JPS6352008A - 非破壊管厚測定方法 - Google Patents

非破壊管厚測定方法

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JPS6352008A
JPS6352008A JP19640486A JP19640486A JPS6352008A JP S6352008 A JPS6352008 A JP S6352008A JP 19640486 A JP19640486 A JP 19640486A JP 19640486 A JP19640486 A JP 19640486A JP S6352008 A JPS6352008 A JP S6352008A
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JP
Japan
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metal surface
tube
data
thickness
eddy current
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JP19640486A
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English (en)
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Koji Usami
孝司 宇佐美
Takashi Amano
隆 天野
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Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 l肌色■麹 [産業上の利用分野] 本発明は管体を非破壊にて、その厚さを検出する測定方
法に関し、例えば、火力発電所ボイラ内の再熱管、過熱
管等の配管のごとく、長期tll!]、 高温ガスのち
とに曝されて外面が減肉している管厚の非破壊検査に用
いる方法に関するものである。
[従来の技術〕 火力発電所等のボイラ内は非常に高温となる。
このボイラ内に配役されている各種の管は、高温酸化や
、燃料が燃焼するときに生じる灰との化学反応などによ
り、外表面から腐食が進行し、減肉する。そのため、定
期的に配管の管厚を測定し保守することが必要である。
従来は、配管の腐食の進行度は、超音波厚み計により配
管の管厚を測定することにより行われていた。
[発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記超音波による厚み測定方法は、配管表面に
存在する酸化スケールやアッシュの層が測定値に影響す
るので、測定前に予めグラインダ等の除去作業が必要で
あった。このfl:業は、大量の塵埃を発生し、又、ボ
イラ内部が狭隘であることも相俟って、極めて作業条件
が悪く、作業者の健康上も好ましくない、更に、測定点
数が極めて多い等のため作業性も低かった。
このため、酸化スケールやアッシュの層を除去仕上しな
いで、そのままの状態で管厚を測定する方法が望まれて
いた。
1哩し■戒 そこで、本発明は、上記問題点を解決することを目的と
し、次のような構成を採用した。
[問題点を解決するための手段] 即ち、本発明の要旨とするところは、第1図に例示する
ごとく、 管体の周囲から、非接触型金属表面位置測定手段に°C
2上記管体内の金属表面の位置を測定しくPr1)、該
測定された位置データに基づき上記金属表面の外径を算
出しくPr2>、該外径から既知の内径を減算すること
により、金属部分の厚さを決定する(Pr3)非破壊管
厚測定方法を要旨とするものて′ある。
ここで、非接触型金属表面位置測定手段とは、金属表面
までの距離を金属表面に接触することなく、検出する手
段をいい、例えば、高周波電源によりコイルに近接して
いる管体に渦電流が生じコイルのインダクタンスや損失
が生ずる原理を利用した渦電流損型(渦電流式)変位セ
ンサや、管体が磁性体で構成されている場合は、磁性体
表面との間隙が大きくなると@、磁石のコイルのインダ
クタンスが小さくなる原理を利用した電磁誘導型変位セ
ンサが該当する。
[作用] 非接触型金属表面位置測定手段により、管体を表面仕上
しないまま、その内部にある金属表面位置が検出される
。この位置のデータの少なくとも2つのデータにより、
金属表面部分の外径が決定できる。即ち、管体の相対す
る外表面上の2点で金属表面の位置が決定されれば、そ
