JPS6355681B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6355681B2 JPS6355681B2 JP55062403A JP6240380A JPS6355681B2 JP S6355681 B2 JPS6355681 B2 JP S6355681B2 JP 55062403 A JP55062403 A JP 55062403A JP 6240380 A JP6240380 A JP 6240380A JP S6355681 B2 JPS6355681 B2 JP S6355681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endoscope
- mantle tube
- distal end
- magnifying
- mantle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は被観察部を拡大して観察を行なう拡
大内視鏡に関する。
大内視鏡に関する。
従来の顕微鏡的高倍率の硬性内視鏡は、内視鏡
先端を被観察部に密着させたときに焦点が合うよ
うに調節されている。すなわち被観察部までの距
離が不変であるから、一定倍率で一定の狭い範囲
しか観察することができず不便であつた。そこ
で、内視鏡先端部に軸線方向に移動自在なフード
を取り付け、このフードを操作ワイヤを介して手
元部にて牽引操作するようにしてフードの突出量
を可変にしたものが考えられたが、このものは正
確な突出量の調節が困難であるばかりでなく、フ
ードや操作ワイヤ周囲の隙間に汚物が溜り易く、
衛生管理上問題があつた。また、従来の一般的な
筒状の拡大鏡において、対物レンズ側すなわち先
端側に可動筒体をねじ込み、この筒体の螺進量を
変化させることによつて光軸方向の突出量を変え
るものもある。しかしながらこうした構造を内視
鏡に適用しても、内視鏡は一般の拡大鏡とは異な
り体内あるいは機械等に挿入された状態で深部の
観察等が行なわれる光学機械であるから、上記の
ように先端側で距離調整が行なわれる構造が採用
された場合には、倍率が変るたびにいちいち内視
鏡を体内等から出したり入れたりしなければなら
ず、検査等に手間がかかつてしまう。
先端を被観察部に密着させたときに焦点が合うよ
うに調節されている。すなわち被観察部までの距
離が不変であるから、一定倍率で一定の狭い範囲
しか観察することができず不便であつた。そこ
で、内視鏡先端部に軸線方向に移動自在なフード
を取り付け、このフードを操作ワイヤを介して手
元部にて牽引操作するようにしてフードの突出量
を可変にしたものが考えられたが、このものは正
確な突出量の調節が困難であるばかりでなく、フ
ードや操作ワイヤ周囲の隙間に汚物が溜り易く、
衛生管理上問題があつた。また、従来の一般的な
筒状の拡大鏡において、対物レンズ側すなわち先
端側に可動筒体をねじ込み、この筒体の螺進量を
変化させることによつて光軸方向の突出量を変え
るものもある。しかしながらこうした構造を内視
鏡に適用しても、内視鏡は一般の拡大鏡とは異な
り体内あるいは機械等に挿入された状態で深部の
観察等が行なわれる光学機械であるから、上記の
ように先端側で距離調整が行なわれる構造が採用
された場合には、倍率が変るたびにいちいち内視
鏡を体内等から出したり入れたりしなければなら
ず、検査等に手間がかかつてしまう。
この発明は上記事情にもとづきなされたもので
その目的とするところは、内視鏡を体内等に挿入
したまま倍率に応じて被観察部までの距離を正確
に調節でき、常に鮮明な像を得ることができると
ともに、衛生的な拡大内視鏡を得ることにある。
その目的とするところは、内視鏡を体内等に挿入
したまま倍率に応じて被観察部までの距離を正確
に調節でき、常に鮮明な像を得ることができると
ともに、衛生的な拡大内視鏡を得ることにある。
以下この発明の第1実施例を第1図ないし第3
図にもとづき説明する。図中1は先端1aが開口
する薄肉な細長状の外套管であり、この外套管1
には手元側から内視鏡本体2が挿入されるように
なつている。この内視鏡本体2は、細長状をなす
挿入部3と、この挿入部3の手元側に位置する操
作部4と、接眼部5などからなり、上記挿入部3
の先端3aに観察窓(図示せず)を備えた観察光
学系を通じて、被観察部Aの拡大像を接眼部5に
て観察し得るようになつている。6は焦点調節リ
ング、7は図示しない光源装置に接続されるライ
トガイドコードである。
図にもとづき説明する。図中1は先端1aが開口
