JPS63503282A - 玩具走行路用の玩具車両 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 玩具用走行路のための玩具用自動車 本発明は玩具用走行路のための玩具用自動車であって、自動車のシャシに支持さ れている電気駆動モータを備えておシ、走行中に前輪が旋回することによって玩 具用走行路の縁側のガイド部材に支持されている形式のものに関する。

玩具用自動車では前輪が別々のジャーナル軸によって玩具用自動車の、一部から 成るシャシに保持されておシ、レバー伝導装置を介してジャーナル軸が一方向又 は他方向に旋回されるようになっている構成は公知である。レバー伝動装置は車 輪駆動装置を介して複数回駆動される。公知の玩具用自動車では必要な構成部材 が複数個あることによって製造費用がかなシかかる上、構成が複雑なためにかじ 取機能が妨害を受けやすい。

本発明の課題は冒頭で述べた形式の玩具用自動車において構成部材にかかる費用 を低く抑え、かじ取機能がより確実になるように改良することである。

前述の課題全解決するために本発明によればシャシが前方シャシ部分と後方シャ シ部分とから形成されることによって横方向に分割されており、両７ヤシ部分が 継手ビンによってわずかな遊びを有しながら回転自在かつ傾動自在に結合されて おシ、後方のシャシ部分が駆動モータを、前方のシャシ部分が前輪のだめの共通 の軸を旋回自在に支持しておシ、軸の板状の延長部が後方のシャシ部分上に渡さ れておシ、延長部の１区分が走行時に軸の旋回に際して一方の旋回端位置又は他 方の旋回端位置に達するまで両方向に回転可能なモータに取シ付けられた転動車 と摩擦接続的に接触しておシ、旋回端位置においては延長部とモータに取シ付け られた転動車との摩擦接続が解除せしめられているようにした。この場合、軸が 両前輪間の中央に延長部と、該延長部とは反対に向いた面上に軸方向に前輪軸の ための旋回軸を受容するための前方に突出する突出部とを有している。さらに、 本発明によれば軸と延長部と突出部とが共通の成形部材によって、たとえば射出 成形部材によって形成され得る。この手段によれば、玩具用自動車のためのかじ 取装置を少数部材から形成することができる。前輪の旋回運動が状況により行な われない間、かじ取装置はその都度のモータの回転方向に応じて走行時に自動的 に前輪を一方又は他方に旋回せしめる。両シャシ部材が傾動可能に結合されるこ とによって走行時に延長部とモータに取シ付けられた転動車との間で必要な摩擦 接続が得られる。後方のシャシ部分に駆動モータによって加えられるスラストの 影４１Ｉを受けて前方のシャシ部分が継手の範囲において前下方向へ傾動する。

この時延長部はモータに取シ付けられた転動車に押圧せしめられる。玩具用自動 車が前記とは逆の状態にある場合にはスラストが働かなくなることによって前方 のシャシ部分の延長部が再び上方へ傾動して戻シ、延長部とモータに取シ付けら れた転動車との間の作用接続が解除される。突出部の配置及び前輪軸の手前に旋 回軸を形成することによって、玩具用自動車の走行中には永続的にトルクが軸に 加わるが、このトルクは軸及び前輪の玩具用自動車の長手方向における調整とい う意味では戻シカとして作用する。走行中に軸に作用する旋回力が戻り力よりも 大きいことは明らかである。つまり、玩具用自動車の構成によれば、駆動モータ の転極が簡単で、又、駆動モータの回転方向を変えるのが容易であることによっ て玩具用自動車がたとえば軌道交換の際に一方のガイド部材又は他方のガイド部 材で支持されるように前輪を備えた鞘が旋回するようにできる。

走行運動中に前輪が旋回する際にモータに取シ付けられた転動車の負荷が軽減さ れるように本発明によれば延長部の、モータに取り付けられた車と摩擦接続的に 接触する区分の両側が溝状の凹部又は溝によってモータ車の下側に位置するよう にされている。従って、前方シャシ部分が前方へ傾動する場合には前軸が旋回位 置にとどまるが、モータに取り付けられた転動車は軸の旋回端位置に障害なく、 シかも力の損失なく、例えば走行方向に回転する。

本発明を１実施例に基づいて詳述する。第１図は玩具用自動車のシャシの端面図 、第２図は第１図の縦断面図、第３図は玩具用自動車の一部を下から見て示す図 、第４図は静止状態にある玩具用自動車を第１図のＩＶ−ＩＶ線に沿って部分的 に断面して拡大して示す図、第５図は走行状態にある玩具用自動車を部分的に断 面して拡大して示す図、第６図は第１図のＶｌ−Ｖｌ線に沿って部分的に断面し て拡大して示す図、第７図は第６図の■−■線に沿った部分断面図である。

第１図には玩具用自動車のシャシが符号１を付されている。シャシ１は後方のシ ャシ部分２と前方のシャシ部分３とから形成されている。特に第２図かられかる ように両シャシ部分２，３が継手ビン４によって回動可能に互いに結合されてい る。実施例では継手ビン４がわずかな間隔をおいてシャシ部分２の切欠きＳ内に 導ひかれている。このためにシャシ部分３がシャシ部分２に対してわずかに傾動 可能である。シャシ部分２が電気的な駆動モータ６を支持しておシ、この駆動モ ータ６はかご形逆転装置７を介してクラウン歯車と噛み合っている。クラウン歯 車８，９は後輪１１のための軸１０上に互いに間隔をおいて設けられている。

