JPS63502098A

JPS63502098A - 引張式ピストンおよびシリンダ−アクチュエ−タ−

Info

Publication number: JPS63502098A
Application number: JP62500441A
Authority: JP
Inventors: バーカー，デビッド　カーティス; ニックス，リチャード　エイ; カシン，チャールズ　アンソニー
Original assignee: オ−トモ−チブ　プロダクツ　パブリツク　リミテツド　カンパニ−
Priority date: 1985-12-23
Filing date: 1986-12-18
Publication date: 1988-08-18
Also published as: EP0258276A4; US4909131A; WO1987003850A1; EP0258276B1; EP0258276A1; DE3683773D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】引張式ピストンおよびシリンダーアクチュエーター前に事前に充填されブリードされるようになされたマスターシリンダーに関する。典型的には、このようなマスターシリンダーは内部、圧力室を形成する細長い中空の鋳造された金属ボディーを含んで横取され、又、このボディーは圧力発生ピストンを含んでいる。ボディーの一端上のキャップは該圧力室を閉塞しており、その装置系統に於るあらゆる流体損失を補充するだめの一体化された又は遠隔位装置にある溜槽に接続されている。この圧力室は充填開口を有し、この充填開口には抽気付キャップが取り付けられている。この全体的例えば１９８３年１０月４日付けでデーピッド・パーソングに付与され、英国のオートモーティヴ・プロダクツ・ピーエルシー・オブ・ウアーウィックサイアーに譲渡された「液体圧装置」と組する米国特許第４．４０７，１２５号に示されている。

このような全体的の構成のマスターシリンダーは一般的に満足されるものであるが、製造するのが比較的高価で複雑でちる。更に、ごの形式のマスターシリンダーの保守には問題がある。何故ならば、しばしば修理工が溜槽のキャップを取り外してハイドロ流体を補充す、るりであるが、溜槽の開口上端内部に位置するベローの取り外しを忘れ、この結果としてハイドロ流体が溜槽の作動部内へ与えられずにこのベロー内に導びか、れてしまうからである。

発明の要旨本発明はより効率的で安価な組立体を与える構造乞本発明は更に、溜槽自体ではなくベローに不注意で充填されてしまう問題点を排除する備えのちるマスターシリンダーの提供に関する。

本発明の基本的特徴によれば、このマスターシリンダーは、一対のシリンダーハウジングがその一方のハウジングの端部な他方のハウジング内に入れ子式に挿入することで組立られるようにして、組立られる。

本発明の１つの実施例に於ては、固定リングが２個のシリンダーハウジングを互いに組付位置に連結し、又、１個のＯ−ＩＪソング２個のシリンダーハウジングの間に取り付けられて圧力室を大気圧からシールするとともに圧力室の高圧側と低圧側との間のシールを形成するようになされる。

本発明の他の実施例によれば、両シリンダーハウジングはプラスチック材料で形成され、一方の部材を他方の部材内に挿入することによって互いにスナップングの働きで固定される。２個のハウジングを互いにスナツプングの働きで固定するために作動する協働装置は、シリンダーハウジングの一方に形成された外周面上の円周方向に延在するリップ、およびこれと協働する他方のハウジングの内周面上の円周方向に延在するリップとを含んで構成される。この実施例は又、両ハウジング部材が組付位置に於て互いに対して適当な角度で位置決めされることを確実となすだめの装置を有する。この位置決め装置は、一方のハウジング部材から外方へ突出された位置決め部と、他方のハウジング部材の開口端付近に形成されたスロットとを含んで構成される。これらの部材がその一方を他方の内部に入れ子式に挿入されると、外側部材に形成されたスロットが内側部材に形成された位置決め部の上乞スライドして、外側部材を内側部材に対して角度ン付けて位置決めする。この実施例の好ましい形状に於て、内側部材の位置決め部は内側部材の排出ボートを取り囲むフィッティングによってｍｇされ、このフィンティングは内側部材から下方へ延在しているのであり、他方の部材は直立する溜槽部ン含み、この他方の部材のスロットは該部材の下側に形成されるのでろり、又、このスロットおよびフィッティングは組立工程の間に協働して溜槽が大体直立された状態で第二部材が第一部材上に取り付げられることを確実に保証するのである。

上述した特徴は引張式のマスターシリンダーに対して特別な適用性を有しているが、押出式マスターシリンダーに対しても同様に適用性を有する。

本発明のその他の特徴によれば、溜槽内のベローは、使用者が不注意にもハイドロ流体な溜槽に適正に導びくことなくベロー内へ導びいてしまう問題点を回避するために、抽気付キャップと一緒に取り外されるようにこの抽気付キャップと連結される。

図面の簡単な説明第１図はパワー行程に於てマスターシリンダーからぎストンロッド乞引張るためにレバーが連結されている本発明を具現するマスターシリンダーを示す。

第２図は戻り行程の終端のピストンロンドを示すためのマスターシリンダーの拡大した部分的に分解した断面図。

第６図はパワー行程に於てピストンから部分的に延在されたピストンロンド乞示す第２図と同様の断面図。

第４図はピストンロッド引張ケーブルに取り付けられたアイの拡大図。

第５図は第１図の線５−５に沿って見た場合の抽気付キャップの拡大した横断面図。

第６図はマスターシリンダー？形成する２イ固のハウジングの間のシール部分の拡大断面図。

第７図は本発明を具現する、２つのハウジング部材を含んでなるマスターシリンダーの変形形態ン示す。

第８図は第７図のマスターシリンダーの一方のハウジング部材の斜視図。

第９図は第７図のマスターシリンダーの他方のハウジング部材の破断じた斜視図。および、第１０図は本発明を具現するマスターシリンダーの更に他の変形形態２示す。

好ましい実施例の詳細な説明図面を診照丁れば、第１図はマスターシリンダー１０ン示しており、このマスターシリンダーは車台１２のような指示体上咳取り付けられ、ぎストンロッド１６がシリンダー１０から引張られたときにハイドロ流体乞導管１４を通して子シリンダー１５へ導びくようになっている。薗解のために、足踏みパッド２゜ン有するレバー１８はブラケット２２上で枢動できるように取り付けられている。ケーブル２４がぎストンロッド１６に対して取り付けられ、又、アイ部材２６によってレバー１８に連結され、これによりレバー１８がピボット部材２８の回りで枢動されるとピストンロッド１６がパワー行程で引張られるようになって第２図および第３図を参照丁れば、マスターシリンダー１０は内部穴３２を有するシリンダーハウジング３０と、ごのシリンダーハウジング３０の一端内部に入れ予成に受け入れられる第ニジリンダ−ハウジング３４とを含んでいる。これら２個のシリンダーハウジング３０及び３４は互いに連結されて内部圧力室３６を形成している。

