JPS63500031A - オキソジアジン化合物 - Google Patents

オキソジアジン化合物

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JPS63500031A
JPS63500031A JP61502620A JP50262086A JPS63500031A JP S63500031 A JPS63500031 A JP S63500031A JP 61502620 A JP61502620 A JP 61502620A JP 50262086 A JP50262086 A JP 50262086A JP S63500031 A JPS63500031 A JP S63500031A
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JP61502620A
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青 英木
小畑 実
勉 山中
三ケ島 浩
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ウェルファイド株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オキソジアジン化合物 背景技術 発明の技術分野 本発明は、新規かつ治療上価値あるオキソジアジン化合物、当該化合物の製造方 法および少なくとも1つの当該化合物を含有する医薬組成物に関する。
従来技術の開示 ヨーロッパ特許出願第85227号公報には、5−(4−ピリジル)−3H,6 H−1,3,4−チアジアジン−2−オンを含む抗高血圧作用および/または強 心作用を有するペテロ環式化合物が開示されている。
日 の 概 治療上有用な化合物を開発すべく鋭意検討した結果、本発明者らは、新規なオキ ソジアジン化合物およびその医薬上許容されうる酸付加塩が優れた血小板凝集抑 制作用、血流増加作用ならびに鎮痛および抗炎症作用を有することを見出した。
支肌■詳亘呈排里 本発明のオキソジアジン化合物は、次の一般式で表わされる。
式中、R1、R2はそれぞれ水素、ハロゲン、C+−aアルキル、C1,,4ア ル−コキシ、C1−4アルコキシ−C、−、アルコキシ、フェニル核上にハロゲ ン、cl’−4アルキル、Cl−4アルコキシからなる群から選ばれる置換基の 少なくとも1個が任意に置換していてもよいフェニル−CI−dアルキル−オキ シ、またはフェニル核上にハロゲン、CI−4アルキル、C1−4アルコキシか らなる群から選ばれる置換基の少な(とも1個が任意に置換していてもよいフェ ニルを、Xは−8−1−CH=N−1−C(R’)=C(R’)−(ここでR3 、R4はそれぞれ水素、ハロゲン、CI−4アルキル、C1−4アルコキシ、C 1−4アルコキシ−CI−4アルコキシまたはフェニル核上にハロゲン、C1− 4アルキル、C1−4アルコキシからなる群から選ばれる置換基の少なくとも1 個が任意に置換していてもよいフェニル−CI−4アルキル−オキシを示す。) を、A、Bの一方は酸素、硫黄または−NH−を、他方は=C(R’) (R6 ) −(、ここでR5、R6はそれぞれ水素またはC,−、アルキルを示す。) を示す。
上記した各定義を含め本明細書では、ハロゲンとは、塩素、臭素、フッ素、ヨウ 素を、Cl−4アルキルとはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル 、イソブチル、第3級ブチルなどを、CI−4アルコキシとはメトキシ、エトキ シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、第3級ブトキシなどを、C1−4 アルコキシ−C3−4アルコキシとは、メトキシメトキシ、エトキシメトキシ、 プロポキシメトキシ、ブトキシメトキシ、メトキシエトキシ、プロポキシエトキ シ、ブトキシエトキシ、メトキシプロポキシ、エトキシプロポキシ、プロポキシ プロポキシ、ブトキシプロポキシ、メトキシブトキシ、エトキシブトキシ、プロ ポキシブトキシ、ブトキシブトキシなどを、フェニル核上にハロゲン、C+−4 アルキル、C+−4アルコキシからなる群から選ばれる置換基の少なくとも1個 が任意に置換していてもよいフェニル−C1−4アルキルオキシとはベンジルオ キシ、フェニルエトキシ、フェニルプロポキシ、フェニルブトキシ、クロロベン ジルオキシ、ブロモベンジルオキシ、メチルベンジルオキシ、エチルベンジルオ キシ、プロピルベンジルオキシ、ブチルベンジルオキシ、メトキシベンジルオキ シ、エトキシベンジルオキシ、プロポキシベンジルオキシ、ブトキシベンジルオ キシ、ジクロロベンジルオキシ、ジメチルベンジルオキシ、トリメトキシベンジ ルオキシ、クロロフェニルエトキシ、ブロモフェニルエトキシ、メチルフェニル エトキシ、エチルフェニルエトキシ、プロピルフェニルエトキシ、ブチルフェニ ルエトキシ、メトキシフェニルエトキシ、エトキシフェニルエトキシ、プロポキ シフェニルエトキシ、ブトキシフェニルエトキシ、ジクロロフェニルエトキシ、 ジメチルフェニルエトキシ、トリメトキシフェニルエトキシ、クロロフェニルプ ロポキシ、メチルフェニルプロポキシ、クロロフェニルブトキシ、メチルフェニ ルブトキシなどを、またはフェニル核上にハロゲン、C+−aアルキル、C1− 4アルコキシからなる群から選ばれる置換基の少な(とも1個が任意に置換して いてもよいフェニルとはフェニル、クロロフェニル、ブロモフェニル、フルオロ フェニル、メチルフェニル、エチルフェニル、プロピルフェニル、ブチルフェニ ル、メトキシフェニル、エトキシフェニル、プロポキシフェニル、ブトキシフェ ニル、ジクロロフェニル、ジメチルフェニル、トリメトキシフェニルなどを示す 。
本発明の好ましい化合物は、一般式(1)中、R1が水素、ハロゲン、Cl−4 アルキル又はフェニルで、R2が水素、C1−。
アルキルまたはフェニルで、Xが−8−1−CH=N−または−C(R’)−C (R’) =(ここでR3、R’ はそれぞれ前記と同義である。)で、A、B の一方は酸素、硫黄または−NH−で、他方は=C(R5) (R6) −(こ こでRS、R6はそれぞれ前記と同義である。)である化合物である。より好ま しい化合物は一般式(T)中、R1が水素またはC1−4アルキルで、R2がC 3−4アルキルで、Xが=C(R3)・C(R’)−で、R3、R4がそれぞれ 水素であり、八が酸素で、Bが=C(R’) (R6)−で、R5、R6がそれ ぞれ水素である化合物である。
により製造することができる。
方送上 一般式(I)中、Aが硫黄で、Bが=C(R5) (Rh)−である化合物は一 般式 (式中、各記号は前記と同義である。)で表わされる化合物と一般式 (式中、Ql はハロゲンを示し、R5、R6は前記と同義である。)で表わさ れる化合物とを反応させることにより得られる。
反応は通常水、メタノール、エタノール、ジメチルホルムアミドなどの適当な溶 媒中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化アルカリ、ナトリウムメ チラート、ナトリウムエチラートなどのアルカリアルコラードなどの存在下、室 温から用いた溶媒の沸点で数時間から数十時間で進行する。
1火主 一般式(1)中、Aが=C(R’) (Il16)−で、Bが硫黄である化合物 は、一般式 (式中、C2はハロゲンを示し、他の記号は前記と同義である。)で表わされる 化合物と、一般式 〔式中、R7はC7−4アルキル、アンモニウムイオンまたはアルカリ金属イオ ン(ナトリウム、カリウムなど)を示す。〕で表わされる化合物を反応させるこ とにより得られる。
反応は通常メタノール、エタノール、プロパツール、アセトニトリル、ジメチル ホルムアミドなどの適当な溶媒中、室温から用いた溶媒の沸点で数時間から数十 時間で進行する。
方広工 一般式(1)中、Aが酸素で、Bが−C(R’) (R6) −テある化合物は 、一般式 (式中、C3はハロゲンを示し、他の記号は前記と同義である。)で表わされる 化合物を閉環反応に付すことにより得られる。
反応は通常メタノール、エタノール、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ ソブチルケトン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの適当な? 溶媒中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化アルカリ、炭酸ナトリ ウム、炭酸カリウムなどの炭酸アルカリ、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウムな どの重炭酸アルカリ、または水素化ナトリウムなどの存在下、室温から用いた溶 媒の沸点で数時間から数十時間で進行する。
一般式(Vl)の原料化合物は一般式 (式中、各記号は前記と同義である。)の化合物と、一般式 (式中、C3、C4はそれぞれハロゲンを示し、他の記号は前記と同義である。
) の化合物を反応させることにより得られる。
左抹↓ 一般式(I)中、Aが−C(R’) (R6)−で、Bが酸素である化(式中、 R11はC1−4アルキルを示し、他の記号は前記と同義である。) で表わされる化合物を閉環反応に付すことにより得られる。
