JPS6350549Y2 - - Google Patents

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JPS6350549Y2
JPS6350549Y2 JP16342985U JP16342985U JPS6350549Y2 JP S6350549 Y2 JPS6350549 Y2 JP S6350549Y2 JP 16342985 U JP16342985 U JP 16342985U JP 16342985 U JP16342985 U JP 16342985U JP S6350549 Y2 JPS6350549 Y2 JP S6350549Y2
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JP
Japan
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tubes
soft plastic
plastic sleeve
joint
tube
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JP16342985U
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JPS6271492U (ja
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数本のプラスチツクチユーブを
束ね、それらの少なくとも一部分に蜂の巣状の結
合部を形成した多連チユーブと、継手部材との一
括接続構造に関するものである。
〔従来の技術〕
弗素樹脂、ポリオレフイン系合成樹脂などの耐
薬品性に優れた高分子材料を素材としたプラスチ
ツクチユーブを複数本束ね、それらの端末部分に
剛性のプラスチツクスリーブを外嵌し、両者を融
着等により接合せしめ、蜂の巣状の結合端末部を
形成した多連チユーブは、例えば特公昭43−3851
号公報、実開昭60−43876号公報等に示されるよ
うに熱交換器の伝熱管として賞用されている。ま
た、最近では本出願人の提案による脱気装置にお
ける液体移送管への適用(実開昭60−117502号参
照)など、端末継手との接続が一括に行なえる等
の理由により、各種流体の配管材としてその用途
が広がりつつある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記多連チユーブをシエルアンドチ
ユーブ型熱交換器(特公昭45−35951号公報、実
公昭52−21469号等参照)や脱気装置に適用する
場合は、プラスチツクチユーブ束部分を容器内に
配し、蜂の巣状に形成された端末部分を容器の壁
面を貫通させ、該端末部分において密封状態に取
り付ける必要があるため、その取付構造は複雑に
なり、しかも特別な部品が必要であることから取
付部に対する経費がかさむという欠点があるばか
りか、取付部をコンパクトにできないなどの、い
くつかの問題点を有するものである。
この考案は、かかる従来技術の問題点を解消
し、多連チユーブを液槽、脱気槽等の容器の壁面
を貫通させる場合、あるいは多連チユーブに流体
を供給するための端末継手との接続を行う場合な
どに好適で、特別な部品を用いることなく簡単に
組立てのできる経済的な多連チユーブの一括接続
構造の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記従来技術の問題点を解決するた
めになされたものであり、そのためこの考案によ
れば、複数本のプラスチツクチユーブを束ね、そ
れらの少なくとも一部分に軟質プラスチツクスリ
ーブを外嵌し、この軟質プラスチツクスリーブの
軸方向の一部長さ部分において隣合う前記複数本
のプラスチツクチユーブ及びこれらプラスチツク
チユーブと軟質プラスチツクスリーブとを相互に
接合せしめて蜂の巣状の結合部を形成した多連チ
ユーブと、この多連チユーブに連結され、該多連
チユーブの軟質プラスチツクスリーブを受け入れ
て、該軟質プラスチツクスリーブの非結合部にお
いて外周から封止保持する継手部材とを備えてな
る多連チユーブの一括接続構造を構成する。
この構成において、多連チユーブの結合部はプ
ラスチツクチユーブ束の端末側または端末の反対
側に設けることができ、さらに結合部を融着によ
り形成すると好適である。
〔作用〕
この考案によれば、上記のごとく、複数本のプ
ラスチツクチユーブを束ね、それらの少なくとも
一部分に軟質プラスチツクスリーブを外嵌し、こ
の軟質スリーブの軸方向の一部長さ部分を融着等
の接合手段を用いて相互に接合せしめ、蜂の巣状
の結合部を形成した多連チユーブに、この多連チ
ユーブの軟質プラスチツクスリーブを受け入れ
て、この軟質プラスチツクスリーブの非結合部の
外周から封止保持する継手部材を連結してなるも
のであるから、軟質プラスチツクスリーブとして
多量生産されている所定寸法のプラスチツクチユ
ーブを所定長さに切断して使用することができる
ばかりか、継手部材には軟質スリーブとして装着
されるプラスチツクチユーブに適合する一般的な