円筒形のライナー３８がハウジング３０の内部に取り付けられ、ハウジング３４内へ延入するようになっている。

第６図を参照すれば、ハウジング３０は環状の拡張部分４２上に形成されているねじ何部４０を有し、拡張部分４２はハウジング３４の端部７受は入れるようになっている。ハウジング３４は環状溝４４ｆｔ有している。スナップリング４６がこの溝４４内に受け入れられており、このスナップリングは２個のシリンダーハウジングが組立てられて圧力室３６の全長を正確に定めるようになされたときに、ハウジング３０の端部に当接するようになされている。ハウジング３０上に取り付けられた内ねじ付カラー４８がねじ何部４ｏと螺合して２個のハウジング２互いに緊密に連結するようになっている。

環状部分４２の内側端部は環状のショルダー４９乞形成しており、このショルダーは環状の斜面箇所５０乞有している。ハウジング３４の最外端部は斜面箇所５０に隣接して斜面箇所５１を有し、これらの２個の斜面箇所５０及び５１、及びシリンダーライナー３８の外面が弾性的０−　ＩＪソング２の座部となる環状凹部を形成している。

ライナー３８の反対両端は圧力室３６の高圧側及び低圧側に露出されている。このようにして、０−リング５２は圧力室３６の高圧側及び低圧側の間のシールを形成し、シリンダーライナー３８及びハウジング３０及び３４０間の弛み嵌合に起因する如何なる圧力損失を防止するようになっている。

ハウジング３４は長手方向の延長部５４Ｌ有し、この延長部はフレーム１２の片側と当接するように開口５６を通して受け入れられる。固定手段６０がフレーム１２０反対側と当接されて延長部５４上に取り付けられており、ショルダー５８と協働してマスターシリンダー１０を車台１２に固定するようになっている。

この延長部５４はピストンロッド１６を摺動可能に受け入れるためのぎストンロッド開口６２を有している。

ピストン６４はライナ−３８内部に摺動可能に受け入れられ、このピストンは中央開口６６を有している。

ぎストンロッド１６の一端は中央開口６６内に受け入れられる。クリップ６８がピストン６４０片側に隣接したピストンロッド１６の溝内に取り付けられ、又、第二クリップ７０がピストン６４の該側のピストンロッド１６の溝内に取り付けられており、ピストン６４をピストンロッド１６上に位置決めしている。

環状シール７２がピストンロッド開口６２の片側にてハウジング３４内に取り付けられ、ｔストンロッド１６と摺動可能に係合されている。第ニジ−ルア４がピストンロッド開口６２の外側に取り付けられ、ピストンロッド１６と摺動可能に係合されており、これにより２個のシール７２及び７４がピストンロッド１６とシリンダーハウジング３４との間の流体密シールを形成するようになっている。

はねリテーナ−７６がシール７２’２所定位置に保持している。

環状シート７８がシール７２に隣接して圧力室３６の端部に取り付けられている。はね抑圧部材８０がクリップ７０及び環状シー）７８の間で圧力室３６の内部に取り付けられており、ピストン６４’ｅＶストンロツドの戻り位置へ向けて、即ち、圧力室３６の低圧端部へ向けて、即ち、第２図及び第３図に見て圧力室３６の左端部へ向けて、押圧するようになっている。

膨張可能なブーツ８２がピストンロッド１６の外端部材上に摺動可能に取り付けられており、ごのブーツはシリンダ一部材３４に連結されてぎストンロッド１６に関してのダストカバー乞形成−している。

第２図及び第６図を更に参照丁れば、ｔストンロッド１６の外端部はポル）８６ｙ￥：受は入れるための内ねじ付開口８４を有している。このボルト８６は長手方向の穴８８を有している。ケーブル２４は穴、８８乞通して螺合され、又、ざディー９０乞担持しており、このボディーは開口８４の底部内に受け入れられる。ボルト８６及びボディー９０はケーブル２４をピストンロッド１６に対して固定するための手段を形成している。この構成は、パッド２０に与えられた作動運動に応答して、ぎストンロッド１６がパワー行程にて第１図に見て左から右への動きとして引張られること乞許容するのである。

ハウジング３４の底部は導管１，４及びナット９４ン螺合して受け止めるための内ねじ付ニップル９２を有している。導管１４は更に、子シリンダー１５に連結され得る。ニップル９２は、圧力室３６と導管１４との間の流体連通を形成するボートを有している。

直立した中空ボディー１００がハウジング３０と一体的に形成され、ハイドロ流体１０４を収容するための溜槽Ｚ形成している。ハウジング３０は比較的大きな端部開口１０６を有しており、溜槽１０２と圧力室３６との間の流体連通を形成している。ハウジング３０は又、ライナー３８に形成されている小さなボート１０９と整合されて小さな開口１０８を側壁に有している。

ボート１０９の位置は、ｔストン６４が第２図で見て最左位置にちるとき、パワー行程の開始の前に、ｔストン６４とボート９６との間の圧力室３６の高圧側端部が溜槽１０２と流体連通状態となるように、位置決めされている。このことは、ｔストン６４の高圧側に於るあらゆる損失流体がぎストン６４のパワー行程の開始に際して補充されることを可能にしている。ｔストン６４がぎストンロッド１６により引張られているとき、ピストン６４はボー）１０９を通過して圧力室３６の高圧側端部に於る流体１０４の圧力馨高める。

