JPS6353838B2 - - Google Patents

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JPS6353838B2
JPS6353838B2 JP56050053A JP5005381A JPS6353838B2 JP S6353838 B2 JPS6353838 B2 JP S6353838B2 JP 56050053 A JP56050053 A JP 56050053A JP 5005381 A JP5005381 A JP 5005381A JP S6353838 B2 JPS6353838 B2 JP S6353838B2
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JP
Japan
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signal
load
signal transmitter
series
switch
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JP56050053A
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Hideyuki Hida
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Hitachi Ltd
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Publication of JPS6353838B2 publication Critical patent/JPS6353838B2/ja
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、家庭用電気機器の稼動方法および家
庭用電気機器に係り、たとえば、その稼動制御を
電子化して行なわせるようにした洗たく機の稼動
方法および、その実施に直接使用される洗たく機
のような、家庭用電気機器の稼動方法および家庭
用電気機器に関するものである。
上記のように、その制御を電子化すると、当該
入力信号は、直流(以下、D.Cという。)で処理
されるものである。
そして、当該制御の中枢となるマイクロコンピ
ユータなどのIC素子は、D.Cで駆動される。
たとえば、D.C10Vがシステムのコントローラ
の電源として使用される。
この場合、交流(以下、A.Cという。)100Vを
トランスで降圧し、整流回路によりD.C化し、コ
ントローラ全体に供給するものである。
本発明は、上記のようなコントローラに関し、
その入力スイツチを汎用性の高い低価格のスイツ
チを転用し、バツクアツプ回路と稼動方式(本発
明の場合はマイクロコンピユータ内に収納させる
記憶メモリーの内容)および、その入力スイツチ
を改良することにより、従来のD.C専用入力スイ
ツチに比べて、安価なものを供給することを志向
するものである。
通常、A.C100V用の入力スイツチを弱電化し、
D.C10V用の入力スイツチに変えることは、感電
などの危険性が少なく、接点ギヤツプも僅かで済
むため安価となるのであるが、その反面、耐環境
性について配慮すると、接点に酸化皮膜や、硫化
皮膜が形成されたとき、D.C10Vのレベルでは、
これらの皮膜をクリーニングする程のアークを飛
ばすことができない。
そのため、酸化皮膜や硫化皮膜が発生しづらい
貴金属を接点として選択する必要があつた。
しかも、たとえば、洗たく機のように高湿条件
下で使用される機器は、弱電回路の入力スイツチ
の選定が難しく、環境条件によつてON,OFFの
信頼性を左右されないスイツチの選定が必要とな
り、結果的にはA.C100Vの入力スイツチに比べ
て数倍高価な弱電用入力スイツチが必要となる欠
点があつた。
本発明は、それらの弱電専用の入力スイツチの
高価で、複雑な構成を、A.C100Vの入力スイツ
チを転用することが達成できる、洗たく機の稼動
方法および洗たく機などを含む、家庭用電気機器
の稼動方法および家庭用電気機器の提供を、その
目的とするものである。
次に、まず、本発明に係るものの要点について
述べる。
A.C100V用のスイツチを転用するためには、
次の諸要請を満たす必要がある。
(1) 入力スイツチの負荷として、数アンペアの電
流を流すように配慮し、接点間にアークを飛ば
せて、接点をセルフクリーニングさせる。
(2) 入力スイツチの動作(ON,OFF)を制御の
中枢部へフイードバツクして伝達する手段を新
