JPS63307050A - 易開口性蓋 - Google Patents

易開口性蓋

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JPS63307050A
JPS63307050A JP62131399A JP13139987A JPS63307050A JP S63307050 A JPS63307050 A JP S63307050A JP 62131399 A JP62131399 A JP 62131399A JP 13139987 A JP13139987 A JP 13139987A JP S63307050 A JPS63307050 A JP S63307050A
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resin
resin coating
opening
lid
score
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Masanori Aizawa
相澤 正徳
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松林 宏
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スコア切断端線の保護可能な易開口性蓋に関
するものであり、より詳細には、開口時又は開口後の指
のケガに対する安全性、スコア部の防錆性及び保護樹脂
被覆帯の耐汚染性に優れた易開口性蓋に関する。
(従来の技術) 従来、罐詰用の易開口性罐蓋としては、フルオーブン罐
と一般に言われているものが知られている。この端蓋は
端蓋に開口すべき部分を区画する開口用スコアを設ける
と共に、この開口すべき部分に開口用タブを設けたもの
であり、開口に際してはスコアが剪断されて開口すべき
部分が端蓋周辺部から取外される。この取外れた部分の
周囲には鋭利な切断端縁があり、これに指を触れること
によりケガをするという事故が屡々生ずる。
スコア切断により形成される鋭利な切断端縁を、予じめ
端蓋に施した樹脂被覆帯で覆うことにより、前述したケ
ガを防止することについても多くの提案が行われている
。例えば、スコアを跨ぐように樹脂被覆帯を端蓋の内面
側或いは外面側に設け、スコアの破断と共に樹脂被覆帯
も破断されて、取外される部分の切断端縁も残留する周
辺部の切断端縁も共に保護されるようにしたもの(特公
昭54−20907号公報、特公昭57−44540号
公報)や、スコアを跨ぐように樹脂被覆帯を設けるが、
開封に際し、樹脂被覆帯が破断されずに、取外される部
分側或いは残留する周辺部側に付着した状態で残るよう
にしたもの(特公昭51−18872号公報及び実開昭
60−10728号公報)が知られている。
(発明が解決すべき問題点) しかしながら、前者のタイプの樹脂被覆帯では、樹脂被
覆帯がスコアと同時に破断されるようにするために、樹
脂被覆帯を比較的脆いものとするか或いは薄い被覆とす
ることが必要であると共に、端蓋の切断端縁と面一に樹
脂被覆があるため、切断#4縁と指との直接的接触を防
止するには不十分であり保護効果が未だ十分とは言えな
い。
また、後者のタイプの樹脂被覆帯付易開口性蓋では、端
蓋の樹脂被覆帯が残る方の部分に接着プライマーを塗布
し、樹脂被覆帯が剥離される方の部分には該ブライマー
を塗布しないでおく等の手数のかかる複雑な操作が必要
であり、生産性やコストの点で未だ十分満足し得るもの
ではなかった。更に、上述した塗料に塗り分は手段を使
用しない場合には、樹脂被覆帯が取外される部分側に付
着して移行するか、或いは残留する周辺部側に付着して
移行するかを、厳密に制御することが困難となるという
事態を生じる。
従って、本発明は、従来の保護樹脂被覆帯付易開口性蓋
における上記欠点を解消し、保護用樹脂被覆帯が蓋に密
着して、スコア部に対する防錆及び防食作用が得られる
と共に、保護樹脂被覆帯が汚れのない清浄な状態に常に
維持され、しかも開口時又は開口後におけるスコア部破
断部による指のケガの発生が有効に防止される、特に樹
脂被覆帯全体が開口により取外される部分に固着され外
方に突出した樹脂被覆帯でケガの発生が有効に防止され
た保護樹脂被覆帯付易開口性蓋を提供することを課題と
する。
(問題点を解消するための手段) 本発明によれば、開口部を区画する開口用スコア、開口
部に設けられた開口用タブ及び開口用スコアをその両側
辺にわたって跨ぐように設けられた保護樹脂被覆帯を備
えた易開口性蓋において、蓋の外表面に有機樹脂塗膜を
設け、保護樹脂被覆帯をアミノ樹脂を含有する塩化ビニ
ル系樹脂のプラスチゾルから形成し且つ有機樹脂塗膜と
保護樹脂被覆帯とを剥離性接着することにより、上記課
