JPS6350593A - 固定式支持装置 - Google Patents

固定式支持装置

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JPS6350593A
JPS6350593A JP62192536A JP19253687A JPS6350593A JP S6350593 A JPS6350593 A JP S6350593A JP 62192536 A JP62192536 A JP 62192536A JP 19253687 A JP19253687 A JP 19253687A JP S6350593 A JPS6350593 A JP S6350593A
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JP
Japan
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movable
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extends
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JP62192536A
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English (en)
Inventor
ベルナー・カーデ
ルディ・ビュック
ブルーノ・フェイラー
カール・ブォルフ
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JM Voith GmbH
Original Assignee
JM Voith GmbH
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/48Suction apparatus
    • D21F1/483Drainage foils and bars
    • D21F1/486Drainage foils and bars adjustable

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、紙、板紙、パルプ等の繊維状紙料ウェブ製造
装置のエンドレス排水ワイヤベルト用固定式支持装置に
関する。この種の支持装置の主要構成要素の中で、特に
所謂ヘッドボードが前記製造装置の幅に沿って横方向に
延長し、かつ前記ワイヤベルトの下部と接触するドクタ
状前縁を備える。前記ワイヤベルトの下側に面する排水
領域が前記前縁に接続して設けられ、かつ前記ワイヤベ
ルトの移動方向に対して小さな可変角度で傾斜している
。前記ヘッドボードは支持構造に固定されており、該支
持構造は前記製造装置の幅方向に沿って横方向に延長し
、その全長に亘って前記ヘッドボードを支持しかつ前記
傾斜角を変化させる装置をも備えている。
〈従来の技術〉 この種の固定式支持装置は、第1にその上を連続的に流
れる繊維状懸濁液から繊維状紙料ウェブを形成するエン
ドレスワイヤベルトを支持するなめに使用される。更に
、支持装置のヘッドボードのドクタ状前縁が、形成され
る繊維状紙料ウェブからワイヤベルトの網目を介して流
出し、かつワイヤベルトの下側に付着する白水を排出す
るために使用される。同時に、ヘッドボードの排水領域
がエンドレスワイヤベルトの下側に於てワイヤベルト移
動方向に関して傾斜していることによって、排水効果を
高める真空作用が発生する。この排水効果の大きさは排
水領域の傾斜角の程度によって変化する。
例えば、紙の等級、運転速度等によって運転条件が頻繁
に変化する抄紙機に於ては、固定式支持装置に於ける前
記傾斜角の変更が頻繁に必要となる。このために、長年
に亘って傾斜角を調整するための信頼性の高い構成が要
望されてきた。このような構成については、米国特許第
2,928゜465号、第3.027,940号、第3
,201.308号、第3.377.236号、第3゜
497.420号、第3,520,775号、第3.5
35,201号、第3,647,620号各明細書、西
ドイツ国特許公開公報第2510492号、西ドイツ国
実用新案公報第78807296号、スイス国特許公報
第601554号、または欧州特許公報第008044
7号に開示されている。
これら公知技術は様々な理由によってほとんど実用化さ
れていない。実際には、調整不可能な固定式支持装置が
専ら使用されている。これら調整不可能な支持装置に於
て排水領域の傾斜角を変化させる場合には、ヘッドボー
ドを支持装置から、即ち抄紙機から除去し、かつ異なる
傾斜角を有する別個のヘッドボードと取扱えなければな
らない。
この方法は、抄紙機の運転中にヘッドボードを取扱えな
ければならず、非常に危険であるため好ましくない。更
に、ヘッドボードが一定の間隙をもって支持装置上に載
置されるように、このような調コサ不可能な支持装置に
対するヘッドボードの交換性が必要である。この間隙が
排水領域の傾斜角に好ましくない変化を生じさせる原因
となる。
傾斜角の調整可能な周知の多くの支持装置は、排水領域
の傾斜角が調整可能であることによって支持装置が振動
し易いという危険性がある。また、これによりワイヤベ
ルトに発生する振動によって、繊維状紙料ウェブから均
一な排水が妨げられる。
