JPS63501723A - 防腐剤 - Google Patents

防腐剤

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JPS63501723A
JPS63501723A JP62500640A JP50064087A JPS63501723A JP S63501723 A JPS63501723 A JP S63501723A JP 62500640 A JP62500640 A JP 62500640A JP 50064087 A JP50064087 A JP 50064087A JP S63501723 A JPS63501723 A JP S63501723A
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ワトキンス ジョン ベルナード
チーン シェン ウー
グリーブス ハリー
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パ−クハ−スト デビツト ジ−
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

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【発明の詳細な説明】 阪礼肚 1肛化4 本発明は、木材の防腐およびその他基材の処理に特に有用な安定エマルジョンに 関する。また本発明は、このエマルジョンを製造するための方法と装置とに間す る。
特に本発明は、油と水との安定エマルジョンに関し、この油は例えば石油系の油 や高温クレオソートである。
これら安定エマルジョンの製造方法では、準備された水相と油相とを混合すると 同時に超高ぜん断粂件下で乳化する。この方法は、Ultra−Turraxタ イプまたはDispax反応器タイプの新規な乳化装置において実施することが できる。このタイプの乳化装置は、特別に変更された入口を有するため、準備さ れた水相と油相とは、高速乳化器の分散室に別々に同時に導入、される。
11皮肌 木材や他の基材を保護するための合成物は従来から良く知られている。木材の防 腐用として300年間にわたり使用されている合成物にクレオソートがある。ク レオソートは、英国特許第214号に開示されており、これは1681年にBe ckerおよび5erleに付与された。クレオソートは、主として木材および 布の防腐用に使用されてきたが、医用、薬用、染料、化学用、カーボンブラック 、および燃料にも利用される。しかしクレオソートの使用にはいくつかの問題が ある。第一にクレオソート自体の取り扱いであり、さらにクレオソートで塗布ま たは処理された物の取り扱いである。特にその臭いと、それに接触した場合の皮 膚への刺激が問題である。
石油系の油やi物油等のその他油類も、場合によっては一つ以上の生物学的に活 性な成分と混合されて、木材や関連材料の防腐に使用されてきた。
クレオソートや鉱物油などの油を木材や他の物質の防腐に使用する上での不都合 な点は、ブラ、ントで使用する場合の加熱費用、可燃性、悪臭、汚染、および処 理材料の表面に塗布される油性でタール質の付着物である「クラッド」である、 このような不都合は、油類、特にクレオソートの使用を、人や家畜に接触する恐 れのない木材の処理に限定してしまう。
このため、これら問題点を克服するか、または少なくとも改善するような、クレ オソート等の油系の合成防腐剤を提供することの必要性がある。
本発明は安定エマルジョンを目的とする。この安定エマルシランは、クレオソー トまたは他の油類を含有し、各種形態および処理において、リグノセルロース等 の基材の防腐を行う、この安定エマルジョンは、従来の合成防腐剤の欠点である 、黒色の離脱し易い表面付着物を残し、完全に乾燥せず、液が浸出し、汚れを残 し、皮膚を刺激し、不快な臭いを発生させ、過度な可燃性を有し、汚染を引き起 こし、エネルギーコストが高い等を最小にする。より清浄なりレオソートまたは 他の油系防腐剤に固有の潜在的な利点は、極めて広範である。
1969年に高温クレオソート(HTC)がオーストラリアに導入されて以来、 HTCで処理した製品を使用しての苦情が過去に発生している。HTCで処理し た柱の多くは、高い気温のもとて液を多量に浸出させ、「クラッド」と呼ばれる 付着力のあるグリース性またはタール状の光沢表面を呈した。また、HTCで処 理した木材を扱う人の多くに、皮膚過敏、刺激、炎症などを発生させた。同様の 事例は、他の国々でも、クレオソートで処理した製品に発見されている9世界各 国でこれら問題を解明するために広範な研究がされてきたが、今までのところ、 商品として受容できるような油系またはクレオソート系の合成防腐剤はほとんど 開発されていない。
1976年9月6日に出願されたKoppers Au5traliaPty  Ltd、のオーストラリア特許第514897号は、あらかじめ拡散させた微粉 顔料を含有するクレオソートの水中油エマルジョンを開示する。このエマルジョ ンは、超高ぜん断の条件下で製造される。この特許が開示する合成物は多くの状 況において非常に有用であるが、使用時における安定性に同順があることが発見 されている。
クレオソートを含有する他の木材用合成防腐剤であって、特許第514897号 が開示するものよりも優れた安定性を有する防腐剤は、1984年6月13日に 出願されたKoppers Au5tralia Pty Ltd、の田際特許 出願第PCT/AU84100103号に開示されている。この出願の国際公開 番号は第WO35100040号である。
この出願の明細書は、特に顔料乳化クレオソート(PEC)合成物に関する。こ の合成物は、クレオソートと水との特別安定エマルジョンであり、微粉顔料と、 流動学的構造化剤と、木材誘導樹脂アルカリ金属塩と、界面活性剤と、リグニン スルホン酸塩と、顔料変性樹脂とを含有する。このエマルジョンもやはり超高ぜ ん断の条件下で製造される。
