JPS63500369A - 水中ビークル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水中ビークル用観視ボート 本発明は、観視ポート、特に、水中ビークル用、例えば水中検査に使用できる遠 隔操作ビークル（ｒｅｍｏｔｅｌｙ　ｏｐｅｒａｔｅｄｖｅｈｉｃｌｅ）（ＲＯ Ｖ）用の観視ボートニ関スル。

初期の水中検査用ＲＶＯは、ＲＶＯ圧力殻体の外側に装着された圧力シールされ た防水カメラを有していた。かかるカメラは漏洩と衝突損傷を受け易いものであ った。最近、ＲＶＯは光学的に透明な観視ボートの背後にシールされたカメラを 有している。かかる観視ボートは、アクリルおよびガラスのごとき材料から作ら れ、適当なシールによりＲＶＯ圧力殻体へ取り付けられている。一般に、Ｉ？Ｖ Ｏが前向きのカメラを有する場合平たい板の観視ポートが使用され、またカメラ をパン（ｐａｎ）　Ｌ、たり傾斜したりする必要がある場合半球形のポートが使 用される。従来の半球形観視ポートでは、パンおよび傾斜角は約７０°に制限さ れる。

本発明は、水中ビークルの圧力殻体の一構成要素を形成しかつ殻体部分間に挟ま れて殻体を取り巻く透明区分を与える観視ポートを提供する。好ましくは、観視 ポートは実質的に球形の圧力殻体の一構成要素を形成でき、観視ポートは２個の 同様の部分的球形の殻体部分間に挟まれる。更に本発明は、圧力殻体の一構成要 素を形成し、かつ殻体を取り巻く透明な部分となる観視ポートを有する水中ビー クルを提供する。

本発明による観視ボートを有する水中ビークルにおいて、ポートを通じて観視す るためにカメラを回転できるようにカメラを殻体に枢着できる。光源を殻体に設 けて光源からの光を観視ボートを通じて照らすように配置できる。

本発明の他の面では、水中ビークルに、殻体部分間に挟まれた観視ポートを含む 殻体延長部を設け、殻体延長部を取り巻く透明な区分を与えることができる。

水中ビークルにおいて、外部圧力がジヨイントをシールするのを助成するように 、観視ボートと殻体延長部との間のジヨイント面を斜角状にすることは本発明の 特定の利点である。

観視ボートは、３６０°に亙る視野を提供することができる。観視ボートが実質 的に球形の圧力殻体の一部を形成するとき、球の中心から任意の角度における視 野が弧を形成する観視ボート区分を通じて行われるから、視野がポートにより歪 まない（即ち、ポートが光学的に正確）ことは特定の利点である。

本発明を添付図面について詳述する。

第１図、第２図は、本発明による観視ボートを組み入れた水中ビークルの断面図 である。第３図、第４図は本発明による観視ポートを組み入れた球形ＲＯＶの正 面図および側面図である。

第１図、第２図に示すごとく、水中ビークルは、透明アクリルプラスチック材料 から作られた赤道観視ボート２を有する。観視ポート２は、２個の部分的球形殻 体区分４間に挟まれている。ポートおよび殻体区分の厚さは、ビークルの操作深 度範囲で水中で遭遇する外部圧力に耐えるのに十分であるように選択される。

ポートおよび殻体区分４のジヨイント面６は、殻体の中心８の方へ放射方向に角 度が付され（斜角状にされ）ている。殻体区分およびポートに対する外部圧力は ジヨイント面６を互いに押圧し、ジヨイントの密封を助成する。

この実施例では、ビデオカメラ１０が中心８に装着され、３６０°に亙リポート を通じて虹視するためにカメラを回転できるように枢着されている。カメラ１０ は中心８の回りに回転され、視野が赤道上を走査する。観視ボートが垂直位置に あると、この構成によりカメラ１０はビークルの前部、背後、上部、下部の部域 を検査できる。検査にはこの場合ビデオカメラの使用が好適であるが、他のカメ ラ（スチルカメラ、ムービカメラ）を使用できること、および他の像形成装置あ るいは他の適当な遠隔センサを使用できることは理解されよう。

更に、本発明の観視ポートは、観視ポートを通じて光を照らすように構成された 光源を圧力殻体内部に有する水中ビークルに使用できる。これにより、例えば、 検査される特定の部域を特に照明するよう光源からの光を指向することができる 。明らかなごとく、検査と照明は、本発明による観視ポートを有する水中ビーク ル、たとえばＲＯＶにより、同時に行うことができる。

第３図、第４図の実施例に示すごとく、ＲＯＶの殻体区分４は、安定用フィンＩ ２および電気モータにより駆動されるスラスタ（ｔｈｒｕｓｔｅｒｓ）　１４． １５を有する。スラスタ１４は前後の操縦を行い、スラスタ１５は水中での上下 運動を制御する。カメラを操作したりＩ’ｉ０Ｖの位置決めを制御するのに必要 な制御回路およびモータは好ましくは総て密封殻体内に入れられる。使用に当た り、ＲＯＶ内で発生する熱はヒートシンク１６を介して回りの水へ放散される。

一般に、ＲＯＶは制御ケーブルにより頂部のコマンドセンタへつながれる。ＲＯ Ｖには軸受２ｏの回りに枢動する昇降ハンドル１８が設けられる。ハンドル１８ はＲＯＶの重心からビークルを牽引するのに用いることができる。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲ）ＩＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥ ＰＯＲＴ’ＯＮ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．水中ビークルの圧力殻体の一構成要素を形成することができ、殻体部分間に 挟まれて殻体を取り巻く透明な区分を与えることができる観視ポート。
2. ２．２個の同様の部分的球形の殼体部分間に挟まれたときに実質的に球形の圧力 殻体の一構成要素を形成できる請求の範囲第１項記載の観視ポート。
3. ３．圧力殻体の一構成要素を形成しかっ殻体を取り巻く透明な区分を与える請求 の範囲第１項または第２項記載の観視ポートを有する水中ビークル。
4. ４．カメラを有し、ポートを通じて観視するために回転できるようにカメラを枢 着した請求の範囲第３項記載の水中ビークル。
5. ５．殻体内に光源を設け、観視ポートを通じて光源からの光を照らすように光源 を配置した請求め範囲第３項または第４項記載の水中ビークル。
6. ６．殻体延長部を有し、殻体延長部を取り巻く透明な区分を与えるように殻体部 分間に挟まれた請求の範囲第１項または第２項記載の観視ポートを有する水中ビ ークル。
7. ７．観視ポートと殻体部分との間のジョイント面は斜角状にし、外部圧力がジョ イントの密封を助成するようにした請求の範囲第３項ないし第６項のいずれかに 記載の水中ビークル。
8. ８．透明材料の一体的リングである観視ポートを有し、観視ポートは３６０°の 視野を与える請求の範囲第３項ないし第７項のいずれかに記載の水中ビークル。
9. ９．圧力殻体の一構成要素を形成する請求の範囲第１項ないし第２項記載の観視 ポートを有する水中検査用に使用できる遠隔操作ビークル（ＲＯＶ）。