JPS6353087A - インク媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少くとも熱エネルギー供給手段と、磁気吸引
力発生手段の倒れか一方、或は両方を用い、可視像を形
成させる印写装置に用いるインク媒体に関する。

〔従来の技術〕

小型・低価格のノンインパクトプリンティング方式とし
て、磁気インクを用いたものが数多く発案されている１
列えは特開昭５２−９６５４１にある方式は、熱供給手
段とは別に設けられた磁気吸引手段によって、熱像に対
応する該インクに磁気吸引力を作用させ、転写させるも
のである。

この方式に用いられるインク媒体としては、特開昭５９
−３６５９６がある。このインク媒体は。

基材と該基材に保持された熱塑性を示す磁気インクから
成り、該磁気インクに含まれるミ注体粒子は、黒色酸化
鉄粉、カルボニル鉄粉、ニッケル粉等のＦＩｉ性粒子粒
子った。すなわち、第１図に示す如く、基材１１の片面
に、熱可塑性磁気インク層１２を均一に設けた構造をし
ていた。　１３は、Ｔｍ性粒子である。

このインク媒体を用いた印写方法を次に示す。

すなわち、第４図に示す如く、サーマルヘッド４１゜イ
ンク媒体４２．被転写紙４５、磁石４６の順に設置し。

インク媒体の熱可塑性磁気インク４４はサーマルヘラド
によるベースフィルム面４３よりの熱印加時（ヘッド直
下）において被転写紙と接触させ、溶融した該インクを
被転写紙に接着させた後、インク媒体を被転写紙に接着
させた後、インク媒体を被転写紙から引き剥がし、イン
ク転写させるものである。更に、磁気吸引力によフ、溶
融したインクの被転写紙への接触確率を高める作用、及
びインク媒体引き剥がし時に、紙への転写率を高める作
用を付加し、平面平滑性が劣るラフペーパーにも高品位
に文字・ｒ＃［を印写できるように発案されたものであ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、前述の従来技術では、インク媒体引き剥がし時
において％転写されるべき記録部のインクが、ベースフ
ィルム、及び非記録部のインクと接触しているため、−
旦溶融し、被転写紙に接着した記録部のインクをベース
フィルムと共に被転写紙から剥ぎ取る力が働き、転写不
良が起きる要因となってい九。

すなわち、前述の従来技術を含む一般の熱転写記録のイ
ンク媒体においては、第５図においてインク媒体引き剥
がし時に記録部のインクを被転写紙に転写させる為の促
進力となるＦＡ（インク−被転写紙間接着力）、及びＦ
Ｂ（インク凝集力）と、転写を防げる力、ＦＣ（インク
−ベースフィルム間の接着力）、及びＦＤ（記録部イン
ク−非記録部インク間結合力）の間に、 Ｆ’Ｂ、？ム））ＦＯ，ＦＤの関係が常に成立する場合
、転写は完全に行なわれる。

尚、図中５１はベースフィルム、５２は記録部インク、
５３は非記録部インク、５４は被転写紙である。

また前述の従来技術のインク媒体を使用した印写方法で
は、インク浴融時に、記録部のインクが磁気吸引力によ
り、被転写紙方向に吸引されるため、被転写紙への接触
確率が増し、すなわち、第５図中の、７ム？増大させる
ことにより、ある程度は転写効率をとける効果はあった
。しかし、相変わらず、インク媒体引き剥がし時におい
て、ベースフィルム−インク−被転写紙が接着している
之め、第５図中、Ｆｃ＋ＦＤが存在する。よって特に表
面平滑性が非常に悪い被転写紙に転写させる場合は、Ｆ
Ａ（ＦＣまたは、７ム（ＩＰＤの場合が発生し、転写不
良を起こすという問題点を有していた。

そこで本発明は、このような問題点を解決するためにな
さり、たもので、その目的とするところは。

表面平滑性が非常に悪い被転写紙、または、インクとの
親和性があまり高くないフィルムへモ、非常に高品質な
文字・画像全印写可能なインク媒体を提供するところに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のインク媒体は、少なくとも、耐熱支持層と強磁
性体微粒子？含有する熱可塑性磁気インク層で構成され
るインクル体において、インク層中少なくとも、球径が
０．０１μｍからｌｒｌ　ｔＬｍの範囲内にある微粉末
重合体を含有させるものである。なお微粉末重合体ｉｉ
２〜３０重量部の範囲内で含有するとよい。

〔作用〕

インク層中１合有する微粉末重合体の球径が、０．０１
μｍ以下だと、強磁性体微粒子と微粉末重合体との相互
作用が弱まるために、転写効率が大幅に劣化する１球径
が用μｍ以北だと、強磁性体微粒子との相互作用が逆に
強過ぎるため、凝集力が増加して溶融精度の増加と招く
５そのために転写効率が、低下する。又％微粉末重合体
の含有量が２重量部以下だと、転写効率の改善はみられ
ず。