1吸α乳1 本発明は超高ぜん断の条件下で製造される安定エマルジョンに関する。このエマ ルジョンは、例えばクレオソートや石油系油または鉱物油などの油と、水と、他 の成分とを含有し、特別の品質を呈する。このエマルシランは、カチオン性、非 イオン性、耐酸性、アニオン性、および/または両性である。これら特性は、こ の合成物によって処理される木材などの基材に独特の乾燥特性を付与する。処理 方法は、浸漬、とぶ漬け、刷毛塗り、噴霧、または圧力含浸なとである。この圧 力含浸は、Ruping、Lowry、またはBethel 1スケジユール処 理などの各種条件下で実行することが可能である0本発明のエマルシランは、保 存および使用において極めて良好な安定性を有し、pH1温度、圧力、せん断、 流動、真空、および汚染などの悪条件においても安定である9本発明のエマルシ ランは、木材の他にも各種の基材に使用でき、迅速で永続的な表面乾燥を提供し 、浸出を起こさず、好ましくない表面付着物やクラッドを形成しない、このエマ ルシランは、蒸気圧が低く、興いが少ない、具いは、処理した基材の乾燥ととも に急速に消散し、成分は処理した基村内に著しく固定される。
この合成物は、木材、本繊維、合成木材製品、石工、および鉄または鋼などの材 料を処理するために使用できる。
本発明の一形態は、水と少なくとも一種の油との安定エマルジョンに関する。こ のエマルジョンは、前記水と油とを混合すると同時に、超高ぜん断の条件下で乳 化することによって製造される。このエマルジョンは、少なくとも一種のカチオ ン性、非イオン性、および/または両性の乳化剤であって、化学的な拮抗反応を 発生させずに前記エマルジョンを乳化する乳化剤と;好ましくは少なくとも一種 の耐カチオン性流動学的構造化剤と;好ましくは少なくとも一種の一極性の化学 的および/まなは生物学的活性成分とを含有し、そのpHは9と2の間である。
また、この合成物は、少なくとも一種の疎水剤および/またはm造化剤を含み、 これは導入され、混合されて油と反応する。また、この合成物は一種以上の、顔 料、充填剤、増量剤、または架橋剤を含有することができる。
また、酸または塩基を加えて、合成物のpHを調整して9〜2の範囲にすること も必要である。
本発明の他の形態は、水と少なくとも一種の油との安定エマルジョンを製造する ための方法に関する。この方法は、 (a)好ましくは9〜2の範囲のpHを有する水相を準備する段階において、 (a)(i)少なくとも一種の耐力千オン性流動学剤を存在させる場合、それを 水に溶解させ、曝気を避けて穏やかに連続的に撹拌しながら少なくとも24時間 にわたって溶Wc和させ、 (a)(ii)少なくとも一種のカチオン性、非イオン性、および/または両性 の乳化剤を前記段階(a)(i)の結果である溶液に溶解させ、前記乳化剤は、 化学的な拮抗反応を発生させずに乳化を行うことが可能なものであり、 (a)(iii)少なくとも一種の一極性の化学的および/または生物学的に活 性な成分を存在させる場合、それを前記段1f(a)(ii)の結果である溶液 に添加して溶解させ、段階(a)(fit)の溶液を少なくとも4時間にわたっ て拡散および乳化させる各段階と、(b)少なくとも一種の油を有する油相を準 備する段階と、 (c)前記水溶液と前記油溶液とを、超高ぜん断の条件下で混合すると同時に乳 化して安定エマルジョンを製造する段階とを備える。
必要に応じ、前記方法は、追加段階として、(a)(iV)少なくとも一種の架 橋剤を段階(a)(ii)の結果である溶液に添加して溶解させ、および/また は (a)(V)顔料、充填剤、または増量剤を個別にまたは組み合せて段階(a) (it)または(a)(iV)の結果である溶液に添加して分散させ、必要があ れば(a)(Vi)前記段階(a)(V)の結果である溶液に酸または塩基を添 加することによってpHを9〜2の範囲に調整する各段階を備えることができる 。
前記方法は、また選択的段階として、 (b)(i)高せん断下において少なくとも一種の両性および/またはm造化剤 を前記油に添加して少なくとも4時間にわたって反応させ、 (b)(it)個別にまたは組み合せて、顔料、充填剤、丈たは増量剤を段階( b)(i)の結果の溶液に添加して分散させる各段階を備えることができる。
本発明のさらに別の実施例は、疎水相と親水相とを超高ぜん断して乳化するため の装置に関する。この装置はDispax反応器またはUltra−Turra xタイプである。この装置の特徴は、入口が変更されていることである。これに より乳化前における疎水相と親水相とは、互いに接触する滞留時間が可能な限り 少なくされる。前記変更は、前記両相を乳化室内に別個にかつ実質的に同時に導 入する手段による。
前記乳化室内に前記両相を別個にかつ実質的に同時に導入するための好適手段は 、D i 5pax反応器またはUltra−Turraxタイプの乳化室の入 口にFA接して二つの相用の別個の入口ラインを位置させることである。各相の 流量が制御されて前記乳化室内に送られると、両相は乳化室内において互いに接 触する。
所望製品は水中油または油中水の形態のエマルジョンであるが、この所望製品に 必要な各相の相対量に基づき、各相の流量を正確に制御することが好ましい、こ の流量は、各入口ラインに比例制御弁を使用して制御することもできる。
本発明の安定エマルジョンは、木材、鉄筋コンクリートなどの石工、および鋼な どの材料を処理し防腐する上で非常に効果的である。エマルジョンに微粉顔料を 加えても加えなくとも良い、この微粉顔料は、処理される材料中のまたは材料上 の化学的および/または生物学的活性成分の実質的な固着を強化する手段である 。この顔料は、充填剤、増量剤、または追加の染料を含むことができる。
前記エマルジョンは、少なくとも一種の油を含有する。
この油はクレオソートとすることができる。このクレオソートは、複合有機化合 物を含有し、木材、石炭、コールタール、または石油原料から得られる。前記油 は、石油系の油、石油系の油の留分、またはそれらの混合としてもよい、所望に よって植物油を使用することもできる。
クレオソートを使用する場合、高温クレオソート(HTC)が好ましい、安定エ マルジョンにおける油の好itは、5〜95重旦%である。クレオソートと、石 油系の油の留分および/または植物油との混合など、混合油を使用してもよい。
