JPS635137Y2 - - Google Patents

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JPS635137Y2
JPS635137Y2 JP1297481U JP1297481U JPS635137Y2 JP S635137 Y2 JPS635137 Y2 JP S635137Y2 JP 1297481 U JP1297481 U JP 1297481U JP 1297481 U JP1297481 U JP 1297481U JP S635137 Y2 JPS635137 Y2 JP S635137Y2
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JP
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housing
conductor layer
outer circumferential
circumferential surface
terminal
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JP1297481U
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JPS57125446U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は高周波信号の切替の用に供される高
周波用切替器に関するものである。
周知のように高周波信号の切替に、通常の信号
切替スイツチを用いたのでは、伝送路間のアイソ
レーシヨンの低下とスイツチ自体からの不要輻射
の発生を強いられる。
このため、従来スイツチ機構を収納するハウジ
ング全体をシールド構造、つまり金属で構成した
高周波用切替器が開発されている。
しかるに、上記のものはハウジングの材料費が
高価になることは勿論、とくにその製作にあたつ
ては、切削加工に依存しなければならないから、
成形加工に手間がかかるうえ、切削用工具類の維
持管理費も大となる欠点がある。
そこで、たとえば樹脂製のハウジングの外周面
に導体層を形成して、高周波信号間のアイソレー
シヨンを向上させるとともに、高周波用切替器の
製造を容易にすることが考えられる。ところが、
こうすると、上記外周面に形成された導体層と、
外部ケーブルに接続される外部引出端子との接続
部分の接続が容易でないため、この部分において
高周波特性の低下をもたらすおそれがある。
この考案は金属に流れる高周波電流の表皮効果
に着目してなされたもので、樹脂もしくはセラミ
ツク製のハウジングの外周面と、このハウジング
に一体成形した外部引出端子用突部の外面とに導
体層を形成することにより、高周波信号間のアイ
ソレーシヨンが向上するうえ、安価で製作し易
く、しかもハウジングの外周面に形成された導体
層と外部引出端子との接続が容易な高周波用切替
器を提供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
第1図および第2図において、1はハウジング
であり、このハウジング1は樹脂もしくはセラミ
ツクで形成されている。このハウジング1の両端
部および中央部には縦方向の貫通孔2,3および
4が形成されており、また中央部の側壁には復帰
ばね5を挿入固定する凹部1aを有する。上記貫
通孔2と貫通孔3との間ならびに貫通孔3と貫通
孔4との間にはカード6および7がそれぞれ挿入
される溝8,9が設けられている。上記貫通孔
2,3,4や溝8,9などでスイツチ機構収納凹
所10を構成している。上記凹所10の開口は導
電性の蓋体11で閉塞されており、後述する導体
層に接触させてある。この蓋体11は導電性の方
が特性上好ましいものであるが、コスト等の面か
ら省略しても支障はない。
上記ハウジング1の底部には、第3図のように
外部引出端子用突部12,13が前記ハウジング
1と一体に形成されている。このハウジング1の
内外周面および外部引出端子用突部12,13の
表面にはメツキ、蒸着もしくは塗装などの手段に
より第4図のように導体層100が形成されてい
る。
前記貫通孔2,3および4にはそれぞれ逆L字
状、T字状、逆L字状に形成されてスイツチ機構
14の一部を構成する中心導体15,16および
17がそれぞれ誘電体18,19および20に埋
設保持され各貫通孔2,3および4に挿入されて
いる。この結果中心導体15,16,17と導体
層100は前記誘電体18,19,20を介して
直流的に絶縁され、かつ交流的には目的の回路イ
ンピーダンスが得られるように構成されている。
上記中心導体15,16および17の各下端は、
前記ハウジング1の底部より突出し外部接続端子
を構成しており、また上端15a,16aおよび
17aは互に対向し固定接触片として構成されて
いる。誘電体により形成されたカード6,7のほ
ぼ中央には、これと直交するように可動接触片2
1,22が埋設固定され第2図のようにハウジン
グ1中に配置される。カード6,7の一端は前記
復帰ばね5により復帰力が付勢されており、可動
接触片21はハウジング1の内壁面に接触し、ま
た可動接触片22は固定接触片16a,17a間
を短絡している。
