JPS6356102B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は瓶の表面にラベルを貼着する装置に関
する。

従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 従来、回転テーブルに複数の取出板を等角度間
隔で取り付けた取出装置を設置し、該取出装置の
周りに、糊付けローラと多数のラベルを積層して
収容したマガジンを配置し、前記回転テーブルの
一方向への回転により、前記取出板の外面に形成
した接着面に前記糊付けローラを触転させて糊膜
を形成し、前記マガジン内のラベルを前記接着面
に貼り付けて取出す構成とするとともに、前記取
出装置と瓶の搬送ラインの間に、回転テーブルに
左右で一対をなす複数対の把持具を等角度間隔で
装着した貼着装置を配置し、該回転テーブルの一
方向への回転により、前記取出装置の取出板に貼
り付けられたラベルの左右両側縁を前記貼着装置
の左右一対の把持具で把持することにより剥離し
て前記搬送ライン上の瓶の表面に貼着するように
した瓶のラベル貼り装置は公知であるが、従来の
この種のラベル貼り装置は、貼着装置の把持具が
回転テーブルに直に取り付けられていて、左右一
対の把持具の対応間の調節が不可能であつたた
め、貼着すべきラベルの種類が切換えられてその
幅が変つた場合には、そのラベルの幅に対応する
間隔に把持具を付け換える必要があり、段取換え
に長時間を要して生産能率を低下させる欠点があ
つた。

問題点を解決するための手段 本発明は、このような問題点を解決するための
手段として、回転テーブルに複数の取出板を等角
度間隔で取り付けた取出装置を設置し、該取出装
置の周りに、糊付けローラと多数のラベルを積層
して収容したマガジンを配置し、前記回転テーブ
ルの一方向への回転により、前記取出板の外面に
形成した接着面に前記糊付けローラを触転させて
糊膜を形成し、前記マガジン内のラベルを前記接
着面に貼り付けて取出す構成とするとともに、前
記取出装置と瓶の搬送ラインの間に、回転テーブ
ルに左右で一対をなす複数対の把持具を等角度間
隔で装着した貼着装置を配置し、該回転テーブル
の一方向への回転により、前記取出装置の取出板
に貼り付けられたラベルの左右両側縁を前記貼着
装置の左右一対の把持具で把持することにより剥
離して前記搬送ライン上の瓶の表面に貼着するよ
にした瓶のラベル貼り装置において、前記貼着装
置の前記回転テーブルに上下２枚の取付板を該テ
ーブルと同心に相対的回動可能に支持し、該２枚
の取付板の一方に前記各一対の把持具の一方の把
持具を、他方の取付板に他方の把持具を、夫々、
取り付けるとともに、前記２枚の取付板を相対的
に回動させる駆動装置と、該２枚の取付板を所定
角度おいて前記回転テーブルに一体的に固定する
固定装置とを設けた構成とした。

発明の作用及び効果 本発明は上記構成になり、２枚の取付板を互い
にずらして相対角度を調節すると、複数対の把持
具の対応間隔が全て同一寸法だけ調節されるた
め、ラベルの種類の切換えに伴う左右一対の把持
具の対応間隔の調節を迅速、かつ、容易に行なう
ことができ、段取換え時間を短縮して生産能率を
向上させる効果がある。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。

本実施例のラベル貼り装置は、第１図に示すよ
うに、インデツクステーブルａの周りに多数の保
持具ｂを等角度間隔で配置し、各保持具ｂに取り
付けた瓶ｃをインデツクステーブルａの間欠回転
により図の時計方向に順次に搬送する搬送ライン
Ａの近傍に設けた水平な基板Ｂ上に、多数のラベ
ルｄを裏面を前方に向けて積層して収容したマガ
ジンＣと、糊付装置Ｄと、間欠回転により取出板
１２の接着面１３に糊付装置Ｄの糊付ローラ３を
触転させて糊膜を形成し、これをマガジンＣの前
面のラベルｄに押し付けて糊の接着力により貼り
付けて取り出す取出装置Ｅと、接着面１３に貼り
付いたラベルｄの両側縁を一対の把持具６０，６
１で把持して剥離し、間欠回転により搬送ライン
Ａの前面に移送して瓶ｃの表面に貼着する貼着装
置Ｆと、瓶ｃに貼着する前にラベルｄの裏面に製
造番号等を印刷する印刷装置Ｇが設置されてい
る。

