JPS63502615A - 測光分析装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 測光分析装置 本発明は測光分析装置に関し、詳しくは酵素免疫性のテスト（ＥｒＡまたはＥＬ ＩＳＡ）のような化学反応の終点を決定するのに用いられる。なお、本装置の基 礎となる一般概念は請求の範囲第１項に記載されている。

従来知られている測光分析装置は、分析のやり方が複雑であり、完全自動式でな いため誤りを生じやすく、また個々の分析段階は相互に融通のきかない関連を有 するため多様性がない。

例えば、ＤＥ−Ａｔ−３５００６３９は、固定のサンプル投与器、別途の同様に 固定された試薬投与器、水平面に平行に働く複数の測光器、測光値だけを計算す る計算機、および種々の機械的動作や投与器のための別途の制御手段を有する測 光分析装置を開示している。

この公知の装置は操作するのが難しくしかも分析の手順や要件を変更するのに適 しないようになっている。この装置のシステム全体および多くの個々の作動成分 をコンピュータにより監視する機能がないため、との装置は誤りや故障の生じや すさが増す。

本発明は、これらの欠点のいくつかを救済するものである。本発明は、請求の範 囲においてその特徴が述べられているように、サンプルの調製から測光結果の評 価までの完全に制御された分析処理を可能にし、かつ、簡単な設計と各構成要素 の最適な組み合わせとの結果として最高の信頼性および融通性を保証する測光分 析装置を提供する。

本発明によって得られる利点は、本分析装置はコンパクトかつ多面的であり、そ して完全自動式であるためおよび作動過程を制御するため実際上誤りなく操作す ることができるということに本質的に存在する。

本発明により提供された分析装置およびその操作法をいくつかの例を用いて以下 に詳細に説明する６分析用に選ばれたサンプル、例えば酵素免疫性テスト（ＥＩ ＡまたはＥＬＩＳＡ）に必要な試薬、および検査されるべきテスト溶液は、主ラ ック１上の、コンピュータプログラムによって割当てられた位置に在る主ラック １上に置かれる。主ラック１は本分析装置の所定位置に置かれ、そして、このコ ンピユータ化された自動機械は始動される０次いで、本分析装置はサンプル分布 アーム５上に支持された単一チャンネルピペット（ｓｉｎｇｌｅ　ｃｈａｎｎｅ ｌ　ｐｉｐｅｔｔｅ）　１１にょフて分析に必要な量のテスト液および試薬を取 り出し、これらをワークテーブル３の所定位置上に置かれた微量滴定板４ヘアー ム５によフて運ぶ。

次に、このように調製された微量滴定板４は、ワークテーブル３上に置かれた定 温器ｌｏ内へ移動される。ワークテーブル３は水平面内で所望のＸまたはｙ方向 へ移動することが可能である。定温器１０の役割は、例えば微量滴定板４を抗原 あるいは抗毒素で被覆するために、微量滴定板４上のテスト液を昇温（２５〜３ ７℃）下に貯蔵しておくことにある。保温時間は、典型的には３０ないし１２０ 分でてるため、定温器内には昇降機１３が設けられており、微量滴定板４を垂直 に６個まで保管可能としている。所期のとおり保温した後、微量滴定板４は再び 定温器１０から取り出されてワークテーブル３上の最初の位置に戻され、そして 多重ヘッド１２（２重の４方向ヘツドであり、その８個のノズルは螺動ポンプへ の導管をそれぞれ有する）の４方向蛎動によってすすがれる。すすぎに用いる液 はすすぎ液ａ１９に流出する。微量滴定板４上に残る抗原あるいは抗毒素での被 覆は、該多重ヘッド１２の試薬投与部の４方向蝮動によって所要量の試薬と置換 され、そして微量滴定板は再び定温器１０へ戻される。この手順（洗浄、試薬の 添加、保温）は、行なわれるべきテストによっては、数回繰返すことができる。

次段階の測光計測に必要な、例えばペルオキシダーゼ酵素を触媒とする呈色反応 は、この最終段階において起こる。呈色反応は、適当な溶液の添加によって停止 されるかまたは予定の反応持続時間の直後に計測される。