たに配慮する。
(3) 入力信号による判断と負荷駆動の指令のタイ
ミングを新たに設定する。
このような諸要請を実現するために、本発明に
おいては、入力スイツチと直列にA.C100Vの負
荷を接続し、この負荷と並列に信号伝達器を設け
るとともに、負荷の駆動指令のタイミングを配慮
して、次のごとく、従来のものと対比して示すよ
うにして対処しようとするものである。
(従来)センサーで検出→負荷駆動→タイマース
タート。
(本発明)負荷駆動→信号伝達器で検出→タイマ
ースタート。
すなわち、上記のような対比となり、本発明に
係るものによれば、直列に接続したスイツチと負
荷にたいし、駆動指令が出ると、スイツチの接点
が開いていれば、負荷は待機状態、接点が閉じて
いれば、負荷の駆動電流が流れて接点間にアーク
が飛び、信号伝達器から制御の中枢部へ信号が伝
わり、内部のタイマーがカウントを開始して動作
状態とするものである。
上記に沿う、本発明に係る家庭用電気機器の稼
動方法の特徴は、一連の稼動工程を予め決められ
たシーケンスにより自動運転させるようにし、そ
の自動運転を遂行するための判別信号を入力信号
回路により、制御の中枢部となる指示制御部に伝
えて電子制御するようにした家庭用電気機器の稼
動方法において、判別信号用に係る入力スイツチ
へ直列に交流負荷を接続せしめ、当該交流負荷に
は、前記指示制御部からの信号により各負荷をス
イツチングするトライアツク等の素子を接続する
とともに、この交流負荷へ並列に、交流信号を直
流に変換するごとくした信号伝達器を接続し、こ
の信号伝達器の出力を上記指示制御部の入力端子
に接続せしめて制御するようにし、前記交流負荷
を駆動する指令を一連の稼動工程の各動作に先が
けて指示制御部の出力端子から出力し、入力スイ
ツチの開閉動作を信号伝達器により検出し、動作
を継続可と判別する信号が得られたON状態の場
合は、その動作のシーケンスの減算カウンターの
マスクを解除するようにした家庭用電気機器の稼
動方法にある。
また、同じく本発明に係る家庭用電気機器の特
徴は、一連の稼動工程を予め決められたシーケン
スにより自動運転させるようにし、その自動運転
を遂行するための判別信号を制御の中枢部となる
指示制御部に伝える入力信号回路を構成した電子
制御に係る家庭用電気機器において、判別信号用
の入力スイツチを設け、この入力スイツチへ直列
に交流負荷を接続せしめ、当該交流負荷には、前
記指示制御部からの信号により各負荷をスイツチ
ングするトライアツク等の素子を接続するととも
に、この交流負荷、その家庭用電気機器の実施例
をする信号伝達器を接続し、この信号伝達器の出
力を上記指示制御部の入力端子に接続せしめて構
成した家庭用電気機器にある。
次に、本発明に係る家庭用電気機器の稼動方法
の各実施例を、その家庭用電気機器の実施例を合
せ、各図を参照して説明する。
本発明に係るものは、家庭用の一般電気機器に
対応可能な技術に属するものであるが、次に述べ
る実施例は、洗たく機の稼動方法および、その洗
たく機の入力スイツチへの適用例に係るものであ
る。
ここで、まず、洗い、すすぎ、脱水を予め決め
られたシーケンスによつて自動運転する自動洗た
く機では、洗いから、すすぎ、脱水に移行するに
は、2種類の入力信号を制御の中枢部へ伝達し、
内部の指示制御部で判定することが必要である。
上記の2種類の入力信号の一つは、水位の検出
スイツチによるもので、通常、水位の変化を圧力
に変換し、検出スイツチを動作させるものであ
る。
他の一つは、安全スイツチで、洗たく機の蓋が
閉じているときのみ、脱水運転できるよう、蓋の
開閉変化により動作する機構を備えているもので
ある。また、安全スイツチは、脱水時にアンバラ
ンス状態を検出すると、脱水を停止させる機能を
合わせて有するものである。
第1図は、本発明の一実施例に係る洗たく機の
回路図であり、上記2つの入力スイツチのうち、
安全スイツチに関し、洗たく機の稼動方法を合わ
せて示したものである。
図において、11は、出力端子10などを有す
る指示制御部、12は、A.C100Vの電源、13,
15は抵抗、14は圧力検出スイツチ(接点
SW1)、16はモータ(M)、17は排水マグネ
ツト(Mg)、18は給水弁(IV)、19は増幅回
路、20はトライアツク素子、21,23は、−
10V電源、22は安全スイツチ(接点SW2)、2
4は信号伝達器、25はネオンランプ、26はフ
オトトランジスタである。
すなわち、指示制御部11はマイクロコンピユ
ータと呼ばれ、入力及び出力を内部で処理するた
めに予め決められて内部に記憶させた手順に従
い、洗たく動作を指示制御するものである。
