JPS635149B2 - - Google Patents
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- JPS635149B2 JPS635149B2 JP61218919A JP21891986A JPS635149B2 JP S635149 B2 JPS635149 B2 JP S635149B2 JP 61218919 A JP61218919 A JP 61218919A JP 21891986 A JP21891986 A JP 21891986A JP S635149 B2 JPS635149 B2 JP S635149B2
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- JP
- Japan
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- container
- mouth
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- injection device
- housing
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、エアゾール容器の製造方法に関す
るものである。
るものである。
従来のこの種製造方法は、第1図に示すように
噴射装置100の主たる機構の上部を覆いその側
壁の底部を容器1の口部2の外周面窪み2aに密
接させるようにアルミニウム製のマウンテイング
カツプ101をかしめて噴射装置100を取付け
ていた。噴射装置100は、ハウジング102内
にスプリング103で上方へ付勢された弁茎10
4を収容し、ハウジング102の上縁にフランジ
105を形成し、このフランジ105の下面と口
部2の上縁との間にゴムパツキング106を介在
させ、前記弁茎104の連通孔107を閉塞し得
るように弁茎104の外周に密接しかつ前記フラ
ンジ105の上面に載置されたガスケツト108
を設けてある。
噴射装置100の主たる機構の上部を覆いその側
壁の底部を容器1の口部2の外周面窪み2aに密
接させるようにアルミニウム製のマウンテイング
カツプ101をかしめて噴射装置100を取付け
ていた。噴射装置100は、ハウジング102内
にスプリング103で上方へ付勢された弁茎10
4を収容し、ハウジング102の上縁にフランジ
105を形成し、このフランジ105の下面と口
部2の上縁との間にゴムパツキング106を介在
させ、前記弁茎104の連通孔107を閉塞し得
るように弁茎104の外周に密接しかつ前記フラ
ンジ105の上面に載置されたガスケツト108
を設けてある。
第1図に示す従来例では、マウンテイングカツ
プ101による口部2の密閉時(側壁の底部をか
しめる時)にゴムパツキング106を口部2の上
縁とフランジ105との間に挾み込むため、内容
液はこのゴムパツキング106に接触し、そのた
めゴムとの接触によりゴム又は内容液いずれかが
変質するような内容液の場合には使用することが
できないという欠点があつた。また、口部2の密
封はマウンテイングカツプ101のかしめ加工に
依存するため、密封の際の不良化、例えばゴムパ
ツキング106を口部2の上縁に均一の圧力で押
圧することができないことによりガス漏れが生じ
たり、マウンテイングカツプ101が口部2の外
周面窪み2aに密接していない個所が生じたりし
やすかつた。さらに、噴射装置100を口部2に
アツセンブリする手間がかかり、安価にしかも量
産できるものとしては不向きであつた。
プ101による口部2の密閉時(側壁の底部をか
しめる時)にゴムパツキング106を口部2の上
縁とフランジ105との間に挾み込むため、内容
液はこのゴムパツキング106に接触し、そのた
めゴムとの接触によりゴム又は内容液いずれかが
変質するような内容液の場合には使用することが
できないという欠点があつた。また、口部2の密
封はマウンテイングカツプ101のかしめ加工に
依存するため、密封の際の不良化、例えばゴムパ
ツキング106を口部2の上縁に均一の圧力で押
圧することができないことによりガス漏れが生じ
たり、マウンテイングカツプ101が口部2の外
周面窪み2aに密接していない個所が生じたりし
やすかつた。さらに、噴射装置100を口部2に
アツセンブリする手間がかかり、安価にしかも量
産できるものとしては不向きであつた。
本発明は、上記事情に鑑みて発明されたもので
あり、内容液としてゴムをおかすような種類でも
使用することのできるエアゾール容器の製造方法
を提供し、安価かつ容易に製造することができる
と共に量産に向き、しかも密封性の良好なエアゾ
ール容器の製造方法を提供することを目的とする
ものである。
あり、内容液としてゴムをおかすような種類でも
