JPS6350471B2 - - Google Patents
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- JPS6350471B2 JPS6350471B2 JP60115496A JP11549685A JPS6350471B2 JP S6350471 B2 JPS6350471 B2 JP S6350471B2 JP 60115496 A JP60115496 A JP 60115496A JP 11549685 A JP11549685 A JP 11549685A JP S6350471 B2 JPS6350471 B2 JP S6350471B2
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- JP
- Japan
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- weft
- warp
- fabric
- diameter
- lower layer
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- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 3
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- -1 etc. can be used Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Paper (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、製紙用2重織物に関し、特に紙層形
成部用の2重織物に関する。
成部用の2重織物に関する。
近年製紙機械において使用されている周知の二
重織物は経糸−重緯糸二重構造の織物で一般に上
下対をなした緯糸と、その対をなした上下の緯糸
と互いに織り合わされた経糸とで形成されてい
る。一般に紙のワイヤーマークを良くする為には
経糸及び緯糸の密度を増やす事によつて紙層支持
点を増やす事が考えられその為にはおのずと経糸
及び緯糸の直径を細くする必要がある。しかし現
在使用されている周知の二重織においては直径を
細くすると耐摩耗性を高める為に径を太くすると
ワイヤーマーク特性が低下するという相反をする
問題をもつていた。
重織物は経糸−重緯糸二重構造の織物で一般に上
下対をなした緯糸と、その対をなした上下の緯糸
と互いに織り合わされた経糸とで形成されてい
る。一般に紙のワイヤーマークを良くする為には
経糸及び緯糸の密度を増やす事によつて紙層支持
点を増やす事が考えられその為にはおのずと経糸
及び緯糸の直径を細くする必要がある。しかし現
在使用されている周知の二重織においては直径を
細くすると耐摩耗性を高める為に径を太くすると
ワイヤーマーク特性が低下するという相反をする
問題をもつていた。
上述の問題を解決する為に、特開昭55−12892
号、特公昭59−42116号、特開昭58−18496号など
の試みが見受けられるがいづれも充分満足の得ら
れるものではなかつた。
号、特公昭59−42116号、特開昭58−18496号など
の試みが見受けられるがいづれも充分満足の得ら
れるものではなかつた。
即ち特開昭55−12892号、特公昭59−42116号等
においては、前記問題点を解決する為に紙の形成
面とワイヤー摩耗面を各々別の経糸緯糸の組で構
成した2層あるいは3層の織物を配しこの2層あ
るいは3層織物を別の接結用緯糸もしくは接結用
経糸で接結する構造が考えられた。しかしこの様
な構造の織物も接結糸が使用中に織物の糸と摩擦
を生じ接結糸の摩耗及び切断が生ずるという欠点
がある。又接結糸は紙層形成面において紙層形成
面織物本来の模様と異なる不規則な模様を発生さ
せこれがワイヤーマークの原因となる。
においては、前記問題点を解決する為に紙の形成
面とワイヤー摩耗面を各々別の経糸緯糸の組で構
成した2層あるいは3層の織物を配しこの2層あ
るいは3層織物を別の接結用緯糸もしくは接結用
経糸で接結する構造が考えられた。しかしこの様
な構造の織物も接結糸が使用中に織物の糸と摩擦
を生じ接結糸の摩耗及び切断が生ずるという欠点
がある。又接結糸は紙層形成面において紙層形成
面織物本来の模様と異なる不規則な模様を発生さ
せこれがワイヤーマークの原因となる。
次の改良の方法として特開昭58−18496号が考
えられた。この方法は対をなす糸により紙層形成
側織物と摩耗面側織物を相互に連結し、この対を
なす糸は紙層形成面の組織パターンと同一組織パ
