JPS6354550B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6354550B2
JPS6354550B2 JP55142530A JP14253080A JPS6354550B2 JP S6354550 B2 JPS6354550 B2 JP S6354550B2 JP 55142530 A JP55142530 A JP 55142530A JP 14253080 A JP14253080 A JP 14253080A JP S6354550 B2 JPS6354550 B2 JP S6354550B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
font
printer
print
data
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55142530A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5667490A (en
Inventor
Teireru Jinmaaman Rii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPS5667490A publication Critical patent/JPS5667490A/ja
Publication of JPS6354550B2 publication Critical patent/JPS6354550B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/54Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/103Formatting, i.e. changing of presentation of documents
    • G06F40/109Font handling; Temporal or kinetic typography
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/10Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/18Conditioning data for presenting it to the physical printing elements
    • G06K15/1827Accessing generic data, e.g. fonts
    • G06K15/1828Accessing generic data, e.g. fonts characterized by the kind of storage accessed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はプリンタ用のフオント選択に関する。
従来のプリンタ・サブシステムでも、幾つかの言
語の像を印刷するために種々のフオントが通常、
設けられる。しかし、フオントの選択は非常に限
定される。即ち任意の個々のプリンタ・サブシス
テムに対し、1個だけか又は数個のフオントしか
利用できないのが普通であり、またこれらは各々
個別の顧客のシステムの中に予じめ配線済みであ
るのも普通である。顧客は通常の印刷動作中必要
になるかも知れない言語又は特殊記号の範囲を、
フオント選択手段の拡張の為の再作業や保守担当
者の呼出し等を行なわずに拡張することはできな
かつた。フオント選択を行なえる場合も、フオン
トの為に必要なメモリが大きかつた。 本発明によれば、プリンタ・サブシステム用に
下記のような記憶装置が与えられる。即ちこの記
憶装置には、印刷動作が進む際、プリンタ・サブ
システムにより実時間でアクセスできる個々の言
語に従つて大よそ配列された多数のフオント像が
予じめロードされる。この構成によれば、1つ1
つの文字行に於いて複数個の言語を印刷でき、し
かもその際に或る言語から他の言語へ切換るのが
早く、またそのときの切換えを利用者が殆んど注
意を払わずに行なえる。更に、特殊信号を収容で
きる。この機能は、顧客がその顧客特有の印刷動
作を行なうための特有の記号であつて他の顧客が
通常使わないような記号を必要とする場合がある
からである。更に、フオントの記憶は圧縮態様で
行なわれるので、多数のフオント像が比較的限ら
れた量の記憶スペースに圧縮技法で記憶されると
いう利点がある。大抵の場合、プリンタ・サブシ
ステムには特定のプリンタ・サブシステムで使用
される通常のフオント像である「基本」フオント
像がロードされる。動作が進むにつれて、「基本」
フオント像には他のフオント像が置換えられる。
他のフオント像を使つた後、プリンタ・サブシス
テムは通常は、基本フオント像の組(セツト)に
戻る。種々のルーチンの中には読取専用メモリの
選択領域にある全てのフオントを記憶し、プリン
タ動作中、プリンタ装置でワイヤ像を発生するの
に必要な像をアクセスするルーチンがある。これ
らのルーチンは、基本フオント像、基本フオント
像を修正したもの、及びサブシステムにより選択
された代替フオント像の為のポインタ・テーブル
及びデータ・テーブルを使用する。 更に具体的に言えば、本発明のフオント選択装
置はドツト・パターンで表現した文字等の印刷を
行う型のプリンタに関して用いられるものであ
り、第1及び第2の記憶手段と、第1の記憶手段
に圧縮されて記憶されているフオントに関する選
択信号を生じる制御手段と、選択信号に応じて第
1の記憶手段からフオントを取り出し、それを拡
張して第2の記憶手段にロードするフオント・ロ
ード手段と、第2の記憶手段内のフオントを印刷
のために供する手段とを有している。第1の記憶
手段には、基本フオントとしての多国言語フオン
トのみならず、修正フオント及び主要国言語フオ
ントが記憶されている。多国言語フオントは種々
の国の言語に用いられる複数の文字等のドツト・
パターンを表わすフオント・データから成り、そ
れ自体で、あるいは修正データによる修正によ
り、種々の国の言語の印刷に対処できる。主要国
言語フオントは、多国言語フオントの修正によつ
て生成するには適していない様な特定の国の言語
のための文字、例えばカタカナ等のドツト・パタ
ーンを表わすフオント・データを含んでおり、必
要に応じて、多国言語フオントの代りに用いられ
る。 プリンタ・サブシステム及びプリンタ機構の説明 本発明がどのように利用されるかを説明するた
め連続用紙に毎分何行もの高速印刷を行なえる高
速マトリツクス・プリンタと関連して本発明を説
明する。ここで開示する特定のサブシステムはホ
ストシステム即ちプロセツサと協働するが、その
ホストからの指令信号及びデータ信号に応答し用
紙上に印刷を行ない、またその動作中、ホストに
状況信号を与える。 プリンタそれ自体はデータ処理、データ収集、
データ入力及びデータ通信と言つた種々のシステ
ムの多様な印刷要求を満足する構成のライン・プ
リンタである。それはまたシステム・プリンタと
して或いは遠隔ワーク・ステーシヨン・プリンタ
としても使用できる。 下記に特徴点を列挙する。 1インチ(25.4mm)あたり10文字(10ピツチ)
又は15文字(15ピツチ)という印刷間隔をオペレ
ータ自身か又はここで使用されるシステム・プロ
グラムが選択できること −1インチ(25.4mm)あたり15文字といつたいわ
ゆる圧縮印刷モードにより紙のコストが節約さ
れ、また報告書の取扱い、郵送、複写、保管等
がし易くなること −1インチ(25.4mm)あたり6行又は8行といつ
た行間隔や他の任意の行間隔をオペレータ又は
システム・プログラムを選択できること −使用システム・プログラムが用紙の歩進的な移
動と逆向きの移動とを選択できる。 −ハードウエアの縁けい線(ジヤンパ)で選択し
た基本的な言語とともにシステム・プログラム
が16組の内蔵した文字セツトを選択できること −システム・プログラムで特殊のグラフイツク
(特殊文字、グラフ、プロツト等)を描けるこ
と −マトリツクス印刷技法を使用すること −オペレータがプログラムを判定できるようにす
るための診断機能を組込んだこと −マイクロプロセツサ制御装置を使用すること −印刷行の最大幅−330.2mm(13.2インチ) −10ピツチのときの最大印刷位置−132 −15ピツチのときの最大印刷位置−198 −使用できる用紙の幅−76.2〜450mm(3.0〜17.7
インチ) −最長用紙−76.2〜317.5mm(3.0〜12.5インチ) 以下図面に沿つて説明すると、第1図は代表的
なシステム構成の図でホストシステム1とプリン
タ・サブシステム2とを含み、後者は更にプリン
タ制御装置3とプリンタ電子装置4とを含む。指
令信号及びデータ信号がホストシステム1からイ
ンターフエイス5を介して与えられ、指令信号及
び制御信号がプリンタ制御装置3からプリンタ電
子装置4にバス(母線)6を介して与えられる。
状況信号がプリンタ制御装置3からホストシステ
ム1にインターフエイス5を介して与えられる。
一般に、ホストシステム1が指令及びデータを含
む情報を発生し、状況をモニター(監視)する。
プリンタ制御装置3は指令及びデータを受取り、
指令を解読し、誤りをチエツクするとともに状況
情報を発生し、印刷及びスペーシング(ヘツドの
移動)を制御するほか、プリンタ診断機能を行な
う。プリンタ電子装置4は解読された制御装置の
指令を実行し、全てのプリンタ動作をモニター
し、印刷ワイヤを付勢し、モーターを駆動し、プ
リンタのエミツタを感知し、オペレータ・パネル
の点灯部及びスイツチ回路を制御する。それはま
たトラクタ/プラテン機構、リボン駆動部、印刷
ヘツド(即ちアクチユエータのグループ)、キヤ
リア、オペレータ・パネル及びプリンタの感知器
(センサ)を制御する。 プリンタ制御装置3やプリンタ電子装置4のよ
うな本システムの素子は指令やデータを解析し、
動作を制御するために1個又は複数個のマイクロ
プロセツサやマイクロコンピユータを組込んでい
る。 第2図及び第3図はプリンタ・コンソール即ち
制御卓10中に全て組込まれたプリンタの種々の
素子を示す。種々の開閉可能なパネルやカバーが
11,12,13で図示するように設けられる。
上部カバー11には、プリンタの動作中、カバー
が閉じていても、用紙が移動するのをオプレータ
が見られるよう窓14がある。用紙(文書)15
が積重ねスタツク16から与えられ、一実施例で
は、第2図及び第3図から判るようにトラクタ9
0及び91を含む上部の組の如き1組又は複数組
の用紙トラクタを含む用紙給送アセンブリ20に
よつて上向き又は下向きに送られる。巻取りスタ
ツクに印刷が行なわれた後用紙案内装置28が用
紙を案内する。巻取りスタツクは図示していない
が印刷機構の下方のプリンタ制御卓10の後方に
位置づけられる。プリンタは印刷ステーシヨン3
2のところの用紙15に対しほぼ水平に位置づけ
られる印刷アセンブリ(構成体)30を組込んで
いる。印刷アセンブリ30は他の図面に詳細に示
す。プリンタの前部に密接して位置付けられるプ
リンタのリボン駆動アセンブリ40についても他
の図面の方が詳しい。プリンタ制御装置3及びそ
れと協働するマイクロプロセツサは側面カバー1
3の背後に大よそ位置づけられる。26はオペレ
ータ・パネルである。 リボン41(第3図)が使い捨て可能なスプー
ル42又は43の一方に設けられる。リボン41
を正しく整列させ且つ用紙15にインクのしみな
どが付かないよう印刷アセンブリ30と用紙15
との間に嵌合する使い捨てリボンシールド46が
リボンの各箱に設けられると都合が良い。第8図
に明瞭に示す2個のモータ49,50がリボン4
1をスプール42及び43間で両方向に駆動す
る。プリンタ制御装置3がリボンの詰り(ジヤ
ム)状態及びリボン端(EOR)状態を検知する。
リボンが詰るとエラー・インジケータ(指示器)
をオンにし印刷を止める。EOR状態が生じると
リボン駆動方向を逆転する。 プリンタは、幾つかのオペレータ制御キー(押
しボタン51乃至55,60)、2個のインジケ
ータランプ56,57パワー・オン/オフ・スイ
ツチ58、及びオペレータ・パネル・デイスプレ
イ59より成る。シフトキー55と関連して複数
のキーを種々組合せて使用することによりオペレ
ータは下記のことを行える。即ち印刷を開始した
り停止して最後に印刷した行を見ることができ
る。印刷密度(ピツチ、行間隔)をセツトでき
る。一度に一頁又は一行ずつ用紙を上下に位置づ
けられる。高精度に調整するため用紙を歩進的に
前進又は後退させることができる。更にモードス
イツチで選択したときの診断テストを開始又は停
止させることもできる。これらについては後で述
べる。 オペレータ・パネル・デイスプレイ上のインジ
ケータランプがオペレータに下記のことを知らせ
る。即ちプリンタが使用システムからのデータを
印刷する準備が完了したこと57、プリンタに注
意を要すること56、現時点で設定されている印
刷密度60、エラーを検知したこと及び診断テス
トの結果59を知らせる。 16位置モードスイツチ65が第2図の前面カバ
ー12の背後に位置づけられているが、その詳細
は第5図に示す。16位置中のオンライン位置は、
使用システムが印刷を制御するのを可能ならしめ
る。他の全ての位置はオフラインであり、使用シ
ステムから印刷が開始されることを許容しない。 最初の3個のスイツチ位置はオペレータが下記
のモードを選択するよう使用するものである。 オンライン 通常の動作位置。この位置にスイツチがあれ
ば、プリンタは使用システムからの指令を受けら
れる。オペレータ・パネル・デイスプレイ59が
検知したエラー状態を指示する。 バツフアプリント ホストから送られたEBCDIC値(16進コード)
及びそれに対応する文字像を印刷するもう1つの
オンライン位置。非制御文字が翻訳される。この
機能はプリンタから送られたデータの流れを使用
者が見られるようにする。 テスト オフラインのデイバツグ及び問題判別用テスト
モードでは開始キー53を押すと、プリンタ制御
装置3中に記憶された診断テストが終了するまで
か又は停止キーを押すまでは注意インジケータ5
6がオンに維持され且つ準備完了インジケータ5
7がオンである。エラーが検知されると、プリン
タが停止し、オペレータ・パネル・デイスプレイ
59中の発光ダイオードでエラー・コードを表示
する。 2−9及びA−Eで示す残りの13個のモード・
スイツチの位置は、オフラインの問題判別及びサ
ービス要求を確認する際の助けとなる種々の診断
テストを保守要員が選択して使用するものであ
る。 第6図は第2図の側面カバー13の背後に位置
付けられたゲート機構17を示す。この中には第
1図のプリンタ制御装置3及びプリンタ電子装置
4用の多数の回路素子(印刷回路カード)18が
入つている。 第7図はエミツタガラス71及び光学的感知ア
センブリ72を含む印刷エミツタアセンブリ70
の正面図である。エミツタガラス71は感知アセ
ンブリ72に対し直角に位置付けられ且つ印刷ア
センブリ30に機械的に取付けられていて、印刷
ヘツド、印刷アクチユエータ及び印刷ワイヤが第
7図に示す如く前後左右に動くときエミツタガラ
ス71も印刷ワイヤの水平方向の位置を示すよう
感知アセンブリ72に対し同様な態様で移動す
る。配線ケーブル73が下記で詳細に説明する印
刷アクチユエータに信号を与える。 プリンタ機構の概要 第8図、第9図及び第10図には用紙給送アセ
ンブリ20、印刷アセンブリ30、リボン駆動ア
センブリ40及び種々の協働するエミツタの構成
の詳細を示す。これらのアセンブリの一般的な概
要についてまず説明する。 第8図及び第10図に分り易く示すように、ト
ラクタ90−93を駆動するための駆動モータで
あつて用紙給送エミツタアセンブリ24を含む該
駆動モータ23を含むところの種々の用紙給送機
構を支持する端部板(側面注型体)21及び22
を用紙給送アセンブリ20に設ける。この用紙給
送アセンブリ20は別個の用紙兼ジヤム検知エミ
ツタ25を有する。用紙給送アセンブリ20はま
た用紙の後ろに位置付けられたプラテン29を含
み、印刷中はこれに向つて印刷ワイヤ33(第9
図参照)が付勢される。 印刷アセンブリ30は、他の素子が見易いよう
に想像線で示した印刷モータ76を含む種々の機
構を支持する注型基部75を含む。この印刷モー
タ76は挿入された用紙に印刷を行なうためアク
チユエータブロツクアセンブリ77を設けた印刷
ヘツドキヤリア31を水平方向に往復運動し得る
態様で駆動するよう該キヤリア31に結合され
る。印刷アセンブリ30はまたエミツタガラス7
1及び光学的感知アセンブリ72を有する印刷エ
ミツタアセンブリ70をも駆動する。 リボン駆動アセンブリ40は、注型支持体4
4、カバー45並びに駆動モータ49及び50か
ら成る。 用紙給送アセンブリ プリンタに用紙を装填するため、用紙給送アセ
ンブリ20は用紙を所定の位置に通すべく操作で
きるよう枢支点80,80′及び81,81′を中
心として注型基部75から遠去かる方向に回転す
る。尚、後者の枢支点81は第10図に明瞭に示
される。ラツチ83及び84は、端部83a及び
84aが用紙給送アセンブリ20上の偏心ピン8
5及び86から外れるようオペレータにより持上
げられる。そこで第3図及び第8図及び第10図
の右方に見られるように用紙給送トラクタがオペ
レータから離れる方向に回転する。これによりオ
ペレータが用紙を装填するようトラクタ90−9
3に手を伸ばすことができる。通常の機械動作の
場合ラツチ83及び84によつて用紙給送アセン
ブリが再度閉じ再度捕捉される。用紙給送アセン
ブリが保守サービスのため回動され戻される間、
スイツチ94の働きで機械が動作しない。このス
イツチは閉じる際用紙給送アセンブリ20上の中
子95により付勢される。 第8図には、用紙の厚さを調節するための手段
を含む用紙給送アセンブリ20が示される。上述
のとおり、用紙給送アセンブリ20全体は枢支点
80及び81の廻りにプリンタの休止位置から後
方に回転する。その閉位置では用紙給送アセンブ
リ20は印刷アセンブリ30の主キヤリア軸98
上のピン97とスパイラル・カム96が係合する
ような位置にある。第9図も参照されたい。スパ
イラル・カム兼ノブ・アセンブリ96の調整はそ
れが主キヤリア軸98を回転させるようにして行
なわれる。スパイラル・カム兼ノブ・アセンブリ
96はバネ偏倚デテント・アセンブリによつて所
定の位置に保持される。これは、ノブ中の切欠と
