JPH0417490B2 - - Google Patents

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JPH0417490B2
JPH0417490B2 JP56164908A JP16490881A JPH0417490B2 JP H0417490 B2 JPH0417490 B2 JP H0417490B2 JP 56164908 A JP56164908 A JP 56164908A JP 16490881 A JP16490881 A JP 16490881A JP H0417490 B2 JPH0417490 B2 JP H0417490B2
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current
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circuit
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JP56164908A
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Aaru Sooyaa Don
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National Semiconductor Corp
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Publication of JPH0417490B2 publication Critical patent/JPH0417490B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/44Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast
    • H04H20/46Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53-H04H20/95
    • H04H20/47Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53-H04H20/95 specially adapted for stereophonic broadcast systems
    • H04H20/49Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for broadcast specially adapted for broadcast systems covered by groups H04H20/53-H04H20/95 specially adapted for stereophonic broadcast systems for AM stereophonic broadcast systems

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  • Signal Processing (AREA)
  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

生するコンデンサ56 を具備している事を特徴とするAMステレオ受信
機の位相復調器。 2 特許請求の範囲第1項記載の位相復調器にお
いて、該復調器はさらに、前記乗算器の出力端子
対におけるコモンモード電圧に応答して前記第1
及び第2の可変電流源を制御するように接続され
たフイードバツク手段60,63〜65を具備し
ていることを特徴とする位相復調器。 3 特許請求の範囲第1項記載の位相復調器にお
いて、該復調器はさらに、前記コンデンサ56に
並列に接続されたインダクタ要素58を具備し
て、前記出力端子対を所定周波数スペクトラムの
下限の周波数で共振させるよう構成されている事
を特徴とする位相復調器。 4 特許請求の範囲第3項記載の位相復調器にお
いて、前記インダクタ要素の値は、所定周波数搬
送波変調信号に対する回路応答を決定するよう選
択されている事を特徴とする位相復調器。 5 特許請求の範囲第3項記載の位相復調器にお
いて、前記インダクタ要素は、 (a) 前記象限乗算器の出力端子対53,54に接
続された一対の入力端子及び電流源出力を有す
る第1の相互コンダクタンス増幅器64、 (b) 前記第1の相互コンダクタンス増幅器の電流
源出力に接続されたコンデンサであつて、その
両端の電圧が該電流源の電流より位相が約90度
遅れているコンデンサ63、 (c) 前記(b)のコンデンサ63の両端の電圧と基準
電圧(VREF)との差電圧を受け取る一対の入力
端子及び一対の差動出力端子を有する第2の相
互コンダクタンス増幅器65、及び (d) 前記第2の相互コンダクタンス増幅器65の
一対の出力端子をそれぞれ前記第1及び第2の
可変電流源51,52に接続して該可変電流源
