JPS63501520A - 電磁点火装置‐大型で強い、容量性及び誘導性スパークを発生する点火装置システム - Google Patents

電磁点火装置‐大型で強い、容量性及び誘導性スパークを発生する点火装置システム

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JPS63501520A
JPS63501520A JP50531286A JP50531286A JPS63501520A JP S63501520 A JPS63501520 A JP S63501520A JP 50531286 A JP50531286 A JP 50531286A JP 50531286 A JP50531286 A JP 50531286A JP S63501520 A JPS63501520 A JP S63501520A
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ワード,マイケル・エイ・ブイ
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コンバッション・エレクトロマグネチックス・インコ−ポレ−テッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電磁点火装置−大型で強い、容量性及び誘導性スパークを発生する点火装置シス テム ゝ の ロスlファレンス この出願は1985年9月24日に出願された米国特許第779.790号の一 部継続出願であり、この全体の開示はここに詳細に説明した如く引用により組み 込まれ、前記開示の部分は強調及び/又は便宜のためにここに繰り返される。
日の5 び゛ 過去70年の間、空気−燃料混合気を点火するために点火装置の能力を改善する という目的をもって内燃機関用の点火装置について研究が行なわれてきた。過去 20年の間は、この研究の大部分は極めて薄い混合気を点火する点火装置の能力 を改善することに向けられた。これはこのような混合気が本来的によりクリーン な燃焼をし、またより高いエンジン動作効率を実現するためである。
火打された研究のほとんどが2つの別個のカテゴリーに入る。
つまり、(1) 付加的な燃料が付加のバルブを介して導入されるホンダcvc cエンジンにおけるような、あるいはHit!1ard及びWeinbergに より例証された(Nature259 、1976>ような連続(フロー)プラ ズマジェットにおけるような、付加的な燃料つまり化学的活性媒体を実際に導入 する能動的装置、及び(2) 付加的な燃料あるいは化学的媒体は実際に導入し ないが、スパークあるいは他のプラズマ放電により活性化の新しい種あるいは新 しいレベルを生成する受動的装置である。優勢なそしてはるかに簡単な形式の装 置は受動的装置であり、その新規な形式の発展はこの特許出願中に、及び198 5年9月24日に出願された先の米国特許出願番号第779.790号中に、及 び1986年7月15日に出願された米国特許出願番号第885.961号中に 開示されている。
点火を改善するという問題は点火に重要な要素を特定すること、及びそれらを最 適化するための研究をすることのうちの1つである。これらの要素が何であるか についてがなりの不一致がある。更に、それらがたとえ一致したとしても、両方 がこれらの要素を発生しかつ次にそれらの間にエネルギーを適当に分散できる点 火をいかにして生成するかが不明である0本発明は全ての要素を特定し、最適な 方法で及び内燃機関の異なった環境に適合して簡単に変更できる方法でこのよう な要素が励起されることを可能にする方法及び装置を提供する。
点火の3つの要素のうち2つは、Taylor Jones著’ I ndu− ction Co11. Theory and Application」( IsaacPitman & 5ons、 London、1 9 3 2)の ChapterV I l[I 。
rSpark Ignition」に説明されている。 Tayler Jon esはrIHnition by Capacity and by Indu ctance 5parksjを説明し、また2つの要素が異なった条件の下で 別個にどのように反応できるか示している。引用すると、「コンデンサはスパー クの点火パワーにおける決められた減少を発生し、そして球形電極によるコンデ ンサのスパークの欠点は電極がメタルポイントである時は全くその長所とみなさ れる。」である。古典的な論文rThe mechanism or Igni tion by ElecticD isharges」(circa、 19 35 >において、B radford及びF 1nchは「点火の熱−電気論 理(thermal versus electricaltheories  of 1gn1tion)」を参照して2つの現象(容量性及び誘導性スパーク )を研究し、再び2つの要素の点火能力はそれらが使用されている環境により変 化することを示した。その説明において、彼らは間接的に第3の要素つまり「励 起状態」を導入している。彼らは[爆発性のガス状混合気の点火に前もって必要 なことは適当に活性化された分子の十分な濃度を設定することであり、また・・ ・・・・電気的放電による点火はこの特定の活性化に依存し、また点火の熱論理 により仮定されたように熱エネルギーに関連した完全に縮退した活性化に依存し なかった」ことを主張している。この第3の要因(中間の励起された状態)を特 定するこの説明はTaylor J onesと争うものである。最近、「点火 増進の展望(Prospects of l8nition Enhancem ent)(Maly et al、SAE Piper 830478,198 3)は3つの要素の容量だけが重要であることを論じ、一方プラズマジェット点 火についての研究は別のことを示している。
一般に、第1のつまり容量性要素つまり構成要素は、前述の著者及びもっと最近 には直接的にあるいは間接的にFitzege−rald(米国特許第4,12 2.816号)、Ward(米国特許第4.317,068号)、Arders on及びAs1k(米国特許第4.487,192号)他の全てにより開示され ているように、点火コイルの高電圧出力と接地との間にコンデンサを加えること により増大される。第2のつまり誘導性要素は、プラズマジェット点火(前述の 米国特許第4.122,816号及び第4.317.068号)におけるように 、あるいは大きい誘導性成分を発生するために特別なコイルデザインが使用され ているW a r dの米国特許出願第688,030号のより便利な点火にお けるように数多くの方法で増大される。
第3の要素及びこれを励起する手段は米国特許第3,934゜566号及び第4 ,138,980号に開示されており、ここでは電磁的に励起された燃焼の考え 方が導入されている。ここでこの考え方は中間分子レベルをそこで励起するため に点火及びフレームプラズマの領域で1,000ボルト/cm/大気の大きさの 強さの高周波数発振電界を維持することである。前述の米国特許第4,138. 980号において、Wardは「スパークをピストン面へアースする」手段、及 び「前記rfエネルギーが(外部RF発生器から)前記スパークプラグを通して 前記チャンバーへ導かれると・いう」手段を開示している。
本発明は3つの要素全てが重要であることを開示しており、大形のスパークと共 にそれらを励起する装置を開示している。
好適な装置は、プラグシェル及び/又はピストン面へスパークを形成するため及 びスパークプラグを介して大振幅電界を結合するために、修正された形式のスパ ークプラグつまりアンテナチップを有する容量性プラグを使用している。この電 界はスパークのブレークダウンの前に(及びプラグ「点弧/非スパーク」の間) 、またブレークダウン(スパーク形成)の際に基本的には修正されたプラグ内に 蓄えられた高電圧DCエネルギーを高周波数EMエネルギーに変換することによ って発生される。このEMエネルギーはピストンの動作(あるいはRotary  WankelEngine中のローターのような他の反対に移動可能な部材の 動作)に無関係にプラグ及び燃焼室内に自動的に共振して蓄えられる。容量性エ ネルギー要素は好適にはスパークプラグ内に蓄えられ、一方誘導性要素はrCD C点火」装置として今後参照される、米国特許出願第688.030号中に開示 されているようにコンデンサ及びコイルの組み合わせの少しの変形により発生さ れる。
本発明−の旦旬一 本発明の主な目的は、薄い混合気燃焼の重要なものとして特定される3つのスパ ーク要素、つまり容量性要素、誘導性要素及び非常に高い電界要素あるいは電磁 (EM)要素により特徴づけられる電磁点火(EM点火)を提供するために、通 常プラグシェル及び/またはピストン面への大きなかつ強いスパークを形成する 大きい可変のスパークギャップを決定するように、燃焼室中に十分に突出してい るチップ(アンテナ)を有する新規な容量性プラグを一部に備えたコイルの二次 側の高出力容量を有する特殊点火コイル(CDC装置)と共に高エネルギー容量 性放電(CD)点火装置を使用することである。
本発明の別の目的は、簡単かつ実用的で、現存のエンジンに装着することが容易 であり、簡単なりC−DCコンバータ、低損失放電コンデンサ及び固定スイッチ (例えば5CR)及びCDC装置を決定する低巻数比高効率コイル及びかなりの 容量性エネルギーを蓄えることができる。高効率rEMJ(あるいはrRFJ) スパークプラグを用いることにより所望のEM点火効果を発生するこのようなE M点火装置を提供し、また突出したアンテナスパークプラグチップを用いてスパ ークをプラグシェル及び/又はもし実際にあればピストン面へスパークを点弧ス ルコとによりCDC装置により与えられたエネルギーを効率的に容量性及び誘導 性スパークに及び初期フレームの範囲内のEM(電界)エネルギーに変換できる 装置を提供することである。
本発明の別の目的は、EM点火装置の300ピコフアラツドの高出力容量が2次 の高電圧回路を負荷する時に30キロボルトの高い出力電圧を与えるため、及び 最小のSCRC通導方向降下及び信頼性あるSCRのターンオフを与えることを 矛盾せずに選択された最小可能コイル巻数比(例えば50)、最適ワイヤサイズ 、及び最大CD装置発振周波数(約12KHz)を正しく使用することによって 大電流及び高エイ・ルギー伝達効率も同時に与えるために、CD回路(CD C 装置)と共に使用された変圧器(点火コイル)の固有の過渡電圧倍増特性を使用 することである。
本発明の別の目的は、高電圧上昇及び/又はプラグの「ノンスパーク点弧」の故 に極めて高い局部電界を形成するため、及び/又は点火の核及び初期フレームの 局部の高い電界成分を有する高周波数EM捩振動周期を形成するために、次のス パークプラグシェル及び/又はピストン面に向けて形成される接近して位置した 単一の正弦波「スパーク」を伴う、いくつかの正弦波の間続く(「リンギングス パーク」と呼ぶ)大きい振動正弦波電流(誘導性スパーク)を伴う大きい初期容 量性スパークのための初期大ブレークダウンスパーク電圧により特徴づけられる 点火「スパークプロフィール」を提供することである。
別の目的は、高い固有容量(50−250ピコフアラツド)及び極めて低いEM 絶縁損失及び金属導電EM損失、及びエンジンの動作条件の広い範囲でピストン 面への広いスパークギャップを点弧できる延長され絶縁された中央高電圧導体を 組み込んだEMスパークプラグデザインを提供し、またその極めて低いEM損失 から大容量性EM電流を持続できるようにすることである。
別の目的は、スパークがピストン面に形成された時に、スパークの核における( 90度の合計位相角の)EM電界位相角がEMプラグのコイル端に対して実際と 同じ位小さく、またプラグのコイル端が外側に対して大きなインピーダンス不整 合を与えるような大きい直径で短い長さのEMスパークプラグを提供することで ある。
別の目的は、上死点(TDC)位置にあるピストンによるスキッシュ効果を発生 するという別の利益を与えそのため高温ガスを外部に押し出すように実際と同じ 大きい直径のプラグ端を形成することである。このような大きい直径のプラグ端 と共に、もし実際にあれば、電界をピストン面に集束するように高電圧電極を点 にすることも目的である。
他の目的は、スパークプラグチップにおいて高負荷条件の下で早めのタイミング を可能にすることを意図されたもの、及び点火の点弧の際に幾つかの直列のスパ ーク点弧部位を発生するためにその表面上の導電性径路を中断したもの等の特殊 なピストンの設計のEMプラグを使用することである。
別の目的は、早めのタイミング及び負荷設定を有する最適化スパーク点火特性を 与えるために、好適にはローターTDC位置に修正されたローターエンジンつま りW a n k e rエンジンのローターと共に「ピストン」アーススパー クを使用することである。
別の目的は最大電流の範囲がピストンとシリンダとの境界からセラミック介挿物 を含む金属壁ヘシフトされたピストンアーススパークと共に燃焼室の端部にセラ ミック絶縁層を使用することである。
別の目的は、コイル出力容量及び中心リード容量により発生された容量性スパー ク振動周波数を2MHzから20MHzの間に低減するためにコイルの2次側に インダクタを挿入することにより、及びディストリビュータロータチップ及びス パークギャップのブレークダウンの瞬間に発生される20MHz以上のEMIを 吸収するために中心リード内に磁気吸収材料を含めることにより、EM干渉(E MI)を制限すること、及び2次容量性エネルギーをスパークに供給することで ある。
別の目的は、2次側のノンプラグ容量性エネルギー特に普通に放射するスパーク プラグケーブルの容量性エネルギーがスパークに制御可能に供給されるようにプ ラグのコンデンサ自体から絶縁された容量性プラグの絶縁空洞中に挿入2次イン ダクタンスのうちのあるものを配置し、また別にノンスパークプラグチップの方 向の大きいインピーダンスの故に全てのプラグの容量性エネルギーがスパークに 供給されることを保証することである。
別の目的は、大きい容量を与えるためにプラグの丸味が必ずしも必要でないよう に、また極めて小さい抵抗損失が同時に与えられるように高導電性材料、例えば 銀でプラグの容量性部分のセラミック表面を電気なしでメッキすることによりあ るいは高導電性フォイルを表面に接着することにより最大プラグ容重及び最小O EM抵抗を容量性プラグに与えることである。
別の目的は、最大動作条件で、スパークがプラグのシェルにまた側壁がある場合 には側面に、及びスパークプラグの点弧の間はピストン面に形成されるように、 スパークプラグチップ及び向きを与えることである。
別の目的は、EMIを制限することであり、また点火コイル巻線の低い側を絶縁 したままにしまた2次巻線の低い側をEHIシールドの一部分にすることにより 最大の実際容量性スパークを与えることである。
