JPS635302Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635302Y2 JPS635302Y2 JP19050482U JP19050482U JPS635302Y2 JP S635302 Y2 JPS635302 Y2 JP S635302Y2 JP 19050482 U JP19050482 U JP 19050482U JP 19050482 U JP19050482 U JP 19050482U JP S635302 Y2 JPS635302 Y2 JP S635302Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- local
- circuit
- switch
- antenna
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 14
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の分野
本考案はFM・AM受信機のDX(遠距離受信)
−Local(近距離受信)切換回路に関するもので
ある。
−Local(近距離受信)切換回路に関するもので
ある。
ロ 従来技術
FM・AM受信機例えば車載用のFM・AM受信
機のDX−Local切換回路として、従来から第1
図に示す様な回路が知られている。
機のDX−Local切換回路として、従来から第1
図に示す様な回路が知られている。
第1図に於いて、1はアンテナ(図示せず)が
接続されるアンテナ接続端子、S1はDX−Local
切換スイツチで、DX側固定端子DXがアンテナ
接続端子1に接続され、Local側固定端子Local
がアースEに接続されている。R1はスイツチS1
のDX側固定端子DXと共通端子COMとの間に接
続された抵抗、C0はFM高周波信号伝送路2に直
列接続されたハイパスフイルターを構成する容
量、C1はFM高周波信号伝送路2とアースE間に
接続したマツチング用の容量で、之等容量C0,
C1にてFM入力容量を構成している。L1,C2はア
ンテナ接続端子1とAMフロントエンド部4を構
成するAM用アンテナ同調回路5との間に設けた
FM・AMの各受信信号分離用のコイル、及び直
流カツト用コンデンサである。S2はバンド切換ス
イツチである。
接続されるアンテナ接続端子、S1はDX−Local
切換スイツチで、DX側固定端子DXがアンテナ
接続端子1に接続され、Local側固定端子Local
がアースEに接続されている。R1はスイツチS1
のDX側固定端子DXと共通端子COMとの間に接
続された抵抗、C0はFM高周波信号伝送路2に直
列接続されたハイパスフイルターを構成する容
量、C1はFM高周波信号伝送路2とアースE間に
接続したマツチング用の容量で、之等容量C0,
C1にてFM入力容量を構成している。L1,C2はア
ンテナ接続端子1とAMフロントエンド部4を構
成するAM用アンテナ同調回路5との間に設けた
FM・AMの各受信信号分離用のコイル、及び直
流カツト用コンデンサである。S2はバンド切換ス
イツチである。
第1図の回路に於いて、FM受信時DX−Local
切換スイツチS1をDX側に設定したとき(FMバ
ンドのDX受信時)。
切換スイツチS1をDX側に設定したとき(FMバ
ンドのDX受信時)。
このときアンテナに入つたFM高周波信号は、
スイツチS1及び容量C0を介してFMフロントエン
ド部3に入力される。又このときスイツチS1の
Local側固定端子Localと共通端子COMとの間に
浮遊容量C3が存在するが、この浮遊容量は容量
C0の容量値に較べて充分小さい従つてこのとき
FM高周波信号は損失なくFMフロントエンド部
3に入力され、良好な感度が得られる。
スイツチS1及び容量C0を介してFMフロントエン
ド部3に入力される。又このときスイツチS1の
Local側固定端子Localと共通端子COMとの間に
浮遊容量C3が存在するが、この浮遊容量は容量
C0の容量値に較べて充分小さい従つてこのとき
FM高周波信号は損失なくFMフロントエンド部
3に入力され、良好な感度が得られる。
FM受信時DX−Local切換スイツチS1をLocal
側に設定したとき(FMバンドのLocal受信時)。
側に設定したとき(FMバンドのLocal受信時)。
このときスイツチS1のDX側固定端子DXと共
通端子COMとの間に、抵抗R1及び容量値の非常
に小さな浮遊容量C4〔C4≒C3≪C0〕が並列に接続
され、スイツチS1の共通端子COMは接地される
ので、FM高周波信号は損失を受け、感度が低下
する。
通端子COMとの間に、抵抗R1及び容量値の非常
に小さな浮遊容量C4〔C4≒C3≪C0〕が並列に接続
され、スイツチS1の共通端子COMは接地される
ので、FM高周波信号は損失を受け、感度が低下
する。
AM受信時DX−Local切換スイツチS1をDX側
に設定したとき(AMバンドのDX受信時)。
に設定したとき(AMバンドのDX受信時)。
このとき容量C0,C1の容量値を適当に選ぶこ
とにより、トラツキング調整を行ない、感度が最
大になる様にする。
とにより、トラツキング調整を行ない、感度が最
大になる様にする。
AM受信時DX−Local切換スイツチS1をLocal
側に設定したとき(AMバンドのLocal受信時)。
側に設定したとき(AMバンドのLocal受信時)。
このとき抵抗R1によりAM用アンテナ同調回路
5のQを低下させて、感度を低下させている。
5のQを低下させて、感度を低下させている。
ハ 従来技術の問題点
第1図の回路では、AMバンドのLocal受信時
容量C0の一端がアースEに接続され、容量C0,
C1がAM用アンテナ同調回路5と切離されるの