前記安定エマルジョンは、さらに水相を含有する。エマルジョンを製造するため に使用される水は、極めて多量の溶解塩を含有しないことが好ましい、また硬水 を使用する場合、使用前にその水を軟化することが好ましい。
エマルジョンの5〜95重量%は水であることが好ましい。
本発明の安定エマルジョンは、さらに、カチオン性、非イオン性、および/また は両性乳化剤を含有する。「乳化剤」とは、化学的な拮抗反応を引き起こさずに 、成分の疎水性および親水性混合物を拡散させる働きをする界面活性剤および乳 化剤を示す、前記化学的な拮抗反応は、前記したような成分を混合する際に通常 発生するものである。このような乳化剤は、エトキシル化アミンまたは脂肪アミ ンを基とすることができる。下記タイプのエトキシル化ジアミンが最も好ましい 。
または次の化学式を有する脂肪アミンが好ましい。
R−[NH−(C)I2)3]。−NH2ここでn=o〜5である。置換基x、 y、および2の合計は、3〜100の間であり、好ましくは3〜43の間であり 、最も好ましくは3または12である。置換基Rは獣脂が好ましい、前記に説明 したタイプのエトキシル化ジアミンは、良好な界面活性特性を示し、熱に対して 安定であり、カチオンおよびアニオンの両方と相溶性がある。これは、特にカチ オン性毒物および/または難燃剤がエマルジョンに含有される場合に有用である 。他のカチオン性、非イオン性、および/または両性のエマルジョンは、アルキ ル4基塩化アンモニウム類、イミダゾール系化合物類、およびN−アルカリ−ア ミノ−プロピオン酸類である。好ましい乳化剤は、Dinoramox (エト キシル化ジアミン)またはStabiramの商標名で販売されているものであ る0両者とも仏画のCECA社のProchinor事業部で製造されている。
この乳化剤は、エマルジョンに微量から10重量%の間で含めることが好ましい 。
本発明のエマルジョンは、少なくとも一種の耐カチオン性流動学的構造化剤を含 有することができる。耐カチオン性流動学的構造化剤は、親水成分であり、水性 系を濃厚にし、懸濁させ、安定させる。この薬剤は、溶液中にあって、微粒固体 粒子が沈澱するのを防止し、油滴が上昇するのを防止し、水相と油相との濃度差 を埋める働きをする。
好適な流動学的構造化剤は、Po1yoxである。これは分子量が多く、酸化エ チレンの水溶性ポリマーであり、次のようなタイプである。
−(o−cH2−cH2);; ここでnは約2,000から約100,000である。
Po1yoxは酸溶液中において安定であり、その使用は本発明の合成物におい て好適である。楕遺化剤は、合成物中において微量から2.5重量%までの量を 存在させることが好ましい、流動学的構造化剤として使用できる他のものは、米 国のKelco社からKelzanの商標で販売されている薬剤であり、これは キサンガムである。 Premium Gelなどの膨張粘土も使用可能である 。他の流動学的構造化剤の例としては、Carboρolの商標名で販売されて いるものがあり、これはカルボキシビニルポリマーである。またCabosi  lという商標名の!!二酸化ケイ素がある。
本発明のエマルシラン合成物は、非イオン性、両性、および/またはカチオン性 である。好適形態として、有機酸または無機酸を添加する。これらはエトキシル 化ジアミンと反応し、乳化剤として働きおよび/またはa終的なエマルジョンの pHを制御する。無機酸の例としては、燐酸、正燐酸、および塩酸である。これ らの添加量は、アミン上に凝縮する酸化エチレンの分子量に基づきエトキシル化 ジアミンを中性化するのに必要な量であって、エマルジョンのpHを1〜9の間 、好ましくは2〜6の間に制御するような量である。有機酸の例は、氷酢酸、ス テアリン酸、リノール酸、およびオレイン酸である。
エトキシル化ジアミンを中性化するのに必要な旦以上に使用される酸は、エマル ジョンに含有される顔料が金属酸化物または水酸化物またはそれらの混合によっ て構成される場合、重要である。エマルジョンの要求pHを実現する酸の量は、 最終のエマルジョンの所望安定性によって決定される。この安定性は、エマルジ ョンの行動において実行されるまたはそれに関連する顔料系および油滴または水 滴の等電点に付随するものである。
このエマルジョンは、少なくとも一種の一極性の化学的および/または生物学的 活性成分を含むことができる。
このような−極性の活性成分は、基材の構造と相互反応し、該基材に化学的およ び/または生物学的保護を付与するか、またはエマルジョンの化学的性質の一部 として前記基材と反応する。前記成分として好ましいものは、極めて酸性であり 、金属カチオンリッチであり、複極性であり、酸化剤でもある化合物である。好 適な成分は、銅−クロムーヒ素ペーストまたは液であり、Tana l i t h、Ce1cure、およびBol 1denの商標で販売されている。他の有 極性活性成分は、水溶性ホウ素、フッ素化合物などである。またはこれらは、例 えば銅−クロム化合物に置き換えてもよい、有極性活性成分は、微量から25重 量%の量で存在させることが好ましい。
前記成分は、一つ以上の架橋剤を含むことができる。
架橋剤は両相に可溶な化合物であり、エマルシヨンを構成する各相の相反する性 質を減少させる。好適な架橋剤は、グリコールであり、最も好ましいものはヘキ シレングリコールである。架橋剤を使用する場合、微量から30重旦%の量で存 在させなければならない。
あらかじめ拡散される一つ以上の微粉顔料を本発明の合成物に含めても良い、こ の顔料は、両性、非イオン、またはカチオン顔料とできる。顔料は、充填剤、増 産剤、および染料を含む、好適な顔料は、二酸化チタンである。
一つ以上の微粉顔料を使用することができる。これら顔料は、一つ以上のカチオ ン性または両性の界面活性剤であらかじめ被覆し、活性化させ、顔料が水相およ び/または油相に容易に拡散し、電気的に活性とすることができる、あらかじめ 被覆した顔料を使用する場合、0.5〜7.5重量%を含めることが好ましい、 また、微粉顔料は、75重1%までの濃度において両性、非イオン性またはカチ オン性媒質にあらかじめ拡散させ、この溶液を本発明の合成物に混合し、顔料が 0.5〜30重量%を構成するようにすることも可能である。
