JPS63502427A - ナイセリア・ゴノロエアエの主要鉄調整タンパクおよびワクチンとしてのその用途 - Google Patents

ナイセリア・ゴノロエアエの主要鉄調整タンパクおよびワクチンとしてのその用途

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JPS63502427A JP61506124A JP50612486A JPS63502427A JP S63502427 A JPS63502427 A JP S63502427A JP 61506124 A JP61506124 A JP 61506124A JP 50612486 A JP50612486 A JP 50612486A JP S63502427 A JPS63502427 A JP S63502427A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ナイセリア・ゴノロエアエの主要鉄調整タンパクおよびワクチンとしてのその用 途 本主班夏丘! 本発明は、単離された免疫特異性の抗原的に実質上純粋な形のNe1sseri a gonorrhoeae (ナイセリア・ゴノロエアエ)の主要鉄調整タン パク、およびワクチンとしてのその用途に関する。
鉄制限下に成育した時N、 gonorrhoeae (淋菌)によって発現さ れる膜タンパクが研究された。Norquist et al、 TEMS M icrobiol。
Letters 4 : 71−75 (1978)は、いくつかの高分子it  (70,000ないし100,000)膜鉄調整タンパクの存在を記載した。
その後の研究は、これら高分子量鉄閣整タンパクと、同様に見掛は分子量約37 .000を有する以前未同定の鉄調整タンパクの存在を確認した。Mietzn er etal、 Infect、 Imn+un、 45 : 410−41 6 (1984) ; WestおよびSparl−0ing、同誌、 47  : 388−394 (1985)。このタンパクを純粋な形で単離する試みは なされなかったが、感光性銀染色で可視化したドデシル硫酸ナトリウム−ポリア クリルアミドゲル電気泳動は、このタンパクは鉄制限条件下に成育した淋菌から のザルコシル不溶性膜調製物の主要成分であることを示した。この理由で、この タンパクは主要鉄弱整タンパク(MIRP)と呼ばれる。Mietzner e t aL前出。
今日まで調べたすべての淋菌は鉄制限条件下このクンバクを表現し、そしてベプ タイドマップはこのタンパクの構造は二つの関連のない淋菌株中に高度に保存さ れることを示す。−est et aL同誌、47:38B−394(1985 )は淋菌鉄調節タンパクの発現を調べ、それらは整合的に調整されないことを決 定した。鉄源として種々の鉄含有タンパクの存在下、異なる淋菌株は鉄調整タン パクの異なる組合せを発現した。MIRPは試験した鉄含有分子のすべての存在 下に発現された。すべての鉄制限条件下このタンパクの一貫した発現およびその 淋菌内の保存は淋菌による鉄獲得に中心的役割を果たしているとの推測を促した が、鉄摂取における直接の機能の今日の認識はMIRPに帰せられている。
これまてNe1sseria gonorrhoeaeの多数の株に対して有効 性を有する成功的ワクチンは提供されていない。ワクチン製造を妨げている主な 問題の一つはN、g、微生物の抗原不均一である。
抗原不均一のこの問題に対する報告されている解決法は淋菌ピリンからの共通ペ プタイド域の使用である。そのようなペプタイド域はMI RPには発見されて いない。それ故、Ne1sseria属の種々の種からのMIRPはそれにもか かわらず抗原的に均質であることを発見したことは驚くべきである。
N、 gonorrhoeaeのMIRPの理解を容易にするため、このタンパ クを合理的な量で精製する方法が開発された。これは精製したMIRPが淋菌微 生物に対するモノクロナール抗体の産生を刺激する能力の発見と、そして感受性 宿主における淋菌感染に対し保護するワクチンとしての用途を可能にした。
本衾肌■槻翌 組成物面において、本発明は単離した、免疫特異性の抗原的に実質上純粋な形に おける、Ne1sseria属の病原性種のMIRPに関する。
他の組成物面において、本発明は感受性宿主中に該病原性種に対する抗体の免疫 レベルの産生を刺激するのに有効なそのタンパク性抗原成分として含む、Ne1 sseria属の病原性種による感染に対するワクチンに関する。
他の組成物面において、本発明はMIRPタンパクに対する単離されたモノクロ ナール抗体に関する。
方法面において、本発明は感受性宿主へ、単離された免疫特異性の抗原的に実質 上純粋な形のMIRPの該宿主を免疫するのに有効な量を投与することよりなる 、感受性宿主をNe1sseria属の病原性種による感染に対し免疫するため の方法に関する。
他の方法面において、本発明は主要鉄調整タンパクを実質上純粋な形で単離する ための方法に関する。
祥組星星亀 免疫学的に純粋な形における淋菌MIRPの単離は、このタンパクはイオン交換 および/またはゲルクロマトグラフィーによってそれから区別できないタンパク から、かなり特異的な界面活性剤対総タンパク重量比において陽イオン界面活性 剤で淋菌細胞からMIRPの選択的抽出によって分離することができるという発 見の結果である。めいめいの特定界面活性剤についての最適比は、例えば全細胞 または粗膜分画の種々の事前の界面活性剤対タンパク比における抽出と、そして MIRPの実質上すべてを抽出する最小比率をゲル電気泳動によって決定するこ とだけで、全細胞またはその可溶性もしくは粗膜分画についての日常的な実験に よって決定することができる。通常、約0.25ないし0.75.好ましくは約 0.5の界面活性剤対総タンパク比が必要である。淋菌MIRPは有利にはカチ オン界面活性剤セチルトリメチルアンモニウムブロマイド(CTB) で選択的 に可溶化される。
反対に、余計な可溶性物質は同じ界面活性剤により、実質上同じ条件で破壊した 細胞の可溶分から選択的に沈澱することができる。
MIRPは高度に精製された形で上清中に保持される。最高収率のため、MIR Pは粗膜がらおよび破壊した細胞の可溶性分画がら別々に選択的に単離される。