の距離は金属表面の外径を示すことになる。また、任意
の3点が判れば、該3点を通過する円は一意的に決定す
るので、外径が定まることになる。また4点以上の測定
をすれば、更に詳細な金属表面の状態も刊上記外径から
内径を減算すれば、金属部分の厚さ成分が判明する。2
で除せば、管としての金属の厚みが決定される。
次に、本発明の詳細な説明する8本発明はこれらに限ら
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々の
態様のものが含まれる。
[実施例] 第2図に本発明第1実施例の測定方法を示す。
測定対象である管体1は表面に酸化スケールまたはアッ
シュの層3が形成されており、金属部分5はそのWI3
に覆われている。管体1の周囲には、非接触の位置に環
状のガイド7が図示せぬ支持部材にて、管体1に貫通さ
れた状態で、固定されている。該ガイド7は2つ以上の
円弧状に分解でき、管体1に収り付ける際に、一体に結
合される。
上記ガイド7には、渦電流式変位センサ9がガイド7に
沿って摺動可能に取り付けられている。
この構成により、センサ9は、管体1の周囲から任意の
位置で金属部分5の表面までの距離を検出できることに
なる。
ここで、ガイド7上のn個(n≧3)の座標(XI、 
yl)、  ・・・、(xn、yn)位置からn個の測
定をすると、測定データはP+(1)、  ・・・、P
+(n)とn個得られる。このデータP+<1)、 ・
・・。
P+ (n)と各位置座標(x+1 ’! ’)+ ”
’+  (xn。
yn)及び測定方向θ1.・・・、θnとの関係から各
測定データに対応する金属表面の座標データ(Xl、 
Y+)、  −、(Xn、 Yn)が算出される。この
座標データは、管体1の金属部分5の表面位置の分布、
即ち、輪郭を表すものである。これらのデータを用いれ
ば、金属部分5の外径が計算されうる。即ち、座標デー
タ(XI、Y+)、−、(Xn。
Yn)の内、任意の3個のデータを用いて、外接円の関
係から中心Q位置及び外径Dsが計算される。
座標データが4個以上であれば、データを3fllづつ
組み合わせて、平均値を得ることにより、より正確な値
を得ることが出来る。
次に、上記座標データ(XI、Y+)、  ・・・、 
 (Xn、Yn)から中心Q位置のみ算出されている場
合、該中心Qから輪郭の座標(XI、Y+)、  ・・
・、  <Xn、 Yn)までの距離を計算することに
より、外周の半径D9/2を求め、この値から、管体1
の規格として既に判明している内径dsの1/2の値が
減算され、金属部分5の内厚dosが算出される。
即ち、下記式により算出される。
dm= (Ds/2)   (d@、/ 2)又、直接
、輪郭のq標データ(XI、Y+)、  ・・。
(Xn、Yn)から外径D@が算出されている場合には
、下記式にて求められる。
dm= (Ds−d@)/2 本実施例は上述のごとく構成されているため、酸化スケ
ールまたはアッシュの層3を除去することなく、単に渦
電流式変位センサ9の測定にて得られた金属表面位置の
データを用い、計算のみで、金属部分5の厚さを得るこ
とが出来る。このため保守等のための管厚測定作業が極
めて簡便に実施出来、作業上の安全性も解決される。
次に、第3図に本発明第2実施例の測定方法を示す。
第1実施例と異なるところは、検出部11の存在であり
、渦電流式変位センサllaと摺動部11bとから構成
されている。該摺動部11bは上記渦電流式変位センサ
llaを、備えられたばね材により、管体1方向に押圧
しつつガイド7に沿って摺動する。そのため摺動部11
bをガイド7に沿って移動させると、渦電流式変位セン
サ11aは先端部が管体1の表面に接触摺動しつつ移動
する。
この構成により、検出部11は、管体1の周囲の任意の
位置で管体1表面に接触し、金属部分5の表面までの距
離、即ち、酸化スケールやアッシュのMA3の厚みを検
出することになる。
ここで第1実施例と同様に、ガイド7上のn個(n≧3
)の座標(x+、yl)、・・・+  (xnt yn
>位置から渦電流式変位センサllaにてn個の測定を
すると、測定データはP2 (1)、  ・・・、P2
(n)とn個得られる。更に絶えず変動する管体1の表
面位置をガイド7を基準にして渦電流式変位センサll
aの突出量にて測定すると、測定データはP3(1)、
+++、P3 (n)とn個得られる。
この両データを加算すれば、第1実施例のデータPz 
(1)、−、P+ <n>と同じデータが得られる。
以後、上記データP2(1)、 ・=、P2(n)とデ
ータP3(1)l  −+  P3(n)とガイド7上
