JPS635613A - 移動体搭載用衛星放送受信機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は移動体に搭載して使用する移動体搭載用衛星放
送受信機に関するものであり、詳しくは該受信機のＦＭ
信号復調回路に関するものである。

［背景技術１ 移動体に搭載して使用する衛星放送受信数は移動時にア
ンテナの指向誤差による受信入力信号レベルの低下が避
けられないので、これに対処するためにスレシホールド
拡張型ＦＭ復調方式を採用し、高感度化をはかっている
。

スレシホールド拡張型ＦＭ復調方式としては、追跡フィ
ルタ方式、周波数負帰還方式などがあるが、いずれもＦ
Ｍ信号波のエネルギーが、短時間で考えた場合には瞬時
周波数付近の狭い帯域に集中していることを利用して信
号エネルギーを狭帯域フィルタで抽出し高感度受信を実
現するものである。

このような高感度受信方式の採用により上述の定常的な
信号レベル低下に対処可能であるが、移動時には更に移
動体が一時的に連蔽物の陰に入った場合には、ごく短時
間急激な受信入力レベルの低下が生じ、受信画像の同期
が６しれる欠点があった。受信画像の一時的な同期の乱
れを防止する手段としては、ＦＭ変調後の映像信号に関
して、同期信号を監視し補正を加えるなど種々の対策が
従来から知られているが、いずれも回路構成が複雑であ
り、容易には実施できなかった。

また上述のように高感度受信方式ではＦＭ復調信号が受
信機前段に設けられた狭帯域追跡フィルタ或いはＶＣＯ
（電圧制御可変周波数発振器）に帰還される。従っ□て
急激な受信入力レベルの低下によりＳ／Ｎ比が低下し、
Ｆ、Ｍ復調回路でパルス性雑音が発生することになり、
通常のＦＭ受信方式に比べて画像が札れやすいという問
題があった。

［発明の目的］ 本発明は上述したような高感度受信方式の欠点、即ち、
−時的な入力信号レベルの低下時に受信画像の同期が乱
れる現象などをなくして移動体の移動中も快適な受信状
態を維持することを目的とした移動体搭載用衛星放送受
信機を提供するものである。

［発明の開示］ （構成） 本発明は、衛星放送からのＦＭ信号波を受信するアンテ
ナと、このアンテナ出力を適宜な周波数に変換するミキ
サ回路と、該ミキサ回路の出力を所望の周波数に同調す
る周波数量Ｗ！４部と、この周波数同調部からのＦＭ信
号波を復調するＦＭ復調器とからなる受信機が移動体に
搭載される移動体搭載用衛星放送受信機において、ＦＭ
復調器の出力を受けて周波数同調部に帰還して同調周波
数制御用の信号を出力するローパスフィルタと、このロ
ーパスフィルタのカットオフ周波数を受信機入力信号レ
ベルに応じて制御するカットオフ周波数制御回路とを具
備し、受信機入力信号レベルに応じてローパスフィルタ
のカットオフ周波数を制御するようにしたことをｖｆ薇
とするものである。

（実施例１） 第１図は本発明に基づく第１の実施例を示している。第
１図に於いて、アンテナ１により衛星放送からのＦＭ信
号波を受信し、アンテナ１から、ミキサ回路２に送られ
る。ＦＭ信号波は局部発振ａ９からの周波数にて混合さ
れ、ミキサ回路２からは中間周波数に変換されて周波数
同調部である追跡フィルタ３に入力される。追跡フィル
タ３の出力はＩＦ７ンプ４により増幅され、ＩＦアンプ
４出力はＦＭ復調器５にてＦＭ復調される。そして、出
力端子６よりＦＭ復調信号が出力される。

ＦＭ復調器５の出力は後述するローパスフィルタ８を介
して追跡フィルタ３に帰還されている。また、後述する
カットオフ周波数制御回路７は受信機入力つまりＩＦア
ンプ４のＡＧＣ？！！圧が低くなった場合にローパスフ
ィルタ８のカットオフ周波数を低くなるように制御する
ものである。

第１図は説明を簡単にするためシングルスーパーヘテロ
グイン式で構成した追跡フィルタ方式の自動車等に搭載
されるＦＭ受信機であり、本発明の特徴的な部分はカッ
トオフ周波数制御回路７及びローパスフィルタ８である
。アンテナ１より入った衛星放送信号はミキサ回路２、
局部発振器９によって中間周波数帯の信号波に変換され
る。

