JPS634890Y2 - - Google Patents

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JPS634890Y2
JPS634890Y2 JP1981030793U JP3079381U JPS634890Y2 JP S634890 Y2 JPS634890 Y2 JP S634890Y2 JP 1981030793 U JP1981030793 U JP 1981030793U JP 3079381 U JP3079381 U JP 3079381U JP S634890 Y2 JPS634890 Y2 JP S634890Y2
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JP
Japan
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frequency
display
heating
power supply
timer
Prior art date
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JP1981030793U
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English (en)
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JPS57142201U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はデジタル制御部を備えた加熱装置にお
いて、タイマー手段を電源周波数を計数すること
によつて駆動するものであつて、その電源周波数
を判定する手段を備え、かつかかる電源周波数を
表示することができるよう構成するものである。
従来の技術 マイクロコンピユータ(以下「マイコン」と略
す)等を含むデジタル制御部を備えた加熱装置に
あつては、ヒータやマグネトロン等への給電を制
御するタイマー手段を、電源周波数と同期したク
ロツク・パルスを計数することにより駆動する方
式が、回路をシンプルに構成でき、安価なために
広く用いられている。ところが我国においては東
日本と西日本とで電源周波数が50Hzと60Hzに分か
れており、仕向地ごとにタイマー手段にかかわる
カウンタを別々にするか、もしくは制御系自身が
使用された電源の周波数がいずれであるかを判定
して、その判定に応じた計数を行うよう構成する
必要がある。もう少し具体的に言うと、前者はタ
イマー手段にかかわるカウンタの最下桁に、6進
カウンタと5進カウンタを用意し、例えばプリン
ト基板上のジヤンパー線やデイツプスイツチなど
で、仕向地に応じていずれのカウンタを使用する
かを選択する方法である。60Hz地域には6進カウ
ンタが、50Hz地域には5進カウンタがそれぞれ選
択され、6パルスもしくは5パルスが計数されれ
ば、すなわち0.1秒が経過すれば、上位カウンタ
にキヤリイを出力する。
後者の方法は制御系内に電源周波数とは別な内
部タイマーを設け、これをベースにしてクロツ
ク・パルスの周期を調べる方法である。60Hzでは
周期は約16.7ミリ秒、50Hzでは20ミリ秒となるの
で、この差を測定すれば使用電源の周波数が判定
できる。判定した後のカウンタの処理は前者の方
法と全く同一である。従つて本方式では、仕向地
ごとに制御回路を分ける必要がない、という利点
がある。
考案が解決しようとする問題点 ところがいずれの方法においても次のような不
具合が生じる。まず電源周波数を選択する方法で
あるが、これでは仕向地を誤まつて50Hz地域向け
の商品に60Hz用回路を搭載することが起りうる。
本来なら50パルスを計数すれば1秒が経過したわ
けであるが、この場合には60パルスを計数するま
で1秒が経過したとはみなされない。従つて30分
を設定しても36分間加熱装置は動作する。20%も
余分に加熱動作をするわけである。このような過
加熱は調理の失敗を招くのはもちろんであるが、
はなはだしい場合には加熱室内で被加熱物が発火
したり、加熱室や扉が異常に高温となり、使用者
が火傷を負うという危険も生じる。しかもこのよ
うなミスは、製造工程においてはいつたん回路を
製品内に組み込んでしまうと、電源周波数の選択
が適正か否かを目視では確認しにくく、検査員が
ストツプ・ウオツチによつて、タイマーの検査を
する以外に決め手がなかつた。
一方、電源周波数を判定する方法であるが、こ
れでは60Hzと50Hzの周期の差がわずかに3.3ミリ
秒しかなく、よほど精度良くかつノイズ対策を施
して測定しないと誤判定しかねない。もし誤判定
が起これば、この場合はストツプ・ウオツチでタ
イマーの検査をする以外に確認する方法がない。
本考案は以上のような背景を鑑み、製造工程に
おいてあるいは市場でのユーザの使用時に、判定