顔料を合成物に対してあらかじめ処理するまたは含有させる方法に関わらず、顔 料を存在させる場合、その量は0.5〜30重旦%重量ることが好ましい、さら に好適には、25重重旦未満の旦において存在させることである0本明細書に含 め得る他の顔料は、有機顔料または金属顔料であり、ブロンズ粉、アルミペース ト、および各種充填剤である。各細充填剤としては、タルク、二酸化ケイ素、お よび方解石がある。
クレオソート以外の油を存在させる場合、またはクレオソートを存在させる場合 にしばしばめられる選択的な油を存在させる場合、エマルジョンに特別の物質を 存在させることができる。
これら物質の一つは、疎水性および親油性薬剤である。
これは、乳化を行う前に油相と反応させる。疎水剤は、有機相を化学的に活性化 し、溌水性を強化し、水相の対抗性からそれを守る手助けをする。好適な疎水剤 は、長鎖脂肪族アミンである。これらアミンは、例えば、防腐化合物の製造に使 用される機械および装置の表面に耐腐食性を与えると共に、該防腐化合物で処理 される金属基材の表面に耐腐食性を与える。これらアミンは、殺バクテリア剤で あり殺藻剤でもある0選択される疎水剤は、耐カチオン性であり、好適なアミン はジアミンジオレートであって次のタイプである。
この化学式において、R1は長鎖脂肪酸であり、好ましくは獣脂またはオレイル である。R2は、好ましくはオレイン酸または同様の酸から得られるものである 。好適な疎水剤は、In1pol 002またはIn1pol SO2の商標名 で販売されているものである。これら化合物は、仏画のCECA社のProch inor事業部で製造されている。疎水剤は、合成物に微量から10重重旦の量 で存在させることが好ましく、より好ましくは0.2〜10重景%重量る。一種 以上のあらかじめ拡散される微粉顔料を油相に拡散させることができる。これら 顔料は、0.5〜7.5重量%の量を含有させることが好ましい。
本発明の合成物は、通常のおよび悪い温度および圧力条件で連続的に使用するこ とができ、不活性材料、対抗するイオンおよび化学物質、および木材からの酸の 浸出による著しい汚染に耐えることができる。
本発明の合成物における好ましい選択的化合物は、前処理されたおよび/または 前塗布された微粉顔料、増量剤、または不活性充填剤であり、エマルジョン内に おいて、および基材のfi造の中または上において反応し、特別の効果を発揮す るものである。
油相および/または水相は、化学的に変性させるか、水溶性および/または油溶 性の毒物、および7丈たは相拡散不溶性毒物を添加することによって強化し、殺 虫および殺しろあり効果を提供するとともに、処理した基材に清潔で汚染がなく 美的な状態を提供できる。他の成分を合成物に添加することもでき、これによっ て建築工業分野における広範な要求に答えることができる。47℃〜127℃の 間の各種融点規格を有するパラフィンワックス類、みつろう(生または精製)、 および各種等級と分子量の水溶性ワックス類を本発明のエマルジョンに添加する ことができ、添加旦は最終エマルジョンの10重量%までの比率である。これら ワックスは、最終エマルジョンとその要求品質に応じて、単独でまたは組み合せ て添加することができる。ワックス類は、原油ワックスの形態で添加することも できる。これらワックス類は、防水性を強化するために添加される。
本発明のエマルジョンに有効な充填剤は、Reynolds社(米B:l)のア ルミン酸ナトリウム粉末、タルク、ケイソウ土、方解石、パライト、および珪酸 塩などである。
本発明のエマルジョンに有効な染料は、油溶性染料であり単独でまたは顔料とと もに使用して老化または初期使用における色と高め、特定の波長の光を屈折して 最終製品を保護し、紫外線の影響を遮断し、タール状の浸出形成を防止し、酸化 を防止する。染料は本発明の合成物において犠牲モードで使用できる。つまり、 塗装表面または処理表面を露出する初期段階において、紫外線や赤外線を遮蔽す るので、退色して顔料の発色を高め、タールの形成や暗色化を防止する。適切な 染料の例は、インタアセチルレッド、インタアセチルグレー、KCAオイルイエ ロー2G、KCAオイルオレンジE、KCAオイルレッドA、クロモファインオ レンジ2R550、クロモファインレッドB750、セイ力ファストイエローM 35、クロモファイングリーン2G550D、およびクロモファインブルー52 75である。
金属顔料は、単独または他の染料と組み合せて使用し、「金属的」な光沢のある 仕上げ面を付与する上で優れていることが分った0本発明の合成物のこの機能は 、クレオソートの浸透性および防腐効果に加えて、はこり、水、塩、降下物、塩 噴霧、化学薬品の侵食などのような環境危険の過酷な条件に表面を露出すること に対し、機械的保護を付与する。適当な金属顔料は、例えば、青銅粉末類、およ びアルミペースト類である。前記ペースト類は、10%までの量を単独で、また は顔料および/または染料との組み合わせで使用する。
本発明の合成品に追加的に使用する植物油は、天然製品から得られる油類であり 、エマルジョン安定剤、乾燥助肩、増量剤、および特別に多量の樹脂添加用め溶 解助剤として使用される。これらの油類は、長期貯蔵寿命が望まれるような幾つ かの非芳香族成分の融和性番確案にするなめに使用される。これらは、家畜地域 、家屋密集地域、および人口密集地域において使用されるエマルジョンの蒸気圧 力特性を変更するために使用される。またこれらは、金属石鹸の形成を助けるた めに使用される。
これらの植物油の例としては、トールオイル、獣脂脂肪酸類、脂肪酸ピッチ、生 あまに油、沸騰あまに油、重合あまに油、大豆油、なたね油、木材油類、スタン ド油類、ひまし油、ステアリン脂肪酸類、およびココナツ脂肪酸類がある。
これら油類は、最終エマルジョンの10%までの量で追加的に使用され、特別目 的の場合、最終エマルジョンの25%までの量で使用される。
鉱物油は、本発明のエマルジョンに添加剤として有用であり、エマルジョンの芳 香成分を還元し、特別の構成を可能にし、困難な謝脂の添加を可能にする。これ ら鉱物油の例としては、鉱物テレピン油、パラフィン油、低芳香油類、液体パラ フィン類、変性処理油類、ディーゼル留分類(ケロシンカット)、および処理油 類がある。
