JP5462383B1 - 四季の変化のメカニズムを説明する地球儀 - Google Patents

四季の変化のメカニズムを説明する地球儀 Download PDF

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Abstract

【課題】地球儀の地球の自転運動を再現する機能に地球の公転運動を再現する機能を付加することにより、地球の公転による太陽高度の変化、昼夜の長さの変化等の諸現象と地球の自転による南中、日の出、日の入り等の諸現象を統一的に関連付けて説明する説明器を提供する。
【解決手段】地球儀8の外周部に地球の公転軌道10を表示することにより、地球儀8が有する地球の自転運動を再現する機能に地球の公転運動を再現する機能を付加して、地球の公転による太陽高度の変化、昼夜の長さの変化等の諸事象と地球の自転による南中、日の出、日の入り等の諸事象を統一的に関連付けて説明するものである。
【選択図】図1

Description

本考案は地球の四季の変化のメカニズムを説明する地球儀に関するものである。
太陽を公転する地球の、地軸の傾きに起因する四季を通じての太陽の高度の変化と昼夜の長さの変化及び地球の自転による太陽の南中と日の出、日の入り等の諸現象について、従来、三球儀を使用して説明する方法が行われている。
しかし、この方法では、概略的な説明に止まり不十分である。また、この欠点を補うため多くのすぐれた方法が提案されているが未だ十分とは言えない。
特開−2001−117485 特開−2002−072866 実公平06−048535
四季の変化のメカニズムを説明するためには、地球の公転における地軸の傾きに起因する四季を通じての太陽高度の変化を基本として昼夜の長さの変化及び地球の自転による太陽の南中と日の出、日の入り等の諸現象について統一的に関連付けて説明する必要がある。本考案は地球儀の地球の自転運動を再現する機能に地球の公転運動を再現する機能を付加することによりこの課題を解決できる説明器を提供するものである。
請求項1による課題を解決するための第一の手段は、
赤道と北回帰線と南回帰線と緯線と経線と世界地図を表わす地表図を表示して地軸を表す棒軸を備える地球儀を前記地軸を表す棒軸を介して回転自在に同心配置し、かつ、外周部に前記赤道の赤道面と傾斜角23.4度で交わり、前記赤道の赤道面と中心を同じくし、水平面と一致する地球の公転軌道を表す円を表示する透明な中空の球体から成る本体部と前記本体部を前記公転軌道の公転軌道面の中心を通る鉛直線方向に、前記地球儀の表面を2等分して昼夜を区分して表示する昼夜区分環を介して垂直、かつ、回転自在に支持する支持台から成る四季の変化のメカニズムを説明する地球儀である。
(作用)本説明器において、観察者が説明器の本体部を正面から、すなわち太陽の視点から見ると、本体部の中心において公転軌道と任意の緯線が交わるのを見ることができる。この場合、この説明器の本体部の公転軌道と前記の緯線の交点は太陽の視点から見た場合の地球の表面の中心を示すものである。
なぜなら、本説明器の本体部に表示する公転軌道は、公転軌道面が地球儀の赤道面に対し傾斜角23.4度で交わり、水平面と一致するため、太陽を公転する地球の公転面と一致し、太陽の視点から見た場合、地球の表面の中心を通り、 他方、地球が太陽を公転すると、地軸が23.4度傾いているため、太陽の視点から見た場合、北緯23.4度と南緯23.4度の範囲内の緯線が、地球の表面の中心を通るため、本説明器の本体部に表示する公転軌道と地球儀の表面の中心で交わるからである。
このことにより、本説明器は本体部の公転軌道と前記緯線の交点が地球の表面の中心であることを示し、かつ、この交点が太陽の高度が90度になる地点であることを示すものである。
