JPS6350677Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350677Y2 JPS6350677Y2 JP10973084U JP10973084U JPS6350677Y2 JP S6350677 Y2 JPS6350677 Y2 JP S6350677Y2 JP 10973084 U JP10973084 U JP 10973084U JP 10973084 U JP10973084 U JP 10973084U JP S6350677 Y2 JPS6350677 Y2 JP S6350677Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rings
- globe
- main body
- ring
- north
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来の地球儀は、その本体を南北の軸をもつて
子午環に保持し、回転せしめるため、東西のみに
回転する型が多いので、南半球の観察、特に南極
近辺の観察が困難である。別に子午環の外側にさ
らに地平環を設ける型のものがあつて、東西南北
いずれの方向にも回転は可能であるが、装置が複
雑・かさ高であるため机上での観察には適せず、
また高価である。強いて小形のものを製作すれば
本体が小さいものになつて、かえつて不便であ
る。
子午環に保持し、回転せしめるため、東西のみに
回転する型が多いので、南半球の観察、特に南極
近辺の観察が困難である。別に子午環の外側にさ
らに地平環を設ける型のものがあつて、東西南北
いずれの方向にも回転は可能であるが、装置が複
雑・かさ高であるため机上での観察には適せず、
また高価である。強いて小形のものを製作すれば
本体が小さいものになつて、かえつて不便であ
る。
本案では後述の如き簡単な機構によつて本体を
東西南北いずれの方向にも容易に回転できるため
地球の全域が迅速・明確に観察できる特徴を持た
せようとするものである。
東西南北いずれの方向にも容易に回転できるため
地球の全域が迅速・明確に観察できる特徴を持た
せようとするものである。
本案機構の詳細を述べると、第1図および第2
図に示すように、地球儀本体(以下本体という)
1の直径よりやゝ大きい直径を持つ2つの互に平
行したリング2−1,2−2を連結する連結片3
−1,3−2を円の対称点に設け、それでもつて
本体1の軸棒4−1,4−2を保持して本体1の
回転を支える。次に第3図とそのA−Aにおける
断面を画いた第4図に示すように、リング2−
1,2−2を、受台頭部5の両端に軸支した溝車
2対6−1,6−2および6−3,6−4の上に
載架して,1対のリング2−1,2−2を、した
がつて本体1をも一緒に、地軸を含む垂直面で回
転させることを可能にする。さらに第3図と、そ
のB−B線における断面を示す第5図において、
受台頭部5の中央最頂部附近で、リング2−1,
2−2を上方から挾むようにして溝車7−1,7
−2を軸支することによつて、リング2−1,2
−2が受台頭部5から逸脱することを防ぐ。
図に示すように、地球儀本体(以下本体という)
1の直径よりやゝ大きい直径を持つ2つの互に平
行したリング2−1,2−2を連結する連結片3
−1,3−2を円の対称点に設け、それでもつて
本体1の軸棒4−1,4−2を保持して本体1の
回転を支える。次に第3図とそのA−Aにおける
断面を画いた第4図に示すように、リング2−
1,2−2を、受台頭部5の両端に軸支した溝車
2対6−1,6−2および6−3,6−4の上に
載架して,1対のリング2−1,2−2を、した
がつて本体1をも一緒に、地軸を含む垂直面で回
転させることを可能にする。さらに第3図と、そ
のB−B線における断面を示す第5図において、
受台頭部5の中央最頂部附近で、リング2−1,
2−2を上方から挾むようにして溝車7−1,7
−2を軸支することによつて、リング2−1,2
−2が受台頭部5から逸脱することを防ぐ。
以上の機構によつて本体1は東西方向にも南北
方向にも回転が可能なのであるが、さらに本体表
面のあらゆる地点を、観察者の正面でかつ適当な
視線の高さ(普通は目からみて斜下方になること
が多いが、身長,姿勢あるいは地球儀の大きさに
より視線の角度は種々であつて、水平又は仰角に
なる場合もある)に持つてこれるように、受台頭
部5自体を受台基部8の上で旋回させることが必
要である。その機構は第5図に示すように受台基
部8から回転軸を受台頭部5中に突出させること
とする。なお、第3図の左端に示すように、連結
片4−1を受台頭部5の一端に接せしめる時(或
いは連結片4−2を受台頭部5の他の一端に接せ
しめる時)、本体1の中心を通る垂線と南北軸と
のなす角α(第2図参照)を23.5度に作つておく。
これは地球の自転軸が公転軌道面となす角度が
66.5度であることを示すものである。
方向にも回転が可能なのであるが、さらに本体表
面のあらゆる地点を、観察者の正面でかつ適当な
視線の高さ(普通は目からみて斜下方になること
が多いが、身長,姿勢あるいは地球儀の大きさに
より視線の角度は種々であつて、水平又は仰角に
なる場合もある)に持つてこれるように、受台頭
部5自体を受台基部8の上で旋回させることが必
要である。その機構は第5図に示すように受台基
部8から回転軸を受台頭部5中に突出させること
とする。なお、第3図の左端に示すように、連結
片4−1を受台頭部5の一端に接せしめる時(或
いは連結片4−2を受台頭部5の他の一端に接せ
しめる時)、本体1の中心を通る垂線と南北軸と
