JPS63500792A - 袋、薄壁管等の水密閉鎖のための閉鎖装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 袋、薄壁管等の水密閉鎖のための閉鎖装置本発明は特許請求の範囲第１項の序文 に記述した種類の閉鎖装置に関する。

この種の閉鎖装置は従来ジェー・アール・ヴアンス（Ｊ、Ｒ。

Ｖａｎｃｅ）他の米国特許第３０６０９８５号に開示されている。

片で構成され、溝部材に挿入する前にこれを溝形に曲げねばならない。雌部と雄 部、即ち溝部材と帯片の間の適正な相対位置に、袋の先端を保持することが同時 的に必要なことを考えれば、袋をこの種の閉鎖装置で閉じることは簡単な問題で なく、少なくともある程度の熟練を要し、飲料冷却用の氷塊を作るため冷凍庫や 冷蔵庫の冷凍区分を使用する人から期待すべきでない。更に、この従来型装置は 袋の側部を加圧するなどして、袋中に流体圧力を造り出すことによって開かれる が、内容物が凍結しているとき、これは明らかに不可能である。

本発明による閉鎖装置の新しい特徴は、特許請求の範囲第１項の特徴部分に開示 される。

これらの特徴を含む閉鎖装置は、スナップファスナーと同じ方式で、間に閉じる べき袋や管の部分を入れて、雄部、雌部を押圧し、相互係合させることによって 閉鎖できる。逆に、単に２部分を互いに引き離すことによって、閉鎖装置を開く ことができる。

プリュムーヴエルケ（Ｐ　ｒ　ｙｍ−Ｖ／ｅ　ｒ　ｋ　ｅ）の西独特許第１゜９ ２１．３４５号が閉鎖装置の雌、雄部管に袋の２側部を入れて閉鎖できるスナッ プファスナータイプの袋閉鎖装置を開示していることに注意を向けてみると、こ の従来装置では、雌、雄部は回転体の面の形状、即ち衣類用の通常のスナップフ ァスナーに類似し、本発明による閉鎖装置の対応部分の如き細長い形でないため 、水密シーム閉鎖には使用できず、袋の１点閉鎖のみに利用される。

添付図面を参照して本発明を更に詳しく説明する。

図面の簡単な説明 第１図は本発明による閉鎖装置の第１に実施例の開いた状態の斜視図、 第２図は第１図の閉鎖装置の閉じた状態の斜視図、第３図は本発明による別の閉 鎖装置の実施例で、それぞれ歪みの加わらない状態にある装置の主要平面に対し 直角に見た図と平行に見た図を示し、 第４図は第３図の閉鎖装置が袋を閉じた配置における拡大図である。

第１図、第２図に示す閉鎖装置１０は雌部１１及び雄部１２から構成され、双方 １１，１２を一緒に第１図の位置から第２図の位置へ移動することによって、雄 部１２の挿入部材１６が雌部１１の溝部材１４に挿入係合するようなやり方でヒ ンジ式連結部材１３によって蝶番式に相互連結している。意図する目的のため、 即ち薄壁の袋やプラスチック箔の管などを閉鎖するため閉鎖装置１０を使用する とき、挿入部材１６と溝部材１４が最終的保合に至らぬ前に、咳袋又は管の先端 を双方部材間に挿入することで閉鎖が達成される。溝部材１４と挿入部材１６の 端縁は丸いため、閉鎖する袋や管を保護し、更に双方部材の保合を容易にするこ とも言及しなければならない。

第１図、第２図で示すように、ヒンジ軸２２が実質的に挿入部材１６と溝部材１ ４に平行する一方、仮りに閉鎖が行われる際、双方の部材が相互係合の関係で接 合するなら、ヒンジ軸をこれら２部材に対して角度を持たせて配置しても、本発 明の範囲内で同じ閉鎖効果が挙げられる。

第１図、第２図の実施例で、閉鎖装置１０は実質的に、比較的硬質の材料、例え ばポリスチレンや非軟化ポリビニールクロリドなど、他方ヒンジ２７のみは必要 な可撓性を可能にする厚さのポリエステルの薄シート等の、より柔軟な材料から 造られ、閉ｔＪｔ’装置が閉じるときヒンジ２７が、２部材１６と１４を導いて 係合させるべく適正に画定された軸２２によってヒンジ効果を達成するため、雌 部１１、雄部１２の縁部をそれぞれ僅かな距離をおいて相互連結する。ヒンジ２ ７を指示方法で形成する際、適当な方法で双方部分１１，１２にヒンジをセメン ト接合又は溶着できる。

