JPS6352A - 切断瑞縁の保護可能な易開封性缶蓋 - Google Patents

切断瑞縁の保護可能な易開封性缶蓋

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JPS6352A
JPS6352A JP61136310A JP13631086A JPS6352A JP S6352 A JPS6352 A JP S6352A JP 61136310 A JP61136310 A JP 61136310A JP 13631086 A JP13631086 A JP 13631086A JP S6352 A JPS6352 A JP S6352A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 式中、Aは樹脂被覆帯と蓋との単位巾(c+++)当り
の接着強度であり、Tは樹脂被覆帯の単位巾(c+s)
当りの強さであり、Cは定数(900)である。
を満足する樹脂被覆帯であり、開封に際し、開封用スコ
アより外側の樹脂被覆帯と缶蓋周辺部との間で剥離を生
じ、開口部切断端縁が樹脂被覆帯で覆われた状態で開封
が行われるようにした易開封性缶蓋。
3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は切断端縁の保護可能な易開封性缶蓋に関するも
ので、より詳細には格別の器具を用いることなしに缶詰
の開封が容易に行われると共に、開封に際し、鋭利な開
口切断端縁が該端縁よりも外方に延びている樹脂で覆わ
れることにより、指等のケガが防止される機能を備えた
易開封性缶蓋に関する。
(従来の技術) 従来、缶詰用の易開封性缶蓋としては、フルオープン缶
と一般に言われているものが知られている。この缶蓋は
缶蓋に開口すべき部分を区画する開封用スコアを設ける
と共に、この開口すべき部分に開口用タブを設けたもの
であり、開封に際してはスコアが剪断されて開口すべき
部分が缶蓋周辺部から取外される。この取外れた部分の
周囲には鋭利な切断端縁があり、これに指を触れること
によりケガをするという事故が屡々生ずる。
スコア切断により形成される鋭利な切断端縁を予じめ缶
蓋に施こした樹脂被覆帯で覆うことにより、前述したケ
ガを防止することについても多くの提案が行われている
0例えば、スコアを跨ぐように樹脂被覆帯を缶蓋の内面
側或いは外面側に設け、スコアの破断と共に樹脂被覆帯
も破断されて、取外される部分の切断端縁も残留する周
辺部の切断端縁も共に保護されるようにしたもの(特公
昭54−20907号公報、特公昭57−44540号
公報)や、スコアを跨ぐように樹脂被覆帯を設けるが、
開封に際し、樹脂被覆帯が破断されずに、取外される部
分側或いは残留する周辺部側に付着した状態で残るよう
にしたもの(特公昭51−18872号公報及び、実開
昭60−10728号公報)が知られている。
(発明が解決すべき問題点) しかしながら、前者のタイプの樹脂被覆帯では、樹脂被
覆帯がスコアと同時に破断されるようにするために、樹
脂被覆帯を比較的脆いものとするか或いは薄い被覆とす
ることが必要であると共に、缶蓋の切断端縁と面一に樹
脂被覆があるため、切断端縁と指との直接的接触を防止
するには不十分であり、保護効果が未だ十分とは言えな
い。
また、後者のタイプの樹脂被覆帯付易開封性蓋では、缶
蓋の樹脂被覆帯が残る方の部分に接着ブライマーを塗布
し、樹脂被覆帯が剥離される方の部分には該プライマー
を塗布しないでおく等の手数のかかる複雑な操作が必要
であり、生産性やコストの点で未だ十分満足し得るもの
でなかった。
更に、上述した塗料の塗り分は手段を使用しない場合に
は、樹脂被覆帯が取外される部分側に付着して移行する
か、或いは残留する周辺部側に付着して移行するかを、
厳密に制御することが困難となるという事態を生じる。
従って、本発明の目的は缶蓋の開口すべき部分も缶蓋周
辺部も同一の外面塗膜を有しながら、開封に際し、開封
用スコアより外側の樹脂被覆帯と缶蓋周辺部との間で剥
離が確実に生じ、開口部切断端縁が樹脂被覆帯で覆われ