係合するバネ偏倚されたピンを有し、これによつ
て該ピンがオペレータによりセツトされた位置に
保持される。主キヤリア軸98と協働するのは、
ラツチ83を装着したほぞ100と軸99の左端
の部分98aのような偏心機構である。軸98が
回転すると、ラツチ83及び84を移動させ、こ
れによつて機構20及び30間の距離を変え、印
刷ワイヤ33の端部及びプラテン29間の距離を
変える。この調整によりプリンタは種々の厚さの
用紙を収容できる。プリンタは1部から6部の厚
さまでの用紙を処理できる。 用紙は印刷行の上下に各2セツトずつの4セツ
トのトラクタ90−93により給送される。用紙
の孔に係合するよう適正な間隔でピンを取付けて
ある駆動チエーンを含む。一例として、トラクタ
90はピン102をもつ駆動チエーン101を有
する。駆動チエーン101は軸104に取付けら
れたスプロケツト103によつて駆動される。軸
104はまたトラクタ91のためのスプロケツト
及びチエーンをも駆動する。トラクタ92及び9
3は軸105で駆動される。トラクタが印刷行の
上にあるので、プリンタは用紙を両方向に移動で
きる。用紙の通常の駆動方向は第3図及び第8図
で上向きである。しかし、用紙を下向きに移動さ
せることもできる。 モータ23を適宜適正な方向に駆動させること
によりモータのプーリ108から駆動タイミング
ベルト109を介して駆動プーリ106及び10
7が駆動され、これらのプーリ106及び107
に結合された軸104及び105が回転して用紙
が給送される。カバー110は回転中のプーリ1
06−108及びベルト109を覆う。用紙給送
エミツタ・アセンブリ24が、回転を表わすマー
クをもつエミツタホイール47と、どちらかの方
向にモータ23がとれだけ回転するかを表わす発
光ダイオード・アセンブリ48とを含み、これに
よつて用紙がモータ23により駆動されるときの
用紙の移動量を表わす。 両方向に用紙を給送するというプリンタの能力
は幾つかの長所がある。例えば停止ボタンをオペ
レータが押したとき印刷したものが見え易いよ
う、用紙が25.4mm(1インチ)又は50.8mm(2イ
ンチ)上方に動く。そうして動いた位置では印刷
したものが容易に読出され、また整列のために容
易に調節され得る。開始キーが押されると、オペ
レータが視認できない通常の印刷位置に用紙が戻
る。プロツト動作が必要となる応用例にもこのプ
リンタが使用されても良い。この場合は、従来の
ように全曲線を計算した上でラスターモードで上
から下まで印刷して行くのではなく、プロツタの
ように用紙を上下に動かしながら一時に一点ずつ
計算して生じることができる。 用紙端及びジヤムの検知はこのアセンブリでは
左下のトラクタの真上にあるスプロケツト112
によつて行なわれる。このスプロケツト112の
歯はフリツプカバー113中のスロツト113a
を通して突出する。このスプロケツト112は何
らかの機構によつて駆動されるのではなく単にベ
アリングによつて支持されるだけである。スプロ
ケツト112は用紙がトラクタ・アセンブリによ
つてスプロケツト112の前を引張られるときそ
の用紙の給送孔と係合する。スプロケツト112
を一端にもつ軸114の他端には小さな光学的エ
ミツタ・デイスク115がある。このデイスク中
のマークがLEDホトトランジスタ・アセンブリ
116によつて感知され、サブシステムの電子装
置4に供給される。電子装置4は用紙が給送され
る際或る選択された周波数でホトトランジスタの
前をマークが通過したか検査する。もしもそのと
きにマークが感知されなかつた場合は、用紙の終
端が来たか用紙ジヤムが起つたかのどちらかであ
るとして機械を停止させる。 トラクタ90−93を支持する注型枠88及び
89は、特定の応用例で使用される用紙の寸法に
対し調整するため左右に大まかに調整できる。そ
れらが適正に位置づけられた後固定ネジ87のよ
うな固定ネジによつて軸67の所定の場所にそれ
らは固定される。 全てのトラクタは前述のようにモータ23から
の2本の軸104及び105によつて駆動され
る。このモータ23は、ベルト109に適正な張
力を与えるため、側面注型枠21のスロツト12
0の中で調節される。 上記のような粗調整のほかに、用紙の印刷位置
を横方向の非常に細かい増分単位で精密に位置づ
けるための精調整も使用される。これは両トラク
タの注型枠が係止する軸67に係合するネジ付ノ
ブ66によつて行なわれる。この軸67は側面注
型枠21及び22相互間で横方向に浮いている。
ノブ15中のネジが軸67の右端のネジと係合す
る。ノブはフオーク68によつて固定位置に保持
される。従つて、ノブ66は静止位置にとどま
り、軸67を駆動するよう作用するネジが該軸6
7を横方向に、特にノブ66が回転される方向に
応じて右又は左に該軸67を押しつける。軸67
はその左端のバネ69によつて遊びが除かれるよ
う常時一方向に偏倚される。用紙がトラクタの上
部を離れると、それは機械の後方に向かつて上向
きにそしてワイヤガイド28によつて下向きに案
内される。 上部トラクタのピン相互の間隔が下部のトラク
タ中のピンと適正な関係にあることを確保するた
め調整が行なわれる。この調整は、トラクタ機構
にゲージを挿入するか又は一片の用紙を挿入しこ
れによつて上部のピンに対し適正な関係で下部の
ピンを位置付けることにより行なわれる。これは
軸104の端部のクランプ121を緩めることに
よつて行なわれる。一旦このように位置付けられ
ると、クランプ121が締付けられ、実際に用紙
中の孔がトラクタの両方の組に適正に係合するよ
うトラクタの上部の組を下部の組に位相合せす
る。ノブ122を回すことによつて用紙はトラク
タ用紙給送機構を介し手動で移動され得る。この
ノブは上部トラクタの組の上部駆動軸104と単
に係合し、タイミングベルト109を介して下部
トラクタの組にも回転作用を与える。 印刷アセンブリ 第8図のキヤリア31はアクチユエータブロツ
ク77及び支持機構78を含み、両者で個々のワ
イヤアクチユエータ35及び印刷ワイヤ33を含
む全ての印刷ヘツドを収容している。更に第13
図及び第14図乃至第26図を参照されたい。ア
クチユエータブロツク77は各々8個のアクチユ
エータから成る2個乃至8個又は9個までの印刷
ヘツドのグループを保持するよう構成される。従
つて第8図及び第13図に示すような8個の印刷
ヘツドのグループから成るプリンタは、合計64個
の印刷ワイヤアクチユエータと64本の対応する印
刷ワイヤとを有することになる。第8図では簡単
化のため2個のアクチユエータ35だけを所定の
場所に位置付けた状態で示す。他にも62個のアク
チユエータが開口133に位置付けられている筈
だがほんの2、3しか示していない。印刷ワイヤ
の寿命を長くするために油芯を含む潤滑アセンブ
リ134が印刷ワイヤ付近に位置づけられる。印
刷ワイヤアクチユエータは文字を形成するための
ドツトを打つべくワイヤを発射する。キヤリア3
1はモータ76によつて駆動されるリードスクリ
ユ36で前後に、織機の梭のように移動される。
リードスクリユ36はキヤリア31に取付けられ
たナツトを介しキヤリアを左右に駆動する。(第
13図の右方からみた)第3図及び第8図に示す
ように、キヤリア31が最左端に位置付けられる
とき、この位置を「ホーム位置」と称する。キヤ
リアがホーム位置に移動されると、キヤリアに取
付けたカム37が、主キヤリア軸98に取付けら
れているピン38に係合する。装置が或る期間例
えば2、3秒前後の期間印刷していなければ、プ
リンタ制御装置はキヤリアをその時々の任意の位
置から左方へ、カム37がピン38に係合して主
キヤリア軸98を約15度回転させるまで移動させ
るよう信号を与える。主キヤリア軸98の各端部
は前述のほぞ100同様、偏心的に位置付けられ
たほぞを有する。これらのほぞはラツチ(捕捉
部)83及び84と係合し、これによつて印刷ア
センブリ及び用紙給送アセンブリ間の距離が両ラ
ツチによつて制御されるようになつている。軸9
8が回転すると、ラツチ83及び84と協働する
偏心ほぞが用紙給送アセンブリを印刷アセンブリ
から隔てる。 印刷モータ76の目的はもちろん、ドツトを打
つて、文字を形成するための適正な位置に印刷ア
クチユエータ35及び印刷ワイヤ33をおくため
キヤリア31を左右に移動させることである。移
動方向が左右両方向であるからキヤリア31やア
クチユエータ35のような大質量のものを各印刷
行の端部で停止させ方向転換させるには多くのエ
ネルギが要る。ブラシなし直流モータを使用す
る。モータ中の巻線への整流は、ホール効果デバ
イスのエミツタ39を介してモータから送り出さ
れた信号により該モータの外部で行なわれる。換
言すると、モータ内部のエミツタ39が、或るモ
ータ巻線から次のモータ巻線へ切換える時刻であ
ることを知らせる信号をプリンタ制御装置3に送
り出す。従つてモータ内部で摩擦したり摺動した
りする部分はなく、モータがそのエミツタから送
り出す信号に基づき外部のプリンタ電子装置4を
介して切換えが行なわれる。モータが方向転換期
間中、約20アンペアを誘導するが、これは高い電
流でもあり、またモータに必要なトルクが一定で
あることからも、サマリウム・コバルト
(Samarium cobalt)でできた希土類の磁石で組
立てられる。サマリウム・コバルトの磁石に他の
磁石の2倍の磁束密度を与えることができる。 サマリウム・コバルトは磁束密度が高いだけで
なく消磁が非常に早いから使用されるのであつ
て、内部磁石を磁化することなくモータを通して
送られる電流をより大きくできる。印刷中、印刷
アクチユエータ35を保持するキヤリア31は毎
秒約63.5cm(25インチ)の速度で進む。印刷行の
終りのところの方向転換サイクルは約28ミリ秒の
期間を要し、このとき重力Gで表わした負荷が
4G付近になる。全アクチユエータを装着したキ
ヤリアは約3850g(8 1/2ポンド)の重量があ
る。 印刷アクチユエータを発射するのに必要な電流
は、8個のアクチユエータから成る各グループ毎
に1つずつ設けられたケーブル・アセンブリ73
(第7図及び第13図参照)を介してアクチユエ
ータに与えられる。第8図のケーブル73aの如
きケーブル配線が装置内に半円形のループの形で
組込まれ、これによりキヤリヤ31が往復運動す
るとき該ケーブルが或る半径の廻りに回転できケ
ーブル線に過度の応力を与えないようになつてい
る。このケーブルのループは鋼製の裏打ち条帯7
4によつて保持される。この場合8本のアクチユ
エータから成る各グループ毎に1個のケーブル・
アセンブリがあり、従つて最大で8個のケーブル
裏打ち条帯のグループがある。 リボン駆動アセンブリ プリンタ用のリボン駆動アセンブリ40を主と
して第8図に示してあるが、第3図、第9図及び
第13図をも合せて参照されたい。スプール42
及び43にはスプール・フランジが設けられてい
るように図示してあるが、スプール・フランジを
もたないリボンを含む構造になつていても良い。
第3図で装置の両側で正面に近い方にスプールが
見えるが、これらのスプールは約38mm(1 1/2イ
ンチ)の幅で約137m(150ヤード)の長さを有す
るナイロンリボンを普通は含む。第8図の歯車フ
ランジ118及び119が夫々のリボンスプール
42及び43を支持する。1例としてスプール4
3はモータ50からピニオン歯車132、歯車フ
ランジ119の下側に形成された係合歯車119
aを介して駆動される。1つの給送方向を考える
と、リボン経路が左側のスプール42から柱部1
25及び126(第3図、第8図及び第13図)
を通り、印刷ヘツド34及び用紙15間のリボン
駆動機構の正面を横切り、柱部127及び128
を通つて右側のリボンスプール43に戻る。第1
1図乃至第13図に関連して説明するリボンシー
ルドが普通は柱部126及び127間に位置付け
られ、2個の取付用バネ部材130及び131に
装着される。 リボン・シールド 第11図にはここで開示するプリンタで特に有
用なリボン・シールド46を示す。第12図は第
11図の線12−12に沿う断面図である。シー
ルド46にはほぼその全長にたわつて延びる細長
い開孔46aが設けられる。この開孔46aによ
り、印刷ワイヤ33が用紙15に印刷を行なうよ
う該シールドを貫通してプリンタ中のリボンを押
しつけることのできるようにする。シールド46
は第13図のリボン駆動アセンブリのバネ部材1
30及び131へプリンタ内で容易に装着できる
よう両端にスリツト46b及び46cを有する。 組立図 第13図は用紙給送アセンブリ20、プリンタ
アセンブリ30、及びリボン駆動アセンブリ40
を含むプリンタの組立図である。供給スプール及
び巻取りスプールとして交互に働く2個のリボン
スプール42及び43をリボン駆動アセンブリ4
0が含む。前述のように、約38mm幅の約137mの
標準ナイロンリボンをスプールは通常含む。スプ
ール42が供給スプールとして働くなら、リボン
41は柱部125及び126を通り、リボン・シ
ールド46を経て、更に柱部127及び128を
通り、巻取りスプール43へ与えられる。シール
ド46(第11図及び第13図)及びリボン41
(第13図)がプリンタでは普通水平に配設され
るのだが、本実施例では少し斜めに配設される。
リボン駆動アセンブリ40も、シールド46及び
リボン41が傾いているのに対応して水平に対し
僅かに傾いて位置付けられる。この状態で開口4
6aは印刷ワイヤ33及び用紙15に対し水平な
位置をとる。従つて第13図では印刷アセンブリ
30中の印刷アクチユエータに対しほぼ水平な位
置に開口46aが維持されるようにシールド46
の最右端が最左端に対し幾分高くされる。印刷ワ
イヤ33のグループのうちの2、3のものがシー
ルド46の断面領域に図示される。前述のよう
に、印刷ワイヤが交字を印刷するために、第13
図では示していないが、用紙に対し前後方向に往
復移動される。この往復移動はモータ76から付
勢される駆動アセンブリによつて行なわれる。印
刷アセンブリ21中のアクチユエータのための付
勢信号が配線ケーブル73を介して与えられる。 アクチユエータ・ブロツク、案内機構、アクチユ
エータ アクチユエータ・ブロツク77、案内機構7
9、印刷ワイヤ・アクチユエータ35、潤滑アセ
ンブリ134及び種々の関連機構を第14図乃至
第23図に示す。第14図には、8個の印刷ワイ
ヤ・アクチユエータをもつ8個の印刷ヘツドを納
め得る、アクチユエータ・ブロツク77の開口1
33の構成を示す。開口133aはアクチユエー
タ35を装着するために使用され、一方の開口1
33bはアクチユエータ35の円筒136がアク
チユエータ・ブロツク77及び案内機構79を通
して印刷行まで貫通するのを可能ならしめる。典
型的な潤滑アセンブリ134は潤滑油を含む筐体
143、油芯アセンブリ142、フエルト素子1
41、カバー140から成る。 第15図は案内機構79の面(アクチユエータ
側の面)79aの一部を示し、一方第16図は案
内機構79の面79bの一部を示す。アクチユエ
ータ35の円筒136は、案内機構79の面79
aの開口145を貫通しているが、案内機構79
の他の側(用紙側)から開口147を貫通するボ
ルト146などによつて保持されている。個々の
アクチユエータ円筒136及び印刷ワイヤ33は
第13図及び第16図の開口148を介して突出
する。 第17図乃至第22図はアクチユエータ・ブロ
ツク77及び案内機構79を介して所与の空間中
に非常に多くのアクチユエータを装着できる幾つ
かの構成を示す。第17図乃至第19図はそれら
のアクチユエータのための可能な装着構成の1つ
を示す。また第20図乃至第22図は第8図、第
13図及び第14図乃至16図に関連して既に説
明した実際の装着構成を示す。 代替装着構成を表わす第17図乃至第19図の
場合、1番乃至8番までの8個から成る印刷ヘツ
ドの或る組に対する印刷アクチユエータ35a及
び印刷ワイヤ35が一直線の傾斜線150上に配
列される。 この傾斜は、第18図のアクチユエータ・ブロ
ツク77aの側面図に示す、角度をもつた2つの
傾斜面151と相まつて、第19図に示すように
プラテンの面に対し印刷ワイヤ先端の対向面が互
い違いになるという状態を生じる。この理由は、
第17図のようなワイヤ配列の場合、1、3、
5、7番目のアクチユエータ・ブロツク35aが
第18図の上半分の傾斜面に対し、上から上記の
順序で異なる高さで且つプラテン面29aから異
なる距離のところに逐次ずれて取り付けられるか
らである。従つて全ワイヤの長さが同じとすれ
ば、1、3、5、7番のワイヤの先端もそのアク
チユエータ35aの取付け傾斜面151に合わせ
て第19図に示す左上から右下へかけての相対的
位置をとる。また第18図の下半分の傾斜面15
1に取付けられる2、4、6、8番のアクチユエ
ータ・ブロツク35aのワイヤの先端も、同様
に、第19図の右上から左下へかけての相対的位
置をとる。この印刷ワイヤの面とプラテンとの距
離を8Xで示すが、印刷ワイヤのストローク及び
飛行時間の両方に致命的な影響を与える。 第20図乃至第22図の実施例は機能性を改良
するとか、コイルの間隔を広げられるとか、製造
が容易になるとか言つた多くの長所をもたらす。
この方法では、1番乃至8番の組に配列された印
刷ワイヤ33が2組のずれた副次的な組152a
及び152bに分けて装着され両者で傾斜した鋸
歯状のパターンを形成する。(第15図及び第1
6図参照)副次的な組152aがその組の印刷ワ
イヤ1番乃至4番を含み、もう1つの副次的な組
152bが印刷ワイヤ5番乃至8番を含む。アク
チユエータ・ブロツク77の真直ぐな面153と
角度のある面をもつたアクチユエータ35とが結
合され(第21図)、この結果第22図に示すよ
うに印刷ワイヤ面とプラテンとが一本の線上に整
列した状態が生じる。印刷ワイヤ面とプラテンと
の距離がXで示したとおり最小になる。これによ
り高速の印刷が行なえるとともにプラテン面に対
し各ワイヤが等距離に同じ条件で位置付けられる
のでワイヤの損傷も防止できる。このようにずれ
をもち、斜めに配列された印刷ワイヤの組はワイ
ヤ位置相互間に大きな間隙を与えるから、大きな
アクチユエータ・コイルを使用することもでき、
大きな駆動力をワイヤに与えてこれも印刷の高速
化をもたらす。 更に2つの角をもつ面151の代わりに真直ぐ
な面153を使用すれば、アクチユエータ・ブロ
ツク35が製造し易くなり、これによつてコスト
が低くなる。但し、ブラケツト155の方は第2
4図に示すように面155aのように或る角度で