で、AM用アンテナ同調回路5でトラツキングエ
ラーが生じ混信等の妨害が発生し易くなる。
容量C0の一端がアースEに接続され、容量C0,
C1がAM用アンテナ同調回路5と切離されるの
で、AM用アンテナ同調回路5でトラツキングエ
ラーが生じ混信等の妨害が発生し易くなる。
ニ 考案の目的
本考案は斯る点に鑑み、AMバンドのLocal受
信時AM用アンテナ同調回路でトラツキングエラ
ーを生じきせずにQのみ低下させることにより、
安定且つ確実に感度を落とすようにしたFM・
AM受信機のDX−Local切換回路を得ることに
ある。
信時AM用アンテナ同調回路でトラツキングエラ
ーを生じきせずにQのみ低下させることにより、
安定且つ確実に感度を落とすようにしたFM・
AM受信機のDX−Local切換回路を得ることに
ある。
ホ 考案の実施例
第2図は本考案に係るFM・AM受信機のDX
−Local切換回路の一実施例を示す回路図であ
る。
−Local切換回路の一実施例を示す回路図であ
る。
尚、第2図に於いて第1図と同一部分について
は第1図と同一の図番を付すことにする。
は第1図と同一の図番を付すことにする。
第2図の回路では、DX−Local切換スイツチ
S1のLocal側固定端子とアースE間に、Qダンプ
用の抵抗R2及び容量C5の直列回路で構成した補
償回路6を接続している。その他の構成は第1図
の回路と同一である。
S1のLocal側固定端子とアースE間に、Qダンプ
用の抵抗R2及び容量C5の直列回路で構成した補
償回路6を接続している。その他の構成は第1図
の回路と同一である。
第2図の回路に於いて、FM受信時DX−Local
切換スイツチS1をDX側に設定したとき(FMバ
ンドのDX受信時)。
切換スイツチS1をDX側に設定したとき(FMバ
ンドのDX受信時)。
このときアンテナに入つたFM高周波信号は、
スイツチS1を介して損失なくFMフロントエンド
部3に入力される。
スイツチS1を介して損失なくFMフロントエンド
部3に入力される。
FM受信時DX−Local切換スイツチS1をLocal
側に設定したとき(FMバンドのLocal受信時)。
側に設定したとき(FMバンドのLocal受信時)。
このときスイツチS1のDX側固定端子DXと共
通端子COMとの間に、容量値の小さな浮遊容量
C6が接続されるので、FM高周波信号は損失を受
け、感度が低下する。
通端子COMとの間に、容量値の小さな浮遊容量
C6が接続されるので、FM高周波信号は損失を受
け、感度が低下する。
AM受信時DX−Local切換スイツチS1をDX側
に設定したとき(AMバンドのDX受信時)。
に設定したとき(AMバンドのDX受信時)。
このときスイツチS1を介してAM用アンテナ同
調回路5にFM入力容量C0,C1が接続されるの
で、予め容量Co,C1を含めた回路でAMバンド
のトラツキング調整を行ない、感度が最大になる
ようにしている。即ちAM用アンテナ同調回路5
と容量C0,C1とで所望の受信周波数に同調する
様に構成している。
調回路5にFM入力容量C0,C1が接続されるの
で、予め容量Co,C1を含めた回路でAMバンド
のトラツキング調整を行ない、感度が最大になる
ようにしている。即ちAM用アンテナ同調回路5
と容量C0,C1とで所望の受信周波数に同調する
様に構成している。
AM受信時DX−Local切換スイツチS1をLocal
側に設定したとき(AMバンドのLocal受信時)。
側に設定したとき(AMバンドのLocal受信時)。
このとき容量C0,C1はスイツチS1のDX側固定
端子DXと共通端子COMとの間の浮遊容量C6を
介してAM用アンテナ同調回路5に接続される
が、浮遊容量C6の容量値は非常に小さい(0.5〜
1PF)ため、容量C0,C1とAM用アンテナ同調回
路5とが遮断された状態となる。一方AM用アン
テナ同調回路5にはスイツチS1を介して補償回路
6が接続される。
端子DXと共通端子COMとの間の浮遊容量C6を
介してAM用アンテナ同調回路5に接続される
が、浮遊容量C6の容量値は非常に小さい(0.5〜
1PF)ため、容量C0,C1とAM用アンテナ同調回
路5とが遮断された状態となる。一方AM用アン
テナ同調回路5にはスイツチS1を介して補償回路
6が接続される。
従つて補償回路6の抵抗R2及び容量C5を適当
な値に選べば、AM用アンテナ同調回路5でトラ
ツキングエラーが生じることなく、Qのみ低下さ
せて感度を下げることが出来る。
な値に選べば、AM用アンテナ同調回路5でトラ
ツキングエラーが生じることなく、Qのみ低下さ
せて感度を下げることが出来る。
具体的には例えば第1図の従来回路に於いて、
抵抗R1が1.5kΩ、入力容量C0,C1の総合容量を
20PFとすると、第2図の本考案回路では抵抗R2
として1.5kΩ、容量C5として560PFのものを使用
する。
抵抗R1が1.5kΩ、入力容量C0,C1の総合容量を
20PFとすると、第2図の本考案回路では抵抗R2
として1.5kΩ、容量C5として560PFのものを使用
する。
この様に第2図の回路では、AMバンドの
Local受信時抵抗R2と容量C5の直列回路よりなる
簡単な補償回路6により、AM用アンテナ同調回
路5でトラツキングエラーを生じさせることなく
Qのみ低下させているので、混信が発生すること
なく安定且つ確実に感度を下げることが出来る。
Local受信時抵抗R2と容量C5の直列回路よりなる
簡単な補償回路6により、AM用アンテナ同調回
路5でトラツキングエラーを生じさせることなく
Qのみ低下させているので、混信が発生すること
なく安定且つ確実に感度を下げることが出来る。
第3図は本考案の他の実施例を示す回路図であ
る。
る。
第3図の回路では、DX−Local切換スイツチ
S1のLocal側固定端子LocalとアースE間に、Q