反応は通常メタノール、エタノール、プロパツール、アセトン、メチルエチルケ トン、ベンゼン、トルエン、ジメチルホルムアミドなどの適当な溶媒中、水酸化 ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化アルカリ、炭酸ナトリウム、炭酸カリ ウムなどの炭酸アルカリ、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウムなどの重炭酸アル カリ、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラートなどのアルカリアルコラー ドまたは水素化ナトリウムなどの存在下、室温から溶媒の沸点で数時間から数十 時間で進行する。
なお、一般式(IX)の原料化合物は一般式(式中、各記号は前記と同義である 。)の化合物と、一般式 %式%() (式中、R1′は前記と同義である。)の化合物を反応させることにより得られ る。
方法】 一般式(1)中、Aが−NH−で、Bが−C(R5) (R’)−であ(式中、 各記号は前記と同義である。)で表わされる化合物と、ヒドラジン水和物を反応 させることにより得られる。
反応は通常メタノール、エタノール、プロパツール、ジメチルホルムアミド、ベ ンゼン、トルエンなどの適当な溶媒中、室温から溶媒の沸点で数時間から数十時 間で進行する。
一般式(XII)の原料化合物は、一般式(式中、各記号は前記と同義である。
)の化合物と、一般式 (式中、各記号は前記と同義である。)の化合物を反応させることにより得られ る。
方法i 一般式(I)中、Aが−C(R’) (R6)−で、Bが−NH−であ(式中、 各記号は前記と同義である。)で表わされる化合物を閉環反応に付すことにより 得られる。
反応は通常メタノール、エタノール、プロパツール、アセトニトリル、ジメチル ホルムアミドなどの適当な溶媒中、室温から溶媒の沸点で数時間から数十時間で 進行する。
−C式(XV)の原料化合物は、一般式(式中、各記号は前記と同義である。) の化合物とヒドラジン水和物を反応させることにより得られる。
このようにして得られる一般式(1)の化合物は塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン 酸などの無機酸、またはマロン酸、クエン酸、酒石酸、フマール酸、コハク酸、 マレイン酸、メタンスルホン酸などの有機酸とともに処理することによって、常 法に従って医薬上許容されうる酸付加塩にすることができる。
以下の薬理実験は、本発明化合物の優れた効果を示す。
1、試験管内血小板凝集に対する効果 立広 体重400〜450gのラントから血液を採取し、1/1゜量の3.8%クエン 酸ナトリウム溶液を混和した。このクエン酸添加血液を200Xgで10分間遠 心分離することにより、血小板に冨んだ血うエを得た。このようにして得た血小 板に冨んだ血漿に試験化合物を加え、37℃で2分間保持した後、アデノシンニ 燐酸10−5M (最終濃度)を加え、血小板凝集を起こさせ、ボーン型6チヤ ンネル凝集測定装置(ジャーナル・オプ・フィジオロジー、第162巻、67ペ ージ(1962年))により測定した。
対照群に対する試験化合物の50%抑制濃度(IC5゜、pg/m+)をめ、そ の結果を第1表に示す。対照化合物としてアスピリンとチクロピジンを用いた。
■ 試験化合物 IC,。(μg/m1) (実施例番号) アスピリン 〉300 チクロピジン 〉300 2、生体外血小板凝集に対する効果 1迭 試験化合物を体重400〜450gのラ−/ トに経口投与した。
2時間後、ラットから血液を採取し、1 /101の3.8%クエン酸ナトリウ ム溶液を混和した。このクエン酸添加血液を200×gで10分間遠心分離する ことより、血小板に冨んだ血漿を得た。アデノシンニ燐酸10−5M (最終濃 度)を加え、血小板凝集を起こさせ、前記方法に記載されているものと同一の凝 集測定装置により測定した。溶媒を投与した対照群に対する抑制率をめ、その結 果を第2表に示す。
猪來 第2表 試験化合物 投与量 抑制率(%) (実施例番号) (■/kg、経口) 本発明化合物のゑ性毒性は5匹の雄性マウスによって検討した。マウスを本化合 物の経口投与後5日間観察し、その死亡率をめた。すべてのマウスは実施例1. 2および3の化合物の1000+ng/kgの投与量で生存した。
上記した実験を含む種々の薬理実験結果から本発明化合物およびその医薬上許容 されうる酸付加塩は、優れた血小板凝集抑制作用、血流増加作用、ならびに鎮痛 および抗炎症作用を有することが立証された。従って、これら化合物はそれぞれ 抗血栓剤、抗狭心症剤、冠循環改善剤、脳循環改善剤、末梢循環改善剤、鎮痛剤 および抗炎症剤の活性物質または成分として有用である。
本発明化合物は、錠剤、糖衣錠、散剤、顆粒剤、丸剤、シロップ剤、注射剤また は坐剤などの形態で経口的または非経口的(腹腔内、静脈内、皮下など)に安全 にヒトに投与することができる。
