JPS63503391A - ヒドロキシアルキルおよびアミノアルキルで官能化されたポリフェニレンエーテル - Google Patents

ヒドロキシアルキルおよびアミノアルキルで官能化されたポリフェニレンエーテル

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒドロキシアルキルおよびアミノアルキルで官能化されたポリフェニレンエーテ ル 本出願は1986年5月27日に出願された米国出願節866.661号の一部 継続出願に基づく。
本発明は官能化されたポリフェニレンエーテルならびにそれらの製造および用途 に係る。
ポリフェニレンエーテルは、優れた加水分解安定性、寸法安定性および誘電特性 を特徴とする広く用いられている1群の熱可塑性エンジニアリング樹脂である。
これらはまたさまざまな環境下で高温条件に耐性でもある。ポリフェニレンエー テルを含有する多くの組成物は脆性であるためこれらは、エラストマーの゛よう な衝撃改質剤とブレンドして成形用の組成物を形成することが多い。
ポリフェニレンエーテルを自動車部品のような物品の成形に使用する際に妨げと なる欠点は、ガソリンのような非極性の溶剤に対して耐性が低いことである。溶 剤耐性を増大させるには、ポリフェニレンエーテルを結晶化度が高くしたがって 溶剤耐性が高い樹脂とブレンドするのが望ましい。そのような樹脂の実例はポリ (アルキレンジカルボキシレート)を始めとする線状ポリエステルである。しか し、そのようなブレンドは相分離と層割れを起こすことが多い。
それらは不完全に分散した大きいポリフェニレンエーテル粒子を含存し、2つの 樹脂相の間に相間相互作用がな0のが典型である。そのようなブレンドから作成 した成形部品は一般に衝撃強さが極端に低いのが特徴である。
本発明は、ポリフェニレンエーテルと線状ポリエステルのようなポリマーとのブ レンドを相溶化することができる官能化されたポリフェニレンエーテルを包含す る。本発明は、その最も広い一面において、次式を有する少なくとも1つの成分 を含有する、ヒドロキシアルキルおよびアミノアルキルで官能化されたポリフェ ニレンエーテル1こ関するものである。
ここで、R1は少なくとも1個の炭化水素基を含有する二価の橋かけ基、各Yは OR−XHであるかあるいは隣り合うふたつのYが一緒になってNR2−XHと なり、R2は低級のアルキレン基、シクロアルキレン基またはアリーレン基であ り、XはOまたはNHであり、mは1から約10までである。
本発明で使用するポリフェニレンエーテル(ポリフェニレンオキサイドともいわ れる)はよく知られた1群のポリマーである。これらは産業上、特に強靭性およ び耐熱性力(要求される用途においてエンジニアリングプラスチックとして広く 使われている。その発見以来数多くの変形と改質がなされて来ており、それらは 、後述のものも含めてすべて本発明に適用でき、後述のものに限定されることは ない。
ポリフェニレンエーテルは複数個の、次式を有する構造単位からなる。
これらの単位の各々において、それぞれ独立して、各Q1はそれぞれ独立して、 ハロゲン、第一級か第二級の低級アルキル(すなわち炭素原子を7個まで含有す るアルキル)、フェニル、ハロアルキル、アミノアルキル、炭化水素オキシ、ま たはハロ炭化水素オキシ(ただし、少なくとも2個の炭素原子がハロゲン原子と 酸素原子を隔てている)であり、各Q2はそれぞれ独立して、水素、ハロゲン、 第一級か第二級の低級アルキル、フェニル、ハロアルキル、炭化水素オキシ、ま たはQlに対して定義したハロ炭化水素オキシである。適切な第一級の低級アル キル基の例はメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチル、n−ア ミル、イソアミル、2−メチルブチル、n−ヘキシル、2゜3−ジメチルブチル 、2−13−または4−メチルペンチルおよび対応するヘプチル基である。第二 級の低級アルキル基の例はイソプロピル、5ec−ブチルおよび3−ペンチルで ある。アルキル基はいずれも分枝より直鎖が好まし■ い。各Q がアルキルかフェニル、特にCのアルキルで、各Q2が水素であるこ とが最も多い。適切なポリフェニレンエーテルがたくさんの特許に開示されてい る。