この技術において良く知られているように、陽イオン界面活性剤は、水性媒体に 熔解した時そのアミノもしくは4級窒素上に正の電荷を持っている。増加した水 溶性のため、追加の1級、2級もしくは3級アミン基が一般に分子中に存在し、 またはアミノ窒素はメチルもしくはヒドロキシエチルのような低分子量アルキル 基で4級化することができる。
陽イオン界面活性剤は一般に三つの広いクラス、すなわちfalアミン類、即ち C+gアルキルもしくはアルケニル鎮を有する第3級モノアミンを含む酸素を含 まないアミン、例えば脂肪酸およびロジン酸から誘導された脂肪族モノ−、ジー およびポリアミンの@酸、ナフテン酸およびオレイン酸塩と、そしてアミンオキ シド、エトキシ化アルキルアミン、I−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダ シリンおよびエチレンジアミンのアルコキシレートを含む、酸素含有アミンの両 者i (b) 2−アルキル−1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリ ン界面活性剤1例えばエトキシ化誘導体、例えば塩化ベンジル、ジメチル硫酸お よび他のハロゲン化アルキルとの4級化誘導体;およびアミンオキシド誘導体; (C)第4級アンモニウム塩に属する。
前記界面活性剤のクラスのうち、第4級アンモニウム塩、特に脂肪アルキルトリ 低級アルキルアンモニウムハライドが好ましい。
アミノ酸分析によれば、 Ne1sseria gonorrhoeaeからの MIRPは、後記表Iに述べたプロフィルを大体において有する340個のアミ ノ酸よりなる。それらアミノ酸のうち216は中性(そのうちの19は芳香族、 4は合イオウおよび17はイミノ酸/プロチンである。)であり、76はジカル ボキシル酸であり、そして48は塩基性酸である。後記表■は淋菌MIRPの6 3個のアミノ末端残基を述べている。比較目的のためその表には、株RIOから のタンパク1(PI)(前出Blake et al、 1984)および株R IO(a)およびMSIHbl(前出Blake et al、 1982)か らのタンパクIl (pH)分子のN−末端アミノ酸配列が含まれている。アミ ノ酸分析は、N−末端残基についてアスパラギン酸対リジン2.2:1の比を検 出した。従ってアスパラギン酸はこのアミノ酸として挙げである。すべての他の 残基は純粋化合物として検出された。M I RPおよびタンパクIの最初の5 個の残基は大きな同族性を示す。カッコ中のアミノ酸は、それらの同定はHPL C分析によって決定されたがしかしGLCまたはTLCのどちらによっても確認 されなかったことを示している。
星印(*)は残基がシスチンかまたはシスティンのどちらかであることを示して いる。
淋菌MIRPと免疫学的に実質上同一であるMIRPはNe1sseriaの他 の病原仕種N、 meningitidisにより、そして非病原性メンバーN 、 lactamicaおよびN、 cinereaにより、鉄制限環境におい て成育するとき発現され、そして淋菌MIRPを単離するために採用されるのと 同じ方法によって純粋形に単離することができる。種々のMIRP同族体のアミ ノ酸プロフィルおよび配列はい(らが変化し得るけれども、種々のMIRP同族 体の化学構造におけるこれらの小さな変動は感受性宿主中の種々のNe1sse riaの病原仕種に対する抗体の産生を刺激するそれらの能力には影響しない。
−2j]二Z その医薬組成物面において、本発明は、MIRPの高度に保存された抗原構造に より、好ましくはヒトであるさもなければ感受性の哺乳類宿主を淋菌および関連 する髄膜炎菌感染から保護する淋菌ワクチンに関する。これらワクチンは以下の 形で存在し得る。
1、MIRPのみに基づく淋菌ワクチン。そのようなワクチンは該タンパクに対 する免疫レスポンスを増強するため、アジュバント、例えば水酸化アルミニウム ゲルを含んでもよい。
2、他の精製タンパク成分、例えばMIRPに加え、タンパクIsおよび毛を含 んでいる淋菌ワクチン、そのようなワクチンはアジュバント、例えば水酸化アル ミニウムゲルを含んでもよい。
3、MIRPは担体であり、それへそれ自体は免疫原であるがまたは弱い免疫原 であるペプタイドの免疫原性を増強するため、区切られたベプタイドが化学的に 結合した淋菌ワクチン、MIRPへ化学的に結合したベプタイドの結合はMIR Pの免疫原性を増強し、また抗MIRP抗体の産生を刺激する。
本発明のワクチンは、本発明の抗原的に実質上純粋なMIRPから貯蔵安定性の 、例えば凍結乾燥した形に国製される。臨床用途のため適当な形の製剤は、ワク チンについて慣用な態様で、例えば静菌剤、例えばチメロサルを含有するその溶 液を慣用の無菌バイアル中へ滅菌口過し、その中の無菌溶液を凍結乾燥し、皮下 刺通し得るゴム膜を有するゴムストッパーをカバーする除去し得る蓋を持った慣 用のアルミニウムひだシールキャンプでバイアルをキャンプすることによって実 施し得る。代わりに、MIRP約25μg/−を含有する無菌溶液は破り得るネ ックを有する例えば2威容量のガラスバイアル中に熱熔閉し得る。凍結乾燥製品 は単位投与量当たり、約10μgないし100μg、好ましくは約50μgを与 えるようにパイロ−ジエン不含無菌水で復元することができるや本発明によるワ クチンは、腹腔内、皮肉、脈管内および静脈内注射、および潜在的感染部位への 局所注射もしくは外用塗布を含む、慣用の技術によって投与することができる。
筋肉内および皮下注射が特にヒトに対し該ワクチンを投与する最も効果的な投与 方法を提供するものと信じられる。ワクチンを上記の好ましい方法によって投与 する時、投与量は水酸化アルミニウムゲルのようなアジュバントありもしくはな しで、タンパク約10ないし100/Jgである。
感受性宿主に産生される抗体はgonorrhoeaeを含むNe1sseri aの病原仕種による後からの感染を防止する。
MIRPワクチンを製造するため、免疫特異性の抗原的に実質上純粋な形の凍結 乾燥したMIRPはMIRP25μg/dを含む溶液を得るように、リン酸緩衝 食塩水(PBS)I)H7,0中に熔解される。MIRP熔液は0.22μミリ ポアフィルタ−を通して膜口過によって滅菌される。無菌ワクチンは必要な時ま で4℃で貯蔵される。