医薬組成物は、たとえば本発明化合物の治療上有効量と適宜の賦形剤、増量剤ま たは希釈剤などの常套かつ医薬上許容されうる添加剤と混合することによって調 製することができる。そのような添加剤は、好ましい投与形態、化合物の熔解性 および通常の製剤上慣例によって選択される。
投与量は、症状または患者の状態などにより異なりうるが、通常成人1日当たり の投与量は、1回または数回に分けて10〜1000■の範囲である。
製剤処方例:活性成分100■を含有するフィルムコーティング錠 (a)基錠の組成 実施例1の化合物 100.0■ 乳糖 30.0■ トウモロコシ澱粉 10.Orng ポリビニルピロリドン 3.0■ 微結晶セルロース 12:0■ タルク 4.0゜ ステアリン酸マグネシウム 1.0 mg(b)フィルムコーティング剤組成 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 8.5■ポリエチレングリコール600 0 0.5■タルク 1.0■ 活性成分としての実施例1化合物、乳糖およびトウモロコシ澱粉の混合物を、ポ リビニルピロリドン水溶液を用いて練合し、16メツシユの篩を通して造粒し、 50℃で乾燥して、水分含量3〜4%の粒剤を得る。乾燥した粒剤を24メツシ ユの篩を通して整粒し、微結晶セルロース、タルクおよびステアリン酸マグネシ ウムと混合する。混合物を直径7.5 vaysの杵を用いて1錠当たり160 ■の錠剤に打錠する。このようにして得られた錠剤を、ヒドロキシプロピルメチ ルセルロース、ポリエチレングリコール6000およびタルクを用いてフィルム コーティングすることによって1錠当なり170mgのフィルムコーティング錠 が得られる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、それらは本発明を何ら限 定するものではない。
実施例I No−クロロアセチル−2−メチルイミダゾ(1,2−a〕ピリジン−3−カル ボヒドラジド5gおよび炭酸カリウム5gのジメチルホルムアミド50m1中混 合液を70〜80℃で2時間加熱攪拌する。不溶物を濾去後、濾液を減圧上留去 し、得られた残留物に水を加える。不溶物を濾取し、水洗し、メタノールから再 結晶すると、融点278〜280℃(分解)の白色結晶である2−(2−メチル イミダゾ(1,2−a〕ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4 −オキサジアジン−5−オン1.2gが得られる。
実施例2 N“−クロロアセチル−2,8−ジブチルイミダゾ[1,2−a〕ピリジン−3 −カルボヒドラジド6gおよび炭酸カリウム10gのジメチルホルムアミド50 m1中混合液を70〜90℃で1.5時間加熱攪拌する。反応混合物を冷却した 後、不溶物を濾取し、水洗し、クロロホルムとメタノールの混合溶媒から再結晶 すると、融点310〜313℃(分解)の白色結晶である2−(2,8−ジメチ ルイミダゾ−(1,2−a)ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3 .4−オキサジアジン−5−オン2.0gが得られる。
実施例3 No−クロロアセチル−2,6−ジブチルイミダゾ(1,2−a〕ピリジン−3 −カルボヒドラジド21gおよび炭酸カリウム30gのメチルエチルケトン20 0m1とジメチルホルムアミド100m1中混合液を還流下5時間攪拌する。不 溶物を濾去後、溶媒を留去し、得られた残留物に水を加える。析出した結晶を濾 取し、メタノールから再結晶すると、融点313℃(分解)の白色結晶である2 −(2,6−ジブチルイミダゾ(1,2−a〕ピリジン−3−イル)−4,6− シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン3gが得られる。
出発物質の製造法 2.6−シメチルイミダゾC1,2−a)ピリジン−3−カルボヒドラジド14 .8 gおよびトリエチルアミン7、36 gのクロロホルム300m1中混合 液に冷却、攪拌下、塩化クロロアセチル8gのクロロホルム50m1溶液を5〜 10℃で滴下する。
混合物を30分間攪拌後、反応温度を室温まで上昇させ、反応混合物をさらに3 0分間攪拌する。反応混合物に水を加え、析出した結晶を濾取すると、融点29 0〜291℃(分解)のNo−クロロアセチル−2,6−シメチルイミダゾC1 ,2−a) ピリジン−3−カルボヒドラジド21gが得られる。
実施例4 3−ブロモアセチル−2−メチルイミダゾ(1,2−a)ピリミジン臭化水素塩 5.4g、チオカルバジン酸エチル3g及びアセトニトリル100m1の混合物 を還流下4時間攪拌する。冷後、結晶を濾取しメタノールから2回再結晶すると 、融点285〜288℃(分解)の淡黄色結晶である5−(2−メチルイミダゾ (1,2−a〕ピリミジン−3−イル)−3,6−シヒドロー1.3.4−チア ジアジン−2−オン臭化水素塩2gが得られる。