しかし雌、雄部分１１．１２を含む型取り品の１体的部分として、ヒンジ２７を 形成することも可能であり、その場合は使用材料が可撓性並びに剛性に関する適 性、即ちヒンジ効果が十分発揮される可撓性があり、しかも挿入部材１６と溝部 材１４の最終的保合前に双方部材間に置かれた袋、又は管（図にない）を閉鎖す るとき、雄部１２と雌部１１とが指示のやり方で協動するのに十分な剛性を兼備 することが必要である。

第１図と第２図の実施例で、溝部材１４と挿入部材１６の各々は雌部１１．雄部 １２からそれぞれ実質的に直角に突出する１対の壁又はリブとして形成され、雌 部１１、雄部１２は一今述べた溝、挿入部材は別として一溝、挿入部材と同じ側 に突出するヒンジ担持体２８，２９を伴った平坦な材料片で構成される。

溝部材１４、挿入部材１６及びヒンジ担持体２８，２９は、雌部１１、雄部１２ の上方平坦側部２５、同２６上の軸の高さが、溝部材１４と挿入部材１６が同方 向に突出する高さの実質的に半分であるような寸法である。これは勿論後者の高 さ１８が２つの部分１１．１２の中間の間隔であることを第２図に示されるよう な方式で閉鎖装置１０が閉鎖する結果である。もし内側幅１７が実質的に外側幅 ２０と等しく１、溝部材１４と挿入部材１６を構成する壁が、雌部１１、雄部１ ２の該上方平坦側部に対し直角に延長するならば、又もし溝部材１４と挿入部材 １６のヒンジ軸２２に近い方の内側壁外側壁の、ヒンジ軸からの半径距離も実質 的に等しいとするならば、包含構成要素を幾何学的に考えると明白なように、溝 部材１４と挿入部材１６を接合する最初の段階である「オーバー・センター」作 用が生じるであろう。この「オーバー・センター」作用はスナップ作用になぞら えられ、第２図に示すように閉鎖装置１０の閉鎖状態における２部材の相互保持 を改良するものである。

溝部材１４の内側幅１７は、勿論挿入部材１６の外側幅２０に少なくとも大体等 しくなければならぬが、選択する相対的な寸法は閉鎖装置に用いる材料の性質と 、閉じる袋や管の厚さに依存する。

第１図、第２図から明らかなように、溝部材１４と挿入部材１６は共に雌、ａ部 １１．１２の縁から僅かな距離に配置されて、袋又は管を開け、更に／又は閉鎖 装置を再閉鎖する際に、該装置１０の開閉を容品にする把持フランジ２４を形成 する。

第１図、第２図の実施例では、挿入部材１６は雄部１２から突出する実質的に平 行な２つの壁から構成される。この構造は望ましい可撓性を与えるが、溝部材１ ４の可撓性それだけで十分と考えれば、その場合挿入部材１６は剛性、管状を備 えることも、又可撓性の少ない別の形状を有することも可能である。

第１図、第２回に示す実施例で、溝部材１４の内面と、挿入部材１６の前者と協 動する内面は実質的に平行であるが、このような構造によっても、ある程度のス ナップ作用が供給される。より高度のスナップ作用が必要であれば、第３図、第 ４図に示した本発明に基づく第２の閉鎖装置実施例に関する次の説明に示される ような輪郭を該部材が持つことが可能である。

第３図、第４図に示す閉鎖装置４０は全体として雌部４ｉａ部４２及び可撓性の 連結ブリッジ４３で構成される。雌部４１は溝部材４４を含み、その開口部４５ は第３図の方向に面する。雄部４２は閉鎖装置４０が第３図のように折曲げてな い状態のとき、溝部材４４の開口部４５と同方向に面する。

表示実施例で挿入部材４６は溝形をなすが、必ずしもその必要はない。例えば、 外的形状が閉鎖装Ｗ４０の適正な機能のための先要条件を満たすなら、剛体や管 状体でもよい。更に、第３図。