別の目的は、高電界を、プラグチップの周りに可能な最大容積に最大持続時間の 間結合するように突出プラグ(アンテナ)チップを設計することであり、ここで は長い持続時間は(高出力容量の故に)長く高い電圧上昇時間を保証することに より実現され、また高電界はスパークブレークダウンの直前に高い値のブレーク ダウン電圧を保証することによって実現される。
別の目的は、アンテナ形突出プラグチップと共に使用した時に「ノンスパーキン グ」サンクルにはなく、初期スパークを伴うパルスサイクルが点弧しそのためプ ラグチップの周りの大きい容積(大きいrEM制限容積」)内に極めて高い局部 電界を発生するようにスパーク波形プロフィールを設計することである。
別の目的は、スパーク点弧の際に、それぞれ100MHz。
10MHz及び10KHzの大きさの周波数で100キロワツト、10キロワツ ト及び1キロワツトの大きさの割合で電力をスパークに供給する一連の少なくと も3つの別個の電流波形を発生することである。ここで、この文脈の「大きさの 」は引用された値の115と5倍との間を意味し、前記波形はスパークプラグ及 び/又はスパークプラグワイヤ中に蓄えられた、コイルの出力容量中及び/又は コイル出力間に蓄えられた、及び好適にはCDC回路のコンデンサ中に蓄えられ た容量性エネルギーの(インダクタによる)連続した制御されたダンピングによ り発生される。
別の目的は、スパークへの100.10及び1キロワツトのエネルギー供給がそ れぞれ0.1〜1マイクロ秒、1〜10マイクロ秒、及び10〜100マイクロ 秒の範囲で最小になるという周期の間継続するような点火回路の各種の部品に十 分に高い電導度の材料を使用することである。
別の目的は、ピストン面がらセラミックで絶縁された電気的に導電性の島を与え ることにより、がっギヤツブ容jLcijがピストン本体のCgiに対する島の 容量よりも非常に小さいように、ピストン容量Cgiに対してギャップと島との 間の容量cijの一連のギャップを形成することにより、ピストン面上に一連の 多重のスパーク点弧場所を与えることである。好適には、cgiを構成する表面 は銀等の高電気伝導度の材料によってメッキされる。
別の目的は、(ピストンスパークギャップを与える島を絶縁する)セラミックコ ーディングがベース金属に熱的により良く整合されるように、小さい熱膨張係数 を有する材料、例えば鉄あるいはチタニウムから成る頂部を有する(多重バーク ギヤツブを与えるための)ピストン3tM成することである。好適には、高い電 気導電性材料の薄いコーティング、例えば0.001がち0.01インチの銀メ ッキがセラミックと金属表面との間にサンドイッチされる。
別の目的は、1以上のスパークギャップが存在する時に2次側電圧倍増を与える ために2次高電圧出力と直列にインダクタL’sを提供することである。LsO 値及び1番目のギャップ−アース容量Cgiに対する基準は、増大した電圧が初 期プラグチップギャップに続いてスパークギャップを点弧するためにあたえられ るように[形成的(formative)」スパーク時定数及び電圧てい倍係数 によって与えられる。
他の特徴及び利点は以降に指摘され、また添付図面と共に読まれた時に本発明の 要約及び本発明の好適実施例の説明から明らかになるであろう。
木几吸α4扛 本発明は、極めて効率のよい方法でかつ大きい寸法のスパークに適した方法で、 極めてJい空気−燃料混合気の燃焼を点火しかつ維持するのに必要な3つの重要 な、つまり大容量性スパーク要素、大誘導性要素、及び高電界(低周波数から中 央周波数及び高周波数の電磁(EM)界要素)を発生することにより現在の点火 能力を与えることができる簡単な、実際的な、再現性のある単一の点火−燃焼支 持装置を提供する新規な組み合わせに使用される新規な点火装置の要素から成っ ており、高い電界は室形状あるいはピストンの動きに無関係に点火及びフレーム プラズマ核の両方の近辺で燃焼室内で維持される。
全ての3つの要素中に高エネルギーを有するという重要性は以下のようである。
つまり、スパークが形成された時に、極めて大きいかつ強い容量性スパーク要素 は可変フレーム核が(極めて薄い空気−燃料混合気の状態を含む)広い範囲の条 件の下で形成されることを保証する。容量性スパーク要素に続く誘導性要素は初 期の強い極めて高温の容量性スパークの周囲に大きい高温の容積を形成し、その ためここで容量性スパークを出るフレーム核は移動核により点火されるのに十分 に高温にある高温ガスを通って移動する。誘導性要素自体は点火させるのに十分 なほど高温ではない。初期の及び次に続くスパークブレークダウンに関連するE M要素(電界)を発生しているフレーム核(及び容量性及び誘導性要素)へEM エネルギーを供給する。このように、冷たいガス中への移動及び急速冷却の代わ りに、容量性要素により発生された核は予め条件づけられた高温ガスを通って移 動し、これが大きいギャップの初期スパーク及び高電界のこの種の点火を発生す る装置は、 (1) 好適には新規な[簡単な同期電流ポンプ」である高効率高出力のDC− DCパワーコンバータ、 (2)双安定半導体デバイス(例えば、5CR)等の高効率スイッチを有する大 放電コンデンサから成る高効率放電回路(CDC回路)、 (3)新規な小巻数比の極めて高い効率の点火コイル、(4)点火コントローラ 、 (5) 短いアンテナ中に終端された伝送線の短い一部分として一部作用する突 出したチップ(アンテナ)を有する高電圧、大容量、低EM抵抗のスパークプラ グ(これは好適にはスパークプラグシェル及びピストン面への大きいスパークギ ャップを形成するように設計される)、 (6) 最小のEMI及び最大のEM界強さ及びスパーク高かを発生するように 高電圧容置性要素を制御するシールド部材及び同調インダクタ(チョーク)、 から成っている。
本発明は、大きい容量性及び大きい誘導性のスパークエネルギーを与える高出力 (例えば、スパークプラグ)容量に一致した点火コイル/コンデンサ「電圧倍増 」を有するCD回11!(CDC回路)の使用、すなわち高出力容量(例えば、 300ピコフアラツド)を取り扱うために大きいCDCコンデンサ(10マイク ロフアラツド)の使用を含んでいる。好適には最小の15キロボルトブレークダ ウン電圧の大きいギャップ点火が高容量性スパーク要素に使用され、そして初期 の連続的なつまりrリンギング」連続正弦波スパークがアンテナプラグチップに より大きい初期スパーク及び次のフレームの近辺に結合される極めて高い電界成 分を有する幾つかの形式のEM界を発生するために、接近して配置された「単一 正弦波」高ブレークダウン電圧多重スパークに続く大きい初期誘導性スパークを 与えるために使用される。この組み合わせにおいて、EM点火装置は極めて薄い 混合気の点火を行うことができる最適化された実際的な点火装置を提供する。
EM点大の重要な特徴は、プラグシェル及びピストン面へのスパークを形成する ことにより、これが長さで0.1”を超える、及び0.25”あるいはこれより 大きいスパークギャップを与え径路に沿って絶縁層を挿入することにより発生で きる。点火タイミングが十分に早められており、(またこのためスパークプラグ ピストン面ギャップが大きく、一方周囲エンジン圧力が低い)部分負荷、極めて 薄い混合気という条件の下で、点弧は大きいギャップ(例えば、0.25”)を 決めるプラグシェルへ、あるいは正確に大きいスパークが尤も必要とされるとい う条件の下でピストン面へ発生する。シリンダー圧力が高いというクランキング 条件の下では、タイミングが(TDCに接近して)おくらせられるのでより小さ いギャップがピストンに接近して使用できる。(圧力が共に高くかつスパークギ ャップが適当に大きいという)全負荷、高RPM条件の下では、高出力電圧(例 えば、33キロボルト)と適当な圧力との組み合わせがスパークプラグの点弧を 保証する。
高周波数EM界はく初期リンギングスパークに続く)ピストン面上への容量性プ ラグの迅速な、大きいギャップの点弧によって発生される。スパーク電流はくそ の径路がヘッド中にセラミック挿入物を含めることにより増加できる)ピストン 面及びシリンダーヘッドの内側に沿って「戻る」ように強制されるので、これは 全体の燃焼室を共振的に励起する。典型的には、点弧間の時間は100マイクロ 秒の大きさであり、また高周波数(パルス化)EM界は(EMパルス化発生器に おいて典型的であるように)約1マイクロ秒の間持続しまた500から5000 ボルト/cm/大気圧の範囲における電界の強さを与える。
低、中周波数の高電界は電圧が確立される時にスパーク点弧のすぐ前に励起され る突出プラグチップにより与えられ、ここでは意図した「ノンスパーキング」は 出力電圧が5000から10000ボルトと同じ位低下してスパークを発生でき ず、代わりに500〜10000ボルト/cmの長い持続時間の発振電界の強さ を発生するように1次電圧が制御された方法で減衰することを可能にすることに より発生される。
このように、EM点火装置は、好適に初期リン、ギングパルスに続いて、(10 〜20キロヘルツの仮定されたスパーク発振周波数に対して)ミリ抄出たり数パ ルスかつ30%から60%の範囲のデユーティ・サイクルの一連の単一パルスを 有する多重パルスモードで動作する。EM点火電源は好適には、これに高速スパ ーク点弧用の高「ブーストパワー」と高効率しの両方を発生することを可能にす るという制御特性を使用する。また、好適には、エンジン速度による点火点弧の 増大した数を部分的に補償するエンジン速度によるパルス数の減少、及びエンジ ン速度によるその周波数の小さい増加が与えられる。
適当な高い「ブーストパワー」の電源及び急速点弧点火コントローラが極めて高 い効率の低巻数比コイル、高効率放電コンデンサ及びスイッチ(CDC装置)、 シェル及びヒストンへの突出アンテナチップのスパークを有する大容jLEMス パークプラグ、及び容量性スパーク要素を制御するための適当なシールド材料及 び同調高電圧チョークと共に使用された時に前例のない効率及び点火能力を有し 、かつ現存の自動車エンジンに再取り付は可能な点火装置が得られる。その点火 能力はプラズマジェットよりも優れ、またこれは現存の全ての3つの重要な点火 要素によって極めて大きいかつ中心に配置された点火源を発生するために、自動 車エンジンがその能力によって22:1から24:1の空気−燃料(AF)比の 範囲で動作可能にする。このように、走行条件の下で少なくとも22:1の空気 −燃料比の混合気を使用するために再噴射されるEM点火装置及びディストリビ ュータを備えた自動車は、予定したヨーロッパ排出基準に適合できまた現在の3 方触媒エンジンに対して15から30%の効率の改善を与えることができる。
l匡@薩羨rI吸 本発明の性質及び目的は本発明の好適実施例を図示している以下の図面を参照し て図示されまた説明される。
第1図はEM制御及びEMI制御回路及びケーブルを有する4シリンダ一エンジ ン用CD回路及び2次側回路、及びメッキされたセラミック表面、内部チョーク 及び半球ヘッド形燃焼室の燃焼室中に突出したアンテナチップ、及びエンジンの 全ての動作条件の下で15と30キロボルトの間の電圧でブレークダウンするよ うに更に設計されたプラグチップを有する好適な容量性EMスパークプラグを備 える完全なEM点火装置の好適な実施例を示しており、 第2図は各種の容量及び制御チョークインダクタを含む第1図の点火回路の2次 高電圧側の等価回路であり、第2a図は第1図のスパークギャップのブレークダ ウン、及びプラグ容量、コイル出力容量及び1次回路放電容量の放電に続いて存 在する3つの主要な電流波形を描いており、第3図は第1図に特定された重要な 特徴を組み込んだ簡単化したスパークプラグであり、 第3a図はほとんどの動作条件(20度BTDCより大きい早めタイミング)に 対して1つの多重パルスプラグ点弧の間の逆点弧及びピストン点弧の両方を発生 するための詳細なスパークプラグチップの設計とrEM制御容積」とを描いてお り、第4図は好適プラグチップ及びそのパラメータに関する第1図、第3図、第 3a図の好適な突出アンテナプラグチップデザイン用の好適なr点弧包絡線」を 描いており、第5a図及び第5b図はプラグチップにおいて低周波数高電界を増 大するために設計された2つの好適な1次電圧点火パルス波形を示し、第5C図 は1つの単−正弦波点弧用の2次側電圧波形を示しており、 第6図はEM電流及び電荷分散及び各種RF及びプラグパラメータを示したエン ジンに接続された容量性RFスパークプラグを示しており、 第6a図は局部電界を示しかつ初期フレームを伝播している第6図のプラグシリ ンダ接合を示しており、第7a図はピストン面によりスキッシュ効果を発生しま た点火プラズマを拡張するために使用される大きいチップの付いたRFプラグを 示しており、 第7b図はタイミングのより大きい早めを可能にするために対称ピストン面のく ぼみと共に使用されたプラグチップを示しており、 第7c図はより多い早めタイミングに対して非対称ピストン面のくぼみと共に使 用されたプラグチップ、及び電界をピストン面上に集束するために実質的にとが らせたプラグチップを示しており、 第8図はブレークダウン電圧、圧力及び点火タイミンクにより定義されたRFプ ラグに対する「ブレークダウン電圧包絡線」を示しており、 第9a図は標準14mmプラグデザインに基づいたRFプラグデザインの詳細図 であり、 第9b図はロータリー形エンジンの「シリンダーヘッドj上に取り付けられた図 示の2ピースセラミツク絶縁物を組み込んだ大直径のRFプラグデザインを示し ており、第10a図は燃焼室の電気的容積を増すために複数の連続したスパーク を発生する中断された導電性ピストン面及びセラミック環状体つまり挿入物を有 するピストンICエンジンのシリンダヘッド上に取り付けられたRFプラグの側 面図であり、第10b図は第10a図の頂面体であり、第11a図及び第11b 図はそれぞれ多重の連続したスパークの形成のためにピストン及び連続したギャ ップから絶縁するための長いセラミックチューブを用いた多重連続点火スパーク を発生する中断された導電性ピストンの好適実施例を示すICエンジンの燃焼室 の側面図及び頂面図であり、第11c図は主スパークプラグギャップに直列にギ ャップをブレークダウンするために使用できる増大した2次電圧の現象を説明す るために使用された第11a図、第11b図、第12図のピストン連続ギャップ を組み合わされた第1図の点火回路の2次側の高電圧側の等価回路であり、 第1id図はギャップがブレークダウンする時に第11a図及び第11b図の各 種のギャップに現れる2次側コイルの高電圧の電圧一時間曲線であり、 第12図は多重列の点火スパークを与えるために構成されたピストンの好適実施 例を示している。
