JPS63503570A - 並進加速度計及び加速度計組立方法 - Google Patents

並進加速度計及び加速度計組立方法

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JPS63503570A JP62503965A JP50396587A JPS63503570A JP S63503570 A JPS63503570 A JP S63503570A JP 62503965 A JP62503965 A JP 62503965A JP 50396587 A JP50396587 A JP 50396587A JP S63503570 A JPS63503570 A JP S63503570A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光1【Ω」L野 本発明は加速度計、特に慢性航法システムに使用するのに適した高性能加速度計 に関する。
i肌ム1遣 高性能ボテンシアルを有する加速計の従来技術の実施例は米国特許第3.702 .073号に述べである。上記特許で示す加速度計には3つの主要構成部品、即 ち保証質量組立部、およびこれを挟持する上下の静止片である。保証質量組立部 は可動リードを有し、この可動リードは屈曲素子を仲介にして外部環状支持部材 に装架されている。
リード並びに外部環状支持部材は、溶融石英よりなる一体構造物として共通に設 置されている。
リードはその上下面ともにキャパシタ板と力保存コイルを有している。各力保存 コイルのリード面上の位置関係は、コイルの中心軸は、リードの中心を通って伸 び、且つリードの上下面に直角な直線と一致している。この線は加速度計の感知 軸とも一致している。環状支持リングの上下面の周囲には複数個の取付用パッド が間隔を置いて形成されている。これ等の取付用パッドは、加速度計を組み立て る際に、上下静止片の内側に向いた面と係合する。
各静止片は概して円筒形であり、内側に向いた面は1個所穿孔されている。この 孔の中に1個の永久磁石が収納されている。この孔と永久磁石の形態は、保証質 量組立部の力保存コイルのうち関連する1個が孔に嵌入し、永久磁石は、力保存 コイルの円筒状磁芯内に位置ぎめられた形をとっている。従ってコイルを流れる 電流により磁場が発生し、これが永久磁石と交叉すると、リードに力が発生する 。又静止片の内側向きの面上には、キャパシタ板が設けられ、リード上の上下の キャパシタ板と共に、キャパシタを形成している。このように、リードが上下静 止片に対して運動すると、キャパシタンスの微少変化を起こす。
使用する際は、加速度計を加速度を計測すべき対象物に取り付ける。感知軸に沿 った物体の加速度はリードおよびコイルの支持リングおよび静止片に対する振子 型の回転変位を発生させる。この変位による微少変化を適切な帰還回路で感知さ せる。帰還回路は次に電流を発生させるが、この電流を力保存コイルに印加する と、リードを中正位置に戻す傾向を示す、リードを中正位置に維持するのに必要 な電流の値は感知軸に沿った加速度と直接の関係がある。
上述した加速度計の最も重要な利点の1つは、リード屈曲部および環状支持部材 に溶融石英の一片から工作可能なことであり、その結果、屈曲部のバイアス安定 が非常に高くなる。加速度計設計の重要な欠点は、出力がアナログ信号であるこ とである。従って加速計出力信号は、デジタル系に使用するに先だって、デジタ ル・アナログ本質的にデジタル出力を出す比較的新型加速度計は、振動ビーム加 速度計、即ちVBAである。VBAは、力を感知する水晶制御式発振器を力′省 ′周波数変換器として利用するセンサ類の1@である。VBAの場合、計測され る力は、保証質量の加速に必要な力であり、発振水晶はその縦軸沿いに機械的負 荷を受け、梁の曲げモードで横方向に振動する細い梁である0丁度、ガツタ紐内 の保存力の横方向成分が張力の関数として振動数を変化させるのと同様に、振動 する梁の軸方向力は、張力又は圧縮力の関数として振動数を変化させる。梁の振 動数は、その質量と弾性特性で決定する固定値であり、縦方向の負荷がゼロであ ればこの振動数で振動する。張力をかけると、この振動数は増加するが、圧縮力 をかけると減少する。
VBAは、振動素子を感知の根拠にしている他のあらゆるセンサ類と設計特性は 類似したものであり、若し振動エネルギーの相当多量がシステムから散逸するの を放置しておくと、得られる結果は単なるみせかけとなる。
VBAに於いてこの問題を解決する普遍的な方法としては、梁の端部を除いて狭 い中心溝で分離され横に並んだ2本の細い梁からなる水晶を使用することであり 、その際2本の梁を関連する構造体に取付けるための共通面内に没入させること である。金のt&を梁の表面に塗布するのであるが、その方法としては、横振動 モードで双子梁を励起して共振させるには水晶材料の圧電特性を利用することが 可能であり、このモードでは2本の梁は共通な面上で相互に180°の位相のず れを起した状態で連動する。このモードでは、講が非常に狭いために梁の端部間 の結合が緊密であり、単一振動数では、単一な構造として共振する一方、梁の端 部での曲げモーメントによる相反する2つの応力フィールドは、発生、消滅が迅 速で周囲の構造体には伝播しない。
VBAはすべて、優れたスケールファクタ安定性を含めて、数多くの重要な利点 をもっている。2つの保証質することで、誤差発生の根源を著しく減少させるが 、その方法としては一方の水晶は圧縮し、他方は引張り、その出力を振動数差の 関数として処理することである。この計測方法を使用すると、力感知水晶の非直 線性の振動整流係数(VRC)に対する貢献度を含めて、多くの共通モード誤差 を抹消することが可能である。しかるに、複保証質量を使用することの欠点とし ては、振動数がセンサの自然振動数に接近すると、動的応答の見きわめが固数に なることである。VBAの潜在的欠点の追加分としては、保証質量は、水晶素子 を衝撃的な過負荷から保護する目的で囲いをする必要が生じることである。実寸 法の変位が100マイクロインチ程度であるため、囲いは固数になる可能性があ る。tr撃防止囲いも、熱膨張係数の不一致に対して、敏感である。
カー振動数変換素子としてVBAで使用される水晶が応答できるのは一方向の力 だけである。この特性があるため、水晶を取付ける保証質量は、何等かの手段で 制約される計器面と相対的に可能な6個の自由度のうち、少なくとも4個の自由 度をもたねばならない。種々の制約が試行されたが、保証質量を制約する最適な 手段は屈曲であると考えるのが普通である。今日のVBA設計では概して屈曲を 使用しているが、これは保証質量を1次の自由度、即ち屈曲部を通過するヒンジ 軸まわりの回転連動に制約するものである。
力感知用水晶を取付ける先は、保証水晶であるが、典型的には質量の中心点スは 屈曲部に対向する保証質量の端とし、且つヒンジ軸および振子軸と直角な方向に 延びるものとする。力感知水晶は従って円弧の切線方向にあるが、この円弧に対 して保証質量は屈曲により制約されるのである。
