JPS635173Y2 - - Google Patents

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JPS635173Y2
JPS635173Y2 JP13663381U JP13663381U JPS635173Y2 JP S635173 Y2 JPS635173 Y2 JP S635173Y2 JP 13663381 U JP13663381 U JP 13663381U JP 13663381 U JP13663381 U JP 13663381U JP S635173 Y2 JPS635173 Y2 JP S635173Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
storage battery
blind rivet
battery cover
metal terminal
hollow
Prior art date
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Application number
JP13663381U
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JPS5841972U (ja
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    • Y02E60/12

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は蓄電池の封口構造に関し、さらに詳
しくは蓄電池ことに鉛蓄電池の端子封口構造であ
つて締結ナツト及び封口コンパウンドを用いない
封口構造に関する。
従来から鉛蓄電池の端子封口構造として種々の
構造が知られている。これらのうち締結ナツト、
封口コンパウンド等を用いず、特に頭付き締付け
具(ブラインドリベツト)により封口を行なつた
構造の代表例を第1図及び第2図に示す。第1図
は可塑性金属端子柱4がブラインドリベツト5の
下筒部分の膨張作用により半径方向に膨張し、蓄
電池カバー1に座する弾性座部材2に圧接して結
合した極柱封口構造を示す。また、第2図は可塑
性金属端子柱4と弾性座部材2の圧接部にガスケ
ツト7を介在させて第1図と同様に圧接結合させ
た極柱封口構造を示す。これらはいずれもブライ
ンドリベツト5の膨張部分10を締付けリング1
3によつて形成させることにより行なわれ、金属
端子柱4には締付けリング13の移動を許す空間
11が必要である。
しかしながら、この考案の考案者らの知る限り
ブラインドリベツト5が最大の締結力を発揮する
為には第3図に示すごとくその膨張方向に対して
外部より抵抗力がかからずブラインドリベツト5
の頭部と膨張部分10間のシヤフト軸方向の締付
力で2つの部材15,16を締結することが最も
望ましい。従つて上記のごとき従来の構造におい
ては、膨張部分10に対応する下筒部分が弾力性
金属端子柱に密接してるため外部からの圧力がか
かり封口時に充分な膨張が期待できず、得られた
封口構造においては第3図のような封口構造に比
して信頼性に欠け、電解液が表面張力により外部
へ漏出してしまう恐れが多々あつた。
この考案はこれらの欠点を解消すべくなされた
ものであり、ほぼ完全密閉化された蓄電池の封口
構造を提供するものである。
かくしてこの考案によれば、蓄電池カバーに端
子接続用の孔部を穿設し、極板に電気接続されか
つ上向きに開孔部を有し内径がブラインドリベツ
トの膨張部分の最大膨張寸法より大きな中空部分
を具備する可塑性金属端子を上記蓄電池カバーの
孔部と該可塑性金属端子の開孔部が対応するよう
位置させると共に、蓄電池カバーの外面よりブラ
インドリベツトを上記孔部及び開孔部を通して少
なくとも該ブラインドリベツトの下筒部分及び締
付けリングが中空部分内に位置されるよう挿入し
てなり、該ブラインドリベツトの下筒部分を中空
部分内で締付けリングを引き上げることによつて
膨張させ、可塑性金属端子を圧接状態で蓄電池カ
バーと締結してなる蓄電池の封口構造が提供され
る。
この考案において、可塑性金属端子としては鉛
又は鉛合金等の導電性で変形しうる材質が種々適
用できる。また、鉛蓄電池カバーとしてはABS
樹脂やPP樹脂等の耐酸性樹脂が種々適用できる。
また、ブラインドリベツトとは、JISB0101で規
定されるブラインドリベツトを意味し、ブライン
ドリベツト、ポツプリベツト、頭付きポツプリベ
ツト等の名称で市販され、リベツト筒内に引上げ
シヤフトを有しかつそのシヤフトの一端に下筒部
分の内径よりも大きな外径を有する部分(締付け
リング)を備えたものが種々適用できる。
この考案において、可塑性金属端子の中空部分
がブラインドリベツトの下筒部分の膨張によつて
変形しない中空金属罐から構成されていることが
締結力より発揮される点で必要である。この金属
罐の金属としては鋼やステンレス等が適当であ
る。また、金属罐の形状としては円柱状が適当で
あり、少なくともブラインドリベツトの締付けリ
ング及び膨張部分を収容できる容積即ち内径があ
ればよい。そして円柱状の金属罐を用いる場合、
その内径はブラインドリベツト膨張部分の最大膨
張寸法以上であることが必要である。
この考案において蓄電池カバーの圧接面には締
結力をより増加させるために種々の形状(円錐
状、波形状等)の突起を多数設けることが好まし
い。
以下、添付の図面に従つてこの考案をさらに詳
しく説明する。
第5図は、この考案の封口構造の一具体例を示
す要部断面図であり、第4図は封口前の状態を示
す第5図相当図である。第4図において、蓄電池
カバー1にはブラインドリベツト5の直径より若
干大なる内径を有する孔部が穿設されており、該
カバー1の圧接面には数列の波形突起8が形成さ
れている。一方、可塑性金属端子3は極板14に
一体に接続しておりかつ蓄電池カバー1の孔部に
対向して開孔しこの開孔を通してブラインドリベ
ツト5と嵌合できる開孔部が設けられた中空金属
罐9が内部に設けられている。なお、中空金属罐