加重量部以とだと、インク媒体の解融粘度が大幅に増加
して、転写効率が劣化する。

〔実施例〕

実施Ｅ２リー　１ 磁気吸引手段として、第２図に示す電磁石ヘッドを用い
た。コアは、パーメンジュール（Ｃｏ５０）全使用し、
起磁力Ｎ工は３０００とした。先端部のギャップ（Ａ）
は４００μｍとした。

熱印加手段として、解像度１８０ＤＰ工の薄膜サーマル
ヘッド全相いた。　（０，８ｒｎ；Ｔ／ｄｏｔ　）イン
ク摸媒は、厚さ４μｍのＰ　Ｗ　Ｔ　（ポリエチレンテ
レフタレート）フィルムに、次に示す組成の磁気インク
をホットメルト法で、インク厚が。

６７ｊｍになるようにコーティングしたものを用い比。

〔組成〕

１、マグネタイト微粒子　　　　　　　５０ｗｔチ２、
熱可塑性バインダー　　　　　　　　４３ｗｔ％３、微
粉末１合体　　　　　　　　　　　２ｗｔ％４、分散剤
　　　　　　　　　　　　　　１ｗｔ％５、染料　　　
　　　　　　　　　　　　４ｗｔチ本実施ｉ＋ｌＩＫよ
る。印写方法の構成図を第３図に示Ｔ、３１はサーマル
ヘッド、３２はインク媒体、詔は被転写紙（ベック平滑
度２秒）、３４は電磁石ヘッドである。インク媒体はＰ
ＫＴフィルム３５．磁気インク；３６で＊＝されている
。転写効率は、サーマルヘッドの熱素子面積分のインク
（熱素子面積×インク厚）ｆＬＫ対して、被転写紙に転
写したインク量全百分率で表わしｔ。

実施列−２以後、実施列−１と同じ転写条件（上記で示
した条件）で転写させ、転写効率評価も同様とする。

又１強磁性徴粒子はマグネタイ）、（Ｆ６，０４：φ；
０．２〜０．３μｍ）を使用する。

バインダーである熱可塑性物質としては、パラフィンワ
ックス、マイクロクリスタルンワックス、カルナバワッ
クス、酸化ワックス、ポリエチレンワックス、α−オレ
フイ、ン／無水マレイン酸共重合物、脂肪酸アミド、脂
肪酸エステル、ジアテアリルケトン４４を単独、あるい
は複合化して用いる。又、微粉末重合体としては、ＰＭ
ＭＡＲ粒子（ポリメチルメタアクリレート）。

ポリスチレン微粒子等の微粉末１合体を単独、あるいは
、複合物として用いる。たソし本特許は。

上記物質に限定されるものではない、さらに熱可塑性バ
インダーと微粉末重合体以外の成分５５Ｗｔチについて
は実施Ｆｌ　−１と同様に変えないものとする。

〔実施列〕及び〔比較列〕 ここでは、熱可塑性バインター−とじてパラフィンワッ
クスを使用 次に？！ｌ粉末重合体の球径が異なる場合の転写効率に
ついて評価する。この際、インク組成比は実ゐ列−３と
同じとして、微粉末重合体の球１を変えるものとする。

〔発明の効果〕

以Ｊ：、述べてきた様に、本発明によれば、少なくとも
、耐熱支持層と強磁性微粒子を含有する熱可塑Ｓ気イン
ク層で構成されるインク媒体において、インク層中、少
なくとも、球径が０．０１μｍから１０μｍの範囲内に
ある微粉来夏合体全２〜３Ｑｉ量部の範囲内で含有した
ので、従来から間垣のあった転写不良を解消させて、転
写効率の良い印写物が得られ、又表面平滑性が非常に悪
い被転写紙又はインクとの親和性があまり高くないフィ
ルムへも、非常に高品質な文字、画像を印写できること
が可能になっ７ｐ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のインク媒体断面を示す図。 第２図は、本発明のＳ気ヘッドを示す図。 第３図は１本実施列の印写方法の碑成？示す図。 第４図は、従来のインク媒体を用いた、従来の印写方法
？示す図。 第５図は、一般の熱転写方式におけるインク媒体引き剥
がし時のインクに作用する各種力を示す図。 以　　　と 出頴人　セイコーエプソン株式会社・ 代理人　弁理士　最　上　　、、Ｑ、ａ’４名第名聞 ２図図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも耐熱支持層と強磁性体微粒子を含有す
   る熱可塑性磁気インク層で構成されるインク媒体におい
   て、インク層中、少なくとも粒径が、１０．０１μｍか
   ら１０μｍの範囲内にある微粉末重合体を含有すること
   を特徴とするインク媒体。
2. （２）インク層中、少なくとも２〜３０重量部の範囲内
   にある微粉末重合体を含有することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載のインク媒体。