この指示制御部11は、D.C10Vで駆動される
ため、入力信号、出力信号は、10Vの電圧レベル
で判断処理されている。
圧力検出スイツチ14は、槽内に溜る水の量を
監視し、規定水位になつたときに接点が閉じて、
信号を指示制御部11の40番ピンに伝えるもので
ある。
また抵抗13により、圧力検出スイツチ14が
閉じたときに−10V、開いているときに0Vの電
圧が、前記の指示制御部11の40番ピンに伝えら
れる。
信号伝達器24は、ネオンランプ25とフオト
トランジスタ26とで構成され、安全スイツチ2
2の開閉によるON,OFFを光で伝達し、指示制
御部11の42番ピンに伝えるものであり、ここで
も、レベル合わせのための抵抗15が用いられて
いる。
上記の指示制御部11の2,3,4,5番ピン
は、出力端子10に係るもので、モータ16の
正、逆転信号、排水マグネツト17、給水弁18
をそれぞれ動作させる信号供給端子である。
増幅回路19は、指示制御部11の信号を増幅
し、各負荷をスイツチングするトライアツク素子
(双方向サイリスタ)20に、スイツチングする
ための電流を供給するものである。
また、安全スイツチ22は、排水マグネツト1
7が動作するときに、その接点を介して電流が流
れるように回路が組まれており、信号伝達器24
で情報が正しく伝えられるように構成されてい
て、そのため、排水マグネツト17は、この安全
スイツチ22がONのときだけ動作することにな
るものである。
しかして、後述するように、入力スイツチに係
るところの安全スイツチ22、信号伝達器24に
おいて、信号伝達器24は、ネオンランプ25、
フオトトランジスタ26による構成とし、これに
接続される安全スイツチ22には排水マグネツト
17のごとき強電流負荷を接続することによりア
ークを飛ばして接点をクリーニングすることを可
能とし、もつて安全スイツチ22として強電用の
ものの使用を可能としたものである。
以上の構成によれば、本発明における第1の要
請である入力スイツチの接点にアークを飛ばして
セルフクリーニングができ、その要請を満足させ
るものである。また第2の要請である入力スイツ
チの動作のフイードバツクは、信号伝達器24に
より達成されている。
第2図は、A.C100V用の安全スイツチ22の
取着要部断面図で、36は、さきの安全スイツチ
22に係るリーフスイツチである。
そして、30はベースで洗たく機の操作箱(図
示せず)内にねじなどにより固定されており、3
1は蓋レバー、32はアンバランスレバーで、3
3は蓋であり、そのヒンジ部のみ図示したもので
ある。
上記のアンバランスレバー32は蓋レバー31
に回動自在に係止し、押しばね34,35により
弾接されている。既述のリーフスイツチ36は、
ベース30の一部に止めねじ37で固定されてい
る。38は、アンバランスレバー32の一部に一
体化してプラスチツクスなどで形成された押し上
げ部で、39は押圧子である。
第2図は、蓋33が閉じた状態を示すもので、
蓋レバー31が押し上げられ、それにともないア
ンバランスレバー32が上方に変位し、押し上げ
部38がリーフスイツチ36の押圧子39をスイ
ツチ内に押し込むことにより、内部で接点同士が
接触し、ON状態となる。蓋33を開いた場合に
は、蓋レバー31の下降にともない、アンバラン
スレバー32の押し上げ部38を下降し、押圧子
39が突出してリーフスイツチ36はOFFとな
る。
蓋33が閉じた状態でアンバランスレバー32
に槽が衝突すると時計方向に回動し、運転が停止
する。すなわち、アンバランスレバー32の変位
により、アンバランスレバー32の先端の押し上
げ部38は、押圧子39の右へずれてしまうた
め、押圧子39は突出し、OFF状態となる。槽
が元の位置に戻つても押し上げ部38は下がつて
しまつた押圧子39の側面に当接するだけで、押
圧子39を押し上げることはできない。
そのため、槽内の洗たく物が片寄つてアンバラ
ンス状態になつたときには、アンバランスによる
過大な振れが発生して、槽がアンバランスレバー
32に当つて排水マグネツト17が切れる仕組み
になつており、このときに、さきに述べたごとき
ネオンランプ25が消えるため、信号伝達器24
を経由して指示制御部11に脱水停止の信号が伝
達され、モータ16および排水マグネツト17に
たいする動作指令が中断されるものである。
以上の第2図に示した従来例の構成により、ア
ンバランスになつたときは、単純に脱水運転を中
断するものである。
以上が、安全スイツチ22の動作の説明であ
る。
次に、第3図は、脱水時の動作を示すフローチ
ヤート図である。
すなわち、脱水のモジユールがエントリーされ