次に、公転軌道と南緯23.4度の南回帰線の交点を観察者が正面から見ると、当該交点が北半球の冬至点であり、交わる瞬間が冬至である。そして、北半球が四季の中の冬であることを示す。また、前記の交点が南半球の夏至点であり、交わる瞬間が夏至である。そして、南半球が四季の中の夏であることを示す。
この場合、冬至点と交わる南緯23.4度の南回帰線において太陽高度が90度になることを示す。
さらに、昼夜区分環を観察者に正対させて、すなわち太陽の方向に正対させて、本体部を真横から見ると昼夜区分環により地球の地表が昼の部分と夜の部分に区分され、北半球では他の季節と比較して夜の長さが最長となり、昼の長さが最短になるのを見ることができる。また、南半球では他の季節と比較して昼の長さが最長となり、夜の長さが最短になるのを見ることができる。
さらに、地球儀を自転させると公転軌道と南緯23.4度の南回帰線の交点で子午線が交わるのを見ることができる。これが南中である。
この場合、同一子午線上の各地点でその日の内で太陽高度が最も高くなったことを示す。
また、この場合、同一子午線上では、太陽の高度が90度になる地点を基準として緯度が高くなるに従って南中の太陽高度が低くなることが示される。
さらに、本体部を真上から見ながら地球を自転させると昼夜区分環により日の出、日の入りをみることができる。
次に、公転軌道と赤道の交点を観察者が正面から見ると、当該交点が北半球の春分点であり、交わる瞬間が春分である。そして、北半球が四季の中の春であることを示す。また、前記交点が南半球の秋分点であり、交わる瞬間が秋分である。そして、南半球が四季の中の秋であることを示す。
次に、公転軌道と北回帰線の交点を観察者が正面から見ると、当該交点が北半球の夏至点であり、交わる瞬間が夏至である。そして、北半球が四季の中の夏であることを示す。また、前記交点が南半球の冬至点であり、交わる瞬間が冬至である。そして、南半球が四季の中の冬であることを示す。
次に、公転軌道と赤道の交点を観察者が正面から見ると、当該交点が北半球の秋分点であり、交わる瞬間が秋分である。そして、北半球が四季の中の秋であることを示す。また、前記交点が南半球の春分点であり、交わる瞬間が春分である。そして、南半球が四季の中の春であることを示す。
次に、公転軌道と南回帰線の交点を観察者が正面から見ると、当該地点が北半球の冬至点であり、交わる瞬間が冬至である。そして、南半球の夏至点であり、交わる瞬間が夏至である。
次に、春分点、夏至点、秋分点において、上記の冬至点におけると同じ諸操作を行う。
次に、本説明器の本体部を観察者が正面から見ながら公転軌道を一回転させると、太陽から見た場合の地球の公転による見かけの地軸の「首振り運動」を見ることができる。
これにより、地球の季節の変化が北半球と南半球において逆になることを示すことができる。
以上により、本考案の課題を解決することができる。
請求項2による、課題を解決するための第二の手段は、
地球儀に代えて、赤道と北回帰線と南回帰線と緯線と経線を表示して地軸を表す棒軸を備える地球を表す球体を使用する請求項1の四季の変化のメカニズムを説明する説明器である。
(作用)
作用に関する説明は、請求項1による課題を解決するための第一の手段の説明と同じである。
請求項3による課題を解決するための第三の手段は、
赤道と北回帰線と南回帰線と緯線と経線と世界地図を表わす地表図を表示する地球儀と前記地球儀を支持する支持環と前記支持環に固定され、前記赤道の赤道面と傾斜角23.4度で交わり、前記赤道の赤道面と中心を同じくし、水平面と一致する地球の公転軌道を表す環を備える本体部と前記本体部を前記公転軌道の公転軌道面の中心を通る鉛直線方向に前記支持環を介して回転自在に垂直に支持し、かつ前記地球儀の地表を2等分して昼夜を区分する昼夜区分環を備える支持台から成る四季の変化のメカニズムを説明する地球儀である。
(作用)
作用に関する説明は、請求項1による課題を解決するための第一の手段の説明と同じである。