の各座標位置(x+、yl)、  ・・・、  (xn
、 yn)及び測定方向θ1.・・・、θnとの関係か
ら各測定データに対応する金属表面の座標データ(XI
、Y+)。
・・・、  (Xn、Yn)が算出され、これを用いて
、金属部分5の外径が計算され、更に、金属部分5の肉
厚dmが算出される。
本実施例は上述のごとく構成されているため、第1実施
例と同様な効果を生ずると共に、渦電流式変位センサl
laが常に管体1表面の酸化スケールやアッシュの層3
に接触しているため、層3と空気層とが渦電流式変位測
定のインダクタンスや損失に与える影響の追いを:yj
1.墓しなくとも、精密な測定を得ることか出来る。
次に、第4図に本発明第3実施例の測定方法を示す。
第1及び第2実施例と異なるところは、2個の渦電流式
変位センサ13.15が設けられていることであり、特
にガイドは必要なく1両センサ13.15は管体1の中
心Qを挟んで所定間隔L1で相対する位置に固定できれ
ばよい。
この構成により、各センサ1B、15は、管体1の周囲
の2つの所定位置で金属表面までの距離d+、d2を検
出できることになる。
次に下式のごとく、上記所定間隔L1から上記2個の測
定データd+、d2の和を引けば、金属部分5の外径り
窃が得られる。
D e = L + −(d + + d 2 )下式
のごとく、この値Deから、管体1の規格として既に判
明している内径ds を減じ、2で除すれば、金属部分
5の厚さd+iが得られる。
d+o= (D@−ds) / 2 本実施例は上述のごとく構成されているため、第1実施
例と同様な効果を生ずると共に、−度の測定で、かつ簡
単な計算で、管体1の金属部分5の厚さdn+が測定で
きる。
次に、第5図に本発明第4実施例のπ1定方法を示す。
第3実施例と異なるところは、2個の渦電流式変位セン
サ17,19が管体1111I!に押圧され、中心Qを
挟んで相対する位置で酸化スケールやアッシュの層3に
接触している点である。
この構成により、各センサ17,19は、管体1の周囲
の2つの接触点で金属表面までの距ld3、d4を検出
できることになる。即ち、層3の厚さが検出できる。各
センサ17,19の間隔L2は層3に接触した状態で測
定される。
次に下式のごとく、上記間隔L2から上記2個の測定デ
ータd3.daの和を引けば、金属部分5の外径D8が
得られる。
D@=L2− (d3+d4) 次に、第3実施例と同様に下式のごとく、この値D@か
ら、管体1の規格として既に判明している内径dsを減
じ、2で除すれば、金属部分5の厚さcl+が得られる
dm=  (D@−d@)/ 2 本実施例は上述のごとく構成されているため、第2実施
例と同様な効果を生ずると共に、−度の測定で、かつ簡
単な計算で、管体1の金属部分5の厚さdmが測定でき
る。
次に、上述した各実施例を自動化して実現する装置及び
その制御処理を第6乃至第13図に示す。
第6図は、上記第1実施例を実現する非破壊管圧自動測
定装置の概略構成図を示す。
該非破壊管圧自動測定装置は、検出部30、移動部35
及び演算制御部40を要部として構成されている。
上記検出部30は、渦電流式変位センサ30aと磁束応
答型マルチギャップヘッド30bとから構成されている
。上記検出部30はガイド45に挿通されているガイド
受47上に固定され、渦電流式変位センサ30aは、被
測定物である管体50方向に向けられている。環状のガ
イド45はその数カ所で管体50を取り囲むように、か
つ、ガイド受47の摺動の障害とならないように支持・
固定されている。ガイド45には図示しないm気スケー
ルが全長にわたって配置されている。ガイド受47上に
固定された磁束応答型マルチギャップヘッド30bは、
上記磁気スケールとペアとなって、ガイド受47の移動
方向とガイド45上にある渦電流式変位センサ30aの
位置とを検出する。上記渦電流式変位センサ30aから
のデータとマルチギャップヘッド30bのデータとは、
上記演算制御部40に出力される。
又、ガイド受47は移動部35により駆動力を受け、ガ
イド45上を移動する。移動部35はステッピングモー
タ等からなり、演算制御部40からの駆動信号により駆
動される。
又、演算制御部40はキーボード4つから指示を入力す
ると共に、プリンタ51又はCRT53から外部に結果
や指示要求を出力する。
演算制御部40は、CPtJ40a、ROM40b、R
AM40c、バックアンプRA M 40 d及びクロ
ック43等を中心に論理演算回路として構成され、コモ
ンバス40eを介して出入力ボート40f、出力ポート
40hに接続された外部装置との入出力を行う。
演算制御部40は、上述した渦電流式変位センサ30a