好1301かユ脱朋− 第1図は4シリンダエンジンに摘要されたEM点火装置の好適実施例である。こ れは、装置を駆動するDC−DCパワーコンバータ13及び放電図H@ 11  、及びEMIを最小にし一方のスパークの最大蓄積エネルギーを供給するよう設 計された同調インダクタ108.108a、108b及びシールドケーブル15 1/15141を有する好適高電圧回路、及び突出したアンテナチップ105を 備えた改良されたEM(RF)スパークプラグ94を含んでいる。動作において この装置は燃焼反応を増すためにスパーク/フレーム開始の近辺で大振幅/高周 波数スパーク電流及び高電界の範囲を与える。
放電回路はコイル3(1次側l、2次側2)、コンデンサ4.5CR5、及びダ イオード7を有している0点火波形を制御するために使用された回路コントロー ラはブロック16/19/20から成っており、ここでブロック19は(18で そのトリガーを受け取る)入カドリガーシェーバ−であり、20は点火ファイア 持続時間を決定するゲート幅コントローラであり、そして16は好適にはデュア ルコントローラ、(ゲート発振器を使用する電流ポンプ形電源13の)電源コン トローラ、及び5CR5用のタイミング信号コントローラである。
第2図を参照してこれの等価回路である第1図の高電圧回路を検討すると3つの イインダクタ108,108a、108bを含んでいることがわかる。これらは 一般にスパークに供給されるエネルギーを最大にしかつEMを最小にするために 点火放電の高電圧容量性部品を同調しかつ制御するように作用する。特に、それ らはコンデンサ9の放電をほぼ10MHzのより低い所望の周波数に同調するた めに直列に動作する。出力コンデンサ9は一般にコイル3の出力容量9a(es c)及び2次側コイル巻線2の出力間に意図的に配置できる別のコンデンサ9  b(Csa)から成っている。
「約J10MHzを参照して、我々は以後X−40%とX+40%との間の値に 等しいXをほぼ決定する。つまり、約10MHzは6MHzと14MHzとの間 の値はAMラジオより十分に上でありFMラジオより十分に下であることがわか る。
出力容量9の放電の同調は次の式から得られる。
fs=1/[2*pi)*5GRT(Ls*Cs)。
ここで、pi=3.142 Ls=合計2次側インダクタンス(108+108a+108b)Cs=esc +C5a Csが1ooprに等しければfs=10MHzであるからLs=2、’)cz Her+ryであり、これが例えば108にはl 、 51t Henry、1 08には0.25 μHenryそして10bには0.75μHenryに分割 できる。より大きい値の容fC6、例えば250pfの場合にはfs=10MH zであることからLs= 1 μHenryであり、ソースインピーダンスZs =SGRT(Ls/C5)=60オームであり、これが25キロボルトのブレー クダウン電圧に対しては400アンペアのピーク電流を与える。
第2図の容量9C(シールド151に対するケーブル153の容量)が放電した 時にインダクタ108aは気化器155のローター157のローターチップに形 成された放電の周波数を低めるように作用する。同様に、インダクタ108bは その周波数を低下するように各スパークプラグケーブルの容量9d(シールド1 51aを有するケーブル154a)、第2図に作用する。
シールド151は放射ループの大きさを制限するためにコイルの2次側巻線の戻 り線150に接続された中心リード153上に設けられている。この好適実施例 では、1次巻線1の低い側は2次巻線2の低い側150から絶縁されている。シ ールド151は3つの場所のどれか1つに終端できる、つまり、1)気化器15 5の近くのエンジンブロックに、2)それが各スパークプラグ(図示の151& )上のシールド上に(この図示されているように)続いた後にエンジンブロック に、3)最も堅いシールドを発生する各スパークプラグケーシング上に終端でき る。
好適には、フェライト材料は、10MHzより上を特に20MHzより上だけを 吸収する(20MHzで1フィート長さ当たり30B挿入損失)カーボンEMI 抑制チューブ等のスパークプラグワイヤの周りに含まれている。これは同調され た容量性エネルギーが(例えば、5から10MHzで)通過できるようにし、( スパークプラグ容量146a(第2図)により発生されたものを除いて)極めて 高い周波数成分を吸収しながらスパークに利用できる。別に(シールドを介して EMI通過の減衰を最大にしながら)スパークに利用できる容量性電流の減衰を 最小にするためにシールドの外側に抑制チューブが配置できる。中心導体132 .132a用の高周波数Litzワイヤの使用によっても減衰が最小となる。
第1図のスパークプラグ94は4つの好適実施例を示している、つまり1)絶縁 物96bのセラミック表面への密着により最大容量を与えるため、かつ(プラグ 容量146aの極めて高い周波数の放電による外側層156a上のたったo、o oi”厚さの)銀あるいは銅の使用によって最大電気伝導度を与えるために、絶 縁物96bの周りにサンドイッチされ(かつ導体159への導体材料159aに より埋め込まれた)フォイルあるいはメッキ156g、156bの薄い、高導電 性(銅あるいは銀)層、2)36キロボルト動作に対して0810”壁厚さの材 料だけが必要とされるように30%高いブレークダウン電圧を与えるため及び1 0(対9)というより高い誘電率を与えるために、絶縁物96b用の高純度(9 9,5%)アルミナ、3)スパーク106a。
106ab、 106ac、 106ad中に、及び燃焼室100中に放電する ように、容i9a、9b、9c、9c!(第2図)の放電からの放射を最小にし かつプラグ容量146aのエネルギーをトラップするための組み込みインダクタ 108b、4)大きい容積の高い局部電界、及び20度(はとんどのエンジンの 動作条件)より太きいクランク角度点火タイミング用の多重局部部位スパークを 発生できる燃焼室100に突出して第3a図、第4図に詳細に示されたアンテナ スパークプラグチップデザイン105である。
この多重局部部位のスパークは、スパークプラグシェル103の縁へのスパーク 106ab、側壁がある場合に側壁へのスパーク106ac 、ピストン側の上 昇がある場合にピストン101aの側面へのスパーク106ab、及びピストン 101aの反対表面104へのスパーク106aを形成する。
このスパークプラグデザインにおいては、インダクタ108bはスパークプラグ 絶縁物96bの頂部プラグつまりケーシング96bb内に収納され、頂部プラグ 電極95と、表面156aの頂部上に取り付けられた金属キャップ136a上と の間に接続されており、この金属キャップは導電層156aあるいはオプション の導体159bにより中心電極導体159に接続されている。空心を有するイン ダクタ108bの典型的なインダクタンスは(0,4インチ直径、1インチ長さ 及びインチ当たり12巻について)0.5μHenryである。金属キャップ1 36aは表面156aの頂部端における電界強度を低減するように機能しまた外 側シェル96cが端160により表面156bの端部の自然な丸味を与える。
第2図は既に説明したように単に第1図の高電圧出力側の等価回路でありここで は各種の要素が第1図の説明を参照して既に説明され、また以下に第2a図を参 照して更に説明される。
第2a図は(第2図の等価回路を参照して)第1図の設計に基づいて実際の好適 スパーク電流特性を示している。容量性EM電流161(50〜500MHzと いうその高い周波数の故にrEM電流」と言われる)はプラグ容量1.46a( 第2図)の放電から得られ、また400から2000アンペアの範囲の極めて高 いピークのリンギング電流により特徴づけられ、100キロワツトの大きさの割 合でスパークプラズマにエネルギーを供給する。
この電流は、好適には5から10MHzの範囲までインダクタ108+108a +108bにより同調される容量9a及び9b(第2図)の放電から得られる容 量性電流162を伴いまた典型的には100と400アンペアとの間のピーク電 流を有し、またぐこの要素がEM又は他の電流成分に代えて意図的に最小にされ なければ、つまりEMIを減少するために)10キロワツトの大きさでパワーを スパークプラズマに供給する。低抵抗かつ十分な大きさのスパークプラグワイヤ (例えば、Litzワイヤ)にあっては、この成分は数マイクロ秒の間持続でき る。
最後に、点火コイル3を介したコンデンサ4の放電から得られる10KHz周波 数かつ2〜5アンペアビーク電流の誘導性成分がある。この場合には、コイルは 好適には1平方インチ断面積よりも大きいおおきなコアを有し、全体銅損を低減 するために少ない1次巻数が使用できる。例えば、(5から10マイクロフアラ ツド入力コンデンサ4が330から360ボルト(400ボルトコンデンサ)で 動作しているものとすれば)1次巻線にはNo、8から14のワイヤの10から 20巻がまた2次巻線には例えばNo、24ワイヤの50巻数比が使用される。
例えば0.2インチの適当な大きいスパークプラグ容量によれば、アーク(スパ ーク)燃焼電圧は10キロワツトの大きさでバワーをスパークプラズマに供給す るために、容易に200から400ボルトの範囲にあることができる。
このEM電流の2つの形式、つまり「短絡回路JEM形(rEMSCJ)、及び 「開放回路JEM形(rEMOcJ)が存在する。
EMSC電流はスパーク部位でスパークを横断する小さい電界(500ボルト/ c−/大気より小さい)により特徴づれられる。
このスパークは電気的「短絡回路」(例えば、第1図のスパーク106ab及び 106ac)を表し、また更に点火プラズマを励起しかつフレーム核を生ずる重 大な横断電界成分を有していない。
他方、EMOC電流は第6図を参照して開示されるようにスパークプラグ部位で 極めて大きい横断電界により特徴づけられ、これは10.000ボルト/cII l/大気と同じく高くできる。これは戻り電流と共に短絡点(例えば、第1図の スパーク106a。
106abを形成するピストン)から電気的位相シフト(つまり等個直列インダ クタンス)の結果として発生し、これがスパーク電流方向に横断する高い電界を 有する伝送線を形成する。この電界は更にプラズマを過熱するが、この界が点火 プラズマに露出されるか否かには関係がない、第6a図において、これはプラズ マ及び初期フレームの両方に露出されている。
第2図、第2a図では、3以上の電流要素を有することができることがわかる0 例えば、放電を161と162により表わされたちの例えば161には40MH z対200MHz及び162には8.M Hzの間の周波数に同調するのにイン ダクタ108bを使用して、図示の(同軸)ケーブル132/154a/125 aにより表されるような各個別のスパークプラグワイヤに大きい容量(例えば1 00pf)を確立することができる。中間の成分も例えば40キロワツトの中間 の割合でパワーを供給する。
第3図は大略のスケールで描かれた第1図のプラグ94に対する簡単化された別 のデザインを示している。このデザインはこのプラグデザインが大要領かつ低抵 抗のために一定の大きい直径の中心「導体J96+1(例えば0.48インチ直 径)を特徴としてるいので特に18mmねじ96cを有するプラグに適している 。
この場合に、中心「導体」96aは導体層156a、頂部キャップ136a、及 び底部キャップ159aにより置換でき、この底部キャップ159aは絶縁物チ ップ97の内側に収納されたチップ中心導体159に接続される。絶縁シェル9 6bも第3a図及び第4図に詳細に説明される、チップ105を除いて管状デザ インによる簡単なものである。インダクタ108bは電極95とキャップ136 aとの間の絶縁物96bの頂部96bb中に容易に組み込まれる。
第3a図は第1図及び第3図のスパークプラグ94のチップ好適実施例であり、 シリンダヘッド102aあるいはプラグシェル102b(スパーク106abを 形成する1逆j点弧)及び/又はピストン表面101くスパーク106aを形成 する「順」点弧)に多重場所点弧を与えるように構成された突出アンテナチップ 105を備えている。1回の点火の間に多重場所点弧を与えかつ良好なアンテナ として動作するためには、絶縁物突出長さ「1」は最適には0.2インチである 。0.2インチの値は以下のようにして得られた。つまり、図示のプラグチップ の典型的なブレークダウン電圧は1大気圧で通常の順方向ギャップに対して約4 0ボルト/ll1lである。図示のチップデザインに対する逆ブレークダウンは 略この値の2/3つまり26ボルト/milである。1=0.2インチであれば 、これは5,200ボルトの逆ブレークダウン電圧に相当する。しかし、1=0 .2は(ブレークダウン電圧に基づいて)0.14という順ギャップに相当し、 これが典型的な小さいエンジン(F ord E 5cort)に対しては0. 05インチの初期ギャップhoについて約20度のクランク角度に相当し、次に これが(9:1の圧縮エンジンとすれば)圧縮圧力比7.5に相当する。20度 というこのクランク角度では、スパークは順方向又は逆方向(逆ブレークダウン )に点弧することと等しい。クランクを回していない全負荷状態(90%体積効 率とする)において、動作圧力は約6.7大気(すなわち、約7.5X0.9> であり、そのためこのクランク位置におけるブレークダウン電圧は33キロボル トでありまたこれは最大ブレークダウン電圧である(値はタイミングが更に早め られる従って低下する)、そのため、1=O/2インチは、スパークが常に点弧 していること及び25から40度の典型的な希薄燃焼エンジンの部分負荷タイミ ング及び例えばクランク角度24度の典型的な点火持続時間を有する多重パルス 添加にあっては、逆106ab及び順106a点弧の両方が発生しこのため極め て大きい点火容積を形成する。また、通常の動作条件の下のブレークダウン電圧 は、スパークの要求される大容量成分及び高い「非点弧」電界を与えるために1 5から30キロボルトの範囲内にある。
プラグチップ105は好適には、凸面形状(絶縁物97に対して形状97a及び 電極チップ105に対して形状105b)で構成され、また「ブリブレークダウ ン電界122」を(ここで図示した約1/2インチ半径の)できる限り大きいr EM制御体積120」に広げるためにできるだけ(第4図参照)Jく形成される 。この体積は1000ボルト/ c m /大気を超える界強度を含むものとし て決定され、ここで高い界は図示のように中心電極159と「接地」との間の高 い電圧により発生され、プラグ絶縁材間の降下は極めて小さい(アルミナ絶縁物 の誘電率が典型的には9であるので空気のもの1/9である)。
第4図には、15から30キロボルトの電圧範囲内に「点弧包絡線J120aを 与えるため及びICエンジンの動作の全ての条件に耐える最適のアンテナ及び大 きいスパーク発生構造を与えるために、プラグチップパラメータがより詳細に定 義されている。