駆動モータ６の軸１２が回転すると、玩具自動車が前方へ走行運動を行なう。

さらに軸１２上には摩擦歯車１３が固定的に取シ付けられている。摩優歯車１３ は延長部１４上で回転する。又延長部１４は前輪１６のための軸１５と固定的に 結合されている、有利には延長部１４は軸１５と一体成形されている。その結果 、延長部１４が旋回運動すると、矢印１７の方向に向かって軸１５が旋回運動を 行なう。旋回軸として使用されるねじ１８によって軸１５はシャシ部分３とヒン ジ結合されている。この場合、ねじ１８は突出部１９内の孔を貫通しておシ、突 出部１９は軸１５よシ前方に突出している。このために玩具用自動車が走行する 際には自動的に直進走向への調整力の成分が軸１５に働く。

静止位置にある場合、つまシ駆動モータ６が回転しない場合には軸１５が例えば 第１図に示す位置を取り得る。この場合、前輪１６は直進のための位置を取る。

この位置では延長部１４の重量の影響を受けて後方に向かって傾動トルクが生じ 、第４図に示すように延長部１４と摩擦車１５との間の摩擦結合がしゃ断きれる 。

駆動モータ６が電源（図示せず）に接触し、玩具用自動車が動き出すと、スラス トの影響を受けて前方に向けられる傾動モーメントがシャシ部分３に働く。傾動 によってこのシャシ部分３は中央区分１４′の範囲で摩擦車と摩擦結合的に作用 接続せしめられる（第６図及び第５図参照）。駆動モータ６の回転方向に相応し て延長部１４が左方へ又は右方へ旋回される。この場合、軸１５と前輪１６とが 一緒に旋回せしめられる。端位置（第６図参照）では摩擦車１３は凹部２０の上 側に位置してお＃）（第７図参照）、従って延長部１４と摩擦車１３との間の摩 擦接続が終了している。延長部１４の凹部では摩擦車１３はモータの損失なく摩 擦なく続いて回転する。走行運動の影響を受けて延長部１４が万一作用接続を解 除せしめられたとしても、それは延長部１４と摩擦車１３とがその都度改ためて 作用接続せしめられることによって補償される。

この場合、延長部１４と摩擦車１３との間の摩擦結合が解除され、ねじ１８・に よってもたらされる調整力が自動的に直進方向に作用するので軸１５が旋回して スタート位置に戻る。玩具用自動車のだめのガイド部材には符号２１が付されて いる。走行路（図示せず）と側方で結合されている案内部材にこのガイド部材２ １は支持され得る。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴ工０ＮＡｒ−５ＥＡＲＣＨＲＥＰ ＯＲＴ　０ＮＰａｔｅｎｔ　ｄｏｃｕｍｅｎｔ　ＰｕｂＬｉｃａｔｉｏｎ　Ｐａ ｔａｎｔ　ｆａｍｉｌｙ　Ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎｃｉｔ＠ｄ　ｉｎ　５ｅａｒ ｃｈ　ｄａｔｅ　ｍｅｍｂｅｒ（ｓ）　ｄａｔｅｅｐｏｒｔ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．玩具用走行路のための玩具用自動車であつて、シヤシによつて支持される電 気駆動モータを備えており、走行中に前輪が旋回することによつて玩具用走行路 の縁側の案内部材に支持されている形式のものにおいて、シヤシが前方シヤシ部 分（３）と後方シヤシ部分（２）とから形成されることによつて横方向に分割さ れており、両シヤシ部分（２，３）が継手ピン（４）によつてわずかに遊びを有 しながら回動自在かつ傾動自在に互いに結合されており、後方のシヤシ部分（２ ）が駆動モータ（６）を、前方のシヤシ部分（３）が前輪（１６）のための共通 な軸（１５）を旋回自在に支持しており、軸（１５）の板状の延長部（１４）が 後方のシヤシ部分（２）上に渡されており、延長部（１４）の１区分（１４′） が走行時に軸（１５）の旋回に際して一方の旋回端位置又は他旋回端位置に達す るまで両方向に回転可能なモータに取り付けられた伝動車（１３）と摩擦接続的 に接触しており、旋回端位置においては延長部（１４）とモータに取り付けられ た転動車（１３）との摩擦接続が解除せしめられている玩具用走行路のための玩 具用自動車。 ２．軸（１５）が両前輪（１６）間の中央部に延長部（１４）と、該突出部（１ ４）とは反対に向いた面上に軸線方向に前輪軸のための旋回軸（１８）を受容す るための突出部（１９）とを有している、請求の範囲第１項記載の玩具用自動車 。 ５．軸（１５）と延長部（１４）と突出部（１９）とが共通の成形部材によつて 形成されている、請求の範囲第１項又は第２項記載の玩具用自動車。 ４．モータに取り付けられた転動車（１３）と摩擦接続的に接触する、延長部（ １４）の区分（１４′）が両方向で溝状の凹部（２０）又は溝によつて制限され ており、軸（１５）が一方の旋回端位置及び他方の旋回端位置を取る場合に凹部 （２０）又は溝がモータに取り付けられた転動車（１３）と間隔をおいて下側に 位置している、請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項記載の玩具用自 動車。