これらの油類は、最終エマルジョンの10%までの量で追加的に使用され、特別 の増量剤または溶解助剤として使用する場合は、さらに高いパーセントで使用さ れる。
本発明のエマルジョンは、大気圧または高圧、および大気温度または高温で含浸 を行うことにより、多孔性基材に適用できる。このエマルジョンは、噴霧、刷毛 塗り、またはロール塗りによって表面に適用できる。エマルジョンの粘度は調整 可能であるため、該エマルジョンは、液体・ペースト、ワックス、またはゲルの 各粘度を有することができる。エマルジョンがこのような形態を取り得るので、 これらは、こすり付け、こて塗り、ポンプ塗りなどによっても表面に適用するこ とができる。
本発明は、超安定エマルジョンを提供する。このエマルジョンは、不活性充填剤 、所定の化学物質および難燃有機液体および複合溶液、コロイド、および/また はその他のエマルジョンを添加することによって変性でき、処理した木材に難燃 性を付与できる。特に特徴的であるのは難燃有機液体である。該液体は、クレオ ソートに溶解および/または乳化され、ある種の有機液体のみの場合に特有な蒸 気の問題を全く有さない難燃性防腐剤を作る0本発明において乳化可能な難燃性 化学物質は、本質的に防腐効力を示し、本発明の合成物を補完するものである。
本合成物を製造する一つの方法は、耐カチオン性流動学的物質を水に溶解させ、 穏やかに連続的に撹拌し、少なくとも24時間にわたってその溶液を溶解和させ る。
この時間が経過したら、カチオン性、非イオン性、および/または両性の乳化剤 を前記溶液に加え、連続的に撹拌し、少なくとも1時間にわたって反応させる。
水相はこの期間中、連続的に撹拌される。架橋剤を使用する場合、架橋剤を水相 に加え、約1時間にわたって十分に混合する。顔料が必要な場合、この顔料は泡 を生じないように前記溶液に加える。2時間にわたって前記混合物を十分に反応 させ、次に有極性化学的および/または生物学的活性成分を加える。この結果得 られる水相溶液は少なくとも4時間にわたって養生し、次に油相と混合する。
油相は、別個に準備され、少なくとも一種の油で構成される。この油は、石油系 の油、クレオソート、またはこれらの混合などである。疎水剤を含有させる場合 、40〜50℃の温度の温油に該疎水剤を溶解させて反応させることが好ましい 、顔料を必要とする場合、前記油相は、少なくとも4時間にわたって十分に養生 してから、乳化する。
その他の成分は、この段階において、これら成分が疎水性であるか親水性である かによって、油相または水相に添加する。エマルジョンは、前記水相と油相とを 混合すると同時に、超高ぜん断の条件下で両者を乳化することによって製造され る。この超高ぜん新条件は、Dispax反応器、またはUltra−turr ax反応器を使用して行われる。
この反応器は、前記2相が実際の乳化前に極めて短時間において互いに混合され るように変更された入口を有する。これは、各相を反応器入口に直接に吸入させ るための2本の別個のパイプによって、乳化発生の実時間において二つの異なる 相を混合させるだけで行われる。
超高ぜん断は、それ用の従来のいかなる手段によって実行してもよい。
ただし、超高ぜん断乳化は、本発明の一実施例に基づく新規な装置を使用して実 行することが好ましい。
この装置は、D i 5pax ′i、たはtJltra−turraxタイプ の反応器であるが、準備された親水相と疎水相とを装置の拡散室に別個に同時に 導入することができるように変更されている。 DispaxまたはU1tra =turraxタイプの装置は、周囲速度が高速なステータ/ロータ系の機械的 高周波効果に基づいている。この装置の拡散室は、安定エマルジョンを製造する ものであり、一般にスロット付の円筒を内蔵する。これらスロットは、回転軸に 対して平行に配置される。これら円筒は、拡散室の壁面に隣接して配置され、極 めて高速で回転する。
二つの異なる相を前記円筒の中央空間に導入するための手段は、ジェット構成、 または拡散室への入口において合流する2本の別個の入力コンジット、またはそ の他の手段である。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の安定エマルジョンを製造するための超高ぜん断乳化用の変更 型D i 5pax反応器を示す断面図、および 第2図は、第1図に示した本発明の安定エマルジョンを製造するための超高ぜん 断乳化用の装置の全体図であり、二つの相のaftを調整し制御する方法を示す 図である。
日の を るための 多、。
本発明の各種実施例を実際例を参照して説明する。これら実際例は、本発明を制 限するものではない。
夏り匠ヱ肛i匠 下記は本発明に基づき、745G6発生器を使用し、1050 rad、5ec −’および室温(約20℃)におり)てtJltra−turrax反応器内で 混合を行い、第1表に示すカチオン性エマルジョンを製造した例である。
A:水 B : Po1yx WSR205(流動学的構造化剤)C:ヘキシレングリコ ール(架橋剤) D : Dinoramox S12 (乳化剤)E:非イオン性顔料(白色) (顔料) F;高温クレオソー) (A3114B) (油)G : In1pol 00 2 (疎水剤)1L民 実施例 成分(重量割合) 番号 ABCDEFGp)I” 1 27.5 0.25 2.5 1.0 5.0 70.0 1.0 5.1 34 47.5 0.5 2.5 T、0 5.0 50.0 +、0− 6. 05 47.5 0.5j、S 1.0 5.0 50.0 1.0 3.86 、 47.5 0.5 2.5 1.0 5.0 50.0 1.0 1.9本 有極性化学的活性成分としておよびp)(を調整するために燐酸を使用した。
第1fM〜第6例において製造された生成物につき、16時間にわたる一18℃ での冷凍とそれに続く8時間にわたる解凍を7サイクル実行した。これらエマル ジョンは安定であることが目視された。冷凍/解凍に先立ち、一定量のエマルジ ョンを第1例〜第6例から取り出した。
