JPS63503281A - 気管開口手術を行なうための装置及び方法 - Google Patents

気管開口手術を行なうための装置及び方法

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JPS63503281A
JPS63503281A JP62502437A JP50243787A JPS63503281A JP S63503281 A JPS63503281 A JP S63503281A JP 62502437 A JP62502437 A JP 62502437A JP 50243787 A JP50243787 A JP 50243787A JP S63503281 A JPS63503281 A JP S63503281A
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シャーチナー,アリイエ
オビル,ヨエル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 気管開口手術を行なうための装置及び方法この発明は、人体にカニユーレを挿入 するための方法及び装置に関する。この発明は特に気管開口手術を行なうために 適世することがてき、従って、以下ではこの用途に関して記述する6 気管開口術は気管の前部を切開して障害物を除去し明瞭な空気道を維持するもの である。この手術は気管を切開し、その開口に、気管に至る明瞭な空気道を与え るカニユーレを入れることを含む、このような手術は、窒息死を防止するために しばしば緊急を要するが、現在性なわれている従来の手順はかなり複雑であり、 30分間程度のかなり長い時間を要する。さらに、これは通常、熟練した外科医 によってのみ行なわれる。なぜなら、必要とされる開口の寸法が大きいので、血 管を切り、それらを気管にリティゲート(litigate)シなければならな いからである。
この発明の目的は、気管開口手術を行なうために用いられる装置及びこのような 手術を行なうための方法であって、後述のように従来の手順に比較して多くの利 点を有するものを提供することである。
この発明は、注射器の針を気管に通すことによって気管を貫通して小さな開口を 形成する工程と、注射器を操作して気管を吸引する工程と、針を気管に残したま ま注射器を針からはずす工程と、可撓性のガイドワイヤーを針を介して気管に挿 入する工程と、開口を介してガイドワイヤーを気管に残したまま針をはずす工程 と、気管中の開口を広げる工程と、カニユーレを開口に挿入する工程と、ガイド ワイヤーをはずす工程とを含む、気管開口手術を行なう方法に基づく。
この発明の1つの局面において、互いにその中間部分に枢支された一対の枢回可 能な部材であって、その一端にハンドグリップを、他端にはそれぞれの部材に対 して横方向に延びる細長いノーズを有するものを具備し、2つの細長いノーズの 対向する内面には被手術者の気管中の開口に挿入されるワイヤーを収容するため の相補的な凹部が設けられ、2つの細長いノーズの外面は実質的に円錐状であっ てその直径が外端に向かうにつれて小さくなっており、それによってその中のワ イヤーに導かれて気管開口中へのノーズの挿入が容易になっており、2つの細長 いノーズは、ハントグリップを互いに近づく方向に向けて握ることによって互い に離れて気管の開口を広げることができ、それによってそこを通るカニユーレの 挿入が容易になる。被手術者に気管開口手術を施すために特に有用な器具を提供 する。
この発明のもう1つの局面において、気管に小さな開口を形成することによって 気管を貫通するための注射器及び注射針であって注射器を注射針からはずすこと ができるものと、注射器が気管を貫通した後、注射針を介して気管内に挿入され る可撓性のガイドワイヤーと、器具がその閉じた位置にある時に可撓性のガイド ワイヤーに導かれて小さな気管の開口中に挿入される上記器具とてあって手動的 に開かれて気管の開口を広げるものと、器具によって気管の開口が広げられた後 に該開口に挿入されるカニユーレとを含む、被手術者に気管開口手術を施すため に特に有用な装置を提供する。