プラグチップ105、絶縁物チップ97、(好適にはニッケル合金チップ159 aを有する銅から成る)中心導体159、ピストン及びプラグシェル表面101 ..103に対しては、(典型的な)値及び範囲によってプラグパラメータが定 義される。
Zプグ亙うノニ!−−1− −一え一几一中心導体直径 2a O,08” 1 /16”−178”絶縁物端部厚さb’ −a’ 0.06” 0.05”−0 ,08”絶縁物底部厚さMl−a” 0.08” 0.06°’−0,10”絶 縁物突出長さ1 0.2” 0.16”−0,24”TDCブチグチツブピスト ンギヤツブ プラグ底部ギャップgo 0.06” 0.04”−0.08”前述の値によっ て、基本エンジンとして4シリンダーの1985 Ford CVHエンジンを 仮定すれば、曲線131゜131a、130,130a、130bによって定義 される。r点弧包絡線」120aが発生される。半径線136,136aは大気 より上のシリンダー圧力の関数としてTDC及び30度BTDに対するピストン 点弧電圧曲線であり、また曲線131/131mはプラグシェル点弧電圧曲線で ある。前述の値から、好適な絶縁物97の底部直径2b″が1/4”であり、プ ラグねし96cID「D」が0.36”であることがわがる。
F ordエンジン等のエンジンに対しては、エンジンタイミングはピストン点 弧が低圧で利用できないようなものであり、そのため「点弧包絡線」はこの場合 は5キロボルトの最小ブレークダウン電圧(及び最大の28キロボルト)を配置 する曲線130bにより閉じられる。これは大要領電流(第2a図)、高い[ブ リブレークダウン電界j(第3a図、第5a図−第5c図)及び高周波数、高E M界(第6図、第6a図)の両方を発生することによる所望の結果であり、チッ プ159の長いアンテナ形構造は更にできるだけ大きいrEM制御容積」(第3 a図)つまり電気的影響の容積が発生されることを保証する。
第6図から第10a図には、ピストン頂部へのスパーク形成に関連する高いEM 電界を発生する手段が描かれている。第5a図から第5c図には2M制御容積( 第3a図)内に収納された初期フレームフロント(121b、第3a図)を電気 的に励起するために、更に、第4図に説明されたような高ブレークダウン電圧と 共にアンテナチップ構造を使用することによってプラグチップ105に大きい電 界を発生するのに適する多重スパーク点火プロフィールが説明されている。
第5a図は、次にOFF−TIMESI 16(TOFF)が続く持続時間TI (115)の「リンギング」電圧115aと、周期T3の非点弧電圧曲線119 aが次に続く周期T2(117)の単一電圧曲線117aとから成る好適な(余 弦)1次電圧波形を示しており、ここでTOFFはT3がT2+TOFFより少 し小さいように選択される。電圧曲線119aはプラグを点弧するために不十分 な2次側電圧Vsを1次側回路(第1図11)のスイッチングを表しており、こ れが初期フレームに影響する極めて高い局部電界強度を発生するために、119 aと同様の形状及び持続時間(T3)であるが(この周波数の10倍、つまり約 30KHzの)高い周波数の振動を有する5、000がら10.000ボルトビ ークの典型的な振幅の2次側電圧を発生する。
第5b図では、初期「リンギング」波形115aが(この例では約80マイクロ 秒の波形周期T2に相当する)最小の実際のOFF−TIME TOFF(11 8)により分離された接近して配置された単一波形115a&により置換されて いる。ここの利点は第5c図の111.111aにより決定されるプリブレーク ダウン高電圧周期の付加、及び燃焼を更に増すために当然に存在する振動高電圧 113dである。アーク年始用電圧113b113cは大きいスパークギャップ の故に最大電力をスパークに供給するために高い(200−400ボルト)。
第5a図、第5b図を参照すると、パルスと点火パルス列の全体持続時間どの間 のスペースはアンテナプラグチップにより発生される2M制御容積(第3a図) と共に、混合燃焼特性により影響される。
典型的な炭化水素燃焼、例えばプロパン、ガソリン等のエンジン内のフレーム速 度は50 c+ns/ see の大きさのものであり、初期フレームの実際の 伝播はく拡張効果の故に> 200 am/ secの大きさである。これは0  、2 cm/ n5ecつまり1/4インチ/3 m5ecに変形し、ここで 1/4インチ半径は第3a図、第4図、第5a図、第5b図、第5c図における 強い電界の半径つまり2M制御容積に相当する。1つの付加の説明があり、これ は空気−燃焼混合気の摂動のスケルに関係する。低いエンジン速度ではこれは通 常は1/4インチよりも大きくまた高速ではこれは1/4インチよりも小さい。
初期フレームについてのE M (高電界)の影響の目的は、少なくこれが微少 な摂動により十分に強化されるまでフレームを助けることである。これは低速で はパルス列の持続時間(第5a図、第5b図)が3 m5ecの大きさの時間の 間持続するようにされねばならないことを意味し、これが3000RPM例えば 1 m5ecに減少され、またここではパルス間の間隔も好適にはある程度まで 低減される。
ここに説明された所望の点火特性を発生するために全体の開示を参照すると、他 の装置に共通するある特徴があるが、最も重要なものはICエンジンにおける点 火を発生するための従来の方法及び変数とは明らかに相違する。これらの相違は 数が多すぎて従来技術を参照して列挙することはできないが、しかし相違してい ることの指示を与えるためにそれらのサンプルが以下のバラグラフで簡単に説明 される。
従来の装置は正しく動作するために抵抗性プラグ、抵抗性ケーブル、抵抗性ロー ター、高抵抗コイルの2次側(全てが1000オームの大きさ)を使用している 。EM点火においては、抵抗は容認できず、数百から数千倍に低減されねばなら ない、更に、単に抵抗を排除することだけでは十分ではなく要素を構成するため に大きな手当がとられねばならず、そのためにそれらの抵抗は、例えばコイル( これは米国特許出願番号第688,030号に開示された発明によってのみ可能 とされた)におけるように及びスパークプラグケーブル(その中心導体は好適に は高周波数Litzワイヤ等から構成されねばならない)におけるように異常に 低い抵抗値を有している。
従来の設計はスパーク点弧の際に発生する各種の高周波数放電を最小にするため に抵抗性及び他の方法を使用する0本装置では、部品は各種のスパーク放電を最 大にしかつこれらを最小の発散によってプラグチップに供給するように設計され ている。
更に、点火点弧毎の多重パルスが好ましく、これは従来の装置にとってEMI干 渉及び他の問題の重大な源である。
従来装置は設置電極、あるいは短くて太い表面ギヤツブ形構成によりスパークプ ラグを使用する。長いチップを有する実験的プラグは特殊用途のために存在して いる。最も長いチップの実験のプラグであるいは実験的な長い表面ギヤツブ形プ ラグが修正された場合には、プラグはチップ絶縁厚さが典型的には高負荷及び高 RP Mでの孔である0、030”から0.50”である時には全く存在しない ことがわかる。
長い表面ギヤツブ形プラグでは、スラストのデザインは現在のものとは逆であり 、ここでは最も低いブレークダウン電圧及びブレークダウン電圧対供給圧力の平 らな勾配を発生するために寸法が選択される。ここでは、この方法は正の勾配に よって全ての条件の下で最高の実際のブレークダウン電圧を発生しまたこの目的 の実現のために意図的に「順」及び「逆」点弧に使用する。
例えばエアークラフトプラグ及びスパークプラグケーブル等のシールドが使用さ れねばならないデザインでは、シールドが高電圧電極に与える容量を最小にする 注意が払われねばならない、ここでは、容量は好適にはこれらの容量のうでんの 際に高い周波数の容量性/EM電流を与えるために制御可能に組み込まれている 。
通常のデザインでは、r高速高電圧上昇時間Jが好適であり、一方本デザインは 上昇時間の持続時間を増大するために高出力容量を使用しており、電気的に燃焼 を励起するためにアンテナチップ付プラグと共に高い電圧がより長い持続時間に 対して利用できる。
従来のCD装置では、約1マイクロフアラツドの入力容量が好適であり、一方本 装置では、改良された点火及び電界励起のために「電圧倍増コイルj、高出力容 量及び多重パルシングと共に使用されるべき入力容量はより大きい大きさく10 倍大きい)つまり10マイクロフアラツドが好適である。
従来のデザインでは、「誤点弧」を除去するために注意が払われている。本デザ インでは、好適には「誤点弧」が含められ、むしろ初期燃焼を励起するための実 際のスパークから始まるスパーク点弧点火列の一部として「非点弧」パルスが含 められる。
現在のスパークプラグ技術はよりスリムなボディの、より小さいネジ直径スパー クプラグに向かって進んでいる。本デザインは好適には最大の実際のねじ直径( ある車両にまだ使用されている古い18mmねし)を有する大きいプラグである 。
ピストン点弧を使用した普通でない、古い実験的な点火はピストンへのブレーク ダウン電圧を最小にするように動作した。
このデザインでは、その目的はブレークダウン電圧を最大にすることである(好 適にはピストンへの点弧の全ての条件の下で15キロボルトよりも大きい)。
大抵のr高エネルギー点火」はスパークプラグの損耗を制限するためにスパーク 電流を400mA以下に制限するように設計されており、またこれ以上大きい電 流による付加的な利益はほとんどないことが言われている(例えば、Bosch  Technicalreports)、本デザインでは、「電圧倍増コイル」 の発明はその最大値の10倍のピーク電流つまり4アンペアを発生するために使 用される。
現在のスパークプラグのデザインはブリ点火を生じないようにそれをくぼませる ことによってヒートシンク上にプラグチップを集中している。この場合に、プラ グチップはアンテナでもあり、またプリ点火の最小にされるように極めて薄い混 合気で動作するその能力に一部依存してできるだけ燃焼室中に突出す研究の後に 、本発明(EM点火)は、高度に共に作用する方法で前例のない効率及び点火能 力を備えた点火装置を発生するために多くの普通でない考え方(そのうちの一部 のリストはここで列挙されている。その多くは「悪いJ約束によるものである。
)の構成を示している。
第6図は従来のエンジンシリンダのシリンダヘッド102aに接続された容量性 RFプラグ94(第1図で簡単に説明された)を示している。この図ではプラグ のi&適の要件が示されている。これは次式で与えられる大きい容量98を与え るため−に半径「a」の大きい内側導体96a及び好適には大きい誘電率εrの 薄い誘電層(ト1)を有している。
Cp=0.24XεrXLtr/(logb/a)ここで、Ltrは図に示され ているようにプラグ長さくclll)である。
高純度アルミナが絶縁誘電体96b(相対誘電率εrは9)に使用されかつ以下 のプラグ寸法が選択された場合には、a=0.275″、b=0.375”+( a−b)= 0 、10″。
Ltr=2.25″ プラグ容量性Cpは次式で与えられる。
Cp=100ピコファラッド(pf) これは特定された範囲(50−250pf)内にある。
この出願では、プラグチップ105からピストン101aのピストン表面101 の点104ヘスパークを点弧することにより、プラグ容量に蓄えられたエネルギ ーがEM界エネルギー及び電流に変換される。これは電流がEM自己共振室を形 成するために図に示されているようにピストン面101及びシリンダ壁面107 及びシリンダヘッド面102に沿って流れさせるためである更に、図示のように 、頂部端つまり境界95においてプラグ内側半径「a」が半径「d」(ここで、 rd、は「a」よりも非常に小さい)に制限されかつインダクタ108が端95 に接続されている場合には、大きいEMインピーダンスの不整合がこの境界95 で存在する。この電流は次に境界95で反射され、そのため(長さLtrの)プ ラグ94及び(半径Lcの)燃焼室100の組み合わせはプラグギャップ106 における零電界成分を有する代わりに、プラグチップの近くで点火/フレームプ ラズマをEM励起するためのことができるEM自己共振1/4波伝送線空洞にな る。スパークが点弧されたシリンダヘッド103に直接にアースされた場合には 零異点(また最大電流点)がシリンダ表面107にシフトされ、領域106を適 当な異点にする。
特に、ギャップのブレークダウンの際にプラグギャップ106界E1は路次式に よって与えられる。
El=EOIX(Lc/(SQRT(εr)XLtr+Lc))ここで、Lcは 5QRT(εr)XLtrより小さいものとし、またEOlは略 EOl−EO/5QRT(1+Vo1.1/ εrXVo1.0>により与えら れ、ここでVol、1及びVol、Oはそれぞれ室100の容積及び誘電層96 bの容積であり、またEOは106の電気的ブレークダウンの直前の誘電層96 b中の電界である。
この電界は略 E O=Vsb/ ((b−a)X S Q RT(εr))により与えられる 。
前述したことから、前述の値に対して及び更にブレークダウンの前に約20,0 00ボルトの電圧をとるものとすれば、ピストンが上死点(TDC)近くにある 時には10,000ボルト/amのブレークダウンのすぐ後にギャップ106で 界強度を得ることができることが示された。最適には、(大きい容量性エネルギ ーを与えるためには)Ltrができるだけ小さく一方Cpが100pfより大き い大きさであることが必要である。これは大きいプラグ容量(高εr)を有する かなり短い大きく直径のプラグによって実現できる。大きいプラグ導体96aの 直径「2a」は、振動の周波数が数百メガヘルツであるのでプラグの容量性エネ ルギーが約0.001”厚さの薄い表面層に制限された共振振動電流の形式で放 電された時に電流損失も減少する。
第6a図はスパーク106aの近辺の電界線及び伝播初期フレームフロント10 9の詳細を示している。EM励起がこの電界分布により与えられることがわかる 。しがし、この高周波数、大電界強度の振動はたった約1マイクロ秒間しか続が ないので、大きなEMエネルギーを与えるためにギャップ106を繰り返してか つ迅速に点弧しなければならない。これは第4a図の放電回路を参照して開示さ れている。ギャップ106は適当に高いブレークダウン電圧を保証するために回 復(イオン除去)しなければならないので、ギャップ106における摂動の存在 が(プラズマ放電を拡散するという積極的効果を有すると共に)点弧の速度を増 すことを援助する。EM界の効果は、プラグが壁よりもシリンダーの中心近くに 配置されている限り、米国特許第4.499.872号に開示されているように 、2つのスパークプラグを使用することにより更に増大できる。特に、1つのプ ラグのEM界(及び電界さえも)が他プラグの放電及びフレームプラズマと相互 作用するようにでき、また、その逆もできる。