ピストン６４の反対側、即ち、低圧側の流体１０４の圧力は、流体が開口１０６２通して溜槽１０２から圧力室３６への流れビ生ぜしめる。ばね押圧部材８ｏは、パッド２０から作動力が解除されたときに、ぎストン６４を開口１０６に接近する元の位置へ向けて戻すのである。

溜槽ボディー１００は環状壁ｉ　ｉ　ｏ’ｖ有し、この環状壁は溜槽１０２内へ流体を受け入れるための頂部入ロ開ロ乞形成している。この壁１１ｏは符号１１２の位置に外ねじを形成されている。抽気付キャップ１１４は壁１１０の頂縁上に着座される。抽気付キャップ１１４は一連のホード手段１２０を有しており、これらのボート手段は窒気の進入は許容するが、溜槽内へ水が進入させないようになっている。

抽気付キャップ１１４は下方へ垂下した環状壁１２２を有し、この環状壁は溜槽壁１１０内に入れ子式に受け入れられる。この壁１２２は環状溝１２４’！’有している。壁１２２の外径は溜槽ｉｉ　ｉ　ｏの内径よりも僅かに小さい。

柔軟な中空形状のダイヤフラム１３０が溜槽内に取ジ付けられている。このダイヤフラム１３０は剛性的な壁乞有し、ダイヤフラム１３０内の内容積が膨張又は縮小できるようになっている。ダイヤフラム１３０は頂部リップ１３４を有しており、このリップは溜槽壁１１０の頂縁上に着座されるとと、もに、溜槽壁１１０と抽気付キャンプ１１４上に担持されたりツブ１３６との間にサンドイッチ状態で挟持されていて、キャップ１１４が所定位置に固定されたときにリプ１３４が゛　ダイヤフラム１３０及び壁１１０の間の流体密シールを形成するようになされている。

内ねじ付カラー１３８がリップ１３６上に取り付けられ、又、溜槽のねじ１１２と螺合してキャップ１１４及びダイヤフラム１３０の両方Ｚ溜槽ボディー１００上に固定するようになっている。

抽気付キャップ１１４は環状溝１４０ン有し、ダイヤフラム１３０上に担持された流体密フィッティングの環状ショルダー１４２を受け入れるようになっている。この構成は、抽気付キャップ１１４が溜槽壁１１０から取り外されて溜槽１０２内へ流体１０４を導入するための開口が開けられたときに、ダイヤフラム１３０は抽気付キャップ１１４と一緒に取り外される。ダイヤプラム１３０は通常は至気で充満されており、又、溜槽１０２を空気室と、ダイヤフラム１３０及びシリンダーハウジング３００間のハイドロ流体室と、に分割されている。ダイヤフラム１３０及び抽気付キャップ１１４０間の連結は、使用者がキャップ１１４ビ取り外すときにダイヤフラム１３０も取り外されるようになっていて、これにより使用者がダイヤフラム１３０にハイドロ流体を不注意で充填することができないように々されている。

本発明の第１図〜第６図の実施例に於て、パッド２０に付与された適当々負荷によるパワー行程に於てはぎストン６４は第３図で見て右へ向けて引張られる。

ぎストン６４はボート１０９を超えて移動した後に、ぎストン６４とボート９６との間の流体１０４の圧力を増大させる。パワー行程の完了により、又、はね８０の抑圧に応答して、ピストン６４は次に一一ト１０９へ向けて戻り、ピストン６４と＆　−）　９６との開の圧力低下な生ぜしめる。

ぎストン６４がパワー行程に於てボート９６へ向けて移動すると、ダイヤフラム１３０は膨張して溜槽１０２から圧力室３６内への流体の流れ７受は入れる。

ぎストン６４のこの戻フ行程の間、ぎストン６４は流体な溜槽１０２内へ導びき、これによりダイヤフラム１３０の内容８’を減少させる。

さて本発明の第７図〜第９図の実施例を参照する。

第７図〜第９図の実施例に於て、２個のハウジング部材は適当なプラスチック材料で形成されており；これらのハウジング部材は、一方のハウジング部材ン他方のハウジング部材の中に入れ子式に簡単に挿入するだけで互いにスナツピング作用で固定できるように設計されており；そして、位置決め装置が２個のハウジング部材に備えられ、ごれらのハウジング部材が組立状態に於て互いに対して適正に角度を有して位置されることを確実に保証するようにガっている。

第７図〜第９図の実施例のマスターシリンダー１５０は、第１図〜第６図の実施例のシリンダーと同様に、引張式のものであり、又、第１図に示した形式の状況のもとで使用されるのであり、この状況に於てはペダル２０の踏み下げがマスターシリンダー組立体のピストンをパワー行程にて引張るのである。

マスターシリンダーｉｓｏはハウジング１５２、ハウジング１５４及びぎストン組立体１５６を含んでいる。

ハウジング１５２は適当なプラスチック材料で形成され、又、閉端ｉ５２’ｂｓ開端１５２０．及び閉端１５２ｂに隣接された外部環状フランジ１５２ｄを有する円筒形の主ボディ一部分１５２ａを含んでいる。

第一の円周方向に延在する外部連結リップ即ちフランジ１５２ｅが主ボディ一部分１５２ａ上で閉端１５２ｂの近くに備えられており、又、第二の円周方向に延在する外部シールリップ即ちフランジ１５２ｆが主ボディ一部分１５２ａ上でリップ１５２ｅに対して軸線方向に間隔を隔てて備えられている。軸線方向に延在する溝１５２ｇが主ボディ一部分１５２ａにてその開端１５２Ｃに隣接して備えられている。排出ポート１５２ｈが王ボディ一部分１５２＆の下側にて閉端１５２ｂの近くに備えられ、又、フィッティング１５２１が主ボディ一部分１５２ａの下側から下方へと排出？−ト１５２ｈに対して同心的に取り囲Ｃ状態で延在されている。フィッティング１５２１はリップ１５２θ及び１５２ｆの間の軸線方向の間隙に大体等しい直径を有ｊと大体同一面のツイツチイブ１５２１の右方向の細粉的な延長部、及びリップ１５２ｆの垂直環状エツジ１５２にと大体同一面のフィッティング１５２１の左方向の軸線的な延長部、と垂直方向に大体整合されている。