上述した気管開口手術を行なうための方法及び装置は今日一般的に行なわれてい る従来の方法に比べて多くの重要な利点を有する。すなわち、従来の方法では約 20分ないし30分を要するが、上記した新規な方法ではこの時間の何分の1、 すなわち1分間又はそれ以内に行なうことができる。これにより、窒息死の危険 性がある場合における緊急状態において、この新規な方法は特に有利なものとな る。さらに、この新規な方法は熟練した外科医を必要とせず、比較的短い指示の 後に他の医師又は医療補助員によって行なうことができる。さらに。
この新規な方法は、血管をリティゲートすることなく迅速に行なうことができる の−でかなり安全である。また、感染の可能性かより少なく、気管か詰まる可能 性もより小さい。
この新規な方法は緊急の状態において特に有用であるが、病院に3いて緊急を要 さない場合にも用いることができる。
この発明のさらなる特徴及び利点は以下の説明から明らかになるであろう。
この発明を1例としてのみ図面に基づいて説明する。
第1図は、気管開口手術を行なうために特に有用なこの発明の器具の1つの形態 を示す。
第2図は第1図の器具の側面図である。
第33図ないし3c図は、この発明に従って気管開口手術を行なうために第1図 及び第2図の器具と共に用いるための装置の他の要素を示す。
第4a図ないし4j図はこの発明に従って気管開口手術を行なう工程を示す。
第5図は第1図及び第2図の器具における変形を示す。
第6図は改良された拡張器具を示す。
第7図は第6図に示す拡張器具の開いた状態を示す部分図である。
第8図は改良された注射針を示す。
第9図は改良された可撓性のガイドワイヤーを示す。
第1図及び第2図に赤され、それらの中で一般的にTで示される器具は、ピン4 の周りに、その中間部分に枢支された枢回可能な部材2.3を含む、2つの部材 のそれぞれはピボット4の一端にハントグリップ5.6を有し、他端に細長いノ ーズ7.8を有する。特に第2図に示すように、2つの細長いノーズ7.8はそ れぞれの枢回可能な部材1,2に対して角度をもって横方向に延びる。2つの枢 回可能な部材1.2は第1図に示すように一対のバネ9.10によってその閉じ られた位置に付勢され、ピボットピン4の少し外側にある、12において部材6 に枢支されたロッキング部材11によってその閉じた位置にロックされる。
2つの細長いノーズ7.8には、器具が図示の閉じた位置にある際にワイヤー( 30、第3b図)を収容するための円筒状の四部を互いに相補的に規定する、半 円筒状凹部13がその対向する内面に設けられている。2つのノーズ7.8の外 面はテーバのついた円錐状で、それぞれの枢回可能部材5.6においてその結合 部分14から外端15に向けて均一に直径が小さくなっている。
第1図及び第2図に示す器具に加え、気管開口手術を行なうために用いられる他 の要素は、第3a図に示す注射器、第3b図に示す可撓性ワイヤー及び第3C図 に示す、マンドレルを有するカニユーレを包含する。
注射器20(第3a図)は1例えば食塩水のための液体室21.プランジャー2 2及び注射器に取り外し可能に結合でき、その結合可能な側に広がった環状の肩 24を有する注射針23を有する。注射器20は、注射針23を介して貫通する ことによって気管中に小さな開口を形成するために用いられる。注射器の室21 内の液体は、気管が針23によりて完全に貫通されたことを示すために用いられ る。すなわち、注射針23が気管な貫通するために適用される際に、プランジャ ー22を外側に引いて室21に吸引力を与え2貫通が完了するや否や気管からの 空気が室21内に吸入されてこの室内で、手術を行なう人によって容易に認識で きる空気泡を形成する。
ワイヤー30(第3b図)は、注射器23を介する開口よりも小さな外径を有す る、可撓性の小さな直径のものである。手順は、注射針で気管を貫通し注射器の 残りを針から除いた後、ワイヤー30を、注射針を通る通路を介して気管に挿入 する0次に注射針をはずし、その後、ワイヤー30は第1図及び第2図に示す器 具を気管中の小さな開口中に適用することをガイドするためのガイドとして働く 。器具は、第3C図に示すように、マンドレル50及びカニユーレ60を収容す るために十分に開口を広げるために用いられ、マンドレル50及びカニユーレ6 0はワイヤー30によってガイドされながら広げられた開口に挿入される。次い でワイヤーははずされる。