9はブラインドリベツト5の膨張部分10の最大
膨張寸法よりも大なる内径の鋼製の円柱形状から
なつている。ブラインドリベツト5は、その下筒
部分10′の内径よりも大きな外形を有しかつ引
上げシヤフト6により支持される鋼製の締付リン
グ13を先端に備えてなる。そしてこのブライン
ドリベツト5は上記孔部及び開孔部を通して挿入
される。挿入は、ブラインドリベツトの下筒部分
10′及び締付リング13が中空金属罐9内に位
置するよう行なわれる。
上記配置において、ブラインドリベツトの締付
けリング13を引き上げシヤフト6によつて引き
上げることにより下筒部分10′が膨張し、中空
金属罐9を通じて蓄電池カバー1と可塑性金属端
子3とが圧接され締結される。これと同時に蓄電
池カバー1に形成された波形突起が端子3に圧入
されてシール結合される。なお、引上げは、公知
のリベツト引上げ装置で行なわれる。また引き上
げシヤフト6はこの後適宜切断される。この実施
例では、引上げシヤフト6の締付リング13近傍
にシヤフトを一部細くして構成した環状溝(第4
図参照)が設けられており、引上げ時の最終応力
により該シヤフトはこの溝部分が切断される。こ
のようにして第5図に示すごときこの考案の封口
構造が得られる。
上記構造において、ブラインドリベツト5の下
筒部分10′は膨張時及び膨張後を通じて従来の
ような横断方向からの外部圧力がなく第3図に示
した理想的な締結構造と同様となり、ブラインド
リベツト5の最大膨張を得ることができる。従つ
て、完全に密閉化され信頼性の高い蓄電池ことに
鉛蓄電池の封口構造を容易に提供することがで
き、その工業的価値は大なるものであるる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、それぞれ従来の蓄電池の
封口構造の具体例を示す要部断面図である。第3
図は、この考案に係るブラインドリベツトの理想
的な締結状態を示す要部断面図である。第4図
は、この考案の封口構造の封口前の一具体例を説
明する要部断面図である。第5図は、この考案の
封口構造の一具体例を示す第4図相当要部断面図
である。 1……蓄電池カバー、2……弾性座部材、3…
…可塑性金属端子、4……可塑性金属端子柱、5
……ブラインドリベツト、6……引上げシヤフ
ト、7……ガスケツト、8……波形突起、9……
中空金属罐、10……膨張部分、10′……下筒
部分、11……空間、12……中空部分、13…
…締付けリング、14……極板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 蓄電池カバーに端子接続用の孔部を穿設し、
    極板に電気接続されかつ上向きに開孔部を有し
    内径がブラインドリベツトの膨張部分の最大膨
    張寸法より大きな中空部分を具備する可塑性金
    属端子を上記蓄電池カバーの孔部と該可塑性金
    属端子の開孔部が対応するよう位置させると共
    に、蓄電池カバーの外面よりブラインドリベツ
    トを上記孔部及び開孔部を通して少なくとも該
    ブラインドリベツトの下筒部分及び締付けリン
    グが中空部分内に位置されるよう挿入してな
    り、該ブラインドリベツトの下筒部分を中空部
    分内で締付けリングを引き上げることによつて
    膨張させ、可塑性金属端子を圧接状態で蓄電池
    カバーと締結してなる蓄電池の封口構造。 2 可塑性金属端子の中空部分が、ブラインドリ
    ベツト下筒部分の膨張によつて変形しない中空
    金属罐からなる実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の構造。 3 蓄電池カバーの締結面に突起部を設けてなる
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記
    載の構造。
JP13663381U 1981-09-14 1981-09-14 蓄電池の封口構造 Granted JPS5841972U (ja)

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JP13663381U JPS5841972U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 蓄電池の封口構造

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JP13663381U JPS5841972U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 蓄電池の封口構造

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Publication Number Publication Date
JPS5841972U JPS5841972U (ja) 1983-03-19
JPS635173Y2 true JPS635173Y2 (ja) 1988-02-12

Family

ID=29929952

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JP13663381U Granted JPS5841972U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 蓄電池の封口構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5589228B2 (ja) * 2011-01-14 2014-09-17 日立オートモティブシステムズ株式会社 密閉型二次電池

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Publication number Publication date
JPS5841972U (ja) 1983-03-19

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