JPS635722Y2 - - Google Patents

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JPS635722Y2
JPS635722Y2 JP3319682U JP3319682U JPS635722Y2 JP S635722 Y2 JPS635722 Y2 JP S635722Y2 JP 3319682 U JP3319682 U JP 3319682U JP 3319682 U JP3319682 U JP 3319682U JP S635722 Y2 JPS635722 Y2 JP S635722Y2
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JP
Japan
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rubber stopper
pressure vessel
outlet
valve
container
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JP3319682U
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JPS58136143U (ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は薬びん、注射器などの医療用容器、そ
の他食品用ボトルに用いられるゴム栓、キヤツプ
などの蓋類を洗浄、滅菌、乾燥する消毒用の滅菌
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の滅菌装置では消毒用の圧力タン
ク内でゲージ圧1.1気圧下でゴム栓を収容した網
状のケーシングを洗浄水中で回転しながら洗浄し
たのち無菌蒸気を供給して滅菌し放置して自然乾
燥させることが行われており、人手にて取出し次
工程である所のゴム栓をびん類に装着する自動機
のフイーダへ投入するものであつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この従来装置においてはバツチ方式で処理後の
ゴム栓類のタンク内からの取出しが人手によつて
いたため作業取扱上問題があると共に、ゴム栓類
は1ml〜250mlぐらいの容器の蓋が多く小片でゴ
ム類で造られるのが殆どで、100℃以上に加熱殺
菌するとゴム同志が溶着しやすく、蒸気だけで加
熱殺菌すると溶着して団子状となるので加熱殺菌
に限界があり、しかもゴム栓類は摩耗しやすい
し、撹拌すると相互にこすれて発塵するばかりで
あり、粒塵がゴム栓表面に付着して使用上重大な
結果をもたらす欠点があり、滅菌作業を煩雑な操
作と条件下で行わなければならない不便があつ
た。
本考案は、これら従来の諸欠点を適確に除去し
ようとするもので、ゴム栓類の取出に人手を要す
ることなく密閉接続したままで処理でき、取扱い
容易で安全に殺菌処理作業ができるゴム栓滅菌装
置を構成簡単で安価に提供することを目的とする
ものである。
また、本考案では微生物を滅菌できる加熱条件
下に処理してもゴム栓類が溶着したり発塵させる
ことなく能率的に処理できる滅菌装置とすること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ゴム栓を給排するための開閉自在の
投入口5と、止弁24のある排出路に連なる取出
口6とを有する圧力容器1に洗浄水用の給水口1
0′と排水口7と無菌蒸気の供給口11とを設け
ると共に、容器1内を透水性隔壁2で滅菌室3と
ジヤケツト部4とに区画し、該滅菌室3の底部と
容器底部の取出口6とを開閉するバルブ26を昇
降自在に設け、このバルブ26に撹拌翼17を備
えて回転軸8を介して駆動シリンダ14に連結し
たことを特徴とするゴム栓滅菌装置である。
〔実施例〕
図示のものにおいて、円筒状の圧力容器1は漏
斗状の透水性隔壁2を同心上に内装し、中央部に
滅菌すべきゴム栓を保持する滅菌室3、その周囲
にジヤケツト部4を区画形成し、該滅菌室3に連
通する上端板には滅菌すべきゴム栓を投入する開
閉蓋のある投入口5を設け、中央底部にはやはり
滅菌室3に連通する状態下で滅菌済のゴム栓を取
出す漏斗状に突出した取出口6、排水口7がそれ
ぞれ開閉自在に備えられている。さらにこの圧力
容器1の中央には定量排出機構として前記取出口
6の開閉機構及び撹拌機構を備えたバルブ26が
回転軸8を介して垂設されると共に、滅菌室3内
にはエア供給用の散気パイプ9と水又は湯の給液
管10が突設され、しかも圧力容器1の周胴には
滅菌用の無菌蒸気供給口11と、吸引源に連なる
真空ノズル12が備えられると共に、圧力容器1
のジヤケツト部4を包囲する環状の冷水路13が
付設されている。
前記回転軸8は圧力容器1外に突出した端部に
シリンダ14を連結されて昇降自在とされると共
に回転伝達機構15で回転自在に配備され、他端
にバルブ26を備えその最も下降した位置におい
て滅菌室3の底部と前記漏斗状の取出口6とに嵌
合しうるようになつていて、該バルブ26はその
下端部をコーン状底面16を有すると共に、針金
状のブリツジ解消用の撹拌翼17を備えている。
前記透水性隔壁2としてはパンチングメタル等
の多孔板が用いられ、固液分離と排水とを良好適
確に行えるようになつているが、金網などの耐熱
透水性部材なら選んで用いられうる。また取出口
6は容器底部に前記透水性隔壁2で隙間を容器1
間に設けて排水口7に連なる排水路のあるピツト
として構成され、該取出口6を開閉するバルブ2
6が備えられている。
なおこの開閉バルブ26に設けた撹拌翼17は
針金部材をもつてリング状で放射状に突設してあ
るが、板状の捻れ羽根或いは棒状突杆を複数突設
し、撹拌機能とブリツジ解消機能を効果的に持た
せるように考慮してある。
さらに前記散気パイプ9或いは給液管10は旋
回流を生じさせるように滅菌室3内周接線方向に
噴出口9′,9′,…給水口10′,10′…を開口
するのがよく、必要に応じ容器内で旋回させる撹
拌を兼ねた構成とすることもできる。
図中、18は軸受、19はオーバーフロー管、
20はシリンダサポート、21は冷水入口、22
は冷水出口、23,24は止弁、25は蓋開閉操
作用のハンドル、27は支脚である。
第3図例では圧力容器1の取出口6に連なる止
弁24のある排出路がゴム栓を重力で落下させる
シユート28としたものであるが、第4図例のよ
うに高さをとれない場合にはフイーダ29として