切る。第18図のプラテン面に対する印刷アクチ
ユエータ35aの角度関係並びに第21図のプラ
テン面に対する印刷アクチユエータ35の角度関
係は分り易いように実物よりも誇張して示す。実
際は第24図のアクチユエータ35のブラケツト
155の前面155aのように例えば4゜30′とい
つた角度でしかない。 第23図乃至第26図はアクチユエータ35の
好適な実施例を示す。このアクチユエータは1979
年5月29日の米国特許出願第43183号に開示した
動作原理に基づく。この出願は本願と同じ出願人
によるものである。このアクチユエータには、永
久磁石によつてホーム位置に保持されるアーマチ
ユアが設けられる。ドツトを印刷しようとする場
合、永久磁石の磁力に打ちかつて印刷ワイヤを用
紙に向かつて推進するよう電磁石が付勢される。 第23図はアクチユエータの一側面の立面図を
示す。また第24図は反対の側面の立面図を示
す。アクチユエータはブラケツト155上に大よ
そ同心円上に配列された多数の素子を含む。第2
4図は第23図に比べ少し拡大して示したもので
あることに留意されたい。アクチユエータの個々
の素子の詳細は第25図及び第26図をも参照さ
れたい。また、第23図乃至第26図に示したア
クチユエータと第17図乃至第22図に図式的に
示したアクチユエータとの間に現われる僅かの構
造的な差に留意されたい。アクチユエータはアク
チユエータ・ブロツク77及び案内機構79に装
着されると、印刷を行なえる適正な位置関係で印
刷ワイヤ33を支持する円筒136を含む。第2
5図から分るように印刷ワイヤ33の最左端には
アーマチユア156が取付けられる。これは永久
磁石158から与えられた力によつて調節ネジ1
57のストツパ部分156aに向かつて配列され
る。第23図の固定ナツト159は調節ネジ15
7を適正な位置に保持する。かくして、能動状態
でないときは、アーマチユア156及び印刷ワイ
ヤ33はストツパ157aに対接する。印刷ワイ
ヤ33を付勢したい場合、コネクタ161によつ
て外部の電源から電磁石160が迅速にパルス付
勢される。コイル160の付勢により永久磁石1
58の磁束の力に打ち勝ち、アーマチユア156
及び印刷ワイヤ33を第25図の右方に動かす。
かくして用紙の近くにある印刷ワイヤ33の最右
方の端部に用紙上の点を印刷させる。電磁石16
0に対するシールド効果を与えるためボビン筐体
162は金属基板で出来ている。多数の印刷ワイ
ヤ・アクチユエータがアクチユエータ・ブロツク
77及び案内機構79の所定の位置に装着される
場合上記のような構成が好都合であることが判つ
た。それは或るアクチユエータから生じた浮遊パ
ルスが他の近傍のアクチユエータに作用しないか
らである。多数の印刷アクチユエータが現在のプ
リンタなどで設けられる場合にこのことは非常に
大きな利点となる。コア素子163は、電流がコ
イル162から除かれるや否やストツパー157
aに向かつて容易に復帰できるようアーマチユア
156のための順方向停止位置を与える。 第26図は第25図の線26′−26′に沿つて
とつた筐体162の端部の立面図である。 別の用紙給送アセンブリ 第27図及び第28図はこれらの図面の上方に
のみ用紙を給送する別の単一方向用紙給送アセン
ブリ170を示す。第8図に関して前に説明した
用紙給送アセンブリと比べると、この用紙給送ア
センブリはトラクタ171及び172から成る上
部の1組しか有しない。駆動モータ173は歯車
175及び176を介しタイミングベルト178
によつて駆動力を与える。用紙給送アセンブリを
構成する種々の素子が左端の板180及び右端の
板181に支持される。第28図は用紙給送アセ
ンブリ170の左端の立面図であり、モータ17
3、タイミングベルト178及び他の素子の位置
関係を示す。カバー板182は動作中、タイミン
グベルト178を覆う。2個のトラクタ171及
び172のピン給送機構による駆動態様は前述の
第8図に示す用紙給送アセンブリ20用のピン給
送機構の駆動態様と良く似ている。用紙給送アセ
ンブリ170の場合、トラクタ駆動部が駆動軸1
83を含む。 用紙給送アセンブリ170を横方向で支持する
のは上部支持部185及び下部支持部186であ
る。このアセンブリは更にプラテン部材29aを
も含む。ノブ122a,66a及び96aのよう
な他の素子も第8図の夫々の素子122,66及
び96と対応する。トラクタは第8図の枢支点8
0a及び81aのところのプリンタ注型基部75
に装着する。 第8図の2個の下部トラクタの代りに、この用
紙給送アセンブリは可撓性フインガ189をもつ
加圧負荷アセンブリ188を含む。これらのフイ
ンガは用紙がプラテン29aに対する所定の位置
であつて印刷ステーシヨンの直ぐ近傍にあるとき
該用紙に対して物理的圧力を与える。 新しい用紙を挿入するために用紙給送アセンブ
リ170が開かれるのと同時に、加圧負荷アセン
ブリ188も前面に向かつて移動するが、これは
用紙給送アセンブリがプリンタの後方に向かつて
移動するのに対し加圧負荷アセンブリは前面に向
かつて移動する。バネ素子187は、用紙を装填
する場合、用紙が摺動できるよう負荷アセンブリ
188が調節するのを可能ならしめる。もう1つ
のカム素子190が従動子191と協働し用紙上
の負荷アセンブリ188によつて付与される圧力
を調整でき、これによつて種々の厚さの用紙を処
理できる。 負荷アセンブリは、用紙のジヤムを検知するよ
う働き且つ第8図に示すスプロケツト112をも
つアセンブリ25に類似の態様で働らく用紙端で
スプロケツト・アセンブリ192を含む。 文字の印刷−印刷ワイヤ、文字位置、エミツタの
関係 印刷しようとする文字は用紙にドツトを印刷す
ることにより形成される。これらのドツトは印刷
行に隣接する前後に移動するキヤリアバー上に8
個のグループで装着されるワイヤによつて印刷さ
れる。印刷は両方向であり、完全な印刷行が左か
ら右へあるいは右から左へというようにして形成
される。第29図、第30図、第33A図及び第
33B図を参照されたい。 高さ8ドツト、幅9ドツトのスペースに文字が
形成される。第30図に示すように、9個の水平
方向ドツトカラムのうち2個(1番及び9番)が
文字相互間のスペース用にとつてある。任意の1
本のワイヤが水平方向ドツト位置のうちの残りの
7位置(2番乃至8番)のうちの4位置にドツト
を印刷できる。プリンタは10ピツチ(10CPI……
25.4mm即ち1インチあたり10文字)又は15ピツチ
(15CPI……同15文字)で印刷できる。 印刷しようとする文字のうちの多くのものはグ
ループのうちの上部の7本のワイヤを使用し、高
さ7ドツト、幅7ドツトのフオーマツト(マトリ
ツクス)の文字を印刷する。8番目の一番下のワ
イヤは幾つかの小文字、特殊文字及び下線に使用
される。 プリンタのモデル(型)によつて印刷ワイヤの
グループの数を例えば、2、4、6又は8グルー
プというように変えることができる。印刷速度は
ワイヤ・グループが増える毎に増える。 プリンタ制御装置3(第1図)には16組のキヤ
ラクタセツト(文字組)が記憶される。使用する
システムプログラムがこれらの組のうちの任意の
ものを使用するよう指定できる。 第31図は第7図及び第8図にも示したエミツ
タガラス71であつて印刷アセンブリ21と協働
するものを示す。これは「ランプ(始動助走)」、
「ホーム」、及び「左マージン」と称する領域を有
する。これらにはトラツクA、トラツククB、及
びトラツクCと称するコード化領域がある。トラ
ツクBは時として「方向転換(ターンアラウン
ド)」トラツクと呼ばれることもある。「ホーム」
は3個のトラツクが全て透明(又は空)の場合で
ある。「ランプ」はトラツクA及びトラツクCが
透明で、トラツクBが不透明の場合である。「左
マージン」はトラツクCのみが透明で、トラツク
A及びBが、不透明の場合である。左マージンは
右マージンと区別できる。それは右マージンのと
きトラツクBが透明であるのに対し左マージンの
ときトラツクBが不透明だからである。便宜上、
ガラス71は左マージン領域を左に、右マージン
領域を右に普通の表示の仕方で示したが、実際に
は第7図及び第8図からもわかるようにエミツタ
ガラス71は装置の中で第31図の右手部分を左
に、左手部分を右に設けている。これは、印刷ア
センブリがホーム位置にあるときその条帯の最右
方の領域にその関連する光学的感知アモンブリ7
2が物理的に位置づけられ、また印刷アセンブリ
がホーム位置を起点として左から右へと移動する
ときガラス71も実際は光学的感知アセンブリ7
2の前を左から右へと移動するからである。 印刷ヘツドの位置に追従するため、トラツクA
のエミツタの数が計数される。A感知器は本来、
印刷アセンブリが右へ移動するか左へ移動するか
にかかわらずカウントを増やす。しかし印刷アセ
ンブリの真の位置を表示するために、印刷アセン
ブリが一方向に移動するときカウントが増加し、
反対方向に移動するときカウントが減少するとい
うようにこのカウントを電子的に変換する手段が
設けられる。 これを行なうため、トラツクBが加えてある。
印刷アセンブリが右に移動していると仮定する。
最後の文字が印刷され、方向転換信号が与えられ
た後も印刷アセンブリは右へと移動し続け、カウ
ントが増す。しかし、トラツクB上の次の遷移に
達するや否やカウントが凍結される。ここで印刷
ヘツドが停止し、方向を反転する。カウントが凍
結された遷移点を印刷ヘツドが再び通過すると
き、エミツタのカウントは減算され、トラツクA
用のカウンタにより真の位置表示が維持される。 トラツクBのセグメントの長さは印刷ヘツドが
停止するのに要する距離よりも長くなるよう選択
される。印刷ヘツドの速度が速くなるほど、方向
転換時間は長くなり、トラツクBのセグメントも
長くしなければならない。従つて、もしもある印
刷行が10ピツチで132文字よりも短かければその
行の右端までずうつとキヤリアが移動しなくても
良い。印刷完了後間もなく方向転換が行なわれ
る。 第33A図及び第33B図は第34図のような
位置関係で配列されるが、印刷しようとする用紙
上の文字位置に対しホーム位置に印刷ヘツドがあ
るときの印刷ヘツドの位置の物理的な関係を示す
図である。更に、エミツタの関係も示す。 第33A図の印刷ヘツド1が8本の印刷ワイヤ
を含むが、ホーム位置のときそれは公称左マージ
ンの左に通常はある。印刷ヘツド2は印刷アセン
ブリがホーム位置にあるとき左マージンの右に位
置する。例えば第8番目までの他の印刷ヘツドも
用紙に対する更に右方の位置へと順次、物理的に
位置付けられる。印刷ワイヤは傾斜した鋸歯状の
パターンで配列され、水平方向に2文字位置分、
垂直方向に1ドツト位置分離れている。挿入図1
95に示すような文字「H」を印刷する場合、印
刷ヘツド1中の全ての印刷ワイヤは個々のドツト
位置を印刷するために「H」という文字位置の前
を掃引する必要がある。各ワイヤが通りがかりに
垂直方向のうちのその指定されたドツト位置を印
刷するためその位置に到達するとき発射される。
従つてドツトの印刷に関しては流れるように或い
はうねるようにして文字が印刷されて行く。即ち
文字「H」のうちの例えば左側部分のドツトから
或る垂直なカラム(欄)全体が一度に印刷される
のではなく、印刷ヘツド1中の8本のワイヤがそ
のカラムを掃引して行くにつれて逐次形成されて
行く。これは他の全ての文字カラムを印刷する場
合も同様である。この結果、各印刷ヘツドは夫々
に割当てられた文字位置のグループの中で印刷さ
れる筈の最初の文字の最初のドツト・カラム並び
に最後の文字の最後のドツト・カラムの両方を、
その印刷ヘツド中の全てのワイヤを使つて印刷で
きるように少なくともその範囲は移動しなければ
ならない。 従つて、キヤリア31の印刷移動時の印刷ヘツ
ド1は、印刷ヘツド群がホーム位置にあるときの
印刷ヘツド2の下に通常現われる筈の全ての文字
を印刷することになろう。印刷ヘツド2によるド
ツトの印刷もホーム位置にあるときの印刷ヘツド
3の下のところで行なわれ、以下も同様である。 挿入図196は10ピツチ文字及び15ピツチ文字
の両方について、実エミツタ及び虚エミツタ(時
として偽エミツタと呼ぶこともある)の関係を示
す。10ピツチ文字を印刷する間、実エミツタは図
示のとおりである。これらは印刷中に印刷アセン
ブリが左から右へ或いは右から左へと掃引すると
きエミツタ・ガラス71から引出される物理的に
も実質のあるエミツタである。15ピツチ文字を印
刷する場合も同じ実エミツタが使用されるしか
し、印刷が10ピツチで行なわれる場合は個々の文
字を形成するのに一連の各対の実エミツタ間にも
う1つ余分の(虚の)エミツタが必要となる。ま
た文字が15ピツチで印刷される場合は、これらの
文字のためのドツトを印刷するために一連の各対
の実エミツタ間に更に2個余分に(虚の)エミツ
タが必要となる。これらを虚エミツタといい、実
際にはエミツタ回路中で形成される。 第33A図の挿入図197は印刷ヘツド2の最
右方の印刷ワイヤと印刷ヘツド3の最左方の印刷
ワイヤとが関係する文字位置を示す。印刷ヘツド
4乃至7については図示しないが、その理由は印
刷ヘツド1乃至3について示したのと基本的には
同様のことを繰返す関係に過ぎないからである。
印刷ヘツド8の最右方のワイヤを第33B図の挿
入図198に示す。更に挿入図199は10ピツチ
文字の場合、132文字まで1印刷行に印刷できる
ことを、同様に15ピツチ文字の場合198文字まで
印刷できることを示す。 第35図は2個のマイクロプロセツサ200乃
び210(MPA及びMPBとも称する)、ヘツド
イメージ発生器(以下、HIGと称する)220
及びランダム・アクセス・メモリ217を含むプ
リンタ制御装置3の各素子と種々のシステムとの
一般的な関係をかなり図式化したブロツク図であ
り、アクチユエータを付勢することにより用紙上
にドツトを印刷するためHIG220によつて発
生された情報がどのようにして転送されるかを表
わす。 マイクロプロセツサ200及び210は1978年
6月23日に米国に出願された米国特許出願第
918223号に示された種類のものであつても良い。 マイクロプロセツサ200が通信連絡といつた
コミユニケーシヨンを担当し、マイクロプロセツ
サ210がサブシステムの制御を担当する。マイ
クロプロセツサ200はランダム・アクセス・メ
モリ217の選択されたアドレス可能位置にカウ
ントと印刷されるべきテキストバツフアとをセツ
トする。そこで情報は、使用される筈のバツフア
又はマイクロプロセツサ210に与えられる。こ
のカウントはHIG220に与えられ、更に印刷
されるべきテキストバツフアであるメモリ217
中のアドレスにも与えられる。HIG220は、
印刷されるべきバツフアを知つて、メモリ217
をアクセスし、印刷キヤリア31が印刷中移動す
る際各印刷ヘツドに割当てられた一連の各カラム
のところに印刷されるべき文字のためのドツトを
定義する。HIG220は制御マイクロプロセツ
サ210にデータを通し、それにその特定の時刻
に印刷されるべき全てのドツトを与える。これ
は、ヘツド1の一部及びヘツド2の全てを含む第
37図に示される。第37図は10ピツチで印刷す
る場合を示す。一連の「H」という文字を印刷し
たいと仮定する。「H」という文字の中の黒く塗
りつぶしたドツトは実際にそのドツトを印刷しよ
うとしてそれらのドツトの上に位置するワイヤ群
を表わす。例えば、印刷ヘツド1中のワイヤ4が
図の最左方の文字「H」の最初のカラムの4番目
のドツトを印刷する。これは、その文字のための
発射を与える2番目のスライスである。文字
「H」の真中の水平線の部分を完成させるためワ
イヤ4は更に3回のワイヤを発射する必要があ
る。印刷ヘツド1中の他の7本のワイヤもその文
字の割当てられた水平行位置を完成させるために
適宜のタイミングで発射する。ヘツド2のワイヤ
1が文字「H」の上にあるが、その次の「H」の
上にはワイヤがない。また3番目の「H」の上に
もワイヤ5がある。15ピツチで文字を印刷する場
合は、ヘツド2のワイヤ1とワイヤ5との間の図
示のような唯1個の文字ではなく2個の文字の上
にワイヤが全くない。 第37図の「15263748」というワイヤの配置
は、実際のワイヤのスライスに対し「H」がどの
ような関係で配されるかを示す第36図の配置と
関連する。 プリンタ接続装置 幾つかのプリンタ・サブシステムが1つの制御
装置(コントローラ)に1本のインターフエー
ス・ケーブルによつて接続されても良い。そして
プリンタは制御装置それ自体に接続されても良い
し又は別の配線ケーブルで以つて別のプリンタ
(又はワーク・ステーシヨン装置)に接続されて
も良い。 制御装置(コントローラ) プリンタ・サブシステム2(第1図参照)が接
続される制御装置(コントローラ)は第38図に
示すようなホスト・コンピユータ・システム1で
あつても、また第39図に示す遠隔ワーク・ステ
ーシヨンにあるホスト・コンピユータ・システム
1に接続されても良い。どちらの場合も、ホス
ト・コンピユータ・システム1やコントローラ
1′のような制御装置とプリンタ制御装置3との
間の全ての情報の転送は該制御装置からの指令に
よつて開始されるのであつて、通常はプリンタ或
いはプリンタ・サブシステム2中のプリンタ制御
装置3によつて開始されることはない。 或る種の応用例では、第38図の様にホスト・
コンピユータ・システム1に直接接続され得る。
その様な応用例では、全ての(動作及びフオーマ
ツト)指令が印刷しようとするデータと共にホス
ト・コンピユータ・システム1から与えられる。
プリンタからの応答はプリンタ制御装置3からホ
スト・コンピユータ・システム1に直接送られ
る。 また第39図の他の応用例では、プリンタ・サ
ブシステム2がワーク・ステーシヨン・コントロ
ーラ1′に接続され、それが更に通信網、例えば
システム・ネツトワーク・アーキテクチヤ/シン
クロナス・データ・リンク・コントロール
(SNA/SDLC)などによつてホスト・コンピユ
ータ・システム1に接続される。このような応用
例では、印刷しようとする情報(データ)及びプ
リンタ・フオーマツト指令がコンピユータ・シス
テム1からワーク・ステーシヨン・コントローラ
1′に転送される。そこでワーク・ステーシヨ
ン・コントローラ1′が動作指令を発生し、この
全ての情報をプリンタ・サブシステム2に転送す
る。プリンタ・サブシステム2からの応答はワー
ク・ステーシヨン・コントローラ1′に送られそ
こからコンピユータ・システム1へ通信網によつ
て送られる。 通しケーブル・コネクタ 第40図の通しケーブル・コネクタ機能はシス