本発明のMIRPは、例えばNew Hall et al、 Infecti on andImmuni’ty 28 : 785−791 (1980)の 操作に従って、三官能カンプリング剤、例えばジメチルアジピイミデートジHC iまたはジメチルビメリイミデートジHC1によって慣用の態様で、Ne1ss eriaの同じもしくは他の病原性種からの他の抗原性ポリペブタイドとカップ リングすることができる。前記文献をここに参照として取り入れる。
前に述べたように、N9gonorrhoeaeの主要な鉄調整タンパクは、粗 膜およびザルコスキー不溶膜分画に結合するものとして先行技術に以前記載され た。鉄制限条件下で生育させた淋菌からの膜タンパクの銀染色5DS−ポリアク リルアミドゲルは、タンパクIに匹敵する量でこのタンパクが存在することを示 す。細胞超音波破壊物の可溶性分画の分析は、MTRPは淋菌膜のそれに大体等 しい割合で存在することを示す。可溶性MIRPは膜を通常ベレ7)化するカに おいては遠心に対して抵抗する。これら条件においては、殆どすべてのタンパク ■ (約95%)はペレフトに付属する。膜結合および遊離の両者のタンパクは E、 coli中に観察されている。これらタンパクは結合性タンパクに分類さ れ、生物性質スペースLo内に見出される。T、C,Y、、 Can、 J、  Biochem、 57 : 289−301 (1979) 、 浸透圧ショ ックを用いる淋菌性質タンパクの分析は、淋菌MI RPは浸透圧ショック液中 に見出されないことを示す(未発表データ)。
従ってこのタンパクが外資に局在する可能性は明らかでない。他の可能性は、M IRPは膜とゆる(結合し、超音波処理によって離れることである。これは精製 したタンパクに結合しているLPSについて何故証拠が発見されないかを説明し 得るかも知れない。その代わりに、MIRPは可溶性細胞タンパクであり、その 高度に電荷した性質のため、粒状物と可溶性分画との分離の間膜と結合するとの 可能性は排除できない。しかしながら、このタンパクの実質量が低鉄分培地で生 育した淋菌からの外膜水庖の調製物と結合して観察さ溶離された。この分画は5 DS−PAGEによる分析後主要バンドれる。さらに広汎の洗浄による膜からの MIRPの除去不能とそのザルニスキー不溶性性質はその膜結合を説得させる。
驚くべきことに、MIRPはカチオン洗浄剤セチルトリメチルアンモニウムブロ マイド(CTB)を使用して淋菌膜から選択的に可溶化できることが発見された 。前出のBlake et at (1982)は以前にこの洗剤を低イオン強 度において全淋菌からタンパクIに富んだ分画を沈澱するために使用した。殆ど 全部のMIRPはこれら条件を使用して可溶化できた。厳重な条件において、M IRPに冨む分画がCTB対タンパク比0.5 (W/W)において得られた。
トリトンX−100およびサルコシルのような他のタイプの洗剤の低濃度はMI RPを膜から選択的に可溶化しなった。同様な洗剤対タンパク比において、CT Bは淋菌膜リン脂質を効果的に可溶化し、これがMIRPが淋菌膜から遊離され るメカニズムであろう。
上に記載したのと同じ条件における可溶性全細胞超音波処理物へのCTBの添加 は沈澱の生成をもたらした。MIRPは清澄化した上清中に残っている支配的タ ンパク種である。CTBは低イオン強度条件下において酸性多糖類を沈澱するこ とが既知である。おそらく、超音波処理全細胞の可溶性分画中に発見される核酸 、炭水化物および結合タンパクを沈澱するのはこの性質である。CTB水熔水中 液中IRPの高溶解性は、このタンパクを清澄化した上清中に保持することをも たらす。
粗製品からのMIRPはCM−セファロースへ結合し、そしてNaCJ!の勾配 を使用してf4離することができた。陽イオン交換樹脂へのMIRPの結合は要 イオン洗剤CTBの存在下においてさえも発生した。該タンパクは約150mM NaCeにおける単一ピークとして9.0ないし10.0のpIを持つタンパク ■のそれに類似であった。
の境界により実質上富化されているように見えた。しかしながら見H)け分子量 20.000ないし32,000を持った少量の夾雑タンパクがMI RP含有 分画に付属する。これらタンパクの存在は調製物毎に変化する。Blake e t al (1984前出)は、MIRPの精製に使用したのと同じカラムマト リックスを使用してタンパク■を単離した。
タンパク■は分子量24 、000ないし30,000を持つと報告されている 。Swanson、 J、 Infect、 Ia+mun、 21 : 29 2−302 (1985) 、従って夾雑タンパク■は本発明に従ったMIRP の精製に問題を提供する。
従ってできる限り、タンパク■分子による汚染はもとの接種菌に透明な微生物を 使用して避けるべきである。しかしながら、夾雑タンパクは分子ふるいクロマト グラフィーによって通常除去することができる。さらに、ゲル口過分析はMIR Pがモノマーとして溶離されることを示す。タンパクIは洗剤ミセルと相互作用 するトリマーとして存在することが以前報告された。前出Blake et a l、 1982゜タンパク■も洗剤ミセルと相互作用するが、しかしモノマーと して溶離する(Blake et al+前出、 1984) 、淋菌MIRP は洗剤CTBまたはツビフクージエント3−14のどちらのミセルとも相互作用 するようには見えない。
MIRPの高度に電荷した性質は等電集束法によって分析された。
塩基性タンパクについての等電点決定における困難性は良く文献に出ている。わ れわれの系においては、MIRPは9.35より少し大きいprを持っていた。
しかしながら正確な等電点は決定されなかった。MIRPの塩基性性質の他の証 拠はp H8,0におけるCM−セファロースとのその相互作用であった。加え て、アミノ酸組成はMIRPの最初の5個のアミノ酸はタンパク■の最初の5個 の残基と類似である。MIRPの63個のN−末端アミノ酸残基の水和分析は、 それは比較的親水性セグメントであることを示した。N−末端の主要疎水性セグ メントは、残基15と30の間にあるように見える。アミノ酸組成からのデータ は、このタンパクはタンパクIおよびタンパク■の両者よりも、芳香族アミノ酸 の比率が低いことを示す。
N、 gonorrhoeaeのMIRPは先行技術において検査したすべての 株に共通であると報告されている。