ると、排水マグネツト17(Mg)にONの指令
が出される。
このとき、圧力検出スイツチ14(SW1)か
ら指示制御部11の40番ピンにON信号(満水状
態を示す信号)が入力されると、ON→OFFに切
換わるまで排水を継続する。
そして、OFF信号(排水完了を示す信号)が
入力されると、脱水時間が内部の減算カウンター
である脱水時間更新カウンターにセツトされる。
次に、継続して、排水マグネツト17をONさ
せる信号が指示制御部11の3番ピンより出力さ
れる。
このとき、安全スイツチ22が開いていれば
(蓋が開いている状態のとき)、信号伝達器24は
OFFとなり、蓋が閉じられるまでポーズ状態
(一時停止)となる。
蓋が閉じられれば、信号伝達器24はON信号
となり、指示制御部11の42番ピンに入力され
る。これにより、4番ピンよりモータ16の正転
を回す信号が出力され、脱水時間更新カウンター
のマスクが解除され、残り時間が零になるまで、
脱水状態を継続する。
脱水の初期に、脱水槽内の洗たく物が片寄つて
しまい、アンバランス状態となつて、アンバラン
スレバー32に脱水槽が衝突すると、リーフスイ
ツチ36が開いてOFFとなり、信号伝達器24
の信号がOFFとなり、指示制御部11からのモ
ータ16への駆動指示が断たれるものである。
脱水途中での中断がなく、Time upまで脱水
運転を遂行すると、モータ16の指令が止み、休
止に入る。
通常、30秒〜60秒の休止が実行されると、排水
マグネツト17の指令が止み、脱水モジユールの
動作を完結し、メイン処理に戻るものである。
以上、第3図から明らかなように、安全スイツ
チ22に直列に接続された排水マグネツト17に
駆動指示を出して、排水マグネツト17の起動電
流が安全スイツチ22の接点を導通させたのち
に、排水マグネツト17に並列に接続した信号伝
達器24のON,OFF判定を行ない、ON信号の
場合だけ、脱水運転に入つて、モータ16を回
し、カウンターをスタートさせることができるも
のである。
次に、第4図は、本発明の他の実施例に係る洗
たく機の回路図である。
第4図で、第1図と同一符号のものは同等部分
を示し、27は、安全検出スイツチ、28は、圧
力スイツチである。
すなわち、第4図に示すものは、第1図と比較
して、安全スイツチと圧力スイツチとが置き変つ
たものである。
2つの信号は、既に述べたごとく、その取扱い
が異なるため、実施例としては別態様の構成のも
のとなる。
第4図では、第1図における安全スイツチ22
を安全検出スイツチ27に変え、弱電の−10V回
路で取扱うものである。
逆に、圧力検出スイツチ14は、圧力スイツチ
28として、A.C100V用が使用される。
信号伝達器24の構成は同一で、この場合は、
入力側はモータ16の逆転側に並列に接続し、出
力側は指示制御部11の40番ピンに接続してい
る。
圧力スイツチ28の接点は、満水のときはNO
接点とC接点が導通し、その他のときは、NC接
点とC接点が導通するものである。
この圧力スイツチ28のNO接点には、モータ
16の逆転側だけが接続され、他の負荷は、圧力
スイツチ28を介さないで接続されている。
しかして、第5図は、洗い時の動作を示すフロ
ーチヤート図である。
すなわち、洗いがエントリーされると、まず、
洗い時間が、洗い時間更新の減算カウンターにセ
ツトされる。
次に、モータ16の逆転の回転指令が指示制御
部11の5番ピンより出力されるが、ここで、圧
力スイツチ28がNC状態(満水ではなく水が溜
つていない状態)のときには、信号伝達器24は
OFFとなつてしまう。
このOFF信号は、指示制御部11の40番ピン
に入力される。
すると、指示制御部11の2番ピンより給水弁
18を駆動する出力が出されて、洗たく槽に給水
されるものである。
給水が進み、洗たく槽が満水になると、圧力ス
イツチ28は、NC→NO状態のように切換わる。
このときも、モータ16の逆転側には、駆動指
令が出されたままなので、圧力スイツチ28の接
点をモータ16の起動電流が流れて、接点間にア
ークが飛びセルフクリーニングが達成できる。
また、このとき、信号伝達器24もONとなり
ON信号を指示制御部11へ入力する。
そのため、指示制御部11では、給水弁18へ
の出力を停止する一方、流い時間更新カウンター
のマスク信号を解除して、洗いの動作に移るもの
である。
洗いの動作は、モータ16を正、逆転させるこ
とで水流を作り、渦巻によつて洗たく物に機械力
を与えて汚れを落すものである。
そのため、正、逆転動作を反復実行するシーケ
ンスになつている。
すなわち、逆転からスタートした洗い動作は、
約30秒間の逆転回転をしたのち、4秒間の休止時