ターンを形成する様に繰り返しかつ交互に紙層形
成面織物と摩耗面織物を織りなすものである。し
かしながら技術的実際的観点からみれば3種の異
つた経糸系を使用しなければならない事は大きな
問題でありこの種の経糸系は経糸の寸法と経糸の
密度に関して異なつていなければならない。又織
物の製作途中においてこの対をなす経糸と紙層形
成面を構成する他の経糸との間で差(張力)が生
じ、紙層形成面を構成する緯糸と対をなす経糸の
織成点において本来の経糸と緯糸が織りなす模様
を発生させるという欠点をもつておりこれがワイ
ヤーマークの原因となる。
えられた。この方法は対をなす糸により紙層形成
側織物と摩耗面側織物を相互に連結し、この対を
なす糸は紙層形成面の組織パターンと同一組織パ
ターンを形成する様に繰り返しかつ交互に紙層形
成面織物と摩耗面織物を織りなすものである。し
かしながら技術的実際的観点からみれば3種の異
つた経糸系を使用しなければならない事は大きな
問題でありこの種の経糸系は経糸の寸法と経糸の
密度に関して異なつていなければならない。又織
物の製作途中においてこの対をなす経糸と紙層形
成面を構成する他の経糸との間で差(張力)が生
じ、紙層形成面を構成する緯糸と対をなす経糸の
織成点において本来の経糸と緯糸が織りなす模様
を発生させるという欠点をもつておりこれがワイ
ヤーマークの原因となる。
本発明は、これらの問題点を解決する製紙用2
重織物を提供することである。即ち、本発明は、 (A) 下層の緯糸と、該下層緯糸より密度の大きい
上層の緯糸とからなる2層の緯糸と; (B) 下層の緯糸の下を通り、ついで上層の緯糸の
上を通つて上部ナツクルを形成し、次に上層緯
糸と下層緯糸との間を通り、次に下層緯糸の下
へ延びる前に少くとも1つの上部ナツクルを上
層緯糸の上に形成する経糸と; からなる製紙用2重織物において、前記上部ナツ
クル相互間の縦方向の間隔がすべて等しいことを
特徴とする製紙用2重織物により上述の目的を達
成する。接結糸の為の経糸あるいは緯糸は不要と
なる。本発明によれば紙層形成側緯糸の密度を摩
耗側緯糸の数よりも多くする事が可能になりワイ
ヤーマーク性及び紙層形成面の平滑性を著しく改
善できるものである。つまり本発明の構成により
紙層形成側上層緯糸に摩耗側下層緯糸の経より5
〜50%小さい径のものを摩耗側緯糸密度より多く
用いる事が可能となり、又摩耗側緯糸には耐摩耗
性をもたせる為にポリアミド等耐摩耗性の大きい
材質を使用し、従来の周知の織物に比べ紙層形成
面の平滑性及びワイヤーマーク性が著しく優れな
おかつ耐摩耗性をもたせる事が出来た織物であ
る。
重織物を提供することである。即ち、本発明は、 (A) 下層の緯糸と、該下層緯糸より密度の大きい
上層の緯糸とからなる2層の緯糸と; (B) 下層の緯糸の下を通り、ついで上層の緯糸の
上を通つて上部ナツクルを形成し、次に上層緯
糸と下層緯糸との間を通り、次に下層緯糸の下
へ延びる前に少くとも1つの上部ナツクルを上
層緯糸の上に形成する経糸と; からなる製紙用2重織物において、前記上部ナツ
クル相互間の縦方向の間隔がすべて等しいことを
特徴とする製紙用2重織物により上述の目的を達
成する。接結糸の為の経糸あるいは緯糸は不要と
なる。本発明によれば紙層形成側緯糸の密度を摩
耗側緯糸の数よりも多くする事が可能になりワイ
ヤーマーク性及び紙層形成面の平滑性を著しく改
善できるものである。つまり本発明の構成により
紙層形成側上層緯糸に摩耗側下層緯糸の経より5
〜50%小さい径のものを摩耗側緯糸密度より多く
用いる事が可能となり、又摩耗側緯糸には耐摩耗
性をもたせる為にポリアミド等耐摩耗性の大きい
材質を使用し、従来の周知の織物に比べ紙層形成
面の平滑性及びワイヤーマーク性が著しく優れな
おかつ耐摩耗性をもたせる事が出来た織物であ
る。
次に本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明による7シヤフトで構成する織物
の第1の実施例を示した縦断面図であり紙層形成
面を構成する細い径の上層緯糸1と好ましくは太
い径をもつて摩耗面を構成する下層緯糸2とこれ
ら2層を互に結合する経糸3とからなる。各々の
経糸3は緯糸1の上に形成する経糸3のナツクル
が緯糸1に対し常に等しいピツチで構成され、第
1の実施例においては経糸3が上層緯糸1の上で
上部ナツクルを2回形成した後下層緯糸2と1回
交差するものである。又第1の実施例では紙層形
成側緯糸1の密度を摩耗側緯糸2の密度の2倍に
し、紙層形成側の表面性(ワイヤーマーク性能)
を従来の2重織ワイヤーより向上させたものであ
る。第2図は第1図の1−1線に沿う横断面図で
あり第3図は第1図の2−2線に沿う横断面図で