これらサンプルは、7日間にわたって100℃に加熱し、次に室温まで冷却した 。これらエマルジョンは安定であることが目視された。
展ヱにjロロ月I 下記は本発明に基づき、745G6発生器を使用し、1050 rad、 se e”および室温(約20℃)においてUltra−turrax反応器内で混合 を行い、第2表に示す「白色。
カチオン性エマルジョンを製造した例である。
A:水 B : Po1yx WSR205(K勧学的構造化剤)C: Stabira m MS3 (乳化剤)D:非イオン性顔料(白色) (jiJf料)E:高温 クレオソート(A3114B) (油)F : In1pol 002 (疎水 剤)G:塩化カルシウム 乳l民 実施例 成分(重量割合) 7 50.0 0.5 1.0 5.0 50.0 0.5 0.4 6.09  50.0 0.5 1.0 5.0 50.0 0.5 0.4 4.010  50.0 0.5 1.0 5.0 50.0 0.5 − 4.011 5 0.0 0.5 1.0 5.0 50.0 0.5 0.4 2.0+4 5 0.0 0.5 1.0 5.0 50.0 − − 6.OIs 50.0  0.5 1.0 5.0 50.0 − 0.4 4.016 50.0 0. 5 1.0 5.0 50.0 − − 4.017 50.0 0.5 1. 0 5.0 50.0 = 0.4 2.018 50.0’ 0.5 1.0  5.0 50.0 − − 2.019 30、OQ、25 1.6 5.0  70.0 0.5 0.4 5.520 30.0 0.25 1.6 5. 0 70.0 0.5 − 5.521 30.0 0.25 1.6 5.0  70.0 0.5 0,4 4.022 30.0 0.25 1.6 .5 .0 70.0 0.5 − 4.023 30.0 0.25 1.6 5. 0 70.0 0.5 0.4 2.424 30.0 0.25 1.6 5 .0 70.0 0.5 − 2.425 30.0 0.25 1.5 5. 0 70.0 − 0.4 6.026 30.0 0.251.S 5.0  70.0 − − 6.027 30.0 0.251.5 5.0 70.0  − 0.4 4.028 30.0 (L2S1.S 5.Q 70.0 −  − 4.029 30.00.251.5 5.0 70.0 − 0.4  2.530 30.0 0.251−5 5.0 70.0 − − 2.5* 有有径性化学的性性成としておよびpHを調整するためにg4酸を使用した。
匪ユニ1上」しLll 下記は本発明に基づき、745G6発生器を使用し、1050 rad、 5e e−見および室Pjh(約20℃)においてUltra−turrax反応器内 で混合を行い、第3表に示す「白色jカチオン性エマルジョンを製造した例であ る。
A:水 B : Po1yx WSR205(流動学的構造化剤)C:ヘキシレングリコ ール(架橋剤) D : Dinoraiox S12 (乳化剤)E:銅−クロムーヒ素ペース ト(Tanalith CP)(有極性化学的および生物学的活性成分)F:高 温クレオソート(油) G : In1pol 002 (疎水剤)H:カチオン性顔料(白色)(顔料 ) ■=非イオン性顔料(白色)CM料) J : Cabosil (fXX動的的構造化剤匙1民 実施例 成分(重量割合) 番号 ABCCIEFG)11 :J 317B、0 1.0 .2.0 1.0 B、12Q、0 1.0 2.0  +−1,03278,01,02,01,08,120,0+、0 2.0−0 .533 78.0 1.0 2.0 1.0 8.120.0 +、0 2. 0 ++ ++34 78.0 1.0 2.0 1.013.020.0 1 .0 2.0−1.036 78.0 1.0 2.0 1.013.020. 0 1.0 2.0 −− −−37 78.0 1.0 2.0 1.Os、 12ci、o 1.o−2,01,33878,01,02,01,08,12 0,01,0−2,0−−39 6B、2 0.9 1.8 0.9 7.1  30.0 +、s−1,81,3406B、2 0.9 1.8 0.9 7. 1 30.0 1.5−1.8 −−41 58.5 0.8 1.5 0.8  6.1 40.0 2.0−1.5 1.342 58.5 0.8 1.5  0.8 6.1 40.0 2.0−1.5 −−43 48.8 0.6  +、2 0.6 5.1 50.0 2.5−1.3 −−策A」」1 本発明に基づく変更型Dispax反応器を使用する乳化パイロットプラントに おいて、下記の成分(重量割合)を有する500Kgのエマルジョンを製造した 。
成分 割合 量(Kg) A:水 27.5 137.5 B : Po1yx WSR205(流動学的構造化剤) 0.25 1.25 0:ヘキシレングリコール(架橋剤) 2.5 12.5D : Dinora @ox S12 (乳化剤) 1.0 5.OE:非イオン性顔料(白色)(顔 料) 5.0 25.OF=高温クレオソート(油) 70.0 350.OG  : 1nipol 002 (疎水剤) 1.0 5.OH:オルソ燐酸 1 .0 5.0 (有極性化学的活性成分) 初期pHが3.2であるこのエマルジョンを使用して堅木柱片と切出し木材とを 処理した。20回の処理を行い、エマルジョンを73℃まで加熱し、1400k Paまでの油圧を使用した。各回に使用したエマルジョンのpH1表面張力、比 重、水分、および顔料含有量を分析した。20回の処理後、pHおよび顔料含有 量がわずかに上昇したが、エマルジョンは詳細分析および巨視的および微視的観 察に基づき依然として安定であった。
処理したサンプルすべての表面は、冬期の条件にも関わらず、数週間以内に乾燥 した。
展支i涯 前記乳化パイロットプラントにおいて、下記の成分を有する300Kgのエマル ジョンを製造しな。
成分 割合 量(Kg) A:水 63.4 190.0 B : Po1yx WSR205(流動学的構造化剤) 0.8 2.50: ヘキシレングリコール(架橋剤) 1.6 5.0D : Dinoramox  S12 (乳化剤) 0.8 2.5E:非イオン性顔料(白色)(顔料)  5.0 15.OF:銅−クロムーヒ素ペースト(有極性 6.6 20.0化 学的および生物学的活性成分) G:高温クレオソート(油) 35.0 105.OH: In1pol 00 2 (疎水剤) 1.8 5.3I:オルソ燐酸 0.05 0.15 (有極性化学的活性成分) 完成したエマルジョンの最終pHは4.2であった。