上記構成において、前記カード6,7の他端を
手動もしくは、電磁石等により、前記復帰ばね5
の付勢力に抗して動かすと、前記可動接触片21
は前記固定接触片15a,16aを短絡し、また
可動接触片22はハウジング1の内壁面に当接す
る。すなわち、中心導体15,16および17は
それぞれ常開端子、共通端子および常閉端子とな
る。
ここで、ハウジング1を樹脂もしくはセラミツ
クで形成し、その内外周面に導体層100を形成
したから、高周波電流はこの導体層100に集中
し、いわゆる表皮効果が現出され、このため高周
波信号間のアイソレーシヨンの向上が図れるだけ
でなく、金属材でハウジングを成形するものに比
し、材料コストも安くなるうえ、成形加工が容易
になる。
また、上記ハウジング1に外部引出端子用突部
12,13を一体に形成し、この突部12,13
を導体層100で被つているため、上記引出端子
を別途設ける手間がなくなり、製作工数が低減さ
れる。しかも、このように形成された引出端子
は、その導体層100と、ハウジング1の導体層
100とが連続的に接続されるため、この接続部
分の接続が確実であり、したがつて、この接続部
分における高周波特性の低下のおそれがない。
ところで、この実施例では、中心導体15,1
6,17を導体層100に対して絶縁させる誘電
体18,19,20を凹所10に嵌入させるだけ
で中心導体15,16,17をがたつくことな
く、ハウジング1に取り付けることができる。
ところで、上記導体層100をハウジング1の
外周面だけで設けてもよいが、この実施例のよう
に、ハウジング内周面にも形成すれば、可動接触
片21,22の開離時にこの接触片21,22を
上記導体層100に接触させることができる。す
なわち、可動接触片21,22を介して固定接触
片15a,16a,17aと上記導体層100と
が静電結合することによる高周波の短絡状態が回
避され、したがつて可動接触片21,22の移動
ストロークを大にすることなくアイソレーシヨン
の向上を図ることができる。
第5図は他の実施例を示し、外部引出端子用突
部111,112,113を、各中心導体15,
16,17と同軸的にハウジング1に形成したも
のであり、この場合は同軸ケーブル接続用コネク
タ(図示せず)を直接結合させることができる利
点がある。
以上のように、この考案は、樹脂もしくはセラ
ミツクからなるハウジングに外部引出端子用突部
を一体に形成し、この突部の外面とハウジングの
少なくとも外周面とを導体層で被つたから、高周
波特性がよく、安価でしかも製作が容易に行なえ
るとともに、ハウジングの外周面に形成された導
体層と外部引出端子との接続が容易になる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る高周波用切替器の一例
を示す分解斜視図、第2図は同平面断面図、第3
図は同側面断面図、第4図は同要部の拡大断面
図、第5図は要部の変形例を示す側面断面図であ
る。 1……ハウジング、10……凹所、11……蓋
体、14……スイツチ機構、12,13,11
1,112,113……外部引出端子用突部、1
5,16,17……中心導体、18,19,20
……誘電体、21,22……可動接触片、100
……導体層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチ機構を収納するハウジングを樹脂もし
    くはセラミツクで形成するとともに、このハウジ
    ングの外周面に外部引出端子用突部を一体に形成
    し、この突部の外面と上記ハウジングの少なくと
    も外周面を導体層で被つたことを特徴とする高周
    波用切替器。
JP1297481U 1981-01-30 1981-01-30 Expired JPS635137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1297481U JPS635137Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1297481U JPS635137Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57125446U JPS57125446U (ja) 1982-08-05
JPS635137Y2 true JPS635137Y2 (ja) 1988-02-12

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ID=29811072

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JP1297481U Expired JPS635137Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635138Y2 (ja) * 1981-05-09 1988-02-12

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JPS57125446U (ja) 1982-08-05

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