テム又はコントローラへの同じインターフエー
ス・ケーブル線に複数個のプリンタ又は他のワー
ク・ステーシヨン装置を接続できるという機能で
ある。この機能をもつ装置はアドレス設定スイツ
チのほかにケーブル・コネクタを有する。顧客は
ケーブル・コネクタ線上の各装置に異なるアドレ
スを割当て、据え付け時にそのアドレスのスイツ
チを設定する。この機能はその線の最後の装置に
は必要でない。同じ線に接続できる装置の数は制
御装置の性能によつて決まる。 この機能によるケーブルの長さの最長制限はコ
ントローラからその線の最後の装置までの長さを
対象とする。 可聴警報 可聴警報はオペレータの注意を換起する必要の
ある状態に対しオペレータに警報音を発生する機
能であり、選択的に取付けられるものである。 インターフエース・ケーブル インターフエース・ケーブルは同軸ケーブルで
も2軸ケーブルでもいずれでも良い。コントロー
ラからインターフエース上の最終装置までの許容
し得る最長のケーブルは下記の通りである。 同軸ケーブル−610m(2000フイート) 2軸ケーブル−1525m(5000フイート) 選択されるケーブルの型はプリンタ・サブシス
テムを接続する制御装置の要求次第である。 情報伝送 データの流れ ホスト1やコントローラ1′のような制御装置
とプリンタを含むプリンタ・サブシステム2との
間で転送される全ての情報は第41図に示すよう
に情報ビツトの逐次の「流れ」の形をしている。
この流れに含まれるのは下記のものである。 ビツト同期パターン フレーム(列、桁)同期パターン データ・フレーム ビツト同期パターンとフレーム同期パターンと
は制御装置のプリンタとの間のタイミング制御を
与える。データ・フレームは全ての指令、制御デ
ータ及び状況情報を転送するのに使用される情報
に単位である。 データの流れはインターフエース・ケーブル上
でいずれの方向にも流れ得るが、一時に一方向だ
けである(ハーフ・デユプレツクス、半二重)。 制御装置はどちらかの方向のデータ流の流れを
常に開始する。一時にはインターフエース上の1
つの装置しか制御装置と通信できない。 1個又は複数個の情報フレームを伝送する毎に
そのインターフエース上でデータの流れが生じ
る。情報の伝送相互間には何の信号もそのケーブ
ルには生じない。 制御装置からプリンタへの典型的な情報の伝送
では、情報の流れは動作指令、フオーマツト指令
及び印刷データの混つたものでも良い。256フレ
ームまでのブロツクが情報の流れの中に含まれ伝
送されても良い。 任意の情報伝送のための情報流はビツト同期パ
ターン及びフレーム同期パターンで以つて開始
し、そのシーケンスの最後のフレーム中のメツセ
ージ終結コードで以つて終了する。メツセージ終
結コードによりケーブルで方向転換を生じさせ、
次のシーケンスでケーブルの反対の方向に状況情
報が伝送可能となる。 情報フレーム 情報伝送の基本単位は16ビツト情報フレームで
ある。この情報フレームは制御装置即ちコントロ
ーラ及びプリンタ間の全ての指令、データ及び状
況情報を伝送するのに使用される。コントローラ
からプリンタへの受信モードを第42図に示すと
ともに、プリンタからコントローラへの送信モー
ドを第43図に示す。 16ビツト情報フレームには下記の意味が割当て
られる。ビツト0乃至2はタイミング制御用の常
時000の充てんビツトである。ビツト3はパリテ
イビツトであり各フレームのビツトカウントが偶
数になるよう(偶数パリテイ)セツトされる。 ビツト4、5及び6はインターフエースに接続
された特定のプリンタ(又は他のワーク・ステー
シヨン)を選択するためのアドレス・ビツトであ
る。7ビツトまではこれらのビツトの組合せによ
つてアドレスされ得る(000乃至110が有効なアド
レスである)。111というビツトの組合せがメツセ
ージ終結を表わし、行方向転換を生じさせる。 ビツト7乃至14は指令、データ又は状況の情報
用である。常時オンのビツト15は同期ビツトであ
る。 プリンタ・アドレス動作 情報フレームのビツト4、5及び6にプリン
タ・アドレスがコード化される(第44図)。イ
ンターフエース・ケーブル上の1つのプリンタ用
のアドレスは000である。ケーブル通しコネクタ
機能の場合アドレスが000から110まで連らなつて
いる。ケーブル通しコネクタ機能と接続されるプ
リンタのアドレスは顧客によるスイツチで以つて
セツトされる。111というビツトの組合せが送信
シーケンスの最後のフレーム中のメツセージ終結
インジケータとして使用され有効なアドレスとし
ては使用され得ない。 ケーブル上の、方向転換を表わす任意の信号に
続く第1フレームはインターフエース・ケーブル
上の特定のプリンタを選択するための有効なプリ
ンタのアドレス(000乃至110)を含む指令フレー
ムである。指令フレームに続く一連のフレームは
各々メツセージ終結コード(111)があるかチエ
ツクされる。 メツセージ終結フレームを除けば、プリンタか
ら制御装置への全ての応答フレームは、選択した
プリンタのアドレスを含む。 プリンタ応答 制御装置即ちコントローラとプリンタとの間の
全ての情報伝送は制御装置からの指令フレームに
よつて開始される。しかし、プリンタも要求時に
はコントローラに情報を送信する。これらの送信
をプリンタ「応答」と呼ぶ。 一般に、プリンタ応答フレームはコントローラ
からのデータを受入れるためのプリンタの準備具
合(又は「状況」)を判定するためのコントロー
ラによつて要求される。プリンタの種々の動作状
態及びエラー状態がプリンタ応答フレームによつ
てコントローラに知らされる。これらの状態につ
いては「状況及びエラーの情報」と題する後述の
項で詳細に説明する。 プリンタ制御装置 プリンタ制御装置3(第1図及び第35図の例
を参照)はプリンタをコントローラ1′からのイ
ンターフエース・ケーブルに接続し、コントロー
ラ1′との情報の流れを制御し、全ての内部プリ
ンタ機能を制御する。 印刷すべきデータを受取ると、プリンタ制御装
置3はデータ流中に含まれるフオーマツト指令
(制御コード)を用いて、印刷行にそのデータを
フオーマツト印刷する。2個の印刷行フオーマツ
ト・バツフアが使用され、次の行がフオーマツト
化されている間に、1つの行が印刷され得る。こ
れは最大の出力を得るために、両方向印刷を可能
ならしめる「ルツクアヘツド(先読み)」機能を
含む。 情報コード EBCDICコードによる全部で256個の8ビツト
のコードがプリンタ制御装置3で認識される。デ
ータの流れにおいて00乃至3Fの16進数コードが
フオーマツト指令を表わし、40乃至FEがデータ
を表わす(FFは常にブランク文字である)。 これらのコードは全て文字を表わすのに使用さ
れる。 動作指令 下記の第1表に挙げた動作指令が例えば「デー
タを書込め」、「状況を読出せ」等の、実行しよう
とするプリンタ機能を指令する。第45図及び第
47A図を参照されたい。第47A図は「ポーリ
ングせよ」という代表的な動作指令を示す。或る
種の動作指令は付加的な指令又はデータ・フレー
ムを要求する。このような場合、伝送されにくる
次のフレームがそのような指令又はデータ・フレ
ームを含む必要がある。プリンタの適正な制御を
必要とする場合は常にそのデータ流中に動作指令
が混つている。 動作指令シーケンス 第46図はデータを印刷させるため左側のコン
トローラ1と右側のプリンタ・サブシステム2と
の間で行なわれる代表的な一連のできごとを表わ
す簡単な図式である。 即ちデータを印刷する伝送シーケンス2のサン
プルであつて、第46図の一例の動作順序を表わ
す番号は下記の説明に対応する。 矢印は信号の伝送方向を表わす。 1、4、ポーリング指令によつてプリンタ状況を
要求する。 2、5、2個の状況フレームによつてコントロー
ラにプリンタの利用可能性を知らせる。 3、データ書込み指令によつてプリンタに印刷動
作を準備させる。 6、書込み活動化指令によつて印刷動作を開始さ
せる。 7、256フレームまでのデータ及びその中に混じ
つたフオーマツト指令をコントローラからプリ
ンタに送る。
【表】 込
【表】 フオーマツト指令 フオーマツト指令機能 下記の第2表に示すフオーマツト指令が用紙の
動き及び行長を制御する。これらは第45図のデ
ータ書込指令に続く情報流の中に混じつている。
また代表的なフオーマツト指令である「新しい行
へ」を表わす第47B図を参照されたい。 或る種のフオーマツト指令は1個よりも多くの
フレームが必要である。その1番目のフレームの
コードが複数個のフレームの指令を識別する。ま
た或る場合には2番目又は3番目のフレームのコ
ードも、使用しようとするフレームの全数を定義
する。フオーマツト指令コードは更に「標準文字
ストリング(SCS)」コードとも呼ばれる。SCS
はSNA制御文字サブセツトである。
【表】
【表】 い)
れかの垂直方向に印刷位置を移動させる。
【表】
ようロードされるのをデータにより許容させ

る。
行間隔設定(SLD) 2B C6 NN P1 2
5.4mm(1インチ)当り6又は8行或いは25.4/72

mm(1/72インチ)の整数倍で255mmまでの垂直方

向の行間隔を選択させる。
状況及びエラーの情報 ポーリング応答フレーム パワーオンリセツト(POR)に続き、プリン
タ・サブシステム2は第48図に示すように1個
の状況フレームで以つてポーリングするコントロ
ーラに応答する。プリンタがセツトモード指令を
受けるまでは1個の状況フレームで以つてポーリ
ングするコントローラに応答し続ける。 セツトモード指令を受取つた後、プリンタは2
個の状況フレームで以つてポーリングに応答す
る。第49図に状況フレームの2番目を示す。 第48図の1番目のフレームに説明した状況情
報はどちらの場合も同じである。 ビツト0、1、2−充てん これらのビツトは常に000にセツトされ、タイ
ミングを制御するために使用される。 ビツト3−パリテイ このビツトは偶数ビツト・カウントを維持する
のに使用される(偶数パリテイ)。 ビツト4、5、6−プリンタ・アドレス インターフエースに接続された特定のプリンタ
を選択するためにこれらのビツトが使用される。
7台までのプリンタが(000乃至110)のビツトの
組合せでアドレスされ得る。111というビツトの
組合せがメツセージ終結を表示し、行方向転換を
生じさせる。 ビツト7−ビジイ 0:動作指令待ち行列が空のときビジイではな
い。 1:動作指令待ち行列が空でないとき又は活動化
指令を受取つたときビジイである。 ビツト8−行パリテイ 0:受信フレームでラインパリテイ・エラーが検
知されない。 1:受信フレームでラインパリテイ・エラーが検
知される。 ビツト9−装置使用不可 0:未解決状況なし 1:未解決状況(読出状況指令を用いて利用可) ビツト11、12及び13が種々の例外状況状態を表
示する。例外状況がリセツトされるまで、ポーリ
ング、モードセツト、及びリセツト指令のみが処
理される。制御データ書込指令(例外状況がパワ
ーオン遷移でない場合)も処理される。パワーオ
ン遷移という例外状況がモードセツト指令によつ
てリセツトされる。例外状況状態は制御書込指令
(「制御データ書込」参照)によつてリセツトされ
る。
【表】 くのデータ・フレームが送ら
れたとき生じる。
【表】 グ指令に応答して状況フレー
ム1のみが送られるようにす
る。
ビツト14−現在/以前の応答レベル ビツト14が0から1へ又は1から0へ進むと
き、利用システムは応答フレームが現在の状況に
あると判定する。ビツト14が前の応答から変わら
ないとき、利用システムは応答フレームが前の状
況にあると判定する。応答フレームに変化があれ
ばビツト14をその以前の状態から変える。ビツト
14はパワーオンの後0にセツトされる。 ビツト15−同期 常時1にセツトされる同期ビツト。 フレーム2が第49図に示す情報を含む。 ビツト0乃至6 ポーリング状況フレーム1と同じ。 ビツト7−SCS(標準文字ストリング)無効制御 0:SCS無効制御コードが検知されない。 1:SCS無効制御コードが検知される。リセツト
指令又はクリア指令によつてリセツトされる。 ビツト8−SCS(標準文字ストリング)無効パラ
メータ 0:SCS無効パラメータが検知されない。 1:SCS無効パラメータが検知される。リセツト
指令又はクリア指令によつてリセツトされる。 ビツト9−受信バツフア充てん データがいつプリンタに送られ得るかを判定す
るため利用システムで使用される。 0:受信バツフアが充てんされない。 1:受信バツフアが充てんされる。 ビツト10−印刷完了 プリンタが書込み活動化指令を検知するとき印
刷完了ビツトが0にセツトされる。印刷完了ビツ
トはパワーオン・リセツト、クリア指令、リセツ
ト指令によつて又は全ての入力ビツトが印刷され
るとき1セツトされる。 0:印刷進行中 1:印刷完了 ビツト11−要求取消 オペレータがオペレータ・パネル上の解消しキ
ーを押すとき1にセツトされる。このビツトは次
のポーリング指令(1にセツトされた肯定応答ビ
ツトとともに)、リセツト又はパワーオン・リセ
ツトによつてリセツトされる。 0:要求取消さず 1:要求取消し ビツト12−使用せず(温度チエツクに使用しても
良い) ビツト13−使用せず ビツト14−グラフイツク・チエツク このビツトが1にセツトされると、定義しない
文字がデータ流中で検知された事を示す。このビ
ツトは次のポーリング指令(1にセツトされた肯
定応答ビツトとともに)、リセツト又はパワーオ
ン・リセツトによりリセツトされる。 0:グラフイツク・エラーが検知されない。 1:グラフイツク・エラーが検知される。 ビツト15−ポーリング状況 フレーム1と同じ状況読出し応答フレーム 状況読出指令毎に1個の応答フレームが送られ
る。読出し活動化指令を受取つた後にのみ送られ
る応答フレームはプリンタ内部の状況状態を定義
する16進数コードを含む。 この16進数コードは(利用システムに依つて
は)システム・エラー・メツセージとして利用で
きる最後の2桁のエラーコードに対応する。これ
らの16進数コードのうちの最初の桁も、エラーが
生じるときプリンタ・オペレータ・パネル26
(第2図及び第4図参照)上に自動的に表示され
る。 定義した状態は下記の通りである。
【表】
【表】 プリンタの一般的なブロツク図 第50図は本発明に関係する種々のプリンタ・
ブロツクを示す。電源245が駆動用及び制御用
の全てのパワーを本装置に与える。オン/オフ・
スイツチ240が電源245をオン又はオフにす
るのを制御する。電源245からカバー・インタ
ーロツク・スイツチ242によつてプリンタ論理
装置243の大部分を制御するための48ボルト駆
動を与えたり与えなかつたりする。プリンタ論理
装置243は一度能動化されると、実行しようと
する動作についての情報をオペレータ・パネル2
6で捜す。モードスイツチ65がテスト手順の際
どの種の動作が実行されるかをプリンタ論理装置
243に教える。印刷アセンブリ30が用紙給送
アセンブリ20とともにプリンタ論理装置によつ
て制御される。エミツタ装置24及び70がプリ
ンタ論理装置243に位置付け情報を与える。プ
リンタ論理装置243は、またインターフエー
ス・パネル247を制御し且つそれと連絡し合つ
てプリンタの他の部分に情報を与える。リボン・
モータ49及び50がプリンタ論理装置243に
よつてオン/オフ式に制御され、また該プリンタ
論理装置243はリボン幅が生じた時点を判別し
てリボンアセンブリからの入力を受取る。ヘツ
ド・サーボ252はアクチユエータが発射する適
正な時刻に印刷ヘツドが適正な位置にあるよう確
保する制御ブロツクである。用紙サーボ253は
用紙を所望の位置に移動させる制御ブロツクであ
る。フアン254乃至258が装置内部の温度を
制御するのに使用される。第35図に関連して説
明したように、プリンタ論理装置243は2個の
マイクロプロセツサ・アダプタ・ブロツク200
及び210を含む。このうちの一番目のはコミユ
ニケーシヨン・アダプタCMAであつて、入力を
受信しそれを第2のものに与える。その第2のも
のが制御アダプタCTAであつて実際にプリンタ
を制御する。これらについては第51A図及び第
51B図と関連して説明しよう。 マイクロプロセツサ制御−プリンタ・サブシステ
ム 2個のマイクロプロセツサがプリンタ・サブジ
ステムに設けられ、各々割当てられた機能を有す
る。そして両方とも必要な機能を実行するため同
時に動作できる。第51A図及び第51B図は第
52図に示すように両者で一体であり、第1図の
プリンタ制御装置3及び電子装置4の詳細を示
す。この明細書で使用する種々の略記号を下記の
第3表に挙げる。 第 3 表 ABO アドレス・バス・アウト CMA コミユニケーシヨン・アダプタ・カード CTA コントロール・アダプタ・カード CTL コントロール D データ DI データ・イン DBI データ・バス・イン DBO データ・バス・アウト HIG ヘツド・イメージ発生器 MODEOP/モード/動作 ROS 読取専用記憶装置 SAR メモリ・アドレス・レジスタ STG メモリ・バス・イン 実際には7個の印刷回路カードに対応する7個
の主要なブロツクからプリンタ制御装置3が構成
される。最初のブロツクはホスト・システムとデ
ジタルのプリンタ電子装置との間のコミユニケー
シヨン・インターフエース201である。該コミ
ユニケーシヨン・インターフエース201はマイ
クロプロセツサ・カードであるコミユニケーシヨ
ン・アダプタ(CMA)202と通信する。CMA
202はホスト情報をとり、それをプリンタの残
りの部分が使用できるフオーマツトに編集する。
CMA202はコミユニケーシヨン・マイクロプ
ロセツサ(CMM)200を含む。ここから、そ
の情報はヘツド・イメージ発生器(HIG)22
0のカードに通され、そこでプリンタのための像
を作れるようにする。更に別のマイクロプロセツ
サ・カードがあるが、これは制御アダプタ・カー
ド(CTA)211である。CTA211は制御マ
イクロプロセツサCTM210を含む。CTA21
1はCMA202からの処理された情報を取扱い、
モータの如き、プリンタの機械的素子を全て制御
し、その機械的素子の位置を表わすエミツタ信号
を受取る。このCTA211は制御兼感知カード
212及びヘツド・ラツチ・カード213を介し
て実際のハードウエアと通信する。ヘツド・ラツ
チ・カード213はワイヤ・アクチユエータに出
力されるべきデータを記憶する。 コミユニケーシヨン・インターフエース201
の内部には2つのブロツクがある。1つはインタ