実施例5 No−クロロアセチル−6−メチルイミダゾ(2,1−b)チアゾール−5−カ ルボヒドラジド16gおよび炭酸カリウム14gのジメチルホルムアミド160 m1中l昆合液を50〜60℃で4時間加熱攪拌する。不溶物を濾去後、ジメチ ルホルムアミドを留去し、得られた油状物にエタノールを加える。析出した結晶 を濾取し、メタノールから再結晶すると融点274〜275℃(分解)の淡黄色 結晶である2−(6−メチルイミダゾ〔2゜1−b〕チアゾール−5−イル)− 4,6−シヒドロー1.3゜4−オキサジアジン−5−オン5.2gが得られる 。
実施例6 エタノール60m1中の金属ナトリウム0.5g1l液に、ヒドロキシメチル− (6−メチルイミダゾ(2,1−b)チアゾール−5−イル)ケトン−N−メト キシカルボニルヒドラゾン塩酸塩6gを加え、室温で3時間攪拌する。結晶を濾 取し、水洗後、クロロホルムとメタノールの混合溶媒50m1から再結晶すると 、融点294℃(分解)の白色結晶である5−(6−メチルイミダゾ(2,1− b’lチアゾール−5−イル)−3,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジ ン−2−オン3.5gが得られる。
出発物質の製造法 ヒドロキシメチル−(6−メチルイミダゾ(2,1−b)チアゾール−5−イル )ケトン11.5g、メタノール100ml。
メトキシカルボニルヒドラジン7gおよびンR塩酸0.5mlの?R合液を50 ℃で1時間攪拌し、析出した結晶を濾取すると、融点132°Cのヒドロキシメ チル−(6−メチルイミダゾ〔2,1−b)チアゾール−5−イル〕ケトンーN −メトキシカルボニルヒドラゾン塩酸塩13gが得られる。
実施例フ イミダゾ(2,1−b)チアゾール−5−カルボチオヒドラジド32gの2規定 水酸化ナトリウム水溶液140m1中混合液に、攪拌下ブロム酢酸52gを少量 ずつ加える。室温で10分間攪拌し、不溶物を濾去する。濾液をさらに室温で5 時間攪拌し、析出した結晶を゛濾取し、ジメチルホルムアミド300m1から再 結晶すると、融点274〜275℃(分解)の黄色結晶である2−(イミダゾ( 2,1−b)チアゾール−5−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−チアジ アジン−5−オン9gが得られる。
実施例8 3−クロロアセチル−2,7−ジブチルイミダゾ(1,2−a〕ピリジン6.3 g、チオカルバジン酸エチル4g、トリエチルアミン4gおよびエタノール15 0m1の混合物を攪拌還流下に3時間反応させる。冷後、エタノールを留去し、 残渣をアセトンに溶解し、塩酸エタノール溶液を加える。6後、析出した結晶を 濾取し、メタノールから再結晶すると、融点248〜250°C(分解)の淡黄 色結晶である5−(2,7−ジメチルイミダゾ(1,2−a)ピリジン−3−イ ル)−3,6−シヒドロー1゜3.4−チアジアジン−2−オン塩酸塩2gが得 られる。
実施例9 5−エトキシカルボニルアミノアセチル−6−メチルイミダゾ(2,1−b)チ アゾール7g、エタノール100m1および100%ヒドラジン水和物8mlの 混合液を2日間加熱還流させる。6後、結晶を濾取し、クロロホルムとエタノー ルの混合溶媒から再結晶すると、融点293〜295℃(分解)の白色結晶であ る6−(6−メチルイミダゾ(2,1−b)チアゾール−5−イル)−4,5− ジヒドロ−28−1,2,4−)リアジン−3−オン3.4gが得られる。
出発物質の製造法 5−アミノアセチル−6−メチルイミダゾ(2,1−b)チアゾール塩酸塩4g の水50+nlの溶液中に攪拌下クロル炭酸エチル3.2gおよび酢酸エチル5 0m1の混合液を加え、次いで重炭酸ナトリウム7.6gを加える。混合物を室 温で4時間攪拌した後、クロロホルムおよび水を加える。クロロホルム層を分取 し、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下にクロロホルムを留去する 。得られた油状物を溶出液としてクロロホルムを用いてカラムクロマトグラフィ ーで精製すると、5−エトキシカルボニルアミノアセチル−6−メチルイミダゾ 〔2,1−b)チアゾール2gが得られる。
実施例10 エチル N−エトキシカルボニルメチル−(6−メチルイミダゾ(2,1−b) チアゾール−5−イル)イミデート10gおよび100%ヒドラジン水和物10 +alのエタノール100m1溶液を、室温で3日間放置する。エタノールを留 去した後、残渣を水で洗浄し、得られた結晶をクロロホルムとメタノールの混合 溶媒から再結晶すると、融点270〜273℃(分解)の淡黄色結晶である3− (6−メチルイミダゾ(2,1−b)チアゾール−5−イル)−4,5−ジヒド ロ−IH−1,2,4−トリアジン−6−オン4.1gが得られる。