先叶血!1 本発明で提供する加速度計に於いては、保証質量に2つの自由度があり、即ちこ の質量は感知軸に沿った並進運動と、この感知軸と直角をなすヒンジ軸まわりの 回転運動が可能である。実施例は、溶融石英屈曲部の長期バイアス安定性と結晶 性石英質の力センサの本質的デジタル特性を組み合せた加速度計である。更に本 発明では、本発明による加速度計並びに力のトランジューサを保証質量に結合し た別型の加速計の両方に適用可能な加算度組立方式の改善型も提供している。
成る実施例に於いては、本発明による加算度肝は、本体、保証質量、保証質量を 本体に取付ける取付手段および感知手段で構成されている。取付手段は1対の屈 曲部を有し、感知軸に沿った保証質量の並進運動と、感知軸と直角をなすヒンジ 軸まわりの保証質量の回転運動が可能になっている。屈曲部は振子軸の両側に位 置しているが、この軸はヒンジ軸および感知軸と直角をなし、且つ保証質量の質 量中心を通過している。感知軸に沿った加速度により、感知軸に沿った保証質量 の並進運動が起る。
感知手段は、加速度を示す信号を発生して、この運動への反応を示す、この感知 手段は、ヒンジ軸の両端で保証質量に接続にし2個の力感知素子で構成するのが 好ましい。
ヌ tr=日 図1は本発明による加速度計の実施例を展開した透視図である。
図2は、リード組立品の上から見た平面図である。
図3は、図1の加速度計を感知軸SAと振子軸PAIを含む面で切断した断面図 である。
図4は、図2に示す線4−4方向に見た断面図である。
図5は、ヒンジ軸HAiまわりの回転を示す輪郭図である。
図6は、感知軸SAに沿った並進運動を示す輪郭図である。
図7は、加速度が石英結晶に及ぼす影響を示す輪郭図である。
図8は、熱膨張差が石英結晶に及ぼす影響を示す輪郭図である。
図9は、一対の石英結晶を利用して加速度を判定する振動数差動技術を示す線図 である。
図10は、リード組立品を上から見てブリッジを展示する平面図である。
図11は、加速度計の1自由度の透視図で、ブリッジを展示するものである。
図12は、溶融石英よりなるブリッジの部分的断面図である。
図13は、接着物質よりなるブリッジの部分的断面図である。
日の=lf;H 図1は本発明による加速度計の実施例の展開透視図である。加速度には、上部フ レーム10と下部フレーム12、およびこのフレーム間に支持された石英製リー ド組立部がある。この加速度は通常は円筒形であり、円筒の中心軸は感知軸SA と一致している。リード組立部には環状支持部16があり、保証質量基盤18は 屈曲部2oおよび22によってこれに支持される。この屈曲部によって、保証質 量基盤18が感知軸SAに沿った並進運動並びに感知軸に直角をなし、リード組 立部の面には平行なヒンジ軸まわりの回転運動を行うことができる。保証質量基 盤18の上面には重錘30が固定され、その下面には重錘32が固定される0重 錘30と32、および保証質量基盤は従って1個の単体としての運動をするので 、この単位を今後は、保証質量と呼称する。
図1の加速度計に更に含まれるものとして、石英製力感知水晶34および38が ある。水晶34には、中心部37で連結された端末部35および36がある。中 心部37には一対の僅かな間隔で並んだ梁があり、相互に18o°分離した位相 をもって梁の面内での振動を発生する。端末部35は重錘30に接続され、端末 部36は取付は用ブロック26に接続され、このブロックは次に下部フレーム1 2に結合される。
水晶38は水晶34と同等品であるのが望ましく、端末部39と40および中間 部41がらなっている。端末部39は取付はブロック24に結合され、このブロ ックは次に上部フレーム10に接続され、又端末部4oは重錘32に接続される 。水晶34の中心部37はリード組立部14の孔42を通過し、水晶38の中心 部41はリード組立部14の孔44を通過する。環状支持部16の上面には盛上 った取付は用パッド48.48がリード組立部の両側に互に対称位置に設置され ている。環状支持部16の下面にも同様の一対の取付は用パッドが設置されてい る。取付は用パッドは、水晶34および38とは別に、リード組立部の上下のフ レーム間の接触点だけを提供する目的のものである。パッド48.48は共に円 周方向に引き延ばされ、半径方向には狭くなる。即ち、屈曲部を皿形にくぼませ る力が掛るのを最少限にする配置である。
リード組立部14を更に詳細に図2から図4に図解しである0図2および図4に 示した屈曲部20については、特にこの屈曲部は平たい板であり、薄い中央板5 oとこの側面に並んだテーパ部52および54からなっている。ここで使用した 用語の「板部材」或いは「板圧曲部」とは、剪断荷重の影響を最少限にして負荷 に耐え得る充分な厚みのある屈曲部、即ち横方向の力(ヒンジ軸に沿った)に耐 える充分の厚さがあり、且つこのような横方向負荷のもとて屈曲部の端にバネの レートを増加させるほどの回転を起させない屈曲部のことである。テーパ部52 には環状支持部16から内側に延びるアーム56の端が含まれている。テーパ部 54には保証質量基盤18から延びるアーム58の端が含まれている。屈曲部2 2は、屈曲部20と同じものであるが、違った点は、反対側に向いていること、 即ち屈曲部20と22の環状支持部16に対する接続点はお互いにヒンジ軸HA の反対側に存在することである。保証質量基盤に対する屈曲部の接続点も同様に ヒンジ軸の反対側にある。屈曲部22は中央板60と、゛この側面に並んだテー パ部62と64で構成される。テーパ部62には環状支持部16から内側に延び るアーム66の端が含まれ、テーパ部64には保証質量アーム基盤18から延び るアーム68の一端が含まれている。
図2および図4に示した形式の平板屈曲部によると、2種類の相互に非常に異っ た運動が可能になる。第1の運動形態は角度方向曲げと呼ばれるもので、屈曲部 20に対して図5に拡大して図示しであるが、これを構成する成分は保証質量基 盤およびアーム58の環状支持部およびアーム56に対する回転である。偏向が 比較的に小さい場合には、回転運動の有効中心は、アーム56と58の中心線の 交点に位置決めされたヒンジ軸HAの位置にある。屈曲部20によって可能にな る第2の運動形態は、図6に拡大国示しであるが、これを構成する成分は、環状 支持部およびアーム56に対して保証質量基盤とアーム58の行う並進運動であ り、並進運動の方向はリード組立部とは直に示した偏向は通常は8番曲げ偏向と 呼ばれる。従って、単一な回転自由度だけをもつ従来型の屈曲部とは異り、本発 明で使用する屈曲部には2つの自由度がある。即ちリード組立部の面内にあるヒ ンジ軸まわりの回転運動および、リード組立部の面には直角をなし、加速度計の 感知軸には平行な並進運動がこれである0図2を参照すると、屈曲部20と22 は左右方向では互に一線になっているので、屈曲部20と22のヒンジ軸は一致 していることがわかり、保証質量全体は両層曲部に共通なヒンジ軸HAのまわり に回転するのである。保証質量の振子軸PAはヒンジ軸HAとは垂直で、環状支 持部16の面内にあり、結晶34および38の中心線を通過する。