間を確保したのちに返転して、正転方向に回転
し、約30秒間回転したのち、4秒間の休止を同じ
く確保してから逆転に戻るもので、この動作を洗
いの設定時間になるまで(減算カウンターが零に
なるまで)継続するものである。
以上の、本実施例からも明らかなように、入力
スイツチと直列に入力スイツチの動作と相関する
負荷駆動体を設け、これに並列に信号伝達器を接
続するとともに、この負荷を先行してONさせ、
負荷の起動電流が入力スイツチの接点を流れるよ
うにして導通させたのち、負荷と並列に接続した
信号伝達器の信号を指示制御部で処理し、ON信
号の場合だけ、次の工程へ進ませるようにするこ
とができるものである。
しかして、第1図の構成では、安全スイツチ2
2の接点に1Aの電流が流れ、また第4図の構成
では圧力スイツチ28に5Aの電流が流れる。
この値は、当該スイツチの接点(A.C100V用
として銀合金接点)の被膜をセルフクリーニング
するに十分なアークを飛ばすとができるもので、
その接触不良などの故障要因を除去できるもので
ある。
また、さきの第3図、第5図で示した稼動方法
は、従来と同じ洗たく動作が可能で、駆動指令の
手順を変更しても、使い易さに支障はなく、新た
な制約の発生はないもので、安価で高信頼性の入
力スイツチが使用できるものである。
そして、上述の稼動方法は、回路の一部変更と
指示制御部内のメモリの変更で達成できるもの
で、メモリの変更も手順が入れ変るだけで済むた
め、従来と同一のレベルのメモリ容量で実現でき
るものである。
さらに、さきに述べたごとく、第1,4図の信
号伝達器の一次側は、交流100V用のネオンラン
プで構成し、二次側は、フオトトランジスタで構
成している。
このような構成方法によれば、信号は光で伝達
されるため、交流と直流とは絶縁されて変換され
るので、電圧のレベル合せが容易であり、安価に
構成できる特徴を有するものである。
なお、上記のように、各実施例における信号伝
達器として光変換の例を挙げたが、トランスによ
る電圧変換などの他の手段を用いても差し支えな
いものである。
また、上記各実施例では、説明を安全スイツチ
と圧力スイツチに分けて記述したが、この二つを
組合せて、二つの入力スイツチを共通の信号伝達
器で処理することも、もちろん可能である。
しかして、上記に述べた各実施例のものは、家
庭用電気機器としての洗たく機に係るものである
が、本発明は、このような洗たく機以外の家庭用
電気機器にも適用可能な汎用的なものである。
すなわち、第6図は、本発明の他の実施例に係
る電子レンジの回路図である。
図で、第1,4図と同一符号は同等のものを示
し、50はオーブン用ヒータ、51はスチーム用
ヒータ、52はマグネトロン、53は回転テーブ
ル用モータ、54はドアスイツチである。
さきの実施例に係る洗たく機と同じように、指
示制御部11、増幅器19、トライアツク素子2
0、信号伝達器24および、負荷ならびにスイツ
チにより構成することができるものである。
そして、負荷としては、オーブン用ヒータ5
0、スチーム用ヒータ51、マグネトロン52お
よびマグネトロン発生器、回転テーブル用モータ
53があり、またスイツチとしては、ドアスイツ
チ54がある。
すなわち、ドアが開いているときは、マグネト
ロン52が動作してはならないことから、ドアス
イツチ54に直列にマグネトロン52を接続し、
これに並列に信号伝達器24を配設することで、
さきの洗たく機と全く同じ稼動方法で動作させる
ことが可能となる。そのため、洗たく機の場合に
得られる効果と同じく、A.C100Vのドアスイツ
チを用いて指示制御部11の信号を作り出すこと
で、信頼性が高く、安価な構成を実現できるもの
である。
さらに、この電子レンジのほか、負荷としての
ヒータ、ドラム回転用モータおよびドアスイツチ
を有する衣類乾燥機にも、同様に適用することが
できるものである。なお、本発明において、各負
荷をスイツチングする素子としては、トライアツ
ク以外に、電磁リレーなどを用いることもでき
る。
以上に述べたところをも総合して、本発明によ
れば、入力スイツチと直列に交流負荷を接続し、
当該交流負荷には、指示制御部からの信号により
各負荷をスイツチングするトライアツクなどの素
子を接続するとともに、この負荷と並列に信号伝
達器を接続し、負荷の駆動指令を先行して出し
て、これを信号伝達器で検出し、タイマーをスタ
ートさせることができるため、A.C100V用の入
力スイツチを活用したセンサー回路が成立し、安
価なコストで高信頼性な、家庭用電気機器の稼動
方法と、その家庭用電気機器を得ることができ、