出発物質の製造法 エタノール100m1中のエチル(6−メチルイミダゾ(2゜1−b〕チアゾー ル−5−イル)イミノエーテル8gおよびグリシンエチル塩酸塩8gの混合液を 室温で3日間放置した後、エタノールを留去する。得られた混合物をクロロホル ムで抽出後、抽出物を水洗し硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで減圧下でクロロ ホルムを留去すると、エチル N−エトキシカルボニルメチル−(6−メチルイ ミダゾ(2,1−b)チアゾール−5−イル)イミデート3gが得られる。
上記と同様な方法により、次の化合物が製造される。
(11) 2− (2,7−ジメチルイミダゾ(1,2−a)ピリジン−3−イ ル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン塩酸塩、融点 260〜262°C(分解)(12) 2−(6−ブロモ−2−メチルイミダゾ (1,2−a)ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサ ジアジン−5−オン塩酸塩、融点283〜285°C(分解)(13) 2−( 3−メチル−6−フェニルイミダゾC2,1−b:]]チアゾールー5−イル− 4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン、融点308〜31 0℃(分解)(14) 1−(3−フェニルイミダゾC2,1−b)チアゾール −2−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン、融 点214〜217℃(分解)(Is) 2−(2−フェニルイミダゾ(1,2− a)ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン− 5−オン、融点227〜231℃(分解)(16)2−(イミダゾ(2,1−b )チアゾール−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン− 5−オン、融点287〜288℃(分解) (17) 2−(3−メチルイミダゾC2,1−b)チアゾール−2−イル)− 4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン、融点256〜25 7°C(分解)(1B)2−(イミダゾ(1,2−2)ピリジン−6−イル)− 4,6−シヒドロー1 3.4−オキサジアジン−5−オン、融点279〜28 1℃(分解) (19)2−(イミダゾ(1,2−a)ピリジン−8−イル)−4,6−シヒド ロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン塩酸塩、融点340℃(分解) (20) 5−(6−メチルイミダゾ(2,1−b)チアゾール−5−イル)− 3,6−シヒドロー1.3.4−チアジアジン−5−オン、融点282℃(分解 ) (21)5−(2−フェニルイミダゾ(1,2−a)ピリジン−3−イル)−3 ,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−2−オン、融点280〜282 ℃(分解)(22)5−(2−メチルイミダゾ(1,2−a)ピリジン−3−イ ル)−3,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−2−オン、融点260 〜263℃(分解)(23)2−(8−ベンジルオキシ−2−メチルイミダゾ〔 1゜2−a〕ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3゜4−オキサジ アジン−5−オン、融点245〜247°C(24)2−(8−メトキシ−2− メチルイミダゾ(1,2−a)ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1. 3.4−オキサジアジン−5−オン、融点229〜230℃(25) 2−(8 −エトキシメトキシ−2−メチルイミダゾ〔1゜2−a〕ピリジン−3−イル) −4,6−シヒドロー1.3゜4−オキサジアジン−5−オン、融点163〜1 64℃(26) 2− (2,5−ジメチルイミダゾ(1,2−a)ピリジン− 3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン、融点 234〜236℃(27) 2−(6−クロロ−2−メチルイミダゾ(1,2− a)ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン− 5−オン、融点312〜315℃(分解)(28)2−(8−ブロモ−2−メチ ルイミダゾ(1,2−a)ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3. 