する薄肉な細長状の外套管であり、この外套管1
には手元側から内視鏡本体2が挿入されるように
なつている。この内視鏡本体2は、細長状をなす
挿入部3と、この挿入部3の手元側に位置する操
作部4と、接眼部5などからなり、上記挿入部3
の先端3aに観察窓(図示せず)を備えた観察光
学系を通じて、被観察部Aの拡大像を接眼部5に
て観察し得るようになつている。6は焦点調節リ
ング、7は図示しない光源装置に接続されるライ
トガイドコードである。
そして上記外套管1は操作手元側に設けられた
調節機構8によつて内視鏡本体2に対する外套管
先端1aの突出量を調節できるようになつてい
る。この調節機構8は、外套管1の手元側端部に
その軸線方向に沿つて取着したラツク9と、内視
鏡本体2にアーム10を介して軸支され上記ラツ
ク9に噛合するピニオン11と、このピニオン1
1を回動操作するノブ12とから構成されてい
る。上記アーム10は外套管1に形成された軸線
方向に沿う案内長孔13を挿通していて、外套管
1に対する内視鏡本体2の回り止めをなしてい
る。
調節機構8によつて内視鏡本体2に対する外套管
先端1aの突出量を調節できるようになつてい
る。この調節機構8は、外套管1の手元側端部に
その軸線方向に沿つて取着したラツク9と、内視
鏡本体2にアーム10を介して軸支され上記ラツ
ク9に噛合するピニオン11と、このピニオン1
1を回動操作するノブ12とから構成されてい
る。上記アーム10は外套管1に形成された軸線
方向に沿う案内長孔13を挿通していて、外套管
1に対する内視鏡本体2の回り止めをなしてい
る。
以上のように構成された内視鏡は、ノブ12を
回動させてピニオン11を回動操作することによ
り、内視鏡本体2に対して外套管1が相対的に軸
線方向に移動する。したがつて挿入部の先端3a
に対する外套管先端1aの突出量が可変となるか
ら、被観察部Aに外套管先端1aを密着させた状
態で、倍率に応じた距離に挿入部の先端3aの位
置を調節して焦点を合わせることができる。
回動させてピニオン11を回動操作することによ
り、内視鏡本体2に対して外套管1が相対的に軸
線方向に移動する。したがつて挿入部の先端3a
に対する外套管先端1aの突出量が可変となるか
ら、被観察部Aに外套管先端1aを密着させた状
態で、倍率に応じた距離に挿入部の先端3aの位
置を調節して焦点を合わせることができる。
このように本実施例によれば、内視鏡本体2に
対する外套管先端1aの突出量を自由に変えるこ
とができるため、倍率を数段階に変えながら観察
を行なう場合において、倍率に応じた最適の距離
で常に鮮明な像が得られる。しかも挿入した状態
のまま上述した焦点合せを行なうことができる。
したがつて、1つの拡大内視鏡を使用して、広範
囲低倍率の観察から狭範囲高倍率の観察まで条件
を様様に変えて、多様で的確な検査を行なうこと
ができる。
対する外套管先端1aの突出量を自由に変えるこ
とができるため、倍率を数段階に変えながら観察
を行なう場合において、倍率に応じた最適の距離
で常に鮮明な像が得られる。しかも挿入した状態
のまま上述した焦点合せを行なうことができる。
したがつて、1つの拡大内視鏡を使用して、広範
囲低倍率の観察から狭範囲高倍率の観察まで条件
を様様に変えて、多様で的確な検査を行なうこと
ができる。
そして、ラツク9とピニオン11との噛み合い
が外れる位置までノブ12を回して、これら相互
の噛合を解除すれば、外套管1から内視鏡本体2
を抜き取ることができるため、これらを分解した
状態で洗浄、消毒を簡単にかつ充分に行なうこと
ができ、衛生的である。しかも従来のように操作
ワイヤを介してフードを移動させるものに比べて
距離調節が正確に行なえるとともに、汚物の溜り
を生じる部分がなくなり、衛生的である。
が外れる位置までノブ12を回して、これら相互
の噛合を解除すれば、外套管1から内視鏡本体2
を抜き取ることができるため、これらを分解した
状態で洗浄、消毒を簡単にかつ充分に行なうこと
ができ、衛生的である。しかも従来のように操作
ワイヤを介してフードを移動させるものに比べて
距離調節が正確に行なえるとともに、汚物の溜り
を生じる部分がなくなり、衛生的である。
なお本実施例は以上のように構成したが、ラツ
クとピニオンの配置関係を逆にして、内視鏡本体
にラツクを設け、外套管にピニオンを設けるよう
にしてもよい。
クとピニオンの配置関係を逆にして、内視鏡本体
にラツクを設け、外套管にピニオンを設けるよう
にしてもよい。
また、この発明は調節機構8として第4図に第
