JPS6351943A - セラミツクス吸着剤及びその製造方法 - Google Patents

セラミツクス吸着剤及びその製造方法

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JPS6351943A
JPS6351943A JP61194882A JP19488286A JPS6351943A JP S6351943 A JPS6351943 A JP S6351943A JP 61194882 A JP61194882 A JP 61194882A JP 19488286 A JP19488286 A JP 19488286A JP S6351943 A JPS6351943 A JP S6351943A
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JP
Japan
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water
clay
bentonite
kanuma soil
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JP61194882A
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Masaaki Hisabayashi
久林 正明
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は冷蔵庫、食器戸棚、野菜入れ、下駄箱、トイレ
等の脱臭、生鮮食料品の鮮度保持、水の浄化、ガソリン
の燃費向上等に優れた作用を有するセラミックス吸着剤
及びその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 例えば、冷蔵庫は肉、魚類、野菜、果物等種々雑多な食
料品を保存するため、これらの食品から放出される臭い
が入り混って、強烈な悪臭となり昌い。
これらの悪臭は冷蔵庫の扉を開閉する都度、室内に漏れ
出すため、気になり、不快である。
又、冷蔵庫内に発生する臭いは、アンモニア、メチルメ
ルカプタン、硫化水素、硫化メチル、トリメチルアミン
等の混合ガスであるため、温度が低い捏水に溶は易いと
いう気体一般の性質により、開口した牛乳や他の生鮮食
料品に溶けこんでしまい、保存中の生鮮食料品等の味が
落ちる原因となる。
又、下駄箱においては足ムレした靴を収納するため、悪
臭が気になることがあり、トイレの悪臭も同様に気にな
るものである。
更に、近年、河川、湖沼等の水質汚染が進行し、水道水
や飲料水の水質が低下し或は多量の殺菌消毒薬の投入に
より不味いものとなっている。
従来、脱臭剤として使用されているものには、活性炭或
はマスキン法等があり、水の浄化にも活性炭が主として
使用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、活性炭の場合は、臭いの吸着能力は抜群である
が、吸着した臭いの成分を分解しないため、吸着した臭
気か飽和状態になると逆に臭気を放出するばかりか雑菌
が繁殖し、特に浄水器に使用した場合は雑菌の巣になっ
てしまう。
又、マスキン法の場合には、その臭気よりも更に強い臭
気を香水、香料等により作用させ、悪臭を感じさせない
ようにするだけであるため、本質的な問題解決にならな
い。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述の問題点を解決し、悪臭の原因となる成分
を効率よく吸着、分解し、長寿命且つ再生可能な吸着剤
を提供することを目的としてなしたものであり、少なく
とも鹿沼土を含む無機質混合物を焼成してなることを特
徴とするセラミックス吸着剤、及び鹿沼土、大谷石、ベ
ントナイト及び粘土に水を加えて練合し、所望の形状に
成型して乾燥し、しかる後焼成することを特徴とするセ
ラミックス吸着剤の製造方法にかかるものである。
ここで、使用する鹿沼土は北関東に分布する関東ローム
層中の軽石層の一種であり、赤城山の噴出物として知ら
れ、黄色で多孔質の粒状をなす。該鹿沼土は粒状では焼
成体の強度がもろくなるため、粉砕して粉末として使用
する。
凝灰岩は火山灰が堆積し、凝結しててきた岩石であり、
ガラス質、結晶質或は石質等の種々のものが使用でき、
宇都宮市大谷町付近に産する淡青緑色の大谷石が適当で
あり、粉末として使用する。
ベントナイトは5i02とAl2O3を主とする粘土で
あり、一般的に使用されているものを使用することがで
きる。
粘土はケイ素、アルミニウム、鉄、マグネシウム、アル
カリ金属、アルカリ土類金属、水分からなる化学組成を
有するもので、煉瓦、瓦、セメント、陶磁器の製造原料