た状態で開封が行われる易開封性缶蓋を提供するにある
本発明の他の目的は、開封に際し、樹脂被覆帯が開口す
べき部分に確実に固定される機構を備えた易開封性缶蓋
を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、缶蓋の開封用スコアの内側に、樹脂被覆
帯の径外方向への移動を阻止するための缶蓋−樹脂被覆
帯係合機構を設けるときには、缶蓋の開口すべき部分も
缶蓋周辺部も同一の外面塗膜を有する場合にも開封用ス
コアより外側の樹脂被覆帯と缶蓋周辺部との間で剥離を
生じ、開口部切断端縁がそれより外方に突出した樹脂被
覆帯で覆われた状態で開封が行われることを見出した。
本発明者等はまた。用いる樹脂被覆帯が下記式2式%(
1) 式中、Aは樹脂被覆帯と蓋との単位巾(c+a)当りの
接着強度であり、Tは樹脂被覆帯の単位巾(am)当り
の強さであり、Cは定数(900)である を満足する樹脂被覆帯である場合には、樹脂被覆帯の破
断を防止しながら、開封に際し、開口すべき部分への被
覆帯の固定と缶蓋周辺部からの被覆帯の剥離とを″確実
に行い得ることを見出した。
(作用) 樹脂被覆帯がスコアと共に破断されることなく、開口す
べき部分に固定された状態で開封が行われるタイプの易
開封性缶蓋においては、樹脂被覆帯と缶蓋との接触は、
剥離性接着と呼ばれる領域で行われなければならない、
剥離性接着とは、樹脂の凝集破壊力に比して界面での接
着強度が小で、しからこの接着強度が指による開封力に
比して小さいものと定義される。
缶蓋の開口すべき部分と缶蓋周辺部とに、接着塗料の塗
布と未塗布との区別をつけ、或いは接着強度の異なる2
種の塗料を夫々設ける場合には、缶蓋周辺部と樹脂被覆
帯との接着強度を前述した剥離性接着領域に維持しなが
ら、樹脂被覆帯を開口すべき部分に1着固定することが
可能であろうが、缶蓋の開口すべき部分も缶蓋周辺部も
同一の外面塗膜を有する場合には、スコアを境界として
開口すべき部分と缶蓋周辺部との間に接着強度に差異を
与えることが側底困難となる。
しから、缶蓋の耐腐食性の点では1缶蓋全面に耐腐食性
に優れた塗膜を設けることが必須不可欠のものと言って
よく、また素材から缶蓋への苛酷な加工条件からすれば
、この耐腐食性塗膜は優れた加工性を有することが要求
される。かかる見地から、缶蓋外面に施こす塗膜は開口
すべき部分も缶蓋周辺部も共に同一の塗膜であることが
望ましく、しから缶蓋全外面を同一塗膜とすることは複
雑な塗布操作を避け、工程を簡略化して、生産性を上げ
、缶蓋製造コストを下げる点でも望ましい。
本発明では、缶蓋の開封用スコアの内側に樹脂被覆帯の
径外方向への移動を阻止する缶蓋−樹脂被覆帯係合機構
を設けることにより、開封に際し、この係合機構が樹脂
被覆帯に対する機械的な固定点となって、この固定点よ
り内側では樹脂被覆帯と缶蓋との密着乃至接着が維持さ
れ、この固定点より外側では樹脂被覆帯と缶蓋との尉離
が容易に進行することを見出したものである。
易開封性缶蓋の開封に際しては、開封開始時を除いては
、開口すべき部分が上方に持ち上げられることによって
スコアの剪断が行われる。−方。
スコアを跨ぐように設けられた樹脂被覆帯では、径外方
向きの引張力を生じ、この引張力が樹脂被覆帯の缶蓋へ
の密着力乃至接着力に勝れば、界面破壊を生じる。
本発明の易開封性缶蓋を開封後に観察すると、前記係合
機構よりも外側では殆んど樹脂被覆帯と缶蓋との剥離が
行われており、係合機構よりも内側では樹脂被覆帯と缶
蓋との密着状態が維持されていることから、前記係合機
構は、開封に際して段差となるスコア部と別個の位置で
樹脂被覆帯を缶蓋に固定し、樹脂被覆帯の密着域と剥離
域とを部分し、明確に規定するという作用を有すること
が理解される。
本発明によればまた、樹脂被覆帯として前記式(1)、
(2)及び(3)を同時に満足するものを用いることに
より、樹脂被覆帯の破断を防止しながら、開口すべき部
分への被覆帯の固定と缶蓋周辺部からの被覆帯の剥離を
確実に行い得るものである。
前記式(1)は、易開封性と被覆帯の固定とのバランス
に関するものであり、接着強度(A)が2000g/c