この危険性は、上述した全ての従来技術について傾斜角
を変化させるために支持装置全体を旋回させる際に、即
ち抄紙機の進行側と駆動側の両端に於て旋回支持体に載
置する際に存在する。更に、排水領域の傾斜角を調整す
る部材の汚染を防止することが困難である。これは、一
方に於て調整部材が汚染の結果として作動困難となり、
かつ他方に於て所望の正確さ及び再現性をもって必要な
傾斜角を設定することができなくなる点で重要である。
多くの従来技術は、非常に大きな空間が必要であり、こ
のために排水が最適に行なわれるために必要な程度まで
連続する2個の支持装置間の距離を小さくすることがで
きないという欠点がある。
これは、特に6〜10rn程度の大きな幅を有する最新
式の抄紙機について顕著である。
他の多くの従来技術の場合には、ワイヤベルトの下側と
接触するヘッドボードが硬質材料ではなく、弾性変形材
料で形成されている。このために、ヘッドボードが変形
することにより排水領域の傾斜角が変化する。しかしな
がら、実際上セラミックまたは類似の硬質材料で形成さ
れた完全な剛性構造のヘッドボードによってのみ所望の
長い寿命と形状安定性とが保証される。また、ヘッドボ
ードの弾性変形によって排水領域が概ね平坦ではなく、
少なくとも部分的に湾曲するという欠点がある。この結
果、テーブルロールによってワイヤを支持するのと同様
に、抄紙機の幅に沿って均一な排水ができないことが認
められる。
上述した第2番目の特許明細書には、特に第6図乃至第
8図に変形可能なヘッドボードを有する固定式支持装置
が開示されている。この特許明細書によれば、ヘッドボ
ードの支持構造が抄紙機の幅方向に沿って横方向に延長
し、かつC形断面を有する抄紙機に固着された固定C形
ビームと可動C形ビームの2個のビームからなる。これ
ら2個のC形ビームは、断面図に於て固定C形ビームの
上アームが可動C形ビームのアーム間に配置され、かつ
可動C形ビームの下アームが固定C形ビームの両アーム
間に配置されるように、互いにアーム同士が係合してい
る。
可動C形ビームは板ばねで形成されなヒンジ部材によっ
て固定C形ビームと結合している。更に、支持装置の長
さ方向に沿って配設された数個の調整可能なストッパが
固定C形ビームに取り付けられ、その上に可動C形ビー
ムが固定C形ビームに対して支持される。また、膨張可
能なホースで形成されたクランプ部材が固定C形ビーム
の上アームと可動C形ビームの下アームとの間に設けら
れている。このホースへの加圧手段を設けることによっ
て、ヘッドボードを一定寸法変形させるために、可動C
形ビームを係止面に押付け、それにより両C形ビームを
互いに固定することができる。
ヘッドボードはその前端に於て、即ちワイヤベルトと接
触する前縁近傍に於てヒンジ手段によってC形ビームに
固定される。他方、ヘッドボードはその後端に於て上述
した板ばねの後端に固定される。このような固定方法で
は、ヘッドボードの後端が上下に揺動するという欠点が
ある。
更に、この従来装置の欠点は、支持装置の長さ方向に沿
って配設された多数のストッパがボルトで形成されてお
り、排水領域の傾斜角を変化させる場合には、それらを
個々に調整しなければならないことである。従って、抄
紙機の運転中に傾斜角を一定の角度に所望の精度で設定
することが非常に困難であり、または殆ど不可能である
。しかしながら、全体的に見て、この従来装置は、上述
したようにヘッドボードが硬質でなく弾性を有すること
、及びそれにより排水領域が概ね平坦ではなく様々な半
径で湾曲することから実用上適当でない。
第2番目の特許明細書と対照的に、第8番目の特許明細
書には、ヘッドボードが平坦な排水領域を有するように
剛性体で形成され、かつ可動ビームに固定された固定式
支持装置が開示されている。
更に、抄紙機に固定されたビームが設けられている。こ
れら3個の部材がワイヤ移動方向を横切るように抄紙機
全体に亘って延長している。可動ビームとヘッドボード
とは、ヒンジを形成する板ばね手段によって固定ビーム
と連結することにより、一体的に旋回する。板ばねは支
持装置の概ね全長に亘って延長するように設けたり、ま
たは複数の区分に分割して設けることができる。
この従来装置の開運点は以下の通りである。即ち、傾斜
角を調整するために使用される対の係止面が、軸線方向
に滑動自在な調整ボードの傾斜した楕円孔に係合するス
ピゴット17によって形成される。この従来技術による
調整装置は、仮令小さくても常に一定の間隙が楕円孔の
側壁とスピゴットとの間に必要であることから、必然的
に一定のヒステリシスを有する。更に、この間隙のため
に、固定ビームに関してヘッドボード及び支持ボードに
振動が発生し、かつ排水領域の傾斜角に好ましくない振
動が生じる虞れがある。また、この調整装置は支持装置
の後側が保護されない構造となっているので、上述した
ような汚染の危険性がある。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の目的は、排水領域の傾斜角を変化させることが
でき、かつ以下の諸点を満足することができるエンドレ
ス排水ワイヤベルトのための固定式支持装置を提倶する
ことにある。
(aヘッドボードが非変形性を有し、かつ少なくとも実
質的に平坦な排水領域を備えること。
(b)ワイヤ移動方向に関する排水領域の傾斜角が、抄
紙機の運転中に常に機械的に変化させることができるこ
