JPS6355673B2 - - Google Patents

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JPS6355673B2
JPS6355673B2 JP56162959A JP16295981A JPS6355673B2 JP S6355673 B2 JPS6355673 B2 JP S6355673B2 JP 56162959 A JP56162959 A JP 56162959A JP 16295981 A JP16295981 A JP 16295981A JP S6355673 B2 JPS6355673 B2 JP S6355673B2
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JP
Japan
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collimator
radiator
neutron
neutrons
recoil protons
Prior art date
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Expired
Application number
JP56162959A
Other languages
English (en)
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JPS5863878A (ja
Inventor
Kenji Kasai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP16295981A priority Critical patent/JPS5863878A/ja
Publication of JPS5863878A publication Critical patent/JPS5863878A/ja
Publication of JPS6355673B2 publication Critical patent/JPS6355673B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T3/00Measuring neutron radiation

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば核融合装置のプラズマから放出
される中性子の空間分布を測定する装置に関す
る。
一般に例えば核融合装置のプラズマの状態を把
握する為に、このプラズマから放出される中性子
の空間分布を測定し、この結果から上記プラズマ
のイオン温度等を測定している。そして従来この
ような中性子の空間分布を測定する装置は第1図
に示す如きものが用いられている。すなわち上記
プラズマに相当する中性子発生体1から発生した
中性子は、中央にピンホールを有する中空円板状
のコリメータ2によりある一定の立体角内に収束
される。そして上記コリメータ2は円筒状開口部
を有する遮蔽体3の開口部側に密着固定されてお
り、上記円筒状開口部には複数個束ねられた中性
子検出器4が設置されている。上記遮蔽体3はコ
リメータ2により収束された中性子以外の中性子
が検出器4に入り込むのを防止する為に設けられ
ているのである。そして、この中性子検出器4は
前記コリメータ2によつて集束された中性子を検
出して電気信号に変換して出力するものである。
前記遮蔽体3外部には、上記複数個の中性子検出
器4に対応して複数個の増幅器5、波高分析器6
および計数器7が設けられており、それぞれ信号
ケーブル8を介して接続されている。
したがつて中性子発生体1より放出された中性
子はコリメータ2によつて収束され、複数個束ね
られた中性子検出器4によつて検出されかつ電気
信号に変換される。そしてこの電気信号は、複数
個束ねられた前記中性子検出器4の個個に対応し
て設けられている前記増幅器5、波高分析器6お
よび計数器7によつて処理される。そしてそれに
よつて中性子の空間分布を測定することができる
のである。
しかしながら上記構成によると、複数個の中性
子検出器4を個々に信号処理する必要がある為
に、増幅器5、波高分析器6、および計数器7に
よる信号処理回路が多数必要である。また上記信
号処理の構成では画像処理することはきわめて困
難であるといつた不具合があつた。
本発明は以上の点に基づいてなされたものでそ
の目的とするところは、信号処理が簡略化され、
かつ画像にて中性子の空中分布を目視することが
可能な中性子空間分布測定装置を提供することに
ある。
以下本発明の実施例を第2図ないし第4図を参
照して説明する。
まず、装置前面部には中性子発生体101より
放出された中性子を収束する中央にピンホールを
有し、中空円板状のコリメータ102が設けられ
ている。このコリメータ102の後部側には、遮
蔽体103が密着固定されている。この遮蔽体1
03はコリメータ102によつてコリメートされ
た中性子以外の中性子が進入するのを防止する為