題が達成されることを見出した。
有機樹脂塗膜の内、少なくとも保護樹脂被覆帯を設ける
部分は、本来塩化ビニル系樹脂に対し、非接着性である
のが望ましい。
特に有機樹脂塗料はエポキシ系塗料であるのが望ましく
、また開口用タブはアミド系反復単位及び/又はエステ
ル系反復単位から成る熱可塑性接着剤を介して蓋に接着
固定されているのが望ましい。
(作 用) 本発明は、樹脂被覆帯を、アミノ樹脂を含有する塩化ビ
ニル系樹脂のプラスチゾルの塗布及びゲル化により形成
させると、塗装端蓋と樹脂被覆帯との間に剥離性接着が
形成されるという知見を利用するというものである。剥
離性接着とは、2つの部品の間に接着は行われているが
、この接着力が人間の指の力により2つの部品が剥離で
きる範囲内に制御されているものを言う。本発明の島開
口性蓋の場合、この剥離性接着とは、樹脂被覆帯の凝集
破壊力に比して界面での接着強度が小で、しかもこの接
着強度が指による開口力に比して小さいものと言うこと
ができる。
端蓋の開口すべき部分と端蓋周辺部とに、接着塗料の塗
布と未塗布との区別をつけ、或いは接着強度の異なる2
種の塗料を夫々設ける場合には、端蓋周辺部と樹脂被覆
帯との接着強度を前述した剥離性接着領域に維持しなが
ら、樹脂被覆帯を開口すべき部分に接着固定することが
可能であるが、この場合には端蓋の開口用スコアより外
方の部分では樹脂液mayが蓋と未接着状態におかれる
ため、レトルト殺菌中又はその後の経時において、腐食
性成分がスコア部に遠し、スコア部の錆の発生や、腐食
による孔あき、即ち孔食を生ずる。
更に、端蓋の耐腐食性の点では、端蓋全面に耐腐食性に
優れた塗膜を設けることが必須不可欠のものと言ってよ
く、また素材から端蓋への苛酷な加工条件からすれば、
この耐食性塗膜は優れた加工性を有することが要求され
る。かかる見地から、端蓋外面に施こす塗膜は、開口す
べき部分も端蓋周辺部も共に同一の塗膜であることが望
ましく、しかも端蓋全外面を同一塗膜とすることは、複
雑な塗布操作を避け、工程を簡略化して、生産性を上げ
、端蓋製造コストを下げる点でも望ましい。
本発明によれば、塩化ビニル系樹脂のプラスチゾル中に
アミノ樹脂を含有せしめることにより、端蓋表面の有機
塗膜との間に剥離性接着を形成させることが可能となり
、開口用スコアより内側の部分、即ち開口部では、樹脂
被覆帯と端蓋との密着乃至接着が維持され、このスコア
より外側では樹脂被覆帯と端蓋との剥離が容易に進行す
ることがわかフた。
易開口性端蓋の開封に際しては、開口開始時を除いては
、開口すべき部分が上方に持上げられることによってス
コアの剪断が行われる。一方、スコアを跨ぐように設け
られた樹脂液M帯では、径外方向きの引張力を生じ、こ
の引張力が、開口すべき部分では、被覆帯と塗装金属板
とのすり応力と作用し、一方スコアよりも外側の外周部
分では被覆帯と塗装金属板との引剥し力として作用する
。本発明の剥離性接着構造では、すり応力に対しては接
着破壊を生じ難く、一方剥離力に対しては接着破壊を生
じ易いことから、樹脂被覆帯は、開口部分に固定され、
開口用スコアより外側の樹脂被覆帯と端蓋周辺部との間
で剥離を生じ、開口部切断端縁がそれより外方に突出し
た樹脂液Mfで覆われた状態で開口が行われることにな
るのである。
本発明に用いる塩化ビニル系樹脂プラスチゾルからの被
覆帯は、塩化ビニル系樹脂に特有の優れた機械的性質と
腐食性成分に対する優れたバリヤー性とを備えており、
しかもプラスチゾルからの成形品に特有の柔軟性及びク
ッション性を有していることから、指のケガに対する保
護効果が大であると共に、その中に含有されるアミノ樹
脂による密着作用により、スコアに対する防錆性及び防
食性が向上し、更にケガへの保護作用も強化されること
になる。
塩化ビニル樹脂プラスチゾルへのアミノ樹脂の配合によ
り剥離性接着が可能であるという事実は、現象として見
出されたものであり、その理由は未だ十分に解明される
に至ワていないが、本発明者等は次のように推定してい
る。即ち、アミノ樹脂は、その分子鎖中にメチロール基
乃至はエーテル化メチロール基という官能基と骨格とな
っているアミノ基という官能基との両方を有している。
また、プラスチゾルによる樹脂被覆帯の形成は、可塑剤
中に分散した塩化ビニル系樹脂の加熱によるゲル化及び
それに続く冷却を通して行われるが、このゲル化のため
の加熱の際、アミノ樹脂中の前記官能基と塗膜形成樹脂
との化学的相互作用により剥離性接着を生じるものと認
められる。
塩化ビニル系樹脂プラスチゾルから樹脂被覆帯を形成さ
せる際に生じる一つの問題点は、被覆帯を備えた易開口
性蓋を罐詰の形で加熱殺菌に賦したとき、その表面に可
塑剤等のブリードアウトを生じ易く、これにより被覆帯
表面のベタ付き傾向により、ゴミ、汚れ等の付着を生じ
て、外観特性が低下することである。この傾向は、樹脂