とにより、外部の制御手段によって一定の傾斜角に設定
できること。同時に、一定の傾斜角を高精度で再現でき
ること、即ち運転条件が変化した場合でも調整装置の一
定の位置から常に同じ傾斜角に設定できること。
(cヘッドボードに可動性が必要であるが、ヒンジ、傾
斜角の調整装置、及び全ての連結部分に間隙が全く生じ
ないこと。これにより、一方に於て振動の危険性が排除
され、かつ他方に於て上述のように設定される傾斜角の
精度が向上する。
(d)ワイヤ移動方向に測定した支持装置の幅を、一定
の空間内に多数の装置が連続して配置されるようにでき
る限り小さくできること。
く問題点を解決するための手段〉 上述の問題点は、特許請求の範囲第1項に記載された本
発明の特徴を有する装置によって解消される。
上述の問題点を解消するなめには、多数の従来技術の装
置が個々に有する特徴を考慮しつつ新規な構成を創作す
ることが必要である。特許請求の範囲第1項には以下に
述べる個々の特徴を有する新規な構成が提案されている
02個のC形ビームが抄紙機の横方向に延長し、その一
方が前記抄紙機に固着され、かつ他方の可動C形ビーム
のみが非弾性硬質材料からなるヘッドボードを支持する
。従って、可動C形ビームとヘッドボードとが互いに固
着され、一体的に作動して概ね平坦な排水領域の傾斜角
を変化させる。
これにより、振動の危険性及び間隙が生じる領域の数が
減少する。
■互いにアームに於て係合する2個のC形ビームが、一
方に於てヒンジによって互いに結合し、かつ他方に於て
例えば膨張性ホースからなるクランプ手段によって調整
可能な各対の係止面に於て互いに押付けられている。こ
のように構成することによって、本発明による支持装置
に間隙が発生せず、かつ振動を防止することができる。
■2個のC形ビームを連結するヒンジが、複数の部材か
らなる場合には各部材間の間隔を短くして、支持装置の
全長に亘って延長している。同様にして、長さ方向に一
体型の調整ボードが、その全長に亘って形成される対の
調整可能な係止面をできる限り多く有するように設けら
れている。このように構成することによって、第1に、
支持装置の概ね全長に亘ってヘッドボードを支持する可
動C形ビームを下部側の固定C形ビームに結合すること
ができる。これによって、抄紙機の運転中にワイヤベル
トからヘッドボードに作用する力及びヘッドボードの後
縁に於て偏向する白水流から作用する力が均一に下側の
固定C形ビームに伝達される。従って、特にヘッドボー
ドと共に可動C形ビームの実質的な撓みが防止されるこ
とにより、ヘッドボードを全体的にまたは部分的に例え
ばセラミック等の非常に敏感な脆性硬質材料で形成した
場合でも、ヘッドボードが破壊する可能性が極めて少な
い。
更に、互いに係合する周知の2個のC形ビームを使用す
ることによって以下の様々な利点が得られる。
■調整ボードと例えばホースからなるクランプ部材とを
、ワイヤ移動方向に支持装置の幅が小さくなるように互
いに上下に配置することができる。
従って、限られた空間内に於て本発明による多数の支持
装置を前後に配置することができる。
■本発明の様々な実施例に於て、調整ボードを支持装置
の内部に配置することができる。即ち、汚染の原因とな
る外部の影響から保護することができる。
■本発明の別の概念によれば、好ましくは板ばねで形成
されるヒンジ部材を、一方に於てヘッドボードの前縁の
下方領域に於て固定C形ビームに固着し、他方に於てワ
イヤ移動方向に延出させて可動C形ビームの上アームに
固着することができる。
これによって、前記第8番目の特許明細書による実施例
とは異なり、ヒンジ部材が常に抄紙機運転中に引張応力
を受ける。上述したワイヤベルト及び白水流からヘッド
ボードに作用する力が主としてワイヤ移動方向に作用す
るからである。ヒンジ部材に作用する引張応力によって
ヒンジ部材とC形ビームとの間の連結部分に間隙が発生
せず、既存の間隙による影響が解消される。
更に以下の効果がある。即ち、ヒンジ部材が板ばねで形
成される場合には、2個の固定点間の距離を比較的大き
くすることができる。これにより、再固定点間の距離を
小さくした場合よりも傾斜角の調整に必要な力を小さく
することができる。しかしながら、上述したように、前
記距離が大きいことは板ばねに引張力が作用することを
意味する。
他方、板ばねに圧縮力が作用する場合には、座屈を生じ
る虞れがある。
本発明の他の利点については、添附図面を参照しつつ様
々な実施例を用いて以下に詳述する。
〈実施例〉 第1図及び第7図に示される固定式支持装置は、可動ビ
ーム12に固定されたヘッドボード10を有する。この
可動ビーム12は概ねC形断面形状を有する。更に、同
様にC形断面形状を有し、かつ例えば抄紙機の縦ビーム
上に載置されるボックス8の上面または抄紙機の枠に固
定された固定ビーム11を備える。
第1図によれば、ヘッドボード10は好ましくはセラミ
ック材料で形成され、かつ上部10aと下部10bとを
有する。しかしながら、ヘッドボード10は単体でまた
は複数の硬質材料からなる部分を組み合わせて形成する
ことができる。いずれにせよ、ヘッドボード10は第5
図に於てワイヤベルト9の下側と接触するドクタ状前縁
14と、ワイヤベルト9の移動方向Rとの間に、第5図
に示されるように小さい可変傾斜角aを有する平坦な排
水領域10dとを有する。図示されるように、排水領域