ハウジング部材１５４も適当なプラスチック材料で形成され、又、主ボディ一部分１５４ａを含み、この主ボディ一部分は開端１５４ｔ）、及び、主ボディ一部分１５４ａからその他端即ち近い端部にて直立する溜槽部分１５４Ｃ’Ｌ含んでいる。主ボディ一部分１５４ａは半径方向外側へ向けてその開端近くで段部乞形成され、カラ一部分１５４（１’形成している。半径方向内側へ延在する円周方向のリップ１５４ｅがカラ一部分１５４ｄの外端即ち開端に備えられており、又、環状のショルダー１５４ｆがカラ一部分１５４ｄと主ボディ一部分１５４ａの残りの部分との接合部に形成されている。スロワ）１５４ｇがカラ一部分１５４ｄの開端からショルダ一部分１５４ｆの近くの位置まで軸線方向に延在されている。溜槽部分１５４Ｃの上端縁１５４ｈは開口され、ダイヤフラム１６０及び溜槽キャップ１６２を受け入れている。ダイヤフラム１６０は適当な弾性材料により作られ、カラ一部分１６０ａ及びベロ一部分１ｓｏｂｖ含んでいる。カラ一部分１６０ａは、ベロ一部分１５４Ｃの上端１５４ｈに形成されたフランジ１５４１の上にスナップ作用で受け入れられる下部周縁溝１６０ｂを含み、更に又、上部周縁溝１６０Ｃを含んでいる。キャップ１６２は中央主ボディ一部分１６２ａ、及び、ダイヤフラム１６０の溝１６０Ｃ内に受け入れられる周縁フランジ部分１６２ｂを含んでいる。

ｔストン組立体１５６はぎストン部材１６４及びばね１６６を含んでいる。

ぎストン部材１６４は適当な金属材料により作られ、シール１６８がぎストン１６４の上に摺動取り付けされてピストンヘッド部分１６４ｂに対して座しており；ばね１６６がピストン１６４上に配置され；ばねガイド１７０がばね１６６の自由端と係合されてｔストン１６４の上に配置され；シール１７２が部材１５２の閉端に隣接する端ぐＤ１５２１内に配置され；ピストン組立体は部材１５２の開端１５２Ｃ内に入れ子式に摺動させて挿入され、ピストン１６４が閉端１５２ｂ内の開口１５２ｍに通されるとともにばねガイド１７０乞シール１７２に対して位置決めし；捩じυロックナツト１７４がスナップリング１７６及び波状ワッシャー１７８により部材１５２の閉端上に位置決めされ；引張ロッド１８０が弾性的なスペーサー及びガタ付き防止部材１８２を介してぎストン１６４の自由端に固定され；金属スリーブ１８４が引張ロッド１８０の連結端部１８０ａの上から配置され、ブーツ１８６が一端にて引張ロッドに対して固定されるとともに、他端にて捩じクロックナツト１７４に対して固定され；○−リング１８８がリップ１５２ｆと当接係合されて部材１５２の主ボディ一部分１５２ａ上に配置され；ダイヤフラム１６０のリム部分１６０ａが溜槽部分１５４Ｃのフランジ部分１５４１上にスナップ係合され；キャップ１６２がダイヤフラムのリム部分１６０ａの上部溝１６０ｄ内に配置され；そして、部材１５４が部材１５２の開端１５２Ｃの上に入れ子式に摺動取り付けされる。部材１５４の前端縁が部材１５２の主ボディ一部分に沿って伸縮移動されると、リップ１５４θは０−リング１８８及びリップ１５２ｆの上を弾性的に移動し、そしてしかる後にリップ１５２ｅの上を弾性的に移動してそのリップの垂直な環状エツジ１５２゜ｊとスナップ係合され、部材１５４’（Ｉ一部材１５２５対して積極的に固定するのでおる。部材１５４が部材１５２上を伸縮移動すると、部材１５４は角度を有して位置決めされ、これによりスロワ）１５４ｇがフィッティング１５２１上をスライドして部材１５４乞部材１５２上に積極的に角度を有して位置決めし、この状態で溜槽部分１５４ｂは大体直立されるようになすのである。フィンティング１５２１の隣接面に対してスロツ）１５４ｇの盲端が当接係合することは又、部材１５２上に於る部材１５４の着座位置を決定し、又、リップ１５２ｅ上に対するリップ１５４ｅのスナップ係合と協働して部材１５４を部材、１５２上に積極的に取り付けるのである。マスターシリンダーはしかる後、それ自体により或いは子シリンダーに接続されたチューブとの組合せによってハイドロ流体を充填され、そして充填されたマスターシリンダー組立体は自動車組立工場へ出荷されるのである。

自動車組立工場に於る組立行程に際して、マスターシリンダー組立体は先ず最初に、バルクヘッド１２の開口を通して引張ロッド１８０が通されるのであり、ごのバルクヘッドはその開口を通過できるような最小限の直径を与えるために知られている方法で配置された捩じフロックナツト１７４を有しており、このバルクヘッドの挿通に引き続いて、部材１７４は第７図に見られるように所定位置へ捩じられてバルクヘッド１２を部材１７４とフランジ１５２ｄとの間にクランプし、これによりマスターシリンダー組立体をバルクヘッドに対して固定的に取り付けるのである。