被覆帯の塗膜への接着力を増強させるべく、プラスチゾ
ル中に粘着賦与剤を配合したときに特に顕著である。こ
れに対して、本発明で用いるアミノ樹脂は、塩化ビニル
系樹脂のプラスチゾルに配合したとき、他の樹脂に比し
てベタ付き傾向が例外的に小さく、樹脂被覆帯の耐汚染
性を顕著に向上させ、その外観特性を特に良好なものと
することができる。
更に、アミノ樹脂を配合した塩化ビニル系樹脂のプラス
チゾルから樹脂被覆帯を形成することにより、蓋の外面
にクリヤーな(透明な)樹脂被覆帯が形成され、確認外
面の商品価値を損わないという利点も達成される。
(発明の好適な態様) 五旦盪至 本発明の蓋の上面を示す第1図、その側断面を示す第2
図及び要部の拡大断面を示す第3−A及び3−B図にお
いて、この端蓋1は、第3−A及び3−B図に示す通り
、金属素材2とその外面全面に施された外面保護塗膜3
a及びその内面全面に施された内面保護塗膜3bとから
成る断面構造を有している。
このMlは、外周に周状の溝部4と溝部に環状リム部5
を介して連なるパネル部6とを備えており、溝部4には
罐胴フランジ(図示せず)との二重巻締に際して、これ
と密封係合されるシーリングコンパウンド層7が設けら
れている。環状リム部5の内方には、スコア8で区画さ
れる開口されるべき部分9がある。この開口用部分9は
パネル部6の大部分と実質上一致していてもよいし、パ
ネル部6の一部が開口用部分であってもよい、スコア8
は、第3−A及び3−B図の拡大断面図に示す通り、金
属素材2の厚み方向の途中に達するように設けられてい
る。この開口用部分9に開封用タブ10′が以下に述べ
る仕組みで設けられている。この開封用タブ10は、一
端にスコア挿装き用先端11、他端に把持部(リング)
12及びこれらの間に位置し且つ蓋に対して接合される
支点部分13を有している。この具体例において、支点
部分13は、先端11とリング12との間でタブに、形
状がほぼU字形の切目14を、支点部分13と先端11
との間に接続部15が存在するように設けて舌片状とす
ることにより形成されている。開封用タブ10の押裂き
用先端11は、蓋体のスコア8とその位置がほぼ一致す
るように、舌片状の支点部分13において、蓋体の開口
用部分9と、例えば熱可塑性樹脂接着剤層16を介して
熱接着されることにより固定されている。
端蓋1の外面側には、スコア8を跨ぐように以下に詳述
するエラストマーから成る切断端縁保護用樹脂被覆帯1
7が設けられている。この樹脂被N帯17はスコア8の
全周にわたフて設けられており、しかも第3−B図によ
く示される通り、スコア8よりも外側には比較的小さい
巾で、且つスコア8よりも内側には、比較的広い巾で設
けられている。また、樹脂被覆帯17は開口用スコア8
の内部、即ち溝内にも充填されていることが理解される
この具体例の端蓋において、開封用タブ10のリング1
2を指で撮み、これを上方に持上げると、この力が支点
部分13を介して挿装用先端11に下向きの力として伝
達され、スコア8に下向きの挿装力が加わり、スコア8
の剪断が開始される0次いで開封用タブ10を更に上に
持ち上げることにより、関口用部分9も上方に持ち上げ
られ、スコア8の剪断が更に進行して開口用部分の取外
しが行われる。この開口途中の段階を説明する第4図に
おいて、スコア8の剪断開口時には開口用部分9とその
外周部18との間には段差が生じていることがわかる。
本発明における樹脂被覆帯17は、アミノ樹脂を含有す
る塩化ビニル系樹脂のプラスチゾルから形成されている
ため、蓋の外面保護塗膜3aを介して剥離性接着されて
いる。第4図に示す開口時点で、スコア8を跨ぐ樹脂被
覆帯17には引張り力が作用するが、この引張り力は開
口用部分9の位置ではすり応力となり、外周部18では
剥離力となる。一般に接着構造物ではすり応力に対して
は強固であるが引剥し力には弱く、かくして開口用部分
9では、樹脂被覆帯17の固定が有効に行われるが、被
覆帯17の開口用部分9の切断端縁19よりも外方に突
出した部分20では外周部18との間に剥離が進行し、
且つこの突出部分20が切断端縁19と指との接触を防
止するプロテクターとして作用することも了解されよう
尚、樹脂被覆!17の開口用部分19への接着固定を有
効に行うために、開口用スコア8よりも内側に、両者を
機械的に係合させるための機構、例えば環状の段着部(
リム部)21や第ニスコア22を設は得ることが理解さ
れるべきである。
樹脂被覆帯 本発明によれば、樹脂被覆帯を、アミノ樹脂を含有する
塩化ビニル系樹脂のプラスチゾルの塗布及びゲル化で形
成する。プラスチゾルとは、塩化ビニル系樹脂と可塑剤
とを混合し、ペースト状にしたもので加熱によりゲル化
し、均一な弾性体になり得るものを言う。