追跡フィルタ３はカーンン則（Ｃａｒｓｏｎ’ｓ　　ｒ
ｕｌｅ）で定まるＦＭ信号の占有帯域幅よりも狭帯域に
設定されており、この狭帯域フィルタによりＦＭ信号の
瞬時周波数を追尾して、実効雑音帯域幅の狭い高感度受
信機を実現している。追跡フィルタ３を通過したＦＭ信
号波はＩＦアンプ４で増幅され、ＦＭｆｉ調器５に入り
、復調された信号波はＦＭ信号復調出力端子６より得ら
れる。この出力端子６に得られた復調信号は更に映像信
号処理回路、を声信号処理回路を経てデイスプレィ装置
、スピーカ等に接続されるが、第１図では省略しである
。

ＦＭ復調出力はローパスフィルタ８を介して追跡フィル
タ３に加わり、追跡フィルタ３の同調周波数を制御する
。以上述べたように追跡フィルタ３は単にＦＭ信号波の
瞬時周波数を開ループ動作で追尾するが、実際には追跡
フィルタ３の位相特性がＦＭ復調器５の動作に影響を与
える。従って入力信号のＳ／Ｎ比が低下した場合にイン
パルス性雑音が発生すると、インパルス性雑音により追
跡フィルタ３が誤動作すると追跡フィルタ３の追跡誤差
で生じた振幅及び位相歪がＦＭ復調器５出力に正帰還さ
れる。

従って通常のＦＭ受信方式と比較すると、受信信号レベ
ルが一時的にスレシホールドレベル付近迄低下したとき
の影響が大きく、且つ、その影響からの回復時間も長い
という欠点がある。この欠点を補う目的でローパスフィ
ルタ８のカットオフ周波数制御回路７が設けられており
、ＩＦアンプ４に備えられたレベル検出回路（図示せず
）或いはＡＧＣ回路（図示せず）出力電圧により、受信
入力レベルを監視し、受信入力レベルが一定値以下に低
下したときにローパスフィルタ８のカットオフ周波数が
正規の値よりも低くなるように制御する。こうすること
によりインパルス性雑音周波数成分に対するループデイ
ンが低下して前記の正帰還現象が抑えられる。

第２図は第１図の主要部について構成回路例、を示した
もので、第１図と同じ機能ブロックは同じ記号で示しで
ある。追跡フィルタ３は同軸共振器を利用した可変同調
型複同調回路で、電圧可変８量ダイオードＤ、、Ｄ２に
より同調周波数が変化する。ＦＭ復調器５の出力はラグ
リード型−ローパスフィルタ８を介して追跡フィルタ３
の同調周波数別８１！端子１０に印加される。ローパス
フィルタ８は抵抗Ｒ１、Ｒ２及び電圧可変ｇ量ダイオー
ドＤ３によって特性が定まる。コンデンサＣ７は直流阻
止用、抵抗Ｒ０は信号成分阻止用である。ローパスフィ
ルタ８のカットオフ周波数は電圧可変容量ダイオードＤ
つの制御端子１１に印加する電圧によって制御され、電
圧が低いときはカットオフ周波数が低くなり、電圧が高
いときはカットオフ周波数が高くなる。

ＩＦ７ンプ４では受信入力信号レベルに応じて利得を制
御するためのＡＧＣ電圧が得られるが、この例では入力
信号ヒベルが高いほどＡＧＣ電圧が高くなる正特性のＡ
ＧＣ電圧が端子１２に加えられている。このＡＧＣ電圧
が定電圧ダイオードＤ、で定まる一定電圧■０以上とな
っているときは、端子１１の電圧は抵抗Ｒ１、Ｒ６、定
電圧グイオーＩ′Ｄ、によりＶ、に保持されるので、ロ
ーパスフィルタ８のカットオフ周波数は一定となってい
る。