2実施例として示すような構造を採用してもよ
い。すなわちこの実施例の調節機構8は、外套管
1の操作手元側の端部の外周面にねじ部14を設
けるとともに、このねじ部14には内視鏡本体2
に対して回転自在でかつ軸方向には移動不能な螺
環15を螺合させたものである。16は内視鏡本
体2の回り止めをなすキー、17はキー溝であ
る。このように構成された第2実施例は、螺環1
5を回動させてねじ部14に対する螺環15の螺
進量を変化させることにより、第1実施例と同様
に内視鏡本体2に対する外套管先端1aの突出量
を調節できる。そして、螺環15をねじ部14か
ら外せば内視鏡本体2を外套管1から引き抜くこ
とができ、使用後の洗浄、消毒を充分に行なうこ
とができる。
2実施例として示すような構造を採用してもよ
い。すなわちこの実施例の調節機構8は、外套管
1の操作手元側の端部の外周面にねじ部14を設
けるとともに、このねじ部14には内視鏡本体2
に対して回転自在でかつ軸方向には移動不能な螺
環15を螺合させたものである。16は内視鏡本
体2の回り止めをなすキー、17はキー溝であ
る。このように構成された第2実施例は、螺環1
5を回動させてねじ部14に対する螺環15の螺
進量を変化させることにより、第1実施例と同様
に内視鏡本体2に対する外套管先端1aの突出量
を調節できる。そして、螺環15をねじ部14か
ら外せば内視鏡本体2を外套管1から引き抜くこ
とができ、使用後の洗浄、消毒を充分に行なうこ
とができる。
なお第5図は外套管1の一変形例を示すもので
あり、この場合、外套管1の先端部に合成ゴム、
合成樹脂などからなる比較的軟質な環状の保護チ
ツプ18を備えていて、外套管先端1aを体腔壁
に密着させる際の体腔壁保護を図つている。
あり、この場合、外套管1の先端部に合成ゴム、
合成樹脂などからなる比較的軟質な環状の保護チ
ツプ18を備えていて、外套管先端1aを体腔壁
に密着させる際の体腔壁保護を図つている。
この発明は以上説明したように、外套管に内視
鏡本体を挿通させ、内視鏡の操作手元側に設けら
れた調節機構によつて内視鏡本体に対する外套管
の突出量を調節できるようにしたから、体内等に
挿入したまま各種倍率に応じて被観察部までの距
離を調節でき常に鮮明な像が得られ、視野の広さ
および倍率を種々に変えて多様な観察を行なうこ
とができる。しかも先端部分の形状は単純で平滑
であるから汚物が残留しにくく、洗浄によつて簡
単に汚物を洗い流せるため衛生的に使用できるな
ど、実用上優れた効果を奏する。
鏡本体を挿通させ、内視鏡の操作手元側に設けら
れた調節機構によつて内視鏡本体に対する外套管
の突出量を調節できるようにしたから、体内等に
挿入したまま各種倍率に応じて被観察部までの距
離を調節でき常に鮮明な像が得られ、視野の広さ
および倍率を種々に変えて多様な観察を行なうこ
とができる。しかも先端部分の形状は単純で平滑
であるから汚物が残留しにくく、洗浄によつて簡
単に汚物を洗い流せるため衛生的に使用できるな
ど、実用上優れた効果を奏する。
第1図はこの発明の第1実施例を示す拡大内視
鏡の縦断側面図、第2図は同内視鏡の平面図、第
3図は第2図中−線に沿う断面図、第4図は
この発明の第2実施例を示す拡大内視鏡の縦断側
面図、第5図は外套管先端部の一変形例を示す縦
断側面図である。 1……外套管、1a……先端、2……内視鏡本
体、8……調節機構、9……ラツク、11……ピ
ニオン、12……ノブ、14……ねじ部、15…
…螺環、18……保護チツプ。
鏡の縦断側面図、第2図は同内視鏡の平面図、第
3図は第2図中−線に沿う断面図、第4図は
この発明の第2実施例を示す拡大内視鏡の縦断側
面図、第5図は外套管先端部の一変形例を示す縦
断側面図である。 1……外套管、1a……先端、2……内視鏡本
体、8……調節機構、9……ラツク、11……ピ
ニオン、12……ノブ、14……ねじ部、15…
…螺環、18……保護チツプ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 先端が開口する細長状の外套管と、この外套
管に軸線方向に移動自在に挿入され先端に観察窓
を備えた内視鏡本体と、上記外套管および内視鏡
本体の操作手元側の端部に設けられて内視鏡本体
に対する外套管先端の突出量を調整可能な調節機
構とを具備したことを特徴とする拡大内視鏡。 2 上記調節機構は、内視鏡本体の操作手元側に
設けられたラツクと、外套管に軸支され上記ラツ
クに噛合するピニオンと、このピニオンを回動操
作するノブとからなることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の拡大内視鏡。 3 上記調節機構は、外套管の操作手元側の端部
の周面に設けられたねじ部と、内視鏡本体に回転
自在に取着されて上記ねじ部に螺合しその螺進量
にもとづいて外套管の位置調節をなす螺環とから
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の拡大内視鏡。 4 上記外套管は内視鏡本体に対して着脱自在で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
し第3項のいずれかに記載の拡大内視鏡。 5 上記外套管は、その挿入側先端部に比較的軟
質な保護チツプを備えて構成されることを特徴と
する特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
かに記載の拡大内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6240380A JPS56158637A (en) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | Enlarging endscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6240380A JPS56158637A (en) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | Enlarging endscope |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56158637A JPS56158637A (en) | 1981-12-07 |
JPS6355681B2 true JPS6355681B2 (ja) | 1988-11-04 |
Family
ID=13199128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6240380A Granted JPS56158637A (en) | 1980-05-12 | 1980-05-12 | Enlarging endscope |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56158637A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0264928U (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-16 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61150320U (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-17 | ||
JPS61238439A (ja) * | 1985-04-15 | 1986-10-23 | Hitachi Chem Co Ltd | 鋳物用樹脂の製造方法 |
JPS61203716U (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-22 | ||
JPH0443201Y2 (ja) * | 1987-04-07 | 1992-10-13 | ||
JPH0524892Y2 (ja) * | 1987-11-17 | 1993-06-24 | ||
JPH0443202Y2 (ja) * | 1987-12-24 | 1992-10-13 | ||
JPH02207401A (ja) * | 1989-02-04 | 1990-08-17 | Sukara Kk | 拡大撮像装置における照明装置 |
-
1980
- 1980-05-12 JP JP6240380A patent/JPS56158637A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0264928U (ja) * | 1988-11-04 | 1990-05-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56158637A (en) | 1981-12-07 |
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