からの検出信号の増幅回路401、そのバッファ40j
、磁束応答型マルチギャップへ・ンド30bからの検出
信号の波形整形回路40k、そのパルスのカウンタ40
J2、キーボード49の信号のバッファ40m、渦電流
式変位センサ30aの信号のA/D変換器40qを有し
、これらの検出信号は入出力ボート40fを介してCP
U40aに入力される。
又、演算制御部40は、移動部35の駆動回路40rを
有し、CPU40aは出力ポート40 hを介して上記
駆動回路40rに制御信号を出力する。
更に、演算制御部40は、必要に応じて、プリンタ51
又はCRT53に入力データ、演算結果あるいは指示の
要求、各構成の駆動状層等を表示する。
次に上記演算制御部40により実行される自動測定制御
を、第7図のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、第7図(A)の測定ルーチン処理が開始されると
、ステップ100にて初期設定が成される。即ち各種変
数のクリアや設定、各種構成の初期状態の設定等が成さ
れる。
ステップ110にては演算制御部40側からCRT53
に、開始するか否かの要求が出力され、表示される。
測定作業者により開始の指示がキーボード4つより入力
されると、続いてステップ120が実行される。ここで
は、検出部30の位置を、移動部35を駆動して、測定
開始位置に戻す、戻ったタイミングの検出は、ガイド4
5上の開始位置にリミットスイッチを設け、スイッチが
オンとなった場合に、移動部を停止すればよい。
次に、ステップ130にて、移動部3ヲを駆動して、ガ
イド45に沿って検出部30を移動させつつ、渦電流式
変位センサ30aと磁束応答型マルチギャップヘッド3
0bとの測定作動を開始す次にステップ140にて現在
の移動位置が上記磁束応答型マルチギャップヘッド30
bの検出信号から読み込まれる1次にステップ150に
て、予め定めであるガイド45上に多数設けた所定位置
に到達しているか否かが判定され、到達するまで、ステ
ップ140の処理をを繰り返す。
所定位置に到達した場合、ステップ160にて渦電流式
変位センサ30aからの検出データに基づき、管体50
の内部に隠れている金属部分50aの表面位置までの距
離が読み込まれる。
ステップ170にては、上記距離データがRAM40c
中に設けられた配列 P+(i)に記憶される。
次に、ステップ180にて、更に測定すべき所定位置が
存在するか否かが判定される。存在すれば、ステップ1
40の処理から繰り返される。
終了であれば、ステップ190にて、移動部35及び検
出部30の作動が停止される。こうして測定処理は終了
する。
次に、第7図(B)の管厚計算ルーチンが開始されると
、ステップ200にて開始か否かが前記ステップ110
と同じく要求される。開始と指示されれば、ステップ2
10にて上記ステップ170にて記憶した配列 P’+
(i>と、予め設定しておいた測定位置の座標(xi、
 yi)と、そこでの測定角度θiから、各測定位置で
の金属部分の表面位置座標(Xi、 Yi)を求める。
次に、ステップ220にて表面位置座標(Xi。
Yi)に基づき、管体50の中心位置Qを算出する。
次にステップ230にて、上記中心位HQと表面位置座
標(Xi、 Yi)との差から、管体50の内径deを
減じて、配列T(i>に管厚分布として記憶する。
ン欠にステップ240にて、プリンタ51及びCRT5
3から、その管厚分布の結果が出力されろ。
こうして管厚分布が判明し、管体50の腐食等に応じて
対策を講することができる。勿論上記出力に加えて、所
定値以下の管厚になっている箇所が発見された場合は、
その部分のデータを色別したり、強調文字としたりして
表現してもよい。
次に、第8図に上記第2実施例を実現する非破壊管圧自
動測定装置の概略構成図を示す。
上記第1実施例を実現する非破壊管圧自動測定装置との
違いは、検出部30の渦電流式変位センサ60がガイド
受47上に固定された差動トランス62から可動鉄心6
2aと摺動ロッド62bとに支持されて、管体50方向
に図示せぬばね材にて付勢され、伸び出している点であ
る。このことにより、渦電流式変位センサ60は、管体
50に接触した状態で、金属部分50a表面までの距離
を測定することになり、また、差動トランス62は、ガ
イド45から管体50の表面までの距離を測定すること
となる。
演3I制御部40は、更に、差動トランス62の信号処
理を実施するために、その増幅回140s及びバッファ
40tを備え、更に、渦電流式変位センサ60からの信
号とともにA/D変換するためにマルチプレクサ40p