をそれぞれ制御し、これにより前記乗算器の出
力端子53,54に帰還される電流信号がイン
ダクタ要素をシユミレートしてほぼ90度だけそ
の間の電圧より遅れるようにする接続手段 からなる回路構成でシユミレートされる事を特
徴とする位相復調器。 6 特許請求の範囲第5項記載の位相復調器にお
いて、該復調器はさらに、前記乗算器の出力端子
対53,54に接続された一対の入力端子と前記
第1の相互コンダクタンス増幅器64の一対の入
力端子に接続された一対の出力端子とを有するバ
ツフア増幅器60を具備している事を特徴とする
位相復調器。 7 特許請求の範囲第6項記載の位相復調器にお
いて、該復調器はさらに、デツドバンドを有しか
つ前記バツフア増幅器60の一対の出力端子に接
続された電流コンパレータ手段99を具備し、前
記デツドバンドが前記復調器の同調範囲を調整し
かつ該同調範囲を越えたときに出力を発生するよ
うに構成されている事を特徴とする位相復調器。
【発明の詳細な説明】
本発明はAMステレオラジオ放送受信機に関
し、詳細には連邦通信委員会(Federal
Communication Commission)による選択のシ
ステムとして最近公表されたマグナボツクス
(Magnavox)を用いた受信機に関する。このシ
ステムでは、従来の振幅変調(AM)された無機
チヤンネルがL+Rステレオ信号を搬送し、その
ために通常のモノラルラジオがコンパチブル信号
を受信する。L−Rステレオ信号は搬送波の位相
変調(PM)として送信される。可聴下
(subaudible)パイロツト信号も搬送波を位相変
調する。その位相変調は実質的にL−R成分のも
のよりも大きい。従来のラジオはPMには応答し
ないので、このことによつては影響を受けない。
しかし、リミツタ及びPM検波器がラジオに付加
されたならば、AMは無視されたPMが受信でき
る。そのため、L−R情報及びパイロツト信号が
別個に受信できる。ステレオオーデイオシステム
における再生用のステレオ信号を受信するために
2つのチヤンネルを組合わせる(matrix)こと
だけが必要である。 この明細書で開示される回路は提案されたマグ
ナボツクスシステムと共に使用することを意図し
ているが、実行される機能は他の提案されたAM
ステレオシステムと共に使用できることは理解さ
れるべきである。 別のステレオ受信機回路が受信機の構成につい
てのAMステレオの経済的な影響(inpact)を最
小にするために集積回路(IC)形式で使用でき
ることは重要である。デコーダが、無線信号回路
によりピツクアツプされそのため寄生応答を発生
するような信号の放出を行なわないことも重要で
ある。できるだけ線形であり、無雑音(noise
free)でかつできるだけ過変調及び搬送波伝播の
問題に対し無関係であるべきである。 現在利用できる大抵の受信機の提案において
は、PM検波システムは同期検波器及びフエーズ
ロツクループ発振器(PLLO)を用いている。こ
のような構成は一般にかなりな放射を発生し、搬
送波の過変調に過剰に応答する。 本発明の目的は、PM応答を発生するために積
分器をともなつたFM検波器として動作するL−
RAMステレオ受信機の位相復調器を提供するこ
とである。 本発明の目的は、AMステレオデコーダとし
て、直角成分発生用同調回路及びビルトイン積分
器を有する4象限乗算器(four−quandrant
multiplier)を用いることである。 本発明の目的は、同調応答及びステレオパイロ
ツト信号に対する回路応答を制御するためにAM
ステレオデコーダPM検波器のオーデイオ出力を
同調することである。 本発明の目的は、L−R情報及び可聴下AMス
テレオパイロツト信号のデコードを補助するため
にオーデイオ同調用の大きなコイルをシミユレー
トすることである。 これら及び他の目的は以下のように構成された
IC内に実現される。まず、無線IF信号はリミツ
タ段を通して送られ4象限乗算器の2つの入力端
子に印加される。乗算器入力は同調回路を付勢す
るために用いられ、これが次に象限
(Quadrature)信号を他の2つの入力端子に与え
る。乗算器の出力端子はその応答を積分しPM出
力を発生する大きいコンデンサに接続されてい
る。 大きいコイルはデコーダの低周波数オーデイオ
応答を制御するために積分コンデンサの両端で電
子的にシミユレートされる。これは、DC用出力
を効果的に短絡し、可聴下ステレオパイロツト信
号に対する回路応答を適正に低減したレベルヘセ
ツトするために行なわれる。このシミユレーシヨ
ンは2つの乗算器出力端子を相互コンダクタンス
(Gm)増幅器に接続することによつて達成され
る。この増幅器はコンデンサに接続された電流駆
動出力を有している。このコンデンサの電圧は印
加された電流よりも90°だけ遅れ、そして第2の
Gm増幅器に接続されている。この第2のGm増
幅器は乗算器の出力端子用の負荷として機能する
1対の電流源を変更するために用いられる1対の
出力を有している。この帰還構成は帰還電流が端
子電圧より90°だけ遅れるようにしこれによりコ
イルをシミユレートする。コイルの値はコンデン