本発明の広汎な範囲内に於いては、屈曲部20および22を上記以外の配置にし て利用することが可能である0例えば、屈曲部22を、丁度図2のように左から 右に逆向きにして両方の屈曲部の右側端を保証質量基盤18に接続する。しかし 、もつと詳細に以下に述べるように、反対向きの屈曲部を使用すると、潜在する 交差接合効果を除去すると共に、WI!i2防止囲用の第3の軸が得られる。従 って逆向きの屈曲部は、殆どの応用面で好まれる方法である。
図1、図2、図3に示す加速度計の作動を図7および図8に図示する0図7に示 すのは、保証質量70(保証質量基盤18および重錘30、および32に対応) であり、一端に水晶34が、振子軸PAに沿った反対端には水晶38が固縛しで ある。屈曲部は図7には示してないが、これにより保証質量70は、感知軸SA に沿って上下並進運動をすること、およびヒンジ軸HAまわりに回転することが 可能である。簡単のため、本説明に於いては、保証質量70の中心は水晶34と 38の中間で、振子軸PAとヒンジ軸HAの交点位置にあるものと仮定する。ヒ ンジ軸HAの方向は、図7の中では図の面と垂直方向になる。
図7に示す配置に於いて、加速度計を固定した構造体は、上向きに加速されるも のと仮定する。その結果、加速度計の基準のフレーム内で、保証質量70は、矢 印72で示されるように下向きの偏向を受け、水晶34および38に下向きの力 が掛ることになる。保証質量70が水晶34にかける下向き力は水晶を圧縮し、 水晶の共振周波数を低下させる。力の掛らぬ場合、水晶34は周波数f、で振動 し、且つ図7に示す圧縮力により水晶の共振周波数はf、 −Δfに変化するも のと仮定する。保証質量70が水晶38にかける下向き力は水晶38に張力をか け、その結果水晶38の共振周波数はf、+Δfに増加する。この簡素化例では 、無負荷周波数f、は両方の水晶とも同じ値であり、変化量Δfの大きさも両水 晶に対し同一であると仮定してきた。
水晶34と38は、加速度計測用回路の周知の形式で接続されるが、この回路は 図9に系統的に図示されている。
水晶34には表面に沈澱させた電極があり、これ等は駆動回路74に電気的に接 続される。駆動回路は水晶34を振動させるエネルギーを提供して、水晶発振周 波数と同じ周波数f、をもつ出力信号をライン78上に発生させる。同様に駆動 回路76は水晶38に電気的に接続され、水晶38の発振周波数と等しい周波数 の出力信号をライン80上に発生させる。ライン78および80上の信号は処理 装置82に入力され、この装置により加速度(A)が周波数差(frb )の成 る関数として決定され、この加速度を代表する信号がライン84上に発生する。
更にこのような加速度計測用回路に関する情報は米国特許4,467.651に 述べられている0図7を参照すると、感知軸SAに沿う線型加速度は、周波数f o−Δfおよびto+Δfを夫々有するライン78および80上の信号となり、 周波数の差f。
−f2は2Δfに等しいことが判る。従って両方の水晶の周波数変化が組み合せ になって加速度信号を発生させる0周波数差の和2Δ丁は同じ保証質量に接続さ れた単一水晶装置の場合と同じ大きさになる筈である。
図7および図8を吟味すると、加速度計に若し角加速度が負荷されると、周波数 1.と 12は共に増加するか減少する。このようにして加速度計の対称の結果 として、角加速度αもまた周波数の和f、 + f2の関数として処理装置82 によりめ得ることがわかる。特に、水晶34と38の夫々が、周波数(f)特性 に対して次の力(F)をもつものと想定すると、 f = fo 十Kt F ここでfoおよびKlは常数で、角加速度αは次式で与えられることがわかる。
ここでJは保証質量の自体の質量中心まわりの慣性モ−メントであり、Rは質量 の保証質量中心より水晶取付位置までの距離とする。角加速度の決定に当たって は、偶数次の非直線性すら抹消されず、従って単一力感知水晶の設計に関するか ぎりは処理を行わねばならない、単一水晶設計の場合と同様に、静的直線性は問 題ではなく、時計の誤差や整流誤差が大きい可能性がある。若しこれ等の誤差が 精度の制限値に指定されているならば、一般論としては、安定度の高い時計およ び/又は非常に高いサンプリング率が必要となる。
図8には、本発明による加速度計が熱効果に対して不感性であることが例証され ている。加速度計の構成品は熱膨張係数の異る材料を組み立てる必要がある。リ ード組立部14は、溶融石英又は非結晶質石英、即ち熱膨張係数が実質的にはゼ ロである物質で構成するのが望ましい。
水晶34および38は結晶性石英、即ち熱膨頭係数が比較的に大きい物質で構成 されている。中間部構成品は従ってこれ等の非常に異った2種類の材料を収容す る必要がある0重錘30および32と取付用ブロック24および26の構成数が 比較的大きく、結晶性石英とほぼ同等の物質である。
上部フレーム10および下部フレーム12は取付用ブロック24および26は別 として、インパール合金、即ち熱膨頭係数が非常に小さくベリリュム銅の約10 分の1あまりの鉄qニッケル合金で構成するのが望ましい。
加速度計の温度が変化するにつれ、水晶34および38を取付用ブロック24お よび26の寸法は、加速度計の他の構成品の寸法変化よりもずっと大きく変化す る。このような変化の効果を図8に例証する。加速設計の温度は低下しており、 その結果水晶34および38は収縮し、保証質量70をヒンジ軸HAtわりに矢 印86で示す方向に回転させる。保証質量70を支持する屈曲部はこの回転に抵 抗し、矢印88の方向とは逆向きの回転を生じる結果となり、水晶34に引張力 、水晶38にも同様の引張力を発生させる。
これ等の力は、板状屈曲部をもつ例証実施例では非常に小さいが、その理由はこ の種の屈曲部の回転剛性は、並進剛性に比べて非常に小さいからである。これ等 の力が生じる結果、ライン78および80上の信号は(図9)は共にf、+Δr tの周波数をもち、周波数差f、 −f2は従ってゼロになる。結果として第1 近似では、温度効果は加速度を決定する際に尺寸係数やバイアス誤差を発生しな い。
例えば図2に示されたようリード組立部14は、米国特許第3702073号に 解説された閉鎖ループ型加速度計では利用することが可能であった。この種の実 施例では、保証質量の上面および下面にはキャパシタ板があり、各キャパシタ板 が隣り合ったフレームとの間でキャパシタを構成している。これ等のキャパシタ は感知軸に沿った保証質量の運動計測用ピックオフ回路に接続すべきものである 。このような運動を示す信号に対応して、力平衡系は保証質量をゼロ位置に復帰 させ、力平衡系を駆動する信号の強さは、次に加速度の測定尺度になる。適切な 力平衡系は、磁気力および静電力平衡用設備を含んでいる。