mを越えると、被覆帯の剥離が全面にわたって困難とな
り、蓋の開口力への影響が大きく成り過ぎ、蓋が開けに
くくなるか、最も悪い場合には開口不能となる。また、
接着強度(A)がLog/amより小さくなると、被覆
体の固定が困難となり、蓋の取扱い中、加熱殺菌中、輸
送中に樹脂被覆帯が蓋から剥離してしまい、保護の役を
果たさなくなる。
前記式(2)は、被覆帯の破断を防止することに関連す
るものであり、被覆の強さくT)が20g/cm以下に
なると、開口時に被覆帯が破断してしまい、蓋開口部の
切断端縁をそれより外方に突出した被覆帯でカバーする
ことができない。
前記式(3)も被覆帯の缶蓋からの剥離と被覆帯の破断
とに関連するものであり、前記式(3)が満足されない
場合には、開封に際し被覆帯は缶蓋周辺部から剥離され
ることなく、破断し、切断端縁部保護の役目が十分に果
たされないことになる。
(好適実施態様の説明) 本発明いおいて、缶蓋−樹脂被覆帯係合機構としては、
被覆帯の径外方への移動を阻止するような機械的係合機
構であれば任意のものを用いることができる。この保合
機構の代表的なものとして、次のものを例示できるが、
本発明は勿論これらに限定されない、即ち、第1の例と
して1缶蓋−樹脂被覆帯係合機構が缶蓋の開封用スコア
の内側に設けられた第二スコアから成り、樹脂被覆帯が
該第二スコア内に充填されるように紐けられているもの
を挙げることができる。勿論、第二スコアの形状及び寸
法並びに樹脂の充填状態は、樹脂帯の径外方向への移動
を阻止し得るものでなければならない、第2の例として
、缶蓋−樹脂被覆帯係合機構が、缶蓋の開封用スコアの
内側に設けられたリム部乃至段差部から成り、樹脂被覆
が該リム部乃至段差部を覆うように設けられているもの
を挙げることができる。− 本発明は、以下の場合に限定されないが、特に樹脂被覆
帯がスコア上部から缶蓋周辺部にかけては比較的小さい
巾で設けられ、スコア上部から開口すべき部分にかけて
は前記係合機構に達するように比較的広い巾で設けられ
ていることが望ましい。
缶蓋全外表面に設けられている塗膜は、耐腐食性と耐加
工性とに優れた有機樹脂保護塗膜であるべきであり、−
方樹脂被覆帯は指に対する保護効果の点でエラストマー
から成ることが望ましい。
両者の組合せは、前記式(1)、(2)及び(3)を満
足するべきであり、−層好適には、式 1式%(1) を満足するのがよい。
本発明を添付図面に示す具体例に基づき説明する。
本発明の蓋の上面を示す第1図、その側断面を示す第2
図及び要部の拡大断面を示す第3−A及び3−B図にお
いて、この缶蓋1は、第3−A及び3−B図に示す通り
、金属素材2とその外面全面に施こされた外面保護塗膜
3a及びその内面全面に施こされた内面保護塗膜3bと
から成る断面構造を有している。
この蓋1は、外周に周状の溝部4と溝部に環状リム部5
を介して連なるパネル部6とを備えており、溝部4には
缶胴フランジ(図示せず)との二重巻締に際して、これ
と密封係合されるシーリングコンパウンド層7が設けら
れている。環状リム部5の内方には、スコア8で区画さ
れる開口されるべき部分9がある。この開口用部分9は
パネル部6の大部分と実質上−致していてもよいし、パ
ネル部6の一部が開口用部分であってもよい、スコア8
は、第3−A及び3−B図の拡大断面図に示す通り、金
属素材2の厚み方向の途中に達するように設けられてい
る。この開口用部分9に開封用タブ10が以下に述べる
仕組みで設けられている。この開封用タブlOは、−端
にスコア押裂き用先端11.他端に把持部(リング)1
2及びこれらの間に位置し且つ蓋に対して接合される支
点部分13を有している。この具体例において、支点部
分13は、先端11とリング12との間でタブに、形状
がほぼU字型の切目14を、支点部分13と先端11と
の間に接続部15が存在するように設けて舌片状とする
ことにより形成されている。開封用タブ10の押裂き用
先端11は、蓋体のスコア8とその位置がほぼ一致する
ように、舌片状の支点部分13において、蓋体の開口用
部分9と、例えば熱可塑性樹脂接着剤層16を介して熱