あり、又第4図及び第5図は第1の実施例による
織物の紙層形成側及び摩耗側の織りパターンの形
状を平面図で表わしている。第6図は本発明によ
る6シヤフトで構成し、紙層形成面の経糸ナツク
ルが1/2綾織りパターンを織り成す第2の実施例
を示している。第2の実施例においては、経糸3
1は緯糸11の上に形成する経糸ナツクルが緯糸
11に対し1/2綾織りパターンで4回形成した後
に摩耗側緯糸21と1回交差するものである。摩
耗側緯糸に太目の径の糸を使用する事及び緯糸密
度については第1の実施例と同様である。第7図
及び第8図は第2の実施例による織物の紙層形成
側及び摩耗側の織りパターンの形状を夫々表わし
ている。第9図には本発明による5シヤフトで構
成し紙層形成面の経糸ナツクルが5綜絖朱子織パ
ターンを形成する第3の実施例を示している。経
糸33は緯糸13の上に形成する経糸ナツクルが
緯糸13に対し5綜絖朱子織パターンで2回形成
した後に緯糸23と1回交差するものである。第
10図及び第11図は第3の実施例による織物の
紙層形成側及び摩耗側の織りパターンの形状を平
面図で表わしている。第12図には本発明による
5シヤフトで構成される第4の実施例を示してい
る。第13図には本発明による10シヤフトで構成
し紙層形成面の経糸ナツクルが第3の実施例と同
じ5綜絖朱子織パターンを形成する第5の実施例
を示している。この実施例においては経糸34は
緯糸14の上に形成する経糸のナツクルが緯糸1
4に対し5綜絖朱子織パターンで4回形成した後
に緯糸24と1回交差するものである。第14図
には本発明による7シヤフトで構成される第6の
実施例で第1〜第5の実施例が紙層形成表面に緯
糸を多数配して構成されているのに対し第6の実
施例では紙層形成表面に経糸を多数配して構成さ
れたものである。第15図及び第16図は第6の
実施例による織物の紙層形成側及び摩耗側の織り
パターンの形状を表わしている。
第1図は本発明による7シヤフトで構成する織物
の第1の実施例を示した縦断面図であり紙層形成
面を構成する細い径の上層緯糸1と好ましくは太
い径をもつて摩耗面を構成する下層緯糸2とこれ
ら2層を互に結合する経糸3とからなる。各々の
経糸3は緯糸1の上に形成する経糸3のナツクル
が緯糸1に対し常に等しいピツチで構成され、第
1の実施例においては経糸3が上層緯糸1の上で
上部ナツクルを2回形成した後下層緯糸2と1回
交差するものである。又第1の実施例では紙層形
成側緯糸1の密度を摩耗側緯糸2の密度の2倍に
し、紙層形成側の表面性(ワイヤーマーク性能)
を従来の2重織ワイヤーより向上させたものであ
る。第2図は第1図の1−1線に沿う横断面図で
あり第3図は第1図の2−2線に沿う横断面図で
あり、又第4図及び第5図は第1の実施例による
織物の紙層形成側及び摩耗側の織りパターンの形
状を平面図で表わしている。第6図は本発明によ
る6シヤフトで構成し、紙層形成面の経糸ナツク
ルが1/2綾織りパターンを織り成す第2の実施例
を示している。第2の実施例においては、経糸3
1は緯糸11の上に形成する経糸ナツクルが緯糸
11に対し1/2綾織りパターンで4回形成した後
に摩耗側緯糸21と1回交差するものである。摩
耗側緯糸に太目の径の糸を使用する事及び緯糸密
度については第1の実施例と同様である。第7図
及び第8図は第2の実施例による織物の紙層形成
側及び摩耗側の織りパターンの形状を夫々表わし
ている。第9図には本発明による5シヤフトで構
成し紙層形成面の経糸ナツクルが5綜絖朱子織パ
ターンを形成する第3の実施例を示している。経
糸33は緯糸13の上に形成する経糸ナツクルが
緯糸13に対し5綜絖朱子織パターンで2回形成
した後に緯糸23と1回交差するものである。第
10図及び第11図は第3の実施例による織物の
紙層形成側及び摩耗側の織りパターンの形状を平
面図で表わしている。第12図には本発明による
5シヤフトで構成される第4の実施例を示してい
る。第13図には本発明による10シヤフトで構成
し紙層形成面の経糸ナツクルが第3の実施例と同
じ5綜絖朱子織パターンを形成する第5の実施例
を示している。この実施例においては経糸34は
緯糸14の上に形成する経糸のナツクルが緯糸1
4に対し5綜絖朱子織パターンで4回形成した後
に緯糸24と1回交差するものである。第14図
には本発明による7シヤフトで構成される第6の
実施例で第1〜第5の実施例が紙層形成表面に緯
糸を多数配して構成されているのに対し第6の実
施例では紙層形成表面に経糸を多数配して構成さ
れたものである。第15図及び第16図は第6の
実施例による織物の紙層形成側及び摩耗側の織り
パターンの形状を表わしている。
以上のように、本発明は、経糸の上部ナツクル