ーフエース制御ブロツク203であり、他はイン
ターフエース・メモリ・ブロツク204である。
インターフエース制御ブロツク203はホスト・
システムからのアナログ信号形式で来る情報を翻
訳し、インターフエース・メモリ・ブロツク20
4中にこの情報を記憶できるよう必要なタイミン
グ信号を発生する。インターフエース・メモリ・
ブロツク204は1Kバイトの容量を持つ機能的
機憶装置(FSU)ランダム・アクセス・メモリ
である。ホスト・システムからの全てのデータ及
び指令がインターフエース・メモリ・ブロツク2
04へ進む。即ちこれはCMA202のためのバ
ツフアとして働く。CMA202の中には5個の
ブロツクがある。前述のCMM200とそれに関
連するメモリであるCMAメモリA205とがあ
り、後者はランダム・アクセス・メモリ及び読取
専用メモリ(ROS)の両方を含む。更にパネル
26を読出し得るMODE/OPパネル兼感知ブロ
ツク206と、該パネル26にデイスプレイ出力
を与えるMRDE/OPパネル出力ブロツク207
と、これらの機能のためのCMA解読論理ブロツ
ク208とである。CMA202は、ホストが初
期接続手順を介して送信してきた情報を翻訳し、
それをもつと簡単な用語、例えば印刷しようとす
る文字、キヤリツジ復帰、又は行送り或いは実行
の必要ある他の任意の機械的制御のような用語に
変換する。そのプログラムはCMAメモリA20
5の読取専用メモリ(ROS)の部分に記憶され
ている。この読取専用メモリ即ちROSには6Kバ
イトある。CMA202はまたプリンタをオン・
ラインで印刷すること、それをオフ・ラインで印
刷すること、モード・オペレータ・パネル26に
デイスプレイして任意の型の状況情報を表示する
ことなどを含むハードウエアのオペレータ指令を
取扱う。 コミユニケーシヨン・メモリ・カード215は
CMAメモリB216及びヘツド・イメージ発生
(HIG)メモリ217の2つのブロツクを有す
る。CMAメモリBブロツク216もCMM20
0用に14KバイトまでのFSU技法のROSメモリ
とランダム・アクセス・メモリとを含む。ランダ
ム・アクセス・メモリであるHIGメモリ217
はHIG220のために3Kバイトを有し、CMM
200が、印刷しようとする文字情報をその場所
に記憶する。このHIGメモリ中の文字像は、斜
め配列ワイヤのための実際の像を発生するHIG
220で使用される。またランダム・アクセス・
メモリの中には2個のテキスト・バツフアと、幾
つかのスクラツチ・パツド・メモリとがある。 印刷ヘツドアセンブリが斜めのずれた配列を有
し、またヘツドが複数個あるので、従前の文字ド
ツト・フオーマツトを斜め配列フオーマツトに変
換するには、かなり複雑なHIG220が必要と
なる。HIG220は通常は「一直線」フオーマ
ツトで現れるであろう文字像を処理するが、ヘツ
ド・ラツチ・ブロツク213が印刷ワイヤ・アク
チユエータに与えることができるよう、それらの
文字像を傾ける。これはHIG220で実行され
るハードウエアのルーチンにより行なわれる。
HIG220には基本的には2個のブロツクがあ
り、1つは傾いていない像を取出し且つそれを傾
けるためのハードウエア・ルーチンを実際に実行
する制御ブロツク221である。そのほかにデー
タ・ブロツク222があり、これはその時点で作
用を受けている傾いた情報をHIG220が記憶
しておく小さなメモリである。そこで制御アダプ
タ即ちCTA211がこのメモリを読出すことが
でき、ヘツド・ラツチ・カード213を介してワ
イヤ・アクチユエータに出力を与える。これが傾
きデータである。 前述のCTA211はその中に6個のブロツク
がある。制御マイクロプロセツサ(CTM)21
0は、例えばリボン逆転/ジヤム、用紙ジヤム、
ヘツド位置、リニア・コード化器、用紙位置コー
ド化器などの種々の感知器からの入力並びに
CMM200及びHIG220からの印刷指令及び
データを受取り、印刷ワイヤ発射信号や、リボン
の駆動、印刷ヘツドの駆動、印刷ワイヤのアクチ
ユエータ及び用紙の駆動を制御するための種々の
制御信号を発生する。このCTM210は、FSU
のROSでできた12KバイトのROSメモリであり
そのプログラム又はルーチンを含むCTAメモリ
232を設ける。状況レジスタ225及び指令レ
ジスタ226を含むコミユニケーシヨン・レジス
タはコミユニケーシヨン・アダプタCMA202
及び制御アダプタCTA211が互いに通信でき
る様にする。これらを介してCMA202は印刷
指令、用紙指令、キヤリツジ復帰のような指令及
びホストが送出した実際の解読メツセージを進め
る。入出力スタツク・メモリ227が局部メモリ
として使用される。即ちこれはCTA211の為
の中間データを記憶する小さなランダム・アクセ
ス・メモリであり、或る種の関連した解読を行な
う。解読ブロツク228はCMA202及びCTA
211が互いに非同期的に通信できるようなタイ
ミング関係を扱う。 制御兼感知カード212がCTA211からの
情報を処理し、実際のプリンタ電子装置4(第1
図)とインターフエースして、解読ブロツク23
3及びプリンタ制御ブロツク234を介し、ブロ
ツク235で表わすヘツド・モータ、用紙モータ
及びリボン・モータを制御する。ブロツク236
及び237を介し、プリンタ・エミツタ、用紙エ
ミツタ、リボン等のプリンタ機構及びプリンタ電
子装置4の位置付け状況を感知する。 ヘツド・ラツチ・カード213は、CTA21
1からのワイヤ・イメージ・データ即ちHIG2
20から受取つた傾きデータを保持している
CTA211からの別のインターフエース・カー
ドであり、用紙上の正しい位置にドツトが印刷さ
れるよう印刷ワイヤ・アクチユエータに正確なタ
イミングで上記データを出力する。そのために
CTA解読ブロツク213′及びヘツド・ラツチ・
ブロツク213″を含む。 典型的な印刷動作を下記に説明する。ホストか
ら、1印刷行とその終りに一般に「用紙送りキヤ
リツジ復帰」を伴なうものとを与えたと仮定す
る。この情報はホストからの逐次の流れのアナロ
グ信号としてコミユニケーシヨン・インターフエ
ース201に与えられ、そこでそのアナログ信号
がデイジタル化され、インターフエース・メモリ
204の中に印刷すべき文字の形で記憶される。
1つの指令がCMA202に、これが印刷される
べき行であることと、その中に「行送りキヤリツ
ジ復帰」指令を含むこととを知らせる。CMA2
02は、この情報が現われるのを見ながら、印刷
すべき文字をインターフエース・メモリ204か
ら取出し、それらをコミユニケーシヨン・メモ
リ・カード215のCMAメモリB216中の、
選択したテキスト・バツフア部分に入れる。そこ
でそれが印刷すべきテキスト・バツフア中に情報
を有することをCTA211に教える。 CTA211は、その情報を受取つた後、まず
HIG220に、選択されたテキスト・バツフア
中に斜めにすべきデータがあることを教える。そ
こでHIG220はこの情報を斜めにする。一方
CTA211はこの間にプリンタに動作を開始さ
せる。即ち印刷ヘツド・キヤリア31を移動させ
始める。CTA211は制御兼感知カード212
に与えられる指令を介しキヤリアを移動させ、そ
して印刷エミツタからの信号を待ちうける。即ち
このエミツタがCTA211にワイヤを何時発射
させるべきかを教示する。そして制御兼感知カー
ド212から来るこれらの信号をチエツクする。
これらの信号が現われると、CTM210がHIG
220から斜め配列ワイヤ情報を取出しそれをヘ
ツド・ラツチ・カード213に通し、ドツトを印
刷するためにワイヤを発射する。各印刷エミツタ
毎にCTA211は新しい傾きデータの組を求め
てHIG220に要求を出す。これはヘツド・ラ
ツチ・カード213に出力され、全テキスト・バ
ツフアが印刷されてしまうまで、即ちホストが送
信した全ての情報を印刷してしまうまで繰返され
る。以上のことが行なわれたこと、即ち印刷が行
なわれたことをCMA202がみると、CTA21
1に用紙指令を通す。CTA211はこの指令を
解読し、制御兼感知カード212へ、用紙エミツ
タの或る特定の数の分だけ用紙を移動させるため
の指令を与える。それは制御兼感知カード212
を介しそれらの用紙エミツタを感知する。 これについては更に第35図を参照されたい。
ホストからプリンタ制御装置に至る典型的な動作
を仮定する。(各種の段階を第53図では丸で囲
つた番号で表わす。)経路1はデータ及び指令を
コミユニケーシヨン・インターフエース201で
受取ることを表わす。経路2によつて該インター
フエイス201がそれを準備しCMA202にそ
れを通す。CMA202は、基本的に2つの動作
をするが、印刷可能文字をバラバラにし、3Aと
名付けた経路によつて文字をCMAメモリB21
6中のテキスト・バツフアへ転送する。最初に、
フオント情報がHIGメモリ217の中に記憶さ
れる。同時に、基本的には経路3Bによつて
CMA202がCTA211に、動作を開始させる
ための印刷指令を与える。次は2つの動作4A及
び4Bである。CTA211がHIG220へ動作
4Aを開始させる。これは、テキスト・バツフア
中のあるアドレスにデータがあり、HIG動作を
開始させることを言うだけである。同時に、経路
4Bが動作可能となり、制御兼感知カード212
へ、プリンタの、下記に示す幾つかの可能な動作
を開始させるように言う。可能な動作とは、例え
ばヘツドを傾斜路(ランプ)から離れるよう移動
させること、必要に応じ用紙を移動させること、
用紙を移動させないこと、ヘツドを或る絶対位置
に又は相対位置に移動させること等である。5番
はHIG220からの経路を表わし、CMAメモリ
B216及びHIGメモリ217へのHIG220
からの流れがデータ及びフオント情報を基本的に
は取出す。尚これはそのワイヤ像の発生を開始さ
せるために働きかける対象と考えられるデータを
16進数で表わしたものである。経路6Aは電気機
械的プリンタ動作をCTA211によつて検査す
ることを表わす。これは、例えばエミツタを照合
すること、例えば印刷エミツタ等の時間のずれを
照合することを含み、これによつてプリンタが印
刷する用意ができたか、経路6Bによつて戻され
た情報に基づき発射する用意が備わつたかを判断
する。 7番(2つの経路7A及び7B)のステツプ
は、ヘツドラツチ像であるデータをHIG220
から取出し、ヘツドラツチ213に転送すること
を表わし、そのデータに対しCTM210がヘツ
ドラツチカード213のところで或る種の検査を
しても良いことを表わす。 8番のステツプは、ヘツド・ラツチ・ブロツク
213にCTA211が発射信号を与えることを
表わす。これはワイヤを発射させるための基本信
号である。尚、CTA211はその基本発射信号
を発生するためその時点以前の6Bのステツプで
既に印刷エミツタを受取つている筈である。 9番のステツプは制御兼センス・カード212
から(好ましくはヘツド・ラツチ・カード213
からも)CTA211へ戻るフイードバツク信号
を表わす。CTA211は制御兼感知カード21
2を再チエツクし、実行される筈の動作が実行さ
れたか検査する。 10番のステツプは、CMA202が開始した動
作がエラーなしに行なわれたことを表示する。エ
ラーがあれば、CMA202に知らされる。そこ
でCMA202は状況情報又はエラー情報をコン
パイルし、それをホストへのポーリング応答とし
てコミユニケーシヨン・インターフエース201
へ11番目のステツプで与える。 コミユニケーシヨン・マイクロプロセツサ
(CMM)の動作 第54図のCMM200の流れ図はその全体的
動作を表わし、且つ実行中のパワーオン診断機能
で以つて開始する。パワーオン診断機能の結果と
して、選択された言語が印刷処理用のフオントメ
モリであるHIGメモリ217にロードされる。
モードスイツチ65(第5図)がオフライン位置
にあるかオンライン位置にあるかについて判断が
為される。もしもそれがオンライン位置にある場
合には、インターフエース・データが処理され、
またはホストと往来する情報が処理され準備され
る。オフライン・ルーチンが表示されると、この
過程はスキツプされる。いずれにせよ、オフライ
ンが処理されるとしても、次のブロツクへ進む。
このブロツクはCTM210との通信(コミユニ
ケーシヨン)を表わす。これによりCMM200
がエラー又は情報を受取れるようにするとともに
CMM200が、印刷データ、用紙、スペーシン
グ等のデータや指令をCTM210に通せるよう
にする。次に、オペレータ・パネルから情報を入
れるため、始動ボタン、停止ボタン又は他のボタ
ンが押されたか否かを判断するためオペレータ・
パネルがアクセスされる。次に、CTM210に
送られた指令から生じる用紙の動きを判断するた
め用紙処理データ制御ブロツクがチエツクされ
る。次にSNA指令又はオフライン・ルーチンを
含むテキスト・バツフアを処理する。CMM20
0はCTM210によつて印刷されるよう適正な
HIG制御ブロツク221などのテキスト・バツ
フア中にそれらを置き、この情報を取り上げるよ
うCTM210に指図し、それをドツトとして用
紙上に置く。これらのルーチンは全てエラー処理
ルーチンと連絡する手段を有する。ルーチンの終
りに、CMM200がオンライン又はオフライン
状況をチエツクし、その処理を再度続ける。 制御マイクロプロセツサ(CTM)の動作 第55図はCTM210の動作の全体的なブロ
ツク図である。CTM210は電源投入時にパワ
ーオン診断動作を経て進行し、それが成功裡に完
了すると、「プログラム制御」ブロツクに進む。
この機能はCMM200からの指令を捜して分析
し、用紙動作を開始又は続行することである。指
令が判断され、もしもその指令が「印刷指令」で
あればCTM210が印刷ヘツドモータ235を
始動し、1番目の印刷エミツタを捜す。1番目の
印刷エミツタを見つけると、CTM210は「印
刷」ブロツクへ進みそこにとどまつてデータ行を
印刷する。そしてその行を完全に印刷したことを
表わす「印刷完了」に達すると、CTM210は
マージン又は方向転換エミツタを見つけるマージ
ン・ルーチンに進む。マージン又は方向転換エミ
ツタが判断されると、CTM210は印刷ヘツド
を停止させ、用紙を始動させ、その後の指令を捜
し且つ解析するため「プログラム制御」に戻る。
CTM210が、用紙動作の完了時に、CMM2
00から更に指令を受けると、次の印刷動作を開
始する。これらのブロツクの幾つかのうちから、
もしもエラーが検知されると、CTM210はそ
こから出てエラー・ルーチンへ進み、エラーが何
かそしてどこにあるかを調べる。そしてCMM2
00にエラーがあることを教える。CMM200
は、エラーの型に応じてその指令を再試行する
か、又はプリンタの動作を停止しホストに知らせ
るかする。 読取専用メモリ及びランダム・アクセス・メモリ
のレイアウト 第56図はコミユニケーシヨン・マイクロプロ
セツサ200と関連して使用される読取専用メモ
リ(ROS)及びランダム・アクセス・メモリ中
の各位置のレイアウトを示す図である。 左側部分のアドレスは、装置内で適用されると
きに示されるアドレスである。これらは4桁の16
進数(基数16)アドレスである。このマイクロプ
ロセツサは低次の3桁の数値を使用する。最初の
アドレスは0000乃至0800であり、これらが2K即
ち2048バイト・セグメントのメモリを表示するこ
とになる。これは主プログラム入口点を含む実行
可能なコードである。0800乃至1000には、「オー
バーレイ」と呼ばれる同じアドレスによる複数セ
グメントのコードがある。各オーバーレイは夫々
を表わす数をもつOUT指令によつてアクセスさ
れる。アドレス0800乃至1000の範囲内でアクセス
され得る5個の個別のオーバーレイがある。第1
のオーバーレイは80という主オーバーレイであ
り、2番目乃至5番目のオーバーレイは順に81、
82、83及び84である。他のOUT指令が他のオー
バーレイを選択するまではこれらのオーバーレイ
のうちの1つだけが特定の時刻にアクセスされ得
る。 アドレス1000乃至1800は、基本的にはやはり
000乃至800のアドレスであるが、実行可能メモリ
に対するデータ・メモリとして働く。これはワイ
ヤ像ROSの2K(2048)バイトが置かれるところで
ある。1800乃至1BFFはインターフエースのラン
ダム・アクセス・メモリ・バツフアが位置付けら
れるところであり、バツフア1は1800のところ
に、バツフア2は1900のところにある。各バツフ
アは256バイトの長さを有する。1C00乃至3000に
は何のメモリも位置付けられない。選択バイトは
Xバイトと呼ばれる。もしもオフならば、位置
0000乃至2000を選択し、もしもオンなら位置2000
乃至4000を選択する。装置にはデータ・バイトと
命令バイトとがあるが、Xバイトはデータ及び命
令の両方に影響を及ぼす。この機能により、イン
ターフエース・バツフアはXバイトがオフで以つ
て選択され、テキスト・バツフアはXバイトがオ
ンで以つて選択される。内部配線により、任意の
メモリの位置2000乃至3000へのアクセスが位置
0000乃至1000をアクセスすることになる。これは
Xバイトが変化するときコードを重複して設ける
ことを防止する。さもなければ、もう1つ読取専
用メモリを設け、両方の場所に全く同じコードを
もたせる必要がある。1個のROSをあたかも両
方の場所にそれがあるかのように配線することに
よつて、マイクロプロセツサはこのコードをXバ
イトとは独立に実行する。 3000から始まる3K(3072)バイトのランダム・
アクセス・メモリがあるが、この中には1000のと
ころに位置付けられた2Kバイトのワイヤ像ROS
から構成されるワイヤ像情報がある。3000から
38FFまでのアドレスは全てのワイヤ像の為に使
用されるアドレスである。実際、このサブシステ
ムは3桁の16進数を用いる。ここではこのワイヤ
像ランダム・アクセス・メモリ中の000乃至8FF
であつても良い。全てのイメージが9個のスライ
スとして記憶される。そのスライスを表示するた
めに3桁のうちの最初の桁を用い、その次の2桁
がホスト又は他の情報源で送られるような
EBCDIC即ち拡張2進化10進コードの16進変換値
を表わす。例えば、文字「C」の最初のスライス
が必要な場合、これはEBCDICコードのC3で表
わされるが、サブシステムは文字「C」の為の像
の1番目のスライスに対する0C3及びその2番目
のスライスに対する1C3等をみる。 3C00乃至3FFFのメモリは使用されない。これ