MIRP特異性ウサギ抗血清およびネズミモノクロナール抗体が調製され、そし てNe1sserialiのメンバーの中のMIRPの抗原性保存の分析に使用 された。結果は、似た見掛は分子量を持った抗原的に関連した鉄調整タンパクが N、 meningitidis、 N、 bactamtcaおよびN、 c inereaのすべての株にσ在することを示す。しかしながら、Ne1sse ria属の残りの非病原性種は同様なタンパクを発現しない。特に病原菌N、  gonorrhoeaeおよびN、 menigitidisにMIRPの存在 は、このタンパクは病原性と関連していることを強く示唆する。MIRPは環境 中に利用し得る鉄の欠乏に応答して淋菌によって明らかに産生されるので、この タンパクは淋菌鉄摂取系の機能的成分であると予想することはもっともらしい。
Si+nonson et at。
Infect、 Immun、 36 : 107−113 (1982)は、 N、 meningitidisによる鉄摂取の研究において、鉄欠乏髄膜炎菌 からの膜を59Feクエン酸塩とインキュベートする時、鉄の大きない割合が見 掛は分子1i36,500を持つタンパク複合体と結合して残ることを決定した 。抗原的に淋菌MIRPに関連する髄膜炎菌の鉄調整タンパクがこの結合に関与 するかどうかは分析されていない。反対にSimonsonによって実施された のと類似の実験は淋菌について試みられていない。しかしながら、淋菌および髄 膜炎菌の両者は、MIRPのような保存されたタンパクが役割を果たすことがで きる似た鉄摂取系を有するかも知れない。MIRPの本発明の精製品の入手可能 性はこの可能性のそれ以上の追求を容易にするであろう。
実質上純粋な形における淋菌MIRPの単離は、感染したヒトにおけるMIRP 特異性免疫グロブリンを測定する免疫学的アッセイにおいて純粋のMIRPを使 用するため、このタンパクは感受性宿主にNe1sseriaの病原性種に対す る抗体の産生を刺激するとの決定を可能にした。非感染のヒトはMIRP特異性 免疫グロブリンを欠き、それによってMIRPの免疫原性を確認させる。
MIRPがそのような抗体産生を刺激するとの発見は、感受性宿主がそれからM IRPが単離された特定の病原性種ばかりでなく、Ne1sseriaの他の病 原性種による感染に対しても免疫化できるとの発見を可能にした。
さらに考究することなく、当業者は以上の説明を用いて本発明をその全範囲にお いて利用することができるものと信じられる。それ故以下の好ましい特定の実施 例は単に例証であり、開示の残部の限定ではないと解すべきである。
以上のテキストおよび以下の実施例において、すべての温度は見禎正の摂氏で述 べられ、そしてすべての部およびパーセントは特記しない限り重量による。
訓二−−−製 xg、hv−−1%(v / v ) Iso Vitale−X (BBL  Microbio−1ogy Systems、 Cockeysville、  Maryland)および0.5%(W/V)グルコースを補強したGC寒天 培地(Difco Laboratories、 Detroit。
Michigan)を淋菌の日常的保存のために使用した。培養物は0024% を含む給温した雰囲気中37℃で発育させた。以前に記載した基本的液体培地を 生物の発育のために使用した。Mietzner et aL (1984)前 出。原子吸光分光分析は、この培地は約8.0μM鉄を含有することを示した。
培地中の遊離鉄を減らすため、デスフエラルメシレート25μM(チバガイギー 社)を添加した。淋菌はこのキレータ−へ結合した鉄を除去することができず、 このため理論上はこの生育培地中の遊離鉄は過剰のデスフエラルのため制限され る。この培地を低鉄分培地と呼ぶ。
ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、アクリルアミド、2−メルカプトエタノー ル、尿素、5DS−ポリアクリルアミドゲルのための分子量標準、およびブロモ フェニルブルーはカリフォルニア州すッチモンドのBioRad Labora toriesから、トリス(ヒドロキシメチル)−アミノメタン塩基(トリスバ ッファー)、セチルトリメチルアンモニウムブロマイド(CTB)、)リドンX −100,フェニルメチルスルホニルフルオライド(PMSF)、およびエチレ ンジアミンテトラ酢酸(EDTA)はミズリー州セントルイスのシグマケミカル 社から、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N′−2−エタンスルホン酸( HPESバッファー)はオハイオ州クリーブランドのリサーチ、オーガエックス 社から、CoomassieブリリアントブルーR−250(coomassi eブルー)はメリーランド州ベセスダのベセスダ、リサーチ、ラボラトリーズか ら、ツビソクタージェント3−14はカリフォルニア州うホヤのカルビオケム社 から、カルボキシメチル(CM)−セファロースCL−6B、セ、フアクリルS −3000,ゲル口過分子量標準、およびpi積標準ニューシャーシー州ビス力 タウエイのファルマシア社から入手した。他のすべので薬品は試薬級であった。
バ −17および すべての精製操作および後の実験は、MIRP源として、l i、P、 Willian+s (Baylor CoCo11e of Me dicine。
Houston、 Texas)によって提供されたN、 gonorrhoe ae F62株を使用した。この株の透明(Op”−)、非毛化<p−>変異株 を選択し、接種菌をGCC寒天培地上2詩 からの淋菌を収穫し、そして低鉄分培地中に懸濁した。この懸濁液を同じ培地5 0献を含む3 0 0dネフエロメーターフラスコにュージャージー州パインラ ンドのベルコ、グラス社)を約2 5 Klett単位(隘54フィルターを備 えたKlett−Summerson 比色針を用いてモニターする時)の密度 へ接種するために使用した。濁度は旋回シェーカー中37℃でのインキュベーシ ョンの間間隔を置いて測定した。中期対数フェーズに達した時、これら懸濁液は 低鉄分培地に1:lOに希釈された。培養は培養物が後期対数フェーズ(100 ないし1 2 0 Klett単位)に達するまで継続され、その時細胞が遠心 (10.0OOx g, 1 0分間.4℃)によって収穫された。