衛星テレビ放送波を受信する場合はこのカットオフ周波
数は映像周波数帯に設定される。いま、ＡＧＣＩＥ圧が
受信人力レベルのスレシホールドレベル付近迄への低下
により■、より低くなるとダイオードＤ、は動作せず、
端子１１の電圧はＡＧＣ電圧と抵抗Ｒい　Ｒ６によって
定まる値となり、へ〇〇電圧が低くなるほど、低い電圧
となる。従ってローパスフィルタ８のカットオフ周波数
も受信入力レベルが低いほど、低い値となり、スレシホ
−ル）ｒ　Ｌ／　ヘル付近で発生するインパルス性Ｉ’
！音ノ正帰還を抑止する。衛星テレビ放送波を受信する
場合にはローパスフィルタ８のカットオフ周波数を映像
同期信号周波数数帯迄下げることができる。

こうすることにより受信入力レベルが一時的にスレシホ
ールドレベル付近迄低下した際も画像同期を安定に保ち
、雑音による画像の乱読を防止できる。

第２図の例では、ローパスフィルタ８のカットオフＲ波
敗制ｍ回路７が受信人力レベルが低いときは常にカット
オフ周波数を低く設定することになるので、長時間受信
入力レベルが低（なったときには受像画質が低下するこ
とになる。

（実施例２） 第３図はこの欠点を解消するため、受信入力レベルが一
定値以下であり、且つ、受信入力レベルの変化率（減少
率）が高いときのみ、カットオフ周波数を低く設定する
ことのできるカットオフ周波数制御回路７の別の構成例
を示している。第３図に於いて第２図の場合と同じ機能
を有する部品、即ち、抵抗Ｒ４、Ｒ６、ダイオードＤ、
は同じ記号を用いて示しである。いま、端子１２に印加
されたＡＧＣ電圧が受信入力レベルの一時的な低下によ
り急激に減少すると、コンデンサＣ２、抵抗Ｒ６、Ｒ７
で構成された微分回路により、ダイオードＤ。

のカソード側に負極性のパルスが得られる。ダイオード
Ｄ、は抵抗Ｒ７、Ｒ６、Ｒい　Ｒ９によって通常は導通
せず、ダイオードＤ、のカソード側に負極性パルスが生
じたときのみ導通するように設定されている。ダイオー
ドＤ、が導通すると、ダイオードＤ、のアメード側電位
が下がり、比較器１４の入力に電位差が生じて比較出力
を発生し、アナログスイッチ１３を駆動して導通状態と
し、ＡＧＣ電圧が抵抗Ｒ１に加わってダイオードＤ、で
定められた一定の電圧より低ければ制御端子１１の電位
が下がり、ローパスフィルタ８の力７トオ７周波数が制
御される。受信入力レベルが上昇してＡＧＯ電圧が急激
に増加した場合はダイオードＤ、のカソードには正極性
パルスが発生するので、ダイオードＤ、は導通せず、比
較器１４の出力も零のままで、アナログスイッ、Ｆ１３
は導通しない。

従って端子１１の電圧はダイオードＤ、で定まる一定の
値であり、ローパスフィルタ８のカットオフ周波数は制
御されない。

また受信入力レベルが安定しているとき（低入力レベル
が持続する場合も含む）は微分回路出力振幅が小さいた
め比較器１４が動作せず、アナログスイッチ１３は導通
しない。従ってローパスフィルタ８のカットオフ周波数
は制御されない。

（実施例３） 第４図は本発明をＦＭ負帰還方式受信機に適用した場合
の構成例で、第１図と同一の機能部分は同一の記号で示
しである。第４図ではＦＭ復調出力がローパスフィルタ
８を介して可変局部発振器に印加され、瞬時周波数に従
って局部発振周波数帯で圧縮するように構成されている
こと、及び周波数偏移量の圧縮されたＦＭ信号波を固定
の狭帯域フィルタ１６に加えている点が第１図と異なっ
ている。この場合も受信入力信号レベルがスレシホール
ドレベル付近迄急激に減少すると、Ｓ／Ｎ比の低下によ
り発生したインパルス性雑音が可変局部発振器１５に帰
還されて受信画像の乱れを生じる点は同様であり、第１
図で説明したようなローパスフィルタ８とカットオフ周
波数制御回路７の組み合わせによるインパルス性雑音周
波数成分に対するループデインを一時的に低下させる対
策が有効である。

