JPS634972B2 - - Google Patents

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JPS634972B2
JPS634972B2 JP10540082A JP10540082A JPS634972B2 JP S634972 B2 JPS634972 B2 JP S634972B2 JP 10540082 A JP10540082 A JP 10540082A JP 10540082 A JP10540082 A JP 10540082A JP S634972 B2 JPS634972 B2 JP S634972B2
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JP
Japan
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interference
signal
signals
interference wave
wave
Prior art date
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Expired
Application number
JP10540082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58222623A (ja
Inventor
Kojiro Tajima
Shozo Komaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPS58222623A publication Critical patent/JPS58222623A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/10Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
    • H04B1/12Neutralising, balancing, or compensation arrangements

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は他回線あるいは他偏波よりの干渉が著
しい無線回線において、この干渉を軽減する干渉
補償装置に関するものである。
従来、マイクロ波無線方式で用いられる干渉補
償装置は、第1図のように構成されていた。
図中1は希望波受信用アンテナ、2は干渉波受
信用アンテナ、3は電力分配器、4は移相器、5
は可変減衰器、6は電力合成器、7は電力分配
器、8は制御回路である。
この干渉補償装置の動作を第2図のスペクトラ
ム図を用いて説明する。
干渉源が存在する場合、希望波受信用アンテナ
1からの受信信号14には、第2図aの実線で示
す希望波のほかに、破線で示す干渉波成分が含ま
れる。これはデイジタル方式では符号誤り率の増
加の要因、アナログ方式ではS/N比の劣化の要
因となる。これを軽減するため、干渉波受信用ア
ンテナ2で受信された干渉波信号を電力分配器3
を経由させた後、移相器4、可変減衰器5によ
り、第2図bで示すような、補償前の受信信号1
4に含まれる干渉波成分と逆位相、等振幅の補償
信号15とし、電力合成器6で受信信号14と補
償信号15を合成することにより、第2図cで示
すような、干渉波成分が抑圧された補償後の信号
16を得る。ここで、移相器4と可変減衰器5
は、電力分配器7からの補償後の信号16と電力
分配器3からの干渉波信号を入力とする制御回路
8により、補償後の信号16と干渉波成分との相
関が最小となるように制御される。
なお、補償信号15に含まれる希望波成分はレ
ベルが充分に低いので、干渉補償動作上無視し得
る。その理由は次のとおりである。
アンテナ1は希望波を最も受信し易いように設
置されるし、アンテナ2は干渉源が分かつている
から、干渉波を受信し易いように設置される。従
つて、アンテナ2で受信される希望波のレベルは
アンテナ1で受信される希望波のレベルより低
く、他方、アンテナ1で受信される干渉波のレベ
ルはアンテナ2で受信される干渉波のレベルより
低い。そしてアンテナ1で受信された干渉波をア
ンテナ2で受信した干渉波で相殺するために振幅
が大体同程度になるようにアンテナ2で受信した
信号を減衰器で減衰させるので、その減衰器を通
つた後の希望波のレベルは更に低くなるからであ
る。
このような動作により干渉源がFM信号のよう
に狭帯域信号の場合は、十分な補償効果が得られ
る。しかし、干渉源が高速デイジタル信号の場合
は、その含む周波数成分の幅が広くなる。
このため、伝達経路等の相違により、アンテナ
1で受信された干渉波の周波数スペクトラムとア
ンテナ2で受信された干渉波の周波数スペクトラ
ムが異つてくる。従つて、或る周波数範囲で相殺
できるように調整すると他の周波数範囲で充分相
殺されないという欠点があつた。これを図示する
と第2図d,e,fのようになる。
dが受信信号14の周波数スペクトラム、eが
補償信号15の周波数スペクトラム、fが前記2
つの信号を相殺した補償後の信号16を示す。
d,fの実線はいずれも希望波のスペクトラムを
示し、dとeの破線は干渉波のスペクトラムを示
し、fの破線は残留分のスペクトラムcの場合に
較べ大きいことを示している。
また、同一無線回線において直交偏波を用いた
場合にも、フエージング時に生ずる他偏波からの
干渉について同様の問題を生ずる。
本発明はこれらの欠点を解決するため、干渉補
償を狭帯域に分割して行うことを特徴とし、その
目的は広帯域信号からの干渉補償効果を十分得る
ことにある。
第3図は本発明の実施例であつて、図中1は希
望波受信用アンテナ、2は干渉波受信用アンテ
ナ、3a,3bは電力分配器、4a,4bは移相
器、5a,5bは可変減衰器、6は電力合成器、
7は電力分配器、8a,8bは制御回路、9は電
力分配器、10a,10bは波器、11a,1
1bは可変遅延線、12は電力合成器、13は電
力分配器である。
これを動作するには、希望波受信用アンテナ1
に含まれる干渉波成分と同じ干渉源からの干渉波
を受信する干渉波受信用アンテナ2の信号を電力
分配器9と波器10a,10bにより2つの周
波数帯域に分割する。次にこれら分割された信号