′−゛シル、ト1ウムーポIアク1ルアミ゛ル° °(SDS二P人l 5DS −PAGEは前記ゲルと、Laemmli. U.に、+Nature 227  : 680−5 (1970)記載のバッファー処方を使用して実施した。解 像ゲルは10%アクリルアミド(W/V)よりなり、そしてMietzner  et al+ (1984)前出に記載されているようにNaCl2701を含 有していた。すべてのタンパク測定はMarwell et al, Anal 。
Biochem. 87 :210 (1’978)の方法を用いて実施した。
タンパク濃度は62.5mM)リスバッファ+,pH6.8.2%(w/v)S DS。
10%(V/V)グリセロール、0.001%(W/V)ブロモフェニルブルー 、および5%(V/V)2−メルカプトエタノールよりなる最終サンプルバッフ ァー中1■/献へ調節された。希釈後、サンプルは100℃へ加熱され、5分間 保持された。電気泳動は長さ140鶴および厚さ21のスラブゲルを用いて実施 された。一定した電流(16mA)が−夜室温でゲルへ印加され、そして電気泳 動は染料先端がゲルの底へ達した時に打ち切られた。ゲルは水:メタノール:酢 酸(5 : 5 : 2)中Coomassieブルー0.1%(W/V)溶液 中2〜12時間で染色された。10%(V/V)酢酸溶液がゲルの脱色に使用さ れた。代わりに、ゲルはTsai and Frasch, Analyt。
Biochem. 119: 115−6 (1982)の銀染色法により、過 ヨウ素酸塩酸化工程を省くことによって修飾して染色された。染色の発色はエタ ノール10%(V/V)および酢酸5%( v / v )を含有する溶液を用 いて打ち切られた。
m 培地1!から採取したバクテリアはデービスA規定培地(Dirco )で 1回洗浄した。細胞ペレットは0. 1%(V/V)プロテアーゼ阻害剤(1  0 mM PMSFイソプロパツール中)を含有する1 0 mM PEPE5 バフフアーpH 7. 4の100献中に懸濁した。5減の部分標本を高強度ソ ニファイア−(コネチカット州スタムフォードのプランソン、インスツルメンツ 社)を用いて全部で1分間超音波処理にかけた。この懸濁液を48.000 X  gで60分間遠心した。ベレットは細胞膜について富化され、上清は主として 可溶性タンパクを含んでいた。膜および上清分画はそれぞれに含まれるMIRP の割合について5DS−PAGEによって分析された。
゛ かMIRPの゛ ・可°パ 膜分画に結合しているMIRPは洗剤CTBを使用して選択的に可溶化された。
洗剤対膜タンパクの最適比は以下のようにして決定された。粗製膜をプロテアー ゼ阻害剤を含むHEPESバッファーpH7,4(7)10戚で1回洗い、遠心 (48,000x g、60分、4℃)によってペレット化した。ベレットは1 0mM)リスバッファーpH8,0中に最終相細胞膜濃度1■/淑に懸濁した。
この粗膜懸濁液のId部分標本へ最終濃度0.8%(w/v)までの増加するC TBの量を加えた。洗剤/膜混合物を室温で20分間インキュベートし、48. 0OOX gで60分間(室温)遠心によって不溶分を除去した。上清の等量を 可溶化MIRPについて5DS−PAGEによって分析した。洗剤対クンバクの 最適比は、すべての膜へ結合したMIRPを可溶化するCTBの最低濃度として 定義された。
MIRP−v の 超音波処理した全細胞からのベレットを最終タンパク濃度1 ■/ばへ希釈し、CTBを最適洗剤対タンパク比へ加えた。室温において20分 間インキュベーション後、可溶化タンパクを遠心(48,0OOX g 、60 分、室温)によって分離した。
上清はMI RPが富化され、膜結合MIRPの粗調製物と呼ばれた。
同様な方法が超音波処理された全細胞の上滑分画と結合したMIRPに富む調製 物を得るために使用された。上清分画は10+nM)リスバッファー、pHa、 o中に最終タンパク濃度1■/献へ希釈された。この懸濁液へ、CTB (最終 濃度O,OS%)が加えられ、これは白色沈澱の生成を生じた。この混合物を室 温で20分間インキュベートし、そして沈澱を48,0OOX gにおいて60 分間(室温)遠心によって除去した。得られた上清はMIRPが富化され、そし て可溶性MIRPの粗調製物と呼ばれた。
イオン六 クロマトグーフィー イオン交換クロマトグラフィーによるタンパク の分離は陽イオン交換ゲルマトリックスCM−セファロース6B−CLを使用し て実施された。250xmX20璽璽のカラムは、CM−セファロース6B−C Lを0. I N NaOHの2ベツド容積で、そして次に0.05%(W/V )CTBを含有する10mMトリスバッファー(pH8,0)中のIMNaαの 2ベツド容積で洗浄することによって準備された。カラムは次に0.05%(w /v)CTBを含有する10mM)リスバッファーの5ベツド容積で平衡化され た。粗MIRPi製物をカラムへ適用し、カラムと相互作用しないすべての物質 が溶離するまで最終平衡化バッファーで洗浄した。最終平衡化バッフブーの総容 積500減中のOないしIMのNa便勾配がカラムからタンパクを溶離するため に使用された。カラム流量は20m1/時に維持され、溶離プロフィルはインラ インUV−2モニター(ファルマシア)を用いて280nmにおける吸収によっ て追跡された。
4献の分画が集められた。
ふるいクロマトブーツ − セファクリルS−300がゲル口過クロマトグラフ ィーに使用された。85011mX20mのカラムが平衡化され、そしてタンパ クは0.05%(w/v)CTBおよび0.3M Naαを含有する10mM) リス、pH8,0で溶離された。代わりに:ゲルロ過は前出Blake et  al (1982)に記載されたツビッタ−ジエン) 3−14含有バツフアー 中に用いられた。分子ふるいクロマトグライー用のサンプルはそれぞれの溶離バ ッファー中で一夜透析された。2献容積中の透析したタンパクはカラムへ適用さ れ、そして流量は30献/時に維持された。2. OvJlO分画が集められ、 280nmにおけるタンパク吸収が追跡された。使用した分子量標準はフェリチ ン(440,000ダルトン)、カタラーゼ(232’、 000ダルトン)、 ウシ血清アルブミン(67、QOOダルトン)、卵アルブミン(43,000ダ ルトン)、キモトリプシノーゲンA C25,000ダルトン)、およびリボヌ クレアーゼA (13,7000ダルトン)であった。N、 gonorrho eaeからのタンパクIはBlake et al (1982)前出によって 以前記載されたように精製された。