10dは全く平坦に形成され、前縁10Cに直接接続し
ている。これと矛盾するが、前縁10cを始点として短
い保かに湾曲したワイヤ支持面または思い平坦なスクリ
ーン支持面をワイヤ移動方向Rと概ね平行に設け、いず
れの場合にも傾斜した平坦な排水領域が前記ワイヤ支持
面に接続するようにすることができる。各図面に於て、
ワイヤベルト9の移動方向Rは水平であると仮定する。
しかしながら、ワイヤ移動方向Rは傾斜させたり、また
は垂直方向とすることができる。
固定ビーム11のアームlla、llbがワイヤ移動方
向Rに延長し、可動C形ビーム12のアーム12a、1
2bがそれと反対方向に延長している。これは第1図乃
至第4図示の実施例について同じであるが、第5図及び
第6図の実施例はこれと逆向きに構成されている。いず
れの場合にも、2個のC形ビーム11.12は、固定C
形ビームの上アームllaが可動C形ビーム12のアー
ム12a、12b間に配置されるように、各アーム11
a、llb、12a、12bに於て互いに係合している
第7図には、本発明による支持装置の軸線方向の断面図
が一方の端部について詳細に示されている。しかしなが
ら、ワイヤベルト9がその全幅に亘って固定式支持装置
に支持されるように、ヘッドボード10及び2個のC形
ビーム11.12が抄紙機の全幅に亘って延長している
ことは明らかである。
可動C形ビーム12が、同様に前記抄紙機の概ね全幅に
亘って延長するヒンジ部材13によって固定C形ビーム
11と結合している。製造を容易にするためにヒンジ部
材13を数個の部分に分割して形成した場合には、前記
各部分間の間隔を非常に恵くする。図示される実施例に
於ては、ヒンジ部材13が板ばねで形成されている。こ
れによって、とりわけヒンジ軸の領域に於ける実際のヒ
ンジ部分に全く間隙が生じないようにすることができる
。しかしながら、例えばできるかぎり間隙が生じないヒ
ンジまたはその類似物のような異なる型式のヒンジ部材
を使用することもできる。
しかしながら、いずれにせよ、以下の手段が特に有利な
ことが判明した。第1図乃至第4図に示されるように、
ヒンジ部材13が一方に於てヘッドボード10の前縁1
0cの下方領域に於てC形ビーム11の長さ方向に沿っ
て配設された多数のボルト13aによって固定C形ビー
ム11に固定されている。他方、ヒンジ部材13は同様
に多数のボルト13bによって可動C形ビーム12の上
アーム12aの下側に固定されている。
ここで、ボルト13bが他のボルト列13aからワイヤ
移動方向Rに進んだ位置に配置されていることが重要で
ある。これによって、ヒンジ部材13に抄紙機の運転中
常に上述した答方からワイヤ移動方向Rの引張応力が作
用する。ヒンジ部材13のC形ビーム11.12への固
定点に間隙ができる限り生じないようにするために、ヒ
ンジ部材13は突部13c、13dがそれぞれ前記C形
ビームに加工された例えば溝等の凹所内に係合する。
第1図乃至第6図に於て断面図示されるように、ヒンジ
部材13はワイヤベルト9の移動方向Rと平行に延長す
るのが好ましい。しかしながら、これと異なる構成にす
ることもできる。例えば、前縁10cの下方、即ちボル
ト13aの領域に於けるワイヤベルト9とヒンジ部材1
3との間の距離を他端、即ちボルト13bの領域に於け
る距離より小さくすることができる。
固定C形ビーム11の上アームllaと可動C形ビーム
12の下アーム12bとの間の領域には、第1図及び第
7図によれば、支持装置の長さ方向に沿って配設された
数対の調整可能な係止面14a、15aが設けられてい
る。この係止面は、支持装置の全長に亘って軸線方向に
延長し、かつ固定C形ビーム11に案内されて長手方向
に滑動可能な調整ボード14によって設けられる。好ま
しくは矩形断面形状を有する調整ボード14は、第1図
及び第7図に於てその下側にその移動方向に対して傾斜
する多数の同一の係止面14aを有する。各係止面14
aはピン15を有する。これらピン15は可動C形ビー
ム12の下アーム12bの上側に載置される。各ピン1
5の上端面15aは僅かに湾曲し、かつ係止面14aに
接触している。
この接触状態を全灯の接触面14a、15に於て確保す
るために、第1図及び第7図に示されるように、2個の
C形ビーム11.12の各下アームllb、12b間に
膨脹式ホースで形成されたクランプ部材16が設けられ
ている。このホース16は、その一方の端部が図示され
ていないが閉塞され、かつ他方の端部に第7図に示され
るようにパイプ連結部16aが嵌着されている。従って
、ホース16の内部を好ましくは水等の圧力媒体で加圧
することができる。ホース16はクランプ部材の実施例
として最適であるが、例えば連続して配置された数個の
傾斜面を有し、調整ボード14と同様にして形成したク
ランプボードのような他のクランプ部材を設けることも
できる。
また、対の係止面L4a、15aを形成することに関し
て、第1図乃至第7図に示されるように長手方向に滑動
可能な調整ボード14以外の手段が考えられる。このよ
うな調整ボード14の代わりに、固定C形ビーム11に
回転可能に取り付けた軸を支持装置全体に亘って長平方
向に延長するように設け、この軸に可動C形ビーム12
の対応する係止面と接触する数個の偏心カラーまたはカ
ムを全長に亘って設けることができる。
調整ボード14を長手方向に滑動させるために、第7図
に示されるように、ねじ付スピンドル17が調整ボード
