JPS6350661Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350661Y2 JPS6350661Y2 JP1981153542U JP15354281U JPS6350661Y2 JP S6350661 Y2 JPS6350661 Y2 JP S6350661Y2 JP 1981153542 U JP1981153542 U JP 1981153542U JP 15354281 U JP15354281 U JP 15354281U JP S6350661 Y2 JPS6350661 Y2 JP S6350661Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflective optical
- optical body
- distance
- prism
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 7
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000009432 framing Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Viewfinders (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 技術分野
本考案は、カメラにおけるフアインダ内距離表
示装置に関するものである。
示装置に関するものである。
(2) 考案の背景
カメラにおいて、そのときそのときの撮影レン
ズの合焦距離情報は撮影者が知りたい情報の一つ
である。特に、オートフオーカスカメラでは自動
的に合焦されて撮影されるため、そのときの合焦
距離が表示されないとすれば、オートフオーカス
機構が正常に動作したか否かわからず、不安を伴
うことになる。そこで、オートフオーカスカメラ
には、撮影時の合焦距離表示装置を内蔵したもの
がある。
ズの合焦距離情報は撮影者が知りたい情報の一つ
である。特に、オートフオーカスカメラでは自動
的に合焦されて撮影されるため、そのときの合焦
距離が表示されないとすれば、オートフオーカス
機構が正常に動作したか否かわからず、不安を伴
うことになる。そこで、オートフオーカスカメラ
には、撮影時の合焦距離表示装置を内蔵したもの
がある。
従来の合焦距離表示装置の一つとして、多数の
発光素子、例えばLEDを距離表示帯別に列設し、
合焦距離に応じた発光素子の一つを発光させるよ
うにしたものがあるが、これによれば、多数の発
光素子を必要とするためコストが高くなると共
に、発光素子の駆動回路が複雑になる欠点があ
る。
発光素子、例えばLEDを距離表示帯別に列設し、
合焦距離に応じた発光素子の一つを発光させるよ
うにしたものがあるが、これによれば、多数の発
光素子を必要とするためコストが高くなると共
に、発光素子の駆動回路が複雑になる欠点があ
る。
従来の距離表示装置の他の例として、合焦距離
に応じて振れる指針を、フアインダによつて観察
するようにしたものもあるが、発光素子を用いた
ものに比べて視認性が悪く、また、指針の影を見
るため見栄えがしない等の欠点がある。
に応じて振れる指針を、フアインダによつて観察
するようにしたものもあるが、発光素子を用いた
ものに比べて視認性が悪く、また、指針の影を見
るため見栄えがしない等の欠点がある。
従来の距離表示装置のさらに他の例として、フ
アインダを採光式にして指針により表示するよう
にしたものがある。これによれば、指針の見栄え
は良くなるか、フアインダが採光式のため、フア
インダスペースが大きくなると共に、フアインダ
のコストが高くなる欠点がある。
アインダを採光式にして指針により表示するよう
にしたものがある。これによれば、指針の見栄え
は良くなるか、フアインダが採光式のため、フア
インダスペースが大きくなると共に、フアインダ
のコストが高くなる欠点がある。
(3) 本考案の目的
本考案の目的は、表示の視認性及び見栄えが良
く、コストの安いフアインダ内距離表示装置を提
供することにある。
く、コストの安いフアインダ内距離表示装置を提
供することにある。
(4) 実施例の説明
第1図及び第2図において、円板状の基部1a
とこの基部1aから上方に突出した円柱状部1b
でなる支持体1の上端部には、全体が略円柱状に
形成されかつ上端が斜めに切り落されて反射面2
aが形成された反射光学体としてのプリズム2が
その中心軸線の周りに回動可能に嵌合されてい
る。支持体1の内部は上下方向に孔が形成されて
中空部1cとなつていて、中空部1cにはLED
等でなる一つの光源3が嵌合固定されている。上
記プリズム2はその下端部が上記中空部1cに緩
く嵌つており、プリズム2の下端面と光源3との
間には、支持体1の中空部1cが狭小となること
によつて形成された絞り1dが位置している。ま
た、プリズム2の下端面中央は球面状に突出し
て、光源3の位置に焦点を持つようなレンズ部2
bが形成されている。プリズム2の側方にはアー
ム4が一体に突設されており、アーム4に固植さ
れたピン4aとカメラ本体の適所との間に引張り
ばね5が掛けられることによりプリズム2は第1
図において反時計方向の回動習性を有している。
アーム4の先端部の一側には、レバー6の一端部
の立上り部6aが当接し、ばね5の弾力に基づく
プリズム2の回動が規制されるようになつてい
る。レバー6は、オートフオーカスの距離情報あ
るいは撮影レンズの停止位置等に応じて水平方向
に移動するようになつており、レバー6の移動に
応じてプリズム2の回動位置も変わるようになつ