本発明の第７図〜第０図に示す実施例〉使用するに於て、組付られた制御ペダルに対して付与された適正な荷重によってパワー行程ではピストン１６４は第７図で見て右方向へ引張られる。このピストン１６４は、ピストンと＆−ト１５２ｈとの間の流体の圧力を、ピストンが軸線方向溝１５２ｇの内側端部を超えた後に、増大声せる。パワー行程の完了により、又、ばね１６６の押圧に応答して、ピストン１６４は第７図の位置へ戻シ、この位置に於て溜槽及びシ、リンダ−の間にはスロツ）１５２ｇを通じて連通状態が再確立され、これによりピストンヘッドとボート１５２ｈとの間に圧力の低減な生ぜしめるのである。

第１０図に見られるマスターシリンダー組立体は、第７図〜第９＠の組立体と大体同じでおり、相違点は、第１０図の組立体がマスターシリンダー組立体と一体形成された溜槽ではなく別個の遠隔の溜槽と使用されるのを意図されていることでおる。特に、第７図の一体形成された溜槽部分１５４Ｃは第１０図に於て省略されて部材１５４に一体形成された適当なホース１９２と協働するフィンティング１９０に置き換えられており、このホースは知られている方法で遠隔位置に配置された溜槽の出口に接続される。

本発明のマスターシリンダーは改良？れたツーｔ−ス構造を与えるものと見られ、この構造は個々の部品のコストを低減するとともに、ユニット組立に必要な時間を短縮するという両方によって組立体の全体的なコストを低減する。更に、第１図〜第６図の実施例に関しては、本発明は２個のシリン゛ダーハウジングな入れ子穴に係合させることで形成された新規なマスターシリンダーを提供するものでおり、ノ１ウジ／グは協働して圧力室を形成し、圧力室内には１個の０−リングが圧力室の低圧側と高圧側との間、又、圧力室と大気゛　本発明は安価なマスターシリンダーを提供するのであり、これに於ては組立体に於る圧力室を形成する２個の部品がプラスチックによって安価に作成でき、この２ｇ＆の部品は簡単な入れ子穴の且つスナップ作用によって互いに固定され、又、一方の部材を他方の部材に入れ子穴に挿入する間に、一方の部材を他方の部材に対して積極的に角度を与えて配置し、これにより組立体の溜槽に対して組立体を積極的に位置決めする機能の装置が備えられるのである。