14の一端に固着されている。このスピンドル17には
、対応する雌ねじを有し、かつ固定C形ビーム11に固
定したアキシャル軸受17bによって中心軸を軸線方向
に固定された駆動ディスク17aが収り付けられる。調
整ボード14を滑動させるためには、所望に応じて手動
によりまたは図示されないモータによって駆動ディスク
17aを回転させる。前記モータは電気制御装置によっ
て制御することができる。この場合には、調整ボード1
4aが電気スイッチの作動によりまたは測定信号に基づ
いて自動的に滑動する。
前記制御装置は、調整ボード14の滑動中にホース16
内の圧力が自動的に一定値まで低下するように構成する
ことができる。これによって、調整ボード14を滑動さ
せるのに必要な調整力を低減させることができる。
第1図から容易に判断されるように、調整ボード14が
長手方向に滑動することによって、ヘッドボード10及
びピン15と共に可動C形ビーム12がボルト列13a
、13b間のほぼ中央に位置する旋回軸Sを中心として
旋回する。このような旋回運動によって、第5図に示さ
れる排水領域10dの傾斜角aが変化する。また、この
旋回運動と共に、ピン15が、第1図に示されるように
、調整ボード14に関して側方へ、即ち調整方向に応じ
て右方へまたは左方へ一定距離だけ移動する。
このと715の側方運動が一般的に悪影響を及ぼすこと
はない。しかしながら、このような運動を回避し、また
は少なくとも成る程度低減させたい場合には、第2図に
示されるように、可動C形ビーム22の下アーム22b
をピン25.9ボード24及びホース26からなるクラ
ンプ部材と共に一定角度をもって傾斜させて配置し、か
つそれに適合させて固定C形ビーム21を形成するのが
好ましい。このように構成することによって、前記各対
の係止面の旋回軸Sの距離Cを第1図による構造の場合
よりもより小さくすることができる。この距IICを小
さくすればするほど、ピン25の調整ボード24に関す
る相対的な側方運動が小さくなる。別言すれば、前記対
の係止面によって決定される平面eを旋回軸Sにできる
限り接近させることができる。
前記距離Cを第2図の場合より小さくできる構造が第3
図に示されている。この実施例は、第1図及び第2図の
実施例と比較して、調整ボード34がC形ビーム31.
32の各上アーム31.32a間に配置されている点で
異なる。この場合には、板ばね13を可動C形ビーム3
2に締着するために使用されるピン35によって可動C
形ビーム32の係止面35aが形成される。ホース36
からなるクランプ部材は固定C形ビーム31の上アーム
31aと可動C形ビーム32の下アーム32bとの間に
配置されている。
第4図に示される実施例は、調整ボード44及びそれに
共働するピン45とホースで形成されるクランプ部材4
6との位置を互いに置き換えた点に於てのみ実雪的に第
1図の実施例と異なる。別言すれば、調整ボード44が
固定C形ビーム41の下アーム41上を案内される。そ
の結果、ピン45が可動C形ビーム42の下アーム42
bの下側に配置されている。ホース46は固定C形ビー
ム41の上アーム41aと可動C形ビーム42の下アー
ム42aとの間に配置されている。第4図に於ては、ピ
ン45の中心線をホース46の中心とほぼ正確に一致さ
せて配置している。これによって、ホース46から可動
C形ビーム42へ曲げモーメントが作用しない。同様に
して、第1図乃至第3図及び第6図に示す実施例に於て
も、前記ホースによって生じる力が前記ピンの軸線を通
って作用するようにすることができる。
第4図に示される構造は、支持装置の可動C形ビーム4
2の後側にガード部材49を追加して収り付けることに
よって係止面44a、45aを汚染から保護しなければ
ならない点で不利である。
しかしながら、第4図示の構造の場合には、第3図によ
る構造の場合には二次的なことであるが、次のような利
点がある。即ち、抄紙機の運転中に走行中の前記ワイヤ
ベルト及びヘッドボード10の前縁に於て下向きに偏向
する白水流によって前記ヘッドボード及び可動C形ビー
ム42に作用する力が各対の係止面44a、45aを介
して直接に固定C形ビーム41に伝達されることである
別言すれば、クランプ部材46によって各対の係止面4
4a、45aに作用する押付は力が、運転中に発生する
前記力によって一層増大することである。これに対して
第1図に於ては、クランプ部材16によって作用する押
付は力が運転中に発生する前記力によって低減される。
第1図乃至第4図に示されるように、本発明による固定
式支持装置はワイヤ移動方向Rに占める空間が比較的小
さいので、所望に応じて数個の支持装置を比較的制限さ
れた空間内で互いに前後に連続して配列することができ
る。
第5図及び第6図では、C形ビームが第1図乃至第4図
の場合と比較して逆に配置されている。
例えば、可動C形ビーム52のアーム52a、52bが
ワイヤ移動方向Rに延長し、かつ固定C形ビーム51の
アーム51a、51bがそれと反対向きに延長している
。ヒンジ部材53は一方に於て固定C形ビーム51の下
アーム51bに固定され、かつ他方に於てワイヤ移動方
向Rに延出して、可動C形ビーム52の下アーム52b
の下側に固定されている。しかし、その他の点について
は第1図乃至第4図の実施例と同様である。
調整ボード54が固定C形ビーム51の上アーム51a