市販の管継手を用いることができ、そのため接続
が極めて簡単で、しかも特別な部品を必要としな
いので、経済的且つコンパクトな一括接続構造と
なる。
さらに、多連チユーブとして、蜂の巣状の結合
部が熱融着により形成されたものを用いた場合
に、そのプラスチツクスリーブの結合部が融着加
工の際に熱変形されたものであつても、多連チユ
ーブと継手部材とはプラスチツクスリーブ本来の
断面形状が保持され真円度の高い非結合部におい
て封止保持する構造であるから、良好な気密性を
得ることができる。
〔実施例〕 第1図はこの考案による多連チユーブの一括接
続構造の一実施例を示す部分断面図で、図におい
て例えばテトラフルオロエチレン−パーフルオロ
アルキルビニルエーテル共重合樹脂(PFA)か
らなるプラスチツクチユーブ2を複数本束ね、こ
れらの少なくとも一部分、この場合一端部に
PFAからなるチユーブ状の軟質プラスチツクス
リーブ3を外嵌し、この軟質プラスチツクスリー
ブ3の軸方向のチユーブ2端末側部分において隣
合うプラスチツクチユーブ2及びこれらプラスチ
ツクチユーブ2と軟質プラスチツクスリーブ3と
を相互に融着せしめて端末部に蜂の巣状の結合部
4を形成した多連チユーブ1と、この多連チユー
ブ1の軟質プラスチツクスリーブ3を受け入れて
軟質プラスチツクスリーブ3の非結合部5におい
て外周から封止保持する継手部材10とから多連
チユーブの一括接続構造が構成されている。
上記実施例においては、継手部材10は、一方
の端部の外周面に雄ねじ部11を有すると共にそ
の内周面には多連チユーブ1の挿入方向に向かつ
て細くなるテーパー孔12を設けた筒状の継手本
体13と、この継手本体13の雄ねじ部11に螺
合し且つ後端に内鍔14を有するナツト15と、
このナツト15と前記継手本体13との間に配さ
れ挿入された多連チユーブ1の軟質プラスチツク
スリーブ3の非結合部5の外周に嵌合する締め付
けスリーブ16とからなる。この継手部材10の
継手本体13内に挿入された多連チユーブ1は、
ナツト15を締め付けることによつて前記締め付
けスリーブ16を継手本体13のテーパー孔12
に沿つて移動させ、内側に押圧変形せしめ、それ
によつて該締め付けスリーブ16の内側端縁を軟
質プラスチツクスリーブ3の非結合部5の外周面
に食い込ませてシール及び固定されている。
この場合、多連チユーブ1は軟質プラスチツク
スリーブ3の非結合部5で封止保持されるもので
あるから、特に結合部4を融着により形成した場
合にも、熱変形を生じることなく軟質プラスチツ
クスリーブ3の当初の真円度が保持されている部
分でシールが行なわれるので、良好な気密性を得
ることができる。なお、締め付けスリーブ16の
材質としては、金属、プラスチツク等を用いるこ
とができるが、中でもプラスチツクからなるもの
は、ナツト15を締め付けた際に軟質プラスチツ
クスリーブ3とのなじみがよく、シール性等の面
から好適である。
第2図は、この考案による多連チユーブの一括
接続構造の他の実施例を示す部分断面図である。
第2図に示す実施例は、複数本のプラスチツクチ
ユーブ21を束ね、その端末部分を非挿入部分を
残して軟質プラスチツクスリーブ22内に挿入
し、その挿入部分を熱融着せしめて蜂の巣状の結
合部23を形成した多連チユーブ20を、いわゆ
るワンタツチ型継手と称される継手部材30に接
続したものである。
この継手部材30は、中空部に管体を嵌入可能
な継手本体31、この継手本体31内に係止され
て嵌入された管体の外周に接して封止保持するシ
ールリング32、この継手本体内にあつて管体の
外周に食込み把持するための管体挿入方向へ傾斜
した爪片33を有する把持具34、及びこの把持
具34の近傍にあつて爪片33を継手本体31の
内壁面側に押し倒すことによつて爪片33の管体
外周面への食込みを解除する開放筒35から構成
され、前記多連チユーブ20の軟質プラスチツク
スリーブ22のプラスチツクチユーブ21が挿入
されてない部分(非結合部24)を継手本体31
内に挿入すると、軟質プラスチツクスリーブ22
は把持具34の爪片33の弾発力に抗して所定位
置まで挿入され、多連チユーブ20を抜き出そう
とすると、把持具34の爪片33の先端部に形成
されたエツジが軟質プラスチツクスリーブ22の
非結合部24の外周面に食込んで起立すると共に
シールリング32と接し、多連チユーブ20はシ
ール及び固定される。この継手本体30を用いた
場合は、接続が極めて容易であるばかりか、繰返
し着脱も可能であるので、保守点検の面でも好都
合である。
このように、この考案による多連チユーブの一
括接続構造においては、複数本のプラスチツクチ
ユーブを束ね、それらの少なくとも一部分に軟質
プラスチツクスリーブを外嵌し、それらの軸方向
の一部長さ部分において熱融着、接着等の接合手
段により蜂の巣状の結合部を形成した多連チユー
ブを一括接続するに際して、熱融着、接着剤ある
いは有機溶剤等により結合部を形成する場合に生
じるプラスチツクスリーブの真円度の低下を考慮
し、加工時に真円度の低下を生じることのない軟
質プラスチツクスリーブの非結合部で外周から封
止保持するものであるから、良好な気密性を得る