請求項4による課題を解決するための第四の手段は、
赤道と北回帰線と南回帰線と緯線と経線と世界地図を表わす地表図を表示する地球儀と前記地球儀を支持する支持環と前記支持環に固定され、前記赤道の赤道面と傾斜角23.4度で交わり、前記赤道の赤道面と中心を同じくし、水平面と一致する地球の公転軌道を表す環を備える本体部と前記本体部を前記地球儀の北極と南極を反転可能に支持する支持具を介して前記公転軌道の公転軌道面の中心を通る鉛直線方向に回転自在に垂直に支持し、前記地球儀の表面を2等分して昼夜を区分する昼夜区分環を備える支持台から成る四季の変化のメカニズムを説明する地球儀である。
(作用)
作用に関する説明は、請求項1による課題を解決するための第一の手段の説明と同じである。
請求項5による課題を解決するための第五の手段は、
赤道と北回帰線と南回帰線と緯線と経線を表示して地軸を表す棒軸を備える地球を表す球体の外周部に前記赤道の赤道面と傾斜角23.4度で交わり、前記赤道の赤道面と中心を同じくし、水平面と一致する地球の公転軌道を表す円を表示して成る本体部と前記本部を前記公転軌道の公転軌道面の中心を通る鉛直線方向に支持軸を介して回転自在に垂直に支持し、かつ前記地球を表す球体の表面を2等分して昼夜を区分する昼夜区分環を備える支持台から成る四季の変化のメカニズムを説明する説明器である。
(作用)
作用については、請求項1による課題を解決するための第一の手段の説明と異なる事項について説明する。
本説明器において、北半球の冬至点における南中は、公転軌道と南緯23.4度の南回帰線の交点で任意の子午線・経線が交わることにより示される。
また、北半球の春分点における南中は、公転軌道と赤道の交点で任意の子午線・経線が交わることにより示される。
また、北半球の夏至点における南中は、公転軌道と北緯23.4度の北回帰線の交点で任意の子午線・経線が交わることにより示される。
また、北半球の秋分点における南中は、公転軌道と赤道の交点で任意の子午線・経線が交わることにより示される。
次に、本体部を真上から見ると昼夜区分環により地表が昼の部分と夜の部分に区分される。この場合、地球の自転により地表が夜の部分から昼の部分へ移るのが日の出であり、地表が昼の部分から夜の部分へ移るのが日の入りである。
本考案は地球儀の外周部に地球の公転軌道を表示することにより、地球儀が有する地球の自転運動を再現する機能に地球の公転運動を再現する機能を付加して、地球の公転による太陽高度の変化、昼夜の長さの変化等の諸事象と地球の自転による南中、日の出、日の入り等の地球の自転による諸事象を関連付けて説明することができる。
また、本説明器の公転軌道は地球の公転面と一致するため、地球の公転による太陽高度が90度になる地球の地表の地点を常に示すことができる。そして、太陽の視点から見た場合の四季を通じての冬至点、春分点、夏至点、秋分点等の地球の地表の太陽高度が90度になる地点を示すことにより、太陽高度が90度になる地点の変化と四季の変化のメカニズムを説明することができる。
また、地軸の傾きが23.4度であるため、太陽高度が90度になる地点が、北緯23.4度の北回帰線と南緯23.4度の南回帰線の範囲で変化することにより四季の変化が生じることを説明することができる。
そして、太陽高度の変化の範囲が46.8度であることにより、自然現象としての四季の変化の範囲が決定されることを示すことができる。
また、太陽を公転する地球を太陽の視点から見た場合の見かけの地軸の傾きの変化と太陽高度の変化の関係を示すことができる。
また、太陽の視点から見た場合の四季を通じての地軸の見かけの「首振り運動」を示すことにより、北半球と南半球において四季の変化が逆になるメカニズムを説明することができる。