の上部に取り付けられている。従って、調整ボード54
と接触するピン55が可動C形ビーム52の上アーム5
2aの下側に固定されている。調整ボード54及びピン
55は、第2図に示される実施例と同様に、調整ボード
54に於ける係止面のヒンジ軸の距離Cがピン55及び
調整ボード54を垂直方向に上下に配置した場合よりも
幾分小さくなるように傾斜させて配置される。
第5図及び第6図の両実施例に於て、クランプ部材56
が固定C形ビーム51の上アーム51aと可動C形ビー
ム52の下アーム52aとの間に配置されている。ガー
ド部材5つが支持装置の後側に設けられているが、第1
図乃至第4図の実施例と異なり、このようなガード部材
を支持装置の前側に設ける必要はない。
第6図の実施例は、調整ボード64及びピン65がC形
ビーム61.62の各下アーム61b、62b間に配置
されている点に於て第5図の実施例と異なる。この場合
には、前記距Ncを実質的にまたは完全にOまで低減さ
ぜることができる。
第8図及び第9図に示される実施例は第4図の実施例と
類似しているが、2個のC形ビーム41’ 、42’を
結合するヒンジ部材が特殊形状であること、及び調整ボ
ード44′の配置が変更されている点に於て第4図の実
施例と異なる。
第4図に於ては、ヒンジを形成する板ばねが、第1図の
板ばね13と同様にワイヤベルト9の移動方向Rと平行
に延長している。更に、前記板ばねが2個のC形ビーム
41.42のいずれとも接触しないように、該板ばねの
2個の結合点間の中央領域が比較的大きく形成されてい
る。これは、傾斜角を調整するために作用させる力を減
少させることを目的とする。
第8図及び第9図に於ては、ヒンジが2個の異なる板ば
ねによって形成されている。即ち、前述の実施例と同様
に、前記ワイヤ移動方向と平行に延長する第1の板ばね
の組47と、第1の板ばねの組47の板ばね間に配置さ
れ、前記ワイヤ移動方向に対して概ね直角に延長する第
2の板ばねの組48とを有する。これら全ての板ばねは
、同様に一方に於て固定C形ビーム41に締着され、か
つ他方に於て可動C形ビーム42に締着されている。ま
た、第8図に示される前縁ガード部材19が第9図に於
て省略されている。
上述したように、ワイヤ移動方向と平行をなす板ばね4
7には引張力が作用する。他方、他の板ばね48には、
ヘッドボード10と一体をなす可動C形ビーム42′の
重量、及びヘッドボード10上を移動するワイヤベルト
及び繊維状懸濁液の重量と共に、場合によっては垂直方
向の動荷重による圧縮力が作用する。
排水領域の傾斜角を調整するための力を最小にするため
に、板ばね47.48はできる限り肉薄の鋼板で形成さ
れる。しかしながら、このために、ワイヤ移動方向に対
して直角に配置された板ばね48に圧縮力が作用して座
屈を生じる危険性がある。従って、2個のC形ビーム4
1’ 、42’は、第8図に示されるように、前記結合
点間の板ばね48ができる限りその全幅に亘ってC形ビ
ーム41’ 、42’によって支持されるように形成さ
れている。更に、図示されていないが、可動C形ビーム
42′の上アーム42aの領域内の垂直方向の各板ばね
48と共働するボルトとの間に当て板を挿入することが
できる。
第8図及び第9図に示される特殊構造のヒンジは、以下
の利点を有する。即ち、互いに直角に配置された2組の
板ばね47.48の交点に位置するヒンジ軸が他の実施
例の場合よりもより正確に画定される。従って、排水領
域の傾斜角がより高精度で設定され、または再現性をも
って変化させることができる。また、この効果は、第8
図に示されるように調整ボード44′及び該調整ボード
上に支持されたピン45′が、第4図の場合よりも前記
ヒンジ軸から前記ワイヤ移動方向と平行に測定してより
離隔した位置に配置されていることによっても得られる
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は、本発明による固定式支持装置の異
なる各実施例を示す断面図である。 第7図は、第1図の線VI −VI[に於ける部分縦断
面図である。 第8図は、本発明の別の実施例を示す第9図の線■−■
に於ける断面図である。 第9図は、第8図の実施例を矢印Rで示すワイヤ移動方
向に見た正面図である。 8・・・ボックス 10・・・ヘッドボード 10a・・・上部10b・・
・下部    10c・・・前縁10d・・・排水領域
  11・・・固定C形ビーム11a・・・上アーム 
 llb・・・下アーム12・・・可動C形ビーム12
a・・・上アーム12b・・・下アーム  13・・・
ヒンジ部材13a、13b−・・ボルト 13c、13d・・・突部14・・・調整ボード14a
・・・係止面   15・・・ピン15a・・・係止面 16・・・クランプ部材、ホース 16a・・・管接続部  17・・・ねじ付スピンドル
17a・・・駆動ディスク17b・・・アキシャル軸受
21・・・固定C形ビーム22・・・可動C形ビーム2
2b・・・下アーム  24・・・調整ボード25・・
・ピン     31・・・固定C形ビーム31a・・
・上アーム  31b・・・下アーム32・・・可動C
形ビーム32a・・・上アーム32b・・・下アーム 
 34・・・調整ボード35・・・ピン     35
a・・・係止面36・・・ホース 41.41′・・・固定C形ビーム 41a・・・上アーム  41b・・・下アーム42.