本発明において、塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニ
ルの単独重合体の他、塩化ビニルと少量の共単量体、例
えば酢酸ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、アクリル
酸エステル、メタクリル酸エステル、ブタジェンとの共
重合体も使用できる。これらの塩化ビニル系樹脂の平均
重合度は、特に制限はなく、一般に500乃至3000
のもが好都合である。これらの塩化ビニル系樹脂は、乳
化重合法による粒径の比較的微細なものでも、懸濁重合
法による粒径の比較的粗大なものでも、或いはこれらの
混合物でも本発明の目的に使用できる。
可塑剤としては、塩化ビニル系樹脂に対し一般に使用さ
れている可塑剤、例えば、次のものを用いることができ
る。
1、フタール酸エステル フタール酸ジエチル フタール酸ジーn−ブチル フタール酸ジーi−ブチル フタール酸ジヘキシル フタール酸ジーi−へブチル フタール酸ジオクチル(DOP) 〔n−オクチル、2−エチルヘキシル、イソオクチル(
オキソ)を含む】 フタール酸ジーi−へブチル−1−ノニルフタール酸ジ
ーn−オクチル−n−デシルフタール酸ジデシル 〔n−デシル、i−デシルを含む。〕 フタール酸ブチルベンジル フタール酸ジフェニル フタール酸ジシクロヘキシル フタール酸ジメチルシクロヘキシル フタール酸ジメトキシエチル フタール酸ジブトキシエチル エチルフタリルエチルグリコレート ブチルフタリルブチルグリコレート 2、脂肪族二塩基酸エステル アジピン酸ジーi−ブチル アジピン酸オクチル (2エチルヘキシル、n−オクチル共〕アジピン酸ジデ
シル (i−デシル、n−デシル共〕 アジピン酸ジ(n−オクチル−n−デシル)アジピン酸
ジベンジル セパチン酸ジブチル 〔n−ブチル〕 セパチン酸ジオクチル (2エチルヘキシル、n−オクチル共〕アゼライン酸−
n−ヘキシル アゼライン酸ジオクチル 〔2エチルヘキシル〕 3、 リン酸エステル リン酸ジフェニル2エチルヘキシル 4、 ヒドロキシ多価カルボン酸エステル酒石酸ジエチ
ル アセチルクエン酸トリエチル アセチルクエン酸トリブチル アセチルクエン酸2エチルへキシル クエン酸モノイソプロピル クエン酸トリブチル クエン酸モノ、ジ、トリステリル 5.脂肪酸エステル アセチルリシノール酸メチル バルミチン酸エチル ステアリン酸エチル ステアリン酸n−ブチル ステアリン酸アミル ステアリン酸シクロヘキシル オレイン酸ブチル 水添ロジンメチルエステル 6.多価アルコールエステル グリセリントリアセテート グリセリントリプロピオネート グリセリントリブチレート グリセリントリヘプタノエート グリセリンモノアセチルモノステアレートグリセリンモ
ノアセチルモノラウレートトリエチレングリコールジカ
ブリレートトリエチレングリコールジカプレート ペンタンジオールジイソ酪酸エステル フ.エポキシ系可盟剤 エポキシ化大豆油 エポキシ化ヒマシ油 エポキシ化アマ二油 エポキシ化サフラワー油 エポキシ化アマ二油脂肪酸ブチル エポキシステアリン酸オクチル (l−オクチル、2エチルヘキシル共)3−(2−キセ
ノキシ)−1・2エポキシプロパン 8,ポリエステル系可璽剤 ポリ(ジエチレングリコール、テルベン無水マレイン酸
付加物)エステル ポリ(プロピレングリコール、アジピン酸)エステル ポリ(1・3ブタンジオール、アジピン酸)エステル ポリ(プロピレングリコール、セパチン酸)エステル ポリ(1・3ブタンジオール、セバチン酸)エステル ポリ(プロピレングリコール、フタール酸)エステル ポリ(1・3ブタンジオール、フタール酸)エステル ポリ(エチレングリコール、アジビン酸)エステル ポリ(1・6−ヘキサンジオール、アジビン酸)エステ
ル アセチル化ポリ(ブタンジオール、アジピン酸)エステ
ル (ブタンジオールは1・3一及び1・4−タイプ〕 9。その他 アルキルスルホン酸(012〜C2。)フェノールエス
テル アルキルスルホン酸(CI2〜C2。)クレゾールエス
テル 水素化ポリブテン p − tert−プチルフェニルサリシレート塩素化
バラフィン。
アミノ樹脂としては、尿素、メラミン、アセトグアナミ
ン、ペンゾグアナミン等のアミノ基含有化合物とホルム
アルデヒドとを縮合させることにより得られた樹脂が使
用され、特にメタノール、エタノール、n−ブタノール
、iso−ブタノール等で、エーテル化したエーテル化
アミノ樹脂が好適に使用される。これらのアミノ樹脂は
メタノール、ブタノール、キシロール等の溶媒中に溶解
させた溶液の形で市販されており、この溶液をプラスチ
ゾル中に添加して樹脂被覆体の形成に用いる. アミノ樹脂としては、樹脂100グラム当り、塩基性窒
素原子濃度が0.8乃至3.0グラム原子、特に0.9
乃至2.5グラム厚子で、メチロール基及びエーテル化