を備えている。
次に上記構成における自ItI…;1定制御を、第9図
のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、第9図(A)の測定ルーチン処理が開始される。
ここの処理において、ステップ300゜310.320
,330,340,350,360、 370. 38
0. 390の各処理は、前記した、第7図のステップ
100乃至190の各処理と内容が同一であるので説明
は省略する。ただし、渦電流式変位センサ60の検出デ
ータは、ステップ370では配列P2 (i )に記憶
される。
処理において異なる部分は、ステップ370に次ぐステ
ップ372及びステップ374の処理である。 ステッ
プ372にては差動トランス62からの検出データに基
づき、ガイド45から管体50の表面までの距離がv6
み込まれる。
次のステップ374にては、上記ガイド45−管体50
間の距畠1データがRAM 40 c中に設けられた配
列 P3(i)に記憶される。
こうして、本測定ルーチンでは配列P2 (i>に、管
体50の表面から金属表面までの距なデータが格納され
、P3 (i)にガイド45から管体50表面までの距
離データが格納されることになる。
次に、第9図(B)の管厚計算ルーチンが開始される9
本処理では、ステップ400,420゜430r  4
40の各処理は、第7図(B)のステップ200,22
0,230.240の処理と同じであるが、ステップ4
10の処理が計算上界なっている。即ち、ステップ41
0において、上記ステップ370にて記憶した配列P2
(i>と、ステップ374にて記憶した配列 P3 (
i )と、予め設定しておいた測定位置の座標(xi、
 yi)と、そこでの測定角度θユとから、各測定位置
での金属部分の表面位置座標(Xi、 Yi)を求める
[口ち、まず下式のごとく、配列P2 (i )と配列
P3<i)との和を求めることにより、各J11重位置
から金属表面までの距離データLm(i)T!:求める
Lm (i ) =P2(i >−?P](i )次に
、各距離データLm < i >と各y11重位置の座
標(xx、 y l>と、そこでの測定角度θiとから
表面位置座標(Xi、Yi)が求められる。
こうして、第1実施例の装置と同様な結果を得ることが
できる。
次に、第10図に上記第3実!i1例を実現する非破壊
管圧自動測定装置の概略構成図を示す。
上記第1実施例を実現する非破壊管圧自動測定装置との
違いは、検出部70がコの字状の固定具72の両端に2
つの渦電流式変位センサ74,76が相互に対面して固
定されている点である。上記検出部70は2つの渦電流
式変位センサ74゜76を枯ぶvL線が、;1ぼ管体5
0の中心Qを通過するように配置される。このことによ
り、2つの渦電流式変位センサ74.76は、所定距離
りの間隔な五いて、各り、管体50内の金属部分50a
表面までの距離を測定することになる。
演算制御部40は、第1実施例の波形整形回路l!Ok
及びカウンタ402の替わりに、もう一つのif!I電
流式変位センサ76用の増幅回路40uとバッファ40
vとを備えている。更に、2つの渦電流式変位センサ7
4.76の信号をA / D変換するためにマルチプレ
クサ40pを備えている。
また、渦電流式変位センサ74.76は、ガイド上を摺
動させることはないので、移動部用の駆動回路もない。
次に上記構成における自動測定制御を、第11図のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
本測定ルーチン処理が開始されると、ステップ500に
て初期設定が成される。即ち各種変数のクリアや各種構
成の初期状態が設定される。
ステップ510にては演算制御部40側からCRT53
に、開始するか否かの要求が出力され、表示される。
開始の指示がキーボード4つより入力されると、続いて
ステップ520が実行される。ここでは、渦電流式変位
センサ74.76の測定作動を開始する。
次にステップ530にて第1の渦電流式変位センサ74
からの検出データに基づき、管体50の内部に隠れてい
る金属部分50aの表面位!までの距離が読み込まれる
ステップ540にては、上記距離データをRAM40c
中に設けられた変数P1に記憶される。
次にステップ550にて第2の渦電流式変位センサ76
からの検出データに基づき、管’sk 50の内部に隠
れている金属部分50aの表面位置までの距離が読み込
まれる。
ステップ560にては、上記距夏データをRAM 40
 c中に設けられた変数P2に記憶される。
次いで、ステップ570にて渦電流式変位センサ74.