本発明の好ましい実施例が図示され詳細に説明されたがζ本発明の範囲及び精神から逸脱することなく記載実施例に様々な変更を加えろことができることは明白となろう。

国際調査報告

Claims

【特許請求の範囲】

１．Ａ）円筒形の穴を有する第１のハウジング部材と、Ｂ）組立てられた状態で前記第１のハウジング部材を伸縮可能に受入れてこれと協働して流体圧力室を形成する円筒形の穴を有する第２のハウジング部材と、Ｃ）前記組立てられた状態で前記第１のハウジング部材を前記第２のハウジング部材に連結する装置と、Ｄ）往復滑動運動を行うように前記流体圧力室内に配置されるピストンと、Ｅ）前記ハウジング部材の１つがピストンロツド開口を有することと、Ｆ）前記ピストンに連結されてこれと共に運動可能になされたピストンロツドであつて、前記ピストンロツド開口内に受入れられて前記圧力室から外部に突出する前記ピストンロツドと、Ｇ）前記ハウジング部材の少なくとも１つが流体を通過させるポート手段を有し、前記ポート手段が前記ピストンの少なくとも一方の側部で前記圧力室に流体の連通を行い、前記ピストンが前記圧力室内で動かされる時に前記ピストンが前記ポート手段を通して流体を通過させるように作動することと、を含んでいるマスターシリンダーアクチユエーター。
２．前記流体がハイドロ流体である請求の範囲第１項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
３．前記ピストンロツドが動力ストロークにて前記圧力室に対して第１の方向に引張られるようになされていて、前記圧力室内に配置されたばね押圧装置を含み、前記ピストンを反対方向に動かすようになつている請求の範囲第１項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
４．前記ピストンが前記第１の方向に動かされる時に前記ポート手段が前記圧力室から流体を流通させるようになされている請求の範囲第３項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
５．前記ポート手段が前記圧力室内に流体を受入れる入口ポート及び前記流体を前記圧力室から流出させる出口ポートを含んでいる請求の範囲第１項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
６．前記連結する装置が前記ハウジング部材の一方にある環状の第１のねじ部材及び他方のハウジング部材に支持される前記第１のねじ部材に係合可能の補完的な環状の第２のねじ部材を含んでいる請求の範囲第１項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
７．前記流体圧力室が細長くなされていて、前記ハウジング部材の一方が環状溝を有し、前記溝に受入れられるスナツプリングを含み、他方のハウジング部材が前記スナツプリングと係合可能の当接部を有し、前記第１のねじ部材が前記第２のねじ部材と係合する時に前記流体圧力室の全体の長さを規定するようになされている請求の範囲第６項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
８．前記第１のハウジング部材が前記流体圧力室内に流体を受入れる第１のポートを有し、前記第２のハウジング部材が前記流体圧力室から流体を流出させる第２のポートを有する請求の範囲第１項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
９．前記第１のハウジング部材が前記流体圧力室内に流入される流体の溜槽を形成する第２の流体室を有し、前記ハウジング部材の一方が前記第２の流体室及び前記流体圧力室の間の流体の連通を与えるポートを有し、前記ピストンが第１の位置に向つて動かされる時に前記ピストンが前記第２の流体室及び前記圧力室の間の流体の連通を遮断し、前記ピストンが第２の位置に向つて動かされる時に前記第２の流体室及び前記流体圧力室の間の流体の連通が開かれるように前記ポートが配置されている請求の範囲第１項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
１０．流体動力学的制御装置の為の流体溜槽装置に於て、内部室及び前記室内への開口を形成する装置を有するボデイーと、前記ボデイーの開口に取付けられた抽気開口を有するキヤツプと、前記キヤツプが前記ボデイーから取外し可能で、ハイドロ流体を前記ボデイーの開口を通して前記内部室内に通過させるようになされていることと、前記ボデイーの前記内部室内に配置される可撓性のダイアフラムであつて、このダイアフラムがこの内部室を、前記キヤツプに隣接する方の前記ダイアフラムの側部に空気室を含み、キヤツプ抽気開口を通つて大気に抽気する１対の非連通室及び前記ハイドロ流体を収容する為の前記ダイアフラムの反対側にある流体室に分割するようになす前記可撓性ダイアフラムと、前記ダイアフラムが開口を形成する環状壁部を有し、前記キヤツプが開口を形成する環状壁部を有し、前記環状壁部の一方が他方の壁部内に伸縮可能に受入れられ、前記壁部の一方にある第１の相互係合装置及び前記第１の相互係合装置を係合させる他方の壁部にある第２の相互係合装置を含んでいて、前記キヤツプが前記ボデイーの開口から取外された時に前記ダイアフラムが前記キヤツプと共に取外されるようになされていることと、を含んでいる流体溜槽装置。
１１．前記第１の相互係合装置が環状溝を含み、前記第２の相互係合装置が前記環状溝に受入れられる環状肩部を含み、これによつて前記キヤツプ及び前記ダイアフラムが１つのユニツトとして前記ボデイーから取外されてハイドロ流体を前記内部室内に流入させるようになしている請求の範囲第１０項記載の溜槽装置。
１２．前記キヤツプの環状壁部が前記ボデイーの開口及び前記ダイアフラムの環状壁部の開口の両者の中に受入れられている請求の範囲第１１項記載の溜槽装置。
１３．前記キヤツプが前記ボデイーの開口を形成する前記装置に隣接して配置される環状リツプを有し、前記ダイアフラムが前記ボデイーの開口を形成する装置及び前記キヤツプのリツプの間に配置されるリツプを有し、前記溜槽が前記ダイアフラムのリツプを前記キヤツプのリツプ及び前記ボデイーの間に緊締して前記キヤツプが前記ボデイー上に取付けられた時に前記ダイアフラム及び前記ボデイーの間のシールを形成する装置を更に含んでいる請求の範囲第１０項記載の溜槽装置。
１４．前記緊締する装置がねじ部材を有する環状リングを含み、前記ボデイーが前記環状リング上の前記ねじ部材と係合可能の協働するねじ部材を有する請求の範囲第１３項記載の溜槽装置。
１５．前記ダイアフラムがベロー形状で、弾性材料によつて形成されている請求の範囲第１０項記載の溜槽装置。
