JPS63500902A - 安全保証装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 安全保障装置 技術分野 本発明は貴重な財物を保護するだめの安全保障装置に係る。そのような財物は、 保管、運搬または展示さるべき現金、文書、宝石類または芸術作品を包含する。

本発明は、特に、しかし非排他的に、陳列キャビネット内において展示さるべき 物品の保護に適用され得るとともに、小形容器に容れて運搬され得るあらゆる形 式の財物の保護に適用される。本発明はこれら状況下において財物の安全を保障 するための高価でなくしかも有効な手段を提供する。

発明の開示 本発明に従えば、貴重な財物のための開閉可能の容器、該容器の内部が非大気圧 に維持されることを可能にする手段、及び警報信号を生じさせるように容器内部 の圧力の変化によって適当な状態にされ得る警報手段を有する安全保障装置が提 供される。

好ましくは、前記容器の内部が非大気圧に維持されることを可能にする手段は、 前記容器の内部が大気圧よシ低い圧力になるまで抜気されることを可能にするよ うな手段である。

前記容器は展示ケースまたはキャビネットであシ得、その場合、それは内部及び その全内容物が透視される透明壁を有する。

これに代えて、前記容器は携帯可能のケースの形式であシ得る。それは、例えば 、在来のブリーフケースのそれと同様の外観を有するように設計され得る。この 場合、容器内部の抜気を可能にする手段は、ケースの壁に配される逆止め空気出 口弁と、ケースが閉鎖されるとき前記弁を通じて空気を排出するように働くポン プ作用手段とを有する。

前記ポンプ作用手段はケース内に配置される機械的空気ポンプから成シ得る。こ れに代えて、ケース本体は、ケースが閉鎖されるとき前記弁を通じて空気を排除 するベローとして作用するように弾性変形自在にされ得る。

図面の簡単な説明 本発明がよシ十分に説明されるように、２個の特定実施例が添付図面を参照して 以下相当詳細に説明される。添付図面において： 第１図は本発明に従った安全保障装置を取付けられた展示ケースの概略図である ； 第２図は本発明に従った安全保障装置を組込まれたブリーフケースの斜視図であ る； 第３図は第２図に図示されたブリーフケースの内部を示す：そして 第４図は第６図の４−４線に沿った横断面図である。

本発明を実施する最良の態様 第１図に示される展示ケースは、床１、側壁２及び開閉可能の枢動するガラス蓋 ３を有する。前記展示ケースは好適な密閉接着剤を用いて気密にされている。

小管４が前記ケースの底を貫いて取付けられ、それによシ空気が前記ケースの内 部と前記ケース床の下側に取付けられた警報器制御ユニット５との間を通過する ことを可能にする。前記警報器制御ユニット５はハウジング６を有し、該ハウジ ングの内部は前記管４を介して前記ケースの内部と連通ずる。ハウジング６は小 さい中空ケーシング７を内蔵し、該ケーシングは空気のリデーバを包囲しそして その一方の壁にたわみ自在のダイヤフラム８を形成されている。

ハウジング６の内部に配置されたスイッチ１１は前記ダイヤフラムの運動によっ て作動されるように前記−ダイヤフラム８と係合するアクチュエータ１２を有す る。このスイッチは前記ハウジング内に配置された警報器１３と導線によって接 続されておシ、再充電可能の電池１４から動力を供給される。

空気はポンプ作用によって展示ケースから前記制御ユニットを通って逆止め弁を 設けられた吸引器具１５を経て排除され得る。これによシ前記ダイヤフラムは、 前記スイッチを警報器回路がオン状態になるようにセットする。前記展示ケース を開くまたは壊すいかなる試みも系統内の負圧を破壊し、従って前記ダイヤフラ ムの運動及び前記警報器の作動を生じさせる。本警報機構は極めて敏感であシ、 僅少の空気が前記ケースから排出されることを必要とするに過ぎない。開錠され るとき前記警報器を作動不能にするロックと連動するようにされた空気進入口１ ６が設置され、それによシ、前記ロックが開錠されるとき、空気は前記ケース内 に導入され得そして前記ケースは前記警報器を作動させることなしに開かれ得る 。前記ダイヤフラム及びスイッチ機構は、電子回路によって動作する圧力変換器 またはその他好適な装置によって代替され得る。

第２図及び第３図に図示されるブリーフケースは、ヒンジ２３によって互いに枢 着された２個の本体部分２１．２２を有する。本ケースは相互係合する掛は全要 素２４．２５によって閉鎖され得そして鍵で作動されるロック２６によって旅錠 され得る。本体部分２１は携行ハンドル２７を取付けられる。

前記ケースの内部は、貴重品を受容する主区画部分３１と、安全保障装置構成要 素を収容する２個の外側区画部分３２．３３とを有する。前記構成要素は、ケー スが閉鎖されるときケースの内部から空気出口３５を通じて空気を排除するよう に作動し得る空気ポンプ３４を含む。前記空気出口はケース構成要素２１の側壁 内に装着され、逆止め弁を有する。前記安全保障装置のさらにもう一つの構成要 素は、空気のリデーバを包囲する小さい中空ケーシング３６であシ、該中空ケ− ランプはその一方の壁にたわみ自在のダイヤフラム３７を形成されている。ダイ ヤフラム３７は電気スイッチ３８のアクチュエータ腕と係合する。該電気スイッ チはやはシ区画部分３２内に据付けられた電池４１によって動力を供給される音 響警報器３９の作動を制御する。