メチロール基の濃度が50乃至500ミリモル、特に6
0乃至400ミリモルの範囲内にあるものが、剥離性接
着の点で好都合である。
本発明において、可塑剤は、塩化ビニル系樹脂100重
量部当り35乃至200重量部、特に60乃至160重
量部の量で使用するのがよく、上記範囲よりも少ない場
合には、塗布に必要な流動性が得られなかったり、保護
に必要な柔軟性乃至クッション性が得られない場合があ
り、一方上記範囲よりも多いときには、被覆体樹脂組成
物が過度に柔軟となったり、機械的強度が低下しすぎる
ので、本発明の目的に適さなくなる。
また、アミノ樹脂は、塩化ビニル系樹脂100重量部当
り1乃至30重量部、特に2乃至20重量部の量で配合
するのがよい。アミノ樹脂の配合量が上記範囲よりも少
ないときには、レトルト殺菌後にも剥離性接着状態を維
持し得るという耐熱水性が十分ではなく、また上記範囲
よりも多いとゾルが不安定となりたり、或いは増粘傾向
が大となる。
本発明に用いる被覆帯形成用の塩化ビニル系樹脂組成物
には、任意成分として、安定剤、充填剤、顔料、発泡剤
等のそれ自体公知の配合剤を公知の処方に従フて配合す
ることができる。例えば、安定剤としては、金属石鹸系
安定剤、有機錫系安定剤、有機リン酸エステル系安定剤
が、充填剤としては、微粉シリカ、ガラスピーズ、霞石
間長石等が、発泡剤としては、アゾシカ−ボンアミド、
4・4−オキシビス(ベンゼンスルホニル)ヒドラジド
等が使用される。
好適なプラスチゾル組成物(クリア)の処方を以下に示
す。
塩化ビニル系樹脂     100 重量部可塑剤  
      60〜160 〃発泡剤        
 O〜2   〃安定剤        0.5〜4 
  〃滑剤    1〜5 〃 透明性充填剤      1〜10  〃アミノ樹脂 
      1〜30  〃 。
ゑ 端蓋を形成する金属素材は、表面処理鋼板やアルミニウ
ム板であってよいが、本発明は剛性のある鋭利な切断端
縁が形成され易い表面処理鋼板から成る易開口性端蓋に
特に有用である。表面処理鋼板としては、電解クロム酸
処理鋼板(TFS)、錫メッキ鋼板(ブリキ)、ニッケ
ルメッキ鋼板、錫ニツケル合金メツキ鋼板、アルミメッ
キ鋼板等を挙げることができるが、これらの例に限定さ
れない。金属素材は、一般に0.10乃至0.40mm
、特に0.12乃至0.35mmの厚みを有するものが
よい。
保護塗膜としては、前述した金属素材に対して優れた密
着性を示すそれ自体公知の任意の保護塗料が使用される
。この塗料としては、熱硬化性或いは熱可塑性の樹脂塗
料、例えばフェノール・エポキシ塗料、アミノ・エポキ
シ塗料、エポキシ・エステル塗料等の変性エポキシ塗料
;例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、塩化ビニル−酢酸
ビニル−無水マレイン酸共重合体、エポキシ変性−、エ
ポキシアミノ変性−或いはエポキシフェノール変性−ビ
ニル樹脂塗料等のビニル又は変性ビニル塗料;アクリル
樹脂系塗料;油性塗料:アルキッド塗料:ポリエステル
塗料:スチレン−ブタジェン系共重合体等の合成ゴム系
塗料等が使用される。
樹脂保護帯が施される面の塗膜は、エポキシ系塗料であ
ることが最も好ましい。即ち、エポキシ系塗料は、金属
基体との密着性や加工性に優れていると共に、樹脂保護
帯との剥離接層性にも優れているからであり、更に開口
用タブを端蓋に接着固定するための優れた接着ブライマ
ーともなり得るからである。エポキシ系塗料としては、
エポキシ樹脂成分とエポキシ樹脂成分の硬化作用を示す
硬化剤樹脂成分、例えばフェノールホルムアルデヒド樹
脂、アミノ樹脂、反応性アクリル樹脂、反応性ビニル樹
脂の少なくとも1種との組合せが好適であり、最も好適
なものは、種々のフェノール類とホルムアルデヒドから
誘導されるレゾール型フェノール−アルデヒド樹脂と、
ビスフェノール型エポキシ樹脂とから成るフェノール−
エポキシ系塗料であり、特にフェノール樹脂とエポキシ
樹脂とを90:10乃至5:95の重量比で含有する塗
料である。この塗料は更に加工性にも優れており、スコ
ア加工に付した場合にも、スコア加工部の耐腐食性が良
好であるという利点を有している。このタイプの塗料は
、タブの固定に用いるポリアミド系接着剤にも優れた密
着性を有している。
塗膜の厚みは、前述した目的が達成される限り、特に制
限はないが、一般的に言って、0.2乃至30μm1特
に1乃至20μmの範囲にあるのが望ましい。
開封用スコア8は、スコア部における残留厚みが、素板
厚の1/8乃至1/2で且つ絶対的厚みが0.2乃至0
.9 am、特に0.3乃至0.8 mmの範囲となる
ようなものであることが望ましい。
開口用スコアが形成された蓋に、樹脂被覆帯を設けるに