（実施例４） 第５図はローパスフィルタ８の他の構成例を示す図で、
第２図に示したようにローパスフィルタ８のカットオフ
周波数を連続的に変化させているのではなく、２段階の
切り替えを行なっている点が異なる。第５図に於いて抵
抗Ｒ１、Ｒ２とコンデンサＣ３、Ｃ１によりローパスフ
ィルタ８を構成している。いま制御Ｉｌ！ｉ子１１より
加わる電圧が抵抗Ｒ１□、Ｒ１３で定まる一定の電圧以
下になるとスイッチングダイオードＤ６が導通してロー
バスフィルり６のコンデンサＣ１と並列（こコンテ゛ン
サＣ１が追加接続されカットオフ周波数は低くなる。尚
、抵抗Ｒ１１は信号周波成分阻止用、コンデンサＣ５は
信号周波成分バイパス用である。以上の説明ではローパ
スフィルタ８としてラグリード形フィルタを示したが、
その他のタイプについても同様にカットオフ周波数の制
御が可能である。またコンデンサの値を変化させるので
なく、抵抗値を変化させてカットオフ周波数を制御する
ことも可能である。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、衛星放送からのＦＭ信号波を受
信するアンテナと、このアンテナ出力を適宜な周波数に
変換するミキサ回路と、該ミキサ回路の出力を所望の周
波数に同調する周波数量７Ｆ！４ｓと、この周波数同調
部からのＦＭ信号波を復調するＦＭ復調器とからなる受
信機が移動体ｔこ搭載される移動体搭載用衛星放送受信
機において、ＦＭ復調器の出力を受けて周波数同調部に
帰還して同調周波数制御用の信号を出力するローパスフ
ィルタと、このローパスフィルタのカットオフ周波数を
受信機入力信号レベルに応じて制御するカットオフ周波
数制御回路とを具備したものであるから、受信機の入力
信号レベルに応じてカットオフ周波数制御回路によりロ
ーパスフィルタの力？）オフ周液数を制御することで、
例えば、衛星放送波受信用スレシホールド拡張型ＦＭ受
信撮を移動体に搭載して使用した場合に、移動体が一時
的に遮蔽物の陰に入って受信入力レベルが急激に低下し
た場合にインパルス性雑音の正帰還を抑止して、受信入
力レベルが急激に低下した際に生じる例えば受信画像の
乱れを抑えて移動中も快適な受信状態を提供する効果が
ある。また回路構成もローパスフィルタとカットオフ周
波数制御回路を設けるだけであるから、回路構成が簡単
であり、実施が容易で低コストとなるなど実用上の効果
が大きいものである。