42′・・・可動C形ビーム 42a、・・・上アーム 42b・・・下アーム44.
44′・・・調整ボード 44a、45a・・・係止面 46・・・クランプ部材 47・・・第1の板ばね48
・・・第2の板ばね 49・・・ガード部材51・・・
固定C形ビーム51a・・・上アーム51b・・・下ア
ーム  52・・・可動C形ビーム52a・・・上アー
ム  52b・・・下アーム53・・・ヒンジ部材  
54・・・調整ボード55・・・ピン     56・
・・クランプ部材59・・・ガード部材  61.62
・・・C形ビーム61b、62b・・・下アーム 64・・・調整ボード  65・・・ピン特許出願人 
 ヨツト・エム・フォイト・ゲーエムベーハー

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙、板紙、パルプ等の繊維状紙料ウェブの製造装
    置のエンドレス排水ワイヤベルト用固定式支持装置に於
    て、 (a)前記製造装置を幅方向に横切って延長するヘッド
    ボードが、ドクタ状前縁と、ワイヤベルト下面とワイヤ
    ベルト移動方向に小さい可変傾斜角をもつて接する排水
    領域とを有し、 (b)ヘッドボード支持構造が前記製造装置を幅方向に
    横切って延長する断面C字形状の前記製造装置に固着さ
    れた固定C形ビームと可動C形ビームとの2個のビーム
    を備え、前記両C形ビームがそれらのアームに於て、前
    記固定C形ビームの上アームが前記可動C形ビームのア
    ーム間に位置し、かつ前記可動C形ビームの下アームが
    前記固定C形ビームのアーム間に位置するように互いに
    係合し、 (c)前記可動C形ビームが、前記固定式支持装置の概
    ね全長に亘って延長する1個のヒンジ部材、または前記
    固定式支持装置の全長に亘って配設された数個のヒンジ
    部材によって前記固定C形ビームと連結し、 (d)前記傾斜角を変化させるために、複数対の調整可
    能な係止面が前記両C形ビームに前記固定式支持装置の
    長さ方向に沿って、該係止面に於て前記可動C形ビーム
    が前記固定C形ビームに支持されるように設けられ、 (e)前記固定C形ビームの一方の前記アームとそれに
    隣接する前記可動C形ビームの前記アームとの間に前記
    固定式支持装置の概ね全長に亘って延長する膨脹式ホー
    スからなるクランプ部材を備え、かつ前記クランプ部材
    によつて対をなす前記係止面が互いに押圧されるととも
    に、 (f)前記ヘッドボードが概ね平坦な前記排水領域を有
    し、非弾性硬質材料で形成され、かつ前記可動C形ビー
    ムに一体的に固定されており、かつ(g)前記固定式支
    持装置の全体に亘つて長手方向に延長し、かつ前記固定
    C形ビームに案内されてその長手方向に沿って滑動可能
    な調整ボードが、その長手方向に沿って該方向に対して
    傾斜するように配置され、かつ前記可動C形ビームの対
    応する前記係止面と共働する複数の同一形状の面を有す
    ることによって調整可能な前記係止面が形成されること
    を特徴とする固定式支持装置。
  2. (2)(a)前記固定C形ビームの前記アームが前記ワ
    イヤベルト移動方向に延長し、かつ前記可動C形ビーム
    の前記アームが前記ワイヤベルト移動方向と反対方向に
    延長し、 (b)前記ヒンジ部材が、一方に於て前記ヘッドボード
    の前記前縁の下方領域で前記固定C形ビームに固着され
    、かつ他方に於て前記ワイヤベルト移動方向に延長して
    前記可動C形ビームの上アームに固着され、 (c)前記調整ボードが前記固定C形ビームの前記上ア
    ームと前記可動C形ビームの前記下アームとの間に配置
    され、かつ (d)前記クランプ部材が前記固定C形ビームの前記下
    アームと前記可動C形ビームの前記下アームとの間に配
    置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の固定式支持装置。
  3. (3)(a)前記固定C形ビームの前記アームが前記ワ
    イヤベルト移動方向に延長し、かつ前記可動C形ビーム
    の前記アームが前記ワイヤベルト移動方向と反対方向に
    延長し、 (b)前記ヒンジ部材が、一方に於て前記ヘッドボード
    の前記前縁の下方領域で前記固定C形ビームに固着され
    、かつ他方に於て前記ワイヤベルト移動方向に延長して
    前記可動C形ビームの上アームに固着され、 (c)前記調整ボードが前記固定C形ビームの前記上ア
    ームと前記可動C形ビームの前記上アームとの間に配置
    され、かつ (d)前記クランプ部材が前記固定C形ビームの前記上
    アームと前記可動C形ビームの前記下アームとの間に配
    置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の固定式支持装置。
  4. (4)(a)前記固定C形ビームの前記アームが前記ワ
    イヤベルトの移動方向に延長し、かつ前記可動C形ビー
    ムの前記アームが前記ワイヤベルト移動方向と反対方向
    に延長し、 (b)前記ヒンジ部材が、一方に於て前記ヘッドボード
    の前記前縁の下方領域で前記固定C形ビームに固着され
    、かつ他方に於て前記ワイヤベルト移動方向に延長して
    前記可動C形ビームの上アームに固着され、 (c)前記調整ボードが前記固定C形ビームの前記下ア