それから微量滴定板４はワークテーブル上に設けられた検光器６の光路７を通過 させられる。このとき、微量滴定板４の凹所１４内に置かれた個々の着色溶液の 光度計測を行なうことができる。用いられる波長は典型的には３４０〜７００ｎ ｍであり、この波長範囲においてはフィルタ検光器（８つの異なる波長）を用い て２色で操作するのが好ましい。

平らな基板として設計された微量滴定板４を用いることは、曲面状の基板を用い た場合にみられるような光度計測をくるわせる光路の偏向を生じないため、特に 好都合であることが判明した。

−たん光度計測が行なわれたら、微量滴定板４はワークテーブル３から人手によ り取り外され、そして廃棄される。

また、全ての作業工程は自動的に行なわれ、そしてプログラム可能なコンピュー タ８によフてモニタされる。

分析装置それ自身は木質的には独立したコンピュータによって、例えばＩＢＭ　 ＰＣによって制御されるが、一方分析装置に一体に統合されたコンビエータは、 それぞれの異なる下位構成成分に命令を与え、また、その分析装置をモニタする のみである。

本発明によって提供される分析装置の他の改良された実施態様は、主ラック１を 回転板の形状に設計することと、またコード化されたライン　リーダー（ｃｏｄ ｅｄ　１ｉｎｅｒｅａｄｅｒ　）を備えた分析装置それ自身を設計することから 成る。その結果、サンプルを誤って入れ換える可能性が実質的に無くなり、分析 に対する信頼性がさらに高まる。

本発明によフて提供される測光分析装置の処理能力および融通性もまた、ワーク テーブル３の流入部における微量滴定板４用の保管場所１５を設けることにより さらに増大させることができる。該保管場所は、昇降機構を設けて新しいあるい は既に処理済の微量滴定板４を保管できるようにすることが好ましい。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　ＴＯ’ｈｒｌＥ　ＺＮＴＥＲａＮＡＴ：ＣＮＡ乙５ＥＡＲＯ（：Ｉ ！：？ＯＲＴ　０ＮＩＮＴＥＲ１１１ＡＴ１ＯＮＡＬ　ＡＥ’ＰＣＪＣＡ’！’ ＩＯＮ　Ｎｏ、　？ＣＴ／ＣＨ＋３７１０００２２　（ＳＡ　１６！８２）ｒ酋 ｐｏｒｔ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．種々のサンプ管２を保持する主ラック１と、主ラック１の横に配設され水平 面内で所望のｘ／ｙ方向に位置決め可能で微量滴定板４を支持するためのワーク テーブル３と、主ラック１およびワークテーブル３の上方に配設されかつ水平面 内でどの方向にも位置決め可能なサンプル供給アーム５と、ワークテーブル３の 領域内に配設されかつ光束がワークテーブル３のｘ／ｙ平面に垂直に交叉する検 光器６と、そして、測光分析装置全体を制御するプログラム可能なコンピュータ ８とを具備することを特徴とする、特に酵素免疫性テストを行なうための測光分 析装置。
2. ２．ワークテーブル３の上方に配設され垂直方向ｚに移動可能で吸込管および／ または試薬投与機能を有する多重ヘッド１２を備えることを特徴とする、特許請 求の範囲第１項記載の測光分析装置。
3. ３．昇降機構１３を有し、１またはそれ以上の微量滴定板４を保持するための定 温翠１０を備えることを特徴とする、特許請求の範囲第１項または第２項のいず れかに記載の測光分析装置。
4. ４．サンプル供給アーム５が垂直方向に移動可能な単一チャンネルピペットを保 持することを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載 の測光分析装置。
5. ５．主ラック１が回転板からなることを特徴とする、特許請求の範囲第１項ない し第４項のいずれかに記載の測光分析装置。
6. ６．多重ヘッド１２は、２中の４方向ヘッドとして設計され、試薬を投与するた めの４方向蠕動性および／または吸引のための４方向蠕動性を有することを特徴 とする、特許請求の範囲第１項ないし第５項のいずれかに記載の測光分析装置。
7. ７．微量滴定板４が平らな基板として設計された、特許請求の範囲第１項ないし 第６項のいずれかに記載の測光分析装置。
8. ８．ワークテーブル３のｘ／ｙ軸の下方に配設されたすすぎ液槽９を備えること を特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第７項のいずれかに記載の測光分析 装置。
9. ９．コード化されたラインリーダを備えたことを特徴とする、特許請求の範囲第 １項ないし第８項のいずれかに記載の測光分析装置。