以下、取出装置Ｅ及び貼着装置Ｆについて詳細
に説明する。

取出装置Ｅ： 第２，３図に示すように、基板Ｂ上に立設され
た管柱５の外側に、下端に歯車６ａの形成された
筒体６が回転自由に嵌装され、その外周にインデ
ツクステーブル８が嵌着され、キー７によつて一
体に結合され、その上端に固定された円形の取付
板９の上面に４個の半径方向の摺動案内１０が90
度間隔で設けられ、各摺動案内１０にヘツド１１
が摺動自由に装着されており、各ヘツド１１に
は、このヘツド１１の後退位置においてインデツ
クステーブル８の回転中心を中心とする円の一部
を構成する円弧形の曲面を接着面１８とする取出
板１２がこの接着面１３の中心線を軸心とする上
下の軸１４，１５によつて揺動自由に支持されて
おり、接着面１３には多数の空気噴出孔１６が形
成され、両側縁には逃げ溝１７が形成されてい
る。

取付板９の上方には、管柱５の中空に挿通され
て回転自由に支持された外管１８の上端にキー１
９によつて一体に結合された板カム２０が設けら
れ、外管１８の下端に連結したロツド２１の往復
運動によつて所定角度ずつ交互方向に回動するよ
うになつており、各摺動案内１０の間において取
付板９の上面に植設された４本の軸２２によつて
夫々回動自由に支持されたＬ字形のレバー２３の
一端に支持されたローラ２４が図示しないばねの
付勢によつて板カム２０のカム面に係合し、レバ
ー２３の他端はリンク２５を介して軸２６により
ヘツド１１に連結されていて、後記する第、第
ステーシヨンにおいて板カム２０の回動により
ローラ２４が板カム２０の大円弧２０ａと小円弧
２０ｂとの間を相対的に移動し、レバー２３が揺
動してヘツド１１が摺動案内１０に沿つて取付板
９上を半径方向に進退するようになつている。

インデツクステーブル８の各ヘツド１１の直下
には上面に中心を通る溝２８の形成された円板２
７が軸２９によつて回転自由に支持され、その軸
２９のインデツクステーブル８の下面へ突出した
部分に固定された小歯車３０が筒体６に相対的回
転自由に嵌装された大歯車３１に噛み合つてお
り、この大歯車３１には駆動用のロツド３２が連
結されているとともに、取出板１２をヘツド１１
に支持する下方の軸１５に固定されたアーム３３
の先端に軸支したローラ３４が円板２７の溝２８
に緊密に嵌合しており、ヘツド１１の後退位置に
おいてはローラ３４が溝２８の中心に位置し、ロ
ツド３２の往復駆動により大歯車３１に噛み合う
小歯車３０とともに円板２７が回動してもアーム
３３及び取出板１２は停止状態にあり、ヘツド１
１が前進して溝２８の偏心位置に移動すると円板
２７の交互方向の回動によりアーム３３とともに
取出板１２が軸１５を中心として揺動するように
なつている。

なお、板カム２０に連結された外管１８内には
内管３５が相対的回動自由に挿通されてその上方
突出端に板カム２０の大円弧２０ａと同径の第１
扇形カム３６が固定され、さらに、内管３５内に
相対的回転自由に挿通された中心軸３７の上方突
出端にも板カム２０の大円弧２０ａと同径の第２
扇形カム３８が固定され、内管３５及び中心軸３
７の下方突出端には夫々回動操作用のレバー３
９，４０が固定され、これらのレバー８９，４０
の駆動によつて第１、第２の扇形カム３６，３８
が板カム２０上で揺動してその小円弧２０ｂ上に
重なつたときに、レバー２３のローラ２４がこれ
ら扇形カム３６，３８に係合してヘツド１１を前
進させないようになつている。

また、管柱５の下端から上端に縦設された透孔
４１が取付板９と取出板１２に接続された可撓性
パイプ４２を介して空気噴出孔１６に連通され、
図示しない開閉弁の開弁によつて透孔４１の下端
に供給された加圧空気が接着面１３の多数の空気
噴出孔１６から噴出するようになつている。