第４図に示す実施例では、ブリッジ４３は屈曲できるが、これも必要な機能条件 を満たすなら、ヒンジ式部材を代用できる。これらの条件は後述から明らかであ る。

第３図から明らかなように、溝部材４４は開口部４５からやや離れて第１内側幅 ４７と、該開口部４５に近接するやや小さい第２内側幅４８を持つ。対応して、 挿入部材４０は自由端面４９に近接して溝部材４４の第２内側幅４８より大きい 第１外側幅５０を持つ。自由端面４９から離れた第２外側幅５１は第１外側幅５ ０より小さく、溝部材４４の第２内側幅４８と少なくとも大体同一か僅かに小さ い。

閉鎖装置４０を使用する際、ブリッジ４３の中央部を折り曲げ、雌部４１と溝部 材４４の開口部４５が挿入部４６の自由端面４９に面するようにする。２部材４ ４．４６間にまだ少し距離が残る位置で（図にない）、薄壁の管か袋５２の開い た先端を一第４図にその先端のみを示す一２部材４４．４６の間に挿入し次に、 第４図に見るように挿入部材４６を溝部材４４に圧迫して係合させる。雌部４１ 、雄部４２の縁は薄壁の管や袋を傷つけないよう丸味をつけるか、５３．５４に 示すように外側に張り出させてもよく、特に袋がその区画内で冷凍するためのも のの場合、約０．００１鶴の極度に薄い壁を持つ可能性がある。

図面から明らかなように、溝部材４６の入口の縁５５か、挿入部材４６の自由端 面４９の両側の縁か、又は好適にはその双方が第４図のように挿入部材４６を押 圧して溝部材４４と係合させ得るため、丸くする又は面取りすることが閉鎖装置 ４０の適正機能のための必要条件である。

当然これはスナップファスナー等の通、正機能に似ている。丸味のある形状は２ 部材４４．４６が相互係合される際、薄壁の管や袋を傷つけない点で有効である 。

更に溝部材４４が弾力的に拡張可能であるか、挿入部材４６が弾力的に押圧され 得るか（双方が上記の幅に少なくとも概して平行する方向に）のいずれか、ある いは望ましくは双方が閉鎖装置４０の適正機能のための別の先要条件であること が明白である。

この目的のため、閉鎖装置４０全体は必要な弾性特性を備えたポリエチレン、ポ リプロピレンのような適切なプラスチック材料で、薄壁の管や袋の先端を完全水 密状に閉じるのに必要な強度を保証する厚さのもので形成できる。計算と実験に よりプラスチック材製品分野の技術者は、適切な材料と寸法を見出せるであろう 。閉鎖装置を上記の種類の冷凍袋に使用する場合、袋中の水による液体圧力は、 氷に凍結すると消失するので、ある程度の「クリープ」が許容可能なことも付記 せねばならない。

表示の実施例で、雌部４１の形状は雄部４２のそれと幾分異なり、双方は可撓性 の連結ブリッジ４３の各先端上に配置される。

しかし、図に示されていないが本発明の範囲内で、第４図に５２の個所に示すよ うな薄壁の管又は棒−中間的なもの−の端部において、１方が他方と加圧係合で きるような形状、厚さ、弾性特性を備えた２個の類似形状の溝型部材の使用も可 能である。これら同形の２部材は第３図と第４図に示した方式や、ヒンジ式部材 、コード、チェーン等を用いて分離したり、接合することができる。