閉鎖ループ系統では、保証質量の回転防止用として21Mサーボ系が必要となる 可能性がある0代替方法として、ピックオフ機能を提供することおよび保証質量 の回転を防止するのに力水孔を利用することが可能である。
図1乃至図3をもう1度参照すると、上部フレーム10は開口部100および1 02と、切欠部104および106を有する通常は円盤形の本体、並びに上部フ レームの下面にある中央空所112(図3)、からなっている、開口部100お よび102は感知軸SAに平行して、上部フレームを貫通し、開口部102の上 部には拡大部分114が存在し、この中にネジ類を収容する。切欠部104と  108は振子軸PAに沿って相互に反対側に向き合った位置にある0両切欠部は 上部フレーム10の下面の手前までで終り、リム108と 110が夫々形成さ れている。中央空所112の寸法は重錘30を収容する大きさである。図3に最 も明瞭(こ示されている通り、取付用ブロック24は、ろう付は等の方法で上部 フレーム10に直接固定されているので、切欠断面106の大部分は取付用ブロ ックが占有している。
下部フレーム12は本質的には上部フレーム10と同等であるが、相違点は、加 速度計を組み立てた場合、上部)、レームに対してヒンジ軸HAまわりに約18 0°回転した位置になることである。下部フレーム12に含まれるものは、開口 部120および122、リム128および130で夫々端決めされる切欠き部1 24および126、それと、重錘32を収容する空所133である。加速計を組 み立てた状態では、開口部100と 102は、リード組立部14の開口部90 と一線に並び、開口部102と 104は、同じくリード組立部14の開口部9 2と一線に並ぶ、従ってネジはこれ等の開口部を垂直に通過して上部および下部 フレームとリード組立部とを1個の機構体に固縛することが可能である。開口部 120には開口部102に対する拡大部分114と同様に、開口部の下端に拡大 部分が存在する。従って第1のネジ開口部120.90および100を上方に垂 直に通過し、第2のネジは開口部102.92および122を下方に垂直に通過 する。
本発明による加速度計を保持するためには溶接よりもネジを使用するほうが、計 器の組み立てが容易になり、且つ予負荷力の制御を強力にすることが可能になる 。開口部100および102は感知軸SAに対して径方向対称な配置であり、し かも取付用パッド46および48の中心と交叉する直径に沿った位置にある。殆 どが上部と下部の静止片、即ちフレーム部材間にリード組立部を固定する目的に 3個以上のパッドを使用していた従来の設計とは異り、2個の取付用パッドが使 用されている0図1および図2に例証するように2個のパッドを使用すると、リ ード組立部が直径方向対称位置に保持される。パッド46および48は円周方向 に引き延ばされるが、半径方向には収縮して、予荷重による皿形くぼみが感知組 立部に波及することを防止する。
重錘30の端部140の幅は減少しているが、高さは重錘の本体よりも高くなっ ている。端部140の高さの増加分は、上部フレーム10の切欠部104に収容 される。端部140には横方向に向いた取付面142、下向きに伸びるブレード 144および僅かにへこんだ下面146(図3)がある、ブレード144の寸法 は振子軸PAに沿ったままに設定されている。取付面142は水晶34の端末部 35を取付けるためのものである。へこんだ下面146はブレード144と共に 、端部140を保証質量に固着させる一方、保証質量基盤とは実質的には接触さ せないようにし、その際にこれ等の構造体の、振子軸に沿った熱的に誘起する運 動に対して、端部140や保証質量基盤に応力が伝達しないように適応するので ある。
重錘32は、本質的には重錘30と同等であるが、相違点は、重錘30に対して ヒンジ軸HAまわりに180′回転した位置になることである。
重錘32の端部150の幅は減少しているが高さは重錘本体よりも高くなってい る。端部150の高さの増加分は下部フレーム12の切欠部126に収容される 。端部150には横方向に向いた取付面152、上向きに伸びるブレード154 、および僅かにへこんだ下面156がある。取付面152は水晶38の端末部4 0を取付けるためのものである。
へこんだ下面156はブレード154と共に、端部150を保証質量基盤18に 固着させる一方、保証質量そのものとは接触させぬように保ち、その際に熱的に 誘起する相対運動に適応するのである。
図1乃至図3に示す実施例では、重錘32および32と保証質量基盤18の構成 形態は、保証質量70の質量中心がヒンジ軸HAと振子軸PAの交点と一致する ようになっている。この実施例においては、保証質量の並進運動と回転運動は連 繋されていない、即ち感知軸に沿った加速度は並進運動のみを発生させ、熱膨張 の差は回転運動のみを発生する。しかし、保証質量の重心は振子軸PAに沿って 異った位置になることは可能である。このような配列にすると、保証質量の並進 運動と回転運動は連繋させることが可能で、感知軸に沿った加速度は、図6に例 証する保証質量の並進運動を来すと共に、図5に示すように保証質量の回転運動 をも発生させる。同じ理由により、加速度計の異った部分の異った熱膨張も、並 進と回転の混成運動を発生し得ることになる。このような加速度計では、保証質 量の質量中心の位置と、力感知素子と結合した屈曲部の並進運動/回転運動ネッ トコンプライアンスを選定するに際しては、感知軸に沿った加速度の加速度が、 感知軸に沿った保証質量の並進運動とヒンジ軸まわりの保証質量の回転運動を組 み合せた形を発生させるようにすべきであり、保証質量の有効回転軸(即ち、保 証質量がSAに沿う加速度に応じて回転を開始する軸)は保証質量、およびこの 保証質量に直接取付けた物体、例えば屈曲部よりも外側になるようにせねばなら ない。
結果として得られるものは、感知軸に沿う並進運動が、このような軸に沿う加速 への反応の主体となる加速度計である。保証質量の質量中心がヒンジ軸と一致す るような、非連繋設計が通常は望ましい、それにもががわらず、重心をヒンジ軸 から外す設計、或いは屈曲部20および22のヒンジ軸は平行であるが一致しな い設計が望まれる応用分野も存在する0例えば、互に相違した水晶カドランジュ ーサを使用してトラッキングを良好にする一方、両方の出力が同じ周波数を同時 に発生することが絶対にないように、出力周波数に充分な差をもたせることが望 ましい場合Cある。保証質量の中心を自在度(コンプライアンス)の中心と食違 わせておくならば、加速度に対応する並進と温度に対応する回転を非連繋のまま 保持し続けながら、この条件を達成することが可能である。
石英水晶力感知素子を加速度計に使用できなかった要因の1つは、保証質量に囲 いをつける問題である0石英水晶カセンサは、加速度に対応して適切な周波数変 化を起すには比較的大きい質量が必要である。ところが、石英水晶センサは極め て脆弱であり、所定の水晶を取付けた保証質量は従って拘束するか囲いを設け、 許容範囲をH遇する加速度が掛っても水晶が破損しないようにする必要がある。