を各々制御回路8a,8bへ分配する電力分配器
3a,3bを経た後、移相器4a,4b、可変減
衰器5a,5b、可変遅延線11a,11bによ
り、移相、振幅、遅延を制御され、電力合成器1
2,6により希望波受信用アンテナ1の信号と合
成される。合成後の信号は制御回路8a,8bに
信号を供給するため、電力分配器7,13により
分岐され、制御回路8a,8bはこれらの信号と
先に述べた電力分配器3a,3bより得られる周
波数帯域分割された干渉波信号を用い、移相器4
a,4b、可変減衰器5a,5b、可変遅延線1
1a,11bを制御する。
第4図は、周波数帯域を分割して干渉波を補償
する場合の各信号の周波数スペクトラムを示す。
図aは、アンテナ1で受信された信号の周波数
スペクトラムであり実線は希望波、破線は干渉波
を示す。図bはアンテナ2で受信された干渉波の
周波数スペクトラムを示す。図aの破線スペクト
ラムとは異なつた特性を有する場合を示してい
る。図cは、図bの干渉波を2つの周波数帯域に
分割した後それぞれの振幅、位相、遅延時間を調
整した補償信号を示す。図dは受信信号を前記補
償信号で補償した後の信号を示す。実線は希望波
信号であり破線が干渉波の残留を示す。
本発明によればこのように、周波数帯域を分割
して各帯域毎に最良の補償状態が得られるよう調
整可能であるので、従来の方法に比べより大きな
干渉波補償効果を得ることができる。
以上、説明を簡単にするため、干渉波の帯域を
2分割する例について説明したが、帯域分割数を
増すことにより、より精密な補償を行うことがで
きる。また、ここでは干渉波が多ルートの信号と
して述べたが、これを同一ルートの他偏波からの
干渉波に対しても全く同じ原理により同様の効果
が得られる。
以上説明したように、干渉波成分の補償を周波
数帯域を分割して行うため、広帯域信号による干
渉に対して、従来より大きな補償効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の干渉補償装置の構成図、第2図
はその効果の説明図で、a及びdは希望波受信ア
ンテナ1の受信信号、b及びdは補償信号、c及
びfは補償後の信号の各周波数スペクトラムを示
す。第3図は本発明装置の一実施例の構成図、第
4図はその説明図で、aは希望波受信用アンテナ
1の受信信号、bは干渉波受信用アンテナ2で受
信された干渉波、cは補償信号、dは補償後の信
号の各周波数スペクトラムを示す。 1……希望波受信用アンテナ、2……干渉波受
信用アンテナ、3,3a,3b……電力分配器、
4,4a,4b……移相器、5,5a,5b……
可変減衰器、6……電力合成器、7……電力分配
器、8,8a,8b……制御回路、9……電力分
配器、10,10a,10b……波器、11,
11a,11b……可変遅延線、12……電力合
成器、13……電力分配器、14……受信信号、
15……補償信号、16……補償後の信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 希望波受信系統に混在する干渉波信号を、干
    渉波受信系統で受信され同振幅、逆位相に調整さ
    れた干渉波信号で相殺することにより干渉を補償
    する干渉補償装置において、干渉波受信系統で受
    信された干渉波信号を複数出力に分岐する手段
    と、該各出力から分割された周波数帯域の信号を
    とり出すための複数の帯域波器と該各波器の
    各出力を更に2分岐する手段と、該2分岐信号の
    一方の分岐出力信号の振幅、位相及び遅延時間を
    調整する複数の手段と、該調整された複数の信号
    を合成する手段と、該合成信号と希望波受信系統
    で受信された信号とを合成する手段と、該合成信
    号を一部取り出す手段と、該取り出し信号を複数
    の出力に分岐する手段と、該各分岐信号と前記2
    分岐信号の他の一方の信号とを受けて両信号間の
    相関関係を検出し該相関関係が最小になるよう前
    記振幅、位相及び遅延時間を調整する手段を制御
    する複数の制御手段とからなることを特徴とする
    干渉補償装置。 2 同一アンテナに接続された偏分波器の垂直偏
    波端に接続された系統及び水平偏波端に接続され
    た系統のいずれか一方が希望波受信系統で他方が
    干渉波受信系統である特許請求の範囲第1項記載
    の干渉補償装置。
JP10540082A 1982-06-21 1982-06-21 干渉補償装置 Granted JPS58222623A (ja)

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JP10540082A JPS58222623A (ja) 1982-06-21 1982-06-21 干渉補償装置

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JP10540082A JPS58222623A (ja) 1982-06-21 1982-06-21 干渉補償装置

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JPS58222623A JPS58222623A (ja) 1983-12-24
JPS634972B2 true JPS634972B2 (ja) 1988-02-01

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JP2008148186A (ja) * 2006-12-13 2008-06-26 Seiko Epson Corp 受信回路及び電子機器
JP5708139B2 (ja) * 2011-03-30 2015-04-30 株式会社村田製作所 ノイズキャンセル装置
JP6309865B2 (ja) * 2014-09-03 2018-04-11 Necプラットフォームズ株式会社 光受信装置、画像再生装置および雑音信号除去方法

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JPS58222623A (ja) 1983-12-24

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