に設けられているのである。そして上記遮蔽体1
03はコリメータ102側に開口部および絞り部
を形成しているほぼ円筒上の空間部を有してお
り、上記開口部には、上記空間を閉塞するべくラ
ジエタ104が設置されている。このラジエタ1
04は、水素原子を多く含んだ材料(プラスチツ
ク・ポリエチレン等)で作られている。前記コリ
メータ102によつて収束された中性子はこのラ
ジエタ104に衝突して反跳陽子を放出させる。
このときいく分かの中性子はラジエタ104を透
過してしまう。また、前記絞り部にはスリツト1
06が形成されている。そして、上記ラジエタ1
04と前記遮蔽体103において形成された室1
05は真空状態となつている。
この真空状態の室105内には、上記スリツト
106とある一定の距離をなして、円板状の陽電
極板107が遮蔽体103と電気絶縁された状態
で設けられており上記スリツト106側に電場を
形成している。この陽電極板107は、前記ラジ
エタ104を、そのまま透過してしまう中性子に
よつて後述する固体撮像素子110が損傷を受け
ることを防止する為に設けられたものである。そ
して同様に真空状態の室105内のスリツト10
6近傍には、二次電子放出材料を被着し中空円板
状をなす二次電子増倍器としてのマイクロチヤン
ネルプレート108が設置されている。このマイ
クロチヤンネルプレート108は、円径10〜
20μmの細いガラス管(チヤンネル)を多数束ね、
厚さ0.5〜1mm程度の円板状にしたもので、個々
の4チヤンネル内壁は適当な抵抗値を持つ二次電
子放出材料でコーテイングされており上記チヤン
ネル一本一本が連続二次電子増倍器を構成してい
る。そして、このマイクロチヤンネルプレート1
08の面には同じく中空円板状をなす螢光体とし
てのシンチレータ109が密着して設けられてい
る。さらに、このシンチレータ109の面には中
空円板状をなす固体撮像素子110が密着して設
けられ、この固体撮像素子110にケーブル11
1を介して固体撮像素子の絵素を走査するスキヤ
ン回路112が接続されている。上記固体撮像素
子110は、例えば電荷結合素子CCDのような
もので数μmの素体を二次元的に配列した構成を
なしている。
以上の構成に基づき第2図の一部を拡大した第
3図を参照してその作用を説明する。中性子発生
体101より放出された中性子はコリメータ10
2によつて収束されラジエタ104に入射する。
ラジエタ104に入射した中性子は、ラジエタ1
04の水素原子と衝突して反跳陽子を真空状態の
室105A内に放出する。そして放出された反跳
陽子は反跳エネルギーを有しており、このエネル
ギーによつて前記室105A内を運動する。そし
てスリツト106を通過して室105B内に入り
陽電極板107付近にくると、その電場により第
3図の破線で示すごとく偏向されてマイクロチヤ
ンネルプレート108に入射する。入射した前記
反跳陽子は、マイクロチヤンネルプレート108
を構成している一本のガラス管の入口付近の内壁
に衝突し数個の二次電子を放出させる。この二次
電子は上記ガラス管内の電界による加速と初速度
との関係で放物線を描き、ガラス管内で対向面に
衝突していき、数個の二次電子を放出しながら電
子増倍を繰返す。そして電子増倍された電子群
は、シンチレータ109に入射し、シンチレータ
109の螢光作用によつて発光することになる。
ただし、この時発光するのは、上記シンチレータ
109の電子増倍を行なつているガラス管に対応
した部分に限られる。これはマイクロチヤンネル
プレート108とシンチレータ109が密着して
いる為である。そしてシンチレータ109と密着
して設けられている固体撮像素子110は、上記
シンチレータ109の発光している部分に対応し
た素体が上記発光した光を検出してそれを蓄積す
る。また画像として中性子の空間分布を見たい場
合には、上記固体撮像素子に蓄積されたデータを
スキヤン回路112で走査して出力することによ
つて、可能となるのである。
すなわち前記中性子発生体101から放出され
た中性子の発生位置とラジエタ104の反跳陽子
放出位置とは当然対応している。換言すればある
一定のエネルギを有する中性子の入射方向に対し
てラジエタ104から放出される反跳陽子も固有
のエネルギと角度を有するのである。そしてこの
反跳陽子の内、限られた角度を有するものがスリ
ツト106を通過する。そして陽電極板107の
電場によつて偏向されてマイクロチヤンネルプレ
ート108に衝突するまでの上記反跳陽子のとる
軌道は、この反跳陽子の有する角度によつてそれ
ぞれ決定される。上記マイクロチヤンネルプレー
ト108以後シンチレータ109の発光位置およ
び固体撮像素子110の検出位置は対応関係にあ
ることから、前記ラジエタ104の反跳陽子の放
出位置と、上記固体撮像素子110の検出位置は
当然対応することになる。したがつて前記中性子
発生体101の中性子発生位置とは対応すること
になり、中性子の空間分布を測定することが可能
となるのである。
なお、前記実施例では固体撮像素子110がラ
ジエタ104を透過してくる中性子によつて損傷