けれどもこれは一部は電流がピストン表面全体にどのようにうまく広がったかに 依存する。これは室100のQの関数であり、またブレークダウン電流が室10 0の残りのものに結合する方法の関数である。
ピストンスパークギャップの電気的ブレークダウン特性をもっと十分に理解する ために、いくつかの公式が展開される。あるクランク角度に対するブレークダウ ン電圧vb自体はまず第1にギャップ長さhに比例し、ギャップ長さはくフラッ トピストン及びフラットシリンダーヘッドにおいてTDCの周りの小さいクラン ク角度に対して)以下のように与えられるクランク角度の関数である。
h=ho+o、5XLsX(1−cosθ)。
ここで、ho=TDcにおけるギャップの長さ、LS=ピストンのストローク長 さ、 θ=TDCの周りのクランク角度。
ブレークダウン界は空気の密度りにも比例する。密度りはTDCの周りのクラン ク角度の関数として次式によりBDCにおける密度Doに関連している。
D=DO/’(1/(CR1))+0.5X(1−cosθ)」ここで、CR= エンジン圧縮比。
−iにスパークタイミングは部分負荷条件(Do低い)の下では早められ、かつ 機械的な早めが一般に小さいので、タイミングが典型的な自動車スパーク点火I Cエンジンにおいて早められた時に、(h X D )に比例するブレークダウ ン電圧はほとんど変化しない、第8図に示されたような一定(最大)Do(例え ば、スパーク点火ディーゼルに相当する)に対してさえも、これは前述の公式に より得られるように40度早め以上はぼ3の係数だけ増加するだけである。
前述した関係は以下に説明するように、vbがTDCの周りのクランク角度位置 によってより少ない量だけ変更するようにスパークプラグチップの周りにピスト ンを運動することにより修正できる。これは(l−cosθ)にG(θ)を乗算 したものに等しい、G(θ)はTDCの周りのクランク角度位置によって減少す る重み係数である。
第7a図はピストンがプラグ端105に接近した時にピストン面104によるス キッシュ効果を発生することによって初期プラズマ核124の拡散を助けるとい うプラグチップデザインを示している。好適には、絶縁端97が大きい直径「2 b」をもっているように、プラグ端の直径はできるだけ大きいく181以上のね じ)。プラグチップの典型的な寸法は第8図を参照して与えられる。
第7b図はTDC近くクランク角度でのvbの増大を減少することにより誤点弧 せずにタイミングのより大きい早めを可能にするというプラグ/ピストン頂部の デザインを示している。プラグチップ105はセラミック端97を超えた金属延 長105aを有しており、またタイミングの所与のレベルの早めに対して小さい 有効ギャップを発生するように、ピストンはチップを例えば0.050”に等し いサイドクリアランス「cl」及び例えば0.01”に等しい深さ’di)Jに 適合するためにチップ105bから直接に刻み目104b/104cを有してい る。刻み目の深さは(dp+サイドクリアランス)にほぼ等しい。G(θ)によ れば、G(θ)は105aの端部が刻み目104b/ 104.cから十分に出 るまで(1−cosθ)に逆比例することがわかる。この場合にはチップ105 aは好適にはタングステン−ニッケルー鉄のような耐腐食性材料、あるいはほか の材料から構成される。
第7c図はクランク角度によるvbの増加の速度を減少するためのプラグ/ピス トン頂部のデザインを示している。このデザインはディーゼルエンジン及びいく つすかのガソリンエンジンに一般的であるスキッシュ形輪郭を有するピストンに 基づいている。プラグチップ97a/105bはピストンがTDCから下方に移 動するに従ってスパークギャップが比例して増加するようにスキッシュ端領域1 04cの近くに配置されている。この実施例では、セラミックチップ97a及び 電極チップ105bは、電界を図示のようにピストンに集束しかつブレークダウ ン電圧vbを低減しようとする図示の点の形状をしている。
1.2リツターF ordエンジン(LS=2.5”、CR=9.5”。
ho=0.0250”)に対する有効ギャップh′、密度り、及び最大vbの表 が以下に示される。
h h D DOmaxVbmax o 0.025” 0.025” 9*DOO,920KV10 0.045”  0.045’ 8京D0 0.9 30KV20 0.10″ 0.090″  7*D0 0.6 36KV30 0.17″ 0.14″’ 6*D0 0 .4 34KV40 0.30” 0.24” 5*DOO,336KV実際の ブレークダウン界Vmaxは図示されたように電界の集束を含む他の要素の故に 前述した値よりも低い。つまり、この例が示すものは、特定のエンジンに対して 、ブレークダウン電圧が全ての動作条件の下で16から32KVの範囲内に保持 された状態で、全負荷の例えば0.05”(しかし典型的にはo、oso”より も更に大きい)から部分負荷での0.25″まで可変のスパークサイズを与える ために、チップの周りのプラグチップ/ピストン輪郭が設計でき(また必要な場 合には少しだけタイミングの早め/真空特性を修正でき)るということである。
第8図はTDC(BTDC)の前のエンジンのタイミングの度数の関数として及 び負荷つまりもっと簡単には供給圧力の関数としてRFプラグ94のブレークダ ウン電圧vbを示している。
右側の「ピストン点弧」曲ti130は各種スパークタイミングについての供給 圧力の関数として(ギャップ106a)fi大ブレークダウン電圧vbの包絡線 を示している。この曲線は圧縮比が9(CR=9>、ビストンストロークが3、 そして最大容積効率が90%であるものとして発生された。タイミングの早めに よる最大vbの降下は先に示された公式により説明されたようにより速いタイミ ングによる空気密度あるいは空気圧縮の減少に基づくものである。
これが本デザインの利点をなしておりつまり補償されているvbのこの降下であ る。タイミングがより遅い燃焼を補償するために実質的に早められたところで薄 い部分負荷条件の下で標準のスパークギャップに対して、vbは容量性スパーク なし及びEMスパークなし及び(室容積100に対して)がなり小さい誘電性ス パークに対して小さい進みであり、このような空気−燃料混合気を点火すること 及び正しい時間にピーク圧力を与えることを難しくする。これに対して、本装置 によってこれらの条件の下で、より低い圧力が大きいギャップ106の間をピス トン面104に点弧することにより、高いvb従って大きい容量性かつEM酸成 分及び(大きいギャップ106の故に)大きい誘電性スパーク成分を発生するこ とにより補償される0次に、これらのスパーク成分はより早い燃焼を導き、少な く早められたタイミングを可能にする。(温度がより高いTDC近くで燃焼が発 生しているので)これは極めて薄い条件の下で高いエンジン効率及び低い炭化水 素放出を維持するのに利益がある。
左側の「シリンダー逆点弧」曲線131はタイミングに無関係でありかつ図示の 圧力に依存している。実際の形状は絶縁プラグチップ105/97の形状に依存 している。ここで示されたデザインでは、「1」は0.20”より大きく、また 誘電性厚さくb’−a)は0.050’より大きい、チップ105/97は「シ リンダー逆点弧曲線」131は点火装置の全出力電圧能力(例えば、35キロボ ルト)より下の電圧レベルで曲線130と交差するように選択されている。以下 のものは(14mm及び18論−プラグに対する)プラグチップ105/97の 典型的な寸法である。
14m+−プラグ 18mmプラグ 1=0.25” 1=0.20′′ 2b=0.40” 2b=0.60” 2a=0.20” 2g=0.40” このように、プラグはどのような条件でも、特にタイミングがより薄い混合気の より遅い燃焼時間を部分的に補償するために実質的に早められる高負荷、高RP M条件の下で誤点弧しない。
第9a図はチップ寸法が(14■の場合について)前述したものとおよそ等しく 、また第6図を参照して特定されたような寸法「a」及び「b」及び絶縁材料を 有した、標準14mmスパークプラグに基づいた約1.4倍のフルスケールで示 されたC E M I装置に適する同軸容量性RFプラグ94を示している。プ ラグ頂部95bは約3/4インチの直径を有しており、そのため外側シェル96 cのプラグへックスは標準13/16インチへックスであるが特別の大きい寸法 のブーツを要求する。中心導体96aはセラミック絶縁物96bに接着されたワ ンピース、あるいは図示のようにはめられかつ2つの端部95a及び105に正 しく保持されたツーピースから構成できる。端部97及び105は勾配がつけら れ、あるいは任意の形状に輪郭づけられる。
第9b図は大きい直径2a、短い長さLtr、及び大きいチップ直径2bの最適 基準に基づいて設計されたRFプラグである。
ねじは前述したように対応のプラグチップ寸法を有する好適な18mmである3 図はほぼフルスケールand Cuming HiK材料のような大誘電率、低 RF損失材料から成る96ba(長さLtrl)を有するツーピースセラミック 構造が示されている.誘電層96baは容量Cpのほとんどを与える.セラミッ ク96bcは(Cpに最小に寄与する領域のEM位相シフトを最小にするために )最低の実際の誘電率セラミック及び最も短い長さLtr3から成っている,L tr2も同じ理由で短くされる.導体96aa及び96abはRF電流損失を最 小にするために高い表面(0.001インチ)電気導電度を有している(好適に は銀メッキ)、プラグ端95a/95bは少なくとも20:1という大きい不整 合、つまり2a−1″.2b=0.05”を与えるために直径に大きい変化を有 しており、ここで2dは図示のようにプラグの内側に固定したブーツ134を有 するスパークプラグワイヤ133のワイヤ132の直径である。好適には、(第 6図に示された)インダクタ108は更にEM不整合の程度を増しかつRFノイ ズを制限するためにプラグ端95に接続されている。
プラグはロータリー形エンジンの「シリンダーヘッド」102a上に取り付けら れて示されており、ここではローターのセンター104aにおける表面がタイミ ングが早められる従ってより大きいギャップ106を与えるように突出されてい る.表面104aは、タイミング及び供給圧力が変化するエンジンの動作の全体 範囲に対して、前述したように16KVから32KVの範囲,内でブレークダウ ン電圧vbを発生するように設計されている。
第10a図はピストン101aが絶縁ギャップ101bにより破られるつまり遮 断される金属表面101を有している状態で、ICエンジンのシリンダーヘッド 102a上に取り付けられたRFプラグ94の部分側面図であり、スパーク10 6aがプラグ94の高電圧導体96aのチップ105間にピストン(領域104 )に向けて形成された時にスパーク101cがこのギャップ間に形成される。こ のように、電流がピストン表面101間に強制されるので、幾つかの点火部位1 01cが混合気のより迅速な燃焼を与えるために燃焼室100間に形成される。
他で開示されたように電気室の容積を有効に増加し、またこの場合にはピストン /シリンダーギャップ101a/107aにおける電流を提供しかつスパークギ ャップ領域106における及びピストンに沿った他の点火部位における相対異強 度を増大するように作用するセラミック環状体つまりリング126も示されてい る。好適には、環状体は高純度アルミナのような高誘電率材料のものである。別 に、環状体はシリンダスリーブ107a中に縦方向に挿入しそのためエンジンシ リンダの全体直径を最小にするように構成できる。
第10b図はギャップ101bを形成する好適の方法によるピストンの断面図、 及びピストン106aヘスパーク106aを点弧することにより得られた可能な 電流分布を示している。このような線付き表面はセラミックコーティングを従来 のピストン頂部にスプレーし、次にその頂部(図示せず)上に例えば0.025 ”の厚さの厚い金属層コーティングをスプレーすることにより形成できる。シリ ンダーヘッドは同じように処理できる。ギャップの容量は実質的には違いに異な るので、はとんどの高ブレークダウン電圧は最も小さい容量の大きさでギャップ 間に順次に印加され、そのため多くの点火部位を発生する実質的にもっと高い電 圧を必要としない、すなわち、電圧は(逆の容量の大きさで)各ギャップ間に印 加されまた全てのギャップがイオン化されるまで順次に各ギャップをブレークダ ウンし、そしてアースへの完全な径路が形成される。スパーク101cが例えば スパーク点火直接燃料噴射エンジンの燃料部位におけるような所望の位置に発生 することを保証する線状みぞが描かれる。2つのプラグに対しては、各プラグが 他のものに無関係な径路を有するように輪郭を与えることができる。更に、ピス トンエンジン用の頂部ピストンリングあるいはロータリエンジンのローターシー ルを含む各種スパークギャップのスパーク表面が、好適にはニッケルー鉄及びタ ングステンあるいはモリブデンとの組成物のような耐腐食材料によりコーティン グされる。
第11a図及び第11b図はそれぞれ金属表面101を有するピストン101a を有するICエンジンのシリンダーヘッド102a上に取り付けられたEMプラ グ94の側面及び上面図であり、この中には2つのワイヤ金属[島J14211 .142bを含む絶縁セラミックチューブ141が埋め込まれている。この島は スパーク106a、106cl及び106c2によりそれら自体とプラグ94の チップ105aとの間の電気的径路を完成する。好適には、スパーク106el 、106e2を形成するギャップはほぼ1716インチであり、またワイヤ14 2aは全ての動作条件の下で105aと142aとの間のギャップのブレークダ ウンを可能にするために第7b図、第7c図を参照して説明したようにプラグチ ップ105aの周りに巻かれる。島142a。
142bはそれへのブレークダウンを防止するためにピストン表面101から十 分に絶縁されている。好適には、厚さほぼ1/8インチの高誘電率材料が141 に使用され、それぞれ2から10ピコフアラツドの範囲内のワイヤ142a及び 142bのアースへの容量(165a(Cgl)、 166a(Cs2)、第1 1c図)を与える。これは3zkアーク形成チップ105a、142aa及び1 42bb(それぞれ第11c図のギャップ146c、165c及び166c)間 のエヤーギャップ容量co 1 、cl 2 、c23よりも非常に大きい。
第11c図では、Cspはプラグ容量146gであり、146b(LOO)は導 体長さLtrのインダクタンスであり(第1図)、また165b(Lll)、1 66b(L22)、167b(L23)はそれぞれ導体長さLcl、Lc2.L c3の等価インダクタンスである(第11b図)0本説明のために、高電圧源要 素つまりコイル3のコイル2次側2に接続された合計容量Csの<9a及び9b から成る)(第2図)出力容量9が示されている。