１６．円筒形の穴及び第１の開口を形成する装置を有する第１のハウジング部材と、組立てられた状態で前記第１のハウジング部材を伸縮可能に受入れて前記第１のハウジング部材と協働して流体圧力室を形成する第２のハウジング部材と、前記組立てられた状態で前記第１のハウジング部材を前記第２のハウジング部材に連結し、前記ハウジング部材の一方にある第１のねじ部材及び他方のハウジング部材に支持されて前記第１のねじ部材と係合可能の補完的な第２のねじ部材を含んでいる連結装置と、往復滑動運動を行うように前記流体圧力室内に配置されたピストンと、前記ハウジング部材の一方がピストンロツド開口を有することと、前記ピストンに連結されてこれと共に運動するように連結されたピストンロツドであつて、前記ピストンロツド開口内に受入れられて前記ピストンロツドの一部分が前記流体圧力室の外部に配置されている前記ピストンロツドと、前記ピストンロツドが動力ストロークにて前記ピストンを前記圧力室に対して第１の方向に引張るようになされ、前記ピストンを反対方向に動かすように前記圧力室内に配置された押圧装置を含んでいることと、前記ハウジング部材の少なくとも１つが流体を通過させるポート手段を有し、前記ポート手段が前記ピストンの少なくとも一方の側部にて流体の連通を行い、前記ピストンが動力ストロークにて動かされる時に前記ハイドロ流体を前記ポート手段を通して推進させるように作動するようになされていて、前記第１のハウジング部材が環状溝を有し、前記溝に受入れられるスナツプリングを含み、前記第２のハウジング部材が前記スナツプリングと係合可能の当接部を有し、これらのハウジング部材が共に連結された時に前記第２のハウジング部材に対する前記第１のハウジング部材の第１の位置を規定するようになされていて、前記第２のハウジング部材が前記流体圧力室に流入される流体の溜槽を形成する一体的な第２のハウジング部材を有し、前記第２のハウジング部材内の第２のポート手段を含み、前記第２の流体室及び前記流体圧力室の間の流体の連通を与え、前記ピストンが第１の位置に動かされる時に前記ピストンが前記第２の流体室及び前記流体圧力室の間の流体の連通を遮断し、前記ピストンが第２の位置に向つて動かされる時に前記ピストンが前記第２の流体室及び前記流体圧力室の間の流体の連通を行うように前記第２のポート手段が配置されていることと、前記第２のハウジング部材が前記ハイドロ流体を前記第２の流体室内に受入れる流体充填開口を形成する装置を有することと、前記流体充填開口に取付けられた抽気開口を有するキヤツプと、前記キヤツプが前記第２のハウジング部材から取外されて前記ハイドロ流体を前記溜槽内に流入させるようになされていることと、前記溜槽内に配置された弾性材料の可撓性ベローであつて、このベローが前記溜槽を前記キヤツプに隣接するベローの一方の側部に前記キヤツプ抽気開口を経て大気に抽気する空気室を含む１対の非連通室及び前記ハイドロ流体を収容する前記ベローの反対側にある流体室に分割するようになす前記可撓性ベローと、前記ベローが環状壁部を有し、前記キヤツプが環状壁部を有し、前記環状壁部の一方が伸縮可能に他方の環状壁部に受入れられ、前記環状壁部の一方に第１の相互係合装置を含み、前記キヤツプが前記ボデイー開口から取外される時に前記ベローが前記キヤツプと共に取外されるように前記第１の相互係合装置を係合させることと、を含んでいるマスターシリンダーアクチユエーター。
１７．マスターシリンダーアクチユエーターに於て、その組合せが、円筒形の穴を有する第１のハウジング部材と、１つの位置で前記第１のハウジング部材を伸縮可能に受入れてこれと協働して流体圧力室を形成する円筒形の穴を有する第２のハウジング部材と、前記第１及び第２のハウジング部材に隣接して前記流体圧力室内に配置される内側ライナーと、前記流体圧力室内に配置されて、前記ライナー上に滑動可能に往復可能に取付けられるピストンであつて、前記流体圧力室を、前記ピストンの一方の側部にある低圧室及び前記ピストンの反対側部にある低圧室に分割する前記ピストンと、前記ライナー及びこのライナーに当接する前記第１のハウジング部材及び前記第２のハウジング部材の間に配置されてこれらの間にシールを形成して前記ライナー及び前記第１及び第２のハウジング部材の間、及び前記第１及び第２のハウジング部材及び大気の間の流体の連通を阻止するＯ−リングと、を含んでいる組合せ。
１８．前記第１及び第２のハウジング部材に隣接して前記流体圧力室内に配置される内側ライナーと、前記ピストンが滑動可能に往復可能に前記ライナーに取付けられて前記流体圧力室を前記ピストンの一方の側の低圧室及び前記ピストンの反対側の高圧室に分割し、前記ライナー及びこのライナーに当接する前記第１のハウジング部材及び前記第２のハウジング部材の間に配置され、これらの間のシールを形成して前記ライナー及び前記第１及び第２のハウジング部材の間、及び前記第１及び第２のハウジング部材及び大気の間の流体の連通を阻止するＯ−リングと、を更に含んでいる請求の範囲第１項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
１９．前記第１のハウジング部材が前記第２の流体室の溜槽にハイドロ流体を導入する為の前記第２の流体室の溜槽内への開口を有し、更に前記ボデイー開口上に取付けられた抽気開口を有する取外し可能のキヤツプと、前記第２の流体室内に配置される可撓性ダイアフラムであつて、前記ダイアフラムが前記第２の流体室を、このダイアフラムの一方の側部にある空気室を含み、前記キヤツプ抽気開口を経て大気に連通する１対の非連通室及び前記ハイドロ流体を収容する為の前記ダイアフラムの反対側にある流体室に分割する前記可撓性ダイアフラムと、前記キヤツプ上にあつて、前記キヤツプが前記ボデイーから取外されて流体を前記内部室内に導入する時に前記キヤツプと共に取外し得るように前記ダイアフラムに連結された装置と、を含んでいる請求の範囲第９項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
２０．Ｈ）前記アクチユエーターが前記ハウジング部材の一方を他方のハウジング部材内に伸縮可能に挿入することに応答して前記組立てられた状態で前記第１のハウジング部材を前記第２のハウジング部材に具合よく固定するように作動する前記第１及び第２のハウジング部材上にある協働する装置を更に含んでいる、請求の範囲第１項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
２１．Ｉ）前記ハウジング部材が共に弾性材料によつて形成されていて、又Ｊ）前記協働する装置が前記ハウジング部材の一方にあつて他方のハウジング部材上の内側の円周方向に伸長する連結リツプと具合よく協働する内側の円周方向に伸長する連結リツプを含んでいる、請求の範囲第２０項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
２２．Ｋ）前記第１のハウジング部材が開放端部及び前記ピストンロツド開口を形成する閉鎖端部を含み、Ｌ）前記第２のハウジング部材が開放端部及び閉鎖端部を含み、Ｍ）前記第１の部材が伸縮可能に前記第２の部材内に受入れられていて、Ｎ）前記外部の円周方向に伸長する連結リツプが前記第１のハウジング部材に設けられていて、Ｏ）前記内部の円周方向に伸長する連結リツプが前記第２のハウジング部材に設けられている、請求の範囲第２１項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
２３．Ｐ）前記第２の部材の前記開放端部が前記第１の部材の閉鎖端部に隣接して配置されていて、Ｑ）前記外部のリツプが前記第１のハウジング部材に、これの閉鎖端部に隣接して設けられていて、Ｒ）前記内部のリツプが前記第２のハウジング部材に、これの開放端部に隣接して設けられている、請求の範囲第２２項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