マンドレル50(第3C図)は、その全長にわたって延びる貫通孔55、一端に ある広げられたヘット56及びその他端にあるテーパのついた曲った端部57を 有する。
マンドレル50と共に気管中の広げられた開口に挿入されるカニユーレ60(第 3C図)には、マンドレル50を収容するための、それを介する通路と、ポンプ 装置に接続可能な広げられたヘッド66を有する。カニユーレ60の他端67は 図示のように曲っており、風船68を受容する。風船68は、気管に栓をし、そ れによって気管にポンプされた空気が被手術者の肺を通過し、被手術者の口又は 鼻を通った空気が通過しないことを確保するためにふくらませることができる。
カニユーレ66には、カニユーレが気管に挿入される際に風船をふくらませるた めの、風船68に至る小管69が設けられている。好ましくは、小管66の外端 は、気管内の風船68がふくらんだことを示すためにふくらむ別の小さな風船6 9゛を有する。
注射針23の広がったヘッド24もまた、緊急状態において気管に空気をポンプ するために空気ポンプに接続することができる。
第43図ないし4j図は、第1図及び2図並びに第3a図ないし30図に示すこ の発明の装置を用いて気管開口手術を行なう工程を示す。
すなわち、第4a図は操作を開始する前の被手術者の通常の状態を示し、第2b 図は気管の位置をつきとめるために被手術者ののどを触る工程を示す、これは、 気管の寸法が大きいのて難しいことではない。
このようにして気管をつきとめた時、それに注射針23を通すことによって気管 内に小さな開口を形成するために注射器20を用いる(第4C図)、この操作の 際、プランジャー22をわずかに引いて注射器の室21に連続的な吸引力を与え 、それによって注射針23が気管の壁を完全に貫通するや否や空気が注射器の液 体室21に吸入され、そのことは、第4d図に示すようにこの室内の液体中に泡 が形成されることによって直ちに知ることができる。これが起きると直ちに注射 器2oを注射針からはずし、注射針は気管中に残す、ガイドワイヤー30を次に 注射針を介して気管に挿入しく第4e図)1次いてガイドワイヤーを気管に残し たまま注射針をはずす(第4f図)。
第1図及び第2図に示す器具を次に小さな気管開口を広げるために用いる。これ は、器具を第1図に示す閉じた位置に移動し、ブロック11を図示の位置に枢回 させることによってその位置にロックする。ブロック11は、2つのハンドグリ ップ5.6が握られて2つのノーズ7.8が開かれることを防止する。器具の2 つのノーズ7.8は図示の閉じた状態にあるが、ガイドワイヤー30の外端はノ ーズの対向面中に形成された半円筒状の凹部によフて形成された開口13を通り 、気管中に形成された小さな開口にノーズを導く、これは2つのノーズの外面が 円錐状であることによって助けられる。
気管開口が十分に広げられた時に、ワイヤー30をはずし、開口を器具によって 広げた状態に保ちながらマンドレル50及びカニユーレ60を気管開口に挿入す る(第41図)0次いてカニユーレ60たけを気管開口に残してマンドレル50 及びガイドワイヤー30をはずす(第4j図)0次にカニユーレの端部にある風 船68をふくらませて被手術者の気管から口及び鼻に至る空気通路を遮断するこ とができ、それによってカニユーレを通る空気が被手術者の肺に通り、被手術者 の口及び鼻通路を通って逃げないことが確保される。風船68の適正な膨張は、 気管の外部にある小さな風船7oの膨張によって示される。
先に述べたように、緊急事態がこれらの操作のいずれかの間又は手術が完了する 前に起きた場合には、注射針23の広がったヘッド24を介して気管に空気をポ ンプすることがてきる。
マンドレル50の機能は気管へのカニユーレ60の導入を容易にすることである 。マンドレルは従ってカニユーレと共に気管開口に挿入され、一旦カニューレが 適正に開口中に位置すると、マンドレルははずされる。