貼着装置Ｆ： 第４，５図に示すように、基板Ｂ上に固定され
た基台５０の中心に主軸５１が回転自由に直立し
て支持され、その下方部に図示しない駆動歯車に
噛み合う歯車５２が嵌着されてキー５３により一
体に固定され、上端の縮径部にはインデツクスサ
ーブル５４が嵌着されてキー５５により一体に固
定され、このインデツクステーブル５４の下面に
は上下２枚の取付板５６，５７が重ね合わされ、
各取付板５６，５７の外周には夫々４個の支持部
５８，５９が90度間隔で半径方向に突成され、上
側の取付板５６の支持部５８には第４図の時計方
向を向く把持具６０が、下側の取付板５７の支持
部５９には同図の反時計方向を向く把持具６１が
夫々装着されて、互いに向い合う４対の把持具６
０，６１が構成されているとともに、インデツク
ステーブル５４に軸支したノブ６２を固定した歯
車６３と、図示しない中間歯車を介してこの歯車
６３に噛み合つて逆転する歯車６４とが上下の取
付板５６，５７の内部に固定した歯車６５，６６
に夫々噛み合わされ、ノブ６２の回転により上下
２枚の取付板５６，５７を互いに逆方向に回転し
て一対の把持具６０，６１の対応間隔を把持すべ
きラベルｄの幅に合わせて調節し、調節後に、イ
ンデツクステーブル５４及び上側の取付板５６に
夫々形成した円弧形の長溝を通して下側の取付板
５７に螺入したボルト６７をハンドル６８で回転
して上下の取付板５６，５７をインデツクステー
ブル５４に一体的に締め付けるようになつてい
る。

保持具６０，６１は、第７図に示すように、支
持部５８，５９の内側に回転自由に支持された軸
６９にリンク７０が、外側に回転自由に支持され
た軸７１に前記リンク７０より少し短かいリンク
７２が夫々固定され、各リンク７０，７２の先端
に固定フインガ７３が軸６９，７１より少し間隔
の短かい軸７４，７５によつて取付けられ、固定
フインガ７３の先端部に回転自由に支持した軸７
６の上下両側の突出端に夫々可動フインガ７７，
７８が固定され、上側の可動フインガ７７と一体
をなすアーム７９の上面に突設されたピン８０と
固定フインガ７３の上面に突設されたピン８１の
間に掛けられた引張コイルばね８２の弾縮力によ
つて可動フインガ７７の先端が固定フインガ７３
の先端に当接する方向に付勢されているととも
に、リンク７０の固定軸６９とリンク７２の固定
軸７１に固定されて互いに逆方向を向くアーム８
３，８４の先端に突設されたピン８５，８６に掛
けられた引張コイルばね８７の弾縮力により一対
のアーム８３，８４が互いに接近して支持部５
８，５９の上面に突設されたストツパ８８に当接
する方向に付勢されており、この状態において一
対の把持具６０，６１は対応間隔を拡げ、かつ、
リンク７０がリンク７２より長いために、フイン
ガ７３，７７の先端が後退した姿勢に保持されて
いる。

また、下側の可動フインガ７８と一体に形成さ
れたアーム８９が軸６９に回転自由に支持された
Ｌ形リンク９０の一端に軸支されたローラ９１に
係合し、このリンク９０の他端に軸支されたロー
ラ９２が外側へ押されることによりリンク９０が
回動し、上下の可動フインガ７７，７８が固定フ
インガ７３の先端から離れる方向にばね８２の弾
力に抗して回動するようになつており、さらに、
軸７１の下端に固定したアーム９３の先端に軸支
したローラ９４が外側へ押されると一対の把持具
６０，６１は引張コイルばね８７の弾力に抗して
対応間隔を狭める方向へ回動し、このときフイン
ガ７３，７７の先端は外方へ突出するようになつ
ている。

主軸５１の中央部には下端に歯車９６の突成さ
れた管軸９５が回転自由に嵌着され、この管軸９
５に嵌着されてキー１０２により一体に固定され
た筒体９７の外周に上下２枚の板カム９８，９９
が一体に突成され、さらに、その上下に別体の板
カム１００，１０１が固定されているとともに、
第８図に示すように、基台５０の一側に直立して
固定された２本の軸１０３，１０４に夫々上下２
本のアーム１０５，１０６，１０７，１０８が水
平方向の揺動自由に支持され、各アーム１０５，
１０６，１０７，１０８の長さ方向の中央には夫
夫板カム９８，９９，１００，１０１に係合する
ローラ１０９，１１０，１１１，１１２が軸支さ
れ、互いに対応するアーム１０５とアーム１０７
及びアーム１０６とアーム１０８の先端に夫々引
張コイルばね１１３，１１４が掛けられて、その
弾縮力によつて各アーム１０５，１０６，１０
７，１０８が主軸５１へ接近する方向に付勢され
て各ローラ１０９，１１０，１１１，１１２が各
板カム９８，９９，１００，１０１に押し付けら
れ、歯車９６が図示しない駆動歯車との噛み合い
により駆動されて筒体９７とともに各板カム９
８，９９，１００，１０１が回転すると各アーム
１０５，１０６，１０７，１０８が板カム９８，
９９，１００，１０１のカム面の凹凸に従つて水
平面内で前後に揺動するようになつている。ま
た、基台５０の、後記する第１ステーシヨン
（）側と第３ステーシヨン（）側に支持され
た軸１１５，１１６には夫々略直立した２本のレ
バー１１７，１１８，１１９，１２０が前後揺動
自由に支持され、レバー１１７はロツド１２１に
よつてアーム１０６に、レバー１１８はロツド１
２２によつてアーム１０５に、レバー１１９はロ
ツド１２３によつてアーム１０８に、また、レバ
ー１２０はロツド１２４によつてアーム１０７に
夫々連結されて、各アーム１０５，１０６，１０
７，１０８の揺動により前後に揺動するようにな
つている。