２４．Ｈ）前記第１のハウジング部材が開放端部及び前記ピストンロツド開口を形成する閉鎖端部を含み、Ｉ）前記第２のハウジング部材が開放端部及び閉鎖端部を含み、Ｊ）前記第１のハウジング部材が伸縮可能に前記第２のハウジング部材内に受入れられていて、Ｋ）前記第１のハウジング部材がこれから外方に突出する位置決め部分を含み、Ｌ）前記第２のハウジング部材がこれの前記開放端部から軸線方向に伸長して前記第１のハウジング部材の伸縮可能の前記ハウジング部材内への挿入に応答して前記第１のハウジング部材の前記位置決め部分を滑動可能に受入れて前記第２のハウジング部材を前記第１のハウジング部材上に角度を有して配置するように寸法を決められた位置決めスロツトを含んでいる、請求の範囲第１項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
２５．Ｍ）前記第１のハウジング部材の前記位置決め部分が前記第１のハウジング部材の前記閉鎖端部に隣接して前記ポート手段を取り囲む関係でこれから外方に伸長する一体的な取付け部を含み、Ｎ）前記位置決めスロツトが前記取付け部を滑動可能に受入れるように寸法を決められている、請求の範囲第２４項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
２６．Ｏ）前記第２のハウジング部材が前記第２のハウジング部材に下端部が連通する中空の直立溜槽部分を更に含み、Ｐ）前記ポート手段及び前記取付け部が前記第１のハウジング部材の下側に配置されていて、又Ｑ）前記位置決めスロツトが前記第２のハウジング部材の下側に配置されて前記第２の部材を前記第１の部材上に角度を有して配置して前記第２の部材の前記溜槽部分が前記第１のハウジング部材の伸縮可能の前記第２のハウジング部材内への挿入に応答して大体直立した配置になされるようになしている、請求の範囲第２５項記載のマスターシリンダーアクチユエーター。
２７．Ａ）１つの軸線上の中心合わせされ、開放端部及び閉鎖端部を含んでいる中空の円筒形主ボデイー部分を含む第１のハウジング部材と、Ｂ）前記軸線上に中心合わせされ、開放端部及び前記主ボデイー部分に下端部が連通する中空の直立する溜槽部分を含んでいる中空の円筒形の主ボデイー部分を含み、前記第１及び第２のハウジング部材の前記主ボデイー部分が前記軸線上に中心合わせされた前記両方のハウジング内に伸縮可能に関連されて細長い圧力室を形成する第２のハウジング部材と、Ｃ）前記圧力室内に滑動可能に取付けられて静止位置及び作動位置の間で前記軸線に沿つて往復運動を行うピストンであつて、前記ピストンが前記室をこのピストンの一方の側部及び前記第１の部材の閉鎖端部の間にある高圧部分及び前記ピストンの反対側にある低圧部分に分割する前記ピストンと、Ｄ）前記ピストンの前記一方の側部に固定されて前記第１の部材の前記主ボデイー部分の前記閉鎖端部を通つて突出するピストンロツドと、Ｅ）前記圧力室の前記高圧部分と連通する排出ポート手段と、及びＦ）前記ピストンの静止位置に於て、前記第２のハウジング部材の前記溜槽部分の内部及び前記圧力室の間を前記ピストンとの流体の連通を与える充填ポート手段と、を含んでいるマスターシリンダーアクチユエーター組立体。
２８．Ｇ）前記第１のハウジング部材の前記主ボデイー部分が前記第２のハウジング部材の前記主ボデイー部分内に伸縮可能に受入れられて全体的に前記圧力室を形成していて、Ｈ）前記第１の部材の前記主ボデイー部分及び前記第２の部材の前記主ボデイー部分に協働する連結装置が設けられていて、これらの連結装置が前記第１の部材の前記第２の部材の前記主ボデイー部分内への伸縮可能の挿入に応答して前記両方の部材を共に組立てられた状態に具合よく固定するようになされている、請求の範囲第２７項記載のマスターシリンダーアクチユエーター組立体。
２９．Ｉ）前記排出ポート手段が前記第１のハウジング部材の前記主ボデイー部分の円筒形の側壁を通つて伸長し、Ｊ）前記第１の部材の前記主ボデイー部分が前記第２の部材の前記閉鎖端部に隣接して前記排出ポート手段を取り囲む関係で前記第２の部材の前記主ボデイー部分から下方に伸長する一体的な取付け部を含んでいて、Ｋ）前記第２のハウジング部材の前記主ボデイー部分がこれの下側にてこの主ボデイー部分の開放端部から軸線方向に伸長する位置決めスロツトを含み、前記第２の部材を前記第１の部材上に角度を有して位置決めして前記第２の部材の前記溜槽部分が前記第１の部材の前記第２の部材内への伸縮可能の挿入に応答して大体直立する配置になすようになつている、請求の範囲第２８項記載のマスターシリンダーアクチユエーター組立体。
３０．Ｌ）前記両方のハウジング部材が弾性材料によつて形成されていて、Ｍ）前記協働する連結手段が前記第２のハウジング部材の前記主ボデイー部分上の内側の環状連結リツプと具合よく協働する前記第１のハウジング部材の前記主ボデイー部分上の外側の環状連結リツプを含んでいる、請求の範囲第２９項記載のマスターシリンダーアクチユエーター組立体。
３１．Ｎ）前記両方のハウジング部材の前記組立てられた状態が前記外側の環状リツプ上への前記内側の環状リツプの具合のよい係合及び前記位置決めスロツトの閉鎖端部の底部への前記取付け部の突当たりによつて形成されるようになされている、請求の範囲第３０項記載のマスターシリンダーアクチユエーター組立体。
３２．Ｉ）前記両方のハウジング部材が弾性材料によつて形成されていて、Ｊ）前記協働する連結装置が前記第２のハウジング部材の前記主ボデイー部分上の内側の環状連結リツプと具合よく協働する前記第１のハウジング部材の前記主ボデイー部分上の外側の環状連結リツプを含んでいる、請求の範囲第２８項記載のマスターシリンダーアクチユエーター組立体。
３３．Ｋ）前記第１のハウジング部材の前記主ボデイー部分が前記外側の環状連結リツプに対してこれの開放端部に向つて軸線方向に間隔をおかれた外側の環状シールリツプを更に含み、Ｌ）前記第２のハウジング部材の前記主ボデイー部分がこれの開放端部に半径方向に拡大されたカラーを含み、前記カラーの自由端から軸線方向に内方に間隔をおかれた内側の環状肩部を形成していて、Ｍ）前記外側の連結リツプが前記カラーの前記自由端に配置されていて、又Ｎ）前記ハウジングの組立てられた状態で前記アクチユエーターが前記外側の環状シールリツプ及び前記環状の肩部の間に封止状態で配置される環状のシールリングを更に含んでいる、請求の範囲第３２項記載のマスターシリンダーアクチユエーター組立体。
３４．Ｐ）前記第１のハウジング部材の前記主ボデイー部分が前記外側の連結リツプに対してこれの前記開放端部に向つて軸線方向に間隔をおかれた外側の環状シールリツプを更に含み、Ｑ）前記第２のハウジング部材の前記主ボデイー部分がこれの開放端部に半径方向に拡大されたカラーを更に含み、前記カラーの自由端から軸線方向に内方に間隔をおかれた内側の環状肩部を形成していて、Ｒ）前記外側の連結リツプが前記カラーの前記自由端に設けられていて、Ｓ）前記ハウジングの組立てられた状態で前記アクチユエーターが前記外側の環状シールリツプ及び前記環状の肩部の間に封止状態で配置される環状のシールリングを更に含んでいる、請求の範囲第２２項記載のマスターシリンダーアクチユエーター組立体。