所望ならば、カニユーレ上の差し込み溝に受容される差し込みピンをマンドレル 上に設けることによってマンドレル50を取り外し可能にカニユーレ60に連結 することができる。この場合、カニユーレは、これとマンドレルとが気管に挿入 される間マンドレルに連結され、カニユーレが適正に位置付けられるや否やマン ドレルをわずかに回転してカニユーレ溝からピンをはずし、カユーレを適正位置 に残したまま引き抜くことができるようにする。
従来の気管開口手術が20分ないし30分を要するのに対し、この操作は30秒 ないし60秒で行なうことができる。この実質的な時間短縮の故に、この操作は 緊急事態に特に適している。さらに、この方法は、比較的短い指示により、医師 又は医療補助者によって行なうことができ、熟練した外科医を必要としない。そ のため、外科医かいない場合における緊急事態にとって特に有用である。さらに 、操作は動脈又は静脈を切断することなく行なわれるので、従来の方法に比べて 患者にとってかなり安全であり、感染の可能性も小さい。
好ましくは、第1図及び第2図に示す器具のノーズ7.8はそれぞれ20腸璽な し)し30■てあり、それぞれの枢回可能な部材に対して90度ないし135度 の角度で延び、その外面の直径はその外端15において工ないし2.5曽−であ り、それぞれの枢回可能な部材2,3との結合部分14において3ないし5mm である。第1図及び第2図に示す好ましい具体例において、ノーズの長さは25 II■であり、それぞれの枢回可能な部材2.3に対して約100度の角度に延 び、その外面は内径2■園ないし41蓋からテーパする。それらの半円筒状の凹 部13は、それらが受容する可撓性のガイドワイヤー30の直径よりもわずかに 大きい、記載した好ましい具体例では、可撓性のワイヤー30の直径は1.0  mmであり、ノーズ7.8の対向する内面中の凹部の直径はわずかに大きく約1 .51−である。
第5図は第1図及び第2図に示す器具Tの構造の変形例を示す、比較のため、同 一の部材には同一の参照番号を用いる。
第5図に示す変形例では、枢回可能なブロック11は省略され、その代りに器具 を図示の閉じた位置にロックするための一対のリンク71.72がハンドグリッ プ5.6の外端に設けられている。すなわち、2つのリンク71.72は、73 て示されるそれらの内端で互いに枢支され、それらの外端74.75においてそ れぞれのハントグリップ5.6にそれぞれ枢支される。第5図に実線で示される ように2つのリンクが一直線上にある場合にはそれらはハントグリップをその閉 じた位置にロックするが、単にピボット73を外側に移動させることによって2 つのリンクが直線上に並ばなくなるとリンクはハントグリップのロックを解除し てハンドグリップが押されて互いに近づくことを可能にし、それによって上述の ように開口を広げる時にノーズ7.8を離れさせる。
改良された拡張器具が第6図及び第7図に示されている。枢回可能な部材102 .103とそれらの細長いノーズ107,10Bとの連結部分において、一般的 に200で示されるガードが設けられており、皮膚の下に過度に貫通することか 防止される。ガード200は、それぞれの枢回可能部材102.103とその細 長いノーズ107.108の連結部分にそれぞれ固定される2つの部分201, 202から成り、従って、細長いノーズと共に開き(第7図)又は閉じる(第6 図)。
2つのガード部分201.202のそれぞれは平坦で、はぼ1/4円の形状をし ており、枢回可能な部材がその閉じた位置(第6図)にある時には2つのガード 部分が協働して実質的に半円のガードを規定し、直径方向の直線端部200aは 細長いノーズ107.108と実質的に直線上に並び、曲線状の端部200bが 実質的に細長いノーズの下に延びるようにそれぞれの枢回可能な部材102.1 03に対してそれぞれ実質的に平行に延びている。
細長いノーズ107,10Bはそれぞれの枢回可能な部材102,103に対し て115度の角度を形成する。さらに、細長いノーズのそれぞれには107a。
108aで示されるようにテーバがつけられており、その角度は好ましくは30 度である。
第6図及び第7図に示す拡張器具における他の改良点は、2つのハンドグリップ 105,106のそれぞれの内面に、停止部材205,206が設けられ、ハン ドグリップが握られた際に停止部材同志が当たって細長いノーズ107.108 の開いた位置が制限されることである。