の縦方向の相互間隔即ちピツチが等しいので、表
面の織り模様が不規則とならず均一に分布される
ので、従来の2重織のような不規則なワイヤマー
クを紙に生じさせない。更に、上層緯糸の密度が
下層緯糸の密度よりも大きいので紙層支持点の数
が多く、微細繊維の抜け落ちが少なくてワイヤマ
ークを生じさせず且つ紙質が向上する。下層緯糸
の密度が粗いことにより、水性が向上するとい
う利点もある。また、下層緯糸を太くすることに
より、織物の破断に至るまでの緯糸の摩耗体積が
大きくなり、有効寿命が増大するという長所があ
る。そして、従来の網のような接結用の糸を用い
ることによる欠点がない。
の縦方向の相互間隔即ちピツチが等しいので、表
面の織り模様が不規則とならず均一に分布される
ので、従来の2重織のような不規則なワイヤマー
クを紙に生じさせない。更に、上層緯糸の密度が
下層緯糸の密度よりも大きいので紙層支持点の数
が多く、微細繊維の抜け落ちが少なくてワイヤマ
ークを生じさせず且つ紙質が向上する。下層緯糸
の密度が粗いことにより、水性が向上するとい
う利点もある。また、下層緯糸を太くすることに
より、織物の破断に至るまでの緯糸の摩耗体積が
大きくなり、有効寿命が増大するという長所があ
る。そして、従来の網のような接結用の糸を用い
ることによる欠点がない。
上述した所の実施例においては各々の経糸3,
31,33,34,35が各々の緯糸2,21,
23,24,25の下を通過する際、各々の緯糸
2,21,23,24,25の1本のみと織成し
て構成することによつて摩耗面に緯糸を多数配し
た構造となり更にこの1本の緯糸が経糸張力の垂
直成分を受けて浮き上り経糸の下側ナツクルより
先に緯糸が摩耗し始めるいわゆる“緯糸摩耗型”
の構造となるので、従来の周知の織物に比べ耐摩
耗性を向上した織物となる。
31,33,34,35が各々の緯糸2,21,
23,24,25の下を通過する際、各々の緯糸
2,21,23,24,25の1本のみと織成し
て構成することによつて摩耗面に緯糸を多数配し
た構造となり更にこの1本の緯糸が経糸張力の垂
直成分を受けて浮き上り経糸の下側ナツクルより
先に緯糸が摩耗し始めるいわゆる“緯糸摩耗型”
の構造となるので、従来の周知の織物に比べ耐摩
耗性を向上した織物となる。
以上述べた所は本発明の幾つかの実施例を示し
たに過ぎず上層緯糸と下層緯糸の密度の割合は実
施例の様に2:1以外の他の割合の関係にする事
も出来る。
たに過ぎず上層緯糸と下層緯糸の密度の割合は実
施例の様に2:1以外の他の割合の関係にする事
も出来る。
本発明は以上の様な構成を有するので前述の様
な先行技術の欠点を解決し織物が走行中伸びにく
く又紙層形成面の平滑性及びワイヤーマーク特性
を著しく向上する事が出来、なおかつ耐摩耗性を
もつた織物である。
な先行技術の欠点を解決し織物が走行中伸びにく
く又紙層形成面の平滑性及びワイヤーマーク特性
を著しく向上する事が出来、なおかつ耐摩耗性を
もつた織物である。
本発明を構成する糸の材質は特に限定されるも
のではないが好ましくはポリエステル又はポリア
ミドのモノフイラメントが使用出来る。また摩耗
側緯糸の全部又は一部に耐摩耗性の合成繊維例え
ばポリアミド等例えば610ナイロン、66ナイロン、
6ナイロン、612ナイロン等を使用し、経糸とし
て伸びにくいポリエステルモノフイラメントを使
用する事が出来る。
のではないが好ましくはポリエステル又はポリア
ミドのモノフイラメントが使用出来る。また摩耗
側緯糸の全部又は一部に耐摩耗性の合成繊維例え
ばポリアミド等例えば610ナイロン、66ナイロン、
6ナイロン、612ナイロン等を使用し、経糸とし
て伸びにくいポリエステルモノフイラメントを使
用する事が出来る。
第1図は本発明の第1実施例を示す縦断面図で
ある。第2図は、第1図の1−1線に沿つて矢印
の方向に見た断面図である。第3図は、第1図の
2−2線に沿つて矢印の方向に見た断面図であ
る。 第4図は、第1図の網の上側平面図、第5図は
裏面図である。第6図、第9図、第12図、第1
3図及び第14図は、本発明の第2、第3、第
4、第5及第6の実施例を夫々示す縦断面図であ
る。第7図と第8図は、第6図の上面図と裏面図
を夫々示し、第10図と第11図は、第9図の上
面図と裏面図を夫々示し、第15図と第16図
は、第14図の上面図と裏面図を夫々示してい
る。 1,11,13,14,15……上層緯糸、
2,21,23,25……下層緯糸、3,31,
33,34,35……経糸。
ある。第2図は、第1図の1−1線に沿つて矢印
の方向に見た断面図である。第3図は、第1図の
2−2線に沿つて矢印の方向に見た断面図であ
る。 第4図は、第1図の網の上側平面図、第5図は