がコミユニケーシヨン・マイクロプロセツサ20
0用の読取専用メモリ及びランダム・アクセス・
メモリの両メモリの基本的なレイアウトである。 第57図はCTM210へ進むデータ又はCTM
210からCMM200へ来るデータを処理する
ことに関する。「CTM2」と称するこのルーチン
に入るとき、先ず最初にCTM210から処理す
べきデータが来るか、という判断が為される。も
しも「はい(YES)」なら、そのデータが処理さ
れ、呼出しルーチンへ戻る。もしもCTM210
からデータが来ない場合は、以前送られた、
CTM210で処理されるべきデータが残つてい
るか問い合せされる。その答が「はい」なら、そ
のデータを処理する為の呼出しルーチンへ戻る。
以前に入力された処理すべきデータがない場合、
現在CTM210に送られるべきデータがあるか
見るためのチエツクが行なわれる。何も送るもの
がない場合、呼出しルーチンへ戻る。もしもデー
タがCTM210へ送られる場合、データが取出
され、CTM210へのバスに載せて呼出しルー
チンに戻される。 ここで、CMM210へまたはそこからのデー
タがあればそれをそのルーチンで処理できる。第
57図はデータを処理するための通常のルーチン
を表わす。例えば、バツフアが第1図のホストシ
ステムから送られるデータより成るとすれば、ど
ちらのテキスト・バツフアが印刷されるか、どの
密度でそれが印刷されるか、更には印刷されるべ
き文字カウントが幾つか、といつた情報がCTM
210に与えられる。それが用紙指令であれば、
用紙の移動量に相当するエミツタ数がこの指令で
送られる。それが2個のマイクロプロセツサ間の
コミユニケーシヨン(伝達)手段である。 プリンタ・フオント選択及び圧縮 複数の言語のフオントを限られたメモリ・スペ
ースに記憶できるルーチンをここで説明しよう。
このルーチンは現在及び将来の文字フオントをプ
リンタ中に圧縮モードで記憶し、アクセスし、ま
た文字を印刷すべき用紙に、圧縮像を拡張して表
わすことができるのを特徴とする。 メモリ中のフオント制御テーブルの中味を、マ
イクロコードを変える必要なしに、新しいフオン
ト・デザインと交換できるようこのプリンタ・サ
ブシステムの為のフオントの選択及び圧縮が設計
される。 第58図はポインタ・テーブル及びデータ・テ
ーブルの構成を一般的な態様で示す。一方第59
図乃至第61図はフオント選択、圧縮及び拡張動
作の詳細を表わす。 第58図は、読取専用メモリ216のワイヤ像
テーブルのレイアウトであり、そのうちの1番目
のテーブルのグループがポインタ・テーブル及び
データ・テーブルをもつ、多国言語マスタ・ロー
ド用であることを示す。多国言語テーブルは、通
常は92文字セツトの国として指定した(後述の主
要国言語以外の)他の国の言語の像の大部分を含
む192文字のフオントである。これは、ある国の
言語をロードしてもそれだけでその国の全ての像
が印刷できる訳ではないことを意味するが、多国
言語はこれら全ての言語を混合したものである。
斯して、特定の国の言語に対して必要なもの全て
を処理するためには修正が行われる。使用できな
いものは全てグラフイツク・エラー像として表示
される。次のテーブルは主要国言語であり、ここ
では、カタカナ(言語)と仮定する。それもその
ポインタ・テーブルとデータ・テーブルとを有す
る。この第2のテーブルは「多国言語」に大きな
変更を加えてあるので、即ち別の言い方をすれば
「多国言語」に見られない像を加えているので、
「主要国言語」と称する。3番目のテーブルは
「マスタ修正」と呼び、「多国言語」のうち、或る
ロケーシヨンから他のロケーシヨンに移される幾
つかの像を有する。一例として、米国ではドル記
号を、英国ではポンド記号を同じ記憶位置で使用
する。これを「多国言語」に対する修正と称す
る。カタカナのような「主要国言語」に置換わる
場合は、適当な日本語の記号即ち円記号がお金の
記号に対し使用される。第58図の例では2つの
ブランク領域で、必要に応じ2つの他の「主要国
言語」をメモリの中に設けても良い事を図示し
た。 第58図の下の方に示すレジスタのレイアウト
は「多国言語」テーブルが前述の「主要国言語」
に対し又は「修正国言語」に対し修正されるべき
か否かを表示する。ビツトがオン(1)であれば、
「多国言語」が「主要国言語」でオーバーレイさ
れ、ビツトがオフであれば、それが多国言語から
修正される。更に内部では(0)乃至(F)の最大16
個までの所望の国の言語を識別できるのに対し、
外部の所望の国の言語の内部表示を与えるテーブ
ルもあり、これは(0)乃至(FE)即ち254個の
識別子から任意の国の言語を選択できる。 ホスト装置又は内部のストラツピングにより、
印刷中、特定のフオントについてフオントをロー
ドすることが必要になるかも知れない。第59図
のテーブルP3は、16組までのフオント選択を行
なえる。また第59図のテーブルP1及びP2は
選択されるべきフオントへのポインタを含む。 通常の動作中、ベース(基本)ロード即ち通常
は多国言語がテーブル1A及び1Bからロードさ
れ得る。これらについては第60図に詳細に示
す。ベース・ロードが必要か、又は他のフオント
が選択されるかを調べるための判断を行なう。ベ
ース・ロードが必要ならば、ロード動作が完了さ
れる。もしもそうでなければ、必要なフオントを
像の再配列で得るか又は新しい像をロードしなけ
ればならないかを調べるため、第59図のテーブ
ルP2を介して判断を行なう。このテーブルP2
は、例えば日本−英語という言語のロードを生じ
るために円記号をドル記号の位置に移す、という
ように、ある位置の像を他の位置に移すよう本プ
ログラムに教示する再配列テーブルである。 第60図のテーブル1BがROS中に圧縮モー
ドで記憶されている多国言語フオントのデータ・
テーブルに対応し、テーブル1Aがロード・テー
ブル(ポインタ・テーブルと同様)に対応する。
テーブル1Aは印刷のために用いる多国言語フオ
ントをランダム・アクセス・メモリ(RAM)内
のどこにロードするかを指定する情報等を含み、
テーブル1Bはそのローデイングの対象となるフ
オント・データを含んでいる。これらのテーブル
やRAMにおけるB9、51等の項目は、それぞれ1
つのバイトのビツト・パターンを16進数で表わし
たものである。RAMにおけるバイト単位の記憶
位置は、行番号0乃至8と列番号00乃至FF(16進
表示)との組合わせによつて識別可能であり、左
上角の行0−列00の記憶位置が基準位置になつて
いる。又、RAMのそれぞれ8つの記憶位置から
成る各列は、フオント・データのローデイング後
は、1つの文字や記号のドツト・パターンを表わ
す9×8ビツトを含むことになる。なお、文字や
記号のドツト・パターンは、8ドツトをそれぞれ
有する9つのスライス(垂直カラム)で形成され
ており、従つて、RAMの各列の9×8ビツトは
文字や記号のドツト・パターンを左回りに90度回
転させたものである。 テーブル1A等のロード・テーブル内の各バイ
トの意義は第63図に示されている。ビツト7が
オン(1)ならば、それはビツト1乃至6の2進数で
示される個数のRAM内の記憶位置をスキツプす
ること、即ち、これらの位置には、データ・テー
ブルからのフオント・データをロードしないこと
を示している。但し、当バイトのビツト0もオン
ならば、これらのスキツプした記憶位置に対し
て、後でグラフイツク・エラー像と称する特別の
データをロードすることが必要となる。ビツト7
がオフ(0)ならば、それは残りのビツト0乃至
6に従つてデータ・テーブル(テーブル1B)の
特定の行に記憶されている一連のバイトをRAM
の或る列の行1乃至7の記憶位置にロードするこ
とを示している。1つの例として、テーブル1A
の上から5番目にあるバイトD6をとりあげる
と、その2進表示の8ビツトのうちのビツト0乃
至6は1101011であるから、このビツト・パター
ンの“1”ビツトに対応するRAM内の5つの記
憶位置にテーブル1Bの1番上の行の5つのバイ
ト0E,51,91,5E,10をロードする動
作が行われる。“0”ビツトに対応する2つの記
憶位置には、16進表示で00のバイト(8つのビツ
トが全て0)。なお、RAMの行0及び8の各記
憶位置には、予めこの00バイトが記憶されてい
る。この説明から分かるように、フオント・デー
タの記憶手段としてのデータ・テーブルには、文
字等のドツト(ビツト)・パターンから00バイト
若しくはスライスを除去したものが記憶されてい
る。これは1種の圧縮操作を施したことに相当
し、フオント・データの記憶スペースが節約され
る。又、00バイトを補充しながら、RAMに対し
てフオント・データをロードすることは1種の拡
張操作を含んでいる。 これから改めてテーブル1A内の相次ぐバイト
を参照しながらフオント・データのローデイング
について更に詳しく説明する。テーブル1A中の
「B9」という16進数表示は夫々の右の8ビツト構
成で示したように一番右のスキツプビツトと一番
左のグラフイツク・エラービツトが1であること
から中央の6ビツトがカウント・ビツトを表わ
し、その中の最初の2ビツトと残りの4ビツトと
で16進数の「1C」個即ち10進数で28個の像位置
をスキツプすることを表わす。同様にC9も16進
数で「24」個即ち10進数で36個の像位置をスキツ
プすることを表わす。この合計64個の像スキツプ
は第60図下方に示すランダム・アクセス・メモ
リ中のワイヤ像ランダム・アクセス・メモリ位置
で最初から64個分即ち16進数表示で00乃至3Fま
での全ての像位置(通常は印刷しない筈の「制御
文字」が入る位置)にテーブル1B中のデータが
第1段階で入られれずスキツプされ、第2段階で
同じくランダム・アクセス・メモリ中のグラフイ
ツクエラー像バツフアを介してその中のグラフイ
ツク・エラーを表示するハイフン記号の像を0乃
至8の9個のスライス毎に入れる。テーブル1A
中の2個の00に対応してワイヤ像ランダム・アク
セス・メモリの40及び41の各スライス位置に
も全く00のブランク文字が入れられる。この場合
第2段階のグラフイツク・エラー像は必要ないの
でスキツプされる。テーブル1A中の「D6」は
Aの小文字(LC)で曲折アクセントを有するa^と
いう像を表わすための16進数表示であるが、これ
も第63図に関連して示したように、8ビツト構
成の右端のスキツプビツトが0であるため他の7
ビツトでデータ・ロード・ビツトを表わす。即ち
左端のビツト1からこの文字像は第1、第2、第
4、第6、第7の各スライスにデータがあること
を意味し、これらによつてテーブル1B中の各バ
イト0E,51,91,5E,10を順に読出し
てワイヤ像ランダム・アクセス・メモリの42の
各スライス位置に移す。ビツト0で表わされた第
3及び第5のスライス位置には両端の第0及び第
8のスライス位置(本実施例ではこれらの位置は
00に決められている)ともども00が入れられる。
以下、テーブル1A中のFE,F6,DEで表わし
たAの小文字の分音符号、抑音アクセント、鋭ア
クセントをもつものも夫々テーブル1B中の2行
目、3行目、4行目の各バイトで以つてワイヤ像
ランダム・アクセス・メモリ中の43,44,4
5の位置に入れられる。 像が再配列されるべき場合、第61図に詳細に
示すテーブル2A,2B及び2Cが使用される。
テーブル2Aは所望のフオントを選択するのに使
用される「ビツト感応」テーブルであり、16個の
フオントに対応する16ビツト表示が入れられる。
例えば1番目の16進数「20 00」は「0010 0000
0000 0000」に対応するが、これは左から3番目
のビツトがオンなのでそれに対応する国の言語フ
オントにテーブル2Bの変更「BO 4A」(後述)
が加えられることを意味する。同様に2番目の16
進数「2011」が「0010 0000 0001 0001」に対応
するので、左から3番目、12番目及び16番目に対
応する国の言語フオントに変更「4F 5A」が加え
られる。テーブル2Aのビツトがオンならば、テ
ーブル2Bが、オンである修正国言語フオントに
対する幾つかのどこから/どこへ文字像位置を指
示する。第61図のテーブル2Bの例から、最初
の入力は、EBCDIC文字「BO」用の像を像
「4A」用の位置に移すように言う。テーブル2B
は本実施例では「多国」言語中の像の位置を選択
した国の言語に応じて入れ替えるだけである。 テーブル2Aで全ての対応付けを行なつた後、
テーブルの終りが見つかる。これにより、第61
図のテーブル2Cを用いてグラフイツク・エラー
を通させる。テーブル2Cは多国言語フオント中
でテーブル2Bで修正を加えた位置以外の不要な
像の位置にグラフイツク・エラー像を置く作用を
する。 テーブル2C,1A,3A,4A及び5Aは全
て同じフオーマツトを使用する。第60図のテー
ブル1Aに示すように各バイトの一番右のビツト
がオフ(0)であるならば、1A,3A,4A又
は5Aのテーブルの他の7ビツトのうちオン(1)で
あつた各ビツトに対応する記憶位置へ、テーブル
1B,3B,4B又は5Bからの「バイトを移
す」よう上記7ビツトで指示する。そのビツトが
オフ(0)であつたならば、ブランク(00)をロ
ードすることが指示される。一番右のビツトがオ
ンであるならば、6個の中央のビツトがカウン
ト・ビツトになる。一番左のビツトがオフである
ならば、カウントはロード動作の為の「スキツ
プ」となる。一番左のビツトがオンであるなら
ば、ロード動作の為のスキツプとなり且つ第2の
段階(PASS)で必要グラフイツク・エラー像を
ロードする。テーブル2Cは適当な像位置にグラ
フイツク・エラー文字を置くため第2の段階で使
用される。 ある種のベース・ロードの代りに像がロードさ
れるならば、テーブル3A及び3B又は4A及び
4B又は5A及び5Bが使用される。これらは上
述の手順を用い2段階でロードする。第1段階が
像をロードするのに対し、第2段階が適当なグラ
フイツク・エラー像を挿入する。 第62A図乃至第62C図は3つの関連ルーチ
ンを示す。最初のは第62A図の複数入口ルーチ
ンである。最初の入口は次のテキスト・バツフア
へスワツプするためのものである。次のテキス
ト・バツフアの為にポインタが選択され、2番目
の入口点が利用可能となる。この入口点は現在選
択されたテキスト・バツフアをブランクにするた
めである。この時点で次のテキスト・バツフアが
選択され、そのルーチンはそれをブランクにする
のに使用されたばかりのテキスト・バツフアのと
ころにある。そのテキスト・バツフアにブランク
文字が記憶され、その呼出しルーチンに戻る。第
62B図の次のルーチンは他のオーバーレイが選
択されてしまつたときにあるオーバーレイにある
コードに戻れるようにする「オーバーレイ保持ル
ーチン」である。これは3個のポインタのスタツ
クを使用し、このルーチンに入るときそのうちの
最初の2個のポインタを1つ下に移し、現在のオ
ーバーレイ・ポインタをその一番上におき、それ
から呼出しルーチンへ戻る。この「保持ルーチ
ン」の逆ルーチンは第62C図の「復帰ルーチ
ン」であり、これは先ず3個のポインタ・スタツ
クのうちの一番上のを読み、それからそのスタツ
クの一番上にあつた特定のオーバーレイを選択す
る。このオーバーレイが選択されてしまつた後、
スタツクは上へ移される。即ち下の方の2個のポ
インタがそのスタツクの中で1つ上へ移され、呼
出しルーチンへ戻る。 次に第63図の「圧縮テーブルから文字をロー
ドする」事に関する図面を参照されたい。これは
プリンタで使用されるワイヤ像を生じるのに使用
される方式を示す。各文字を構成するための2つ
の異なるテーブルがある。左のテーブルは「ロー
ド・テーブル」、右のは「データ・テーブル」と
呼ばれる。ロード・テーブルは、データ・テーブ
ルのデータの利用の仕方を指示する。例えば、ロ
ード・テーブルには、ビツト0乃至7の8個のビ
ツトに分けられるバイトがある。ビツト7がオン
で且つビツト0がオフならば、このバイトは、
「スキツプ・カウント」即ち次の文字へ至る前に
どれだけの文字をスキツプするかを指示する。例
えば0000 0101は2文字スキツプすることを指示
する。ビツト1乃至6はカウント・ビツトであ
り、このうちビツト6が1、ビツト5が2、ビツ
ト4が4といつた具合にビツト1の32という値ま
でそれぞれ重み付けられている。ビツト0がビツ
ト7とともに1であるとすれば、これはグラフイ
ツク・エラー・カウントであることを表示する。
例えば1000 1011は5個のグラフイツク・エラー
文字を表わす。グラフイツク・エラーは、選択フ
オント中の通常は印刷されない文字と定義され
る。良い例は00乃至3Fの制御文字である。透し
(Transparent)モード即ちこれらの制御文字が
制御文字として解読されないモードで印刷される
場合、グラフイツク・エラーが或る別の文字に変
えられるまではハイフンとして印刷される。テー
ブルにロードするためのこのグラフイツク・エラ
ー文字カウントはスキツプ・カウントと同じであ
る。スキツプ・ビツトが1でなければ、換言する
とビツト7が0なら、ビツト0乃至6はデータ・
テーブルからのデータがロードされるか否か、或
いはデータ・テーブルから到来する即ちブランク
として到来する文字の特定の像の垂直部分のスラ
イスに対しブランク又は0がロードされるか否か
を表示する。「9A」即ち1001 1010という値を有
するバイトを例にあげると、これはランダム・ア
クセス・メモリ中の文字像全体或いはフオント記
憶領域を(開始時に)ブランクにすることにより
スライス1及びスライス9が既にブランクである
ことを示す。この例の場合、その特定の文字のス
ライスに対する2番目のバイトがデータ・テーブ
ルから生じることになろう。その次の2つのスラ
イスがブランクとしてロードされる。その後のス
ライスについては、5番目のスライスがデータ・
テーブルから、6番目のスライスもデータ・テー
ブルから得る。更に7番目のスライスがブランク
となり、8番目のスライスはまたデータ・テーブ
ルからとなる。この様にして、1個の像全体に対
して合計9個のスライスを生じる。この圧縮技法
は全ての像がランダム・アクセス・メモリである
読取専用メモリの2K(2048)バイト領域に圧縮さ
れるのを可能ならしめる。 プリンタ・サブシステムがデータを印刷するの
に使用する16組の予じめ決められた文字セツトの
うちの1つを第64図に示す指令ストリングが選
択する。このフオーマツト指令は「局所識別子
(ID)」による「コード化グラフイツク文字セツ
ト(CGCS)のセツト」である。最初のフレーム
