JPS634946A - 鉱物繊維板の製造方法 - Google Patents

鉱物繊維板の製造方法

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JPS634946A
JPS634946A JP61148480A JP14848086A JPS634946A JP S634946 A JPS634946 A JP S634946A JP 61148480 A JP61148480 A JP 61148480A JP 14848086 A JP14848086 A JP 14848086A JP S634946 A JPS634946 A JP S634946A
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JP
Japan
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paper
kneaded material
mineral
conveyor
water
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Pending
Application number
JP61148480A
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English (en)
Inventor
天本 光
豪 永田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野1 本発明は、ロックウール系の鉱物繊維板の製造方法に関
するものである。
[背景技術1 0ツクウール系鉱物繊維板の製造は、従来よす第3図に
示すような方法でなされている。すなわちまず鉱物繊維
とバインダーとを主成分とし、これを水とともに混練タ
ンク7で混練することによって水混練物3を調製し、こ
れをホッパー8から型枠9に流し、型枠9に鉱物繊維の
水混練物3を充填した状態でこれを乾燥機10内に導入
して15()℃、2時間程度の条件で乾燥する。このよ
うにして鉱物繊維の水混練物3を乾燥することによって
得られる鉱物繊維板Aを型枠9から外し、鉱物繊維板A
を所定寸法に切断したのちにその表面を切削ロール11
によって切削する。そして鉱物繊維板Aの表面に塗料な
どを塗装機12でスプレーし、さらに乾燥機13で乾燥
して製品として仕」二げろのである。
このように従来の方法は型枠9で鉱物繊維板Aを一枚づ
つ成形する方法であり、連続生産によって鉱物繊維板A
を製造することはなされていない。
これは、鉱物繊維板Aを連続生産する場合にはコンベア
を用いてコンベア上に鉱物繊維の水混練物3をマット状
に供給して連続的に成形したり、口−ルを用いてこのマ
ット状の水混練物3を連続的に成形したりする必要があ
るが、鉱物繊維の水混練物3は粘性を有してコンベアや
ロールに(=j着することになり、コンベアやロールを
容易に使用できないことが主な理由である。特に水混練
物3にロックウール短繊維やロックウール板の切削粉を
鉱物繊維や充填材として配合して用いる場合には、繊維
や切削くずで水混練物3のマットはつながりが弱く、コ
ンベアで移送する間に切れが発生し易いためにこの場合
にはなおさら連続生産を適用することは難しいものであ
る。そして第3図のような方法で鉱物繊維板Aを製造す
ると、生産効率の面で問題があるのはいうまでもないが
、この他に、鉱物繊維の水混練物3を型枠9に流し込ん
で乾燥させるために乾燥時の寸法変化で鉱物繊維板Aの
表面が凹凸になって板厚が不均一になり、従って切削ロ
ール11を用いて表面切削の工程を設ける必要があると
いう問題があり、さらに鉱物繊維板Aにロックウール短
繊維やロックウール板の切削粉を鉱物繊維や充填材とし
て配合して用いる場合には、繊維や切削くずによる補強
作用が小さく鉱物繊維板Aの強度が弱くて欠けが発生し
易いという問題もある。
[発明の目的] 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、コン
ベアやロールを用いて連続生産をおこなうことかでトで
生産効率が優れ、しかも切削工程を不要にすることがで
きると共に強度が商い鉱物繊維板を得ることができる鉱
物繊維板の製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
[発明の開示] しかして本発明に係る鉱物繊維板の製造方法は、コンベ
ア1上を連続して移送される長尺の紙2の上に鉱物繊維
とバインダーとを主成分とする水混練物3をマット状に
供給し、この供給されたマット状水混練物5の上側に長
尺の紙4を連続して送って載置すると共にこれをロール
6の下側を通過させて上下の紙2,4間にマット状水混
練物5をサンドイッチさせ、次いでマット状水混練物5
を乾燥したのちに所定寸法に切断することを特徴とする
ものであり、鉱物繊維の水混練物3を上下の紙2.4間
にサンドイッチさせることによって水混練物3が付着す
るおそれなくコンベア1やロール6を用いて連続生産が
できるようにし、しかも紙2.4によって鉱物繊維板A
の表面に凹凸が生じることを防止して鉱物繊維板Aの表
面を切削する必要がないようにし、加え“て紙2.4に
よる補強効果で鉱物繊維板Aの強度を向上できるように
したものであって、以下本発明を実施例により詳述する
まず混練タンク7によって補強繊維とバインダーとを主
成分とする水混練物3を調製する。この補強繊維として
はロックウール短繊維を用いることかでト、またさらに
ロックウール板の切削粉を再生利用するためにこれを充
填材として水混練物に配合することができる。またバイ
ンダーとしては一般的に澱粉が用いられ、この澱粉は混
練タンク7に投入することによって配合するようにして
も、またロックウール板の切削くずに含まれる澱粉が溶
は出ることで配合されるようにしてもよい。
さらに、上記のようにロックウール板の切削粉やロック
ウール短繊維を配合する場合、製造される鉱物繊維板A
はその密度が高くなるために、起泡剤を配合して鉱物繊
維板Aに気泡を含有させるようにするのがよい。起泡剤
としては、アニオン界面活性剤やポリエチレンエーテル
型非イオン界面活性剤、脂肪族エステル型非イオン界面
活性剤など界面活性剤を用いることができる。このよう