は、前述したプラスチゾルを塗布し、塗布後のプラスチ
ゾルをゲル化させる方法が採用される。塗布には、蓋或
いはライニングノズルを回転させながら、プラスチゾル
をライニングする手法が採用される。プラスチゾルのゲ
ル化は、tSO乃至280℃の温度で10秒乃至4分間
の加熱で行うのがよい。ライニングを確実に行うために
は、塗布液の粘土は40000 cps以下とするのが
望ましい。
樹脂液yt’4Eの平均厚みは巾方向に平均して、一般
にo、oos乃至0.5 vrll、特に0.01乃至
0.30mmとすることが望ましく、また保護効果の点
で、スコア8から外方への突出寸法はo、oos乃至3
mm、特に0.01乃至2mmの範囲とすることが望ま
しい。
開封用タブは、端蓋を構成する素材と同種或いは異種の
素材から形成されていてもよい。例えばアルミニウム或
いはアルミニウム合金のような軽金属板から形成されて
いてもよいし、また表面処理鋼板から形成されていても
よい。また十分な剛性を有するものであれば、プラスチ
ック材料から形成されたものであってもよい。
開封用タブの固定を熱可塑性接着剤で行う場合、アミド
反復単位及び/又はエステル反復単位含有樹脂が好まし
く、融点或いは軟化点が50乃至300℃、特に80乃
至270℃の範囲にあるホモ乃至コポリアミド、コポリ
エステル或いはこれらの2種以上のブレンド物が使用さ
れる。
図面に示す具体例では端蓋への開封用タブの固定は接着
で行っているが、従来のリベット打ちによる機械的固定
で行ってもよいのは当然である。
尚、端蓋−樹脂被覆帯係合機構となる第ニスコアは、樹
脂の充填と両者の保合とが可能となるような該寸法を有
するべきであり、スコアの開口部巾が0.03mm以上
好ましくは0.05i+m以上、より好ましくは0.0
7+++m以上であり、且つスコアのテーバ角度が15
0度以下、特に135度以下の範囲にあることか望まし
い。また、係合機構となるリム部乃至段差部の段差寸法
は0.IO乃至1.OQmm、特に0.15乃至0.6
0m+aの範囲にあることが望ましく、水平面に対して
なす角度は20乃至90度、特に30乃至85度である
ことが望ましい。
また、被覆帯と塗膜との組合せは、下記式%式%(1) 式中、Aは樹脂被覆帯と蓋との単位中 (cm)当りの接着強度・であり、Tは樹脂被覆帯の単
位中(c++)当りの強さであり、Cは定数(900)
である、 を満足するものであることが望ましい。
(発明の効果) 本発明によれば、樹脂被覆帯を設ける部分の塗膜を塩化
ビニル系樹脂に対し非接着性のものとし、且つ塗装端蓋
のスコア部を覆う樹脂被覆帯の形成に、アミノ樹脂を配
合したプラスチゾルを用いることにより、塗膜と樹脂被
覆帯との間に剥離性接着を形成させることができ、これ
により保護用樹脂液?!帯が蓋に密着して、スコア部に
対する優れた防錆及び防食作用が得られると共に、開口
時又は開口後におけるスコア部破断部による指のケガの
発生も有効に防止される。また、プラスチゾルから形成
される樹脂被覆帯の耐汚染性を顕著に向上させ、外観を
良好なものとすることができる。
更に、蓋全面に単一の塗膜を設ければよいことから製造
工程が簡略化され、端蓋の製造コストを下げることも可
能となる。
(実施例) 実施例1〜実施例3 板厚0.20+++mの通常のティンフリースチール(
TFS)板の両面にエポキシ−フェノール系塗料を焼付
後の厚さが5μmになる様に塗布し、210℃で10分
間焼付を行なった。この塗装TFS板をプレスを用いて
211径の蓋に成形し、次いでカール部に常法によりシ
ーリングコンパウンドを塗布乾燥した。次いで蓋の外面
側にスコア残厚/鋼板厚さが0.23となる様に開口用
スコアを形成した。この様にして得られた蓋材のスコア
部分にノズルライニング装置を用いて、回転ライニング
法により、表1に示す実施例1乃至実施例3の塩化ビニ
ルプラスチゾルを塗布した後、200℃で2分間加熱し
、保護樹脂被覆帯を設けた。この樹脂被覆は開口用スコ
アのその両側辺にわたって跨ぐように設けられている。
次いで厚さ0.35mmの塗装TFS板から作成した開
口用タブを、スコアから接着支点までの距離がamm且
つ接着支点部における接着剤層の巾が5m+aになる様
に、ナイロン12系のフィルム状接着剤を用いて220
℃で接着した。最後に蓋内面側をエポキシ−フェノール
系塗料をスプレー塗装し、190℃で4分間焼付けた。
このようにして得られた易開口性蓋を211径フランジ
罐胴と二重巻締した後に内容物としてドレッシングツナ
を充填し、フラット蓋を巻締後116℃90分のレトル
ト処理を施した。このレトルト処理を施した後の易開口
性蓋の開口時の保護樹脂被覆の状態及び保護樹脂被覆帯
の汚染状態を評価した。その結果を表1に示す。
比較例1〜2 実施例1乃至実施例3と同様な開口スコアを有する蓋材