また、レバー１１７，１１８及び１２０の上端
には夫々板カム１２５，１２６及び１２７を固定
したリンク１２８，１２９及び１３０が軸支さ
れ、各リンク１２８，１２９及び１３０は、ま
た、ロツド１３１，１３２及び１３８によつて基
台５０に連結され、各板カム１２５，１２６及び
１２７は四節リンク機構の作用によつて略水平姿
勢のままレバー１１７，１１８，１２０とともに
前後に揺動するようになつており、他の１本のレ
バー１１９の先端にはＬ字形断面のカム１３４が
固定されている。そして、各把持具６０，６１の
フインガ開閉用のローラ９２が板カム１２５，１
２６及び１２７に係合し、進退用のローラ９４が
カム１３４の内面に係合しており、板カム１２
５，１２６及び１２７が外側へ前進すると各可動
フインガ７７，７８が開き、内側へ後退すると引
張コイルばね８２の弾力によつて閉じ、カム１３
４が内側へ後退すると各把持具６０，６１が外側
へ突出し、外側へ突出すると引張コイルばね８７
の弾力によつて後退するようになつているととも
に、カム１３４の内側には各把持具６０，６１の
突出位置を規制するストツパ１３５が、また、板
カム１２５，１２６の下方には可動フインガ７
７，７８を開くためのこれらの板カム１２５，１
２６の外側への押圧力によつて把持具６０，６１
が突出するのを阻止するストツパ１３６が夫々固
設されている。

さらに、インデツクステープル５４の外周には
対応する把持具６０，６１の中間に突出する４個
の腕１３７が固定され、各腕１３７の内面に形成
された水平方向の摺動案内１３８に移動体１３９
が半径方向に摺動自由に支持されて、その先端に
ゴム製のパツド１４０が固着され、この移動体１
３９はその後部上端に掛けられた引張コイルばね
１４１の弾力により内側への後退力が付勢されて
下端に軸支されたローラ１４２が板カム１２７に
係合していて、板カム１２７が前進して一対の把
持具６０，６１の可動フインガ７７，７８が開く
のに連動して外側へ突出するようになつており、
他側の板カム１２５と１２６の間には移動体１３
９のローラ１４２と係合しないようにするための
逃げ溝１４４が形成され、さらに、移動体１３９
の前面にはパツド１４０の両側から加圧空気を噴
出する噴出孔１４５が形成されている。

次に本実施例の作動を説明すると、取出装置Ｅ
の各ヘツド１１は、第１図に（）、（）、（）
及び（）で示す第１、第２、第３及び第４ステ
ーシヨンで順次に停止して時計方向に間欠回転
し、貼着装置Ｆは取出装置Ｅの第３ステーシヨン
（）に対応する第１ステーシヨン（）から反
時計方向に90度ずつ間欠回転して、第２、第３及
び第４ステーシヨン（）、（）、及び（）に
順次に停止するようになつている。

取出装置Ｅの各ヘツド１１は、第１ステーシヨ
ン（）から第２ステーシヨン（）へ回転する
間に後退位置にあつて、糊付装置Ｄの糊付ローラ
３に取出板１２の接着面１３を接触させ、糊付ロ
ーラ３の回転によりその表面に付着していた糊を
接着面１３に移転し、第２ステーシヨン（）で
停止したヘツド１１は、第９図に示すように、外
方へ突出して取出板１２の接着面１３をマガジン
Ｃに積層して収容されたラベルｄの前面に押し付
け、これらのラベルｄを背面のばねｆの弾力に抗
して少し後退させてから、第１０図に示すように
取出板１２が交互に揺動して前面のラベルｄの中
央部から両側に向つて接着面１３が順次に接触し
て糊の接着力によりラベルｄの全面が貼着される
と、ヘツド１１は後退して第３ステーシヨン
（）に回転移動する。なお、取出板１２の両側
縁の逃げ溝１７によつて、揺動時にマガジンＣの
先端の係止爪ｅとの干渉が回避されるようになつ
ている。ここで、ヘツド１１を前進させる代り
に、マガジンＣを前進させて取出板１２の接着面
１３をラベルｄの前面に押しつけるようにしても
よい。

