JPS6349272B2 - - Google Patents

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JPS6349272B2
JPS6349272B2 JP5834080A JP5834080A JPS6349272B2 JP S6349272 B2 JPS6349272 B2 JP S6349272B2 JP 5834080 A JP5834080 A JP 5834080A JP 5834080 A JP5834080 A JP 5834080A JP S6349272 B2 JPS6349272 B2 JP S6349272B2
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JP
Japan
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voltage
dss
source
equation
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JP5834080A
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JPS56155472A (en
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Akira Kakimoto
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/687Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
    • H03K17/693Switching arrangements with several input- or output-terminals, e.g. multiplexers, distributors

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は検波回路に関するものである。
電子回路には数多くの検波器、すなわち交流−
直流電圧変換器が用いられているが、僅かな交流
入力電圧の変動をそれに対応する直流電圧に正確
に変換するためには、雑音レベルが低いことと相
俟つて動作点および伝送特性が電源電圧および周
囲温度の変動に影響されにくくしかも径時変化が
少ないことが望まれる。更に、伝送特性が簡単で
入力インピーダンスが高く、出力インピーダンス
が低いことが好ましい。
本発明はこれらの要求を広い周波数帯域におい
て満たすことができる検波回路を提供することを
目的とする。
以下本発明を図示の一実施例により説明する。
図において、T1およびT2は互に同じ温度に
保たれた電気的特性の揃つた一対の電界効果トラ
ンジスタ(以後FETという)、例えば2個の素子
が同一サブストレート上に構成されているデユア
ルFETで、各々のドレインD1およびD2は互
に接続され、同一の直流電圧が加えられている。
上記FET、T1およびT2の各々のソースS1
およびS2はそれぞれ一対のキヤパシタC1およ
びC2によつてアースされると共に、差動入力型
演算増幅器(以後OPAmpと記す)Aの反転入力
端子1および非反転入力端子2に接続されてい
る。また上記反転入力端子1と出力端子3の間お
よび上記非反転入力端子2とアースの間には抵抗
温度係数の揃つた同一の抵抗値を有する一対の抵
抗R1およびR2がそれぞれ接続され、上記一対
のFET、T1およびT2のソース負荷抵抗を形
成する。
以下、上記一対のFET、T1およびT2の伝
送特性は互に等しく、ドレイン電流iDSは共に iDS=IDSS(1−vGS/Vp)2 ……(1) (但し、vGSは上記FET、T1およびT2のソー
スS1およびS2に対するゲート電圧、Vpはド
レイン電流iDSを零にするvGS、すなわちピンチオ
フ電圧、IDSSはvGS=0のときのドレイン電流を示
す。) で表せる2乗特性を有するものとし、上記
OPAmpAは理想的OPAmpと考えて回路の動作
状態を説明する。
先ず上記FET、T1およびT2の各々のゲー
トG1およびG2がアース電位にある場合、すな
わち任意の抵抗値の抵抗で接地され交流信号が加
えられていない場合について考える。このとき、
上記FET、T1およびT2のソースS1および
S2は上記OPAmpの一対の入力端子に接続され
ているので互に電位が等しく、上記負荷抵抗R1
およびR2を流れるドレイン電流i1およびi2は等
しくなる。以下、この無信号ドレイン電流をI0
する。
ここで上記負荷抵抗R1およびR2の抵抗値を
Rとすれば、上記FETの一方T2のソースS2