(16進数の2B)は、フオーマツト指令ストリング
としてそのシーケンスを指定する。2番目のフレ
ーム(16進数のD1)は指令クラスである。3番
目のフレーム(16進数の03)及び4番目のフレー
ム(16進数の81)は指令のタイプである。5番目
のフレーム(P1)は指定された文字セツト用の
コードである。プリンタ・サブシステムは恒久的
メモリからのこの文字セツトを印刷像バツフア中
にロードする。この記憶された文字セツトが他の
「局所ID(識別子)指令によるCGCSのセツト」や
「代替文字ロード」指令(後述)、又はベース文字
セツトをロードする「パワーオン・リセツト」と
変わるまでは、その文字セツトを全ての印刷デー
タが使用する。
【表】 第65図の「代替文字ロード指令」は使用者が
1乃至25個の文字を代替文字バツフアにロードで
きるようにする。3番目のフレームNNはフレー
ム・カウントであり、10の倍数でなければなら
ず、1つの文字像が10個のフレームを必要とす
る。入力バツフア・オーバーランを避けるには
250(正確には更にカウント・フレーム用の1を加
えた値)を超えてはならない。 カウント・フレームに続くデータは下記の法則
をもつ10個のフレームのグループでなければなら
ない。 フレーム1……その後の印刷動作の際その文字
像を印刷させるためのEBCDICコード フレーム2乃至10……8×9の印刷マトリツ
クス中の各垂直カラムのドツトに対するコード 第66図から、各印刷ワイヤがデータの各フレ
ームの特定のビツトによつて表わされることが判
る。従つて、16進数の00はどの印刷ワイヤも付勢
しないが、16進数の01の第8印刷ワイヤを付勢
し、16進数の02は第7印刷ワイヤを付勢するとい
うた具合に、8×9の印刷マトリツクスの所与の
カラムに於ける全ての印刷ワイヤを付勢する16進
数のFFまで任意のコードが使用される。 例えば第67図に示すように、フレーム2の16
進数42により、8×9の印刷マトリツクスのうち
の垂直カラムの1つで第2及び第7の印刷ワイヤ
が付勢される。 ここでプログラミングを考察しよう。カウン
ト・フレーム(NN)が16進数の00に等しけれ
ば、何の動作も生じない。もしもそのカウント・
フレームが10の倍数に、カウント・フレーム用の
1を加えた値であれば、0(又はブランク)が、
次に高い10の倍数までの右の方のカラムに満たさ
れる。もしもカウント・フレームが251よりも高
ければ、251フレームを超えるデータが無視され、
無効SCSパラメータ・フレームを知らせる結果と
なる。10フレーム文字像中のフレーム1の値が16
進数のFFであれば、その次の9個のフレームが
無視され、印刷像バツフアにはロードされない。 文字マトリツクス中の1水平行では、1つの文
字像に対して隣接するドツトが生じないよう考慮
する必要がある。水平方向に隣接するドツトがあ
ると矛盾する結果を生じる。 というのも印刷機構の動きの方向に依つて、左
隣り又は右隣りのドツトが無視されるからであ
る。この法則は文字(1乃至9の垂直カラム)相
互間に通常は存在するカラムのドツト位置にも適
用される。 さて、ここで第59図乃至第61図を参照しな
がら、フオントのローデイング及び修正の動作に
ついて要約すると、多国言語フオントが基本(ベ
ース)フオントとして指定されているので、テー
ブルP3及びP1中のポインタによつて多国言語
フオントに関するテーブル1A及び1Bが指定さ
れる。このテーブル1A及び1Bに従つて、多国
言語フオントがRAMにロードされる。多国言語
フオントに代えて主要国言語フオント、例えば日
本語カタカナ・フオントをロードすることが指定
されると、テーブルP3,P1及びP2内のポイ
ンタによつて指定される適当な一対のテーブル、
例えばテーブル3A,3Bに従つて、日本語カタ
カナ・フオントがロードされる。 RAMにロードされた多国言語フオントについ
ては、その後必要に応じて再配列や修正が行われ
る。再配列は特定の文字等のビツト・パターンの
記憶位置を変更する操作であり、前述の様に、テ
ーブル2A,2B,2Cを用いて行われる。修正
は基本フオントに含まれていない文字等のビツ
ト・パターンをロードする操作(追加又は部分的
置換)であり、テーブル4A,4Bやテーブル5
A,5Bを用いて行われる。 第68図は圧縮された読取専用メモリかり、拡
張ランダム・アクセス・メモリに或る国の言語フ
オントをロード若しくは再ロードするのに使用さ
れる方法を示す。拡張ランダム・アクセス・メモ
リではヘツド・イメージ(像)発生器(HIG)
が文字を読取り、印刷装置に所望の文字を印刷さ
せることができる。第68図の入口点で、特定の
プリンタに対しセツトされたハードウエア・スト
ラツピッグが読出される。このストラツピング値
は言語フオント・ポインタに変換される。そこで
「これは多国言語フオントがロードされているか」
という質問がされる。多国言語というのは、ここ
で説明するプリンタ・サブシステム中の全てのロ
ードの基本となるものである。上記の質問に対す
る答がいいえ(N)であれば、ランダム・アクセ
ス・メモリが完全にブランクにされ、ダツシユが
「グラフイツク・エラー像」テーブルに記憶され
る。ダツシユは何も他に与えられないとき使用さ
れる通常の像である。ブランク動作後は、そのグ
ラフイツク・エラー像は、その特定のフオントに
対しては定義されずまた印刷もされない像であ
る。その特定の文字の為の印刷はダツシユである
が、もしも他のグラフイツク・エラー像が定義さ
れれば、それがその像となる。この後、読取専用
メモリ中の圧縮文字像がロードされるが、それら
はランダム・アクセス・メモリ中へ拡張され、記
憶される。これは圧縮テーブルから文字をロード
することを示す第63図で説明した。文字が全て
ロードされた後、そのランダム・アクセス・メモ
リに於いてグラフイツク・エラー像ポインタを求
めてテーブルが再走査され、その際グラフイツ
ク・エラー像が記憶される。そこで「多国言語フ
オントが選択されるか」という質問が再び行なわ
れる。「はい(Y)」なら、ロード動作が行なわ
れ、呼出しルーチンに戻される。「多国」言語フ
オントが選択されなければ、「選択されたフオン
トが多国言語フオントを再配列したものか?」と
いう質問が為される。再配列は或る位置から他の
位置へ文字を移すことを意味する。その1例はア
メリカのプリンタでは或る位置にドル記号を使用
するが、イギリスのプリンタではその同じ位置に
ポンド記号を使用すると言つた例である。答が
「いいえ」(NO)」であれば、新しい文字が他の
選択テーブルからロードされ、ランダム・アクセ
ス・メモリ中に拡張される。これらの新しい文字
が全て記憶された後、再びテーブルが走査され、
そのフオントの為にグラフイツク・エラー像が選
択される。この完了時に、呼出しルーチンへ戻
る。選択されたフオントが「多国」言語の再配列
であれば、どの文字がどこからどこへ移されるか
を表わす「どこへ/どこから」テーブルへポイン
タがセツトされる。各文字はそのフオントに対し
使用されることになる元の位置から移され、「こ
のフオントの為に全ての文字が移されたか?」を
質問される。もし「いいえ」なら、そのルーチン
が文字を移し続ける。もし「はい」なら、グラフ
イツク・エラー像がこの特定のフオントの為に再
び記憶され、呼出しルーチンへ戻る。このロード
の為の他の入口は、ストラツピングがセツトされ
る対象以外の異なる国の言語をロードさせるため
のSNS又はSNAの指令から来るであろう再ロー
ド機能である。この入口で、言語フオント・ポイ
ンタがその所望のフオントにセツトされ、再ロー
ド位置がアクセスされる。そしてそこでは「多国
言語フオントがロードされるか?」という質問が
再び行なわれる。これは「この特定のプリンタに
対するストラツピングが何であつたか?」という
質問と類似する。以下、同様にそのルーチンが続
けられる。 第69図は、制御コードの入つたインターフエ
ース・バツフアから印刷する場合を示す。文字の
像を変えるためのコードがホスト等からシミユレ
ーシヨン用のインターフエース・バツフアによつ
てデータとともに現れる。バツフアは最初に
「15」から開始する。「15」は「新行(改行復帰)」
制御文字と呼ばれ、プリンタをそれがどこにあつ
ても次の行の始めのところに進ませるようにす
る。その次の制御シーケンス2B,D1,03,
81,01は、ワイヤ像ランダム・アクセス・メ
モリの中へアメリカ/カナダ・フオント・ロード
と翻訳される。これに続いて2個の40があり、こ
れらはブランクを印刷する(即ち何も印刷しな
い)ものとして翻訳される。次の5Bはアメリ
カ/カナダ・フオントのプリンタではドル記号と
翻訳される。次の4個の文字F3,FB,F7,
F5はその順序で3、ピリオド(点)、7、5
(3.75)を印刷することになり、結局全体で
「$3.75」という文字が印刷されることになる。
その次のシーケンスは3個の「40」指令であり、
3個のブランク・スペースである。その後には、
フオントを変えるためのもう1つの制御シーケン
スが来る。これは2B,D1,03,81,0F
であり、イギリス・フオントをロードさせるもの
である。5Bが前と同様に印刷されるのだが、イ
ギリス・フオントがロードされたので、ドル記号
の代りにポンド記号が印刷される。これは印刷さ
れるところの次の印刷可能文字である。その後の
4個の文字F2,4B,F2,F5はポンド記号
の後に「2.25」を印刷させる。その次の制御指令
シーケンスはランダム・アクセス・メモリ中で5
Bの位置の像をダイアモンド像に修正させるため
のシーケンスである。このシーケンスは2B,
FE,0C,01,5B,00,10,28,3
4,AA,34,28,10,00である。後の
方の9つのバイトがダイアモンド像の中にドツト
を生じさせる文字群である。その後の文字は40
であり、これもブランクとして印刷する。それか
ら再び5Bが翻訳されるが、今度はダイアモンド
として印刷される。これでシミユレートされてき
た特定のバツフアのシーケンスを終える。この印
刷ページは1行に17個の文字(ブランクを含む)
を印刷させた。これらは実際には3つの別個の経
路で印刷行上に印刷ヘツドで印刷される。この図
の印刷結果の下にはダイアモンド像を生じるため
の拡大図を示す。これはダイアモンドがインター
フエース・バツフア中の制御コードからどうやつ
て生じるかを示す。 コミユニケーシヨン・マイクロプロセツサ用の等
式 コミユニケーシヨン・マイクロプロセツサ20
2又は200a用のプログラム・リストでは多数
の等価項即ち等式が使用されるが、これらを下記
に示す。
【表】
【表】 ピツチ)
ラベル コミユニケーシヨン・マイクロプロセツサで下
記のラベルが使用される。これらは、例えばアド
レスやブランチの為のポインタとして働らく。
【表】 プログラム・リスト ここで開示する流れ図及びルーチンに関係する
プログラム・リスト(ソース・ステートメント)
を下記に示す。
【表】
【表】
【表】 ロード
M HOST1、 さもなければ修正をセ
WORK0 ツトアツプ
【表】
【表】 ラベル ード 引数 コメント

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ドツト・パターンで表現した文字等の印刷を
    行う型のプリンタのためのフオント選択装置であ
    つて、 種々の国の言語のために用いられる複数の文字
    等のドツト・パターンを表わすフオント・データ
    から成る多国言語フオント、該多国言語フオント
    の修正用のドツト・パターンを表わすフオント・
    データから成る修正フオント、及び特定の国の言
    語のために用いられる複数の文字等のドツト・パ
    ターンを表わすフオント・データから成る主要国
    言語フオントを記憶している第1の記憶手段であ
    つて、各フオント・データを圧縮した形で記憶し
    ているものと、 印刷動作において、最初、上記多国言語フオン
    トを選択すべきことを示す第1の選択信号を生じ
    る機能、上記修正フオントを選択すべきことを示
    す第2の選択信号及び上記主要国言語フオントを
    選択すべきことを示す第3の選択信号を選択的に
    生じる機能を有する制御手段と、 第2の記憶手段と、 上記第1の選択信号に応じて上記第1の記憶手
    段から上記多国言語フオントを取り出し、それを
    拡張して上記第2の記憶手段にロードする機能、
    上記第2の選択信号に応じて上記第1の記憶手段
    から上記修正フオントを取り出し、それを拡張し
    て上記第2の記憶手段にロードすることにより、
    上記第2の記憶手段に最初にロードされている上
    記多国言語フオントを修正する機能、及び上記第
    3の選択信号に応じて上記第1の記憶手段から上
    記主要国言語フオントを取り出して、それを拡張
    して、上記多国言語フオントの代りに上記第2の
    記憶手段にロードするフオント・ロード手段と、 印刷すべき文字に応じて、上記第2の記憶手段
    内のフオントからフオント・データを取り出して
    印刷に供する手段と を有するフオント選択装置。
JP14253080A 1979-10-19 1980-10-14 Font selector Granted JPS5667490A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/086,384 US4353653A (en) 1979-10-19 1979-10-19 Font selection and compression for printer subsystem

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5667490A JPS5667490A (en) 1981-06-06
JPS6354550B2 true JPS6354550B2 (ja) 1988-10-28

Family

ID=22198223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14253080A Granted JPS5667490A (en) 1979-10-19 1980-10-14 Font selector

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4353653A (ja)
EP (1) EP0027566B1 (ja)
JP (1) JPS5667490A (ja)
CA (1) CA1149073A (ja)
DE (1) DE3071616D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63197747U (ja) * 1987-06-12 1988-12-20

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU530568B2 (en) * 1980-10-31 1983-07-21 Canon Kabushiki Kaisha Serial printing apparatus with memory and display
US4481602A (en) * 1981-04-06 1984-11-06 International Business Machines Corporation Font compression and decompression for character generation
EP0096079B1 (de) * 1982-05-24 1986-08-20 Ibm Deutschland Gmbh Verfahren zur Aufbereitung von Punktrasterdaten für Zeichen- und/oder Bilddarstellungen
US4594674A (en) * 1983-02-18 1986-06-10 International Business Machines Corporation Generating and storing electronic fonts
JPS59154527A (ja) * 1983-02-22 1984-09-03 Tokyo Electric Co Ltd 電子タイプライタ−
JPS60105155U (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 日立工機株式会社 ドツト印字装置の制御装置
US4630191A (en) * 1984-04-13 1986-12-16 New Holland, Inc. Automatic baler with operator controlled diagnostics
FR2566327B1 (fr) * 1984-06-25 1989-06-02 Epson Corp Imprimante
JPS61116551A (ja) * 1984-10-22 1986-06-04 Fujitsu Ltd ドットプリンタ
JPH0312533Y2 (ja) * 1984-11-02 1991-03-25
JPS6246664A (ja) * 1985-08-23 1987-02-28 Sharp Corp 拡大装飾文字出力装置
JPS6250931A (ja) * 1985-08-30 1987-03-05 Hitachi Ltd パラメ−タ・テ−ブルの利用方式
US4965771A (en) * 1986-08-18 1990-10-23 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Printer controller for connecting a printer to an information processor having a different protocol from that of a printer
US4853869A (en) * 1987-03-13 1989-08-01 Pitney Bowes, Inc. System and method for processing a letter for bulk mailing
US4942390A (en) * 1987-04-01 1990-07-17 International Business Machines Corporation Method and apparatus for generating a character image