のスコア部にノズルライニング装置を用いて、回転ライ
ニング法により、表1に示す比較例1および比較例2の
塩化ビニルプラスチゾルを塗布した後、200℃で2分
間加熱し、保護樹脂被覆帯を形成した。これらの樹脂被
覆は開口用スコアのその両側辺にわたって跨ぐように設
けられている。実施例1乃至実施例3と同様にタブ接着
、蓋内面補正を行ない比較例1および比較例2の易開口
性蓋を作成した。最後に実施例1乃至実施例3と同様こ
れらの易開口性蓋を用いて、211径フランジ罐胴を二
重巻締した後に内容物としてドレッシングツナを充填し
、フラット蓋を巻締後116℃90分のレトルト処理を
施した。
このレトルト処理を施した易開口性蓋の開口時の保護樹
脂被覆の状態及び保護樹脂被覆帯の汚染状態を評価した
。その結果を表1に示す。
この結果によると実施例1乃至実施例3の本発明の易開
口性蓋においてはエポキシ−フェノール系の有機樹脂塗
膜が蓋の外面側に設けられ、保護樹脂被覆がアミノ樹脂
を含有する特定の塩化ビニル系樹脂のブラズチゾルから
形成されている。これらの易開口性蓋ではいずれもレト
ルト処理あるいは種々のハンドリングに耐える程度の界
面での接着強度を有し、また樹脂の凝集破壊力がこの接
着強度より大であり、しかもこの接着強度が指による開
口力に比して小さい。さらに本発明の蓋ではこの開口力
による接着の破壊(剥tilt)が開口スコアより外側
でのみ起き、その他の部分では接着が維持されており、
被覆帯が開口部側に結合されている特徴を有している。
すなわち開口時には開口切断端縁が樹脂被覆帯が覆われ
ているので、手のケガがなく、安全に開口できる効果が
与えられる。またスコア部の防錆性に優れている易開口
性蓋も提供される。
更に本実施例1乃至実施例3では保護樹脂被覆帯が汚れ
のない、清浄な状態が常に維持されていることも効果の
一つである。
一方比較例1および比較例2はアミノ樹脂の添加量が本
発明の範囲外の例である。
比較例ではアミノ樹脂の添加量が多いため、塩ビブラス
チゾルが不安定で、ノズルライニング作業に困難を生ず
ると同時に、ゲル化後も樹脂被覆帯が脆くなり、開口時
の力により、被覆帯が開口スコアに沿って破断し、開口
切断端縁が露出しているので、指をケガをする危険は大
きい。
比較例2ではアミノ樹脂の添加量が本発明の下限を超え
ているときの例である。この場合アミノ樹脂の添加効果
が期待できず、レトルト処理によって指による開口力を
与える前に、すでに樹脂被覆帯が蓋から剥離している。
比較例1と同様開口切断端縁が露出されているので、指
先をケガする危険は大きい。またこの例では樹脂被覆帯
にゴミ、汚れ等が付着し、外観特性が著しく劣っている
実施例4 板厚0.23mmの通常の電解スズメッキ鋼板の両面に
エボキシーフェノールーユリア系塗料を焼付後の厚さが
5mmになる様に塗布し、210℃で10分間焼付を行
なった。この塗装電解スズメッキ鋼板をプレスを用いて
307径の蓋に成形し、次いでカール部に常法によりシ
ーリングコンパウンドを塗布乾燥した。次いでプレスに
よりバブル、バブルリフォーム、ボタン、スコア、ステ
イクの諸工程を行ない0.50+u+の塗装アルミニウ
ム板から作製した開口用タブを蓋にリベット固定した。
なおこの時形成したスコアはスコア残厚/鋼板板厚が0
.15で、直径58mmの円の形状を有している。この
ようにして得た蓋のスコア部にノズルライニング装置を
用いて、回転ライニング法により、表2に示す実施例5
の塩化ビニルプラスチゾルを塗布した後、200℃で2
分間加熱し、保護樹脂被覆を形成した。これらの樹脂被
覆は開口用スコアのその両側辺にわたって跨ぐように設
けられている。他の実施例と同様にして蓋内面補正を行
ない、実施例5の易開口性蓋を作成した。最後に307
径のフランジ罐胴にこの易開口性蓋を二重巻締した後に
内容物としてツナ水煮を充填し、フラット蓋を巻締後1
16℃で90分間レトルト処理をした。このレトルト処
理を施した後の易開口性蓋の開口時の保護樹脂被覆の状
態を評価した。
評価結果を表2に示す。
この結果によると実施例1乃至実施例3の開口用タブを
接着固定している場合に限らず、本実施例5の開口用タ
ブを従来のリベット固定している易開口性蓋においても
、保護樹脂被覆がアミノ樹脂を含有する特定の塩化ビニ
ル系樹脂のプラスチゾルから形成されている限り、開口
時には開口切断端縁が樹脂被覆帯で覆われているので、
手のケガがなく、安全に開口できる効果が同じく得られ
る。またスコア部の防錆性にも優れ、更に保護樹脂被覆
帯が汚れのない、清浄な状態で常に維持されている易開
口性蓋が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の易開口性蓋の上面図であり、第2図は
第1図の端蓋の線A−A’ における断面図であり、第