使用することのできるエアゾール容器の製造方法
を提供し、安価かつ容易に製造することができる
と共に量産に向き、しかも密封性の良好なエアゾ
ール容器の製造方法を提供することを目的とする
ものである。
上述の目的を達成するため、本発明は、容器と
この口部にハウジング内に各種部材を組込んで構
成される噴射装置を取付けるためのマウンテイン
グカツプとをポリエチレンテレフタレート、ポリ
アセタール、ナイロン等の合成樹脂材料にて成形
する工程と、容器内に内容液及びガスを充てんす
る工程と、噴射装置及びマウンテイングカツプを
口部に取付ける工程と、口部の上面と噴射装置が
取付けられたマウンテイングカツプの内面とが接
触する個所を高周波又は超音波等により溶接して
融着部を形成する工程とを備えたものである。
この口部にハウジング内に各種部材を組込んで構
成される噴射装置を取付けるためのマウンテイン
グカツプとをポリエチレンテレフタレート、ポリ
アセタール、ナイロン等の合成樹脂材料にて成形
する工程と、容器内に内容液及びガスを充てんす
る工程と、噴射装置及びマウンテイングカツプを
口部に取付ける工程と、口部の上面と噴射装置が
取付けられたマウンテイングカツプの内面とが接
触する個所を高周波又は超音波等により溶接して
融着部を形成する工程とを備えたものである。
この製造方法により製造されたエアゾール容器
では、容器口部とマウンテイングカツプとがとも
に樹脂材料、例えば口部をポリエチレンテレフタ
レート、マウンテイングカツプをポリアセタール
から成形されているために口部とマウンテイング
カツプとが接触する個所に高周波溶接等の手段に
より融着部を形成でき、この融着部の個所に内容
液が接触してもゴムパツキングが存在しないため
に内容液でゴムがおかされるおそれは存在しな
い。合成樹脂材料の融着は完全に行われ、融着部
における気密性がきわめて高いものとなる。
では、容器口部とマウンテイングカツプとがとも
に樹脂材料、例えば口部をポリエチレンテレフタ
レート、マウンテイングカツプをポリアセタール
から成形されているために口部とマウンテイング
カツプとが接触する個所に高周波溶接等の手段に
より融着部を形成でき、この融着部の個所に内容
液が接触してもゴムパツキングが存在しないため
に内容液でゴムがおかされるおそれは存在しな
い。合成樹脂材料の融着は完全に行われ、融着部
における気密性がきわめて高いものとなる。
〔実施例〕
以下に本発明の好適な実施例を第2図以下の図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
本発明において、容器1の材質としては合成樹
脂材料が使用され、金属材料やガラス材料は使用
されていない。使用される合成樹脂材料として
は、ポリエチレンテレフタレート樹脂が望まし
い。ポリエチレンテレフタレート樹脂は、きわめ
て優れた透明性を有し、表面の光沢があり、ガス
バリヤー性に優れ、耐内容物性及び保香性に優れ
る等の特性を有しているので、エアゾール容器と
しては好適である。また、この容器1をポリエチ
レンテレフタレート樹脂から成形するには、2軸
延伸ブロー成形が採用され、2軸延伸ブロー成形
されることにより機械的強度を増大し、透明度の
劣化を防止することができる。ポリエチレンテレ
フタレート樹脂製容器1の口部2の外周面に窪み
2aを成形する方法としては、例えば特開昭53−
125470号公報に記載の方法等を採用し得る。
脂材料が使用され、金属材料やガラス材料は使用
されていない。使用される合成樹脂材料として
は、ポリエチレンテレフタレート樹脂が望まし
い。ポリエチレンテレフタレート樹脂は、きわめ
て優れた透明性を有し、表面の光沢があり、ガス
バリヤー性に優れ、耐内容物性及び保香性に優れ
る等の特性を有しているので、エアゾール容器と
しては好適である。また、この容器1をポリエチ
レンテレフタレート樹脂から成形するには、2軸
延伸ブロー成形が採用され、2軸延伸ブロー成形
されることにより機械的強度を増大し、透明度の
劣化を防止することができる。ポリエチレンテレ
フタレート樹脂製容器1の口部2の外周面に窪み
2aを成形する方法としては、例えば特開昭53−
125470号公報に記載の方法等を採用し得る。
このようにして合成樹脂製容器1を成形したな
らば、この口部2に噴射装置3を取付ける。この
噴射装置3の主たる機構は、下面に下方へ突出し
た導入路10を備えたハウジング4内にスプリン
グ5で上方に付勢された弁茎6を収容し、この弁
茎6に穿設された連通孔7を弁茎6が上方に付勢
されているときに閉塞するガスケツト8をハウジ
ング4の上端にキヤツプ9により取付けて構成さ
れる。このキヤツプ9のハウジング4への取付け
は、ハウジング4の上方側面に突条部4aを形成
し、キヤツプ9の側壁の底部に鉤状部9aを形成
し、この鉤状部9aを突条部4aに係合させてい
る。前記スプリング5はステンレススチールにて