のなす角α(第2図参照)を23.5度に作つておく。
これは地球の自転軸が公転軌道面となす角度が
66.5度であることを示すものである。
上述の機構を持つため、本体1は東西南北のみ
ならず、その中間方向にも回転できるから、観察
者は常に自分の調べたい地点を、迅速に自分の正
面でしかも見易い高さに持つてくることができる
ゆえ、地球儀の効用を画期的に向上させるもので
ある。なお、平行する2つのリング2−1,2−
2が常に本体1から一定距離にあるゆえに、リン
グ2−1,2−2上を摺動し、かつ任意に停止で
きる機構の“観察補助枠”とも称すべき補助具を
取り付け、これに拡大鏡や距離目盛(透明板上に
目盛を付したもの)を載せれば(上記補助具に孔
を開け、そこに鏡胴を嵌合すれば)−拡大鏡や距
離目盛を常に地球表面から一定の間隔を保ちつつ
移動できるから、手で持つてかざすのとちがつて
−さらに観察の効果が上る。殊に拡大鏡の場合は
その倍率を2倍とすれば本体1上の地名の字は1/
2に縮小できるゆえ、本体1は4倍の表面積を持
つのと同様になる。この地球儀の考案は、天球儀
にもそのまま適用できて、同様の効用と便利さを
発揮することができる。
ならず、その中間方向にも回転できるから、観察
者は常に自分の調べたい地点を、迅速に自分の正
面でしかも見易い高さに持つてくることができる
ゆえ、地球儀の効用を画期的に向上させるもので
ある。なお、平行する2つのリング2−1,2−
2が常に本体1から一定距離にあるゆえに、リン
グ2−1,2−2上を摺動し、かつ任意に停止で
きる機構の“観察補助枠”とも称すべき補助具を
取り付け、これに拡大鏡や距離目盛(透明板上に
目盛を付したもの)を載せれば(上記補助具に孔
を開け、そこに鏡胴を嵌合すれば)−拡大鏡や距
離目盛を常に地球表面から一定の間隔を保ちつつ
移動できるから、手で持つてかざすのとちがつて
−さらに観察の効果が上る。殊に拡大鏡の場合は
その倍率を2倍とすれば本体1上の地名の字は1/
2に縮小できるゆえ、本体1は4倍の表面積を持
つのと同様になる。この地球儀の考案は、天球儀
にもそのまま適用できて、同様の効用と便利さを
発揮することができる。
第1図は本案地球儀全体の斜視図、第2図は全
体の右側面図、第3図は本体1(但し下部のみを
図示)と受台5および8との関係を示す右側面
図、第4図は第3図におけるA−A線での断面図
第5図は第3図におけるB−B線での断面図(た
だし受台基部8の下半分を省略)。 1は本体(表面の地図および緯度・経度線等を
省略)、2−1,2−2はリング、3−1,3−
2は連結片、4−1,4−2は軸棒、5は受台頭
部、6−1,6−2および6−3,6−4はそれ
ぞれ対をなす溝車、7−1,7−2は1対の溝
車、8は受台基部である。
体の右側面図、第3図は本体1(但し下部のみを
図示)と受台5および8との関係を示す右側面
図、第4図は第3図におけるA−A線での断面図
第5図は第3図におけるB−B線での断面図(た
だし受台基部8の下半分を省略)。 1は本体(表面の地図および緯度・経度線等を
省略)、2−1,2−2はリング、3−1,3−
2は連結片、4−1,4−2は軸棒、5は受台頭
部、6−1,6−2および6−3,6−4はそれ
ぞれ対をなす溝車、7−1,7−2は1対の溝
車、8は受台基部である。
Claims (1)
- 南北軸から突出した軸棒を有する地球儀の本体
と、この本体の外周に設けられた同一の大きさを
有する2つのリングと、この2つのリングを平行
に保持するように前記2つのリングに固定され、
かつ前記軸棒を回転自在に軸支する一対の連結片
と、前記2つのリング受台頭部に軸支した2対以
上の溝車の上に載架して、前記リングを回転自在
に保持した事を特徴とする地球儀。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10973084U JPS6124773U (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 地球儀 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10973084U JPS6124773U (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 地球儀 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6124773U JPS6124773U (ja) | 1986-02-14 |
JPS6350677Y2 true JPS6350677Y2 (ja) | 1988-12-27 |
Family
ID=30668869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10973084U Granted JPS6124773U (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | 地球儀 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124773U (ja) |
-
1984
- 1984-07-19 JP JP10973084U patent/JPS6124773U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6124773U (ja) | 1986-02-14 |
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