(したMIRPと±^した の 精製したMIRPはガス液体クロマトグラフィ ー(G L C)によって共有結合した脂肪酸またはしっかり会合したりポポリ サンカライド(LPS)の存在について分析された。使用した方法はJarro ll et at、 Mo1ec、 Bio−chem、 Parisitol 、 2 : 187−96 (1981)によって記載された操作の改良法であ った。精製MIRP調製物は総タンパク1■/dへ希釈され、101トリス、p Hs、o中の0.05%CTGBに対して透析され、凍結乾燥された。調製物( タンパク250μg)を蒸留水200pl中に再水性化し、クンバクを氷冷した アセトンldの添加によって沈澱した。−20℃において15分間インキュベー ション後、懸濁液を48,000 X gにおいて20分間遠心にかけた。上清 を除き、沈澱を窒素気流下乾燥した。加水分解はベレットを4NI(Ciに懸濁 し、100℃で5時間加熱することによって実施された。加水分解物を窒素気流 下蒸発した。残渣をBF3 /メタノール1献を加えるこ後懸濁液をヘキサン: クロロホルム(4: 1) 1.0m2で2回抽出した。相分離後へキサン:ク ロロホルムを除去し、合体し、そして窒素下蒸発した。クロロホルム(10μm )を残渣を再懸濁するために用いた。サンプルは前出のJarroll et  alにより記載されたように、火焔イオン化検出器およびSP 2100ガラス カラム(Supelco。
ペイシルベニア州ベルフォンテ)を備えたヒユーレットパフカード5840A  レボ−ティングガスクロマトグラフを用い、GLCによって分析された。バフフ ァーによって寄与する脂肪酸をコントロールするため、タンパクを欠く同じ調製 物が分析された。
IF5束 等電集束はLaas eL al、 Analyt、 Bioche +*、 101 : 449−461 (1980)によって記載された方法を 用いて実施された。タンパクサンプルは6M尿素および0.01%トリトンX− 100を含有する、10mM)−リスバッファ−、pH7,2に対して透析され た。3.5ないし9.5のアンフォリン混合物(L K B、スウェーデン国ブ ロマ)を含有するあらかじめ注いだそのままのボアクリルアミドゲルが使用され た。等電点の決定は既知pl値を有する標準タンパクの混合物を用いることによ ってなされた。
アミノ およびN−1アミノ酸組成およびN末端配列分析に使用するためのサン プルは、MIRPの膜結合分画から調製された。ゲル口過カラムからの精製調製 物は濃縮され、そして蒸留水の2回交換に対して4℃において48時間透析され た。この工程は沈澱の形成を生じ、それは遠心によって除去された。上清分画は もとのサンプル中の総タンパクの60%を保持した。MIRPのアミノ酸組成は 、排気したシールしたチューブ中115″Cにおいて22.48.72および9 6時間4Nメタノール−スルホン酸中の加水分解(Simpson et al 、 J、 Biol、 Chem、 251 : 1936−1940 )によ って決定された。セリンおよびスレオニンに対する値は0時間への補性法によっ て加水分解中の分解について修正された。ロイシン、イソロイシンおよびバリン についての値は無限時間への補性法によってペブタイド結合の遅い加水分解につ いて修正された。半分のシスチンおよびメチオニンは過ギ酸酸化の後、システィ ン酸およびメチオニンスルホンとしてそれぞれ測定された。
自動化されたEdman分解は、ポリプレンと組合わせたベックマン、インスツ ルメンツの改良したQuadrolプログラム(moo11576 )を用いて 、ベックマン890Cシーケンサ−(カリフォルニア州パロアルト、ベックマン 、インスッルメンツ社)で実施した。アミノ酸のチアゾリノン誘導体は80℃で 10分間1.ON HCl2でP番目誘導体へ変換された。P番目アミノ酸はH PLCで同定され、そしてガスクロマトグラフィーおよび/または薄層クロマト グラフィーで確認車止■上 MIRPの および 離 低鉄分培地中に発育させた淋菌を超音波処理によって破壊した。
遠心後ペレットおよび上清分画を5DS−PAGEによりMIRPの存在につい て分析した。
銀染色5DS−PAGE分析を淋菌MIRPの単離に使用した精製工程の生成物 について、すなわち全細胞超音波処理物の5μlから得られたクンバクプロフィ ル、超音波処理した全細胞からのそれぞれ5μlの粒状物および可溶性分画のタ ンパクプロフィル(遠心から得られたペレットを可溶性分画と同じ容積に懸濁し た)、それぞれ膜結合および可溶性MIRPからの粗調製物のタンパクプロフィ ル(これら調製物は超音波処理した全細胞からの可溶性および粒状分画を抽出バ フファー(トリス、pH8,0中0.05%CTB)へ1■/dに希釈した後得 られた。両袖出物30μ!容積が分析された)、およびイオン交換クロマトグラ フィー後(タンパク濃度15μgが各ウェルへ負荷された)粗膜結合MIRPお よび粗可溶性MIRPそれぞれのプールした分画について行われた。
記載した条件において、超音波処理した細胞中に存在するMIRPの有意割合は 上清分画中に見出され、そして60.000 X gにおける90分の遠心に対 して抵抗した(データは示さない)。粒状物分画と結合したMIRPは、ペレッ トのその後の洗浄は該タンパクのMIRPは、超音波処理した全細胞の粒状物分 画へセチルトリメチルアンモニウムブロマイド(CTB)2%(W/V)の添加 によって完全に可溶化された。この粗膜分画中の他のタンパクはこのCTB濃度 では部分的にだけ可溶化された。それ故、粒状物分画からMIRPを選択的に可 溶化するCTBの低濃度の能力が、MIRPの可溶化に際しCTBの増大する濃 度(0%ないし0.8%、w/v)を使用して検討された。MTRPの殆ど全部 がCTB濃度0.05%(W/V)において可溶化された。従って、0.5 ( W/W)の洗剤対タンパク比が粗膜結合MIRPの製造に使用された。
5DS−PAGEがCT B (Coomassieブルーで染色)による淋菌 MIRPの選択的可溶化になされた。粗膜は前記のようにCTBの存在下濃度( %w/v)0.00125,0.025.0.05.0.1゜0.2,0.4お よび0.8においてインキュベートされた。遠心により不溶物の分離後、等容積 (50μl)が分析された。CTB#j度0゜0125%および0.025%に おいて、MIRPは選択的に可溶化されるように見えた。CTBfM度0.05 %(W/V)において、膜結合MIRPの殆どすべてが可溶化された。使用した 条件において、この濃度は洗剤対タンパク比0.5 (W/W)に相当した。後 の精製工程はこの比を使用した。