接着されることにより固定されている。
開口用部分9を区画するスコア8よりも内側には第二ス
コア17と、更に第二スコアよりも小間隔をおいて内側
にリム部乃至段差部18とが設けられている0巻着1の
外面側には、スコア8を跨ぐようにエラストマーから成
る切断端縁保護用樹脂被覆帯19が設けられている。こ
の樹脂被覆帯19はスコア8の全周にわたって設けられ
ており、しから第3−B図によく示される通り、スコア
8よりも外側には比較的小さい巾で、且つスコア8より
も内側には、第二スコア17及びリム部18を完全に覆
うように比較的広い巾で設けられている。また、樹脂被
覆帯19は第二スコア17の内部、即ち溝内にも充填さ
れていることが理解される。
この具体例も缶蓋において、開封用タブ10のリング1
2を指で撮み、これを上方に持ち上げると、この力が支
点部分13を介して押裂用先端t’tに下向きの力とし
て伝達され、スコア8に下向きの押裂力が加わり、スコ
ア8の剪断が開始される0次いで開封用タブ10を更に
上に持ち上げることにより、開口用部分9も上方に持ち
上げられ、スコア8の剪断が更に進行して、開口用部分
の取外しが行われる。この開口途中の段階を説明する第
4図において、スコア8の剪断開口時には、開口用部分
9とその外周部20との間には段差が生じていることが
わかる。前述した第二スコア17やリム部18は、樹脂
被覆帯19と係合して、この被覆帯19が径外方向に引
張られて移動するのを阻止し且つ固定する作用を有して
いることが理解されよう、また、開口用部分9とその外
周部20との間に形成される段差により、被覆帯19の
開口用部分9の切断端縁21よりも外方に突出した部分
22では外周部20との間に剥離が進行し、且つこの突
出部分22が切断端縁21と指との接触を防止するプロ
テクターとしての作用をすることも了解されよう。
図面に示す具体例では、缶蓋への開封用タブの固定は接
着のみならず、従来のリベット打ちによる機械的固定で
行ってもよいのは当然である。
缶蓋を形成する金属素材は、表面処理鋼板やアルミニウ
ム板であってよいが、本発明は剛性のある鋭利な切断端
縁が形成され易い表面処理鋼板から成る易開封性缶蓋に
特に有用である0表面処理鋼板としては、電解クロム酸
処理鋼板(TFS)、錫メツキ鋼板(ブリキ)、ニッケ
ルメッキ鋼板。
錫ニツケル合金メツキ鋼板、アルミメツキ鋼板等を挙げ
ることができるが、これらの例に限定されない。金属素
材は、−般に0.10乃至0.40ffim、特に0.
12乃至0.35111mの厚みを有するものがよい。
保護塗膜としては、前述した金属素材に対して優れた密
着性を示すそれ自体公知の任意の保護塗料が使用される
。この塗料としては、熱硬化性或いは熱可塑性の樹脂塗
料、例えばフェノール・エポキシ塗料、アミノ・エポキ
シ塗料、エポキシ・エステル塗料等の変性エポキシ塗料
;例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、塩化ビニル−酢酸
ビニル−無水マレイン酸共重合体、エポキシ変性−、エ
ポキシアミノ変性−或いはエポキシフェノール変性−ビ
ニル樹脂塗料等のビニル又は変性ビニル塗料;アクリル
樹脂系塗料;油性塗料:アルキッド塗料;ポリエステル
塗料;スチレン−ブタジェン系共重合体等の合成ゴム系
塗料等が使用される。
密着性と耐腐食性とに優れたプライマー塗料の代表的な
ものは、種々のフェノール類とホルムアルデヒドから訪
導されるレゾール型フェノール−アルデヒド樹脂と、ビ
スフェノール型エポキシ樹脂とから成るフェノール−エ
ポキシ系塗料であり、特にフェノール樹脂とエポキシ樹
脂とを90:10乃至5:95の重量比で含有する塗料
である。この塗料は更に加工性にも優れており、スコア
加工に付した場合にも、スコア加工部の耐腐食性が良好
であるという利点を有している。このタイプの塗料は、
タブの固定に用いるポリアミド系接着剤にも優れた密着
性を有している。
密着性及び耐腐食性に優れた保護塗料の他の代表例は、
極性基を有する塩化ビニル共重合樹脂塗料である。この
塗料は、カルボキシル基、酸無水物基、エポキシ基等の