ホモポリマーとコポリマーのどちらのポリフェニレンエーテルも包含される。適 切なホモポリマーは、たとえば2゜6−シメチルー1.4−フェニレンエーテル 単位を含有するものである。適切なコポリマーとしてはそのような単位を(たと えば)2.3.6−)ユニチル−1,4−フ二二しンエーテル単位と共に含有す るランダムコポリマーがある。たくさんの適したランダムコポリマーおよびホモ ポリマーが特許文献に開示されている。
また、分子量、溶融粘度および/または衝撃強さのような性質を改変する成分を 含有するポリフェニレンエーテルも包含される。このようなポリマーは特許文献 に記載されており、アクリロニトリルやビニル芳香族化合物(たとえばスチレン )のようなとニルモノマーまたはポリスチレンやエラストマーのようなポリマー を、公知の方法でポリフェニレンエーテルにグラフトさせることによって製造し 得る。この生成物は通常グラフト化された成分とグラフト化されていない成分を 両方とも含有する。別の適切なポリマーは、カップリング剤を2つのポリフェニ レンエーテル鎖のヒドロキシ基と公知の方法で反応させてこれらのヒドロキシ基 とカップリング剤との反応生成物を含有する分子量のより高いポリマーとして生 成せしめたカップル化ポリフユニレンエーテルである。カップリング剤の実例は 低分子量のポリカーボネート、キノン類、複素環類およびホルマール類である。
一般にポリフェニレンエーテルは、ゲル透過クロマトグラフィーで測定したとき 、数平均分子量が約3,000〜40.000の範囲内で、重量平均分子量が約 20.000〜60.000の範囲内である。その固有粘度は、25℃のクロロ ホルム中で測定して、約0.35〜0.6dl/gの範囲であることが最も多い 。
典型的な場合ポリフェニレンエーテルは、少なくとも1種の対応するモノヒドロ キシ芳香族化合物の酸化カップリングによって製造される。特に有用で容品に入 手できるモノヒドロキシ芳香族化合物は、2.6−キシレノール[この場合、各 Q はメチルで各Q2は水素であり、ポリマーはポリ(2,6−シメチルー1. 4−〕二ユニンエーテル)と特徴付けられる]、および2.3.6−ドリメチル フエノール(この場合、各Q と一方のQ2はメチルで他方のQ2は水素である )である。
酸化カップリングによるポリフェニレンエーテルの製造用としてさまざまな触媒 系が知られている。触媒の選択に対して特に制限はなく、公知の触媒のいずれも 使用することができる。はとんどの場合これらは銅、マンガンまたはコバルトの 化合物のような重金属化合物の少なくとも1mを通常はさまざまな他の物質と共 に含有する。
好ましい触媒系の第1の群は銅化合物を含有するもので構成される。そのような 触媒は、たとえば米国特許第3゜306.874号、第3,306.875号、 第3,914.266号および第4,028,341号に開示されている。それ らは通常、第一銅または第二銅イオン、ハライド(すなわちクロライド、ブロマ イドまたはヨーダイト)イオンおよび少なくとも1種のアミンの組合せである。
マンガン化合物を含有する触媒系は第2の好ましい群を構成する。それらは一般 に、二価のマンガンがハライド、アルコキシドまたはフェノキシトのようなアニ オンと組合わされているアルカリ性の系である。このマンガンは、ジアルキルア ミン、アルカノールアミン、アルキレンジアミン、0−ヒドロキシ芳香族アルデ ヒド、0−ヒドロキシアゾ化合物およびω−ヒドロキシオキシムのような錯化剤 および/またはキレート剤の1種以上との錯体として存在していることが最も多 い。
本発明の目的にとって有用なポリフェニレンエーテルの中には、次式の末端基を 少なくとも1個有する分子を含むものがある。
Q’QQQ’ ここで、Q とQ2は既に定義した通りであり、各R3はそれぞれ独立して水素 かアルキルであるが、両方のR3基中の炭素原子の総数は6以下であり、各R4 はそれぞれ独立して水素かCの第一級アルキル基である。各R3が水素で、各R 4がアルキル、特にメチルかn−ブチルであるのが好ましい。