この完成エマルジョンを使用して堅木柱片を5回処理した。この後、分析的およ び微視的観察の結果、エマルジョンは依然として安定であった。
匙支i匠 Orad、 5ec−”および室温(20℃)においてUltra−turra X反応器内で下記の物質を混合した。
成分 重量割合 A:蒸留水 50.0 B : Po1yx WSR205(流動学的m造化剤)0.5C: Dino ramox S12 (乳化剤)1.0D二オルソ燐酸 0.5 (有極性化学的活性成分) E:高温クレオソート(油) 50.0F:非イオン性顔料(白色)(顔料)3 .0策主り燵 Ultra−turrax反応器内で下記の物質を混合した(第46例と同様に )。
成分 重量割合 A:蒸留水 45.0 B : Po1yx WSR205(流動学的i造化剤) 0.25C: Di noramox S12 (乳化剤)1.OD:オルソ燐酸 0.5 (有極性化学的活性成分) E:ヘキシレングリコール(架橋剤)5.OF=高温クレオソート(油) 50 .0G : In1pol 002 (疎水剤)0.5乳先1匠 Ultra−turrax反応器内で下記の物質を混合した(第46例と同様に )。
成分 重量割合 A:蒸留水 63.5 B : Po1yx WSR205(流動学的m造化剤)0.5C: Dino ramox S12 (乳化剤)0.8D:ヘキシレングリコール(架橋剤)1 .5E:非イオン性顔料(白色)(顔料)5.0F二銅−クロムーヒ素ペースト (有極性 6.5化学的および生物学的活性成分) G:工業燃料油(石油原油精製からの 35.0重質残留物) 展支隻肚 Ultra−turrax反応器内で下記の物質を混合した(第46例と同様に )。
成分 重量割合 iL (Kg) A:水 6.5 325.0 B : Dinoramox S12 (乳化剤) 1.0 5.OC: Ta nalith (有極性化学的活性成分) 10.7 5.1゛D=油(Pro tea150i1) 35.0 175.OE : Dinoramox S  43 (乳化剤) 0.5 2.5本発明の他の形態を図面を参照して説明する 。
第1図は、本発明に基づく変更型Dispax反応器を示す一部断面図である0 反応器1は乳化室または拡散室2を有する。拡散室2はステータ3とロータ4と を内蔵する。
加熱または冷却ジャケット5は、拡散室を取り囲む入口および出口ボート6を有 する。出ロアは本発明に基づく装置1で製造される安定エマルジョン用である。
装置1は、疎水相用の入口8と親水相用の入口9とを有する。
これら両相は拡散室2内において混合されて安定エマルジョンを形成する。混合 された疎水相および親水相の拡散室に入る前の残留時間は、最小に保たれる。拡 散室2内において、前記2相は、拡散室2内部のロータ4/ステータ3の構成に よって機械的にせん断される。ロータ4は8,000rpmまでの速度で回転し 、ロータ/ステータ構成の周囲速度は23m/secまでである。入口コンジッ ト8および9を介して拡散室2に入る前記2相は、吸引され、3個のロータ/ス テータを連続的に(粗目から細目へ)通過させられ、本発明の安定エマルジョン を製造する。
第2図は第1図に示したDispax反応器の全体図である。
第2図の変更型D i 5pax反応器の主要部には、第1図と同一の番号が付 されている。
ただし、この装置にはステータ/ロータ構成を起動するための電動モータ10が 示されている。また、所望成分のエマルジョンを製造するために、つまり油中水 または水中油のエマルジョンを製造するために、疎水相および親水相の流量を精 密に制御する必要がある。第2図は制御弁11を使用してこれら流量を調整する 方法を示す。
制御弁11は比例制御器12に接続される。比例制御器12は実際の流量を統制 するために使用される。逆止め弁13を各入口コンジット8および9内に設け、 逆流防止と、相が互いに混合することの防止とを行うことが好ましい。
2相は同時に発生器を通して高速で吸引され、油相および水相の各々は、乳化前 において最小時間で互いに混合される。変更していない通常のD i 5pax 反応器では、2相は乳化前に分離が保たれず、比較的長い時間にわたり装置はど の安定なエマルジョンを製造しない。
勾 国際調査報告

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水と少なくとも一種の油とを混合すると同時に超高せん断の条件下で乳化す ることにより製造される安定エマルジョンにおいて、化学的な拮抗反応を引き起 こさずに前記エマルジョンを乳化する少なくとも一種のカチオン性、非イオン性 、および/または両性の乳化剤を含有する前記安定エマルジョン。
  2. 2.pHが9と2の間である請求の範囲第1項に記載のエマルジョン。
  3. 3.前記少なくとも一種の油はクレオソートである請求の範囲第1項に記載のエ マルジョン。
  4. 4.前記クレオソートは高温クレオソートである請求の範囲第3項に記載のエマ ルジョン。
  5. 5.前記少なくとも一種の油は、植物油、右油系の油、または石油留分である請 求の範囲第1項に記載のエマルジョン。
  6. 6.前記カチオン性、非イオン性、および/または両性の乳化剤は、一つ以上の アルキル4基塩化アンモニウム類、イミダゾール系化合物類、N−アルカリーア ミノーブロピオン酸類、およびエトキシル化アミンから選択される、請求の範囲 第1項に記載のエマルジョン。
  7. 7.前記エトキシル化アミンは下記タイプのジアミンから成り、 (CH2−CH2−O)y−H R−N−CH2−CH2−CH2−N (CH2−CH2−O)z−H (CH2−CH2−O)x−H 置換基x,y,およびzの合計は3と100の間であり、Rは鎖長さC8−C2 0を有する脂肪酸のアルキル誘導体および/または下記タイプの脂肪アミンであ り、R−[NH−(CH2)n−NH2 ここでn=0〜5であり、Rは脂肪酸のアルキル誘導体である、請求の範囲第6 項に記載のエマルジョン。