極性基を、樹脂100g当り50乃至2000ミリモル
の濃度で含有するものであり、アクリル酸、メタクリル
酸、無水マレイン酸、アクリル酸又はメタクリル酸のヒ
ドロキシ−プロピル又はエチルエステル、グリシジルア
クリレート(メタクリレート)等を、必要に応じ酢酸ビ
ニル等の他のコモノマーと共に、塩化ビニルと共重合さ
せることにより得られる樹脂を含有する塗料である。水
酸基は共重合体中の酢酸ビニル単位をケン化することに
よっても供給されうるし、またエポキシ基はエポキシ樹
脂やエポキシフェノール塗料で共重合体を変性すること
によっても供給し得る。
勿論、これらの塗膜は、単層構成でもよく、またベース
コートとトップコートとの組合せのように複層構成であ
っても同等差支えない。
更に、ベースコート上に印刷を施こし、その上に仕上ニ
スを施こすことも勿論可能である。
塗膜の厚みは、前述した目的が達成される限り、特に制
限はないが、−殻内に言って、0.2乃至30 pm、
特に1乃至20ILmの範囲にあるのが望ましい。
開封用タブは、缶蓋を構成する素材と同種或いは異種の
素材から形成されていてもよい0例えばアルミニウム或
いはアルミニウム合金のような軽金属板から形成されて
いてもよいし、また表面処理鋼板から形成されていても
よい、また十分な剛性を有するものであれば、プラスチ
ック材料から形成されたものであってもよい。
開封用タブの固定を熱可塑性接着剤で行う場合、アミド
反復単位及び/又はエステル反復単位含有樹脂が好まし
く、融点或いは軟化点が50乃至300℃、特に80乃
至270℃の範囲にあるホモ乃至コポリアミド、コポリ
エステル或いはこれらの2種以上のブレンド物が使用さ
れる。
開封用スコア8は、スコア部における残留厚みが、素板
厚の1/8乃至1/2で且つ絶対的厚みが、0.2乃至
0.9mm 、特に0.3乃至0.8mmの範囲となる
ようなものであることが望ましい。
−方1缶蓋−樹脂被覆帯係合機構となる第二スコアは、
樹脂の充填と両者の係合とが可能となるような該寸法を
有するべきであり、スコアの開口部巾が0.03mm以
上好ましくは0.05mm以上、より好ましくは0.0
7am以上であり、且つスコアのテーパ角度が150度
以下、特に135度以下の範囲にあることが望ましい、
また、保合機構となるリム部乃至段差部の段差寸法は0
.10乃至1.0On+m、特に0.15乃至0.13
0m鵬の範囲にあることが望ましく、水平面に対してな
す角度は20乃至90度、特に30乃至85度であるこ
とが望ましい。
樹脂被覆帯としては、多くのエラストマー、例えば軟質
塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチ
レン−ブタジェンブロック共重合体、ポリウレタン等の
熱可塑性エラストマーの他に、エチレン−プロピレンゴ
ム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、スチレン−ブ
タジェンゴム、ニトリル−ブタジェンゴム、ポリブタジ
ェン、ポリイソプレン、ブチルゴム等のゴムも使用し得
る。
樹脂被覆帯の単位巾当りの接着強度(A)は例えば粘着
付与剤の添加によって、−定の範囲内にすることができ
る。粘着付与剤としてはクマロン樹脂、フェノール、テ
ルペン系樹脂、石油系炭化水素樹脂、ロジン誘導体等を
用いることができる。また樹脂被覆帯の単位巾当りの強
さくT)も樹脂被覆帯の引張り強度及び厚さを選ぶこと
によ番1−中め崎聞内にナスr〉嶋(でキス−これらの
樹脂は、溶液、ラテックス、プラスチゾル、オルガノゾ
ル等の形で缶蓋の表面に施こす・第二スコア内への充填
を確実に行うためには、塗布液の粘度は40000cp
s以下とするのが望ましい。
樹脂被覆帯の平均厚みは、巾方向に平均して。
−般に0.005乃至0.5mm 、特に0.01乃至
0.30mmとすることが望ましく、また保護効果の点
で、スコア8から外方への突出寸法は0.005乃至3
mm、特に0.01乃至2g嘗の範囲とすることが望ま
しい。
(発明の作用効果及び実施例) 本発明よる優れた作用効果を次の例で説明する。