弐■のアミノアルキルで置換された末端基を含有するポリマーは、特に銅かマン ガンを含有する触媒を用いる場合に酸化カップリング反応混合物の成分のひとつ として適当な第一級か第二級のモノアミンを混入することによって得ることがで きる。そのようなアミン類、特にジアルキルアミン類、好ましくはジ−n−ブチ ルアミンやジメチルアミンは、ポリフェニレンエーテルに化学的に結合されるこ とが多く、1個以上のQ1基上のa−水素原子のひとつと置き代わることによっ て化学結合されるのが最も普通である。
反応の主要な部位はポリマー鎖の末端単位上のヒドロキシ基に隣接するQ1基で ある。その後さらに加工および/またはブレンドする間にこのアミノアルキル− 置換末端基は、おそらくは次式のキノンメチド型の中間体が関与するいろいろな 反応を受け得る。
このとき数多くの有益な効果が伴うが、衝撃強さと他のブレンド成分との相溶性 とが増大することが多い。米国特許第4.054,553号、第4.’092, 294号、第4゜477.649号、第4,477.651号および第4゜51 7.341号参照。
式■の4−ヒドロキシビフェニル末端基をもっポリマーは、特に銅−ハライド− 第二級または第三級アミンの系において、次式のジフェノキノン副生物が存在す る反応混合物から得られるのが典型である。
この点については、やはり米国特許第4.477.649号の開示が関連してお り、また米国特許第4.234.706号と第4,482.697号の開示も関 連している。
このタイプの混合物中のジフェノキノンは最終的にかなりの割合で、多くは末端 基としてポリマー中に取込まれる。
上記の条件下で得られる多くのポリフェニレンエーテルでは、ポリマー分子のか なりの割合、典型的にはポリ′マーの約90重量%もを構成する割合が式■と■ のひとっ、またはしばしば両方を有する末端基を含有する。しかしながら、別の 末端基が存在してもよく、本発明はその最も広い意味においてポリフェニレンエ ーテル末端基の分子構造に依存するものではないと理解すべきである。
以上のことから、本発明での使用が考えられるポリフェニレンエーテルには構造 単位や附随的な化学的特徴の変化に関係なく現在知られているものがすべて包含 されることは当業者には明らかであろう。
ポリフェニレンエーテルは式Iに示した構造に結合される。この式中のR1基は 、多価(すなわち二価以上)の脂肪族、脂環式もしくは芳香族の炭化水素基、置 換された炭化水素基または炭素でない結合原子を少なくとも1個含有する基でよ いが、これらは炭化水素基を少なくとも1個含有していなければならない。結合 原子の実例は酸素およびイオウであり、酸素が好ましい。置換基の実例はヒドロ キシ、ハロ、ニトロ、アルコキシ、カルボキシ、カルボアルコキシおよびカルボ アリールオキシである。それらの酸量は通常比較的低く、約150までが典型で ある。
Y基は各々低級のヒドロキシアルキレンか低級のアミノアルキレンでよい。ある いは、隣接するふたつのY基が一緒になって分子の残部と共に低級のヒドロキシ アルキレンか低級のアミノアルキレンN−置換基を形成していてもよい。
R2基は低級アルキレン基(すなわち炭素原子を7個まで含有するアルキレン) 、シクロアルキレン基またはアリーレン基である。これらはCのアルキレン、特 に直鎖のアルキレンであることが最も多い。
mの値は1から約10まででよい。2より大きい値が可能なのは、ポリフェニレ ンエーテル分子上の単一の部位で(後述の方法により)ひとつより多くのマレエ ートかマレイミド成分が関与するグラフト化が可能なためである。さらに、一般 にポリフェニレンエーテル1分子につき平均して約1〜5個の式Iの成分が存在 する。
本発明の官能化されたポリフェニレンエーテルのあるものは、ポリフェニレンエ ーテルを次式の化合物と反応させることによって製造できる。
ここでYはOI(で末端が停止されており、その外は既に定義した通りである。
この型の化合物の実例はビス−ヒドロキシアルキルマレエートおよびフマレート ならびにN−ヒドロキシアルキルマレイミドである。
この反応は、均質なブレンドの形成に適した条件下において溶融体を製造するの に充分高い温度でふたつの試薬を単に混ぜ合わせることで行なうのが典型である 。典型的な温度はおよそ230〜390℃の範囲内である。混合は遊離基開始剤 を存在させずに行なうのが好ましい。
