JPS63501189A - オン−オフ・スイッチを有する携帯無線機用バッテリ−パック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オン−オフ・スイッチを有する携帯無線機用バッテリ本発明はバッテリー、特に 携帯用両方向無線機に用いるための再充電可能なバッテリーパックに関する。

携帯用両方向無線機および同様な装置は電源として再充電可能なバッテリーを用 いるのが普通であり、このようなバッテリーとしては例えば充電器で再充電する ために無線機から簡単に取外しできるバッテリーパックに内蔵したニッケル・カ ドミウム電池が用いられる。バッテリーパックの寸法および電池の数は、次の再 充電までに必要なバッテリーの作動寿命および電力に応じて変わる。

携帯無線機では、バッテリーの寿命を長く保つために、無線機を使わないときに はバッテリーの電力をオフにする手段を設ける必要がある。バッテリーが消耗し ているか故障のときでも、バックアップ動作モードとして無線機をバッテリー充 電器で作動できるのも望ましい。すなわち、バッテリーが充電されていないかま たは故障している場合でも、バッテリー充電器を利用できる限り、通信不能にな らないことが必要である。このことをデッド・バッテリー動作（ｄｅａｄ　ｂａ ｔｔｅｒｙ　ｏｐｅｒａｔｉｏｎ）と称する。更に、バッテリーパックを無線機 から取り外したとき、アークが発生しないように、バッテリ一端子を電気的に隔 離できることも望ましい。このことは、このようなアークで点火するおそれのあ る爆発性ガスが存在する場合に特に望ましい。

従来の無線機では、オン−オフ・スイッチが無線機本体自身に設けられている。

この構成では、導線を無線機のバッテリー接点からスイッチに接続し、次いで無 線装置の接続部および／または配電点に接続する必要がある。一般に、導線の寸 法は、電気的損失を最小限に抑えるために比較的太い。このため手持ち式の携帯 無線機ではいくつかの問題が生じる。第一に、このような太い導線はすでに混雑 した携帯無線機内にかなりのスペースを占める。第二に、このような導線を無線 機内の無線装置部分を通して配線すると、同じ区域に配置されている電気部品へ アクセスすることができなくなる。

従来の無線機ではデッド・バッテリー動作は、無線機内の接点を切換えることに より、またはバッテリー、無線機または充電器回路内の隔離用ダイオードを切換 えることによって行われている。これらの部品によっても複雑さや経費が増す。

発　明　の　要　約 したがって、本発明の主要な目的は、バッテリー電力スイッチを無線機の制御装 置部分に配置しないようにした、携帯無線機に電力を供給する改良構成を提供す ることにある。本発明の別の目的は、バッテリーの取外し時に無線機から電気的 に隔離することのできる、携帯用両方向無線機に用いるためのバッテリーバック を提供することにある。

本発明のさらに他の目的は、デッド・バッテリー動作を行うことのできる、携帯 用両方向無線機のバッテリーバック構造を提供することにある。

上記および他の目的および利点は、以下の詳細な説明、図面および特定の実施例 からもっと明確に理解できるであろう。以下の説明はすべて、いかなる意味でも 本発明の範囲を限定するのではなく、代表的なものを示すものである。

簡潔に説明すると、上記目的を達成する本発明の１実施態様では、バッテリーの オン−オフ・スイッチが無線機の制御装置部にで、はなく、バッテリーバック内 に配置される。

バッテリーパックには２組の接点が設けられ、１組は無線機に電力を供給するた めに無線機と相互接続し、他の１組はバッテリーパックを再充電するため、また はデッド・バッテリー動作の、ために充電器と相互接続する。

第１組の無線機用接点のうちの第１の接点は、バッテリーバック内の電池の負端 子および第２組の充電器用接点のうちの第１（負）の接点に電気接続される。第 ２の無線機用接点は、オン−オフ・スイッチに接続される。オン−オフ・スイッ チの片方の極（ＯＮ極）は電池の正端子に接続され、更に隔離用ダイオードを経 て第２（正）の充電器用接点に接続される。スイッチがＯＦＦ位置にあるとき、 第２の無線機用接点は、デッド・バッテリー動作のためにもう一つの（第３の） 正の充電器用接点に直接接続される。

電池を無線機から取外し、スイッチをＯＦＦ位置にしたとき、第２（正）の充電 器用接点がダイオードにより隔離されるので、バッテリーパックのいずれの接点 にも電力が得られず、バッテリーが偶然に放電する危険が著しく軽減さ請求の範 囲には本発明の構成部分と認められる要旨を特定して記載しているが、本発明は 、添付図面を参照した以下の好適な実施態様の説明から一層よく理解できると思 われる。

第１図は本発明のバッテリーパックを取付けた携帯用両方向無線機の正面図、 第２図は第１図の携帯用両方向無線器の側面図、第３図は本発明に従って構成し たバッテリーパックの斜視図、そして 第４図は第３図のバッテリーパックの回路図である。

好適実施１例の説明 図面について言及すると、すべての図面を通して同一符号は同一要素を示す。ま ず第１図および第２図を参照すると、代表的な携帯用両方向無線機１０が示しで ある。この種の無線機は、送受信器（トランシーバ）およびそれに関連した電子 制御装置を収納した無線機本体１２と、この無線機本体１２に装着されてそれに 電力を供給するバッテリーパック１４とを備える。無線機本体１２ははＶ直方体 のハウジング１６を有し、ここにスピーカ兼マイクロホン部分１８、選ばれた他 の無線機または電話機を「ダイヤル」するためのキーバッド２０、呼出し番号や 他のプログラムしである情報を表示するＬＣＤディスプレー窓２２、無線機の頂 部に位置し、スケルチ制御、チャンネル選択、音量その他のためのスイッチおよ び／またはノブを設けた制御パネル２４、そして無線信号を送受信するアンテナ ２６が設けられている。無線機の側面には送話用押しボタン２８が設けられ、そ のすぐ上には、アクセサリ−取付けおよび／または無線機のリモートコントロー ルのためのユニバーサル装置コネクタ（ＵＤＣ）と係合する電気接点部分３０が 位置する。無線機のＵＤＣ接点部分３０は、例えば１９８５年１０月２４日出願 の米国特許出願箱７９１，０２２号に開示されているものである。

次に第３図を参照すると、バッテリーパック１４が示されており、その片側には オン−オフ電力スイッチ３２が装着されている。このスイッチ３２はバッテリー パックの頂部の１対の無線機用出力接点３４．３６への電流を制御する。無線機 本体に取付けた状態では、接点３４．３６は無線機ハウジング１６の底部の対応 する端子と電気接触する。

こ−でバッテリーパック１４の内部回路を、第４図を参照して説明する。

第４図に示すように、バッテリーパックの電力出力接点３４．３６はそれぞれ無 線機本体１２の対応する端子３８゜４０に接続できる。第２組の電力入力接点４ ２，４４．４６はバッテリー充電器５４の対応する端子４ｇ、５０．５２とそれ ぞれ相互接続され、充電器５４はバッテリーパック１４を充電するため、または 無線機のデッド・バッテリー動作を行うために、電源５６からのＡＣ電流をＤＣ 電流に変換する。

接点３４は接点４６に接続されると共に、内部の電池５８、好ましくはニッケル ーカドミウム電池の負端子に［を接続されている。接点３６はＯＦＦおよびＯＮ 位置を有するスイッチ３２に電気接続されている。スイッチ３２がＯＦＦ位置に あるとき、無線機用接点３６は充電器用接点４２に電気接続される。スイッチ３ ２のＯＮ位置側は電池５８の正端子に接続され、更に隔離用ダイオード６２を経 て充電器用接点４４に電気接続されている。