の電位、すなわち上記OPAmpAの非反転入力端
子2の電位は、I0Rであり、既に述べたように反
転入力端子1の電位も理想的OPAmpの特性によ
り、これと等しくなる。このとき出力端子3はア
ース電位となり出力を生じない。
次に上記一対のFETの一方T1のゲートG1
にv1=Vm1Cosωt(但し、Vm1は最大振幅、ωは
角周波数、tは時刻)の正弦波交流電圧が加えら
れると、上記FET、T1のドレインD1とソー
スS1の間には交流電流が流れる。この交流電流
は上記キヤパシタC1を通つてアースにバイパス
されるため、ソースS1には交流電圧が現れない
が、FETが(1)式で示される2乗特性を有するた
めに波形歪を生じ、その結果上記負荷抵抗R1を
流れる直流電流は無信号時の値よりも大きくな
る。しかし、ソースS1は上記OPAmpAの反転
入力端子1に接続されているため、その出力電圧
が飽和しない限り非反転入力端子2と同電位、即
ちI0Rに保たれる。
従つて、上記FET、T1のドレイン電流i1は(1)
式のvGSに−I0R+Vm1Cosωtを代入した次式で表
わせる。
i1=IDSS(1−Vm1Cosωt−I0R/Vp2 ……(2) この(2)式を展開すると次のようになる。
i1=IDSS(1−Vm1Cosωt−I0R/Vp2 =IDSS(1−2・Vm1Cosωt−I0R/Vp +Vm1 2Cos2ωt−2I0RVm1Cosωt−I0 2R2/Vp 2) ここでCos2ωt=1+Cos2ωt/2であるので、こ れを上式に代入してtを含まないものとtを含む
ものに整理すると、 i1=IDSS(1+2I0R/Vp+Vm1 2/2Vp 2+I0 2R2/Vp 2) +IDSS(−2Vm1Cosωt/Vp+Vm1 2Cos2ωt/2Vp 2 −2I0RVm1Cosωt/Vp 2) ……(3) (3)式でtを含まないものが直流分であるので、
i1の直流分をI1とすると、 I1=IDSS(1−2I0R/Vp+Vm1 2/2Vp 2+I0 2R2/Vp 2) =IDSS〔(1+2I0R/Vp+I0 2R2/Vp 2)+Vm1 2/2Vp 2
〕 =IDSS〔(1+I0R/Vp2+Vm1 2/2Vp 2〕 =IDSS(1+I0R/Vp2+1/2 IDSS/Vp 2Vm1 2……
(4) となる。
(4)式の第1項であるIDSS(1+I0R/Vp2は、(2)式
に おいてVm1=0、即ち交流入力信号v1=0の時
のドレイン電流、即ちI0である。
従つて、入力信号v1による電流増加分△I1は、
(4)式の第2項に等しく、 △I1=I1−I0=1/2 IDSS/Vp 2Vm1 2 ……(5) となる。
従つて、上記OPAmpの出力端子3には、 V01=−△I1R=−1/2 IDSSR/Vp 2Vm1 2 ……(6) の負の直流電圧が現れる。
上述の場合とは逆に、上記FET、T2のゲー
トG2にv2=Vm2Cosωt(但し、Vm2は最大振幅、
ωは角周波数、tは時刻)の正弦波交流電圧を加
えた場合には、そのドレイン電流i2は(1)式のvGS
−I2R+Vm2Cosωt(ここでI2はドレイン電流i2
直流分を示す。)を代入した次式で表わせる。
i2=IDSS(1−Vm2Cosωt−I2R/Vp2 ……(7) なお、この場合にはゲートG1にv1
Vm1Cosωtの正弦波交流電圧を加えた(2)式の場合
と異なり、T2のソースS2の電位はソースS2
を流れる電流の直流分増加する。これが(7)式にお
いては( )内第2項分子がVm2Cosωt−I0Rで
なく、Vm2Cosωt−I2Rとなるゆえんである。
(7)式から直流分について I2=IDSS(1+I2R/Vp2+1/2 IDSS/Vp 2Vm2 2……
(8) の関係が得られ、これからI2を求めると、 となる。これに伴つて上記FET、T2のソース
電位はI2Rとなるが、一対のソースS1およびS
2がそれぞれ上記OPAmpAの一対の入力端子1
および2に接続されているため、上記FET、T
1のソース電位もこれに追従する。このとき
FET、T1のドレイン電流をI12、OPAmpAの出
力端子3の電圧をV02とすれば、 I12R+V02=I2R ……(10) の関係が成立する。従つて(1)式のvGSに−I2Rを代
入してT1のドレイン電流を求め、これを(10)式の
I12に代入すると、 V02=R{(I2−IDSS(1+I2R/Vp2} ……(11) となり、更に(11)式に(9)式を代入すれば、 V02=1/2 IDSSR/Vp 2Vm2 2 ……(12) となる。(12)式を(6)式と比較すれば明らかなよう
に、出力はもう一方のゲートG1に同一振幅の信
号を加えた場合と大きさが等しく極性のみ逆にな
る。
従つて、上記ゲートG1およびG2にそれぞれ
v1=Vm1Cosωt、v2=Vm2Cosωtの正弦波信号電