また本発明の官能化されたポリフェニレンエーテルのあるものは、マレイン酸、 フマル酸または無水マレイン酸を上記の条件下でポリフェニレンエーテルと反応 させ、次いで得られた組成物と適当なジオール、アミノアルカノールまたはジア ミンとの反応によってエステルまたはイミドを形成することでも製造できる。後 者の反応の条件は通常のものであり、当業者には容易に分かるであろう。マレイ ンで末端停止しているような組成物は、アミノ基のオレフィン結合へのマイクル (Mlchael)型の自己付加を防ぐためにこの方法で製造すべきであること に注意すべきである。
ポリフェニレンエーテルと官能化用の化合物との割合は臨界的なものではないが 、官能化用化合物はポリフェニレンエーテルに比して少量で使用しなければなら ない。最も普通の場合、ポリフェニレンエーテル100部につき約0゜1〜10 部、好ましくは約1.0〜5部の官能化剤が存在する。
適切な混合条件としては押出が含まれることが多く、これは組成物に実質的な剪 断力を与える二輪型または類似のエクストルーダーで都合よく行なうことができ る。場合によっては、エクストルーダーの通気口を約20トル以下の真空に引く ことができる真空ポンプに接続してエクストルーダーを真空排気すると有利なこ とがあろう。また時には混合物を一回より多く押出して有効な混和を確保するの が有利なことも分かる。
上記の方法を実施したときに起こる官能化の正確な化学的性質は確実には分かっ ていない。主要な反応は、炭素−炭素二重結合と芳香環またはその上の置換基、 特に後者との熱的に開始される遊離基相互作用であろう。この反応によって官能 化剤から誘導された単純な成分および/またはグラフトした側鎖を含み得る生成 物が生成する。
しかしながら、官能化が次式を有する成分の形であることは分っている。
ここで、Yは既に定義した通りであり、pは1から約5までである。いずれにせ よ、本発明はこの面において反応機構または理論に依存するものでは決してない 。
本発明のさらに別の組成物は、米国特許第4,600゜741号および1985 年9月26日に出願された米国出願第780.151号に開示されているような さまざまな酸で官能化されたポリフェニレンエーテルのエステル化またはイミド 化によって製造できる。この種の組成物はポリフェニレンエーテルと次式の化合 物との反応によって製造される。
ここで、R5は芳香族基か飽和脂肪族基であり、Xlはノーロゲン(特に塩素) であり x2は1個か2個のカルボン酸基、酸ハロゲン化物基、酸塩基、酸アミ ド基もしくは酸エステル基、またはジカルボン酸無水物基もしくはイミド基であ る。このタイプの化合物の実例はテレフタロイルクロライド、カルボキシメチル コハク酸無水物酸塩化物およびトリメリド酸無水物酸塩化物(TAAC)である 。
この方法で製造される組成物は次式の成分を含有している。
る。
次の実施例で本発明の官能化されたポリフェニレンエーテルの製造を例示する。
実施例1〜2 本発明のヒドロキシアルキルで官能化されたポリフェニレンエーテルの製造に用 いたビス(ヒドロキシアルキル)マレエートとフマレートの製造を実施例1〜3 で説明する。
マレイン酸ジメチルと1.4−ブタンジオールの混合物に165℃でチタン(I V)イソプロポキシドを加えた。副生物のメタノールを蒸溜で除去しながらエス テル化が完了するまでこの温度で加熱を続けた。メタノールの除去が完了した後 真空ストリッピングによって過剰のジオールを除くと所望のビス(ヒドロキシア ルキル)マレエートが得られた。この製造の詳細を表1に挙げる。
メチレンクロライド40m1中のフマリルクロライド0゜1モルの溶液を、メチ レンクロライド1リツトル中の1゜6−ヘキサンジオール0.8モルの懸濁液に 5〜10℃で窒素上攪拌しながら2時間かけて滴下して加えた。同時に、水50 m1中の水酸化ナトリウム0.21モルの溶液を加えた。混合物を攪拌して室温 まで暖まらせ、有機層を分離し、硫酸マグネシウムを通して濾過し、真空ストリ ッピングした。未反応の1,6−ヘキサンジオールを真空蒸溜によって除去した 。残渣は所望のビス(6−ヒドロキシヘキシル)フマレートであった。
実施例4〜11 ポリフェニレンエーテルを実施例1〜3のビス(ヒドロキシアルキル)マレエー トとトライブレンドし、そのブレンドを真空排気した二軸式エクストルーダーで 押出した。