ことができ、信頼性の高い接続構造となる。
また、軟質プラスチツクスリーブとしてプラス
チツクチユーブ束に嵌合する内径の規格生産され
ているプラスチツクチユーブを用いればよく、し
かも継手部材も該プラスチツクチユーブの外径に
適合する例えば空気圧用継手等の一般に市販され
ている継手を使用することができるので、部材コ
ストが安価でしかも取付が簡単であるから、極め
て経済的な一括接続構造となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、複数
本のプラスチツクチユーブを束ね、それらの少な
くとも一部分に軟質プラスチツクスリーブを外嵌
し、この軟質スリーブの軸方向の一部長さ部分を
相互に接合せしめて蜂の巣状の結合部を形成した
多連チユーブに、この多連チユーブの軟質プラス
チツクスリーブを受け入れてその非結合部におい
て外周から封止保持する継手部材を連結してなる
ものであるから、軟質プラスチツクスリーブ及び
継手部材として特別な部品を用意することなく、
一般に市販されているものを用いることができる
ので、接続が簡単になり且つ部材コストも低減さ
れ、そのため経済的な一括接続構造となるばかり
か、コンパクトな一括接続が可能となる。
また、多連チユーブは、これに設けた軟質プラ
スチツクスリーブの非結合部において外周から封
止保持されるものであるから、特に結合部を熱融
着によつて形成した場合に生じる軟質プラスチツ
クスリーブの真円度の低下の影響を受けることが
なく、軟質プラスチツクスリーブ本来の断面形状
が保たれた非結合部でシールされるため良好な気
密性を保持することができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば継手部材の連結構造について
は、外周からシールを行うものであれば他の構造
のものであつてもよく、また多連チユーブにおけ
る軟質プラスチツクスリーブの結合部と非結合部
の比率及びその接合手段、あるいは材質の変更、
さらにプラスチツクチユーブの本数及び材質の変
更など、この考案の技術思想内での種々の変更は
もちろん可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による多連チユーブの一括接
続構造の一実施例を示す部分断面図、第2図この
考案の他の実施例を示す部分断面図である。 1,20:多連チユーブ、2,21:プラスチ
ツクチユーブ、3,22:軟質プラスチツクスリ
ーブ、4,23:結合部、5,24:非結合部、
10,30:継手部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数本のプラスチツクチユーブを束ね、それ
    らの少なくとも一部分に軟質プラスチツクスリ
    ーブを外嵌し、この軟質プラスチツクスリーブ
    の軸方向の一部長さ部分において隣合う前記複
    数本のプラスチツクチユーブ及びこれらプラス
    チツクチユーブと軟質プラスチツクスリーブと
    を相互に接合せしめて蜂の巣状の結合部を形成
    した多連チユーブと、この多連チユーブに設け
    た軟質プラスチツクスリーブを受け入れて、該
    軟質プラスチツクスリーブの非結合部を外周か
    ら封止保持する継手部材とを備えてなる多連チ
    ユーブの一括接続構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の多連
    チユーブの一括接続構造において、多連チユー
    ブの結合部は融着により形成されたものである
    ことを特徴とする多連チユーブの一括接続構
    造。
JP16342985U 1985-10-23 1985-10-23 Expired JPS6350549Y2 (ja)

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JP16342985U JPS6350549Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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JP16342985U JPS6350549Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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Publication Number Publication Date
JPS6271492U JPS6271492U (ja) 1987-05-07
JPS6350549Y2 true JPS6350549Y2 (ja) 1988-12-26

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JP16342985U Expired JPS6350549Y2 (ja) 1985-10-23 1985-10-23

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