第４図の閉鎖状態から閉鎖装置４０を開くには、可撓ブリッジ４３が作るループ に両手の指を挿入し部分４１．４２の面に対し直角に引張ることで、双方部分は 引き離される。別の可能性はテーブルナイフ等を２つの丸縁５３，５４の間に挿 入することである。第３の方法は第４図の溝部材４４の側壁を下方に延長してレ バー又はハンドルを形成しく図にない）、それを押しつけると溝部材４４が開く 仕組みである。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　工Ｉ装置’ｌＡτｌ０ＮＡｒ、　５ＥＡＲＣＨＲＥ？ＯＲＴ 　０ＮＰａｔａｎｔ　ｄｏｃｕｍｅｎｔ　Ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎ　Ｐａｔｅｎ ｔ　ｆａｍｉｌｙ　Ｐｕｂｌｉｃａｔｉｏｎｃｉｔｅｄｉｎｓｅａｒｃｈｄａｔ ｅｍｅｍコヒ＋ｅｒ（ｓ）’ｄａｔａ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ａ）側方に開いた細長い溝部材（１４：４４）を備えた雌部（１１：４１） と ｂ）雌部（１１：４４）の溝部材（１４：４４）にその開いた側を通して挿入さ れるようにされた細長い挿入部材（１６：４６）を備えた雄部（１２：４２）と を含む袋又は薄壁管などを水密閉鎖するための閉鎖装置において、 ｃ）溝部材（１４：４４）の内側幅（１７：４７，４８）と挿入部材（１６：４ ６）の外側幅（２０：５０，５１）が、管又は薄壁の袋の１部を挿入部材と溝部 材の間に入れて双方部材が係合し、管又は薄壁の袋を水密状態に閉鎖可能にする ような方式で互いに適合することを特徴とする該閉鎖装置。 ２．ａ）溝部材（４４）の第１内側幅（４７）が溝部材内の或る位置で、溝部材 の開いた側（４５）に近接する他の位置における第２内側幅（４８）より大きく 、 ｂ）挿入部材（４６）が少くとも該溝部材（４４）の該内側幅（４８）より大き い第１外側幅（５０）を有し、ｃ）該溝部材（４４）の該第１内側幅（４７）と 該挿入部材（４６）の第１外側幅（５０）が、外的な力を適用することによって 、それぞれ増大かつ／又は減少する程度に弾力的に可撓性に富み、 ｄ）該溝部材（４４）の開いた側（４５）の縁及び／又は該挿入部材（４６）の 前面（４９）の縁（５６）が面取り又は丸味をつけられて、挿入部材（４６）を 該溝部材（４４）と加圧係合させて、該第１内側幅（４７）を含む溝部材部分内 に該第１外側幅（５０）を含む挿入部材部分を配置させることを特徴とする特許 請求の範囲第１項に記載の閉鎖装置。 ３．該雌部（１１：４１）と該雄部（１２：４２）がヒンジ式連結部材（２７） 又は可撓性連結部材（４３）によって、該連結部材がそのヒンジ軸を中心に閉じ られるか、屈曲される際に、雌部（１１：４１）と雄部（１２：４２）とが、該 挿入部材（１６：４６）と該溝部材（１４：４４）との係合に即応して配置され るような方法で相互連結されることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２ 項に記載の閉鎖装置。 ４．ａ）ヒンジ式連結部材を有し、閉鎖装置が閉じるとき、互いに面する雄部と 雌部（１１，１２）上の、総じて平坦な表面（２５，２６）から、溝部材（１４ ）と挿入部材（１６）が少なくともほとんど同じ高さ（１８）で延長し、 ｂ）該ヒンジ式連結部材（２８，２７，２９）のヒンジ軸（２２）が総じて平坦 な面（２５，２６）からの上記の高さ（１８）の約１／２（２１）であることを 特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の閉鎖装置。 ５．ａ）該溝部材（１４）内の少なくとも１平面と、それと協働する該挿入部材 （１６）の少なくとも表面が、上記の高さ（２１）の半分の所で回転半径に該表 面を重ねる該ヒンジ軸（２２）に対して、少なくとも接面し、 ｂ）該表面を持つ壁の少なくとも１個が、相互協働する表面が互いに分離される ように弾力的に可撓性に富むことを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の閉 鎖装置。 ６．閉鎖装置が閉じる際、２部分（１１，１２）が該ヒンジ軸（２２）から半径 方向に該溝部材（１４）と該挿入部材（１６）を超えて延長し、更に／又は軸方 向に該溝部材（１４）と挿入部材（１６）を超えて延長し、閉鎖装置を開くため の把持フランジ（２４）を形成することを特徴とする特許請求の範囲第４項又は 第５項に記載の閉鎖装置。 ７．可撓連結部材（４３）を有し、雌部（４１）と雄部（４２）と可撓連結部材 （４３）を完全に備えた閉鎖装置がポリエチレンやポリプロピレン等の単一プラ スチック材料を、単一型取り又は押出し加工し、長さに応じて切断し形成するこ とによって作成されることを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の閉鎖装置 。 ８．雌部と雄部が、薄いフィルムや箔の２層間に水密封鎖を実効可能にするため 一方が他方に押圧挿入され得る形状、厚さ、弾力性を備えた、少なくとも実質的 に同等な断面形状の２個の溝形部材によって構成されることを特徴とする特許請 求の範囲第１項に記載の閉鎖装置。