所望のヒドロキシアルキルで官能化されたポリフェニレンエーテルを構成してい る押出物を水中で急冷し、ベレット化した。官能化の詳細を表■に挙げる。
ヘンシェル(Hen5chel)ミキサー中でポリフェニレンエーテル100部 (重量)と無水マレイン酸0.5部のブレンドを製造し、二軸式のエクストルー ダーで330℃(工クストルーダー壁温度)で押出した。無水物で官能化された ポリフェニレンエーテルからなる押出物を水浴中で急冷し、ベレット化した。
0−ジクロロベンゼン100m1中の上記無水物で官能化されたポリフェニレン エーテル19.41グラムの溶液にエタノールアミンを0.2ml加えた。この 溶液を窒素下で攪拌しながら一晩170”に加熱した。N−ヒドロキシアルキル イミドで官能化されたポリフェニレンエーテルをメタノールで沈澱させ、メタノ ール゛を用いてクロロホルムがら三回再沈澱させ、真空下で乾燥した。
実施例13 トルエン100m1中の実施例12の無水物で官能化されたポリフェニレンエー テル10グラムの溶液を窒素下で還流しながらこの溶液にエチレンジアミンを3  ml加えた。還流を6時間続けた後、メタノールを加えてN−アミノアルキル イミドで官能化されたポリフェニレンエーテルを沈澱させ、メタノールでクロロ ホルムがら再沈澱させ、真空中60″で乾燥した。
実施例14〜18 以下の手順に従って、各種のポリ(2,6−シメチルー1.4−)ユニレン)エ ーテルとテレフタロイルクロライドおよび1.4−ブタンジオールまたは1,6 −ヘキサンジオールとの反応によってヒドロキシアルキルで官能化されたポリフ ェニレンエーテルを製造した。
ポリフェニレンエーテルのトルエン溶液を蒸溜して約75 mlのトルエンとあ らゆる水その他の揮発分を除去した。
この溶液を70℃まで冷却し、テレフタロイルクロライドを加えた後、溶液を同 じ温度で2時間攪拌した。トリエチルアミンを加え、混合物を一晩攪拌した。次 にクロロホルム150 ml中のジオールの溶液を加え、攪拌を70”Cで4時 間続けた。ヒドロキシアルキルで官能化されたボリフエニレンユ、−チルをメタ ノールで沈澱させ、クロロホルムに溶かし、メタノールで再沈澱させ、真空下6 0 ’Cで乾燥した。
組成の詳細と他のパラメーターを表■に挙げる。
既に指摘したように、本発明の官能化されたポリフェニレンエーテルはポリフェ ニレンエーテルと線状ポリエステルの相溶化されたブレンドの製造に有用である 。特に前記の官能化されたポリフェニレンエーテルはポリエステルとコポリマー を形成し、このコポリマーはそのようなブレンドの相溶化に使用できる。ポリフ ェニレンエーテル−ポリエステルコポリマーを含む組成物は前述の1986年5 月27日に出願された米国出願第866.661号に開示され、かつクレームさ れている。
官能化されたポリフェニレンエーテルとコポリマーを製造するのに有用な線状ポ リエステルの中にはポリ(アルキレンジカルボキシレート)がある。それらは通 常少なくとも30個、最も普通の場合には少なくとも50個の、通常は次式の構 造単位からなる。
ただし、R8は炭素原子を約2〜10個含有する二価の脂肪族か脂環式の基であ り、R7は炭素原子を約2〜10個、通常は約6〜10個含有する二価の脂肪族 、脂環式または芳香族の基である。
そのようなポリエステルは、ジヒドロキシ化合物と、ジカルボン酸またはその無 水物、酸塩化物もしくは低級アルキル(特にメチル)エステルのような官能性誘 導体、好ましくはエステルとの公知の反応によって製造するのが典型的である。
R6基は1種以上の脂肪族か脂環式の炭化水素基でよく、これらの脂環式基が本 発明の目的にとって脂肪族基と等価であるということは当業者には公知である。
これらは、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール(これらは双方とも好 ましい)、プロピレングリコール、1.3−プロパンジオール、1.6−ヘキサ ンジオール、1.10−デカンジオール、1.4−シクロヘキサンジメタツール および2−ブテン−1,4−ジオールのようなジヒドロキシ化合物から誘導でき る。またこれらは、ジヒドロキシ化合物の反応性を実質的に変更することのない 置換基(たとえば、アルコキシ、ハロ、ニトリル)、またはへテロ原子(たとえ ば、酸素もしくはイオウ)を含をする基であってもよい。