製作し防錆を図り、ガスケツト8は気密性を図る
上から合成ゴムから形成されている他は、ハウジ
ング4と弁茎6及びキヤツプ9は全て合成樹脂製
である。このようにして構成された噴射装置3を
容器1の口部2に取付ける手段としては、前記ハ
ウジング4に一体成形されこのハウジング4の側
面から水平方向に延出し下方に折り曲げられたマ
ウンテイングカツプ11を口部2に嵌着し、口部
2の上面とマウンテイングカツプ11の内面とが
接触する個所を超音波又は高周波等で溶接する。
当該融着部12を構成する互いの接合面は平坦面
であるよりも、一方の接合面に突条を備えた状態
の方が溶接による気密性の向上が期待できる。第
2図の実施例では容器1の口部2の上端面に突条
13を形成したが、第3図に示すようにマウンテ
イングカツプ11の内面に突条13を形成しても
よい。なお、接合すべき両面に互い違いに突条1
3を形成しておき両者を凹凸嵌合することも差支
えない。前記マウンテイングカツプ11の側壁の
底部は、鉤状部11aに形成してあり、口部2の
窪み2aに係合するようになつているために溶接
前に予備封緘ができる。また、マウンテイングカ
ツプ11の材質としては、ポリアセタールやナイ
ロン等の合成樹脂が望ましい。容器1をポリエチ
レンテレフタレート樹脂製とし、マウンテイング
カツプ11をポリアセタール又はナイロン製とし
たとき、高周波又は超音波で溶接した場合、きわ
めて強固な融着部12を構成した。特に、超音波
溶接において強固に溶接されることが試作の結果
として判明した。なお、その他の合成樹脂溶接手
段も採用し得ることは勿論である。
らば、この口部2に噴射装置3を取付ける。この
噴射装置3の主たる機構は、下面に下方へ突出し
た導入路10を備えたハウジング4内にスプリン
グ5で上方に付勢された弁茎6を収容し、この弁
茎6に穿設された連通孔7を弁茎6が上方に付勢
されているときに閉塞するガスケツト8をハウジ
ング4の上端にキヤツプ9により取付けて構成さ
れる。このキヤツプ9のハウジング4への取付け
は、ハウジング4の上方側面に突条部4aを形成
し、キヤツプ9の側壁の底部に鉤状部9aを形成
し、この鉤状部9aを突条部4aに係合させてい
る。前記スプリング5はステンレススチールにて
製作し防錆を図り、ガスケツト8は気密性を図る
上から合成ゴムから形成されている他は、ハウジ
ング4と弁茎6及びキヤツプ9は全て合成樹脂製
である。このようにして構成された噴射装置3を
容器1の口部2に取付ける手段としては、前記ハ
ウジング4に一体成形されこのハウジング4の側
面から水平方向に延出し下方に折り曲げられたマ
ウンテイングカツプ11を口部2に嵌着し、口部
2の上面とマウンテイングカツプ11の内面とが
接触する個所を超音波又は高周波等で溶接する。
当該融着部12を構成する互いの接合面は平坦面
であるよりも、一方の接合面に突条を備えた状態
の方が溶接による気密性の向上が期待できる。第
2図の実施例では容器1の口部2の上端面に突条
13を形成したが、第3図に示すようにマウンテ
イングカツプ11の内面に突条13を形成しても
よい。なお、接合すべき両面に互い違いに突条1
3を形成しておき両者を凹凸嵌合することも差支
えない。前記マウンテイングカツプ11の側壁の
底部は、鉤状部11aに形成してあり、口部2の
窪み2aに係合するようになつているために溶接
前に予備封緘ができる。また、マウンテイングカ
ツプ11の材質としては、ポリアセタールやナイ
ロン等の合成樹脂が望ましい。容器1をポリエチ
レンテレフタレート樹脂製とし、マウンテイング
カツプ11をポリアセタール又はナイロン製とし
たとき、高周波又は超音波で溶接した場合、きわ
めて強固な融着部12を構成した。特に、超音波
溶接において強固に溶接されることが試作の結果
として判明した。なお、その他の合成樹脂溶接手
段も採用し得ることは勿論である。
また、第2図の実施例では、噴射装置3のハウ
ジング4とマウンテイングカツプ11とをポリア
セタール又はナイロン等の合成樹脂材料で一体成
形したが、第4図に示すようにキヤツプ9とマウ
ンテイングカツプ11とを一体成形してもよい。
さらに、噴射装置3としては、図示する実施例以
外の各種装置が使用可能であることはいうまでも
ない。
ジング4とマウンテイングカツプ11とをポリア
セタール又はナイロン等の合成樹脂材料で一体成
形したが、第4図に示すようにキヤツプ9とマウ
ンテイングカツプ11とを一体成形してもよい。
さらに、噴射装置3としては、図示する実施例以
外の各種装置が使用可能であることはいうまでも
ない。
以上説明したように、本発明は、容器とこの口
部にハウジング内に各種部材を組み込んで構成さ
れる噴射装置を取付けるためのマウンテイングカ
ツプとをポリエチレンテレフタレート、ポリアセ
タール、ナイロン等の合成樹脂材料にて成形する
工程と、容器内に内容液及びガスを充填する工程