ギヤツブ164c間にスパーク106aを形成する(インダクタンスLsの)チ ョーク108を介してコンデンサ9の放電は、Lsと(インダクタンスLOOが 無視できるとして省略される。)合計容量Csp及びCglとによって決定され る発振周波数による共振放電の故に、導体142a上の電圧を倍増する短絡を発 生する。この増大した電圧は、より高い電圧が(「形式的な時定数」の故に)ど れだけ長く維持されるかによってさばかれるがギヤツブ165c、166cをブ レークダウンする際に有用である。
電圧がギャップのブレークダウンを発生するために保持されねばならない時間を 表す「形式的時定数JTfが存在する。ブレークダウンのための利用電圧が低く なければ必要とされるく形式的)時間が大きくなり、また逆により高い電圧はこ れに関連したより低い形式的時間Tfを有している0本出願においては、Tfは 20ナノ秒(nsecs)から2マイクロ秒の範囲内にあり、これはLs及びC gl(及びCs2)の発振周期に相当する時間の範囲内にある。
従って、電圧倍増現象が有利に使用できるように装置を設計できる場合には(通 常の考え方に逆行する)より高い負荷容量を使用する際にはっきりした利点があ る。更(こ、通常の初期ブレークダウンにおいてさえも、それらは所与の高電圧 が維持される電圧上昇時間従って持続時間を増すので、ここに提案された大出力 容量を使用する利点がある。
前述した一連のギャップブレークダウンの解析において、プラグ容量Cspの存 在の故に付加的複雑さがある。ギャップ146Cがブレークダウンした時に、プ ラグ容量Cspは「直ちに」放電して(約1 a+secで、これは100 n 5ecsの時間スケール上では「直ちに」である)電圧を値Viにする、(第1 id図)、プラグ容量がなければ、電圧は零に低下しまた(Cgl+Cspによ らずに)Ls及び及びCglだけによって決定される周波数で(C81がCsよ り極めて小さいので)その初期値の2倍近くで発振する。 (CsとCglとの 間の値を有する)大きなプラグ容量Csoを有している場合には、電圧は振動1 46ccで振動しく第1id図)、ビーりVpklに示されているように初期値 VoでオーバーシュートしてLs及びCsp+ Cg 1により決定される周波 数で振動する。
(所与の電圧及びピーク電圧における時間)振動周波数間のトレードオフがある 。
「一連のギャップ」について、これらは燃焼室内のこれらのものにだけ関係して いることがわかる。一連のギャップが高電圧2次側回路に全く含まれていないこ とが、本発明の特徴であり、これは時々2次電圧を「ホールドオフ」するために 他のものにより行なわれる。ここで実現された高い最小ブレークダウン2次側電 圧(第4図参照)が適当なプラグチップデザインにより行なわれる。ローターチ ップギャップのような必要なギヤ・シブはそれらが高電圧分布に必要でありかつ 最小の大きさ例えば0.020に保持されるので一連のギャップではない。
第11c図の各種等価回路パラメータの一組の好適な値が以下に与えられる。
C5=160ピコフアラツド(pD Csp=40pf、 Cgi= 10pf(ここで、CgiはCglあるいはCs2のどちらかを表し ている)、 Ls= 10 μHenry。
インダクタLsは、Csの放電に対しては(他の基準を満たす)5MHzの周波 数を与え、Ls及びCsp及びC8iにより決定される振動に対しては10MH zの周波数を与える。最後に(形式的時間Tfに対して)最大ピーク電圧及び最 大持続時間の最もよいトレードオフを得るために、実際の制限の内で各種のパラ メータを実験的に取り上げねばならない。認識すべき重要なポイントは、大きい Cglは共振充電及び長い充電時間の故に害にならない。
第1id図は高電圧2次側回路上の電圧上昇の一例であり、電圧が主スパークギ ャップ146Cにブレークダウンするが(第11C図)、しかしピーク電圧Vl pkは一連のギャップのブレークダウンを初期に発生するために十分ではなく、 一方V2pkはここでブレークダウンを発生するために十分に高いという場合を 示している。Vsは2次側電圧であり、tは高2次電圧の開始からの時間である 。
第12図はピストン101aの好適実施例であり、その上に(約1/8インチ厚 さの)絶縁層141aが取り付けられあるいはプラズマスプレーされ、またその 中に金属の島142e。
142cd、142eが埋め込まれあるいはスプレーされたピストンは、鉄ある いはチタニウムのような小さい熱膨張係数の材料から成る頂部101aaと、好 適には(コスト及び/又は重量上の理由で)アルミニウムから成る底部/側面部 101abとを有するツーピースピストンとして示されている。第11a図、第 11b図に示されているようにスパーク106a、101cl 。
101c2を形成するスパークプラグの部分的なチップ部分105も示されてい る。動作においては島142c、142d。
142eは106m、101el及び101c2の順で点火スパークを発生する ように形成されかつ配置されているがこのデザインは第11a図、第11b図の ものと同じである。
浄書(内容に度更なL) 第1図 浄書(内容に五更なし) 浄8(内容:ミー更なし) 第4図 浄書(内容二二=更なし) 浄書(内容に工更なし) 第90図 第9b図 #iI(内容ζ度更なし) ・ψ書(内容−二工更なし) 108 +46a 手続補正書(ハ) 昭和63年 3月/ど日 2、発明の名称 電磁点火装置−大型で強い、容量性及び誘導性スパークを発生する点火装置シス テム 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 住所 名 称 コンパッション・エレクトロマグネチックス・インコーホレーテッド 4、代理人 住 所 東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206号室 5、補正命令の日付 昭和63年 3月 8日 (発送日)6、補正の対象 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.点火スパークを燃焼室中に発生するために、少なくとも1つの外側の固定し た室部材、及び内側室部材、及び前記室の前記外側部材上に取り付けられた少な くとも1つのスパークプラグを決定する手段により確定された内燃機関の燃焼室 内に含まれている混合気を点火する電気的点火装置において、内燃機関の動作の 少なくとも1つの条件の下で少なくとも0.1インチのスパークを発生するよう に、少なくとも0.1インチの長さにわたって有効なブレークダウンを可能にす る条件の下で、前記点火チップと前記内側燃焼室部材との間に空気−燃料混合気 キャップを電気的にブレークダウンするように構成されかつ配置された高電圧点 火チップを含むスパークプラグ点弧端を確定する手段を備えることを特徴とする 電気的点火装置。 2.前記点火装置が25キロボルトより大きい電圧を発生する高電圧コイルを有 する請求の範囲第1項に記載の装置。 3.前記燃焼室外側部材がシリンダヘッドであり、また前記内側部材が往復内燃 機関のピストンの頂面である請求の範囲第2項に記載の装置。 4.前記内側燃焼室部材がロータリー形内燃機関のローターである請求の範囲第 2項に記載の装置。 5.前記スパークプラグが50ピコファラッドよりも大きいプラグ容量を有して いる請求の範囲第2項に記載の装置。 6.前記内側燃焼室部材が点火に先行して空気−燃料混合気を圧縮するために使 用される可動圧縮手段であり、また前記装置が前記高電圧コイルの出力に接続さ れた少なくとも50ピコファラッドの合計出力容量を与える手段を有している請 求の範囲第2項に記載の装置。 7.前記高電圧コイルが、3マイクロファラッドより大きい容量の放電コンデン サを有する容量性放電(CD)回路の一部分であり、40と60との間の巻数比 を有する低巻数比高効率コイルである請求の範囲第6項に記載の装置。 8.前記高電圧コイルが少なくとも30キロボルト出力電圧及び少なくとも1ア ンペアの第1の電流ピークを有するスパーク電流を与える請求の範囲第7項に記 載の装置。 9.前記コイルが閉じた磁気コアの反対のアーム上に巻かれた1次及び2次巻線 を備えた極めて高い効率のコイルであり、前記1次巻線がNo.8からNo.1 4ワイヤの7から12巻回から成っている請求の範囲第8項に記載の装置。 10.前記CD回路がスパーク点弧を制御する逆回復ダイオードを有する双安定 半導体スイッチから成り、前記放電コンデンサが前記放電回路の幾つかの振動の 間前記双安定半導体スイッチをONに保つことによって基本的には連続した放電 つまり点火スパークのリンギングを発生するために点火の間点弧されるように前 記双安定半導体スイッチに接続されている請求の範囲第7項に記載の装置。 11.前記点火スパークの前記リンギングに続いて接近して位置した多重スパー クパルスを発生する多重パルス回路を有する請求の範囲第10項に記載の装置。 12.前記多重パルス回路が前記多重スパークを発生する第2の双安定半導体ス イッチング手段を有する請求の範囲第11項に記載の装置。 13.前記CD回路を付勢するために接続された同期電流ポンプと、前記多重ス パークパルスを発生する前記多重パルス回路と同期して前記同期電流ポンプを動 作する手段とを有する請求の範囲第11項に記載の装置。 14.前記放電回路はコンデンサ及び双安定スイッチング手段の第1のものがリ ンギングスパークを与え、またコンデンサ及び双安定スイッチング手段の第2の ものが多重スパークを与えるように2つの放電コンデンサ及び互いに絶縁された 2つの双安定スイッチング手段を有しており、またリンキングスパーク放電回路 が点火スパーク周期の間電源及び多重パルス放電回路からリンギング放電回路を 絶縁するスイッチを有している請求の範囲第13項に記載の装置。 15.ダイオード、電子スイッチ及び他方の板がアースに接続されたエネルギー 再充零コンデンサの一方の板が高電圧コイル1次側及び放電コンデンサに直列に あり、前記再充電コンデンサの値が略放電コンデンサに等しく、前記再充電コン デンサが多重パルス点弧の間に放電コンデンサを再充電するために使用される請 求の範囲第11項に記載の装置。 16.前記内側及び外側の固定燃焼室部材のうちの少なくとも1方が、前記スパ ークプラグチップと前記内側部材との間の前記スパーク形成と共に少なくとも1 つの付加のスパークを形成する電気的に不連続の表面層を与える請求の範囲第1 項に記載の装置。 17.前記点火チップがプラズマ放電を前記内側室部材へ形成するプラズマジェ ット点火装置の高電流プラズマ放電電極である請求の範囲第2項に記載の装置。 18.少なくとも1つの高電圧点火コイルと、燃焼室の内側に点火スパークを発 生するように取り付けられた1つのスパークプラグとを含み、円筒的に可動部材 を有する内燃機関の燃焼室内に含まれた混合気を点火する電気点火装置において 、少なくとも50ピコファラッドのプラグ容量を有するスパークプラグを確立す る手段と、前記ICエンジンの循環的に移動可能な部材がTDCの15度の範囲 内にある時を除いて少なくとも約0.1”幅(つまり0.080”より大きい) の点火スパークギャップを発生するように構成されそして配置されたプラグ点弧 端とを有することを特徴とする電気点火装置。 19.前記高電圧点火コイルはその2次巻線の高電圧出力に直列に接続されてい る請求の範囲第18項に記載の装置。 20.前記プラグの点弧端及び前記可動部材が、エンジンの全ての正常な作動条 件の下で前記スパークを形成するブレークダウン電圧が12から35KVの範囲 内にあるように前記点弧端と前記可動部材との間にスパークを形成するように大 きさを決められ設計されている請求の範囲第18項に記載の装置。 21.前記点火コイルが40から60との間の巻数比を有しており、3マイクロ ファラッドより大きい容量の放電コンデンサを有するCD回路の一部分である請 求の範囲第18項に記載の装置。 22.基本的に連続的な振動的な点弧つまり点火スパークのリンギングを発生す るために点火の間前記放電コンデンサを点弧する手段を有する請求の範囲第21 項に記載の装置。 23.少なくとも1アンペアで誘導性スパーク電流の第1のピークを有する少な くとも30キロボルトの高電圧で前記連続的な点弧を発生する手段を有する請求 の範囲第22項に記載の装置。 24.接近して配置された多重スパークパルスを発生する多重パルス回路を有す る請求の範囲第23項に記載の装置。 25.前記多重パルス回路が前記多重スパークを発生する双安定スイッチング手 段を含み、前記装置が前記放電回路を付勢する同期電流ポンプを有する請求の範 囲第24項に記載の装置。 26.前記放電回路が、第1のコンデンサ及び双安定スイッチング手段がリンキ ングスパークを供給しまた第2のコンデンサ及び双安定スイッチング手段が前記 リンキングスパークに続いて多重スパークを供給するように互いに絶縁された2 つの放電コンデンサ及び2つの双安定スイッチング手段を備える請求の範囲第2 4項に記載の装置。 27.前記高電圧点火コイルの出力と前記スパークプラグとの間に接続され、無 線周波数妨害(RFI)ピーク容量性電流を前記連続した点弧の第1のサイクル の10アンペアRMS以下に制限し、かつスパークプラグ容量の発生した容量性 RFI電流の伝播を制限するインダクタ手段を有する請求の範囲第23項に記載 の装置。 28.前記放電回路が放電コンデンサ、双安定スイッチング手段及び回復ダイオ ードを有し、また点火コイルが金属包囲体中に包まれておりコイルの2次ワイヤ が、RFIが抑制されるように同軸シールド中間要素に接続された接地外側導体 を備える同軸ケーブルの中心導体を有する請求の範囲第23項に記載の装置。 29.前記コイルが閉じた磁気コアの反対腕上に巻かれた1次及び1次巻線を有 する極めて高い効率コイルであり、1次巻線がNo.8からNo.14ワイヤの 7から12巻回から成り、2次巻線がNo.22から26のワイヤから成ってい る請求の範囲第21項に記載の装置。 30.前記燃焼室部材の表面の少なくとも一方が、少なくとも一方の付加的なス パークが前記プラグ点弧端と前記循環的に移動可能な部材の表面との間の前記ス パークの形式と共にその間に形成される電気的に不連続な表面層を有している請 求の範囲第20項に記載の装置。 31.中心高電圧導体を有する少なくとも1つのスパークプラグを含む点火装置 において、前記装置が少なくとも50ピコファラッドのスパークプラグ容量を与 えるように構成されており、前記スパークプラグの前記中心高電圧導体が0.4 インチよりも小さくない少なくとも1つの直径を有することを特徴とする点火装 置。 32.前記最小の0.4インチ直径の導体が、約0.1インチの厚さかつ5より 大きい相対誘電率を有する誘電絶縁材料により囲まれている請求の範囲第31項 に記載の装置。 