このR6基は通常飽和である。
R7基はコハク酸、アジピン酸、マレイン酸、イソフタル酸およびテレフタル酸 のような酸または類似の置換された酸やヘテロ原子を含有する酸から誘導できる 。
最も普通の場合RとR7は、典型的には炭素原子を約2〜10個含有する炭化水 素基である。R6が脂肪族で、R7が芳香族であるのが好ましい。このポリエス テルはポリ(アルキレンテレフタレート)、特にポリ(エチレンテレフタレート )またはポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)[これらは以後それぞれ単に [ポリエチレンテレフタレート」および「ポリブチレンテレフタレート」という ことがある]、とりわけ後者、が最も望ましい。そのようなポリエステルは次の 特許に例示されているように業界では公知である。
第2.465,319号、第2,720.502号、第2,727.881号、 第2,822.348号、第3.047.539号、第3.671.487号、 第3.953.394号、第4.128.526号。
これらのポリエステルは、60%(重量)のフェノールと40%の1.1,2. 2−テトラクロロエタンの混合物中30℃での固有粘度(IV)によって決定さ れた数平均分子量が約10.000〜70,000の範囲であることが最も多い 。
またエラストマー性のポリエステルを使用することも考えられる。そのようなポ リエステルは業界で公知であり、R6基の一部がポリオキシアルキレン(典型的 にはポリオキシエチレンまたはポリオキシテトラメチレン)のようなソフトセグ メント基およびε−カプロラクトンのようなラクトン類から誘導された単位であ る組成物によって例示される。このタイプのエラストマー性ポリエステルは数多 く市販されており、たとえば、デュポン(DuPont)がハイトレル(HYT REL)という商標で、またゼネラル・エレクトリック(General EI ectrlc)がロモド(LOMOD)という商標で販売しているものが挙げら れる。
コポリマー組成物を製造するには、官能化されたポリフェニレンエーテルとポリ エステルとを溶液中または溶融体状で一緒に加熱する。反応温度はおよそ150 〜290”Cの範囲内が典型的である。官能化されたポリフェニレンエーテルと ポリエステルとの割合は臨界的な意味をもたず、広い範囲に亘って調節して所望 の特性を有するコポリマー組成物を得ることができる。
一般に、これらのコポリマー組成物はコポリマーが一部のみであり、残りの部分 はポリフェニレンエーテルとポリエステルのブレンドである。組成物中のコポリ マーのおよその割合は、ポリエステル全体を基準にして、共重合したポリフェニ レンエーテルのパーセントで表わすのが便利であることが多い。これを決定する には、適切な溶剤、典型的にはトルエンかクロロホルムで未反応のポリフェニレ ンエーテルを抽出し、不溶性の残渣(コポリマーおよび残留しているポリエステ ル)をプロトン核磁気共鳴によって分析すればよい。
ポリエステル中のカルボキシ末端基の割合を最大にするのが好ましいことが多い 。これを達成するには、典型的にはおよそ250〜300℃の範囲の温度でポリ エステルを予備押出すればよいことがしばしばである。これらの条件下では分解 と揮発によりヒドロキシ末端官能性基が明らかに失われ、カルボキシ末端基の割 合の高いポリマーが生成する。
ポリフェニレンエーテル−ポリエステルコポリマー組成物の製造を以下の実施例 で例示する。
実施例19〜26 官能化されたポリフェニレンエーテル10グラムと、重量平均分子量が約50, 000で、カルボキシ末端基濃度が24.7マイクロ当量/グラムであるポリ( ブチレンテレフタレート)10グラムとの1.2.4−)ジクロロベンゼン20 0m1中の溶液を220℃に加熱し、チタン(IV)イソプロポキシドを0.1 ml加えた。窒素下で攪拌しながら加熱を続けながら周期的に試料を取出してコ ポリマーの生成を分析した。結果を表■に挙げる。