76間の距taLと第1の渦電流式変位センサ74の検
出値P1と第2の渦電流式変位センサ76の検出値P2
との値から下式のごとく管体50の金属部分の外径Dt
+が求められる。
DIl=L  (PI+P2) 次いで、ステップ580にて下式のごとく、外径DI!
 と予め判明している内径d11との差を2で除して、
管体50の金属部分の厚さTを求める。
T= (D s −d @) / 2 次にステップ590にて、プリンタ51及びCRT53
から、その厚さTの結果が出力される。
こうして厚さが判明し、管体50の腐食等に応じて対策
を講することができる。勿論、上記出力に加えて、所定
値以下の厚さになっている箇所であった場合には、その
データを色別したり、強調文字としたりして表現しても
よい。
この後、ステップ600にて更に測定をするか否かがC
RT53上に要求表示される。他の箇所も測定するので
あれば、キーボード49から指示すれば、再度ステップ
530から繰り退されることになる。勿論、開始か否か
を尋ねるように、ステップ510から開始するようにし
てもよい、測定しないのであれば、ステップ610にて
検出部70の作動を停止して終了する。
こうして、−度の測定で所望する箇所の管厚の状態が判
明し、対策を講することができる。
次に、第12図に上記第4実施例を実現する非破壊管圧
自動測定装置の概略構成図を示す。
上記第3実施例を実現する非破壊管圧自動測定装置との
違いは、検出部70のコの字状の固定具72の両端にあ
る2つの渦電流式変位センサ78゜80の内、第2の渦
電流式変位センサ8oが、固定具72の端部に固定され
た差動トランス82がら可動鉄心82 aと摺動ロッド
82bとに支持されて、管体50方向に図示せぬばね材
にて付勢され、伸び出している点である。このことによ
り、両渦電流式変位センサ78.80は、その先端部分
を管体50の表面に接触させて、相互を結ぶ直線がほぼ
管体50の中心Qを通過するように配置出来る。このこ
とにより、2つの渦電流式変位センサ78.80は、管
体50の表面から金属部分50a表面までの距Aiが測
定できると共に、上記コの字状の固定具72一端がらの
管体50表面の距湘も測定される。
演算制御部に10は、第3実施例の構成に、更に、差動
トランス82用の増幅回路4Qwヒバッファ40Xとを
備えている。
次に上記構成における自動a1・1定制御を、第13図
のフローチャートに基づいて説明する。
ここの処理において、ステップ700.710゜720
、 730. 740. 750. 760. 770
,780,790,800,810の各処理は、前記し
た、第11図のステップ500乃至610の各処理と内
容が同一であるので説明は省略する。
ただし、ステップ770にて管体50の金属部分50a
の外径D@を求めるのに前記PI、P2に加えて差動ト
ランス82の検出値S1も用いられている。
更に、処理において異なる部分は、ステップ760に次
ぐステップ762及びステップ764の処理である。ス
テップ762にては差動トランス82からの検出データ
に基づき、コの字状の固定具72の端部から管体50の
表面までの距離が読み込まれる。
次のステップ764にては、上記コの字状の固定具72
の端部−管体50間の距離データをRAM40c中に設
けられた変数81に記憶される。
こうして、本測定ルーチンでは変数P+ 、P2に、管
体50の表面から金属部分50a表面までの距離データ
が格納され、S+にコの字状の固定具72の端部から管
体50表面までの距離データが格納されることになる。
このデータをステップ770にて、下式のごとく、管体
50の金属部分50aの外径D11を求める。
D a = L   (P + + P 2 + S 
+ )その後ステップ780の金属部分の厚さTが判明
することになり、第3実施例の装置と同様な結果を得る
ことが出来る。
上記第4実施例の装置にては、第2の渦電流式変位セン
サ80のみ差動トランス82に取り付けたが、第1の渦
電流式変位センサ80にも取り付けて、コの字状の固定
具72の端部から管体50表面までの距離データを求め
て、ステップ770の金属部分の外径DI+の算出に用
いてもよい。
[実測例] 第1実施例の非破壊管圧自動測定装置を用いて、火力発
電所のボイラの再熱用配管(A、  B、  C)の金
属部分の厚さを測定した結果を、酸化スケールやアッシ
ュの層の除去及びグラインダ仕上後に超音波を用いて測
定した従来例の結果と比軟して第1表に示す。
第1表 すべて単位は田であり、元の管厚は4.5m(JIS規
格)である。
第1表に示されるように本発明の第1実施例によって、