ている。レバー6は、シヤツタのレリーズ操作と
同時に移動するようにしたものでもよいし、シヤ
ツタレリーズ前に移動するものでもよく、オート
フオーカス機構の型式を問わない。
とこの基部1aから上方に突出した円柱状部1b
でなる支持体1の上端部には、全体が略円柱状に
形成されかつ上端が斜めに切り落されて反射面2
aが形成された反射光学体としてのプリズム2が
その中心軸線の周りに回動可能に嵌合されてい
る。支持体1の内部は上下方向に孔が形成されて
中空部1cとなつていて、中空部1cにはLED
等でなる一つの光源3が嵌合固定されている。上
記プリズム2はその下端部が上記中空部1cに緩
く嵌つており、プリズム2の下端面と光源3との
間には、支持体1の中空部1cが狭小となること
によつて形成された絞り1dが位置している。ま
た、プリズム2の下端面中央は球面状に突出し
て、光源3の位置に焦点を持つようなレンズ部2
bが形成されている。プリズム2の側方にはアー
ム4が一体に突設されており、アーム4に固植さ
れたピン4aとカメラ本体の適所との間に引張り
ばね5が掛けられることによりプリズム2は第1
図において反時計方向の回動習性を有している。
アーム4の先端部の一側には、レバー6の一端部
の立上り部6aが当接し、ばね5の弾力に基づく
プリズム2の回動が規制されるようになつてい
る。レバー6は、オートフオーカスの距離情報あ
るいは撮影レンズの停止位置等に応じて水平方向
に移動するようになつており、レバー6の移動に
応じてプリズム2の回動位置も変わるようになつ
ている。レバー6は、シヤツタのレリーズ操作と
同時に移動するようにしたものでもよいし、シヤ
ツタレリーズ前に移動するものでもよく、オート
フオーカス機構の型式を問わない。
プリズム2の上端部は、フアインダの箱体7か
らフアインダ内に突出している。フアインダは二
つの両凹レンズ8a,8bでなる対物部と凸レン
ズ9でなる接眼部とレンズ8bと凸レンズ9との
間に置かれた表示体としてのフレームガラス10
とを有してなる。プリズム2の上端部の反射面2
aはレンズ8aとフレームガラス10との間に進
出している。フレームガラス10は、撮影フレー
ムを指示する指標10aと、撮影距離を絵で表示
したマーク10bと、このマーク10bの下方
に、マーク10bと対応させて表示した多数のス
ポツトマーク10bとを有し、これらの表示以外
の部分は透明になつている。なお、上記スポツト
マーク10bは、フレーミングの支障とならない
ように、フレーム指標10aの範囲外に表示され
ている。
らフアインダ内に突出している。フアインダは二
つの両凹レンズ8a,8bでなる対物部と凸レン
ズ9でなる接眼部とレンズ8bと凸レンズ9との
間に置かれた表示体としてのフレームガラス10
とを有してなる。プリズム2の上端部の反射面2
aはレンズ8aとフレームガラス10との間に進
出している。フレームガラス10は、撮影フレー
ムを指示する指標10aと、撮影距離を絵で表示
したマーク10bと、このマーク10bの下方
に、マーク10bと対応させて表示した多数のス
ポツトマーク10bとを有し、これらの表示以外
の部分は透明になつている。なお、上記スポツト
マーク10bは、フレーミングの支障とならない
ように、フレーム指標10aの範囲外に表示され
ている。
光源3からの光はプリズム2の反射面2aに反
射されて斜め上方に出射されるが、プリズム2の
出射面には、出射光を絞る絞り板11が固着され
ている。また、プリズム2自体はフアインダ光学
系には何ら支障を来たすことのないような位置に
設けられているが、プリズム2の反射光がフレー
ムガラス10のスポツトマーク10bの一つに照
射されるようになつている。なお、光源3は必ず
しもLEDでなくても、例えば電球でもよいが、
できれば視認性の点から有色光の方が好ましい。
また、プリズム2からの反射光を受けるフレーム
ガラス10のスポツトマーク10bの部分は蒸着
処理等によつて乱反射面になつているものとす
る。
射されて斜め上方に出射されるが、プリズム2の
出射面には、出射光を絞る絞り板11が固着され
ている。また、プリズム2自体はフアインダ光学
系には何ら支障を来たすことのないような位置に
設けられているが、プリズム2の反射光がフレー
ムガラス10のスポツトマーク10bの一つに照
射されるようになつている。なお、光源3は必ず
しもLEDでなくても、例えば電球でもよいが、
できれば視認性の点から有色光の方が好ましい。
また、プリズム2からの反射光を受けるフレーム
ガラス10のスポツトマーク10bの部分は蒸着
処理等によつて乱反射面になつているものとす
る。
いま、光源3を点灯すると、その光束は絞り1
dで絞られ、さらにレンズ部2bで平行光束とさ
れ、反射面2aで斜め上方に反射され、絞り板1
1で絞られて出射する。この出射光はフレームガ
ラス10のスポツトマーク10cの一つに選択的
に照射されるのであるから、何れのスポツトマー
ク10cに照射されるかは、プリズム2の回動位
置、即ち、オートフオーカスの距離情報あるいは
撮影レンズの停止位置等、合焦距離によつて決定
される。光が照射されたスポツトマーク10cの
像は、対物レンズ8bの凹面による反射光を接眼
レンズ9を通して観察することができる。この光
が照射されたスポツトマーク10cの像を撮影距
離表示マーク10bと対比させることにより撮影
距離を確認することができる。
dで絞られ、さらにレンズ部2bで平行光束とさ
れ、反射面2aで斜め上方に反射され、絞り板1
1で絞られて出射する。この出射光はフレームガ
ラス10のスポツトマーク10cの一つに選択的
に照射されるのであるから、何れのスポツトマー