実施例14のヒドロキシアルキルで官能化されたポリフェニレンエーテル20グ ラム、ジメチルテレフタレート32.2グラム、1,4−ブタンジオール16. 4グラムおよびチタン酸テトライソプロピル0.18m1の1.2.4−トリク ロロベンゼン40m1中の溶液を攪拌しながら170℃に加熱した。同時に蒸溜 によってメタノールを除去した。メタノールが10グラム除去されたら温度を2 55℃に上げ、真空にしてトリクロロベンゼンと過剰のジオールを除いた。得ら れた溶融体を255℃、0.1トルで1゜5時間攪拌すると所望のポリフエニレ ンエーテルーポリブチレンテレフタレートコポリマーが生成した。
実施例28 ジメチルテレフタレート79グラム、1.4−ブタンジオール63グラムおよび チタン酸テトラ−2−エチルヘキシル0.1mlの混合物を、メタノールを留去 しながら165〜235℃に加熱し、次いで真空にして1/2時間250〜26 5℃に加熱した。次に窒素下で、実施例17のヒドロキシアルキルで官能化され たポリフェニレンエーテルを60グラム加えた。この混合物を250〜265℃ で、窒素下で5分間、次に減圧下で30分間攪拌した。分析したところポリフェ ニレンエーテルの約7%が共重合していることが示された。
既に述べたように、上述のコポリマー組成物と、これらを配合したポリフェニレ ンエーテル−ポリ(アルキレンジカルボキシレート)ブレンドとは、高い衝撃強 さ、良好な溶剤耐性、その他の有利な性質をもっている。これらの特性のためこ れらは成形品や押出品の製造に有用である。
このコポリマーを含有するブレンド中でポリフェニレンエーテル全体に対するポ リエステルの重量比は一般に約0゜5〜3.0:1(7)範囲であり、約0.9 〜2.5 : lであるのが最も多い。その中の共重合したポリフェニレンエー テルの割合は広く変化することができ、本質的にどんな量でもなんらかの性質の 改善が可能である。はとんどの場合、この割合は全樹脂成分の約10〜80重量 %の範囲である。
このブレンドはまたコポリマー、ポリフェニレンエーテルおよびポリエステル以 外の成分を含有していてもよい。
多くの事例で特に有用な他の成分は、ポリフェニレンエーテルと相溶性のある少 なくとも1種のエラストマー性の衝撃改質剤である。それは一般に樹脂成分の約 5〜25重量%の量で存在する。
゛ 適切な衝撃改質剤としてはさまざまなエラストマー性の°コポリマーがあり 、その例は、官能化してないものとたとえばスルホン酸基やホスホン酸基で官能 化しであるものとの両方を含めたエチレン−プロピレン−ジエンポリマー(EP DM)、カルボキシル化したエチレン−プロピレンゴム、スチレンのようなアル ケニル芳香族化合物および/またはグリシジルメタクリレートのようなエポキシ 化合物と、ブタジェン、イソプレン、クロロブレン、エチレン、プロピレンおよ びブチレンを始めとする重合可能なオレフィンやジエンとのコポリマー(通常は ブロックがグラフト)、ならびにたとえば相互貫入網目構造によってポリスチレ ンシェルに結合したポリ(アルキルアクリレート)コアを含有するコアーシェル エラストマーである。そのようなコアーシェルエラストマーは1985年12月 20日に出願された米国出願第811,800号にさらに充分に開示されている 。
好ましい衝撃改質剤はアルケニル芳香族化合物とジエンのブロック(典型的には ジブロック、トリブロックまたはラジアルテレブロック)コポリマーである。最 も普通の場合少なくとも1個のブロックがスチレンから誘導されており、少なく とも1個の他のブロックがブタジェンとイソプレンの少なくとも一方から誘導さ れている。特に好ましいのはポリスチレンの末端ブロックとジエンから誘導され た中央ブロックとを有するトリブロックコポリマーである。
その中の脂肪族不飽和は、選択的水素化によって減らすかれらの衝撃改質剤の重 量平均分子量は約so、ooo〜3oo、oooの範囲であるのが典型である。
このタイプのブロックコポリマーはシェル・ケミカル・カンパニー(Shall  Chemlcal Coapany)からクレートン(KRATON)という 商標で市販されており、クレートン(KRATON) D 1101、G165 0、G1651、G1652、G1657およびG1702がある。