結晶石英センサを使用する場合、熱による整合のずれは不可避であるため、囲い の問題は更に複雑になる。水晶のwJ性は極めて大きく、熱膨弘による整合ずれ は摂氏1度当り 100万分の2の程度であり、自在度の如何によっては原寸の 30%乃至40%にも達する。この特性があるため広い温度範囲に亘って正確に 囲うことは困難であるし、微細であるが重要な副効果がある。精密な囲いが不可 能なために屈曲部に掛るショックの公差のきびしさが増加し、熱による整合ずれ に対し囲いの問題は鋭敏に影響されるため、振動梁加速度計用の屈曲部材料の選 択範囲が僅かな種類の金属に限定されてしまった。
しかし、振動梁加速度計のバイアス安定性を達成するためには金属製屈曲部を使 用することが重大な限定条件になることが、ますます明白になってきた。溶融石 英製の屈曲部の安定性は非常に改善されたことが証明されたが、水晶と共に屈曲 部もショック過負荷により脆性破壊を起さぬよう保護せねばならぬために、新し い重要性が追加された。
本発明による加速度計では、囲いの問題に対して簡単で精確な解決方法を提供し ている0図2を参照すると、重錘30および32と保証質量基盤18よりなる保 証質量70は、ヒンジ軸HAに沿ってショック空隙160および162の位置で 囲いをされ、振子軸PAに沿ってはショック空隙164、 166、 168お よび170の位置で囲いをされる。これ等のショック空隙の幅は図2では膨張さ れているが、典型的な寸法としては、十分の2乃至3インチ程度である。これ等 のショック空隙での環状支持部16および保証質量基盤18の縁は金メッキし、 ショック負荷中の接触応力を最少限にし静電荷の発生を阻止することが望ましい 。
このように金メッキすることにより、屈曲部20および22に金属膜をかける必 要がなくなり、これ等屈曲部が代償なしで本来の機械的な高安定性を実現するこ とが可能になる。ショック空隙の幅の決定に際しては、水晶は長くて薄く、水晶 端部は従って、縦方向運動よりも横方向運動を収容し易くなっていることが考慮 されている。
保証質量70を感知軸SAに沿って囲うことは、重錘30のどちら側かにある保 証質量基盤の上面上にあるショックパッド180と 182、および保証質量基 盤の下面上でパッド180と 182の真下にある同様のショックバットの組に よって達成される。パッド180および182は、上部フレーム10の下面での 10分の2乃至3インチ以内の延びを生じ、保証質量基盤の下面上のパッドは、 下部フレーム12の上面で同一距離以内の延びを生じている。パッド180およ び182はヒンジ軸HAに沿って配置され、振子軸PAからは等距離にある。ヒ ンジ軸に沿って配置されたパッドをヒンジ軸上互に反対側に位置決めされた水晶 34および38と連繋して使用すると、囲いの配列がきめられ、これによりショ ック停止空隙は一定値で温度とは無関係になる。′ 図1および図2から評価できることであるが、加速度計の要素は対称形である理 由で、保証質量70の囲いは温度とは無関係である。リード組立部の面内、即ち ヒンジ軸に沿ったショック囲い用の適切な自在度は、アーム56゜58、66お よび68の自在度を屈曲部20と22のどちら側かえ制御することで、適宜に制 御することが可能である1弾性支持されて線形並進を行うシステムに対しては、 静力学的変位dは一般的に次の式から得られる。
ここでfnは共振周波数である。dとfnは感知軸に沿って加速度計をスケール することで制御される。共振周波数が2000H2以上であるかぎりは、fnを 標準空間振動スペクトラム以上にすること、ヒンジ軸に沿って行う選択は可能で ある。この共振は、若しあらゆる部分が可能なかぎり剛体であるとの条件のもと では、この共振は一般的には3000乃至4000Hzであり、静力学的変位d はg当り 0.6乃至1.0マイクロインチの間にある。若し屈曲部の強度の必 要性から剪断負荷をi ooogの等価値に保つ必要があると、この軸に沿った 囲みのストップは0.0006−0.0001インチに設定せねばならないがこ の空隙は製造工程で達成するのは困難である。しかしfnを2200HZに減少 させるためアーム5G、 58.66および68を通じてコンプライアンスが追 加されるならば、静力学的変位はQ当り2.0マイクロインチに増加し、ヒンジ 軸ショックストップを0.002インチに設定できるようになる。この程度の空 隙であれば、標準レーザ切断作動の副効果として経済的且つ自動的に成形するこ とが可能である1石英製屈曲部20および22の剛性は極めて高く、張力を直接 受ける場合の負荷は引張強度で限定されるが、圧縮される場合は挫屈することに より、極めて限定された変位を順応させることができる、屈曲部は対称形である ため、振子軸PAに沿ったショックは常に一方側の屈曲部を圧縮し、その屈曲部 の挫屈限度によって保証質量70をストップ側に僅かに回転させることにより、 他の屈曲部を引張りに対して保護している。屈曲部の対称性により更に、通常の (線形弾性の)感知モードに於いては感知軸SAまわりの小回転がSAに沿った 変位と結合するが、この回転は、全寸法人力時でも10ナノラジアンの程度であ り、容易に順応させることができる。感知軸SAに沿った保証質量の並進運動、 およびヒンジ軸HAまわりの保証質量の回転運動のガスによる減衰に適切な間隙 は、これ等の軸に沿ったショック囲いに必要な間隙よりも若干大きい程度である 。従って、この種のショック囲いならばパッド180および182と、保証質量 基盤の下面上でこれに対応するパッドで行うことができる。これ等のパッドはヒ ンジ軸HAの上に置かれ、その位置で保証質量の質量中心と一致している。構造 体中で起る熱膨張係数の小さい不整合は、ヒンジ軸HAに対しては対称形である ため、ヒンジ軸HAまわりに小回転が起るが、感知軸に沿った著しい並進運動は 起らない、従ってショックパッドの機能発揮は温度とは無関係に、即ち相当に大 きい熱不整合があってもこれとは無関係に行われる。この特性により、材料の選 定の融通性が増加するが、溶融石英の低い温度係数(およびこれに関連する大き い強度)と結晶性石英の比較的に大きい温度係数とを結合可能にした本発明によ る加速針の特性の1つともなっている。
保証質量の主自由度に順応するために必要な屈曲部の運動については図5および 図6について既に解説ずみである。注目すべき点としては、有効ヒンジ軸HAの 質量中心に対する相対運動は、図5に示す回転モードのようにゼロであるか、図 6に示す並進モードのように、非常に小さいかの何れかであるということである 。何れにせよ、この運動は、軸交叉入力に応答してトルクのみを発生させるが、 これは共通モードの信号で、図9に線図を示した周波数差処理工程の際に拒絶さ れる二幾何学的誤差は関連なしとは考えられない現象であり、感知軸に沿った力 を発生させる0回転運動の場合この種の力が発生するのであるが、その理由は、 上方に傾斜した屈曲部を圧縮し、下方に傾斜した屈曲部を引張る傾向をもつ横力 により、保証質量の両側に、正味の上向き力が発生するためである。その結果、 見掛けの整列に僅かなずれが起るが、このずれは実際に起る僅かな回転角と比較 することが可能であり、容易に変調の可能な温度の関数である。