4−オキサジアジン−5−オン (29) 2− (8−(4−クロロベンジルオキシ)−2−メチルイミダゾ( 1,2−a)ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジ アジン−5−オン(30) 2−(8−エチル−2−メチルイミダゾ(1,2− a〕ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン− 5−オン (31) 2−(8−イソプロピル−2−メチルイミダゾ〔1,2−a)ピリジ ン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン (32) 2− (8−(4−メチルベンジルオキシ)−2−メチルイミダゾ( 1,2−a)ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジ アジン−5−オン(33)5−(2−メチルイミダゾ[1,22]ピリミジン− 3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン (34) 2− (8−(4−メトキシベンジルオキシ)−2−メチルイミダゾ CI、2−a)ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサ ジアジン−5−オン(35) 2− (2−(4−クロロフェニル)イミダゾ( 1,2−a〕ピリジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジ アジン−5−オン (36) 2− (2−(4−メチルフェニル)イミダゾ(1,2−a)ピリジ ン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン (37) 2− (2−(4−メトキシフェニル)イミダゾ〔1,2−a)ピリ ジン−3−イル)−4,6−シヒドロー1.3.4−オキサジアジン−5−オン 本発明を上述の明細書およびそれに包含される実施例で充分に説明したが、それ らは本発明の精神と範囲に反することなく、種々に変更、修飾することができる 。
国際調葺報告 国際調′4F報告 ANNEX To THE INTERNATIONAL 5EARCHREP ORT ON

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるオキソジアジン化合物またはその医薬上許容されうる酸付加塩。 式中、Rl、R2はそれぞれ水素、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アル コキシ、C1−4アルコキシ−C1−4アルコキシ、フェニル核上にハロゲン、 C1−4アルキル、C1−4アルコキシからなる群から選ばれる置換基の少なく とも1個が任意に置換していてもよいフェニル−C1−4アルキル−オキシまた はフェニル核上にハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシからなる群 から選ばれる置換基の少なくとも1個が任意に置換して、いてもよいフェニルを 、Xは−S−、−CH=N−または−C(R3)=C(R4)−(ここでR3、 R4はそれぞれ水素、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1 −4アルコキシ−C1−4アルコキシまたはフェニル核上にハロゲン、C1−4 アルキル、C1−4アルコキシからなる群から選ばれる置換基の少なくとも1個 が任意に置換していてもよいフェニル−C1−4アルキル−オキシを示す。)を 、A、Bの一方は酸素、硫黄または−NH−で、他方は−C(R5)(R6)− (ここでR5、R6はそれぞれ水素またはC1−4アルキルを示す。)を示す。 2.R1が水素、ハロゲン、C1−4アルキルまたはフェニル、R2が水素、C 1−4アルキルまたはフェニル、Xが−S−、−CH=N−または−C(R3) =C(R4)−(ここでR3、R4はそれぞれ水素、C1−4アルキル、C1− 4アルコキシ、C1−4アルコキシ−C1−4アルコキシまたはフェニル環上に ハロゲン、C1−4アルキル、Cl−4アルコキシからなる群から選ばれる置換 基の少なくとも1個を有していてもよいフェニル−C1−4アルキル−オキシを 示す。)A、Bの一方が酸素、硫黄または−NH−、他方が−C(R5)(R6 )−(ここでR5、R6は水素またはC1−4アルキルを示す。)