無線機の平常動作時には、接点３４．３６と端子３８゜４０がそれぞれ接続され ていて、スイッチがＯＮ位置に切換えられ、バッテリーから電力が無線機本体に 供給される。

しかし、バッテリー充電器５４が接続されている場合には、電力は電源５６から ＯＦＦ位置のスイッチ３２を経て無線機回路に供給される。また無線機本体がバ ッテリーパック１４に接続されていても切離されていても、電池５８をそれとは 無関係に充電器の端子５０を介して充電することもできる。電池５８に短絡その 他の故障があっても、スイッチ３２がＯＦＦ位置で、無線機本体１２がバッテリ ーパックを介して充電器に接続されていれば、無線機本体１２は依然として動作 可能である。

なお、スイッチ３２をＯＦＦ位置にして、バッテリーパック１４を無線機本体１ ２からはずした場合には、接点４４がダイオードで隔離されているので、バッテ リーパックの接点３４．３６，４２，４４．４６のいずれからも電力を取り出す ことができない。これにより、バッテリーパックの取外し時にアークが発生する 危険性が大幅に軽減される。

さらに、無線機本体１２の電子回路部分に電力制御部を設ける必要がないので、 無線機本体１２に入力するバッテリーの電力を最も都合のよいやり方で主配電点 に直接環びくことができる。

以上本発明を実施するのに最良と考えられる実施態様を説明した。しかし、本発 明の要旨を逸脱せぬ範囲内で、上記実施態様に種々の変更を加え得ることは当業 者に明らかであろう。これらの変更や改変も本発明の範囲に含まれるものである 。

国際調査報告 ””””””””””・１１’−ＰＣＴ／ＵＳ８６１０２１３９ＡＮＮＥ：Ｘ　 Ｔｏ　ＴＦ：　ＩＮＴＥＲ，ＮＡ’ｒＩＯＮＡｒ−５ＥＡＲＣ３！　ＲＥＰＯＲ Ｔ　ＯＮ