実施例の説明に先立ち、以下に樹脂被覆帯の物性評価方
法と開口性の評価方法について簡単に述べる。
[開口性の評価] 試験蓋を211径フランジ缶胴と二重巻締めした後、内
容物としてドレッシングツナを充填し、フラット蓋を巻
締め後116℃90分のレトルト処理を施こした場合に
ついて、評価を実施した。
評価は次の項目について実施した。
(a)開口力(比較例1の蓋を基準にした蓋の開けやす
さ) (b)開口時の安全性(開口時の手のケガ)(C)スコ
ア部の耐食性(目視によるスコア部の発錆観察) 評点は0×Δで示した。
[樹脂被覆帯の物性評価] 開口性の評価を行った同一のロフトの開口前の缶蓋につ
き、物性評価を実施した。
!、接着強度 缶蓋上に塗布、形成された所定巾の樹脂被覆帯又は補強
膜で裏打ちした樹脂被覆帯の一端を塗装板から剥離し、
この−端と塗装板との間で1800ビールの引張り試験
を行った。引張り試験にはインストロン型引張り試験機
を用い、引張り速度1000 am/ win、室温下
で測定を行った。各試料につき5回の測定を行い、これ
らの算術平均値を1cm巾に換算して接着強度(g/c
+s)とした。
2、強さ 缶蓋上に塗布、形成され所定巾の樹脂被覆帯を剥111
L、これを引張り速度200 mts/ win、室温
下で試験した。各試料につき5回の測定を行い、これら
の算術平均値を1cm巾に換算して強さくg/cm)と
した。
実施例1 板厚0.20mmの通常のティンフリースチール(TF
S)板の両面にエポキシ拳フェノール系塗料を焼付後の
厚さが51Lmになる様に塗布し、210℃で10分間
焼付を行った。この塗装TFS板をプレスを用いて21
1径用の蓋に成形し、次いでカール部に常法によりシー
リングコンパウンドを塗布乾燥した。次いで蓋の外面側
に直径58mmの円状に、スコア残厚/鋼板厚さが0,
23となる様に開封用スコアを、またこのスコアと同心
で直径54mmの円状にスコアの開口部中が0.10m
mでスコアのテーパ角度が130度の第二スコアを形成
した。この様にして得られた蓋材の両スコア部分にノズ
ルライニング装置を用いて回転ライニング法により塩ビ
プラスチゾルコンパウンドを塗布した後、200度で2
分間加熱した。このように得られた樹脂被覆帯の厚みは
0.02mmであり、開封スコアから外方への突出寸法
は1mmであり、開封スコア及び第二スコアとも欠陥な
く樹脂で被覆されていた。最後に厚さ0.35mmの塗
装TFS板から作成したタブを、スコアから接着支点ま
での距離が6mm且つ接着支点部における接着剤層の巾
が5mmになる様に、ナイロン12系のフィルム状接着
剤を用いて220℃で接着した0次に蓋内面側をエポキ
シ−フェノール系塗料をスプレー塗装し、190℃で4
分間焼付けた。このようにして得た易開封性缶蓋を用い
て開口性、樹脂被覆帯の物性を評価した。
それらの結果を表1に示す。
比較例1 実施例1と同様な開封スコア及び第二スコアを有する蓋
材に樹脂被覆帯を設けず、開封用タブを実施例1と同様
に設けた比較例1の易開封性缶蓋を作成し、開口性を評
価した。
表1に結果を示す。
比較例2 実施例1と同様な開封スコア及び第二スコアを有する蓋
材に開封スコア部のみにノズルライニング装置を用いて
回転ライニング法により実施例1の塩ビプラスチゾルコ
ンパウンドを塗布した後、200℃で2分間加熱した。
このようにして得られた樹脂被覆帯の厚みは0.02+
amであり、開封スコアから外方への突出寸法は1II
I11であり、樹脂被覆帯の巾は1mmであった。開封
スコアは樹脂で被覆されていたが、第二スコアは被覆さ
れていなかった8次いで実施例1と同様にタブ成形、タ
ブ接着内面補正をして比較例2の易開封性缶蓋を作成し
た。この蓋を用いて開口性、樹脂被覆帯の物性の評価結
果を表1に示す。
比較例3〜6 塩ビブラスチゾル系の樹脂被覆帯の接着強度、強さが異
なるだけで他は実施例1と同様に塗装、蓋成形、スコア
加工、樹脂被覆帯のライニング、タブ成形、タブ接着内
面補正をした比較例3〜6の易開封性缶蓋を作成した。
これらの蓋を用いた開口性、樹脂被覆帯の物性の評価結
果を表1に示す。