である請求の 範囲第1項記載の化合物。 3.R1が水素またはC1−4アルキル、R2がC1−4アルキル、Xが−C( R3)=C(R4)−(ここでR3、R4は水素を示す。)、Aが酸素、Bが− C(R5)(R6)−(ここでR5、R6は水素を示す。)である請求の範囲第 1項記載の化合物。 4.2−(2−メチルイミダゾ〔1,2−a〕ピリジン−3−イル)−4,6− ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−5−オンである請求の範囲第1項記載 の化合物。 5.2−(2,8−ジメチルイミダゾ〔1,2−a〕ピリジン−3−イル)−4 ,6−ジヒドロー1,3,4−オキサジアジン−5−オンである請求の範囲第1 項記載の化合物。 6.2−(2,6−ジメチルイミダゾ〔1,2−a〕ピリジン−3−イル)−4 ,6−ジヒドロ−1,3,4−オキサジアジン−5−オンである請求の範囲第1 項記載の化合物。 7.(1)式▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、各記号は後記 と同義である。)で表わされる化合物と、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、Q1はハロゲン、R5、 R6は後記と同義である。)で表わされる化合物を反応させる; (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)(式中、Q2はハロゲンを示し、他 の記号は後記と同義である。)で表わされる化合物と、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V)〔式中、R7はC1−4アルキル、ア ンモニウムイオンまたはアルカリ金属イオン(ナトリウムまたはカリウム)を示 す。〕で表わされる化合物を反応させる; (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)(式中、Q3はハロゲンを示し、他 の記号は後記と同義である。)で表わされる化合物を閉環反応に付す;(4)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX)(式中、R8はC1−4アルキルを 示し、他の記号は後記と同義である。) で表わされる化合物を閉環反応に付す;(5)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XII)(式中、各記号は後記と同義であ る。)で表わされる化合物とヒドラジン水和物を反応させる;および(6)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XV)(式中、各記号は後記と同義である 。)で表わされる化合物を閉環反応に付す;の工程の一つからなる、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、R1、R2はそれぞれ水素、 ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ−C1 −4アルコキシ、フェニル核上にハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコ キシからなる群から選ばれる置換基の少なくとも1個が任意に置換していてもよ いフェニル−C1−4アルキル−オキシまたはフェニル核上にハロゲン、C1− 4アルキル、C1−4アルコキシからなる群から選ばれる置換基の少なくとも1 個が任意に置換していてもよいフェニルを、Xは−S−、−CH=N−または− C(R3)=C(R4)−(ここでR3、R4はそれぞれ水素、ハロゲン、C1 −4アルキル、C1−4アルコキシ、C1−4アルコキシ−C1−4アルコキシ またはフェニル核上にハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシからな る群から選ばれる置換基の少なくとも1個が任意に置換していてもよいフェニル −C1−4アルキル−オキシを示す。)を、A、Bの一方は酸素、硫黄または− NH−で、他方は−C(R5)(R6)−(ここでR5、R6はそれぞれ水素ま たはC1−4アルキルを示す。)を示す。〕で表わされるオキソジアジン化合物 またはその医薬上許容されうる酸付加塩の製造方法。 8.請求の範囲第1項記載の化合物と医薬上許容されうる添加剤とからなる医薬 組成物。 9.治療上有効な量の請求の範囲第1項記載の化合物と医薬上許容されうる添加 剤とからなる抗血栓剤。
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