33.スパークプラグが、電界を直接に軸方向に前記チップから横断する点に集 中するように設計された基本的にとがった金属の中心導体のスパークチップを有 する基本的には集中する絶縁ノーズを有するプラグチップを含んでいる請求の範 囲第33項に記載の装置。 34.前記誘電材料が10より大きい誘電率を有する低RF損失材料である請求 の範囲第32項に記載の装置。 35.前記スパークプラグが設置部材を有するキャップを確立するスパークプラ グチップを有し、公社が接地点に近い他方に点弧せずに0.080インチより大 きい時に前記チップが前記キャップ間に点弧できる請求の範囲第32項に記載の 装置。 36.前記スパークキャップが前記スパークキャップを確立する延長された軸方 向電極から成る請求の範囲第35項に記載の装置。 37.前記スパークプラグが絶縁された中心電気導体と外側接地部材とを有し、 前記導体が外側接地部材を超えて少なくとも0.2インチのびている請求の範囲 第36項に記載の装置。 38.前記突出中心導体が0.12インチよりも大きい少なくとも1つの直径を 有し、またセラミックシェルが少なくとも0.060厚さでこれを取り囲んでい る請求の範囲第37項に記載の装置。 39.前記スパークプラグが装着されている往復ICエンジン、空気−燃料混合 気を前記エンジンに与える手段、及びスパークが後方に点弧した時に極めて早め られたタイミング条件以外の全ての条件の下でエンジンの可動往復部材に形成さ れたスパークによって前記空気−燃料混合気を点火するように前記スパークプラ グを付勢する手段を有する請求の範囲第38項に記載の装置。 40.前記突出中心導体が1インチの1/16と3/16との間の直径の小さい 直径の耐腐食電極チップに終端している請求の範囲第第39項に記載の装置。 41.前記耐腐食チップはニッケル及び鉄の合金、及びタングステン、モリブデ ン及びそれらの組成物から成るグループから選択された金属である請求の範囲第 40項に記載の装置。 42.前記スパークプラグが大きい直径の中心部分とこれからのびているスパー クプラグチップとを有する短い、大きい直径のプラグであり、前記プラグが前記 直径の3倍より小さい前記長い直径の中心部分に沿った長さを有する請求の範囲 第31項に記載の装置。 43.前記長い直径部分に沿った前記長さに沿った前記誘電絶縁材料が9より大 きい誘電率を有する低RF損失誘電材料であり、またスパークブラグチップを含 む残りの部分に沿った絶縁材料の誘電率が9より小さい請求の範囲第42項に記 載の装置。 44.固定及び可動燃焼室部材及び空気−燃料混合気発生手段を有する往復IC エンジンを含み、前記スパークプラグが前記ICエンジンに装着されており、前 記スパークプラグチップが0.060インチより大きい厚さの絶縁材料により囲 まれた0.2インチより大きい長さの突出した中心電気導体を有し前記スパーク プラグは、前記スパークが前記室の前記固定部材に向けて後方に点弧することに より行なわれる高度に早められたタイミング条件の下を除いてスパーク前記可動 部材に生ずることにより前記エンジン内の前記空気−燃料混合気を点火するよう に配置されている請求の範囲第43項に記載の装置。 45.前記チップと前記可動部材の表面との間のスパークキャップの長さの変化 がTDCの周りの50度までの可動部材の動きに対して可動部材の位置の対応す る変換より小さいように、前記可動部材が前記スパークブラグチップの場所に形 状を決められている請求の範囲第44項に記載の装置。 46.スパークキャップブレークダウン電圧が正常な動作条件の下で12から3 6キロボルトの範囲内で変化するように、前記可動部材及びチップが寸法を決め られかつ配置されている請求の範囲第45項に記載の装置。 47.前記スパークプラグチップの前記場所での前記形状がスキッシュゾーンの 縁である請求の範囲第46項に記載の装置。 48.スパークプラグワイヤ直径と前記長さに沿った導体の直径との比が20よ り大きい請求の範囲第43項に記載の装置。 49.前記点火コイルの高電圧端子と前記スパークプラグの前記高電圧中心導体 との間に接続された点火コイルとインダクタを有する請求の範囲第48項に記載 の装置。 50.(a)燃焼室壁を通って点火回路への接地戻りを効果的に与えるものであ って、燃焼室内に取り付けられかつこれから燃焼室壁の隔置された部分へのびる スパーク放電の第1のアンカーとして作用するスパークプラグを決定する手段、 (b)前記スパークプラグに接続されており、少なくとも約1マイクロ秒の間接 続する初期VHF−UHF電流振動を有する少なくとも1つのスパーク点弧周を 与える点火回路を決定する手段、 から成り、これにより前記スパーク放電及びフレーム核を増大する振動EM界を 確立するために、電気的自己共振が燃焼室壁に沿って前記VHF−UHF電流を 循環することにより燃焼室内に導入され、一方各スパーク点孤周期が更にこの回 路からスパークヘの大きい容量及び誘電性スパークエネルギーの伝達を含むこと を特徴とする燃焼点火装置。 51.前記点火回路が、更に、誘電性のより低い周波数のスパークに続くEMエ ネルギー成分を有する初期VHF−UHF振動の繰り返しを確立するOFF周期 を有する多重パルスを発生するように構成され配置されている請求の範囲第50 項に記載の装置。 52.内燃機関が燃焼容積を循環的に変化するために固定壁に対して移動する可 動壁を有し、スパークプラグが前記自己共振室効果を可能にする向きで可動壁に スパークするように前記固定壁に取り付けられている請求の範囲第50項又は第 51項に記載の装置。 53.スパークプラグが50から300ピコファラッドの範囲の容量を有し、こ れにより20:1を超える薄い空気−燃料混合気が正常走行エンジン動作条件の 下で点孤できる請求の範囲第52項に記載の装置。 54.前記燃焼室に接続され、前記スパーク放電の形成の間前記室を共振的に励 起する外部EMエネルギー源を有する請求の範囲第53項に記載の装置。 55.前記点火回路がプラズマジェット形点火回路であり、前記スパーク放電の 前記第1のアンカーが高電流プラズマ放電電極である請求の範囲第53項に記載 の装置。 56.前記可動壁が、スパークタイミングが早められたときに前記可動壁とスパ ークプラグとの間のスパークギャップが少なくとも50度BTDCの間増加する ように構成されかつ配置された中心TDCの形状の表面を有するロータリーエン ジンのローターである請求の範囲第53項に記載の装置。 57.スパークギャップ長さと吸い込みマニホルド圧力との積が50度BTDC までのタイミングに対して4の範囲内にあり、12から36キロボルトの範囲内 にあるスパークブレークダウン電圧を与える請求の範囲第56項に記載の装置。 58.前記固定壁と可動壁との間のギャップを除く前記循環電流を形成する径路 中に存在する絶縁ギャップを有し、室壁に沿ったVHF−UHF電流の前記循環 が前記絶縁ギャップ間に形成されるスパークを含んでいる請求の範囲第53項に 記載の装置。 59.更に、夫々が少なくとも1つのコンデンサを有する2つの放電径路を前記 点火回路に有し、一方の放電径路が初期スパークを発生しまた他方の放電径路が 次に続く多重スパークを発生する請求の範囲第51項又は第52項に記載の装置 。 60.少なくとも外側固定室部材及び内側室部材、及び前記燃焼室内側に点火ス パークを発生するように前記室の前記外側部材上に取り付けられた少なくともI つのスパークプラグを確定する手段により決定される内燃(IC)機関の燃焼室 内に含まれている薄い混合気を点火する電気点火装置において、前記ICエンジ ンの全ての正常動作条件の下で一連のキャップを使用せずに12キロボルトを超 える電圧により前記点火チップと前記外側及び/又は前記内側燃焼室部材との間 で空気−燃料混合気キャップを電気的にブレークダウンするように構成されかつ 配置された高電圧点火チップを含み、かつ前記ICエンジンの動作の少なくとも 1つの条件の下で少なくとも0.16インチのスパークを生成するために少なく とも0.16インチの長さにわたって有効ブレークダウンを可能にするスパーク プラグ点弧端を決定する手段を備えることを特徴とする電気点火装置。 61.前記点火装置が、30キロボルトより大きい電圧を100pfより大きい 容量性負荷に発生しかつ200アンペアを超える初期スパークピークブレークダ ウン電流を発生する1次及び2次巻線を有する構造の高電圧コイルの点火変圧器 を有する請求の範囲第60項に記載の装置。 62.前記燃焼室外側部材がシリンダーヘッドであり、また前記内側部材はIC 機関の空気−燃料混合気圧縮手段の頂部面であり、圧縮手段が外側部材に最も接 近した上死点TDCのピストンから前後に移動し、これにより室容積を決められ たように最小にする請求の範囲第61項に記載の装置。 63.外部から付加されたコンデンサを含むコイルの2次側でスパークプラグ容 量のCsp及び容量Csの和が100pfより大きく、200アンペアを超える 前記電流ヒータがプラグ容量Cspの放電により発生される請求の範囲第62項 に記載の装置。 64.前記スパークプラグ点弧端が、0.16と0.32インチとの間の長さの プラグシェル端を超えてのびた絶縁長さを有するスパークプラグシェル内にかつ これから絶縁される高電圧中心導体チップを有し、TDCにおいて前記スパーク プラグチップと前記内側圧縮手段との間に少なくとも0.04インチのキャップ を確定する請求の範囲第63項に記載の装置。 65.前記スパークプラグ点弧端が、約1/4インチ底部直径「2b」及び約0 .06インチに等しい底部ギャップ「go」を有する面突出アンテナチップを確 定する請求の範囲第64項に記載の装置。 66.前記プラグチップのスパーク形成が15キロボルトの最小電圧かつ30キ ロボルトの最大電圧を有する電気的ブレークダウン「点弧包絡線」を確定する請 求の範囲第65項に記載の装置。 67.スパークプラグチップのブレークダウンの際に、容量Cspは50MH2 と500MH2との間の周波数で400アンペアを超えるピーク電流を有する電 気的放電を発生するEm電流振動を放電し、また容量Csは2MHzと20MH 2との間の周波数で40アンペアを超えるピータ電流を有する容量性電流振動を 発生する放電をするように構成されかつ配置されている請求の範囲第65項に記 載の装置。 68.1マイクロヘンリーと20マイクロヘンリーとの間のインダクタンス値を 有するチョークコイルLsが、前記容量性電流の周波数をほぼ10MHzに同調 するために、前記コイルの2次巻線の高電圧端子とスパークプラグの前記高電圧 チップとの間に挿入されている請求の範囲第67項に記載の装置。 69.前記高電圧コイルが2アンペアより大きい電流ピークを有する誘電性スパ ーク電流を与える4から20マイクロファラッドの容量値の400ボルト定核放 電コンデンサを有する容量性放電(CD)回路の一部であり、45と55との間 の巻数比を有する低巻数比高効率コイルである請求の範囲第68項に記載の装置 。 70.前記コイルが、1と2平方インチとの間の断面積で閉じた磁気コアの腕上 に巻かれた1次及び2次巻線を有する高効率コイルであり、前記1次巻線No. 8からNo14の10から20巻回から成り、前記2次巻線がNo.22からN o.26のワイヤから成っている請求の範第69項に記載の装置。 71.前記CD回路を付勢するために接続された簡単化同期電流ポンプを備えて いる請求の範囲第70項に記載の装置。 72.前記CD回路を多重スパークパルスで動作し、かつ前記簡単化同期電流ポ ンプを前記多重スパークパルスと同期して動作する手段を備える請求の範囲第7 1項に記載の装置。 73.コイルの高亀住をプラグに接続するスパークプラグリードを備え、コイル の2次巻線の低電圧ワイヤが低電圧1次巻線から絶縁されており、前記低い2次 ワイヤが前記スパークプラグリード用シールドを構成し、このシールドがICエ ンジンブロックにアースされている請求の範囲第70項に記載の装置。 74.前記スパークプラグのリードの周りに配置されており、10MHzより上 のEMIを吸収し始めるフェライト材料を備える請求の範囲第73項に記載の装 置。 75.高電圧を幾つかのスパークプラグに分散するディストリビュータ手段を有 し、全てのスパークプラグが各スパークプラグシェルにおいてあるいはその近く にアースされた金属シールド材料によりシールドされ、前記シールドの他端から 全ての中心リードを囲んでいるシールドの一端に共に接続されており、この中心 リードが各スパークプラグシールドを介してアースされ、コイル2次側の絶縁さ れた低い側に接続されている請求の範囲第74項に記載の装置。 76.各スパークプラグが0.25と5マイクロヘンリーとの間のインダクタン ス値を有するチョークインダクタをそのプラグ体に含まれている請求の範囲第7 5項に記載の装置。 77.前記2つのチョークインダクタに加えて、高電圧をスパークプラグに分散 するために使用されるディストリビュータのローター腕上に取り付けられたチョ ークインダクタがある請求の範囲第76項に記載の装置。 78.前記スパークプラグが、プラグ絶縁物の外側及び内側表面上に配置された 電気的導電性メッキから成る40pfを超えるプラグ容量を有しており、また前 記インダクタが前記内側メッキと、プラグを高電圧手段に接続するために使用さ れるプラグ手段との間に挿入されている請求の範囲第77項に記載の装置。 79.前記プラグが点火パルス点弧列毎に多重点火パルスを発生するCDC点火 装置の一部であり、また前記アンテナプラグチップが点火スパークパルス及び高 電界を順次に発生することにより特徴づけられるEM制御容積を決定する請求の 範囲第67項に記載の装置。 80.前記点弧列の持続時間が1000RPMで約3msecsから3000R PMで1msecまで変化し、1000RPMでのパルス間の時間が3000R PMでのパルス間の時間より大きい請求の範囲第79項に記載の装置. 81.a)シリンダーから成る燃焼室、b)前記シリンダーに配置され、連続し たサイクルでTDCの前後に最小の燃焼容積を決定するピストンを移動すること により空気−燃料混合気を圧縮するピストン、を有する内燃機関装置において、 基本的には全体的に内部的にVHF−UHF自己共振電気振動を前記燃焼室及び 前記高容量電極回路に発生するために、前記シリンダの頂部の中央ゾーン内に取 り付けられ、かつスパーク点弧周期の間にスパークの振動を前記ピストンの面に 発生するCD点火回路の一部として構成されかつ配置された少なくとも1つの高 電圧高容量電極を有する燃焼点火装置を備えることを特徴とする内燃機関装置。 82.高容量電極の容量が少なくとも50ピコファラッドであり、また前記スパ ーク点弧周期が単一のエンジンサイクルの間に少なくとも1つの振動のリンギン グ誘導成分を有する少なくとも1つの初期スパークを含む請求の範囲第81項に 記載の装置。 83.