この結果によると、缶蓋の開封用スコアの内側に第二ス
コアを設け、樹脂被覆帯が第二スコアを充填するように
設けており、樹脂帯の径外方向への移動が阻止されてお
り、更に樹脂被覆帯の物性が特定の範囲内である実施例
1の場合のみ、開口にあたり、手のケガがなく安全にし
から樹脂被覆帯を設けても開口力に影響を与えないで低
い力で開口する効果が得られる。また、両スコア部が完
全に樹脂被覆で覆われているので耐食性に優れている容
器も提供される特徴も有する。
比較例1は樹脂被覆帯を設けない易開封性缶蓋の場合で
ある。この蓋では開口時に開口切断端縁が露出すること
により、指先のケガの危険がある。またスコア部は加工
により地鉄が出ているため、レトルト処理により間部の
発錆がある。
比較例2は第二スコアに樹脂被覆帯が存在しない場合に
は、開口時において被覆帯の径外方向への移動を阻止で
きず、樹脂被覆帯の剥離が開封スコアより外側のみなら
ず、内側でも部分的に生じ、樹脂被覆帯の切断端縁保護
の機能が低下し、安全性が不充分である。
比較例3〜6は樹脂被覆帯が所定の好適な形状で設けら
れていても、樹脂被覆帯の物性が不適の場合の例である
比較例3は接着強度が2000g/cmを越え、被覆帯
の剥離が全面にわたって困難になり、蓋の開口力への影
響が大きくなり、開口不能となる場合である。(明細書
中成(1)が不成立の場合)比較例4は開口に際し、被
覆帯が缶蓋周辺部から剥離されることなく、破断し、切
断端縁部保護が十分性われない場合である。(明細書中
成(3)が不成立の場合) 比較例5は接着強度がLog/cm以下の場合、被覆帯
の蓋への固定が困難となり、レトルト後被覆帯の剥離が
生じたものである。(明細書中成(1)が不成立の場合
) 比較例6は被覆帯の強さが20g/Cm以下になると開
口時に被覆帯が切断してしまい、開口部の切断端縁を十
分に保護できない場合である。(明細書中成(2)が不
成立の場合) 本発明によれば樹脂被覆帯の物性が式(1)〜(3)を
同時に満足するものを用いることによって、樹脂被覆帯
の破断を防止しつつ、開口すべき部分への被覆帯の固定
と缶蓋周辺部からの被覆帯の剥離を確実に行い得る。
実施例2 板厚0.20+amの通常のティンフリースチール(T
FS)板の両面にエポキシ・フェノール系塗料を焼付後
の厚さが51Lmとなる様に塗布し、210°Cで10
分間焼付を行った。この塗装TFS板をプレスを用いて
211径用の蓋に成形し、次いでカール部に常法により
シーリングコンパウンドを塗布乾燥した0次いで開封ス
コアが加工されるべき部より内側に蓋の中央から直径5
3mmの円周状に高さ0.35mmで水平面に対してな
す角度が06の段差部を形成した0次いで蓋の外面側に
この段差と同心で直径58!Illの円状に、スコア残
厚/鋼板厚さが0.23mmとなる様に開封用スコアを
形成した。この様にして得られた蓋材のスコア部分及び
段差部にノズルライニング装置を用いて回転ライニング
法により塩ビプラスチゾルコンパウンドを塗布した後2
00℃で2分間加熱した。このようにして得られた樹脂
被覆帯の厚みは0.03m+oであり、開封スコアから
外方への突出寸法は2mmであり、開封スコアから段差
部まで樹脂被覆が均等になされていた。最後に実施例1
と同様に塗装TFSタブ、ナイロン12系のフィルム状
接着剤を用いて220°Cで接着し、タブを蓋に接着固
定した。さらに内面補正を行い、得た易開封性缶蓋を用
いて実施例1と同様の評価を行った。結果を表2に示す
表2 この結果によると、缶蓋の開封用スコアの内側に所定の
形状を有する段差部を設け、樹脂被覆がこの段差部を覆
っており、樹脂被覆帯の物性が特定の範囲である本実施
例の場合には、開口にあたり、手のケガがなく安全にし
から低い力で行うことが可能であった。またスコア部が
完全に樹脂被覆で覆われているので耐食性に優れている
容器が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の易開封性缶蓋の上面図、第2図は第1
図の缶蓋の線A−A ’における側面断面図、 第3−A及び3−B図は第2図における要部の拡大断面