保証質量の並進運動の場合は、HA軸又はPA軸の何れかに沿った軸交叉入力は 1方の屈曲部を僅かに押し上げ、他方の屈曲部を僅かに押し下げる傾向がある。
従って、従来型の交叉結合条件は最優先排除項目になっている。
力水孔の非直線性が原因である振動整流係数(VRC)の2重水晶補償は、水晶 が普通型保証質量に取付けであるので、本発明による加速度計に於いては、精密 で且つ自動化されている。VRCの排除の良好な実施を確約する水晶に対する動 的入力の恒等性を維持するには、保証質量の固有回転運動周波数を、その固有並 進運動周波数よりもうんと大きくしておくだけでよい、力水孔を保証質量の縁の 近辺に置けば、この条件は容易に達成されるが、これにより保証物質中心からの 半径は、旋転半径よりも充分に大きくなる。
本発明による加速度計は、全般的には、この種の製造技術に慣熟した人達にとっ ては周知の製造工程により製作さ五る0例えば、石英製リード組立部14は、溶 融石英、又は非結晶石英の単一材料片を加工するのであるが、使用する製造技術 は閉鎖ループ加速度計に関する製造技術で充分に開発された技法である0例えば 米国特許第4゜394.405号を参照されたい、力感知水晶24および38も 、同様に閉鎖ループ加速度計その他の力感知装置に関連して既に使用されている 周知の素子である6本発明による加速針の各個の部品は一旦加工されると最終組 立工程に入り、その際に重錘を保証質量基盤に結合し、リード組立体は上部およ び下部フレームの間に固定され、最終的には力感知水晶34および38は適当な 接着剤、例えばエポキシ接着剤により′!jL錘30および32並びに取付用ブ ロック24および26に取付けられる。
最終組立工程中で重要なことは、保証質量基盤を2本の軸に沿って環状支持部1 6内に正確に整列させることである。このように精密な整列が重要になる理由は 、空気ダンピング用間隙を対称にするため、ショックストップと上部並びに下部 フレーム間の公差の所定値を達成するため、および各水晶の端末間に捩りが生じ ない状態を確保するためである。保証質量を最終組立段階で感知軸SAに沿って 並進運動できるようにするのは、これ等の3つの設計特性全部を含ませるためで ある。若しこのような並進運動が起ると、加速度計のバイアス、振動整流および 線型性は悪影響を受ける。保証質量が水晶の取付中に、若し回転できるようにな っていると、水晶を重錘や取付用ブロックに適切に取付けることはできない、そ の上、保証質量が回転すると、ショックストップ特性の効果が失われて、センサ は大ショック入力に対して弱体のまま放置されることになる。
石英製リード組立部14には、最終組立段階で有効になる作り付は整列特性は存 在しない、並進軸、回転軸の何れに対する不整合も一切許されないので、保証質 量を結晶を取付けながら定位置に固定するための適切な手段を工夫せねばならな い1種々のシミング技法も考えられたが、当特許申請者は、保証質量基盤とこれ を包囲する環状支持部の間で、仮設ブリッジを使用するという、甚だ望ましい方 法を発見した。
ブリッジという構想は、本発明の加速度計用として、図10に例証されており、 図11のものは、従来型の単一自由度加速度計である。図10に於いては、ショ ック間隙160、 162. 164. 166、 168.および170は例 証のため大きく膨張されている0図10に示す通り、2個のブリッジ200と  202が保証質量基盤18と環状支持部16の間に形成されている0本発明によ る加速針のように、保証質!基盤と環状リムが単一非結晶石英製の構造を加工し た加速度計に対しては、図12に例証しであるように、石英材料204を保証質 量基盤と支持部との間に置いたままにして石英製リード組立部14を加工する工 程中に、ブリッジ200および202を形成するのが望ましい、この代替方法と して、図13に示したように、ブリッジはエポキシ等の適当な材料206でブリ ッジを形成することが可能であり、支持部と保証質量基盤間のショック間隙に橋 をかけるためのものである0図10に示す加速度計の場合には、ブリッジはヒン ジ軸HAおよび振子軸PAの両端でお互いに反対側に位置するのが望ましく、し かも、振子軸のほうにより近く、ブリッジ間の直線は実質的にはヒンジ軸に直角 方向になるようにする0例えば若し1つのブリッジがショック間隙164. 1 66又は162の橋渡しを行えば、もう1つのブリッジはショック間隙170.  168又は160の1#渡しを行うものとする。実施例に於いては、ブリッジ はヒンジ軸と振子軸の交点に対して正確に互に反対側に位置し、図10に示すよ うになっている。ブリッジはエツチング作業やレーザによる縁とり作業までを含 めた石英製リード組立部14の全処理工程を通じて維持される。ブリッジはリー ド組立部14の下組立(即ち、重錘30および32の取付け)を通して存在を続 け、加速度計構成品の最終組立工程中にもまだ健在している。力感知用水晶34 および36を適当な接着剤で装着し、接着剤を硬化した後になってはじめてブリ ッジが除去される。ブリッジを除去する1つの適切な方法としては、2酸化炭素 レーザのようなレーザを使用して、各ブリッジを無応力状態で溶解する方法であ る。レーザビームをブリッジに到達させる方法は、上部フレーム10の切欠部1 04および106を通過させるか、下部フレーム12の切欠部124および12 6を通過させれば可能である0組立工程を通じてブリッジを維持することによっ て、保証質量は支持部とは相対的に、自然にその初期状態の形に整列する。エツ チング工程を均一にすることにより、この方法によって殆ど完璧な整列状態が確 保できる。
図11は、屈曲部ヒンジ214により相互に結合されたフレーム210と保証質 量212から構成される従来型の開放ループ加速度計を図式に例証する図である 。屈曲部214により保証質量212には1次の自由度、即ちヒンジ軸HAまわ りの回転運動が許される。力感知用水晶は保証質量とフレーム10の延長線間に 接続され、保証質量が加速度計の感知軸に沿って加速する結果発生する力を計測 する0図11に例証されているように、自由度の1つの保証質量に対しては、単 一ブリッジ220で充分であり、このブリッジは保証質量212とフレーム21 0の間で振子軸PAに沿って形成される。単一自由度の加速度計の製作は非結晶 性石英を加工するのではないことが原則であるため、ブリッジ220は、図13 に示すようにエポキシ又は他の適当な物質から成形するのが望ましいことである 。