配管に何等の処理も加えずに測定した結果は、従来、酸
化スケールやアッシュの除去及びグラインダ仕上後に超
音波を用いて測定した結果と比較して、何等の遜色もな
いことが解る。第2乃至第4実施例についても、同様な
測定結果であった。
上記各実施例を実現している装置は、マイクロコンピュ
ータを利用しているが、ディスクリートな回路で構成す
ることも出来る。
九咀貴劾1 本発明は、管体の周囲から、非接触型金属表面位置測定
手段にて、上記管体内の金属表面の位置を測定し、該測
定された位にデータに基づき上記金属表面の外径を算出
し、該外径から既知の内径を減算することにより、金属
部分の厚さを決定しているため、酸化スケールやアッシ
ュの層を除去及びグラインダ仕上しないで、そのままの
状懲で管厚を測定することが出来、単に非接触型金属表
面位置測定手段の測定にて得られた金属表面位置のデー
タを用いて、計算のみで、金属部分の厚さを得ることが
出来る。このため保守等のための管厚測定作業が極めて
簡便に実施することが出来、作業上の安全性も向上する
更に他の応用分野として、地中埋設配管を掘削して検査
する際に配管を切断しないで、かつ、腐食スケールや土
砂が付着したままで配管の管厚を、現場で測定できる。
その他、プラントの配管の管厚測定にも利用できる。特
に口径の小さい配管に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を例示するフローチャート
、第2図は第1実施例の非破壊管厚測定方法の説明図、
第3図は第2実施例の非破壊管厚測定方法の説明図、第
4図は第3実施例の非破壊管厚測定方法の説明図、第5
図は第4実施例の非破壊管厚測定方法の説明図、第6図
は第1実施例を実現するための非破壊管圧自動測定装置
の概略構成図、第7図はその処理を表すフローチャート
、第8図は第2実施例を実現するための非破壊管圧自動
測定装置の概略構成図、第9図はその処理を表すフロー
チャート、第10図は第3実施例を実現するための非破
壊管圧自動測定装置の概略構成図、第11図はその処理
を表すフローチャート、第12図は第4実施例を実現す
るための非破壊管圧自動測定装置の概略構成図、第13
図はその処理を表すフローチャートである。 1.50・・・管体 3・・・酸化スケールまたはアッシュの屑5・・・金属
部分      7,45・・・ガイド9、lla、1
B、15.17.19.30a。 60、 74. 76、 78. 80・・・渦電流式
変位センサ 11.30.70・・・検出部 11b・・・摺動部     35・・・移動部40・
・・演算制御部 30b・・・磁束応答型マルチギャップヘッド47・・
・ガイド受     4つ・・・キーボード51・・・
プリンタ     53・・・CRT62.82・・・
差動トランス 72・・・コの字状の固定具

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 管体の周囲から、非接触型金属表面位置測定手段に
    て、上記管体内の金属表面の位置を測定し、該測定され
    た位置データに基づき上記金属表面の外径を算出し、該
    外径から既知の内径を減算することにより、金属部分の
    厚さを決定する非破壊管厚測定方法。 2 非接触型金属表面位置測定手段が、単数であり、 位置データが、管体の一円周上の3箇所以上で測定され
    る特許請求の範囲第1項記載の非破壊管厚測定方法。 3 金属表面の位置の測定が、 管体の表面に接触した非接触型金属表面位置測定手段に
    よる上記管体表面から金属表面までの距離の測定と、上
    記管体周囲に設定した基準位置から上記非接触型金属表
    面位置測定手段までの距離の測定と、上記両距離データ
    の加算と、に基づいてなされる特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の非破壊管厚測定方法。 4 非接触型金属表面位置測定手段が、複数であり、 金属表面の位置の測定が、各非接触型金属表面位置測定
    手段から金属表面までの距離の測定に基づいてなされ、 金属表面の外径の算出が、該測定された各距離データと
    複数の上記非接触型金属表面位置測定手段間の相対位置
    データとによりなされる特許請求の範囲第1項記載の非
    破壊管厚測定方法。 5 非接触型金属表面位置測定手段が、管体に接触状態
    で、該管体表面から金属表面までの距離の測定を行う特
    許請求の範囲第4項記載の非破壊管厚測定方法。
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