実用的にすぐれた発明ということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る洗たく機の
回路図、第2図は、A.C100V用の安全スイツチ
の取着要部断面図、第3図は、第1図に示す洗た
く機の脱水時の動作を示すフローチヤート図、第
4図は、本発明の他の実施例に係る洗たく機の回
路図、第5図は、その洗い時の動作を示すフロー
チヤート図、第6図は、本発明の他の実施例に係
る電子レンジの回路図である。 11……指示制御部、13,15……抵抗、1
4……圧力検出スイツチ、16……モータ、17
……排水マグネツト、18……給水弁、19……
増幅回路、20……トライアツク素子、22……
安全スイツチ、24……信号伝達器、25……ネ
オンランプ、26……フオトトランジスタ、27
……安全検出スイツチ、28……圧力スイツチ、
30……ベース、31……蓋レバー、32……ア
ンバランスレバー、33……蓋、34,35……
押しばね、36……リーフスイツチ、38……押
し上げ部、39……押圧子、50……オーブン用
ヒータ、51……スチーム用ヒータ、52……マ
グネトロン、53……回転テーブル用モータ、5
4……ドアスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一連の稼動工程を予め決められたシーケンス
    により自動運転させるようにし、その自動運転を
    遂行するための判別信号を入力信号回路により、
    制御の中枢部となる指示制御部に伝えて電子制御
    するようにした家庭用電気機器の稼動方法におい
    て、判別信号用に係る入力スイツチへ直列に交流
    負荷を接続せしめ、当該交流負荷には、前記指示
    制御部からの信号により各負荷をスイツチングす
    るトライアツク等の素子を接続するとともに、こ
    の交流負荷へ並列に、交流信号を直流に変換する
    ごとくした信号伝達器を接続し、この信号伝達器
    の出力を上記指示制御部の入力端子に接続せしめ
    て制御するようにし、前記交流負荷を駆動する指
    令を一連の稼動工程の各動作に先がけて指示制御
    部の出力端子から出力し、入力スイツチの開閉動
    作を信号伝達器により検出し、動作を継続可と判
    別する信号が得られたON状態の場合は、その動
    作のシーケンスの減算カウンターのマスクを解除
    するようにしたことを特徴とする家庭用電気機器
    の稼動方法。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
    一連の稼動工程を、洗い、すすぎ、脱水工程と
    し、これらの工程を予め決められたシーケンスに
    より自動運転させるようにし、その自動運転を遂
    行させるための判別信号を入力信号回路により、
    制御の中枢部となる指示制御部に伝えて電子制御
    するようにした家庭用電気機器に係る洗たく機の
    稼動方法において、判別信号用の入力スイツチへ
    直列に排水に係る電磁マグネツト、槽回転に係る
    モータなどの交流負荷を接続せしめ、当該交流負
    荷には、前記指示制御部からの信号により各負荷
    をスイツチングするトライアツク等の素子を接続
    するとともに、この交流負荷へ並列に、交流信号
    を直流に変換する回路素子のごとき信号伝達器を
    接続し、この信号伝達器の出力を上記指示制御部
    の入力端子に接続せしめて制御するようにし、前
    記交流負荷を駆動する指令を洗たく工程の各動作
    に先がけて指示制御部の出力端子から出力し、入
    力スイツチの開閉動作を継続可と判別する信号が
    得られたON状態の場合は、その動作のシーケン
    スの減算カウンターのマスクを解除するようにし
    た家庭用電気機器の稼動方法。 3 特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、
    脱水時に蓋の開閉およびアンバランスの発生の両
    方を検出する安全スイツチと、これに直列に接続
    する排水マグネツトと、前記安全スイツチに直列
    に接続する信号伝達器を設け、脱水工程で排水マ
    グネツトをONにする駆動指令を出し、信号伝達
    器よりONの出力があつた場合に、脱水動作のた
    めのモータに通電するとともに、脱水の減算カウ
    ンターをスタートさせるようにしたものである家
    庭用電気機器の稼動方法。 4 特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、