と、噴射装置及びマウンテイングカツプを口部に
取付ける工程と、口部の上面と噴射装置が取付け
られたマウンテイングカツプの内面とが接触する
個所を高周波又は超音波等により溶接して融着部
を形成する工程とを備えているものである。した
がつて、内容液がより多く接触し、かつガス漏れ
の生じ易い個所に従来の如きゴムパツキングを使
用する必要がなく、容器の口部上面とマウンテイ
ングカツプの内面とが接触する個所を合成樹脂材
料同士の溶接で融着部を形成してあるため、ゴム
や金属(容器自体を金属製としたもの)に接触し
ていずれか一方が変質するような内容液であつて
も充填し使用することができる。また、合成樹脂
材料同士を溶接して融着部を形成する工程を備え
ているために、ゴムパツキングを介在させて金属
製のマウンテイングカツプを機械的に加工(例え
ばかしめ加工)して気密性を図るのに比較してよ
り一層気密性が良好となり、かつ従来の如く不良
品の発生がほとんどない。
部にハウジング内に各種部材を組み込んで構成さ
れる噴射装置を取付けるためのマウンテイングカ
ツプとをポリエチレンテレフタレート、ポリアセ
タール、ナイロン等の合成樹脂材料にて成形する
工程と、容器内に内容液及びガスを充填する工程
と、噴射装置及びマウンテイングカツプを口部に
取付ける工程と、口部の上面と噴射装置が取付け
られたマウンテイングカツプの内面とが接触する
個所を高周波又は超音波等により溶接して融着部
を形成する工程とを備えているものである。した
がつて、内容液がより多く接触し、かつガス漏れ
の生じ易い個所に従来の如きゴムパツキングを使
用する必要がなく、容器の口部上面とマウンテイ
ングカツプの内面とが接触する個所を合成樹脂材
料同士の溶接で融着部を形成してあるため、ゴム
や金属(容器自体を金属製としたもの)に接触し
ていずれか一方が変質するような内容液であつて
も充填し使用することができる。また、合成樹脂
材料同士を溶接して融着部を形成する工程を備え
ているために、ゴムパツキングを介在させて金属
製のマウンテイングカツプを機械的に加工(例え
ばかしめ加工)して気密性を図るのに比較してよ
り一層気密性が良好となり、かつ従来の如く不良
品の発生がほとんどない。
さらに、本発明の製造方法でエアゾール容器を
製造すれば、部品点数も減少し、製造工程も少な
く、安価で大量に生産が可能となる。特に、マウ
ンテイングカツプと容器の口部との融着部を構成
する両接合面のいずれか一方又は両方に突条を形
成した製造方法では、融着部の溶接強度が大きく
なり、ガス漏れ防止がより一層確実となる。さら
に、容器をポリエチレンテレフタレート製とし、
マウンテイングカツプをポリアセタール又はナイ
ロン製とし、融着部を高周波又は超音波により溶
接した場合も突条を形成した場合と同様の効果を
有すると共に、製造されたエアゾール容器がきわ
めて軽くしかも充分な機械的強度を備えたものと
なり、ガスバリヤー性や耐内容物性にも優れたも
のとなる。さらに、噴射装置のハウジングとマウ
ンテイングカツプとを合成樹脂材料にて一体成形
し、このハウジング内に噴射装置の部材を組み込
んで一体化したものを容器の口部に取付ける製造
方法では、従来のようにゴムパツキング、フラン
ジ、ガスケツト、最後に金属性マウンテイングカ
ツプ、そしてかしめ加工というような組立作業に
比べて、きわめて簡単化され、製造効率を著しく
向上させることができる。
製造すれば、部品点数も減少し、製造工程も少な
く、安価で大量に生産が可能となる。特に、マウ
ンテイングカツプと容器の口部との融着部を構成
する両接合面のいずれか一方又は両方に突条を形
成した製造方法では、融着部の溶接強度が大きく
なり、ガス漏れ防止がより一層確実となる。さら
に、容器をポリエチレンテレフタレート製とし、
マウンテイングカツプをポリアセタール又はナイ
ロン製とし、融着部を高周波又は超音波により溶
接した場合も突条を形成した場合と同様の効果を
有すると共に、製造されたエアゾール容器がきわ
めて軽くしかも充分な機械的強度を備えたものと
なり、ガスバリヤー性や耐内容物性にも優れたも
のとなる。さらに、噴射装置のハウジングとマウ
ンテイングカツプとを合成樹脂材料にて一体成形
し、このハウジング内に噴射装置の部材を組み込
んで一体化したものを容器の口部に取付ける製造
方法では、従来のようにゴムパツキング、フラン
ジ、ガスケツト、最後に金属性マウンテイングカ
ツプ、そしてかしめ加工というような組立作業に
比べて、きわめて簡単化され、製造効率を著しく
向上させることができる。
第1図は従来方法により製造された製品を示す
断面図、第2図は本発明の製造方法により製造さ
れた製品の一例を示す断面図、第3図は第2図の
融着部の変形例を示す部分拡大断面図、第4図は
本発明の他の実施例により製造された製品の断面
図である。 1…容器、2…口部、3…噴射装置、4…ハウ