に調製された鉱物繊維の水混練物3は、コンベア1の上
方に配設されるホッパー8に供給される。
コンベア1はベルトコンベアとして形成されるもので、
第1図に示すようにこのコンベア1上には紙送りロール
14から長尺の紙2が供給され、コンベア1の駆動に伴
ってこの紙2がコンベア1上を移送されるようにしであ
る。この紙2としては不燃紙を用いるのがよい。そして
鉱物繊維の水混練物3はホッパー8からコンベア1上の
紙2の上側に供給されるものであり、このように紙2上
に供給された水混練物3はコンベア1による紙2の移送
に伴って送られ、コンベア1の進行方向と直角の方向に
往復駆動されるスクリード磯15の下側を通され、所定
の厚みのマット状にならされる。このように所定厚みに
ならされたマット状水混練物5の上にさらに紙送りロー
ル22がら長尺の不燃紙などで形成される紙4を連続的
に供給して重ね、これをコンベア1の駆動に伴ってロー
ル6の下側に通過させる。この際にロール6によってプ
レスされ、上下の紙2,4間にマット状混練物5をサン
ドイッチさせると共にこのサンドイッチ物16を所定の
均一な厚みにならす。
このようにして得られたサンドイッチ物16は長尺のま
ま連続して乾燥機17に通過される。乾燥filT内に
はコロコンベアなどのコンベア18とその上側に配設さ
れる厚み調整ロール19とが設けてあり、サンドイッチ
物16は乾燥機17内をコンベア18によって送られこ
とで通過されると共にこのと外に厚み調整ロール19に
よって上面側をプレスされ、厚みの精度を高めるように
しである。特に鉱物繊維の水混練物3に起泡剤を配合し
て起泡させる場合、この厚み調整ロール19で乾燥時の
寸法変化を防止して均一な気泡を得ることができる。上
記のように乾燥m17に通過させることで紙2,4間に
サンドイッチしたマット状水混練物5を乾燥させ、そし
てサンドイッチ物16をカッター20で第2図のように
所定寸法に切断することによって、鉱物繊維層21が紙
2゜4間にサンドインチされた鉱物繊維板Aを得ること
がで終る。そしてこの鉱物繊維板Aの表面に塗料をスプ
レーし、乾燥することによって製品として仕上げる。
上記のようにして鉱物繊維板Aはコンベア1とロール6
を用いて連続生産することができるが、これは鉱物繊維
の水混練物3を紙2.4にサンドイッチさせることによ
ってコンベア1やロール6に水混練物3が直接接触する
おそれがないためにコンベア1やロール6を用いた連続
生産が可能になり、また特に水混練物3にロックウール
短繊維やロックウール板の切削粉を鉱物繊維や充填材と
して配合して用いる場合には、繊維や切削くずで水混練
物3のマット5はつながりが弱くなって切れ易いが、水
混練物3のマット5は紙2上に保持された状態でコンベ
ア1によって移送することがで外るために、切れが発生
することを防止して連続生産を可能にしたのである。従
って従来の第3図の製造法のように型枠9から鉱物繊維
板Aを脱型したりするような工程などが不要となって生
産能率を非常に高めることがでトることになる。この鉱
物繊維板Aにあっては、表面に紙2,4が積層されてい
るためにこの紙2,4で補強がされることになり、強度
を高めることができる。特に鉱物繊維板にロックウール
短繊維やロックウール板の切削粉を鉱物繊維や充填材と
して配合して用いる場合には、繊維や切削くずによる補
強作用が小さく欠は等が発生し易いが、紙2,4による
補強でこのような欠けなどを防止することができる。
ちなみに12+em厚の板の曲げ強度は、第3図の従来
例の方法で製造すると8 kl(/ am2程度である
が、本発明の方法で製造した場合には25kg/cm2
程度に向上させることかで外、強度を3倍程度にするこ
とができる。また鉱物繊維板Aの表面は紙2゜4で覆わ
れていて塗料が内部に浸透することを低減することがで
き、表面化粧用の塗料の使用量を減らすことがでトる。
そして、紙2.4の接着は鉱物繊維の水混練物3に含有
されるバインダーによってなされるために、紙2,4の
接着のために接着剤や糊を用いたりする必要はない。
[発明の効果1 上述のように本発明にあっては、コンベア上を連続しで
移送される長尺の紙の上に鉱物繊維とバインダーとを主
成分とする水混練物をマット状に供給し、この供給され
たマット状水混練物の上側に長尺の紙を連続して送って
載置すると共にこれをロールの下側を通過させて上下の
紙間にマット状水混練物をサンドイッチさせ、次いでマ
ット状水混練物を乾燥したのちに所定寸法、に切断する
ようにしたものであるから、鉱物繊維の水混練物を紙に
サンドイッチさせることによってコンベアやロールに水
混練物が直接接触することはなく、水混練物が付着する
ようなおそれなくコンベアやロールを用いることができ
、コンベアやロールを用いた連続生産が可能になるもの
であり、また鉱物繊維の水混練物は紙にサンドイッチさ
れていてその表面が凹凸になることを紙で防止すること
ができ、表面を切削ロールによって切削するという工程
を不要にすることがで外ると共に鉱物繊維板の表面には
紙が積層されていてこの紙で補強することがでト、鉱物
繊維板の強度を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の工程の一部の斜視図、第2
図は同上の他の工程の概略拡大正面図、第3図は従来の
工程の斜視図である。 1はコンベア、2は紙、3は水混練物、4は紙、5はマ
ット状水温練物、6はロールである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンベア上を連続して移送される長尺の紙の上に
    鉱物繊維とバインダーとを主成分とする水混練物をマッ
    ト状に供給し、この供給されたマット状水混練物の上側
    に長尺の紙を連続して送って載置すると共にこれをロー
    ルの下側を通過させて上下の紙間にマット状水混練物を
    サンドイッチさせ、次いでマット状水混練物を乾燥した
    のちに所定寸法に切断することを特徴とする鉱物繊維板
    の製造方法。
JP61148480A 1986-06-25 1986-06-25 鉱物繊維板の製造方法 Pending JPS634946A (ja)

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