JPS6349677Y2 - - Google Patents

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JPS6349677Y2
JPS6349677Y2 JP8143484U JP8143484U JPS6349677Y2 JP S6349677 Y2 JPS6349677 Y2 JP S6349677Y2 JP 8143484 U JP8143484 U JP 8143484U JP 8143484 U JP8143484 U JP 8143484U JP S6349677 Y2 JPS6349677 Y2 JP S6349677Y2
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JP
Japan
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regenerator
wire
gas
wire rods
shape
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JP8143484U
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JPS60194284U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クライオエレクトロニクス分野で用
いられる極低温冷凍機等の一構成要素として使用
可能な蓄冷器用のエレメントに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
クライオエレクトロニクス分野等において用い
られる極低温小型冷凍機として、Solvay Cycle
Gifford−McMahon Cycle Vuilleumier Cycle
あるいは、Stirlng Cycle等を利用したものが知
られている。しかしてこれらの冷凍機は、いずれ
も、蓄冷器の高温端側に作動用ガスの圧縮を行な
う圧縮機構を配置するとともに、前記蓄冷器の低
温端側に前記ガスを膨張させる膨張機構を配設し
ておき、前記圧縮機構側から前記膨張機構側へ送
給されるガス、あるいは前記膨張機構側から前記
圧縮機構側へ排出されるガスと前記蓄冷器との間
で熱の授受を行なわせることによつて、前記膨張
機構側を極低温に導くようになつている。
ところで、従来の蓄冷器に使用されるエレメン
トとしては、銅板等に複数のガス流通用小孔を点
散させて穿設してなるものが一般的とある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、このようなものでは、ガスとの接触
面積を十分に確保するのが難しく、該ガスとの熱
の授受に関係しないむだ容積が多く蓄熱効率が良
くない。蓄熱効率を高めるには、前記ガス流通用
小孔の数を非常に多くする必要があるが、このよ
うにすると、製造に手間がかかり、コストが高く
つくという不都合がある。また、従来のもので
は、円形以外の形状のエレメントを創るのは手間
がかかつて困難であるという不都合もある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、このような不都合を解消するため
に、蓄冷器用エレメントを、軸心を略平行にして
束ねた複数の線材を該線材相互間に隙間を有した
状態で接合してなるものとしたことを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
銅製の円柱状の線材1の外周に複数本の溝2を
該線材1の軸心と略平行に設ける(第1図)。そ
して、この線材1を軸心を略平行にして複数本束
ね、薄肉な円筒状の筒体3内に収容する(第2
図)。このとき、各線材1は束ねられてはいるが、
まだ相互に接合されていない(第3図)。次に、
前記筒体3の両端にそれぞれ蓋4を溶接し(第4
図)、内部を真空にしてHIP(熱間静水圧加圧装
置)により高温下で適当な圧力を加えて全周から
押しかためる。この加圧によつて、前記線材1は
相互に隙間5を有した状態で接合部6において接
合する。こうして押しかため接合させた線材1お
よび筒体3を所要の厚さに輪切りにして円板状の
蓄冷器用エレメントAを得る(第5図)。このよ
うにして製造された蓄冷器用エレメントAは、線
材1相互間にガス通路となる隙間5を有した状態
で接合部6において接合してなるものである(第
6図)。
このような構成のものであれば、線材1を束ね
て筒体3内に収容し全周から加圧して押し固める
という簡単な作業によつて蓄冷器用エレメントA
を製造することができるので、従来の銅板に小孔
を穿設するものに比べて製造が容易でコストも安
く、したがつて大量生産を行ない易い。また、ガ
ス通路となる隙間5の容積は、線材1の太さや該
線材1に加える圧力の大きさを調整することによ
つて任意に設定することができるので、必要に応
じた容積の隙間5を容易に創ることができる。ま
た、エレメントAには特定の部分に偏らず隙間5
が設けられているので、それだけむだ容積が少な
くなる。
なお、本考案は前記実施例に限られないのは勿
論であり、エレメントの形状は円形に限られず、
三角形状、四角形状等であつてもよく、本考案に
よれば円形以外の形状のエレメントも筒体の形状
を円筒状以外の所定の形状のものにする等によつ
て容易に製造することができる。
また、接合方法はHIPによる加圧に限られず、
例えばCIP(冷間静水圧加圧装置)による加圧や
拡散接合であつてもよい。
また、線材は銅製に限られず、例えば鉛製であ
つてもよい。
また、線材に溝を設けないものも本考案に含ま
れる。
また、線材の形状は円柱状に限られず、例えば
三角柱状や六角柱状であつてもよい。
また、筒体を有さず、線材相互のみを接合させ
てなるものであつてもよい。
また、線材にあらかじめロー材やはんだをメツ
キしておき、加圧時にこのロー材等によつて線材
相互あるいは線材と筒体とを接着するようにして
もよい。
また、線材の径および配置は均一に限られず、
直径の太いものと細いものとを組み合せたり、中
央部と端部とで直径の異なるものを使用してもよ
い。
その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々
変形が可能である。
〔考案の効果〕
以上、説明したように、本考案は、製造が容易
でコストが安くしたがつて大量生産を行ない易
く、しかも、ガス通路となる隙間の容積を任意に
設定することができるので必要な容積の隙間を容
易に創ることができ、さらに、むだ容積を少なく
することができ、加えて、円形以外の形状のもの
でも容易に製造することができる蓄冷器用エレメ
ントを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図〜第5
図は蓄冷器用エレメントの製造工程を示す概略説
明図、第6図は蓄冷器用エレメントの要部を示す
拡大図である。 1……線材、5……隙間、6……接合部、A…
…蓄冷器用エレメント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸心を略平行にして束ねた複数の線材を該線
    材相互間に隙間を有した状態で接合してなるこ
    とを特徴とする蓄冷器用エレメント。 (2) 前記線材の外周に軸心と略平行な溝を設けた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の蓄冷器用エレメント。
JP8143484U 1984-05-31 1984-05-31 蓄冷器用エレメント Granted JPS60194284U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8143484U JPS60194284U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 蓄冷器用エレメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8143484U JPS60194284U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 蓄冷器用エレメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60194284U JPS60194284U (ja) 1985-12-24
JPS6349677Y2 true JPS6349677Y2 (ja) 1988-12-20

Family

ID=30628213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8143484U Granted JPS60194284U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 蓄冷器用エレメント

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JP (1) JPS60194284U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60194284U (ja) 1985-12-24

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