ジング、11…マウンテイングカツプ、12…融
着部。
断面図、第2図は本発明の製造方法により製造さ
れた製品の一例を示す断面図、第3図は第2図の
融着部の変形例を示す部分拡大断面図、第4図は
本発明の他の実施例により製造された製品の断面
図である。 1…容器、2…口部、3…噴射装置、4…ハウ
ジング、11…マウンテイングカツプ、12…融
着部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 容器とこの口部にハウジング内に各種部材を
組込んで構成される噴射装置を取付けるためのマ
ウンテイングカツプとをポリエチレンテレフタレ
ート、ポリアセタール、ナイロン等の合成樹脂材
料にて成形する工程と、 容器内に内容液及びガスを充てんする工程と、 噴射装置及びマウンテイングカツプを口部に取
付ける工程と、 口部の上面と噴射装置が取付けられたマウンテ
イングカツプの内面とが接触する個所を高周波又
は超音波等により溶接して融着部を形成する工程
とを備えたことを特徴とするエアゾール容器の製
造方法。 2 前記噴射装置のハウジングとマウンテイング
カツプとを合成樹脂材料にて一体成形し、このハ
ウジング内に噴射装置の部材を組込んで一体化し
たものを容器の口部に取付けたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のエアゾール容器の製
造方法。 3 前記マウンテイングカツプと容器の口部との
融着部を構成する両接合面のいずれか一方又は両
方に突条を形成したことを特徴とする特許請求の
範囲第1項又は第2項記載のエアゾール容器の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21891986A JPS6265759A (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | エアゾ−ル容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21891986A JPS6265759A (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | エアゾ−ル容器の製造方法 |
Publications (2)
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JPS6265759A JPS6265759A (ja) | 1987-03-25 |
JPS635149B2 true JPS635149B2 (ja) | 1988-02-02 |
Family
ID=16727373
Family Applications (1)
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JP21891986A Granted JPS6265759A (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | エアゾ−ル容器の製造方法 |
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JP (1) | JPS6265759A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07279422A (ja) * | 1994-04-05 | 1995-10-27 | Kajima Corp | コンクリート打設用型枠セパレーター材 |
JP2020117268A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 株式会社ダイゾー | 蓋体およびそれを用いた加圧製品 |
Families Citing this family (1)
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JPH0536529Y2 (ja) * | 1988-04-26 | 1993-09-16 |
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1986
- 1986-09-17 JP JP21891986A patent/JPS6265759A/ja active Granted
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Also Published As
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JPS6265759A (ja) | 1987-03-25 |
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