ク10cに照射されるかは、プリズム2の回動位
置、即ち、オートフオーカスの距離情報あるいは
撮影レンズの停止位置等、合焦距離によつて決定
される。光が照射されたスポツトマーク10cの
像は、対物レンズ8bの凹面による反射光を接眼
レンズ9を通して観察することができる。この光
が照射されたスポツトマーク10cの像を撮影距
離表示マーク10bと対比させることにより撮影
距離を確認することができる。
(5) 本考案の効果
本考案によれば、発光素子が一つで済むのでコ
ストが安く、電気回路もきわめて簡単になるとい
う効果がある。また、反射光学体からの反射光を
表示体に照射して距離表示をするようにしたか
ら、視認性及び見栄え共に良好で、さらに、フア
インダ光学系も簡単なものでよいから、フアイン
ダスペースが少なくて済み、フアインダ自体のコ
ストも安くて済むという効果がある。また、支持
体によつて一つの光源を保持すると共に、反射光
学体をレンズの撮影距離に応じて回動可能に支持
したため、フアインダ内距離表示のための機構を
一つのユニツトとしてまとめることができ、カメ
ラへの取付けが容易であると共に、このユニツト
は構成が簡単であり、容易に小型化できるという
利点がある。
ストが安く、電気回路もきわめて簡単になるとい
う効果がある。また、反射光学体からの反射光を
表示体に照射して距離表示をするようにしたか
ら、視認性及び見栄え共に良好で、さらに、フア
インダ光学系も簡単なものでよいから、フアイン
ダスペースが少なくて済み、フアインダ自体のコ
ストも安くて済むという効果がある。また、支持
体によつて一つの光源を保持すると共に、反射光
学体をレンズの撮影距離に応じて回動可能に支持
したため、フアインダ内距離表示のための機構を
一つのユニツトとしてまとめることができ、カメ
ラへの取付けが容易であると共に、このユニツト
は構成が簡単であり、容易に小型化できるという
利点がある。
(6) 付記
本考案はオートフオーカス式のカメラのみでな
くその他の型式のカメラにも適用可能である。
くその他の型式のカメラにも適用可能である。
第1図は本考案の実施例を示す斜面図、第2図
は同上実施例の縦断面図である。 2……プリズム、2a……反射面、2b……レ
ンズ、1d……絞り、3……光源、6……レバ
ー、10……表示体(フレームガラス)。
は同上実施例の縦断面図である。 2……プリズム、2a……反射面、2b……レ
ンズ、1d……絞り、3……光源、6……レバ
ー、10……表示体(フレームガラス)。
Claims (1)
- 対物部と、接眼部と、これら対物部と接眼部と
の間に配置されていて撮影距離マークを有する表
示体とを具備してなるカメラにおいて、一端部が
斜めに切り落とされて反射面をなす円柱状の反射
光学体と、この反射光学体をその中心軸線の周り
に回動可能に支持する支持体と、この支持体によ
つて保持され、上記反射光学体に向けて光を出射
する一つの光源とを有してなり、上記反射光学体
は、レンズの合焦距離に応じて回動させられるも
のであり、また、前記反射面が上記対物部と表示
体との間に進出しており、上記反射光学体からの
反射光が反射光学体の回動位置に応じて上記表示
体に記された撮影距離マークの一つに選択的に照
射されることを特徴とするフアインダ内距離表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15354281U JPS5857837U (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | フアインダ内距離表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15354281U JPS5857837U (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | フアインダ内距離表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5857837U JPS5857837U (ja) | 1983-04-19 |
JPS6350661Y2 true JPS6350661Y2 (ja) | 1988-12-27 |
Family
ID=29946156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15354281U Granted JPS5857837U (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | フアインダ内距離表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857837U (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5347948Y2 (ja) * | 1973-02-02 | 1978-11-16 | ||
JPS5376828U (ja) * | 1976-11-27 | 1978-06-27 | ||
JPS55103639U (ja) * | 1979-01-11 | 1980-07-19 |
-
1981
- 1981-10-16 JP JP15354281U patent/JPS5857837U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5857837U (ja) | 1983-04-19 |
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