    ームと前記可動C形ビームの前記下アームとの間に配置
    され、かつ (d)前記クランプ部材が前記固定C形ビームの前記上
    アームと前記可動C形ビームの前記下アームとの間に配
    置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の固定式支持装置。
  5. (5)(a)前記可動C形ビームの前記アームが前記ワ
    イヤベルト移動方向に延長し、かつ前記固定C形ビーム
    の前記アームが前記ワイヤベルト移動方向と反対方向に
    延長し、 (b)前記ヒンジ部材が、一方に於て前記ヘッドボード
    の前記前縁の下方領域で前記固定C形ビームの下アーム
    に固着され、かつ他方に於て前記ワイヤベルト移動方向
    に延長して前記可動C形ビームの下アームの下側に固着
    され、 (c)前記調整ボードが前記固定C形ビーム及び前記可
    動C形ビームの前記両上アーム間に配置され、かつ (d)前記クランプ部材が前記固定C形ビームの前記上
    アームと前記可動C形ビームの前記下アームとの間に配
    置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の固定式支持装置。
  6. (6)(a)前記可動C形ビームの前記アームが前記ワ
    イヤベルト移動方向に延長し、かつ前記固定C形ビーム
    の前記アームが前記ワイヤベルト移動方向と反対方向に
    延長し、 (b)前記ヒンジ部材が、一方に於て前記ヘッドボード
    の前記前縁の下方領域で前記固定C形ビームの下アーム
    に固着され、かつ他方に於て前記ワイヤベルト移動方向
    に延長して前記可動C形ビームの前記下アームの下側に
    固着され、 (c)前記調整ボードが前記固定C形ビーム及び前記可
    動C形ビームの前記両下アーム間に配置され、かつ (d)前記クランプ部材が前記固定C形ビームの前記上
    アームと前記可動C形ビームの前記下アームとの間に配
    置されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の固定式支持装置。
  7. (7)前記ヒンジ部材が前記固定C形ビームから前記可
    動C形ビームへ前記ワイヤベルト移動方向と概ね平行に
    延長していることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第6項のいずれかに記載の固定式支持装置。
  8. (8)前記ヒンジ部材が前記固定C形ビームと係合する
    少なくとも1個の突部と、前記可動C形ビームと係合す
    る少なくとも1個の他の突部とを有し、かつこれら各突
    部に於て前記各C形ビームに締着されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記
    載の固定式支持装置。
  9. (9)前記ヒンジ部材が前記可動C形ビームの前記上ア
    ームの下側に固着されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第8項に記載の固定式支持装置。
  10. (10)前記ヒンジ部材を前記可動C形ビームに固定す
    るための少なくとも一部のボルトの頭部が、前記調整ボ
    ードの傾斜面と共働するストッパを形成していることを
    特徴とする特許請求の範囲第3項、第6項または第9項
    のいずれかに記載の固定式支持装置。
  11. (11)前記対の係止面によって決定される平面が、前
    記ワイヤ移動方向と概ね平行に延長していることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第10項のいずれかに
    記載の固定式支持装置。
  12. (12)前記対の係止面によって決定される平面が、前
    記ヒンジ部材の軸線を貫通しまたは少なくとも前記軸線
    に近接していることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第10項に記載の固定式支持装置。
  13. (13)前記対の係止面によって決定される平面が、前
    記ワイヤベルト移動方向に対して傾斜していることを特
    徴とする特許請求の範囲第12項に記載の固定式支持装
    置。
  14. (14)前記クランプ部材の中心に軸線を一致させたピ
    ンが配設されていることを特徴とする第1項乃至第13
    項のいずれかに記載の固定式支持装置。
  15. (15)前記ヒンジ部材が前記ワイヤ移動方向と平行に
    延長する第1の板ばねの組と、前記第1の組の各版ばね
    間に配置されかつ前記ワイヤ移動方向と概ね直角に延長
    する第2の板ばねの組とから形成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記
    載の固定式支持装置。
  16. (16)前記クランプ部材の中心に対して前記ワイヤ移
    動方向にオフセットして前記調整ボード及びピンが配置
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第4項また
    は第15項に記載の固定式支持装置。
JP62192536A 1986-08-20 1987-07-31 固定式支持装置 Pending JPS6350593A (ja)

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