ダンプ用の抵抗R2′及び容量C5′の並列回路で構成
した補償回路6′を接続している。
S1のLocal側固定端子LocalとアースE間に、Q
ダンプ用の抵抗R2′及び容量C5′の並列回路で構成
した補償回路6′を接続している。
その他の構成は第2図の回路と同一である。回
路動作も第2図の回路と同様で、AMバンドの
Local受信時補償回路6′によりAM用アンテナ同
調回路5でトラツキングエラーが生じることな
く、Qのみ低下させて感度を下げることが出来
る。
路動作も第2図の回路と同様で、AMバンドの
Local受信時補償回路6′によりAM用アンテナ同
調回路5でトラツキングエラーが生じることな
く、Qのみ低下させて感度を下げることが出来
る。
ヘ 考案の効果
以上の様に本考案に依れば、AM用アンテナ同
調回路でトラツキングエラーを生じさせることな
く、Qのみ低下させているので、混信が発生する
ことなく安定且つ確実に感度を下げることが出来
る。
調回路でトラツキングエラーを生じさせることな
く、Qのみ低下させているので、混信が発生する
ことなく安定且つ確実に感度を下げることが出来
る。
第1図は従来のFM・AM受信機のDX−Local
切換回路を示す図、第2図は本考案に係るFM・
AM受信機のDX−Local切換回路の一実施例を
示す図、第3図は本考案の他の実施例を示す図で
ある。 1……アンテナ接続端子、3……FMフロント
エンド部、5……AM用アンテナ同調回路、6,
6′……補償回路、C0,C1……入力容量、S1……
DX−Local切換スイツチ。
切換回路を示す図、第2図は本考案に係るFM・
AM受信機のDX−Local切換回路の一実施例を
示す図、第3図は本考案の他の実施例を示す図で
ある。 1……アンテナ接続端子、3……FMフロント
エンド部、5……AM用アンテナ同調回路、6,
6′……補償回路、C0,C1……入力容量、S1……
DX−Local切換スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アンテナに接続されたAM用アンテナ同調回
路と、FMフロントエンド部の入力側に設けら
れた入力容量と、前記アンテナ及び前記入力容
量間をDX受信時閉接するとともにLocal受信
時開放するDX−Local切換スイツチとを備え、
該スイツチにてFM・AMの両バンドでDX−
Localの切換えを行なう様にしたFM・AM受
信機のDX−Local切換回路であつて、AMバ
ンドのDX受信時前記AM用アンテナ同調回路
と該同調回路に前記スイツチを介して接続され
る前記入力容量とで所望のAM受信周波数に同
調する様に構成し、AMバンドのLocal受信時
前記スイツチを介して前記AM用アンテナ同調
回路に接続され且つ前記AM用アンテナ同調回
路でトラツキングエラーを生じさせずにQのみ
低下させる補償回路を設けたことを特徴とする
FM・AM受信機のDX−Local切換回路。 (2) DX−Local切換スイツチは、共通端子にア
ンテナが接続され、DX側固定端子に入力容量
が接続され、Local側固定端子には一端がアー
スに接続された補償回路の他端が接続されてい
ることを特徴とするFM・AM受信機のDX−
Local切換回路。 (3) 補償回路は、直列接続された抵抗とコンデン
サとで構成されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の
FM・AM受信機のDX−Local切換回路。 (4) 補償回路は、並列接続された抵抗とコンデン
サとで構成されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の
FM・AM受信機のDX−Local切換回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19050482U JPS5994455U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | FM・AM受信機のDX−Local切換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19050482U JPS5994455U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | FM・AM受信機のDX−Local切換回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5994455U JPS5994455U (ja) | 1984-06-27 |
| JPS635302Y2 true JPS635302Y2 (ja) | 1988-02-13 |
Family
ID=30410456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19050482U Granted JPS5994455U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | FM・AM受信機のDX−Local切換回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5994455U (ja) |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP19050482U patent/JPS5994455U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5994455U (ja) | 1984-06-27 |
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