【図面の簡単な説明】

＃ＩＪ１図は本発明の第１の実施例のブロック回路図、
第２図は同上の要部の回路図、＠３図は同上のカットオ
フ周波数制御回路の仲の例の具体回路図、第４図は本発
明の他の実施例のブロック図、第５図は同上のローパス
フィルタの回路図である。 図中１はアンテナ、２はミキサ回路、３は追跡フィルタ
、４はＩＦアンプ、５はＦＭ復？！４器、６は出力端子
、７はカットオフ周波数制御回路、８はローパスフィル
タ、９は局部発振器を示す。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第３図 第４図 第５図 手続補正書（自発） １、事件の表示 昭和６１年特許願第１４８４２０号 ２、発明の名称 移動体搭載用衛星放送受信機 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　所　大阪府門真市大字門真１０４８＠地名称（５８
３）松下電工株式会社 代表者　　藤　井　口　大 ４、代理人 郵便番号　５３０ ５、補正命令の日付 自　　　発 ６、補正により増加する発明の数　なし７、ＭＪ正の対
象 明細書 □ ８、補正の内容 ［１１本願明ｍ書の特許請求の範囲を下記のように訂正
する。 「（１）衡」Ｌ己ｙ」ｌ＆１−を受信するアンテナと、
このアンテナ出力を　°　　　する周　　コンパえ１移
動体搭載用衛星放送受信機。 （２）受」反力信号レベルが一定値以下となったとき唾
、ローパスフィルタのカットオフ周波数を低くするよう
制」Ｌす−４−」Δモ代−〇えた特許請求の範囲ｖＪ１
項記載の移動体搭載用衛星放送受信機。 （３）受ｔ＝力信号レベルが一定値以下であり、かつ、
その変化率が一定値以上であるとき臣、ローパスフィル
タのカットオフ周波数を低くするよ項記載の移動体搭載
用衛星放送受信機。」［２］　同上第４頁第４行目の「
発生することになり、」を削除して、下記の文を挿入す
る。 「発生すると、この雑音が受信機前段に帰還されて、」 ［３］　同上第４頁第１５行目乃至第５頁第６行目の全
文を削除して下記の文を挿入する。 「本発明は、衛星ＦＭ放送波を受信するアンテナと、こ
のアンテナ出力を周波数変換する周波数コンバータ部と
、この周波数コンバータ部出力をＦＭＩＷＩ４するＦＭ
復調部と、ＦＭ復調部で得た復゛調出力を、ローパスフ
ィルタを介して周波数コンバータ部に帰還する回路手段
を備え、かつ、前記ローパスフィルタのカットオフ周波
数を、受信入力信号レベルに応じて制御するための制御
回路手段を備え、受信機入力信号レベルに」 ［４１同上第５頁第１８１５行目の「変換されて周波数
同調部である」を［変換されたＦＭ信号波が」と訂正す
る。 ［５］　同上第５頁第１８行目の「出力は」の次に、ｒ
ＦＭ復調部である」を挿入する。 ［６］　同上第６頁第３行目の「入力っま９」を「入力
信号レベルに比例した」と訂正する。 ［７１同上第６頁第１２付目の「変換される。」の次に
、下記の文を挿入する。 「ミキサ回路２、局部発振器９、追跡フィルタ３は、周
波数コンバータ部を構成している。」［８］　同上第７
頁第１９行目の［ローパスフィルタ８の］の次に、下記
の文を挿入する。 ｒカットオフ周波数を制御する」 ［９］　同上第８頁第１２行目の「？！ｉ同調回路」を
「複同調回路」と訂正する。 ［１０］　同上第９頁第１１行目の「抵抗Ｒ＋Ｊの前に
、［カットオフ周波数制御回路７を構成する」の文を挿
入する。 ［１１］　同上第１３頁第１行目の「でいる。」の次に
、下記の文を挿入する。 「この場合は、ミキサ回路２、可変局部発振回路１５、
狭帯域フィルタ１６とで周波数コンバータ部を構成して
いる。」 ［１２］　同上第１４頁第１１行目乃至第１５頁第４行
目全文を削除して下記の文を挿入する。 ［本発明は上述のように、衛星ＦＭ放送波を受信するア
ンテナと、このアンテナ出力を周波数変換する周波数フ
ンバータ部と、この周波数コンバータ部出力をＦＭ復調
するＦＭ復；１３１部と、ＦＭ復Ｉ！４部で得た復調出
力を、ローパスフィルタを介して周波数コンバータ部に
帰還する回路手段を備え、かつ、前記ローパスフィルタ
のカットオフ周波数を、受信入力信号レベルに応じて制
御するための制御回路手段を備えたものであるから、受
信機の入力信号レベルに応じて制御回路手段によりロー
パスフィルタのカット」 ［１３１同上第１５頁＠１２行目乃至第１４行目の「回
路構成も・・・・・・・・・だけであるから、」の文を
削除する。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）衛星放送からのＦＭ信号波を受信するアンテナと
   、このアンテナ出力を適宜な周波数に変換するミキサ回
   路と、該ミキサ回路の出力を所望の周波数に同調する周
   波数同調部と、この周波数同調部からのＦＭ信号波を復
   調するＦＭ復調器とからなる受信機が移動体に搭載され
   る移動体搭載用衛星放送受信機において、ＦＭ復調器の
   出力を受けて周波数同調部に帰還して同調周波数制御用
   の信号を出力するローパスフィルタと、このローパスフ
   ィルタのカットオフ周波数を受信機入力信号レベルに応
   じて制御するカットオフ周波数制御回路とを具備して成
   ることを特徴とする移動体搭載用衛星放送受信機。
2. （２）受信機入力信号レベルが一定値以下となったとき
   、ローパスフィルタのカットオフ周波数を低くするよう
   にカットオフ周波数制御回路により制御するようにした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の移動体搭
   載用衛星放送受信機。
3. （３）受信機入力信号レベルが一定値以下であり、且つ
   その変化率が一定値以上であるとき、ローパスフィルタ
   のカットオフ周波数を低くするようにカットオフ周波数
   制御回路により制御するようにしたことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の移動体搭載用衛星放送受信機
   。