構成要素２１の前壁は、ハンドル２７に隣接して、前記ケースが開放さるべきと き該ケース内に空気を進入させるだめの空気進入口４２を設置される。これはロ ックが開錠されるときにのみ空気が導入され得そして該ロックも；その開錠時に 前記警報器を作動不能にするための電気回路に接続されるようにロック機構と連 結される。前記ケースの前壁は、さらに、電池回路に導線で接続された電池充電 状態表示ランプ４３を設けられる。また、スイッチ４４が空気ポンプ３４の作動 を制御するだめの電気回路に導線で接続され、そして赤ランプ４５が警報器が活 性であることを表示するため設置される。

２個のケース構成要素２１．２２の相互係合する縁部は、共同して気密シール状 態になるように形成される。この目的のため前記縁部の一方または両方は、たわ み自在のガスケットを装着される。ケースが閉鎖されるとき、前記空気ポンプ３ ４は空気出口３５を通じて空気を排出しそしてそれによってケース内部の圧力を 大気圧よシ低い圧力に減じるように作動される。これはケーシング３６内の空気 のリザーバの僅少な膨張従って前記ダイヤフラム３７の運動を生じさせそれによ シ前記スイツ′チ３８は警報器回路がオンに切換えられそして赤ランプ４５が点 灯されるようにセットされる。

ケースを開こうとするいかなる不法な試みもケース内部の真空圧力の喪失を生じ させ、その結果としてダイヤフラム３７は警報器を作動させるようにスイッチ３ ８を働かせる運動を生じる。従って警報器は警報信号を発する。これら状況下に おいてランプ４５に短い閃光を連発させるようにそれを点灯する適切な回路装置 が配置される。前記ロック２６の開錠は警報器を作動不能にするとともに空気進 入口４２を通じて空気の導入を許し以てケースが警報器を作動させることなしに 開放されることを可能にする。

図示されたブリーフケースの一修正形式において、空気ポンプ３４は省除されそ してケースの２主壁はケースが閉鎖される時にケース内部に大気圧よシ低い必要 圧力を生じさせるため空気出口３５を通じて空気を排出するベロー作用を提供す るように前記主壁が内側と外側とへ曲げられることを可能にするのに十分なレジ リエンスを有するごとく形成される。さらに別の一修正形式においては、染料ボ ンベがケースの内部に据付けられ、警報器回路が励磁された場合、ケースの内容 物上に染料を放出するようにされる。前記染料ポンベは警報器回路の励磁ととも に作動される適切なトリガ機構を有するエーロゾル染料パックから構成され得る 。前記トリが機構は、例えば、前記スイッチ３８に導線で接続された電気ンレノ イドを有し得る。

不発明は保管、運搬または展示さるべき現金、文書、宝石類または芸術作品のご とき財物の安全を保障するだめの高価でなくしかも有効な手段を提供することを 可能にする。本発明は展示ケース及び運搬ケースに特別の適用性を有する。

手続補正書輸発） 昭和６２年５月１４−日

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．貴重な財物のための開閉可能の容器、該容器の内部が非大気圧に維持される ことを可能にする手段、及び警報手段を生じさせるように前記容器内部の圧力の 変化によつて適当な状態にされ得る警報手段を有する安全保障装置。
2. ２．請求の範囲第１項記載の安全保障装置において、前記容器の内部が非大気圧 に維持されることを可能にする手段が、前記容器の内部が大気圧より低い圧力に なるまで抜気されることを可能にするような手段である安全保障装置。
3. ３．請求の範囲第２項記載の安全保障装置において、前記容器の内部がケースの 外側の室と連通し、前記容器の内部を大気圧より低い圧力になるまで抜気される ことを可能にする手段が、前記室の抜気のための吸引器具を有する安全保障装置 。
4. ４．請求の範囲第３項記載の安全保障装置において、前記室がその内部の圧力の 変化に従つて運動するダイヤフラムに対して露出されており、そして前記警報手 段が前記ダイヤフラムの運動によつて適当な状態にされる安全保障装置。
5. ５．請求の範囲第４項記載の安全保障装置において、前記警報手段が前記ダイヤ フラムの運動によつて動作し得る電気スイッチによつて適当な状態にされ、そし て前記ダイヤフラム、スイッチ及び警報手段が前記室の内部に配置される安全保 障装置。
6. ６．前掲請求の範囲の何れか一つの項に記載される安全保障装置において、前記 容器がその内部及び全内容物が透視される透明壁を有する展示ケースである安全 保障装置。
7. ７．請求の範囲第２項記載の安全保障装置において、前記容器の内部の抜気を可 能にする手段が、前記容器の壁に位置される逆止め空気出口弁と、前記容器が閉 鎖されるとき前記弁を通じて空気を排出するように働くポンプ作用手段とを有す る安全保障装置。
8. ８．請求の範囲第７項記載の安全保障装置において、前記ポンプ作用手段が前記 容器内に配置された空気ポンプから成る安全保障装置。
9. ９．請求の範囲第７項記載の安全保障装置において、前記ポンプ作用手段が、前 記容器が閉鎖されるとき前記弁を通じて空気を排出するべローとして働き得る前 記容器の弾性変形自在の本体によつて構成される安全保障装置。
10. １０．請求の範囲第７項から第９項の何れか一つの項に記載される安全保障装置 において、前記容器が携帯可能のケースである安全保障装置。