として一般に使用するものを使用することができる。
これらの割合は、鹿沼土20〜40(W/W)%、凝灰
岩(大谷石) 20〜40(W/W)Lベントナイト5
〜25(W/W)%、粘土20〜40(W/V)%が適
当である。鹿沼土が少ないと鹿沼土由来の多孔性吸着能
が充分発揮されず、又鹿沼上が多すぎると焼成体がもろ
くなる。
これらの成分に水を加えて粘土状に練合して所望の形状
に成形するか、或はどろどろに水で溶かして型枠に流し
込んで成形し、約7時間自然乾燥し、水分が殆どなくな
ってから600〜1000℃の温度で10〜12時間加
熱焼成することにより、結晶の集合体が得られる。
得られる焼成体ハs i 0288.21(W/W)%
、A I : 037.10(W/W)%、F e20
30.22(警/警)@A1K 200.37(W/W
)%、M g O0,04(W/V)%、N a 20
0.49(W/W)L T i 020.18(V/W
)%、Ca 00.0B(W/W)%を含み、その他の
微量元素としてGe、Cr、Pbを含む。
微細多孔質の構造であり、平均細孔半径はヤシガラ活性
炭、石炭系活性炭に比べ大きい。
[作   用] しかしながら、硫化水素の吸着性能は30℃50ppm
の硫化水素を本発明のセラミックス成心剤は?、53X
10→g/g吸着し、活性炭7.82X 1o−4g/
gと略同程度である。又、アンモニアの吸着性能は25
℃50pp81のアンモニアを2.55x IQ−3g
/g吸着し、活性炭2.07X 10−’ g/gより
も約10倍の値を示した。
本発明のセラミックス吸着剤は5i02を主成分とする
微細多孔質構造であり、多種類の無機成分を含むため、
硫化水素やアンモニア等の悪臭の成分は単に吸着される
だけでな(、分解されるため、吸着能力が高く且つ活性
炭のように吸着したガスを放出することもない。
従って、冷蔵庫や野菜貯蔵室等で本発明のセラミックス
吸着剤を使用すると、冷蔵庫等内の生鮮食料品から放出
される種々の有害ガスがセラミックス吸着剤に吸着分解
されるため、これらの有害ガスが他の食料品に吸収され
て食料品の味が変わることが防止され、鮮□度が保持さ
れる。特に腐敗の早い鳥肉、豆腐、牛乳等では著しい効
果が認められた。
以上において、セラミックス吸着剤によるガスの分解速
度とガス発生の速度のバランスが崩れたときに臭気吸着
の飽和状態を感じるが(−般家庭用冷蔵庫で約3ケ月)
、これを直射日光に約1〜2日間曝すことにより元どお
り再生することができる。従って、何度でも再生使用す
ることができ、半永久的に使用できる。
又、本発明のセラミックス吸着剤は吸水性及び脱水性に
優れた鹿沼土の特性をそのまま生かすように焼成されて
いるので、焼成体も吸水性及び脱水性に富む。しかも、
その成分は多種類の元素を含むため、水中の陰イオンや
陽イオンを吸着することができる。
従って、飲料水を本発明のセラミックス吸着剤に接触さ
せることにより、残留塩素やその他の有害イオンを吸着
、除去することができ、飲料水がおいしくなる。上記接
触方法としては、浄化槽内に粒状のセラミックス吸着剤
を充填し上方又は下方から水を流して浄化水を得てもよ
く、又容器内に汲取った水にセラミックス吸着剤を投入
してもよい。
このように浄化した水は飲食に用いるばかりでなく、豆
腐、牛乳、ビール等、その他一般の食品製造に使用する
ことができ、味及び品質を向上することができる。
更に、本発明のセラミックス吸着剤を粒状に形成し或は
細かく破砕したものを、花びんや花器の底に入れて花木
を差すと、花木が水中において微生物により分解されて
生ずるアンモニア等のガスは直ちに吸着され、これらの
有害ガスにより花木が枯れるのを防止することができ、
花持ちさせることができる。
更に又、ガソリンや灯油を本発明のセラミックス吸着剤
に接触させることにより、不純物を吸着除去することが
でき、燃費を向上させることができる。又、石油ストー
ブの芯の周囲に本発明のセラミックス吸着剤を配置する
ことにより、点火時、消化時の不完全燃焼による灯油臭
を吸着することができ、無臭とすることができる。
[実 施 例] 以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 鹿沼土30部、大谷石30部、ベントナイト10部、粘
土30部を微細粉末とし、これに水を加えて練合し、直
径12cm、厚さ1.5cmの円板状に成型し、約7時
間乾燥して水分が殆どなくなってから、約850℃で1
0時間焼成した。
本セラミックス吸着剤は冷蔵庫等における脱臭用として
好適である。
実施例2 実施例1と同様の成分を同様の割合に練合し、粒状に成
型して乾燥し、約1000℃で12時間焼成した。
本セラミックス吸着剤は浄水用として好適である。
使用例 前記実施例1て製造したセラミックス吸着剤を下記の5