前記電極の場所での前記ピストン面が、TDCの周りのピストン位置の変 化に対して前記主スパークキャップのより小さい変化を与えるように形状を決め られている請求の範囲第82項に記載の装置。 84.電流が前記自己共振振動を形成する際にこれに沿って流さねばならない径 路が複数の付加のスパークキャップを含んでいる請求の範囲第83項に記載の装 置。 85.前記スパークキャップの容量が少なくとも3のファクタだけ互いに異なる 請求の範囲第84項に記載の装置。 86.前記付加スパークキャップのうちの少なくとも2つが前記主スパークキャ ップの反対側上に向かい発生する請求の範囲第85項に記載の装置。 87.前記高電圧容量電極が前期中心導体と外側シェルとの間の前記スパークプ ラグのボディ内に含まれた容量を有するスパークプラグの中心導体から成る請求 の範囲第83項に記載の装置。 88.前記自己共振を前記プラグ及び前記室内に制限するために前記中心導体と 前記点火コイル途の間に挿入された点火コイル及びインダクタを備える請求の範 囲第87項に記載の装置。 89.マイクロヘンリーの単位での前記インダクタのインダクタンスの値がピコ ファラッドの単位での前記点火コイルの出力容量の値の5のファクタの範囲内に ある請求の範囲第88項に記載の装置。 90.閉じた燃焼容積、スパーク点火及び燃料及び空気供給手段、及び改良され た点火装置を有する燃焼装置において、少なくとも1マイクロ秒の大きさの持続 時間の間500ボルト/cm/大気を超える初期界強度で前記燃焼容積内に内部 的に3MH2から600MHz振動の範囲内で高初期ブレークダウン電圧の初期 容量性高周波数スパーク放電を発生する手段を有し、前記点火装置がこのような スパーク放電を繰り返し燃焼サイクルで繰り返して行うように更生されかつ配置 されていることを特徴とする燃焼装置。 91.前記燃料及び空気−供給手段が、スタート及び高エンジン負荷条件の他を 除いて各燃焼サイクル内で少なくとも20:1の空気−ガソリン比の混合気を供 給するように構成され配置される請求の範囲第90項に記載の装置。 92.前記点火装置が前記容積内の少なくとも1つのフォローオンスパーク放電 を発生する手段を有し、初期及びフォローオン放電が単一の燃焼サイクルに相当 する合計点火サイクルを有し、前記装置が更に容積及び放電長さが前記放電に対 して所定のTDC範囲内で増加する時に低RF損失で誤点弧(放電失敗)を防止 するように構成され配置されている請求の範囲第91項に記載の装置。 93.前記容積を変更する手段を備え、後者の手段が固定シリンダーヘッドを有 するシリンダー、前記固定シリンダーヘッドに接近しまた後退する可動往復可能 ピストン面、基本的には前記ヘッド内に中心に配置されかつ絶縁されかつピスト ン、前記シリンダーの壁、及びシリンダーヘッドを有する接地戻り径路により前 記放電を前記ピストン面に行なわせるようなインピーダンス不整合されたスパー クプラグ点弧端を有している請求の範囲第92項に記載の装置。 94.TDC周りの前記ピストン位置の変化に対してスパークキヤツプサイズの 変化を少なくするように、前記スパークプラグ点弧端の近辺で前記ピストン面が 形成されている請求の範囲第93項に記載の装置。 95.前記高周波数放電電流が前記環状体の周りを流れかつ効果的に前記放電電 流の振動周波数を低めるように、前記燃焼容積を連通するセラミック環状体を含 んでいる請求の範囲第94項に記載の装置。 96.前記環状体が前記固定シリンダーヘッド内に含まれており、また最小放電 電流の領域を含むように位置決めされている請求の範囲第95項に記載の装置。 97.前記シリンダーがスリーブを含んでおり、前記環状体が前記スリーブ内に 含まれかつ最大放電電流の領域を含むように位置決めされている請求の範囲第9 6項に記載の装置。 98.前記シリンダーがスリーブと、前記シリンダーヘッドとスリーブとの間に 挟まれたガスケット形部材とを含んでおり、前記環状体が前記ガスケット形部材 内に収められている請求の範囲第96項に記載の装置。 99.100と600MHzとの間の範囲内で振動が前記プラグに蓄えられた容 量性エネルギーの放電により導入され、前記コイルの前記インダクタを通しての 放電の容量に蓄えられた容量性エネルギーの放電によりほぼ2MHz−20MH zとの間で発生されるように、前記スパークプラグと前記高電圧点火コイルとの 間の挿入された高電圧点火コイル及びインダクタを備える請求の範囲第94項に 記載の装置。 100.中心高電圧導体を有する少なくとも1つのスパークプラグ、及び前記中 心導体と前記外側接地導体との間の挿入された誘電セラミック材料を含んだ外側 接地導体を含む、ICエンジンの燃焼室内に含まれた空気−燃料混合気を点火す るために使用される電気点火装置において、前記中心導体と外側導体との間の挿 入された前記セラミック部分のセラミック表面を高電気誘電率材料によってメッ キすることにより、前記スパークプラグ内のEM電流に最大プラグ容量及び最小 抵抗を与える手段を備えることを特徴とする電気点火装置。 101.前記高誘電率材料が銀及び銅からなるグループから成り、外側セラミッ ク表面上のメッキの厚さが0.002と0.010インチとの間のある請求の範 囲第100項に記載の装置。 102.ICエンジンが前記スパークをその内部に有する少なくとも1つのシリ ンダー及びピストンを含むモーターバイクエンジンであり、また前記プラグ中心 導体は前記バイクの正常な走行条件の下で1スパークプラグ点弧の間にプラグ又 はプラグシェルの裏側及びピストン面の両方へ形成されるように構成され配置さ れたチップを有している請求の範囲第101項に記載の装置。 103.燃焼室側壁が前記スパークブラグチップの0.4インチ内に存在し、ま たスパークも1スパークプラグ点弧の間に前記側壁に形成する請求の範囲第10 2項に記載の装置。 104.前記最小の0.35インチ直径導体が0.1と0.12インチとの間の 厚さかつ8.0より大きい相対誘電率を有する誘電絶縁材料により囲まれている 請求の範囲第102項に記載の装置。 105.前記誘電材料が、10に等しい相対誘電率及びミリ当たり330ボルト に等しい誘電ブレークダウン強さつまり標準スパークプラグに使用されたアルミ ナより大きい30%を有する高純度アルミナである請求の範囲第104項に記載 の装置。 106.前記スパークプラグがむき出しの金属チップつまりアンテナプラグチッ プを除いてその長さに沿って絶縁された、外側シェル接地導体から突出している 中心電気導体高電圧チップを有し、また中心導体の前記絶縁された部分が外側シ ェル接地導体を超えて少なくとも0.2インチのびている請求の範囲第105項 に記載の装置。 107.前記スパークブラグチップ及び前記外側プラグ接地導体は更に、プラグ チップブレークダウン電圧がICエンジンの正常な動作条件の下で14から32 キロボルトの範囲内にあるように大きさを決められかつ配置されている請求の範 囲第106項に記載の装置。 108.更に前記プラグを動作する多重パルスCDC点火を含み、前記プラグチ ップがスパークパルス及び高電界パルスを連続して発生することにより特徴づけ られるEM制御容積を確定する請求の範囲第107項に記載の装置。 109.IC容積の第2の壁を確定する内側可動部材に主スパークを与えるスパ ークプラグがその上に取り付けられている。 IC容積の第1の壁を確定する外側固定部材を有する少なくとも1つの燃焼室の 容積を含むICエンジンであって、後者がセラミックによって金属内側部材構造 から絶縁された電気導電性島により与えられた多重スパーク点弧部位を含み、島 がその間に少なくとも1つの付加的なスパークが前記スパークプラグのチップと 前記内側部材との間の主スパーク形成と共に形成されるキャップを確定するとい うICエンジンにおいて、島−島容量Cijよりも非常に大きい島−構造容量C giを備えることを特徴とするICエンジン。 110.容量Cgiが容量Cijよりも少なくとも8倍大きい請求の範囲第10 9項に記載の装置。 111.Cgiを成す表面が高電気導電材料によりメッキされている請求の範囲 第110項に記載の装置。 112.前記島−構造の容量のCgiが2と20ピコファラッドとの間にある請 求の範囲第111項に記載の装置。 113.2つの前記島が前記主キャップに加えられる2zkスパークキャップを 形成して与えられ、前記スパークキャップ間の距離がピストン直径の少なくとも 0.2倍である請求の範囲第112項に記載の装置。 114.島が前記構造の表面中に取り付けられたセラミックチューブ中に含まれ た2つのワイヤ部分により与えられ、前記ワイヤ部分が、スパークプラグチップ 及び第1のワイヤ、第1及び第2のワイヤ、及び第2のワイヤ及び内側あるいは 外側燃焼室部材により与えられる接地の間のキャップを点弧することにより、ス パークを燃焼室中に形成するように形状が決められている請求の範囲第113項 に記載の装置。 115.前記島を取り付けるために絶縁層が配置されるべき構造の部分が低熱膨 張係数の材料である請求の範囲第114項に記載の装置。 116.前記材料は鉄材料及びチタニウム合金材料から成るグループから選択さ れる請求の範囲第115項に記載の装置。 117.長い持続時間の「形成」スパーク時定数を使用して内側部材スパークキ ャップ部位に2次電圧倍増効果を与えまたより高い電圧が初期プラグチップキャ ップ点弧するため与えられるように電圧倍増係数を与えるために、容量Cgiよ りも少なくとも5倍大きい値の容量Cs、及びコイルとスパークプラグとの間に 接続されたインダクタLsをその出力に有する点火コイルを備える請求の範囲第 114項に記載の装置。 118.島−構造の容量Cgiがほぼ10pfであり、インダクタンスLsが5 と50マイクロヘンリーとの間にある請求の範囲第117項に記載の装置。 119.少なくとも1つのスパークプラグを有し、各スパークプラグが導電シェ ルを確定する手段と、0.070直径より大きいスパークプラグシェルを超えて 実質的にのびておりかつその長さの一部に沿ってチップ直径にほぼ等しい厚さの 絶縁物により囲まれている突出中心アンテナ導体チップを有し、前述構造が更に 少なくとも0.04の底部キャップ「go」を確定し、前記スパークプラグがそ の中に、初期スパークと、前記アンテナチップの周りの少なくとも1立方cmの 容積にわたって少なくとも500ボルト/cmの強度の長い持続時間の高電界と の両方の形成により特徴づけられるEM制御容積を確定するためにICエンジン の燃焼室内に取り付け可能であることを特徴とする点火装置。 120.点火点弧当たりに多重点火パルスを発生するCDC点火装置を備え、前 記プラグが薄いあるいは他の点火が難しい混合気を点火するためにICエンジン の燃焼室内に取り付けられており、スパークパルス列を発生するように設計され た前記CDC点火が初期リンギングあるいは大きなスペースを有するパルスに続 く密接したパルスを有する請求の範囲第119項に記載の装置。 121.前記ICエンジンが往復エンジンであり、点火点弧の際にスパークが前 記プラグシェル及び/又は成形往復部材へ形成されるように、前記プラグチップ が前記エンジンの往復部材へのキャップを決定する請求の範囲第120項に記載 の装置。 122.前記パルス列の持続時間がエンジンRPMにより低減され、また前記E M制御容積内に高電界を発生する「非点弧」パルスを含む請求の範囲第121項 に記載の装置。 123.前記チップ直径がほぼ0.08インチであり、前記絶縁体の厚さがほぼ 0.08インチであり、前記チップがほぼ0.06インチに等しい「go」を定 義するために前記シェルを超えて少なくとも0.2インチのびている請求の範囲 第121項に記載の装置。 124.少なくとも1つのスパークプラグが取り付けられている少なくとも1つ の燃焼室を備え、前記スパークプラグの各々が少なくとも1つの点火コイルに接 続され、この点火コイルがCD回路の一部分であるというICエンジンにおいて 、前記コイルの高電圧端子と前記プラグの高電圧端子との間に挿入されたチョー クコイルを備えることを特徴とするICエンジン。 125.前記チョークコイルのインダクタンスが5と250マイクロヘンリーと の間にある請求の範囲第124項に記載の装置。 126.前記プラグが40pfより大きい容量を有する容量プラグである請求の 範囲第125項に記載の装置。 127.前記チョークコイルに加えて、前記スパークプラグの高電圧接続端子に 直接に配置されたプラグチョークコイルがある請求の範囲第126項に記載の装 置。 128.前記チョークコイルが、前記点火コイルの高電圧端子を前記プラグチョ ークコイルに接続するスパークプラグワイヤ内に含まれている請求の範囲第12 7項に記載の装置。 129.前記1Cエンジンが前記プラグがその上に取り付けられている固定燃焼 室部材と、前記スパークプラグが点火スパークを形成すべき可動燃焼室部材とを 含む往復ICエンジンである請求の範囲第128項に記載の装置。 130.始動及び高負荷条件の下を除いて、少なくとも22:1の空気−燃料比 の空気−燃料混合気を前記燃焼室へ供給する手段を有する請求の範囲第6、第8 2、又は第94項に記載の装置。 131.前記ICエンジンの燃焼室中に突出している前記絶縁された中心電気的 導体は、前記中心電気導体のチップで形成された初期フレームフロントが前記絶 縁された中心電気導体の前記高温度表面上に衝突した際に増大するように、典型 的各エンジン動作条件の下で高温に達する構成され配置されている請求の範囲第 40又は第45項に記載の装置.132.可変燃焼容積を有する内燃機関を循環 的に点弧する点火装置において、 (a)前記容積内において点弧の各サイクルで順次に、(i)200アンペアよ り大きい大きさで、50と500MHzとの間の動作周波数でほぼ100キロワ ットを大きいキャップに供給する急速な、大きいキャップの電磁エネルギー電流 パルス、 (ii)40アンペアより大きい大きさで、5と50MHzとの間の動作周波数 でほぼ100キロワットを大きいキャップに供給する急速でない容量性エネルギ ーから得られる点火パルス、及び (iii)ほぼ4アンペアのピーク電流で、ほぼ12KHzの周波数でほぼ1キ ロワットを大きいキャップに供給非常に急速でない点火パルス、 を発生する手段、 (b)前記電磁電流パルスと、少なくとも5000ボルト/cmの高電界パルス を少なくとも1立方cmのEM制御容積内に結合するアンテナ手段、及び (c)前記EM制御容積内に含まれた前記アンテナ手段に対して0.16から0 .32インチの大きいキャップスパークアンカーを決定する手段、 から成ることを特徴とする点火装置。 133.前記大きいキャップのスパークを形成するのに必要な電圧が、15と3 0キロボルトとの間の電圧を有する「点弧包絡線」を決定する請求の範囲第13 2項に記載の装置。
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