サの値と第1のGm増幅器からこのコイルに与え
られる電流とによつて決定される。この方法を用
いて、数百ヘンリーのインダクタンス値がジユミ
レートでき、その結果かなり小さい積分コンデン
サが低オーデイオ周波数で共振する。 直流短絡として機能するコイルを形成する帰還
ループは別の使用法がある。乗算器出力電流が等
しい時には、コンデンサは第2のGm増幅器に零
平均差動入力電圧を発生する平均電圧まで充電さ
れる。非同調の結果として出力電流が等しくなれ
ば、コンデンサの電荷が変化され、その結果第2
のGm増幅器は必要とされる零DC出力電圧を発
生する修正信号を受信する。そのためコンデンサ
の電荷は乗算器における同調の関数として変化す
る。このコンデンサの電圧は同調インジケータと
して使用でき、もし希望すれば無線受信機内の
AFC電圧源としても使用できる。前述のように
検波器が同調状態にあるか或いはこれに十分に近
い状態にあれば、差動DC出力電圧は零であり、
しかも信号成分は差動信号として存在する。しか
し、帰還回路の範囲が超えられると、DCオフセ
ツトが発生する。 第1のGm増幅器への差動入力も所望の同調範
囲を囲むデツドバンドを有する電流コンパレータ
に接続されている。このコンパレータは非同調が
受信機内で過度である時だけ出力信号を与える。 対称4象限乗算器は、その中のトランジスタが
オン及びオフに切換えられている場合でさえも電
源から流れ出る電流が一定となるように設けられ
た。これは放射を発生する回路の傾向を極めて低
減する。関連の同調回路は差動電流電源により駆
動され、更にこれはデコーダが殆んど或いは全く
寄生信号放射を発生しないようにシールドでき
る。同期検波が用いられていないので、この回路
はAM搬送波の過変調には殆んど影響されない。
同期検波機のこのような状態は搬送波の位相反転
によるノイズバーストを発生する。 以下に図面を参照して本発明について詳細に説
明する。 第1図において、AMラジオはこれをステレオ
受信機に変換するために付加されたコンポネント
によつてブロツク図で示されている。RF増幅器
10(これはオプシヨンである)、コンバータ1
1、IF増幅器12及び検波器13は従来のもの
であり、通常のモノラルプログラム信号であるL
+R出力を発生する。典型的には、このような受
信機は、相対的に一定の出力すなわちL+R信号
を与えるために、IF増幅器12の利得及び可能
ならば点線の接続により示されているようなRF
増幅器10の利得を変更するためにAGCライン
14を使用している。これらの要素は、ステレオ
放送にコンパチブルに応答する通常のラジオ内に
ある要素と同等のものである。 ステレオに対しては、リミツタ16はIF信号
を位相検波器17に送り、この位相検波器17は
ステレオ搬送波の位相変調に応答してL−R出力
を発生する。マトリクス回路18はL+R信号と
L−R信号とを結合して、通常のステレオオーデ
イオ増幅器及びスピーカシステム(図示せず)で
再生されるL及びRオーデイオチヤンネル信号を
発生する。 検波器17が信号の位相に応答するので、この
検波器17は受信機の局部発振器を制御するため
にライン19上の自動周波数制御(AFC)とし
て用いられる。 大抵のAMステレオ受信機では、ステレオチヤ
ンネルはPLLOにより動作される同期検波器を用
いて検波される。このようなシステムにおいては
高レベルで動作される発振器は、レシーバ回路に
より寄生IF信号としてピツクアツプされる実質
的な放射を発生する。また、このような検波器は
AM搬送波が送信者の不注意のため或いはマルチ
パス受信のために過変調された時は大きい出力パ
ルスを発生する。これらのパルスはノイズとして
あらわれる。 第2図は好適な検波器回路をブロツク図で示し
ている。リミツタ16は通常のものであり乗算器
21を付勢する。このリミツタ16はまた同調回
路22を付勢する。同調回路22はIF信号に同
調されて、正弦波を与える。この正弦波はIF信
号に直角でありやはり乗算器21に送られる。リ
ミツタ出力が位相直角−同調回路信号により乗算
された時、その結果周波数変調(FM)検波器が
得られる。このFM信号を積分器23で積分する
ことにより、FM信号はPM信号に変換され端子
24にあらわれる。AMステレオについては無線
送信機がL−Rステレオ情報及びパイロツト位相
変調されているので、端子24の信号は可聴下パ
イロツト信号以外にL−Rオーデイオ信号であ
る。 第2図のブロツク21,22及び23は第3図
に回路図で示されている。この回路は十端子25
と接地端子26との間に接続された電源Vccによ
り動作される。以下の説明ために、トランジスタ
のベース電流はコレクタ電流に対して無視できる
ものとする。入力端子27及び28は乗算器21
への差動付勢を与えるリミツタ16の出力端子を
表している。 一対の定電流シンク29及び30はそれぞれ電
流I1及びI2を通す。トランジスタ31及び32は
同調回路22を付勢する。これらはI1をVREFパツ
ド33とパツド34との間で交互に切換える。
VREFは典型的には通常の電圧レギユレータ35を