また、本考案は、地球が自転しないで太陽を公転する場合や、地球が一自転して太陽を公転する場合の昼夜の区分等について説明することができる。 また、本考案は構成が極めてシンプルなものでるため製作及び操作が極めて容易である。
請求項1の説明器の「北半球の冬至点」を表す立面図 請求項1の説明器の「北半球の春分点」を表す立面図 請求項1の説明器の「北半球の夏至点」を表す立面図 請求項1の説明器の「北半球の秋分点」を表す立面図 請求項2の説明器の「北半球の冬至点」を表す立面図 請求項2の説明器の「北半球の春分点」を表す立面図 請求項2の説明器の「北半球の夏至点」を表す立面図 請求項2の説明器の「北半球の秋分点」を表す立面図 請求項3の説明器の「北半球の冬至点」を表す立面図 請求項3の説明器の「北半球の春分点」を表す立面図 請求項3の説明器の「北半球の夏至点」を表す立面図 請求項3の説明器の「北半球の秋分点」を表す立面図 請求項4の説明器の「北半球の春分点」を表す立面図 請求項5の説明器の「北半球の冬至点」を表す立面図 請求項5の説明器の「北半球の春分点」を表す立面図 請求項5の説明器の「北半球の夏至点」を表す立面図 請求項5の説明器の「北半球の秋分点」を表す立面図
請求項1による本説明器の実施の形態について説明する。
これについては、[図1]、[図2]、[図3]、[図4]により説明する。
(構成と作成方法)請求項1による本説明器の構成と作成方法は以下のとおりである。
本説明器の地球儀8は赤道1と北回帰線2と南回帰線3と緯線4と経線5,6と世界地図7を表わす地表図を表示する既成の地球儀8を使用する。
そして、この地球儀8を、地軸を表す棒軸15により透明な中空の球体16の内部に回転自在に同心配置する。
そして、本体部17の地球の公転軌道10は透明な中空の球体16の外周部に地球儀8の赤道1の赤道面
Figure 0005462383
そして、支持台12が本体部17を公転軌道10の公転軌道面の中心を通る鉛直線方向に、地球儀8の表面を2等分して昼夜を区分して表示する昼夜区分環11により回転自在に垂直に支持する。
この場合、地球儀8は既成の地球儀8に赤道1、北回帰線2、南回帰線3を強調して鮮明に表示する。
地軸を表す棒軸15は地軸とその傾きを視覚化して示すために金属製の長ねじ等を使用してもよい。
公転軌道10は、銅線等の金属線を中空の球体16の外周部に取り付けて表示してもよい。
また、公転軌道10に冬至点18、春分点19、夏至点20、秋分点21と月日の日付等を表示してもよい。
中空の球体16は、塩ビ等の透明な中空の半球を合わせて作成する。
(作用)
本説明器の課題は地球の公転における地軸の傾きに起因する四季を通じての太陽高度の変化を基本として昼夜の長さの変化及び地球の自転による太陽の南中と日の出、日の入り等の諸現象について統一的に関連付けて説明することである。以下において、上記の課題について本説明器を使用して説明する。
I「冬至点」
これについては、[図1]により説明する。
本説明器の本体部17の公転軌道10と南緯23.4度の南回帰線3を交差させて観察者が本体部17の正面から、すなわち太陽の視点から見ると、当該交点が北半球の冬至点18を示し、南半球の夏至点20を示す。
この場合、冬至点18と交わる南緯23.4度の南回帰線3において太陽高度が90度になることを示す。
さらに、地球儀8を自転させると公転軌道10と南緯23.4度の南回帰線3の交点で子午線6が交わるのを見ることができる。これが南中である。
この場合、同一子午線6上の各地点でその日の中で太陽高度が最も高くなったことを示す。
この場合、同一子午線6上では、太陽の高度が90度になる地点を基準として緯度が高くなるほど南中の太陽高度が低くなることを示す。
さらに、昼夜区分環11を観察者に正対させて、すなわち太陽の方向と正対させて、本体部17を真横から見ると昼夜区分環11により地球の地表が昼の部分と夜の部分に区分され、北半球では他の季節と比較して夜の時間の長さが最長となり、昼の時間の長さが最短になることを示す。また、南半球では他の季節と比較して夜の時間の長さが最長となり、昼の時間の長さが最短になることを示す。