第３ステーシヨン（）において、第９図に示
すように、ヘツド１１が再び前進して取出板１２
によりラベルｄの中央部が貼着装置Ｆの第１ステ
ーシヨン（）にあるパツド１４０に押し付けら
れ、第１０図に示すように、取出板１２が一側へ
揺動したときその側の押持具６１の可動フインガ
７７，７８が開閉して取出板１２の逃げ溝１７内
でラベルｄの一側の耳縁を把み、他側へ揺動した
ときに、その側の把持具６０でラベルｄの他側の
耳縁を把んで、ヘツド１１の後退により、ラベル
ｄは接着面１３から剥離され、貼着装置Ｆに受け
渡される。

取出装置Ｅの第４ステーシヨン（）では、取
出板１２の接着面１３の空気噴出孔１６から加圧
空気が噴出され、貼着装置Ｆに受け渡されずに残
留したラベルｄを吹き飛ばすようになつている。

貼着装置Ｆの一対の把持具６０，６１で両側の
耳縁で把持されたラベルｄは、第２ステーシヨン
（）において印刷装置Ｇによりパツド１４０に
より受けられた中央部に製造番号が印刷され、第
３ステーシヨン（）において、左右一対の把持
具６０，６１が対応間隔を狭めながら前方へ突出
し、これに続いて、パツド１４０が前進してラベ
ルｄの中央部を搬送ラインＡ上で保持具ｂで保持
された瓶ｃの表面に押し付けると同時に、一対の
把持具６０，６１の可動フアンガ７７，７８が開
き、さらに、パツド１４０の両側から加圧空気が
噴出して、その圧力によりラベルｄを瓶ｃの表面
に沿わせて貼着する。

貼着装置Ｆの第４ステーシヨン（）はアイド
ルステーシヨンである。

なお、搬送コンベアＡに瓶が無かつたり、ある
いは不良瓶が搬送されて来たりして、ラベル貼り
が行なわれない場合には、取出し装置Ｅの板カム
２０の小円弧２０ｂに扇形カム３６，３８が重な
つて、第２ステーシヨン（）及び第３ステーシ
ヨン（）におけるヘツド１１の前進を阻止し、
ラベルｄの取出し及び貼着装置Ｆへの受け渡しを
行なわないようになつている。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第１０図は本発明の一実施例を示す
もので、第１図は本発明装置の概要を示す平面
図、第２図は取出装置の一部切欠拡大平面図、第
３図は同縦断面図である。第４図乃至第８図は貼
着装置を詳細に示し、第４図は一部切欠拡大平面
図、第５図は縦断面図、第６図は要部縦断面図、
第７図は要部分解斜視図、第８図は要部斜視図で
ある。第９図及び第１０図は作動を説明するため
の要部平面図である。 ３：糊付ローラ、８：インデツクステーブル、
１１：ヘツド、１２：取出板、１３：接着面、６
０，６１：把持具、１４０：パツド、１４５：噴
出孔、Ａ：搬送ライン、Ｃ：マガジン、ｃ：瓶、
ｄ：ラベル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 回転テーブルに複数の取出板を等角度間隔で
   取り付けた取出装置を設置し、該取出装置の周り
   に、糊付けローラと多数のラベルを積層して収容
   したマガジンを配置し、前記回転テーブルの一方
   向への回転により、前記取出板の外面に形成した
   接着面に前記糊付けローラを触転させて糊膜を形
   成し、前記マガジン内のラベルを前記接着面に貼
   り付けて取出す構成とするとともに、前記取出装
   置と瓶の搬送ラインの間に、回転テーブルに左右
   で一対をなす複数対の把持具を等角度間隔で装着
   した貼着装置を配置し、該回転テーブルの一方向
   への回転により、前記取出装置の取出板に貼り付
   けられたラベルの左右両側縁を前記貼着装置の左
   右一対の把持具で把持することにより剥離して前
   記搬送ライン上の瓶の表面に貼着するようにした
   瓶のラベル貼り装置において、前記貼着装置の前
   記回転テーブルに上下２枚の取付板を該テーブル
   と同心に相対的回動可能に支持し、該２枚の取付
   板の一方に前記各一対の把持具の一方の把持具
   を、他方の取付板に他方の把持具を、夫々、取り
   付けるとともに、前記２枚の取付板を相対的に回
   動させる駆動装置と、該２枚の取付板を所定角度
   おいて前記回転テーブルに一体的に固定する固定
   装置とを設けたことを特徴とする瓶のラベル貼り
   装置。