コポリマーを含有するブレンド中に存在していてもよい他の常用の成分としては 、充填材、難燃剤、着色剤、安定剤、帯電防止剤、離型剤などがあり、これらは 通常の量で使用する。その他の樹脂状成分が存在することも考えられる。これら には、ブタジェン、スチレン、ブチルアクリレートおよびメチルメタクリレート などのモノマーの各種のグラフトコポリマーとコアーシェルコポリマーのような 、ポリエステルと相溶性のある衝撃改質剤がある。そのようなコポリマーが存在 するとブレンドの低温延性が改良されることが多い。
コポリマーを含有するブレンドの製造は、通常、均一な樹脂ブレンドの形成に適 合した条件下で達成される。そのような条件としては、典型的にはおよそ100 〜300℃の範囲の温度で、他の点は既に記載した条件での押出が包含されるこ とが多い。押出は、組成物に実質的な剪断力を加え、それによってその粒子サイ ズを減少させるスクリュ一式または類似のエクストルーダーで行なうのが便利で ある。時に、−回より多くの押出をすることによって有効な混和を確保すると組 成物の衝撃強さが増大することがある。
国際調査報告

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 (I)▲数式、化学式、表等があります▼[式中、R1は少なくとも1個の炭化 水素基を含有する二価の橋かけ基、各YはOR2−XHであるかあるいは隣り合 うふたつのYが一緒になってNR2−XHとなり、R2は低級のアルキレン基、 シクロアルキレン基またはアリーレン基であり、XはOまたはNHであり、mは 1から約10までである]を有する少なくとも1つの成分を含有するヒドロキシ アルキルまたはアミノアルキルで官能化されたポリフェニレンエーテル。
  2. (2)複数個の式 (II)▲数式、化学式、表等があります▼[式中、これらの単位の各々におい て、それぞれ独立して、各Q1はそれぞれ独立して、ハロゲン、第一級もしくは 第二級の低級アルキル、フェニル、ハロアルキル、アミノアルキル、炭化水素オ キシ、またはハロ炭化水素オキシ(ただし、少なくとも2個の炭素原子がハロゲ ン原子と酸素原子を隔てている)であり、各Q2はそれぞれ独立して、水素、ハ ロゲン、第一級もしくは第二級の低級アルキル、フェニル、ハロアルキル、炭化 水素オキシ、またはQ1に対して定義したハロ炭化水素オキシである]を有する 構造単位からなる、請求項1記載の組成物。
  3. (3)ポリフェニレンエーテル1分子に対し平均して約1〜5個の式Iの成分が 存在する、請求項2記載の組成物。
  4. (4)R1がC2−6で直鎖のアルキレン基である、請求項3記載の組成物。
  5. (5)前記の成分が式 (VI)▲数式、化学式、表等があります▼(式中、pは1から約5までである )を有する、請求項4記載の組成物。
  6. (6)ポリフェニレンエーテルがポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン エーテル)である、請求項5記載の組成物。
  7. (7)各YがOR1−XHである、請求項6記載の組成物。
  8. (8)XがOである、請求項7記載の組成物。
  9. (9)XがNHである、請求項7記載の組成物。
  10. (10)ふたつのYが一緒になってNR1−XHである、請求項6記載の組成物 。
  11. (11)XがOである、請求項10記載の組成物。
  12. (12)XがNHである、請求項10記載の組成物。
  13. (13)前記成分が式 (IX)▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R5は芳香族または飽和脂 肪族の基である)を有する、請求項4記載の組成物。
  14. (14)R5がp−フェニレンであり、qが1である、請求項13記載の組成物 。
  15. (15)ポリフェニレンエーテルがポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレ ンエーテル)である、請求項14記載の組成物。
  16. (16)YがOR1−XHである、請求項15記載の組成物。
  17. (17)XがOである、請求項16記載の組成物。
  18. (18)XがNHである、請求項16記載の組成物。
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