3−Aおよび3−B図は要部の断面図であり、第4図は
開口途中の段階を説明する図である。  M 2 金属素材 3a 蓋の外面保護塗膜 3b 蓋の内面保護塗膜 4 周状の溝部 5 環状リム部 6 パネル部 7 シーリングコンパウンド層 8 スコア 9 開口されるべき部分 10 開口用タブ 11 スコア押裂き用先端 12 把持部(リング) 13 支点部分 14  U字形の切目 15 接続部 16 熱可塑性樹脂接着剤層 17 切断端縁保護用被覆帯 18 外周部 19 切断端縁 20 外方に突出した部分 21 リム部 22 第ニスコア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開口部を区画する開口用スコア、開口部に設けら
    れた開口用タブ及び開口用スコアをその両側辺にわたっ
    て跨ぐように設けられた保護樹脂被覆帯を備えた易開口
    性蓋において、 蓋の外表面には有機樹脂塗膜が設けられ、該保護樹脂被
    覆帯はアミノ樹脂を含有する塩化ビニル系樹脂のプラス
    チゾルから形成され且つ有機樹脂塗膜と保護樹脂被覆帯
    とは剥離性接着されていることを特徴とする易開口性蓋
  2. (2)有機樹脂塗膜の内、少なくとも保護樹脂被覆帯を
    設ける部分は塩化ビニル系樹脂に対して非接着性である
    特許請求の範囲第1項記載の易開口性蓋。
  3. (3)有機樹脂塗料がエポキシ系塗料である特許請求の
    範囲第1項記載の易開口性蓋。
  4. (4)開口用タブがアミド系反復単位及び/又はエステ
    ル系反復単位から成る熱可塑性接着剤を介して蓋に接着
    固定されている特許請求の範囲第1項記載の易開口性蓋
  5. (5)プラスチゾルが塩化ビニル系樹脂100重量部当
    り35乃至200重量部の可塑剤及び1乃至30重量部
    のアミノ樹脂を含有する組成物から成る特許請求の範囲
    第1項記載の易開口性蓋。
  6. (6)保護樹脂被覆帯が開口時に開口部側に結合されて
    残るように蓋に接着されている特許請求の範囲第1項記
    載の易開口性蓋。
JP62131399A 1986-06-13 1987-05-29 易開口性蓋 Granted JPS63307050A (ja)

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JP62131399A JPS63307050A (ja) 1987-05-29 1987-05-29 易開口性蓋
DE8787903915T DE3784019T2 (de) 1986-06-13 1987-06-12 Leicht zu oeffnender behaelterdeckel mit geschuetztem kerblinienrand und verfahren zur herstellung desselben.
EP87903915A EP0268690B1 (en) 1986-06-13 1987-06-12 Easy-to-open can lid able to protect cut edge of score and producing process thereof
AU75171/87A AU597682B2 (en) 1986-06-13 1987-06-12 Easy-to-open can lid able to protect cut edge of score and producing process thereof
US07/188,793 US4887732A (en) 1986-06-13 1987-06-12 Easy-open lid in which score cut edge can be covered and process for preparation thereof
KR1019880700175A KR920007804B1 (ko) 1986-06-13 1987-06-12 스코어 절단 단연이 보호될 수 있는 개봉이 용이한 뚜껑 및 그 제조법
DK076288A DK76288A (da) 1986-06-13 1988-02-15 Letoplukkeligt beholderlukke

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS47150U (ja) * 1971-07-31 1972-03-24
JPS5345751A (en) * 1976-10-06 1978-04-24 Sanyo Electric Co Ltd Hot water boiler

Patent Citations (2)

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