さらなる改良点は、注射針23か、注射器室及びプランジャーを包含する注射器 の他の部分とは分離して注射針を保持するために指グリツプホルダー21O(第 8図)を有することである。さらに、注射針は第8図の23aに示すようにわず かにその外端部において湾曲している。このような構造は、以下により詳しく説 明するように、先ず注射針のみ(すなわち、注射器の残りの部分を伴わないで) を患者の皮膚を介して気管に挿入し。
次いで注射器を注射針の広がったヘッド24に施すことを容易にすることが見出 された。
さらなる改良点は、第9図に示すように、金属ガイドワイヤー30が内部可撓性 コア220と、その上に外部可撓性コイル222を有することである。外部コイ ル222の一端が、スポット溶接又は接着により内部ワイヤーコア220に22 6において固定され、コイルの外端は内部コアから突出してフリーな円錐状の端 部222aを形成している。このような構造は、注射針を介して可撓性ガイドワ イヤーを気管中に導入することを容易にすることが見出された。
気管開口手術の手順は、第4a図ないし4j図に基づいて説明した方法と基本的 に同じであるが下記の変形を有する。
患者は頭を横たえ、肩を上げて仰向けになるべきである(例えば巻いたシート又 は毛布を用いることによって)、医師は気管をパルベート(palpate)  L/て上部胸骨ノツチ(supra−sternal notch)の約2セン チ上のスポットを位置決めする。
患者の後に位置すべき医師が注射針23の指ホルダ−210を掴み、軟骨環の間 を通って気管に注射針を挿入する。これは針の湾曲した端部によって助けられる 0次に、注射器(添付の図面には図示しない)を注射針に挟む、この場合、注射 器室は単に空気によって充填することができる。注射器プランジャーな外に引っ 張って気管の貫通が完了したかどうかを調べる。これは1貫通が完了している場 合には注射器プランジャーの動きが比較的自由になるので容易にわかる。これが 確かめられれば直ちに針をさらに挿入することを止める。これにより、気管の前 壁を貫通するが後壁は貫通しないことが確保される0次に、注射器をはずし注射 針30を、指グリツプホルダー210の助けを借りて気管内の適正な位置に保持 する。
注射針の湾曲はこのように、気管の後壁を貫通することなく前壁を貫通すること を容易にする。
注射器をはずした後、ガイドワイヤー30を次に注射針23の中空部分を介して ガイドワイヤー30が気管中に完全に延びるまで挿入する。これはガイドワイヤ ー30の外部コイル222、特に内部コアワイヤー220の先端から突出するコ イルの円錐状端部222aによって容易になる0次にワイヤーを適正位置に残し たまま針をはずす。
第6図及び第7図に示す拡張器具は次に、ガイドワイヤーの周りの細長いノーズ 107.108を閉じる。
ガイドワイヤーはノーズに形成された半円状の四部によって収容される。そして 器具は、第6図に示すように、ロッキングリンク171.172によってその閉 じた位置にロックする。器具を次に金属ガイラドワイヤー30に沿って、ノーズ の先端が気管に入るまて進める。
次にロッキングリンク171.172を開き、ハンドグリップ105.106を 握って細長いノーズ107.108を離し、それによって気管を介する開口を拡 張する。細長いノーズ107.108のこの開いた位置は、ハンドグリップ10 5.106に担持される停止要素205.206によって制限される。金属ガイ ドワイヤーを次にはずし、カニユーレを上述と同様にして導入する。
この発明を1つの好ましい具体例に関して説明したが、多くの他の変形、修飾及 び適用が可能であることが理解されるであろう0例えば、記載した器具及び技術 はまた1人体の他の部分にカニユーレ又は類似の物品を導入するために用いるこ とができる。
F/Cy、4a nθ、4b 国際調査報告 ANNEX To THE INTERNATIONAL 5EARCHREP ORT 0NrNTERNAnONAL APPLTCAnON No、 PC T/All 87100085US 4520810 1L 66852