図、 第4図は開口途中の段階を説明する図である。 1・・金属、2・・金属素材、3a・・外面保護塗膜、
3b・・内面保護塗膜、4・・外周の周状の溝部、5・
・環状リム部、6・・パネル部、7・・シーリングコン
パウンド層、8・・スコア、9・・開口されるべき部分
、lO・・開口用タブ、11・・スコア押裂き用先端、
12・・把持部(リング)、13・・支点部分、14・
・0字型の切れ目、15・・接続部、16・・熱可塑性
樹脂剤層、17・・第二スコア、18・・リム部乃至段
差部、19・・切断端縁保護用樹脂被覆帯、20・・外
周部、21・・切断端縁、22・・切断端縁より外方に
突出した部分。 第1図 第2図 第3−A図 !!; 3−8図 第4図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)缶蓋に設けられた開口すべき部分を区画する開封
    用スコアと、開口すべき部分に設けられた開封用タブと
    、開口すべき部分と缶蓋周辺部との間にスコア上部にま
    たがるように設けられた切断端縁保護用樹脂被覆帯とか
    ら成る易開封性缶蓋において、 缶蓋の開口すべき部分も缶蓋周辺部も同一の外面塗膜を
    有し、缶蓋の開封用のスコアの内側には樹脂被覆帯の径
    外方向への移動を阻止するための缶蓋−樹脂被覆帯係合
    機構が設けられ、開封に際し、開封用スコアより外側の
    樹脂被覆帯と缶蓋周辺部との間で剥離を生じ、開口部切
    断端縁が樹脂被覆帯で覆われた状態で開封が行われるよ
    うにした易開封性缶蓋。
  2. (2)缶蓋−樹脂被覆帯係合機構が缶蓋の開封用スコア
    の内側に設けられた第二スコアから成り、樹脂被覆帯が
    該第二スコア内に充填されるように設けられている特許
    請求の範囲第1項記載の易開封性缶蓋。
  3. (3)缶蓋−樹脂被覆帯係合機構が、缶蓋の開封用スコ
    アの内側に設けられたリム部乃至段差部から成り、樹脂
    被覆が該リム部乃至段差部を覆うように設けられている
    特許請求の範囲第1項記載の易開封性缶蓋。
  4. (4)樹脂被覆帯がスコア上部から缶蓋周辺部にかけて
    は比較的小さい巾で設けられ、スコア上部から開口すべ
    き部分にかけては前記係合機構に達するように比較的広
    い巾で設けられている特許請求の範囲第1項記載の易開
    封性缶蓋。
  5. (5)缶蓋が表面に有機樹脂保護塗膜を有し、切断端縁
    保護用樹脂被覆帯がエラストマーから成る特許請求の範
    囲第1項記載の易開封性缶蓋。
  6. (6)缶蓋に設けられた開口すべき部分を区画する開封
    用スコアと、開口すべき部分に設けられた開封用タブと
    、開口すべき部分と缶蓋周辺部との間にスコア上部にま
    たがるように設けられた切断端縁保護用樹脂被覆帯とか
    ら成る易開封性缶蓋において、 缶蓋の開口すべき部分も缶蓋周辺部も同一の外面塗膜を
    有し、缶蓋の開封用スコアの内側には樹脂被覆帯の径外
    方向への移動を阻止するための缶蓋−樹脂被覆帯係合機
    構が設けられ、樹脂被覆帯は、下記式 2000g/cm>A>10g/cm T>20g/cm T>2/3(A−C) 式中、Aは樹脂被覆帯と蓋との単位巾(cm)当りの接
    着強度であり、Tは樹脂被覆帯の 単位巾(cm)当りの強さであり、Cは定数(900)
    である。 を満足する樹脂被覆帯であり、開封に際し、開封用スコ
    アより外側の樹脂被覆帯と缶蓋周辺部との間で剥離を生
    じ、開口部切断端縁が樹脂被覆帯で覆われた状態で開封
    が行われるようにした易開封性缶蓋。
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US4657399A (en) * 1983-12-23 1987-04-14 Hall Neil R Color mixture indicator device
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