裏面図である。第6図、第9図、第12図、第1
3図及び第14図は、本発明の第2、第3、第
4、第5及第6の実施例を夫々示す縦断面図であ
る。第7図と第8図は、第6図の上面図と裏面図
を夫々示し、第10図と第11図は、第9図の上
面図と裏面図を夫々示し、第15図と第16図
は、第14図の上面図と裏面図を夫々示してい
る。 1,11,13,14,15……上層緯糸、
2,21,23,25……下層緯糸、3,31,
33,34,35……経糸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 下層の緯糸と、該下層緯糸より密度の大
きい上層の緯糸とからなる2層の緯糸と; (B) 下層の緯糸の下を通り、ついで上層の緯糸の
上を通つて上部ナツクルを形成し、次に上層緯
糸と下層緯糸との間を通り、次に下層緯糸の下
へ延びる前に少くとも1つの上部ナツクルを上
層緯糸の上に形成する経糸と; からなる製紙用2重織物において、前記上部ナツ
クル相互間の縦方向の間隔がすべて等しいことを
特徴とする製紙用2重織物。 2 前記下層緯糸の直径が前記上層緯糸の直径よ
り太いことを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の製紙用2重織物。 3 前記上層緯糸の直径が前記下層緯糸の直径よ
り5%乃至50%小さい直径の範囲内にあることを
特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の製紙用
2重織物。 4 各経糸が下層緯糸の下を通過する際、下層緯
糸1本のみと交差した後上層緯糸の上へ延びるよ
うに配置されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項、第2項又は第3項に記載の製紙用2
重織物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115496A JPS61275493A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 製紙用2重織物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115496A JPS61275493A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 製紙用2重織物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61275493A JPS61275493A (ja) | 1986-12-05 |
JPS6350471B2 true JPS6350471B2 (ja) | 1988-10-07 |
Family
ID=14663944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60115496A Granted JPS61275493A (ja) | 1985-05-30 | 1985-05-30 | 製紙用2重織物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61275493A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02269891A (ja) * | 1989-02-10 | 1990-11-05 | Huyck Corp | 抄紙用織地 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6227256B1 (en) * | 1999-12-13 | 2001-05-08 | Albany International Corp. | Multi-layer papermaking fabric having long weft floats on its support and machine surfaces |
-
1985
- 1985-05-30 JP JP60115496A patent/JPS61275493A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02269891A (ja) * | 1989-02-10 | 1990-11-05 | Huyck Corp | 抄紙用織地 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61275493A (ja) | 1986-12-05 |
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