同じ洗剤対タンパク比を使用して、超音波処理全細胞の可溶性分画から似た粗調 製物が得られた。洗剤の添加は白色沈澱を生成し、それは遠心によって除去され た。得られた上清はMIRPが富化された。
粗調製物はCM−セファロース6B−CLを使用するイオン交換クロマトグラフ ィーによってさらに精製された。このサンプルはMIRPを抽出するために使用 されたバッファー(0,05%CTBを含有する10mM)リスバフファー、p H8,0)に適用することができた。
pH8,0において、このタンパクの大部分はカラムマトリックスに結合せず、 そして空容積中に溶離された。
粗調製物からMIRPを精製するために使用されたCM−セファロースカラムの 溶離像は、サンプルを適用後、カラムを総バッファー容積500mt’中0ない しIMのNaC12勾配で溶離することによって得られた。分画(4減)が勾配 の最初の半分を通過した後に集められた。溶離バッファーの導電率が追跡された 。MIRPは導電率11 mMhoにおいて単一ピークとして溶離され、これは NaCl1濃度1501に相当した。0ないしIMのNaCJl勾配をカラムへ 適用する時一つの主要ピークが解像された。ピンク色がこの主要ピークを含む分 画に付属した。5DS−PAGEによって分析し、感光性銀染色によって可視化 する時、このピークはいくつかの少量の夾雑タンパクと共に、単一の主要バンド としてMIRPを含むことを示した。MIRP含有ピークをプールし、バッファ ー(トリス、pHs、o中0.05%CTB)に対し透析し、そて凍結乾燥によ って濃縮した。このバフファーに対する透析はサンプルに付属したピンク色を除 去もしくは減らさなかった。全細胞超音波処理物の可溶性または粒状物分画から 単離されたMIRP間に溶離像の差は観察されなかった(データは示さない)。
後の単離において、両方の全細胞超音波処理物からの粗抽出物はイオン交換クロ マトグラフィ一工程のためにプールされた。CTBの成分゛に関連した拡散ピー クは勾配中にもっと後で解像された(データを示さない)。それ故、分画はNa (J2勾配の最初の半分を通って集められた。
夾雑タンパクを除去するため、プールしたMIRP含有分画をセファクリルS− 300を使用するゲル口過へかげた。このサンプルを凍(pH8,0)、0.0 5%CTB、および300mMNaCeよりなる溶離パンファーに対して透析し た。透析した調製物をセファクリルS−300カラムに適用し、テキストに記載 されているようにクロマトグラフした。カラムの較正のために以下の分子量標準 が使用された。
フェリチア、 440,000ダルトン(440K ) :カタラーゼ、 23 8.000ダルトン(232K):ウシ血清7)L/ブミ7.67.000ダル ) :/ (67)[);卵アルブミン、 43,000ダルトン(43K); キモトリプシノーゲンA、 25’、OOOダルトン(25K);およびIJポ lL、?−ゼA、 13,000ダルトン(13K)。VoおよびVtはそれぞ れブルーデキストランおよびビタミンB12を使用して決定された。MIRP含 有ピークは、溶削バッファーが10mM1−リス(pH8,0)、0.05%C TBおよび300+++MNaC1からなる時0.6のKavを持っていた。こ のKavは26,000と32.000ダルトンの間の分子量に相当した。ゲル 口過後、MIRP含有分画は、SDS、−PAGEによって分析し、そして感光 性銀染色を使用して可視化する時、単一バンドの境界によって純粋であるように 見えた。ゲル口過後の精製したMTRP含有分画の10μgサンプルの銀染色5 DS−ポリアクリルアミドゲルを調製し、MIRPの単離のために使用した出発 原料である、全淋菌のタンパク像と比較した。夾雑タンパクは前者の調製物中に 検出されなかった。タンパクIは、50mM)リス(pH8,0) 、0.05 %ツビソタージェント3−14.10 mM EDTA、および200mFNa 便よりなる溶離バフファーを使用する時、洗剤ミセルと結合したトリマーとして 溶離することが報告されている。Blake et al (1982)前出。
比較のため、MIRP含有分画をこのバッファーに対して透析し、ゲル口過によ って分析した。これら条件におけるMIRP含有分画のKavはCTB含有バッ ファーを使用して得たものと同じであった(データは示さない)。タンパク■は これらの条件において、Blake et al (1982)前出によって報 告された値にイ以て、分子量188,000に相当するKavで溶離された。こ の操作を使用するMIRPの最終収率はNogonorrhoeaeによるこの タンパクの発現の程度に依存した。典型的には、低鉄分培地中に発育させた微生 物101からMIRPIOないし20■を単離することができた。これは総細胞 タンパクの1ないし3%を表す。
等点集束 精製したMIRP調製物を3.5ないし9.5の両性電解質勾配を用 いる等点集束法によって分析した。
超音波処理した全細胞の可溶性および粒状物分画から単離した精製MIRPの等 電集束は、陰極近くの同じ位置へ移動するように見えた。この分析のため、めい めいの精製したタンパク調製物20μgを集束した。使用した条件において、M IRPはpr標準トリプシノーゲン(9,35)よりも陰極の近くへ移動するよ うに見えた。
胆肱佼分捉 最近、N、 gonorrhoeae中のプロテオリビフドの存在 の証拠が報告された。Chen et al、The pathogenic  Ne1sseria″^m、 Soc、 Microbiol、 Wash、  D、C,(印刷中)。われわれは精製したMIRP加水分解物を脂肪酸の存在に ついて分析した。使用した条件では、この分析においてβ−ヒドロキシ脂肪酸の 不存在は、LPSの検出し得るレベルは精製したタンパクに結合していないこと を示唆した。このアッセイにおける感度レベルは、理論的には脂肪酸の100% 回収を仮定してタンパク1分子当たり脂肪酸1分子を検出することができた。
ヱ土込敗組戒 淋菌MIRPの推定アミノ酸組成を表1に示す。