処理済のゴム栓を人手に触れず次工程の密栓作業
へ自動的に搬送するのがよい。
しかして圧力容器1の取出口6はバルブ26で
閉じた状態で投入口5から滅菌すべきゴム栓を圧
力容器1の滅菌室3に投入したのち給液管10か
ら水を入れ、散気パイプ9からエアを供給してバ
ブリングした後、排水口7にある止弁23を開け
て排水する。その後給液管10から温水を注入し
121℃ゲージ圧1.1atm下に無菌蒸気供給口11か
ら無菌蒸気を吹きこんで滅菌し、排水する。この
場合、湯の中で加熱するとゴム栓同志が溶着しに
くく、なおかつ適宜手段により撹拌流を伴わせる
とより一層の効果がある。
しかる後圧力を抜き冷水路13に冷水を流過さ
せて圧力容器1を冷却し、真空ノズル12で−
750mmHgの真空状態にして乾燥させる。この場合
露点−50℃以下の微量の空気を入れながら乾燥す
るとむらなく短時間で乾燥させることができる。
乾燥終了後、バルブ26をシリンダ14で一定
のストロークで昇降させ取出口6を開け止弁24
の開閉とでゴム栓を定量づつ次工程へ密閉接続下
で送出させるものである。払出しにおいてゴム栓
同志がブリツジ状を呈しても撹拌翼17及びバル
ブ26の回転・昇降動により効果的に解消され円
滑な定量送出が行われるものである。
〔考案の効果〕
本考案は、ゴム栓を給排するための開閉自在の
投入口と止弁のある排出路に連なる取出口とを有
する圧力容器に洗浄水用の給水口と排水口と無菌
蒸気の給気口とを設けると共に、容器内を透水性
隔壁で滅菌室とジヤケツト部とに区画し、該滅菌
室の底部と容器底部の取出口とを開閉するバルブ
を昇降自在に設け、このバルブに撹拌翼を備えて
回転軸を介して駆動シリンダに連結したことによ
り、人手によらず衛生的に滅菌済のゴム栓を次工
程へ密閉下に定量づつ円滑に排出できると共に、
微生物も滅菌可能な加熱下に処理してもゴム栓が
溶着したり摩耗することなく完全に滅菌が可能
な、取扱い容易で安全に殺菌処理作業ができるゴ
ム栓滅菌装置を構成簡単、安価に提供することが
でき、実用上極めて大なる効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断面
図、第2図は平面図、第3図及び第4図は使用状
態のフローシートである。 1……圧力容器、2……透水性隔壁、3……滅
菌室、4……ジヤケツト部、5……投入口、6…
…取出口、7……排水口、8……回転軸、9……
散気パイプ、10……給液管、11……無菌蒸気
供給口、12……真空ノズル、13……冷水路、
14……シリンダ、15……回転伝達機構、16
……コーン状底面、17……撹拌翼、26……バ
ルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ゴム栓を給排するための開閉自在の投入口5
    と、止弁24のある排出路に連なる取出口6と
    を有する圧力容器1に洗浄水用の給水口10′
    と排水口7と無菌蒸気の給気口11とを設ける
    と共に、容器1内を透水性隔壁2で滅菌室3と
    ジヤケツト部4とに区画し、該滅菌室3の底部
    と容器底部の取出口6とを開閉するバルブ26
    を昇降自在に設け、このバルブ26に撹拌翼1
    7を備えて回転軸8を介して駆動シリンダ14
    に連結したことを特徴とするゴム栓滅菌装置。 (2) 前記透水性隔壁が、パンチングメタルの多孔
    板で漏斗状に容器内に配備されたものである実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のゴム栓滅菌
    装置。 (3) 前記圧力容器1が、冷水入口21と冷水出口
    22とを有する冷水路13を容器周胴に環状に
    備えたものである実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載のゴム栓滅菌装置。 (4) 前記圧力容器1が、容器1内に突設したエア
    供給用の散気パイプ9を備えたものである実用
    新案登録請求の範囲第1〜3項のいずれか一つ
    の項記載のゴム栓滅菌装置。 (5) 前記圧力容器1が、容器内に連通する真空ノ
    ズル12を備えたものである実用新案登録請求
    の範囲第1〜4のいずれか一つの項記載のゴム
    栓滅菌装置。
JP3319682U 1982-03-11 1982-03-11 ゴム栓滅菌装置 Granted JPS58136143U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3319682U JPS58136143U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 ゴム栓滅菌装置

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JP3319682U JPS58136143U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 ゴム栓滅菌装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58136143U JPS58136143U (ja) 1983-09-13
JPS635722Y2 true JPS635722Y2 (ja) 1988-02-17

Family

ID=30044757

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JP3319682U Granted JPS58136143U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 ゴム栓滅菌装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE514436T1 (de) * 2006-08-23 2011-07-15 Getinge Sterilization Aktiebolag Verfahren zum sterilisieren, kühlen, trocknen und befördern von stückgut

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JPS58136143U (ja) 1983-09-13

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