以上までに本発明の実施例を例証し説明してきたが、この技術の慣熟者にとって は、説明と異った点の内容は明白であることを理解せねばならない0例えば、水 晶34および38は、2重梁力水晶ではなく、従来型の単一梁でもよい、屈曲部 20および22は溶融石英以外の材料、例えば結晶性石英、金属、金属製ガラス 、或いはセラミックでもよい、これ等の材料は夫々、性能と製造容易さの間の妥 協点を含んでいる。別の例を挙げると、本発明による加速度計は角加速度の計測 に使用することが可能である。このような配置の場合、図9に示された処理装置 82は、周波数差の機能というよりも、周波数f、およびf2の和の機能として 角加速度を決定される。もう1つの例として、例証した実施例での重錘30およ び32ではなく、重錘は1個だけが使用可能である。重錘が1個の実施例では部 品類は少いが、その外力は殆どの場合、2次の非直線性による不整合に関連する 重大な不整合項を含んでいる、従って、本発明は、例証し説明した特定の実施例 に限定すべきではなく、本発明の真の範囲と精神は、以下述べる請求の範囲を参 照して決定すべき事柄である。
、734什ゑC′ 席 ルック・L・ 手続補正書?く・自発) 昭和63年6月1日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 PCT/US 87101460 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 アメリカ合衆国、 98073−9701 ワシントン州。
レッドモンド、ノースイースト 36スストリー) 15001 名称 サンドストランド データ コントロール。
インコーホレイテッド 代表者 ワイマ、ロバート ジェイ。
4、代理人 東京都新宿区下落合二丁目14番1号 国際調査報告

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.本体と、 保証質量と、 上記保証質量を本体に取付ける取付手段であって、上記保証質量に接続され、保 証質量の本質的には結合されていない並進運動と回転運動であって本体に対する 運動を発生させるよう配置された第1および第2屈曲部を有する取付手段に於い て、上記並進運動は感知軸に沿うものであり、上記回転運動は感知軸と直角をな すヒンジ軸まわりのものであり、第1および第2屈曲部は、ヒンジ軸および感知 軸に対し垂直で保証質量の質量中心を通過する振子軸の両端に位置決めされ、そ の際感知軸に沿う加速度計の加速度が上記保証質量の感知軸に沿う上記並進運動 を発生させる上記取付手段、および感知軸に沿う加速度の指示信号を発生するこ とにより上記並進運動に反応する感知手段、 とからなる感知軸に沿った加速度を計測する加速度計。
  2. 2.各屈曲部は、角方向曲げを受け保証質量のヒンジ軸まわりの回転運動を発生 し、且つS字曲げを受け保証質量の感知軸に沿う並進運動を発生させるよう形成 された薄片屈曲部からなる請求項1に記載の加速度計。
  3. 3.取付手段は更に支持部からなり、各屈曲部は上記支持部と保証質量間に延伸 する薄片部材からなり、屈曲部の薄片部材は感知軸に垂直でヒンジ軸には平行な 共通面内に存在する請求項2に記載の加速度計。
  4. 4.取付手段は更に支持部を有し、第1屈曲部は支持部への第1接続点より、保 証質量の第1接続点まで第1方向に振子軸に沿って延伸し、第2屈曲部は支持部 への第2接続点より、保証質量の第2接続点まで第2方向に振子軸に沿って第1 方向とは逆方向に延伸する請求項1に記載の加速度計。
  5. 5.各屈曲部は、角方向曲げを受け保証質量のヒンジ軸まわりの回転運動を発生 させ、且つS字曲げを受け保証質量の感知軸に沿う並進運動を発生させるよう成 形された薄片屈曲部からなる請求項4に記載の加速度計。
  6. 6.各屈曲部は支持部と保証質量間に延伸する薄片部材からなり、屈曲部の薄片 部材は感知軸に垂直な共通面内に存在する請求項5に記載の加速度計。
  7. 7.屈曲部は屈曲部間の1点に対して径方向に対称である請求項4に記載の加速 度計。
  8. 8.保証質量は、当保証質量の中心を通過する任意の線に沿って対称である請求 項4に記載の加速度計。
  9. 9.感知手段は、本体および保証質量間に接続された第1および第2力感知素子 からなり、第1および第2力感知素子は夫々第1および第2接続点にて上記保証 質量に接続され第1および第2接続点はヒンジ軸の両端に別々に位置する請求項 1に記載の加速度計。
  10. 10.力感知素子は、加速度計の他の構成品に対し力感知素子の熱膨張および熱 収縮が異る結果、ヒンジ軸まわりに保証質量の回転運動が主として発生するごと く接続される請求項9に記載の加速度計。
  11. 11.第1力感知素子は第1接続点より1方向に感知軸に沿って延伸し、第2力 感知素子は第2接続点より第1力感知素子とは逆方向に延伸する請求項10に記 載の加速度計。
  12. 12.各力感知素子は振動梁力のトランジューサである請求項11に記載の加速 度計。
  13. 13.各力感知素子は、2重端音叉からなる請求項12に記載の加速度計。
  14. 14.保証質量は保証質量基盤を有し、取付手段は更に支持部よりなり、各屈曲 部は保証質量基盤および支持部間を延伸し、支持部、屈曲部および保証質量基盤 は単一溶融石英構造を構成する請求項13に記載の加速度計。
  15. 15.保証質量は更に当保証質量の両端に別々に位置する重錘よりなる請求項1 4に記載の加速度計。
  16. 16.第1および第2接続点が振子軸沿いに存在する請求項9に記載の加速度計 。
  17. 17.保証質量の重心が接続点中間に位置する請求項16に記載の加速度計。
  18. 18.保証質量は中心および旋転半径に特徴を有し、且つ力感知素子は、旋転半 径より大きい距離だけ中心より離れた接続点において保証質量に取付けられた請 求項9に記載の加速度計。
  19. 19.更に中間に取付手段を支持する上部および下部フレームからなり、保証質 量は面上にショックパッドが位置決めされている上面および下面を有し、各ショ ックパッドは第1および第2接続点の間に位置決めされ、従って保証質量のヒン ジ軸まわりの回転が各ショックパッドとこれに隣合ったフレーム間の距離を著し く変化させることはない請求項16に記載の加速度計。
  20. 20.屈曲部は溶融石英からなる請求項1に記載の加速度計。
  21. 21.保証質量は保証質量基盤を有し、取付手段は更に支持部を有し、各屈曲部 は保証質量基盤と支持部の間を延伸し、且つ加速度計が更に中間に支持部を固定 した上部および下部フレームよりなる請求項1に記載の加速度計。
  22. 22.支持部は保証質量基盤を包囲するリングを有し、上記リングは2個の上部 取付パッドが形成された上面、および2個の下部取付パッドが形成された下面を 有し、上部および下部の取付パッドは相互に直接上下関係の位置を占め上部およ び下部の取付パッドは上部および下部フレームに夫々当接し、フレーム間の支持 を確保する請求項21に記載の加速度計。