表Iは二つの異なるタンパク1分子およびタンパク■分子の公表されたアミノ酸 組成を含んでいる。MIRPのアミノ酸組成は性質上タンパクIおよびタンパク ■の組成に似ている。しかしながら、個々のアミノ酸の分布は独特である。特に 、MI RPは、タンパク■およびタンパク■よりも、比較的少ない芳香族アミ ノ酸と多数のプロリン残基を含んでいる。さらに、MIRPはタンパクIよりも 高いがタンパク■よりも低い塩基性アミノ酸の割合を含んでいる。
N−アミノ 1 淋菌MIRPのN−末端アミノ酸配列を表■に示す。この配列 は表■において他の公表された淋菌外膜タンパクのN−末端アミノ酸配列と比較 される。淋菌MIRPからのN−末端残基の分析はアスパラギン酸およびリジン をそれぞれ2.2:1のモル比で検出した。すべてのその後の残基は単一アミノ 酸として検出した。MIRPおよびタンパク■のN−末端からの最初の5個の残 基は殆ど同一であった。5個のうち3個は同じで、二つのミスマツチしたアミノ 酸はDNAコードにおける保存変化を表した。
淋菌MIRP、タンパクIまたはタンパク■との間には他の明らかな同族性は観 察されなかった。
実施例2 精製したMIRP100■を50+++M)リスエタノールアミン。
5 mM Mg(j!zおよび100 mM KCJl、p H8,5中に懸濁 せよ。同じバッファー中の選択した抗原性ポリペブタイド、例えば淋菌ビリンタ ンパクの残基48ないし60に相当するペプタイドの等モル量を加えよ。5ch oolnick et al、 J、 Exp、 Med、 159 : 13 51 (1985)およびRothbard et al、 J、 Exp、  Med、 160 : 208−221 (1984)を見よ。
同じバソファーヘジメチルアジビイミデート20■/献を加えることによって架 橋が開始される。23℃において30分インキュベートし、0.1M塩化アンモ ニウムの存在下追加の15分間インキュベーションによって停止せよ。結合した 生成物をゲルクロマトグラフィーにより、例えばMIRPの精製に使用したそれ によって単離せよ。
実施例3 本発明のN、 gonorrhoeaeから単離した凍結乾燥したMIRP50 μgを無菌のパイロ−ジエン不含水2rlに溶解し、感受性の成人に筋肉内注射 せよ。1月後のMIRPに対する抗体の測定は、N。
gonorrhoeae感染に対する免疫レベルを示すであろう。
(以下余白) 以上の実施例は、以上の実施例に使用したものを、一般的にまた特定的に記載さ れた本発明の反応剤および/または作業条件で置することによって類似の成功度 をもって繰り返すことができる。
以上の説明から、当業者は本発明の本質的特徴を確かめることがき、そしてその 精神および範囲を逸脱することなく、本発明を種の用途および条件に適応させる ため種々の変更および修飾をするとかできる。
補正書のほん訳文提出書 昭和62年 6月72日

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.単離された免疫特異性の抗原的に純粋な形にある、Neisseria属の 病原性種の主要鉄調整タンパクであって、該タンパク(MIRP)の淋菌同族体 は約37,000ダルトンの分子量を有し、かつ明細書の表IおよびIIに述べ た像とそして最初のアミノ酸配列を持つ約340のアミノ酸より構成されている ことを特徴とする前記タンパク.
  2. 2.前記種はNeisseria gonorrhoeaeである第1項記載の タンパク。
  3. 3.薬剤学的に許容し得る担体との混合物中に、そのタンパク性抗原成分として 、第1項のタンパクを含有することを特徴とする感受性宿主に病原性種に対する 抗体の保護レベルの産生を刺激するのに有効なNeisseria属の病原性種 に対するワクチン。
  4. 4.MIRPはNeisseria gonorrhoeae種からのものてあ る第1項のワクチン。
  5. 5.前記タンパクによって感受性宿主に刺激された抗体産生を増強するのに有効 な薬剤学的に許容し得るアジュバントをさらに含んでいる第1項のワクチン。
  6. 6.前記アジュバントは水酸化アルミニウムゲルである第1項のワクチン。
  7. 7.前記MIRPは淋菌ピリン分子のまたは淋菌タンパクIの共通抗原性域を含 むポリペプチドアミノ酸配列へ化学的に結合している第1項のワクチン。
  8. 8.第1項のワクチンの免疫学的に有効量を感受性哺乳類へ投与することよりな る、Neisseria属の病原性種による感染に対して感受性哺乳類を免疫化 する方法。
  9. 9.哺乳類はヒトである第8項の方法。
  10. 10.ワクチンのMIRPはNesseria gonorrhoeaeからの ものである第8項の方法。
  11. 11.ワクチンのMIRPはmenigitidis種からのものである第8項 の方法。
  12. 12.ワクチンは筋肉内投与される第8項の方法。
  13. 13.ワクチンは皮下投与される第8項の方法。
  14. 14.哺乳類はヒトであり、ワクチンのMIRPはNeisseriagono rrhoeae種からのものであり、そしてワクチンは注射によって投与される 第8項の方法。
  15. 15.a)Neisseria属の病原性種の細胞を鉄欠乏バクテリア培地に培 養し、 b)そのように発育させた細胞を収穫し、c)細胞を破壊し、 d)細胞の可溶分を不溶分から分離する諸工程を含む前記病原性種のMIRPを 製造する方法において、i)破壊した細胞の不溶分からMIRPを陽イオン界面 活性剤水性媒体で可溶化することと、 ii)残存する夾雑物をクロマトグラフィー分画によって除去し、それによって MIRPを免疫特異性の抗原的に実質上純粋な形に単離することを特徴とする改 良。
  16. 16.界面活性剤がセチルトリメチルアンモニウムブロマイドである第15項の 方法。
  17. 17.界面活性剤は界面活性剤対タンパク重量比約0.25ないし0.75にお いて使用される第15項の方法。
  18. 18.クロマトグラフィー分画はカチオン交換クロマトグラフィーにより、続い てゲルロ過によって実施される第15項の方法。
  19. 19.MIRPは破壊した細胞の可溶分から、該可溶分のバッファー溶液から余 分の物質をpH約8においてそして界面活性剤対総タンパク重量比約0.25な いし0.75においてカチオン界面活性剤で選択的に沈澱することによって単離 される第15項の方法。
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