を受けることを考慮して陽電極板107を介した
構成であつたが、上記固体撮像素子110が材質
的に中性子損傷に対して問題が無い場合あるい
は、中性子によつて損傷を受けても測定時間が短
い場合には、4図に示すように陽電極板107を
設けずに、スリツト106Aを通過した反跳陽子
を直接マイクロチヤンネルプレート108Aに衝
突させても実施できるものであり、衝突以後の作
用は前記実施例と同様である。この実施例では、
前記実施例のように中性子の発生エネルギーが一
定がある必要は無くエネルギによる空間分解能も
なくなる。
またマイクロチヤンネルプレート108A、シ
ンチレータ109Aおよび固体撮像素子110A
の形状は、第4図に示すごとく、限定されたもの
ではなく、その都度あらゆる形状のものが考えら
れる。
以上詳述したように本発明に係る中性子空間分
布測定装置によれば、中性子発生体から発生した
中性子線をある一定の立体角内に収めるコリメー
タを設け、このコリメータに隣接し、上記中性子
との衝突により反跳陽子を真空中に放出するラジ
エタを設置し、このラジエタと共に真空室を形成
しかつこの真空室のラジエタ側に絞り部を有する
遮蔽体を前記コリメータに密着固定し、かつ、上
記真空室中に陽電極板を設け反跳陽子の現象を利
用して偏向し、その反跳陽子の到達相当位置に複
数の二次電子放出材料を平面状とした二次電子増
倍器を配置したので、装置全体を簡単かつ小形に
実現することができる。またデータを画像処理す
ることが可能となり、中性子の空間分布を直接視
覚でとらえることができ、きわめて高精度の測定
をすることができる等、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の構成を示す図、第2図は
本発明の一実施例の構成を示す図、第3図は第2
図の一部を拡大した拡大図、第4図は本発明の他
の一実施例の構成を示す図である。 102…コリメータ、103…遮蔽体、104
…ラジエタ、106…スリツト、108…二次電
子増倍器、109…螢光体、110…固体撮像素
子、112…スキヤン回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入射される中性子線を収束するコリメータ
    と、このコリメータにより収束された中性子線の
    出力通路を閉塞するように設けられ前記中性子線
    の衝突により反跳陽子を放出するラジエタと、前
    記コリメータの後部側に前記ラジエタを介して配
    置され前記反跳陽子が入射される真空状態に形成
    された室を有する遮蔽体と、この遮蔽体の室内に
    配置され電場を形成して前記ラジエタから入射さ
    れる反跳陽子を偏向する陽電極板と、前記遮蔽体
    の前記陽電極板によつて偏向された反跳陽子の到
    達相当位置に設けられこの反跳陽子を受けて電子
    を増倍する複数の二次電子放出材料を平面状に配
    置した二次電子増倍器と、この二次電子増倍器の
    各二次電子放出材料で増倍されて放出された電子
    により発光する螢光体と、この螢光体の発光信号
    を撮像する固体撮像素子とを備えたことを特徴と
    する中性子空間分布測定装置。
JP16295981A 1981-10-13 1981-10-13 中性子空間分布測定装置 Granted JPS5863878A (ja)

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JPS5863878A JPS5863878A (ja) 1983-04-15
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62174679A (ja) * 1986-01-28 1987-07-31 Hamamatsu Photonics Kk 中性子検出器
JPH04110703U (ja) * 1991-03-13 1992-09-25 治郎 濱田 ポケツト付くつ下
US9151722B2 (en) * 2014-01-15 2015-10-06 King Abdulaziz University Systems for determining and imaging wax deposition and simultaneous corrosion and wax deposit determination in pipelines

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5373673A (en) * 1976-12-14 1978-06-30 Toyota Motor Corp Method for arresting polluted air

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JPS5863878A (ja) 1983-04-15

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