  8. 8.前記置換基x,y,およびzの合計は3と43の間である、請求の範囲第7 項に記載のエマルジョン。
  9. 9.前記置換基x,y,およびzの合計は3と12の間である、請求の範囲第8 項に記載のエマルジョン。
  10. 10.耐カチオン性流動学的構造化剤、ワックス類、染料、顔料、徴粉顔料、充 填剤、増量剤、架橋剤、有極性化学的および/または生物学的活性成分、および 疎水性および/または構造化成分の少なくともいずれか一つから選択される一つ 以上の添加物をさらに含有し、前記疎水性および/または構造化成分は、油相ま たは水相、腐食防止化合物、または難燃性化合物内に導入され、混合され、反応 する、請求の範囲第1項に記載のエマルジョン。
  11. 11.前記流動学的構造化剤は、酸化エチレンの水溶性ポリマー、キサンガム、 膨張粘土、カルボキシビニルポリマー、または発煙二酸化ケイ素である、請求の 範囲第10項に記載のエマルジョン。
  12. 12.前記顔料は二酸化チタンおよび/または酸化鉄である、請求の範囲第10 項に記載のエマルジョン。
  13. 13.前記顔料は、一つ以上のカチオン性または両性の界面活性剤によってあら かじめ被覆され活性化される、請求の範囲第10項に記載のエマルジョン。
  14. 14.前記微粉顔料は75重量%までの濃度において両性、非イオン性またはカ チオン性媒質にあらかじめ拡散さる、請求の範囲第10項に記載のエマルジョン 。
  15. 15.前記架橋剤はグリコールである請求の範囲第10項に記載のエマルジョン 。
  16. 16.前記有極性化学的および/または生物学的活性成分は、極めて酸性であり 、金属カチオンリッチであり、複極性であり、酸化剤でもある、請求の範囲第1 0項に記載のエマルジョン。
  17. 17.前記疎水性および/または構造化成分はジアミンジオレートである、請求 の範囲第10項に記載のエマルジョン。
  18. 18.超高せん断の条件下で5〜95%の水と5〜95%の少なくとも一種の油 とを混合すると同時に乳化することによって製造される安定エマルジョンにおい て、化学的な拮抗反応を引き起こさずに前記エマルジョンを乳化する10%まで の少なくとも一種のカチオン性、非イオン性、および/または両性の乳化剤を含 有し、さらに、2.5%までの流動学的構造化剤、25%までの有極性および/ または生物学的活性成分、30%までの架橋剤、および50%までの顔料を含有 し、前記すべてのパーセントが前記エマルジョンの合計重量に対する重量パーセ ントである前記エマルジョン。
  19. 19.(a)少なくとも一種のカチオン性、非イオン性、および/または両性の 乳化剤を水に溶解させることにより水相を準備し、前記乳化剤は、化学的な拮抗 反応を発生させずに乳化を行うことが可能であり、(b)一種以上の共界面活性 剤を溶解可能な少なくとも一種の抽から成る油相を準備し、 (c)超高せん断の条件下において前記水相と前記油相とを混合すると同時に乳 化して安定エマルジョンを製造する、水と少なくとも一種の油との安定エマルジ ョンの製法。
  20. 20.前記段階(a)において使用される水に少なくとも一種の耐カチオン性流 動学的構造化剤を溶解させ、その結果の溶液を、前記段階(a)に先だって、連 続的に穏やかに撹拌しかつ曝気を避けて24時間にわたって溶媒和させる、請求 の範囲第19項に記載の製法。
  21. 21.前記段階(a)の後、少なくとも一種の一極性の化学的および/または生 物学的活性成分を前記水相に添加して溶解させ、その結果の合成物を少なくとも 4時間にわたって拡散および乳化させる、請求の範囲第19項に記載の製法。
  22. 22.前記乳化剤を加えた溶液に少なくとも一種の架橋剤を加える、請求の範囲 第19項に記載の製法。
  23. 23.前記乳化剤を加えて形成された溶液に顔料、充填剤、または増量剤を個別 にまたは組み合せて加え、それを拡散させる、請求の範囲第19項に記載の製法 。
  24. 24.前記製造過程のいずれかの段階において、pHを9〜2の範囲に調整する に十分な量の酸または塩基を加える、請求の範囲第19項に記載の製法。
  25. 25.前記油相に少なくとも一種の疎水性および/または流動学的構造化成分を 加えて少なくとも4時間にわたり高せん断条件下で反応させる、請求の範囲第1 9項に記載の製法。
  26. 26.疎水性および/または流動学的構造化成分を導入した後、顔料、充填剤、 または増量剤を個別にまたは組み合せて添加して拡散させる、請求の範囲第25 項に記載の製法。
  27. 27.疎水相と親水相とを乳化室内に別個にかつ実質的に同時に導入する手段を 備えるように変更され、前記手段は、乳化前における疎水相と親水相とが互いに 接触する滞留時間を可能な限り少なくする入口を備える、超高せん断の条件下で 疎水相と親水相とを乳化してエマルジョンを製造するための装置。
  28. 28.前記乳化室内に前記両相を別個にかつ実質的に同時に導入するための手段 は、前記乳化室に直接に供給を行うように二つの別個の相用の入口ラインを配置 してなる、請求の範囲第27項に記載の装置。
  29. 29.前記入口ラインは流量を制御するための手段を備える、請求の範囲第28 項に記載の装置。
  30. 30.前記流量を制御するための手段は、各入口ラインに設けられた比例制御弁 から成る、請求の範囲第29項に記載の装置。
  31. 31.請求の範囲第1項に基づくエマルジョンをセルロース性の基材に適用する ことから成る、セルロース性基材の劣化を防止する方法。
  32. 32.前記適用は真空圧力含浸、噴霧、または刷毛塗りによって行われる、請求 の範囲第31項に記載の方法。
  33. 33.水溶性および/または油溶性毒物、および/または相拡散不溶性毒物を添 加することによって請求の範囲第1項に記載のエマルジョンを変性させる、セル ロース性基材に毒物を適用する方法。
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