用いて得られる調整された4.2ボルトである。電
流源36はパツド34に一定のI1/2を供給する。
この電流値は実際にはトランジスタ31の動作に
より50%デユーテイサイクルで流れているI1を表
している。I1の他の半分はレギユレータ35によ
り供給される。 同調回路22はICの外部にパツド33,34
及び42により結合されたコンデンサ39、コイ
ル40及び抵抗41から構成されている。コンデ
ンサ39及びコイル40は回路中心周波数を受信
機のIFに同調し、また抵抗41は所望の検波器
出力曲線の傾斜を与え、同調回路のQを設定する
ために用いられている。コイル40及び抵抗41
はDC帰還を与え、その結果パツド33,34及
び42はすべて実質的にVREFのDC電位にある、
抵抗41が検波器の位相応答の傾斜を制御するの
で、これはまたデコーダのステレオ利得応答もセ
ツトする。このように、ステレオ受信機が製造さ
れた後にう、抵抗41の値が所望のステレオ信号
の分離のために最終的に調整される。 電流シンク30は電流I2が交互にトランジスタ
対47−50中を流れるようにトランジスタ45
及び46からの電流I2を通す。公称的には電流
I2/2を流すように設計されている電流源51及
び52は、パツド53及び54と+Vccラインと
の間にそれぞれ接続された出力負荷デバイスとし
て機能する。トランジスタ47及び49は共に負
荷51に接続され、一方トランジスタ48及び5
0は共に負荷52に接続されている。入力端子2
7及び28はトランジスタ45及び46介して乗
算器21に至る1対の入力を構成し、一方トラン
ジスタ31及び32は同調回路22への差動電流
駆動を与える。駆動入力に対して直角である同調
回路22の出力はパツド33及び42で乗算器2
1への第2の対の入力を与える。信号入力レベル
はスイツチングモートとしてトランジスタ45−
50を動作するのに十分に大きく、全電流が一定
であることがわかる。これは、信号駆動があるト
ランジスタをオフにした時はいつでも別の同様の
トランジスタがオンにされることを意味する。こ
のように、端子25及び26間を流れる乗算器電
流は一定でありかつ回路は如何なる過度電流
(supply transients)も発生しない。同調回路2
2の要素39−41は導電性シールド缶の中に配
置できるので、全回路は実質的にいかなる信号放
射も発生しない。 第2図の積分機能23はコンデンサ56を直接
に出力端子パツド53と54との間に接続するこ
とにより得られる。共振回路は点線で示されてい
るコイル58により形成される。このコイル58
は実際のコイルではなく以下に詳細に説明される
ように近似されているものである。抵抗57はリ
ンギングを避けるために共振回路を制御するよう
に機能する。典型的には、このように構成された
RLC回路は約30Hzの低オーデイオ周波数範囲に
同調される。このように、5Hzのステレオパイロ
ツト周波数の回路応答は低減レベルにある。この
レベルはコイル58の値によつて制御できる。 バツフア増幅器60はパツド53及び54を、
L−R及びパイロツトステレオ情報を含んでいる
オーデイオ信号端子61及び62に接続する。バ
ツフア増幅器60からのライン59は、電流源5
1及び52のコモンモードレベルを制御する負帰
還ループを形成する。この帰還は、電流源51及
び52内の電流の合計がシンク30内の電流I2
実際の値に等しいことを確実にする。 コイル58はコンデンサ56と低オーデイオ周
波数まで共振しなければならないので、極めて大
きく、数百ヘンリーの大きさである。このような
物理的に構成されたコイルは実際的でなく、IC
技術を用いて点線で示されたように近似できる。
基本的には、大きなコイルが単にコンデンサ63
と2つの差動Gm増幅器64及び65とを加える
ことにより近似される。コンデンサ63はICの
外部にあり、パツド66により接続されている。 差動増幅器64はバツフア60を介して端子パ
ツド53及び54にある信号を応答する。その
Gmは信号電流をコンデンサ63上にのせる。コ
ンデンサ63の両端の電圧は90°だけ信号電流よ
り遅れる。コンデンサの電圧はGm増幅器65を
駆動し、次に差動的に電流源51及び52を駆動
する。増幅器65及び電流源51及び52を通つ
た信号の極性は、電流が電圧より90°だけ遅れこ
れにより誘導性リアクタンスを発生するように、
パツド53及び54への電流帰還を位相変位させ
る。増幅器の利得と共にコンデンサ63の値はコ
イル58の所望の値を発生するように選択されて
いる。 コイル58をシミユレートする帰還システムは
DC用の短絡パツド53及び54であるが、差動
信号電圧を可能にする。しかし、乗算器は非同調
の関数として差動出力電流を発生し、帰還システ
ムはこの非同調を反映して電流源51及び52の
電流を調整する。増幅器65の一方の入力はVREF
パツド33へ戻されるので、コンデンサ63によ
り接地にバイパスされている他方の入力端子の電
圧はIF信号に対して同調回路22の同調により
決められる大きさだけVREFより上あるいは下にあ
る。このように、検波器が同調にあれば、パツド