さらに、地球儀8を自転させると昼夜区分環11により日の出、日の入りを示すことができる。
II「春分点」
これについては、[図2]により説明する。
本説明器の本体部17の公転軌道10と赤道1を交差させて観察者が本体部17の正面から、すなわち太陽の視点から見ると、当該交点が北半球の春分点19を示し、南半球の秋分点21を示す。
この場合、春分点19と交わる赤道1において太陽高度が90度になることを示す。
さらに、地球儀8を自転させると公転軌道10と赤道1が交わる地点で子午線6が交わるのを見ることができる。これが南中である。
この場合、同一子午線6上の各地点でその日の中で太陽高度が最も高くなったことを示す。
さらに、同一子午線6上で、太陽の高度が90度になる地点を基準として、緯度が高くなるほど南中高度が低くなることを示す。
さらに、昼夜区分環11を観察者に正対させて、すなわち太陽の方向と正対させて、本体部17を真横から見ると昼夜区分環11により地球の地表が昼の部分と夜の部分に区分され、北半球と南半球において昼の時間の長さと夜の時間の長さが等しいことを示す。
さらに、地球儀8を自転させると昼夜区分環11により日の出、日の入りを示すことができる。
III「夏至点」
これについては、[図3]により説明する。
本説明器の本体部17の公転軌道10と北緯23.4度の北回帰線2を交差させて観察者が本体部17の正面から、すなわち太陽の視点から見ると、当該交点が北半球の夏至点20を示し、南半球の冬至点18を示す。
この場合、夏至点20と交わる北緯23.4度の北回帰線2において太陽高度が90度になることを示す。
さらに、地球儀8を自転させると公転軌道10と北緯23.4度の北回帰線2が交わる地点で子午線6が交わるのを見ることができる。これが南中である。
この場合、同一子午線6上の各地点でその日の中で太陽高度が最も高くなったことを示す。
さらに、同一子午線6上で、太陽の高度が90度になる地点を基準として、緯度が高くなるほど南中高度が低くなることを示す。
さらに、昼夜区分環11を観察者に正対させて、すなわち太陽の方向と正対させて、本体部17を真横から見ると昼夜区分環11により地球の地表が昼の部分と夜の部分に区分され、北半球では他の季節と比較して昼の時間の長さが最長となり、夜の時間の長さが最短になることを示す。また、南半球では他の季節と比較して夜の時間の長さが最長となり、昼の時間の長さが最短になることを示す。
さらに、地球儀8を自転させると昼夜区分環11により日の出、日の入りを示すことができる。
IV「秋分点」
これについては、[図4]により説明する。
本説明器の本体部17の公転軌道10と赤道1を交差させて観察者が本体部17の正面から、すなわち太陽の視点から見ると、当該交点が北半球の秋分点21を示し、南半球の春分点18を示す。
この場合、秋分点21と交わる赤道1において太陽高度が90度になることを示す。
さらに、地球儀8を自転させると公転軌道10と北緯23.4度の北回帰線2が交わる地点で子午線6が交わるのを見ることができる。これが南中である。
この場合、同一子午線6上の各地点でその日の中で太陽高度が最も高くなったことを示す。
さらに、同一子午線6上で、太陽の高度が90度になる地点を基準として、緯度が高くなるほど南中高度が低くなることを示す。
さらに、昼夜区分環11を観察者に正対させて、すなわち太陽の方向と正対させて、本体部17を真横から見ると昼夜区分環11により地球の地表が昼の部分と夜の部分に区分され、北半球と南半球において昼の時間の長さと夜の時間の長さが等しいことを示す。
さらに、地球儀8を自転させると昼夜区分環11により日の出、日の入りを示すことができる。
請求項2による本説明器の実施の形態について説明する。