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.互いにその中間部分に枢支された一対の枢回可能な部材であって、その一端 にハンドグリップを、他端にはそれぞれの部材に対して横方向に延びる細長いノ ーズを有するものを具備し、2つの細長いノーズの対向する内面には被手術者の 気管中の開口に挿入されるワイヤーを収容するための相補的な凹部が設けられ、 2つの細長いノーズの外面は実質的に円錐状であってその直径が外端に向かうに つれて小さくなっており、それによってその中のワイヤーに導かれて気管開口中 へのノーズの挿入が容易になっており、2つの細長いノーズは、ハンドグリップ を互いに近づく方向に向けて握ることによって互いに離れて気管の開口を広げる ことができ、それによってそこを通るカニューレの挿入が容易になる、被手術者 に気管開口手術を施すために特に有用な器具。
  2. 2.一対の枢回可能な部材を、そのノーズの内面が互いに当接する閉じた位置に なるように付勢するためのバネと、一対の枢回可能な部材を共にその閉じた位置 にロックするロッキング部材とをさらに有し、前記ロッキング部材は手動的に移 動させて一対の枢回可能な部材のロックを解除することができ、それによってそ れらのハンドグリップを握って前記ノーズを離すことが可能である請求の範囲第 1項記載の器具。
  3. 3.前記ロッキング部材は、その内端が互いに枢支され、その外端がハンドグリ ップの1つの外端に枢支された一対のリンクを含む請求の範囲第2項記載の器具 。
  4. 4.前記ノーズはそれぞれの枢回可能な部材に対して90度ないし135度の角 度で20ないし30mm延びる請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1項に 記載の器具。
  5. 5.枢回可能な部材とそれらの細長いノーズとの連結部分に、皮膚の下への過度 の貫通を防止するためのガードをさらに有する請求の範囲第1項ないし第4項の いずれか1項に記載の器具。
  6. 6.前記ガードは、枢回可能な部材の1つとその細長いノーズとの連結部分にそ れぞれ固定される2つの部分を有する特許請求の範囲第5項記載の器具。
  7. 7.前記ガート部材のそれぞれは平坦で、ほぼ1/4円の形状をしており、一対 の枢回可能な部材がその閉じた位置にある時には2つのガード部分が協働して実 質的に半円形状のガードを規定し、直径的な直線端部は実質的に細長いノーズと 直線上に並び、湾曲した周縁は細長いノーズの下に延びるように、それぞれの枢 回可能な部材に対して実質的に平行に延びる請求の範囲第6項記載の器具。
  8. 8.気管に小さな開口を形成することによって気管を貫通するための注射器及び 注射針であって注射器を注射針からはずすことができるものと、注射器が気管を 貫通した後、注射針を介して気管内に挿入される可撓性のガイドワイヤーと、器 具がその閉じた位置にある時に可撓性のガイドワイヤーに導かれて小さな気管の 開口中に挿入される請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項に記載の器具 であって手動的に開かれて気管の開口を広げるものと、器具によって気管の開口 が広げられた後に該開口に挿入されるカニューレとを含む、被手術者に気管開口 手術を施すために特に有用な装置。
  9. 9.前記注射針は注射器の一端に取り外し可能に固定され、気管内への貫通を制 限するために前記一端に環状の肩を有する請求の範囲第8項記載の装置。
  10. 10.前記カニューレは、それを介する貫通孔中にマンドレルを収容し、該マン ドレルモマタ、気管開口が前記器具によって広げられた後に気管内にカニューレ をマンドレルと共に挿入することを容易にするガイドワイヤーを収容するための それを介する貫通孔を有する請求の範囲第8項又は第9項記載の装置。
JP62502437A 1986-03-28 1987-03-27 気管開口手術を行なうための装置及び方法 Pending JPS63503281A (ja)

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