    洗たく時に洗たく槽内の水量を検出する圧力スイ
    ツチと、これに直列に接続する洗たくモータと、
    この洗たくモータに並列に接続する信号伝達器を
    設けるようにし、洗たく工程で洗たくの逆回転モ
    ータをONにする駆動指令を出し、信号伝達器よ
    りON信号の出力のあつた場合に、洗たくの減算
    カウンターをスタートさせるようにしたものであ
    る家庭用電気機器の稼動方法。 5 一連の稼動工程を予め決められたシーケンス
    により自動運転させるようにし、その自動運転を
    遂行するための判別信号を制御の中枢部となる指
    示制御部に伝える入力信号回路を構成した電子制
    御に係る家庭用電気機器において、判別信号用の
    入力スイツチを設け、この入力スイツチへ直列に
    交流負荷を接続せしめ、当該交流負荷には、前記
    指示制御部からの信号により各負荷をスイツチン
    グするトライアツク等の素子を接続するととも
    に、この交流負荷へ並列に、交流信号を直流に変
    換する信号伝達器を接続し、この信号伝達器の出
    力を上記指示制御部の入力端子に接続せしめて構
    成したことを特徴とする家庭用電気機器。 6 特許請求の範囲第5項記載のものにおいて、
    一連の稼動工程を、洗い、すすぎ、脱水工程と
    し、これらの工程を予め決められたシーケンスに
    より自動運転させるようにし、その自動運転を遂
    行するための判別信号を制御の中枢部となる指示
    制御部に伝える入力信号回路を構成した電子制御
    の家庭用電気機器に係る洗たく機において、判別
    信号用の入力スイツチを設け、この入力スイツチ
    へ直列に排水に係る電磁マグネツト、槽回転に係
    るモータなどの交流負荷を接続せしめ、当該交流
    負荷には、前記指示制御部からの信号により各負
    荷をスイツチングするトライアツク等の素子を接
    続するとともに、この交流負荷へ並列に、交流信
    号を直流に変換する回路素子のごとき信号伝達器
    を接続し、この信号伝達器の出力を上記指示制御
    部の入力端子に接続せしめるように構成したもの
    である家庭用電気機器。 7 特許請求の範囲第6項記載のものにおいて、
    その制御回路に、脱水時に蓋の開閉およびアンバ
    ランスの発生の両方を検出する安全スイツチと、
    これへ直列に接続する排水マグネツトと、この排
    水マグネツトへ並列に接続する信号伝達器を設け
    るようにしたものである家庭用電気機器。 8 特許請求の範囲第6項記載のものにおいて、
    その制御回路に、洗たく時に洗たく槽内の水量を
    検出する圧力スイツチと、これへ直列に接続する
    洗たくモータと、この洗たくモータへ並列に接続
    する信号伝達器とを設けたものである家庭用電気
    機器。 9 特許請求の範囲第6項記載のものにおいて、
    信号伝達器として、ネオンランプを発光素子とし
    たものと、フオトトランジスタとで構成するよう
    にしたものである家庭用電気機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0628001B2 (ja) * 1984-02-14 1994-04-13 松下電器産業株式会社 制御回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53143049A (en) * 1977-05-18 1978-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency heating device
JPS54144060A (en) * 1978-04-28 1979-11-09 Toshiba Corp Electronically controlled automatic washing machine
JPS5514019A (en) * 1978-07-12 1980-01-31 Sanyo Electric Co Controller of washing machine
JPS5631793A (en) * 1979-08-22 1981-03-31 Tokyo Shibaura Electric Co Driving device for full automatic washing machine

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