圧を加えた場合の出力V012は V012=1/2 IDSSR/Vp 2(Vm2 2−Vm1 2) ……(13) となり、2つの入力信号の2乗の差に比例する出
力が得られる。
上述の動作原理に基づく検波器は以下に述べる
特徴を有する。即ち、一般にFETのゲート電圧
−ドレイン電流特性は(1)式によつて示される2乗
特性に極めて近いため、この曲りを利用した本検
波器の伝送特性も(6)式および(12)式から明らかなよ
うに、ゲートのソースに対する電圧VGSに関りな
く入力信号の振幅の2乗に正確に比例する出力が
得られる。この伝送特性は上記FET、T1およ
びT2のピンチオフ電圧VpとvGS=0のときのド
レイン電流IDSSを測定し、上記一対のソース負荷
抵抗Rの値を定めることによつて直ちに求められ
る。またソース負荷抵抗Rを調整することによ
り、扱う信号の大きさに応じて動作点を定めるゲ
ートに対するソースの電圧vGSあるいは無信号時
ドレイン電流I0を自由に設定することができる。
一対の交流信号入力端子であるゲートG1およ
びG2はいずれも直流的にアース電位で動作する
ため、アース電位の信号源を接続する場合には直
流遮断用のキヤパシタおよびゲート抵抗を必要と
しない。従つて、極めて低い周波数の交流信号の
検波にも用いることができ、入力インピーダンス
を低下させることがなく、抵抗による熱雑音を生
じる恐れがない。また、周波数の上限も高く数百
MHzの超高周波においても正確な2乗特性が得ら
れる。従つてQメータ等の共振コイルの電圧を広
い周波数にわたつて測定するのに適している。
回路は飽和領域にある特性の揃つた一対の
FET、強い負帰還を施したOPAmpおよび一対の
特性の揃つた負荷抵抗で構成されているため、電
源電圧および周囲温度の変動に伴うFETの特性
変化に基づく出力の零点浮動は互に打ち消されて
非常に少ない。信号が加えられた場合にも一対の
FETのソース電圧はOPAmpによつて常に同一電
位に保たれ直流的アンバランスを生じないため安
定度が劣化しない。特に上記FETの一方、T1
のゲートG1を交流信号の入力端子として用いる
場合には、ソース電位が無信号時の値にロツクさ
れ信号を加えたことによつて変化しないので最も
高い安定度と正確な2乗特性が得られる。
出力インピーダンスは強い負帰還を施した
OPAmpを用いているため非常に低く、しかも出
力は片側接地であり、必要に応じて一対のゲート
のいずれか一方を選ぶことにより伝送特性の等し
い正負いずれの出力もとり出すことが出来るため
出力の処理が容易である。また一対の交流信号電
圧の正確な2乗の差に比例する出力が得られるた
め、広い周波数帯域において電力測定回路として
用い得る。
以上の特徴は一対の特性の揃つたFETと負荷
抵抗および差動入力型OPAmpと上述の方法によ
つて組み合せることによつて得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例の一本発明による検波回路図であ
る。 T1,T2……電界効果トランジスタ、D1,
D2……ドレイン、S1,S2……ソース、G
1,G2……ゲート、A……差動入力型演算増幅
器、1……反転入力端子、2……非反転入力端
子、3……出力端子、R1,R2……ソース負荷
抵抗、C1,C2……キヤパシタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 各々のドレインに直流電圧を加えた一対の電
    界効果トランジスタの一方のソースとアース間に
    一対の抵抗の中の一本を、他方の電界効果トラン
    ジスタのソースと差動入力型演算増幅器の出力端
    子間にもう一方の抵抗を接続し、さらに上記一対
    の電界効果トランジスタの各々のソースと上記差
    動入力型演算増幅器の一対の差動入力端子を交流
    分除去用フイルタを介して接続することにより、
    上記差動入力型演算増幅器の出力として上記一対
    の電界効果トランジスタのいずれか一方のゲート
    に加えられた交流電圧の2乗に比例する直流電圧
    を得るか、あるいは双方のゲートに加えられた交
    流電圧の2乗の差に比例する直流電圧を得ること
    を特徴とする検波回路。
JP5834080A 1980-04-30 1980-04-30 Detecting circuit Granted JPS56155472A (en)

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JPS56155472A JPS56155472A (en) 1981-12-01
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