  23. 23.各取付パッドが円周方向に比較的延伸され、径方向には比較的狭められて いる請求項22に記載の加速度計。
  24. 24.2個の上部取付パッドは径方向に相互に対称位置にあり、支持部および上 部フレーム間に接触点のみを形成し、下部取付パッドは径方向に相互に対称位置 にあり、支持部および下部フレーム間に接触点のみを形成する請求項23に記載 の加速度計。
  25. 25.上部および下部取付パッドはヒンジ軸又は振子軸の何れとも交叉しない請 求項24に記載の加速度計。
  26. 26.取付手段は更に支持部および各屈曲部用の外部と内部アームよりなり、各 外部アームは支持部および各屈曲部間に接続され、各内部アームは夫々屈曲部お よび保証質量間に接続され各アームは感知軸に平行な軸まわりに回動自在である 請求項1に記載の加速度計。
  27. 27.取付手段は更に支持部を有し、第1屈曲部は支持部への第1接続点より、 保証質量の第1接続点まで第1方向に振子軸に沿って延伸し、第2屈曲部は支持 部への第2接続点より、保証質量の第2接続点まで第1方向に延伸する請求項1 に記載の加速度計。
  28. 28.保証質量は保証質量基盤およびこれに固定した重錘を有し、上記重錘の1 端は回動自在取付素子を介して保証質量基盤に固定される請求項1に記載の加速 度計。
  29. 29.取付素子が振子軸まわりに回動自在である請求項28に記載の加速度計。
  30. 30.取付素子が振子軸に垂直方向の板を有する請求項29に記載の加速度計。
  31. 31.感知手段は、本体および保証質量間に接続された第1および第2力感知素 子よりなり、各力感知素子は振動梁力のトランジューサを有し、第1および第2 力感知素子は、ヒンジ軸の両端に別々に位置する夫々第1および第2接続点に於 いて保証質量に接続し、第1力感知素子は第1接続点より感知軸に沿って1方向 に延伸し、第2力感知素子は第2接続点より第1力感知素子とは逆方向に延伸し 、第1および第2力感知素子は、力感知素子上の力を指示する第1および第2出 力信号を夫々発生させる手段を含み、上記感知手段は更に、感知軸に沿った加速 度を示す信号を、第1および第2出力信号間の差の関数として発生させ、且つ角 加速度を示す信号を出力信号の和として発生させる処理手段を有する請求項1に 記載の加速度計。
  32. 32.本体と、 保証質量と、 上記保証質量を本体に取り付ける取付手段であって、上記保証質量に接続され、 且つ感知軸に沿った保証質量の並進運動で本体に対する運動および感知軸と直角 をなすヒンジ軸まわりの保証質量の回転運動であって本体に対する運動を発生さ せるように配置された第1および第2屈曲部を有する取付手段において、第1お よび第2屈曲部は、ヒンジ軸および感知軸に対して垂直で保証質量の質量中心を 通過する振子軸の両端に位置決めされ、保証質量の質量中心はヒンジ軸上には存 在せず、保証質量の質量中心の位置および取付手段の並進運動および回転運動の 有効自在度の選定は感知軸に沿う加速設計の加速度が感知軸に沿った保証質量の 並進運動と、保証質量のヒンジ軸まわりの回転運動の組み合せとなるように行い 、保証質量の有効回転軸は保証質量および保証質量に取り付けた全構造物、例え ば屈曲部等より外側とする取付手段、および 感知軸に沿う加速度の指示信号を発生することにより、上記並進運動に反応する 感知手段、 とからなる感知軸に沿った加速度を計測する加速度計。
  33. 33.本体と、 保証質量と、 上記保証質量を本体に取り付ける取付手段であって、上記保証質量に接続され、 且つ感知軸に沿った保証質量の並進運動で本体に対する運動、および感知軸と直 角をなすヒンジ軸まわりの保証質量の回転運動であって、本件に対する運動を発 生させるように配置された第1および第2屈曲部を有する取付手段において、第 1および第2屈曲部は、ヒンジ軸および感知軸に対して垂直で保証質量の質量中 心を通過する振子軸の両端に位置ぎめされ、その際、感知軸に沿う加速度計の加 速度は、感知軸に沿った保証質量の並進運動と、ヒンジ軸まわりの保証質量の回 転運動の組み合せとなる取付手段、および感知軸に沿う加速度の指示信号を発生 することにより、上記並進運動に反応する感知手段であって、本体および保証質 量間に接続された第1および第2の力感知素子からなり、第1および第2の力感 知素子は夫々第1および第2接続点で保証質量に接続され、第1および第2の接 続点はヒンジ軸の両端に別々に位置ぎめせられている感知手段、 とからなる感知軸に沿った加速度を計測する加速度計。
  34. 34.各屈曲部は、角方向曲げを受け保証質量のヒンジまわりの回転運動を発生 させ且つS字曲げを受け保証質量の感知軸に沿う並進運動を発生させるように成 形された薄片屈曲部よりなる請求項33に記載の加速度計。
  35. 35.取付手段は更に支持部を有し、第1屈曲部は支持部への第1接続点より、 保証質量の第1接続点まで第1方向に振子軸に沿って延伸し、第2屈曲部は支持 部への第2接続点より、保証質量の第2接続点まで第2方向に振子軸に沿って第 1方向とは逆方向に延伸する請求項33に記載の加速度計。
  36. 36.屈曲部が溶融石英からなる請求項33に記載の加速度計。
  37. 37.保証質量は保証質量基盤を有し、取付手段は更に支持部よりなり、各屈曲 部は保証質量基盤および支持部間を延伸し、且つ加速度計は更に中間に支持部を 固定した上部および下部フレームからなる請求項33に記載の加速度計。
  38. 38.第1接続点およびヒンジ軸間の距離が第2接続点およびヒンジ軸間の距離 とは異る請求項33に記載の加速度計。
  39. 39.感知軸に沿って加速度を測定する目的に適用される加速計の組立方法であ って、加速度計は、本体、保証質量、保証質量を本体に取付ける取付手段、本体 に対する保証質量の回転運動を感知軸と直角をなすヒンジ軸まわりに発生させ、 本体に対する保証質量の並進運動を感知軸に沿って発生させる取付手段、および 本体と保証質量間に接続された2個の力感知素子からなる組立方法に於いて、 保証質量と本体の間に少なくとも2本のブリッジを形成し、 保証質量と本体に力感知素子を取付け、且つ、 両ブリッジを除去することを含む方法。
  40. 40.ブリッジはヒンジ軸の両端に別々に形成され、ブリッジ間の直線はヒンジ 軸とほぼ直角をなす請求項39に記載の方法。
  41. 41.ブリッジ、取付手段、および本体と保証質量の少なくとも1部分は非結晶 性石英の単片で形成され、各ブリッジは上記保証質量の1部分と上記本体の1部 分間に展張する請求項39に記載の方法。
JP62503965A 1986-06-27 1987-06-23 並進加速度計及び加速度計組立方法 Granted JPS63503570A (ja)

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