4例の家庭用或は業務用冷蔵庫に入れ、冷蔵庫内の悪臭
の吸着効果を調べた。
く東京都〉 渋谷区・小林、世田谷区・里方、 新宿区・ペットショップR1豊島区・厚用、江戸川区・
外出、江東区・へ島 く神奈用県〉 藤沢市・開田、厚木市・坂本 く埼玉県〉 用越市・塩谷 〈群馬県〉 前橋市・両角、和訳、関、伊勢田、中村、後間、山脇、
6田、須田、黒沢、 山口、小月、A靴店、K家具、 H家具、関口 ・ 高輪重・上田、阿久沢、S保育園、U保育園、M歯
科、9江、U治療院 群馬町・中村、吾妻町・T旅館、 薮塚本町・K豆腐店、伊勢輪重・N保育園、富士見村・
封材に1封材M、山口、外出、関口、 笠懸村・佐瀬 く長野県〉 長野市・大島81大島F く愛知県〉 名古屋市・山村、宮崎、抜出、石野、同郡、東海市・山
口、鈴木、藤井、富津、山中いずれの場合も、−晩で冷
蔵庫内の悪臭が略完全に除去され、悪臭が感じられなく
なった。
ニンニクやニラの臭いも吸収されて殆ど感じられなくな
った。
但し、キムチのような生ニンニクをすり潰したものを使
用している食品の強烈な臭いは、かなり軽減されたが完
全には吸収されなかった。
[発明の効果] 以上説明したように本発明のセラミックス吸着剤によれ
ば、無機成分を多孔質に焼成したので、悪臭のちととな
る有害ガスを効率よく吸着し、分解することができるた
め、冷蔵庫等の脱臭剤、生鮮食料品の鮮度保持用として
有用である。特に、容易に再生できて繰り返し使用でき
る点が、従来使用されてきた脱臭剤に比べ優れている。
更に、吸水性、脱水性に優れているため、液中において
も有害物質を仮管、除去できるので、浄水、生花の長寿
命化、ガソリンや灯油の燃費向上等に優れた効果を発揮
する。
又、本発明のセラミックス吸着剤の製造方法によれば、
特定の成分を配合して練合、成型し、乾燥後焼結させる
だけなので、比較的簡単な操作で安定した品質のセラミ
ックス吸着剤を大量に製造することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも鹿沼土を含む無機質混合物を焼成してな
    ることを特徴とするセラミックス吸着剤。 2)少なくとも鹿沼土を含む無機質混合物が鹿沼土、凝
    灰岩、ベントナイト、粘土を含む無機質混合物である特
    許請求の範囲第1)項記載のセラミックス吸着剤。 3)凝灰岩が大谷石である特許請求の範囲第2)項記載
    のセラミックス吸着剤。 4)鹿沼土、大谷石、ベントナイト及び粘土に水を加え
    て練合し、所望の形状に成型して乾燥し、しかる後焼成
    することを特徴とするセラミックス吸着剤の製造方法。 5)600〜1000℃で10〜12時間焼成する特許
    請求の範囲第4)項記載のセラミックス吸着剤の製造方
    法。
JP61194882A 1986-08-20 1986-08-20 セラミツクス吸着剤及びその製造方法 Pending JPS6351943A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990046496A (ko) * 1999-03-22 1999-07-05 한상관 하천수정화장치
KR19990046639A (ko) * 1999-04-03 1999-07-05 한상관 흙을이용한정수방법
EP1632278A1 (de) * 2003-04-04 2006-03-08 Yoshizawa, Kayoko Verfahren zur reinigung von toxischen gasen, verunreinigtem boden oder verunreinigtem wasser
JP2011045827A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 脱硫剤及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976158A (ja) * 1972-11-22 1974-07-23
JPS60129138A (ja) * 1983-12-16 1985-07-10 Kanuma Sangyo Kk 関東ロ−ム及び大谷石を利用した吸着剤の製造法

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EP1632278A4 (de) * 2003-04-04 2007-07-18 Yoshizawa Kayoko Verfahren zur reinigung von toxischen gasen, verunreinigtem boden oder verunreinigtem wasser
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