JPH01196096A (ja) * 1988-02-01 1989-08-07 Canon Inc 出力装置
JPH029662A (ja) * 1988-03-31 1990-01-12 Internatl Business Mach Corp <Ibm> プリンタ
US5036476A (en) * 1988-04-08 1991-07-30 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Printer control system
GB2217491B (en) * 1988-04-18 1992-04-08 Canon Kk Output apparatus
JPH01304487A (ja) * 1988-06-02 1989-12-08 Brother Ind Ltd キャラクタ出力装置
US5108208A (en) * 1988-12-05 1992-04-28 Gardner Michael E Allocation of memory in a font cartridge
US5272768A (en) * 1989-02-21 1993-12-21 Hewlett-Packard Company Blank strip font compression method and device, and resulting stored, decompressible font
US5204344A (en) * 1989-08-22 1993-04-20 Merck Frosst Canada, Inc. (Quinolin-2-ylmethoxy)indoles as inhibitors of the biosynthesis of leukotrienes
CA2026851C (en) * 1990-02-23 1994-11-08 Seana Lore Lahey Method and system for the storage and access of laser printer typeface character data
JPH04220764A (ja) * 1990-03-13 1992-08-11 Hewlett Packard Co <Hp> 文字フォント圧縮方法および装置
US5167013A (en) * 1990-09-28 1992-11-24 Xerox Corporation User definable font substitutions with equivalency indicators
US5490243A (en) * 1990-12-13 1996-02-06 F3 Software Corporation Data processing system for multi-platform print control and electronic data fill
US5225911A (en) * 1991-05-07 1993-07-06 Xerox Corporation Means for combining data of different frequencies for a raster output device
JPH0686032A (ja) * 1992-05-06 1994-03-25 Xerox Corp プリンタ出力コントローラ
US5467435A (en) * 1992-07-10 1995-11-14 Microsoft Corporation System and method for mode switching
US5483622A (en) * 1992-09-03 1996-01-09 Hewlett-Packard Company Page printer having automatic font compression
AU1844495A (en) * 1994-02-16 1995-09-04 Apple Computer, Inc. Printer driver with compact representation of drawing environment changes
US5687303A (en) 1994-05-18 1997-11-11 Xerox Corporation Printer controller for object optimized printing
US6327043B1 (en) 1994-05-18 2001-12-04 Xerox Corporation Object optimized printing system and method
US5524182A (en) * 1994-12-21 1996-06-04 Hewlett-Packard Company System and method for compressing and decompressing fonts based upon font stroke regularities
JPH0916149A (ja) * 1995-04-28 1997-01-17 Canon Inc 文字処理装置、文字処理方法、及び、メモリ
US5684986A (en) * 1995-06-07 1997-11-04 International Business Machines Corporation Embedded directory method and record for direct access storage device (DASD) data compression
US6484234B1 (en) 1998-06-30 2002-11-19 Emc Corporation Method and apparatus for efficiently destaging data from a cache to two or more non-contiguous storage locations
JP4365916B2 (ja) * 1998-11-27 2009-11-18 キヤノン株式会社 印刷装置、制御方法及び記憶媒体
US6357942B1 (en) * 2000-08-24 2002-03-19 Lexmark International, Inc. Method for reducing cyclic print errors
US6421581B1 (en) 2000-09-12 2002-07-16 Canon Kabushiki Kaisha Printer with improved page feed
US6678688B1 (en) 2000-10-26 2004-01-13 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for composite font generation
US7857701B2 (en) * 2004-03-12 2010-12-28 Microsoft Corporation Silent sign-in for offline games
US7583393B2 (en) * 2004-09-24 2009-09-01 Seiko Epson Corporation Multiple font management system and method
JP5493764B2 (ja) * 2009-11-20 2014-05-14 セイコーエプソン株式会社 制御装置、制御装置の制御方法、及び、プログラム
US9536521B2 (en) 2014-06-30 2017-01-03 Xerox Corporation Voice recognition
US11553618B2 (en) * 2020-08-26 2023-01-10 PassiveLogic, Inc. Methods and systems of building automation state load and user preference via network systems activity

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49131737A (ja) * 1973-04-16 1974-12-17
JPS51150921A (en) * 1975-06-10 1976-12-24 Ibm Printing system

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3038148A (en) * 1958-04-25 1962-06-05 Ibm Apparatus for increasing the storage capacity of a magnetic drum
US3413611A (en) * 1966-01-17 1968-11-26 Pfuetze David Method and apparatus for the compaction of data
US3521241A (en) * 1967-01-03 1970-07-21 Ibm Two-dimensional data compression
US3613087A (en) * 1969-05-21 1971-10-12 Texaco Inc Method for the contraction of data
US3643226A (en) * 1969-06-26 1972-02-15 Ibm Multilevel compressed index search method and means
US3634828A (en) * 1970-08-26 1972-01-11 United Aircraft Corp Graphical data processing apparatus
US4005390A (en) * 1974-11-11 1977-01-25 International Business Machines Corporation Merger and multiple translate tables in a buffered printer
US4031519A (en) * 1974-11-11 1977-06-21 Ibm Corporation Printer
GB1528021A (en) * 1975-02-27 1978-10-11 Int Computers Ltd Graphical display apparatus
DE2513059C3 (de) * 1975-03-25 1978-04-20 Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg Zeichengenerator zur Zeichendarstellung
US4050563A (en) * 1975-11-05 1977-09-27 Centronics Data Computer Corporation Apparatus for selectable font printing
NL7613358A (nl) * 1976-12-01 1978-06-05 Philips Nv Besturingsinrichting voor een matrixdrukker.
US4074067A (en) * 1976-06-25 1978-02-14 Arthur Speckhard Digital printout arrangement with magnetic field carriage drive
US4029190A (en) * 1976-06-28 1977-06-14 Xerox Corporation Font conversion apparatus
US4079458A (en) * 1976-08-11 1978-03-14 Xerox Corporation High resolution character generator
IT1071811B (it) * 1976-11-03 1985-04-10 Olivetti & Co Spa Dispositivo di visualizzazione o stampa di testi in caratteri di un alfabeto del gruppo di lingue arabe
US4125873A (en) * 1977-06-29 1978-11-14 International Business Machines Corporation Display compressed image refresh system
US4159882A (en) * 1977-06-30 1979-07-03 R. C. Sanders Technology Systems, Inc. High quality printer
US4145570A (en) * 1977-10-31 1979-03-20 Diab Khaled M Method and system for 5-bit encoding of complete Arabic-Farsi languages
US4217055A (en) * 1978-05-30 1980-08-12 Qume Corporation Daisy wheel printer which accommodates different print wheel fonts
US4179738A (en) * 1978-06-23 1979-12-18 International Business Machines Corporation Programmable control latch mechanism for a data processing system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49131737A (ja) * 1973-04-16 1974-12-17
JPS51150921A (en) * 1975-06-10 1976-12-24 Ibm Printing system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63197747U (ja) * 1987-06-12 1988-12-20

Also Published As

Publication number Publication date
EP0027566A2 (en) 1981-04-29
JPS5667490A (en) 1981-06-06
EP0027566A3 (en) 1983-09-07
EP0027566B1 (en) 1986-05-28
DE3071616D1 (en) 1986-07-03
US4353653A (en) 1982-10-12
CA1149073A (en) 1983-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6354550B2 (ja)
US4452136A (en) Printer subsystem with dual cooperating microprocessors
US4651288A (en) Method and apparatus for filling out a form by a machine
EP0027562B1 (en) Print head image generator for printer subsystem
US4464070A (en) Multi-character display controller for text recorder
US3630336A (en) Proportional spacing printer incorporating word underscore control
US4261039A (en) Microprocessor controlled positioning system
CA1219680A (en) Automatic word correcting system
EP0063939B1 (en) Typing arrangement
EP0203411A2 (en) Word processor with multiple printing modes of operation
US4353298A (en) Partial line turnaround for printers
US4290138A (en) Wire fire mapping for printers
EP0027561B1 (en) Arrangement for monitoring and controlling the extent and direction of movement of a forms feed assembly in a printer sub-system cooperating with a data processing system
US4278020A (en) Print wire actuator block assembly for printers
EP0027902A1 (en) Automatic print inhibit device for printer subsystem
US4624591A (en) Impact printer with type font elements having mid-line pitch change capability
CN100430877C (zh) 文字输入装置
JPS6167125A (ja) ワードプロセッサ
EP0031446A2 (en) Multi-character display controller for text recorder
EP0027899B1 (en) Printer subsystem with dual microprocessor control
US4772145A (en) Document preparing apparatus which automatically capitalizes characters at the head of a sentence
JP2667089B2 (ja) ラベル印字装置
KR100252470B1 (ko) 코드화장치및계표정보작성장치
KR100210458B1 (ko) 계표정보의 바코드 변환장치
JPS6394870A (ja) 印字装置