これについては、[図5]、[図6]、[図7]、[図8]により説明する。
(構成と作成方法)請求項2による本説明器の構成と作成方法は以下のとおりである。
本説明器は地球儀8に代えて赤道1と北回帰線2と南回帰線3と緯線4と経線5,6を表示する地球を表す球体14を使用する。
そして、この地球を表す球体14を、地軸を表す棒軸15により透明な中空の球体16の内部に回転自在に同心配置する。
そして、本体部17の地球の公転軌道10は透明な中空の球体16の外周部に地球儀8の赤道1の赤道面と傾斜角23.4度で交わり、前記赤道1の赤道面と中心を同じくし、水平面と一致させて表示する。
そして、支持台12が本体部17を公転軌道10の公転軌道面の中心を通る鉛直線方向に、地球儀8の表面を2等分して昼夜を区分して表示する昼夜区分環11により回転自在に垂直に支持する。
地球を表す球体14は塩ビ等の中空の半球を合わせて作成し、赤道1、北回帰線2、南回帰線3を強調して鮮明に表示する。この場合、地球を表す球体14は、好ましくは塩ビ等の透明な材料を使用して作成し、地軸を表す棒軸15が外部から透視できるようにする。
また、地軸を表す棒軸15は地軸とその傾きを視覚化して示すために金属製の長ねじ等を使用してもよい。
公転軌道10は、銅線等の金属線を中空の球体16の外周部に取り付けて表示してもよい。
中空の球体16は、塩ビ等の透明な中空の半球を合わせて作成する。
(作用)
作用については、請求項1による考案の実施の形態についての説明と同じである。
請求項3による本説明器の実施の形態について説明する。
これについては、[図9]、[図10]、[図11]、[図12]により説明する。
(構成と作成方法)請求項3による本説明器の構成と作成方法は以下のとおりである。
本説明器の地球儀8は赤道1と北回帰線2と南回帰線3と緯線4と経線5,6と世界地図7を表わす地表図を表示する既成の地球儀8を使用する。この場合、赤道1、北回帰線2、南回帰線3は既成の地球儀8に強調して鮮明に表示する。
また、地球儀8を支持する支持環9は、既成の地球儀8を支持する支持環9を使用する。
また、地球の公転軌道を表す環10は、地球儀8を支持する支持環9に固定して取り付ける。
この場合、地球の公転軌道を表す環10は、地球儀8を支持する支持環9に地球儀8の赤道1の赤道面と傾斜角23.4度で交わり、赤道1の赤道面と中心を同じくし、水平面と一致させて表示する。
また、地球の公転軌道を表す環10に冬至点18、春分点19、夏至点20、秋分点21と月日の日付等を表示してもよい。
また、本説明器の本体部17は地球儀8を支持する支持環9を介して支持台12に回転自在に取り付ける。
また、昼夜区分環11は支持台12に、好ましくは回転自在に取り付ける。
(作用)
作用については、請求項1による考案の実施の形態についての説明と同じである。
請求項4による本説明器の実施の形態について説明する。
これについては、[図13]により説明する。
(構成と作成方法)請求項4による本説明器の構成と作成方法は以下のとおりである。
本説明器の地球儀8は赤道1と北回帰線2と南回帰線3と緯線4と経線5,6と世界地図7を表わす地表図を表示する既成の地球儀8を使用する。この場合、赤道1、北回帰線2、南回帰線3は既成の地球儀8に強調して鮮明に表示する。
また、地球儀8を支持する支持環9は、既成の地球儀8を支持する支持環9を使用する。
また、地球の公転軌道を表す環10は、地球儀8を支持する支持環9に固定して取り付ける。
この場合、地球の公転軌道を表す環10は、地球儀8を支持する支持環9に地球儀8の赤道1の赤道面と傾斜角23.4度で交わり、赤道1の赤道面と中心を同じくし、水平面と一致させて表示する。
また、地球の公転軌道を表す環10に冬至点18、春分点19、夏至点20、秋分点21と月日の日付等を表示してもよい。