66の電圧はVREFに等しい。検波器がIF信号周
波数より上で非同調であればパツド66の電圧は
VREFより上にあり、またIF信号同波数より下で
非同調であればパツド66の電圧はVREFより下で
ある。第1図にライン19によつて示されている
ように、この電圧はAFCに利用できる。また、
この電圧は同調インジケータ駆動として使用でき
る。 第4図は第3図のブロツク要素60,64及び
65を詳細に示す回路図である。PM検波器21
は第3図に示されたものである。電流源負荷51
及び52は、ダイオード接続されたトランジスタ
72を流れる電流を反映するように接続されたト
ランジスタ70及び71として示されている。抵
抗73−77は電流ミラー内の電流分布を制御す
る。抵抗73及び75は差動増幅器65への負荷
要素として機能する。差動増幅器65は電流源5
1及び52内を流れる差動電流を変調あるいは制
御するように機能する。 PM検波器21の出力端子を示すトランジスタ
70及び71のコレクタはそれぞれトランジスタ
78及び79のベースに直接接続されている。ト
ランジスタ78及び79はそれぞれトランジスタ
80及び81に接続されたダーリントン回路であ
る。抵抗84及び85はトランジスタ78−81
の利得を低減するように作用し、抵抗82及び8
3はダーリントン接続トランジスタをバイアスす
る。トランジスタ78−81は検波器21のコモ
ンモード出力に対するエミツタホロワとして機能
し、かつトランジスタ70及び71のベース電圧
を制御するように機能することがわかる。これ
は、電流源51及び52はライン59を介して共
通に制御され、そのため検波器21のコモンモー
ド電圧は各負荷が(第2図の電流I2として識別さ
れる)検波器21を流れる電流の分割を与えるた
めに自動的に調整されるようにセツトされる。実
際には、ライン59は検波器21及び負荷51及
び52をまわるコモンモード高利得負帰還ループ
を完成する。 トランジスタ86及び87はそれぞれトランジ
スタ80及び81のコレクタに対する負荷要素と
して機能する。トランジスタ86及び87のエミ
ツタは一体に接続されダイオード接続されたトラ
ンジスタ88及び89を介して接地されている。
従つて、トランジスタ86及び87の共通接続さ
れたベースは接地より3VBE上で動作する。抵抗
90及び91が存在するために、トランジスタ8
6及び87のコレクタは直接接続されたトランジ
スタ92及び93のベースのレベルを設定するた
めに幾分高い電位にある。抵抗96と共にエミツ
タ電流シンク94及び95はトランジスタ92及
び93を差動的にバイアスし、動作する。このト
ランジスタ92及び93の出力はFM検波器21
及び積分器23のバツフアされたPM信号出力を
表している信号を端子61及び62に与える。 ベースがVREFに接続されているトランジスタ9
7及び98は、トランジスタ92及び93のカス
ケード負荷として機能し、電流コンパレータ99
を付勢する。この電流コンパレータ99は、発明
者の1980年9月15日に提出された係属中の出願番
号第187007号の発明「デツトバンドを有する電流
コンパレータ(Current Comparator with
Deadband)」に説明されているように、デツド
バンドを有するように設計されている。コンパレ
ータ99が9:1のデツドバンド比を発生するデ
ツドバンド制御回路を備えていれば、ライン100
上の出力は差動信号が9:1の比を超えた時にオ
ンになる。この特性の使用については以降に詳細
に説明する。 トランジスタ92及び93のコレクタはそれぞ
れ差動トランジスタ101及び102のベースに
接続されている。電流シンク103はトランジス
タ101−102のエミツタに共通である。トラ
ンジスタ101及び102のコレクタはダブル電
流ミラー回路を動作し、増幅器64に電流出力を
与える。2つのコレクタ電流はまずトランジスタ
104−107から成る電流ミラー対によつて反
射される。次に、トランジスタ108−110か
ら成る電流ミラー負荷は端子61及び62の差動
信号入力からパツド66にシングルエンド
(singleended)出力を与える。コンデンサ63は
電流源として機能する増幅器64の出力をロード
することがわかる。この信号によつて、パツド6
6の信号は約90°だけ電流を遅らせる。 パツド66の信号電圧は差動増幅器65の1方
の入力に直接に接続され、この差動増幅器65の
他方の入力は直接にVREFに接続される。ダーリン
トン接続トランジスタ111及び112はダーリ
ントン接続トランジスタ113及び114と共に
差動高利得信号増幅を行なう。カレントシンク1
15及び116は抵抗117と共に差動バイアス
及び信号動作を与える。トランジスタ111及び
112のコレクタは負荷として抵抗73を用い、
電流源51を動作する。トランジスタ113及び
114のコレクタは抵抗75を負荷として用い、
電流源52を動作する。このように、増幅器65
による反転はコンデンサ63により生じた電流の
遅れを電流進みに変えさせこれにより検波器21
のインダクタンスをシミユレートする。 前述のように、シミユレートされたコイル58