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．無線機などの装置に電力を供給するためのバッテリーパックにおいて、再充 電可能な電池と、１組の電力出力接点と、１組の電力入力接点と、上記入力接点 および上記出力接点および上記電池を電気的に相互接続する手段であって、上記 出力接点を上記電池に相互接続し、または上記出力接点を上記入力接点に相互接 続するのと同時に上記入力および出力接点を上記電池から電気的に隔離する手段 とを備えるバッテリーパック。
2. ２．無線機などの装置に電力を供給するためのバッテリーパックにおいて、再充 電可能な電池と複数組の入力および出力接点とを備え、上記入力および出力接点 が相互にまた上記電池に相互接続されて、第１動作モードでは上記出力接点が上 記電池に電気接続されて無線機に電力を供給し、第２動作モードでは上記出力接 点が上記入力接点に電気接続されて、デッド・バッテリー動作の場合はバッテリ ー充電器から上記出力接点が電力を受けとるのと同時に上記電池が充電され、デ ッド・バッテリー動作でない場合はすべての上記入力および出力接点が上記電池 から電気的に隔離されるバッテリーパック。
3. ３．無線機本体と、 上記無線機本体に着脱自在に取付けられ、上記無線機本体の電気接点に対応する 電気接点を介して上記無線機本体に電力を供給するバッテリーパックとを備え、 上記バッテリーパックが、電池、この電池を該バッテリーパックの上記電気接点 と相互接続する電気回路、および該電気回路を遮断して、該バッテリーパックを 上記無線機本体から取外した際に上記電池の電力が該バッテリーパックの上記電 気接点に通じるのを防止するスイッチ手段を有している無線機。
4. ４．携帯無線機などの装置に電力を供給するためのバッテリーパックにおいて、 正および負の端子を有する少なくとも１個の再充電可能な電池と、 上記装置に相互接続するための第１組の第１および第２の電力出力接点と、 バッテリー充電器に相互接続するための第２組の第３、第４および第５の電力入 力接点とを備え、上記第３の接点は上記第１の接点および上記電池の負端子に電 気接続され、さらに ＯＦＦ位置では上記第２の接点を上記第５の接点に電気接続し、ＯＮ位置では上 記第２の接点を上記電池の正端子に電気接続すると共に隔離用ダイオードを経て 上記第４の接点に電気接続するスイッチを備え、 上記スイッチがＯＮ位置にあるときは、上記電池の電カを上記第１組の接点から 取出し可能であり、また上記スイッチがＯＦＦ位置にあり、且つ上記第２組の接 点が上記充電器に接続されていないときは、いずれの上記接点からも電池の電力 を取出せず、さらに上記スイッチがＯＦＦ位置にあり、且つ上記バッテリーパッ クが上記充電器に接続されているときは、上記第１組の接点から電力を取出し可 能であると共に、上記電池を独立に上記充電器により充電できることを特徴とす るバッテリーパック。
5. ５．携帯無線機などの装置に電力を供給するための再充電可能なバッテリーパッ クにおいて、 再充電可能な電池と、 上記装置へ相互接続するための第１組の電力出力接点と、バッテリー充電器へ相 互接続するための第２組の電力入力接点と、 第１動作モードでは上記電池を上記第１組の接点に電気接続し、第２動作モード では上記電池を上記第１および第２組の接点両方から電気的に隔離する手段とを 備えるバッテリーパック。
6. ６．上記手段が電気スイッチとダイオードを備え、上記スイッチは上記第１動作 モードで上記電池を上記第１組の接点に相互接続し、上記第２動作モードで上記 電池を上記第１組の接点から電気的に隔離し、上記ダイオードは上記第２動作モ ードで上記第２組の接点を上記電池から電気的に隔離する請求の範囲第５項記載 のバッテリーパック。
7. ７．上記第１組の電力出力接点が第１および第２接点からなり、上記第２組の電 力入力接点が第３、第４および第５接点からなり、上記電池が正および負端子を 有し、上記負端子が上記第１および第３接点に電気接続され、上記正端子が隔離 用ダイオードを介して上記第４接点に電気接続され、上記スイッチが上記第１動 作モードでは上記第２接点と上記電池正端子とを電気接続し、上記第２動作モー ドでは上記第２接点と上記第５接点を電気接続する請求の範囲第５項記載のバッ テリーパック。
8. ８．２つの正出力端子および１つの負出力端子を有する、交流を直流に変換する バッテリー充電器と、直流電力を携帯無線機などの装置に供給するバッテリーパ ックとを備え、このバッテリーパックは、（イ）再充電可能な電池と、（ロ）上 記無線機などの装置と相互接続するための第１組の２つの電力出力接点と、（ハ ）上記バッテリー充電器の端子と相互接続するための第２組の３つの電力入力接 点であって、当該第２組の接点の第１接点が上記第１組の接点の第１接点および 上記電池に相互接続されていると共に、上記充電器の負端子に相互接続するため のものである当該第２組の３つの電力入力接点と、（ニ）ＯＮ位置では、上記第 １組の接点の第２接点を上記電池に電気接続すると共に、該第２接点を隔離用ダ イオードを介して上記第２組の接点の第２接点に電気接続し、さらにＯＦＦ位置 では、上記第１組の接点の上記第２接点を上記第２組の接点の第３接点に電気接 続するスイッチとを有し、上記第２組の第２および第３接点はそれぞれ上記充電 器の異なる正端子に相互接続可能であり、 かくして上記スイッチが上記ＯＮ位置にあるとき、上記電池の電力が上記第１組 の接点で得られ、上記スイッチがＯＦＦ位置にあり、且つ上記第２組の接点が上 記充電器に接続されていないとき、上記接点のいずれにも上記電池の電力が得ら れず、そして上記スイッチがＯＦＦ位置にあり、且つ上記第２組の接点が上記充 電器に接続されているとき、上記無線機などの装置のデッドバッテリー動作が可 能であって、しかも上記電池が独立に充電されることを特徴とする、携帯無線機 などの装置に電力を供給する装置。