また、本説明器の本体部17は地球儀8の北極と南極を反転可能に支持する支持具13を介して支持台12に回転自在に取り付ける。
また、昼夜区分環11は支持台12に、好ましくは回転自在に取り付ける。
(作用)
作用については、請求項1による考案の実施の形態についての説明と同じである。
請求項5による本説明器の実施の形態について説明する。
これについては、[図14]、[図15]、[図16]、[図17]により説明する。
(構成と作成方法)請求項5による本説明器の構成と作成方法は以下のとおりである。
本説明器は赤道1と北回帰線2と南回帰線3と緯線4と経線5 を表示して地軸を表す棒軸15を備える地球を表す球体14を使用する。
公転軌道10は地球を表す球体14の外周部に赤道1の赤道面と傾斜角23.4度で交わり、赤道1の赤道面と中心を同じくし、水平面と一致させて表示する。
そして、支持台12が本体部17を公転軌道10の公転軌道面の中心を通る鉛直線方向に、支持軸22により回転自在に垂直に支持する。
地球を表す球体14は塩ビ等の中空の半球を合わせて作成し、赤道1、北回帰線2、南回帰線3を強調して鮮明に表示する。この場合、地球を表す球体14は、好ましくは塩ビ等の透明な材料を使用して作成し、地軸を表す棒軸15が外部から透視できるようにする。
また、地軸を表す棒軸15は地軸とその傾きを視覚化して示すために金属製の長ねじ等を使用してもよい。
公転軌道10は、銅線等の金属線を地球を表す球体14の外周部に取り付けて表示してもよい。
(作用)
作用については、請求項1による考案の実施の形態についての説明と異なる事項について説明する。
本説明器において、北半球の冬至点18における南中は、公転軌道10と南緯23.4度の南回帰線3の交点で任意の子午線・経線5が交わることにより示される。
また、北半球の春分点19における南中は、公転軌道10と赤道1の交点で任意の子午線・経線5が交わることにより示される。
また、北半球の夏至点20における南中は、公転軌道10と北緯23.4度の北回帰線2の交点で任意の子午線・経線5が交わることにより示される。
また、北半球の秋分点21における南中は、公転軌道10と赤道1の交点で任意の子午線・経線5が交わることにより示される。
次に、本体部17を真上から見ると昼夜区分環11により地表が昼の部分と夜の部分に区分される。この場合、地球の自転により地表が夜の部分から昼の部分へ移るのが日の出であり、地表が昼の部分から夜の部分へ移るのが日の入りである。
1赤道
2北回帰線
3南回帰線
4緯線
5子午線.経線
6東経135度の子午線.経線
7世界地図
8地球儀
9支持環
10公転軌道を表す環又は公転軌道を表す円
11昼夜区分環
12支持台
13北極と南極を反転可能に支持する支持具
14地球を表す球体
15地軸を表す棒軸
16透明な中空の球体
17本体部
18冬至点
19春分点
20夏至点
21秋分点
22支持軸

Claims (2)

  1. 赤道と北回帰線と南回帰線と緯線と経線と世界地図を表わす地表図を表示して地軸を表す棒軸を備える地球儀を前記地軸を表す棒軸を介して回転自在に同心配置し、かつ、外周部に前記赤道の赤道面と傾斜角23.4度で交わり、前記赤道の赤道面と中心を同じくし、水平面と一致する地球の公転軌道を表す円を表示する透明な中空の球体から成る本体部と前記本体部を前記公転軌道の公転軌道面の中心を通る鉛直線方向に、前記地球儀の表面を2等分して昼夜を区分して表示する昼夜区分環を介して垂直、かつ、回転自在に支持する支持台から成る四季の変化のメカニズムを説明する地球儀。
  2. 地球儀に代えて、赤道と北回帰線と南回帰線と緯線と経線を表示して地軸を表す棒軸を備える地球を表す球体を使用する請求項1の四季の変化のメカニズムを説明する説明器
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