JPS63500972A - 電磁界の遮へいに用いる二金属板間をシ−ルする装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電磁界の遮へいに用いる 二金属板間をシールする装置 技術分野 本発明は、エツジ部分に沿って圧縮されるように意図された金属シールストリッ プを包含する、電磁界に対する遮へいに用いる二金属板のエツジ部分間をシール する装置に関する。

背景技術 例えば現今の電話およびデータ伝送設備に結合される電子機器はしばしば、電磁 界から遮へいした金属機器キャビネット内に取り付けられる。この遮へいを効果 的なものにするためには、考えられる扉に近接して、キャビネット側部のエツジ 部分間に全体的に金属シールストリップを使用しなければならない。シールスト リップはまた、種々の機器キャビネットの前面およびそれらの間の床にあるケー ブル仕切りハツチのエツジにも必要とされる。

先行技術におけるシールストリップは、弾性の細長いコア、または、複数の細長 い弾力性のタングの回りに配置された金属網のようなもので構成される。これら のシールストリップにとっての不利点は、それらのシール作用が金属の酸化のた め時間と共に低下し、それにより劣化した金属接触が生ずることである。周知の シールストリップはまた比較的高価であり、例えば、当今の電話交換に必要なシ ールストリップの全長について多額の費用を生ずる結果となる。

発明の開示 本発明の目的は、上記により金属板のエツジ部分間をシールする装置にて、従来 利用されたシール装置よりも可成り長時間にわたって装置のシール作用が保持さ れ、製造が一層安価にできるようにした装置を提供することにある。これは、鋭 角を有する断面から成る、らせん状に巻かれた金属エレメントであるシールスト リップを包含する装置により達成される。このシールストリップが金属板のエツ ジ部分の間で適当な方法により圧縮されると、エレメントの鋭角を有する側の部 分はこれらのエツジに向かって押圧され、従って良好な金属接触が得られる。

本発明の顕著な諸特徴請求の範囲に開示されている。

図面の簡単な説明 ここで本発明を添付図面について詳細に説明する。

第１図および第２図はシールス）　ＩＪッグが圧、縮される前の本発明による装 置をそれぞれ側面図および端面図で示し、第３図および第４図はシールストリッ プが圧縮された後の第１図および第２図に対応する図である。

発明を実施するための最良の形態 第１図および第２図には、本発明により実施された装置の実施例を側面図、およ び第１図の右方から視た図を示しであるＯこの装置（ま、間にシールを必要とす る２枚の金属板の一方のエツジ部分のとい状溝２内に収容されたシールストリッ プ１を包含する。シールストリップ１は圧縮された状態で示されず、らせん状に 巻かれた金属エレメントを構成する。金属エレメントは約１咽の厚さの鋭角を有 する断面を備え、ステンレス鋼のようなもので製造される。この断面はなるべく かの形状を備えても良く、例えばそれは六角形または長方形であっても良い。実 際の実施例においては、らせん状ストリップの直径が約７鼠である。

とい状溝２は、アルミニウムのようなもので作られた金属部分３に作られ、間に シールな必要とする２枚の金属板の一方のエツジ部分を構成する。例えば金属板 は、機器キャビネットの側部の一方の下方部分、およびキャビネット側部の一方 の床にあるケーブル仕切右側部分は直角を形成する二つの平たんな面で画定され 、他方、その上方左側部分は開いている。これらの面の中で、溝に向かって下方 を向く一つの平たん面を数字４で示す。金属部分３もまた、溝の外側にあり且つ 図の中で上方に向けられた平たん面５を有する。

第１図および第２図のそれに対応するシール装置を第６図および第４図に示しで あるが、これは、溝２内へ押し込まれた金属板のエツジ部分にシールストリップ １が圧縮された後である。こめ板は数字６で示され、図示の位置では平たん面４ ．５に接し、且つまたシールストリップに接して係合している。板６は従って上 述のケーブル仕切りに対する）・ツチを構成することができ、金属部分３は機器 キャビネットの片側の下方部分のエツジ部分であっても良い。実際の実施例にお （・ては、板６の厚さが、シールストリップ１と面４との間の当初の距離を約１ 咽だけ超過する。面４は従って、板６が溝２内へ挿入された後、その支持材とし て機能するＯ 板６が、溝２内へ押し込まれると同時にシールストリップ１の長手方向に移動さ れると、らせん状に巻かれた金属エレメントの巻きがそれらの当初の位置からね じられるが、この運動は、ストリップの長手方向、且つ溝との巻きの最下部の接 触点の回りに生起される０次いで金属エレメントは、例えば第３図に示す位置を とる。従って金属エレメントの鋭角を有する側部の部分は、溝２の底と板６の裏 側とに向かい押圧される。

この結果として、双方の金属板のエツジ部分間の良好な金属接触と、従って電磁 界に対する有効な遮へいが生起される。金属エレメントの可成り鋭いかどは金属 板にやがて生ずる酸化皮膜を切除できるので、金属接触が上記の皮膜に著しく影 響されることはない。

図示のシール装置は、同様の関連で使用できる、従来利用された装置よりも一層 、可成り安価に製造することができる。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．電磁界に対する遮へいに用いる二金属板のエッジ部分間にシールを施す装置 にて、らせん状に巻かれた金属エレメントを構成し且つこれらのエッジ部分に沿 って圧縮されるように意図された金属シールストリップ（１）を包含する装置に おいて、金属エレメントがかどを有する断面を備えることと、金属板（６）のエ ッジ部分が支持材（４）との係合によりストリップの断面および長手の両方向に おいてシールストリツプ（１）に接して押圧され、従ってらせん状に巻かれた金 属エレメントの巻きがそれらの当初の位置に対してストリップの長手方向にねじ られ、それにより金属エレメントのかどを有する側部の部分が前記エッジ部分に 向かって押圧されることとを特徴とする装置。
2. ２．請求の範囲第１項に記載の装置において、シールストリップ（１）が他方の 金属板のエッジ部分のとい状溝（２）内に配置されることと、前記支持材（４） が溝の底に向かって面する平たん面から成ることとを特徴とする装置。
3. ３．請求の範囲第１項または第２項に記載の装置において、金属エレメントの断 面が方形であることを特徴とする装置。