB方向に回動し、第
1.第2のシール部材213.215はそのエツジ部で
フィルム3に接触する。その後、ソレノイド335への
印加電圧は停止され、移動ギア329がギア297と連
結してカートリッジ駆動モータ319の駆動力が左フィ
ルムシャフトギア263および右フィルムシャフトギア
267に伝達され、左フィルムシャフト19つおよび右
フィルムシャフト201が回転する。
左フィルムシャフト199および右フィルムシャフト2
01は、第13図において時計方向回りに回転して、右
フィルムシャフト201にフィルム3を巻き取っていく
。この時、第17図に示したホイール281は第17図
において反時計方向回りに回転し、ホイール281に形
成された検知穴287がフィルム位置検知センサ289
に検知されると、フィルム3の初期位置となり、カート
リッジ駆動モータ319は停止する。
その後、ソレノイド335に電圧が印加され、左カムシ
ャフト235および右カムシャフト237が回転し、回
動プレート227.229が第13図に示した六方向に
回動し、シール部材213゜215はフィルム3を介し
、容器203の左曲面部205および右曲面部207に
圧接されて、初期動作が終了する。
記録装置13に接続された図示省略の制m+装置から記
録命令が送られてくるとソレノイド335に電圧が印加
され右カムシャフト237が回転し、回動プレート22
9が第13図に示したB方向に回動し、第2のシール部
材215はそのエツジ部でフィルム3に接触する。その
債、ソレノイド335への電圧印加が停止され、左フィ
ルムシャフト199および右フィルムシャフト201が
反時計方向回りに回転し、左フィルムシャフト199に
フィルム3を巻取って行く。
第14図に示した微小孔形成領域197がサーマルヘッ
ド7の発熱素子9の近傍に到達した時、カートリッジ駆
動モータ319は一旦停止し、記録用紙17が上アライ
ニングロー539を通過する時に、記録用紙搬送モータ
143と同期して駆動を開始する。記録用紙17の先端
が記録部ガイド部材51の先端を通過し、一定時間経過
後、発熱素子9に電圧が印加されて記録を開始する。
発熱素子9への電圧印加が停止され、記録を終了した後
、記録用紙17の後端が記録部ガイド部材51の先端を
通過する。さらに、フィルム3は左フィルムシャフト1
99に巻取られ、一定時間経過後、カートリッジ駆動モ
ータ319は停止する。この時のフィルム3の位置が第
13図において右方向にフィルム3を移送して記録を行
なう場合の初期位置となり、記録動作が終了する。
なお、右方向にフィルム3を移送して記録を行なう場合
にも上述の動作要領に従って行なえばよく、フィルム3
を往復移送することによって連続記録が行なわれる。
最終的に記録が終了すると、左フィルムシャフト199
および右フィルムシャフト201を第13図において時
計方向回りに回転してホイール281の検知穴287が
フィルム位置検知センサ289に検知されるまでフィル
3を右フィルムシャフト201に巻取る。フィルム3が
位置検知された後、カートリッジ駆動モータ319は一
旦停止する。その後、ソレノイド335に電圧が印加さ
れ、左カムシャフト235および右カムシャフト237
が回転し、回動プレート227,229が第13図に示
した六方向に回動して、シール部材213.215はフ
ィルム3を介し、容器203の左曲面部205および右
曲面部207に圧接して終期動作が終了する。その後記
録装置13の電源はOFFにされる。
なお、本発明は前述の実施例に限定されることなく、適
宜な変更を行なうことにより、その他の態様で実施し得
るものである。
[発明の効果コ 以上のようにこの発明によれば、次のような効果がある
。■装置本体の非作動時には、第1および第2のシール
部材共に付勢手段により付勢されて容器が密閉されるの
で、インクの漏出あるいは蒸発が防止される。■装置本
体の記録作動時には第1および第2のシール部材の何れ
か一方が付勢手段に付勢されて、薄膜部材に付着する余
剰インクを掻き取り、他方が付勢解除されて薄膜部材と
シール部材との接触部におけるインクの滞留が防止され
る。これにより、非記録部材が不慮に薄膜部材に接触し
た場合での非記録部材の記録面のインクによる汚れも防
止できる。■薄膜部材の早送り時には第1および第2の
シール部材への圧力付勢を解除するため、薄膜部材の駆
動トルクが軽減され、薄膜部材を高速で移動させること
が可能となり且つ薄膜部材の破損も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は記録原理を説明するための説明図、第2図はこ
の発明を実施した一実施例を示す記録装置の側面図、第
3図は第2図における■矢印部分の拡大側面断面図、第
4図は第3図における記録装置の上フレームの側面図、
第5図(a )はアームが上方に位置した非記録時の状
態図、第5図(b)はアームが下方に位置した記録時の
状態図、第6図は記録装置の排紙部の斜視図、第7図は
星形プレートの外形図、第8図は記録装置の記録部およ
び排紙部における駆動系統の正面図、第9図は第8図の
平面図、第10図はサーマルヘッドの取付は部の平面図
、第11図は第10図の下面図、第12図はカートリッ
ジの平面図、第13図はカートリッジの記録部の断面図
、第14図はフィルムの微小孔形成領域を示す斜視図、
第15図はフィルムの微小孔形成領域の拡大図牛絣番、
第16図<8)〜(d)はカートリッジの記録部の状態
図であり、第16図G)はカートリッジの装着時または
フィルムの非駆動時の状態図、第16図<b>は印字時
においてフィルムを左方向に移動させるときの状態図、
第16図(C)は同右方向に移動させるときの状態図、
第16図(d)はフィルムを早送りするときの状態図、
第17図はカートリッジの駆動部の断面図、第18図は
カートリッジの駆動系の正面図、第19図はカートリッ
ジの駆動系の側面図、第20図は従来のカートリッジの
記録部の断面図である。 1・・・微小孔(インク保持部〉 3・・・フィルム(薄膜部材) 7・・・サーマルヘッド 9・・・発熱素子 13・・・記録装置 17・・・記録用紙(被記録部材) 199・・・左フィルムシャフト〈巻取軸)201・・
・右フィルムシャフト(巻取軸)203・・・容器 209.211・・・インク塗布部材 213・・・第1のシール部材、 215・・・第2のシール部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端に発熱素子を備えたサーマルヘッドと、この
    サーマルヘッドに密着した状態でサーマルヘッド両側の
    2つの巻取軸に両端が固定されて2つの巻取軸間を往復
    移動し多数のインク保持部を備えた薄膜部材と、この薄
    膜部材にインクを塗布するインク塗布部材とを有し、前
    記発熱素子により前記薄膜部材のインク保持部を選択的
    に加熱して発生する気泡の圧力によりインク保持部に保
    持されたインクを被記録部材に向けて噴出させて記録を
    行なう記録装置において、前記インク塗布部材を前記各
    巻取軸と共に収納する収納容器と、この収納容器内に収
    納されているインク塗布部材を前記薄膜部材を介して密
    閉する第1および第2のシール部材と、この各シール部
    材に密閉方向に圧力を付勢する第1および第2の圧力付
    勢手段と、この第1および第2の各圧力付勢手段の圧力
    付勢を、装置本体の非作動時には共に行なわせ、装置本
    体の記録作動時には何れか一方を行なわせ、装置本体の
    早送り時には共に解除する圧力付勢制御手段とを設けた
    ことを特徴とする記録装置。
  2. (2)圧力付勢制御手段がカムシャフトであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の記録装置。
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