は検波器21の出力端間にDC短絡を与えしかも
差動信号としてPM情報の復元を可能にする。し
かし、検波器21が非同調になつた時に、帰還回
路は負荷51及び52に検波器21への差動電流
を調整させる。同調ずれが修正動作を与える帰還
回路の能力を超えた時には、この回路はもはや動
作せずDC差動電圧は発生しない。この差は十分
にコンパレータ99のデツドバンドを超え、指示
がこの超過位相(excess phase)のライン10
0上にあらわれる。シミユレートされたコイルが
動作する実際の範囲は増幅器65上のバイアスに
よつて設定される。実際問題として、抵抗117
の値は超過位相応答の限界を設定するために使用
できる。 図示されていないが、超過位相ライン100は
カレントシンク103に接続されている。このよ
うに、超過位相限界か超えられた時に、増幅器6
4をコンデンサ63に接続している電流源が変更
できる。これは超過位相状態をなくす同調修正に
続く回路の動的回復時間を改善するために使用で
きる。 第2図及び第3図の回路は通常のICコンポー
ネントを用いて実現された。NPNトランジスタ
は通常のバーチカル構造のものであり、PNPト
ランジスタはラテラル構造のものである。以下の
コンポネントの値が用いられた。
【表】
【表】 この回路は8ボルトVcc電源を用いて260KHz
で動作された。レキユレータ35は4.2ボルト
VREFを発生した。コイル58のシミユレートされ
たインダクタンスの値は600ヘンリーである。オ
ーデイオ帯域幅は30Hz〜15KHzである。 90%変調されたL+R搬送波を用いた時にはオ
ーデイオ信号の歪は1%以下であつた。ステレオ
分離は30dbより良好であつた。位相検波器は土
2KHzの範囲にわたつて動作した。この範囲が超
えられた時、出力が超過位相ライン100にあわ
られた。過変調及び/あるいはマルチパス受信は
PM信号に殆んどノイズを発生しなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はAMステレオ受信機のブロツク図、第
2図はAMステレオラジオに適する位相検波器の
ブロツク図、第3図は位相検波器として使用する
のに適する4象限乗算器の回路図、第4図は第3
図にブロツクで示された増幅器の詳細を示すAM
ステレオ位相検波器の回路図である。 10:RF増幅器、11:コンバータ、12:
IF増幅器、13:AM検波器、16:リミツタ、
17:位相検波器、18:マトリクス回路、2
1:乗算器、22:同調回路、23:積分器、2
9,30:電流シンク、35:電圧レギユレー
タ、51,52:電流源、60:バツフア増幅
器、64,65:差動Gm増幅器、99:電流コ
ンパレータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 位相変調信号が供給される第1の入力端子対
    27,28、第2の入力端子対33,42、出力
    端子対53,54、並びに該出力端子対に負荷と
    して接続された第1及び第2の可変電流源51,
    52を有する4象限乗算器21;30,45〜5
    0、 前記位相変調信号の中心周波数で共振する同調
    回路であつて、 前記乗算器の第2の入力端子対33,42に接
    続されて該乗算器に該回路の出力信号を供給する
    同調回路22、 前記同調回路22を発振させるよう該回路に前
    記位相変調信号を供給する手段31,32及び 前記出力端子対53,54に接続され、該出力
    端子対における信号を積分して位相応答出力を発
JP56164908A 1980-10-15 1981-10-15 Am stereophase modulation decoder Granted JPS5797245A (en)

Applications Claiming Priority (1)

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US06/197,294 US4362999A (en) 1980-10-15 1980-10-15 AM Stereo phase modulation decoder

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Publication Number Publication Date
JPS5797245A JPS5797245A (en) 1982-06-16
JPH0417490B2 true JPH0417490B2 (ja) 1992-03-26

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ID=22728812

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US4362999A (en) 1982-12-07
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