された電源周波数が誤りのないものか否かを、即
座に確実に調べられる加熱装置を提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するために、被加熱
物を載置する加熱室と、この加熱室に熱エネルギ
ーを供給する加熱手段と、この加熱手段への給電
を制御するタイマー手段と、このタイマー手段を
駆動する電源周波数に同期したクロツクパルス
と、かかる電源周波数を判定する手段と、加熱時
間等を表示する表示手段とより成る。
作 用 本発明の加熱装置は、タイマー手段が電源周波
数を判定する手段を用いて、クロツクパルスの周
期を検出し、この周期データからクロツクパルス
がいくらであるかを判定し、この判定結果を表示
手段にプラグイン直後等のある所定の期間だけ表
示するよう構成され、判定された電源周波数が誤
りのないものか否かを即座に加熱装置の使用者に
報知できる。
実施例 以下、図面に従つて本考案の構成を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すシステム・ブ
ロツク図である。加熱室1の開口は扉2で開閉自
在に閉塞され、内部に被加熱物3が載置される。
加熱室1へは加熱手段4たるマグネトロンよりマ
イクロ波が照射される。かかる加熱手段は、電気
オーブンにあつては電熱ヒータとなり、ガスオー
ブンではガスバーナ、複合型オーブンではこれら
の組み合せとして構成される。
一方、制御回路は操作パネル上のキーボードや
扉2の開閉に応動するドアスイツチ、さらに電源
周波数を選択するジヤンパー線やデイツプスイツ
チなどの入力手段5と、電源周波数に同期したク
ロツク・パルスを発生するクロツク・パルス発生
器6と、キーボードにより加熱時間をプリセツト
され、クロツク・パルスを計数することにより、
このプリセツトされた加熱時間をデイクリーメン
トしていくタイマー手段7と、かかる加熱時間を
表示する表示手段8と、マグネトロンへの給電を
制御するリレー、あるいは半導体スイツチ9とに
より構成される。
かかる構成をより具体化したものが、第2図に
示す回路例である。タイマー手段7はマイコンに
よつて構成され、プリセツト・カウンタはマイコ
ン内のRAMとソフトロジツクによつて実現され
る。表示手段8は5桁の蛍光表示管によつて実現
され、グリツドをスキヤンすることによりダイナ
ミツク点灯される。キーボード5およびドアスイ
ツチ10、電源周波数選択手段11たるデイツ
プ・スイツチは、この表示管8のグリツド信号に
よりスキヤンされ、マイコン7に入力される。な
お周波数を判定する方式ではもちろん周波数選択
スイツチ11は存在しない。
さてかかる構成において、次に判定した電源周
波数を表示するシーケンスの一例について、第3
図を用いて説明する。
まずプラグインすると「O」という表示を行
い、続けてマイコンは電源周波数の判定を行う。
選択方式にあつては選択スイツチの読込みによ
り、判定方式にあつてはクロツク・パルスの周期
測定により、かかる電源周波数の判定は行われ
る。
判定が終了するとマイコンはすぐさま判定した
周波数を表示する3。この表示は次にタイマーを
プリセツトするまで続けられる。
タイマーが設定されると、表示は設定された加
熱時間に変る。続いてスタートキーにより加熱が
開始されれば、表示はデイクリーメントされる加
熱時間を刻々と表示する。
やがて設定された時間が経過すれば、加熱は停
止され、再び「O」が表示される。周波数の表示
は行わない、従つてもし次に表示に周波数表示が
現われれば、停電が発生したのであり、このこと
をユーザに報知できる。また電源周波数の判定を
プラグインもしくは停電の直後にしか行わないの
で、この判定の成否が即座にユーザに報知され
る。そこで万一ノイズ等により誤判定しても判定
ごとに判定した周波数を表示するので誤まつたま
ま加熱装置を動作させることを防止できる。もし
誤まつた表示が出た場合、消去キーにより再度周
波数の判定をやり直すよう構成すれば有用であ
る。
なお、時計機能を有するものにあつては、4項
に先立つて時計合せを行い、加熱終了後に時計表
示に戻す構成も考えられる。
表示方法のバリエーシヨンとしては、表示管内
に小さなステイタスを設けてもよい。またいつ表
示するか、いかに表示するかについても様々な実
施態様が考えられる。例えばあるキーを押した時
だけ表示したり、時計合せやタイマー設定に先立
つて1秒間表示したりする構成でも、もちろん同
様の効果を得ることができる。
考案の効果 さて本考案によれば、誤まつた電源周波数のま
ま加熱装置を動作させて、過加熱や加熱不足を生
じることを未然に防止できる。さらに周波数ごと
の専用トランスなどを備えた加熱装置にあつて
は、周波数表示ラベル等により注意が促されるこ
とが通例であるが、表示管に表示することでより
強くアピールでき、仕向地の違う加熱装置や転宅
による周波数交換の不備をいちはやくユーザに報
知できる。従つて専用部品を焼損することもな
い。
また表示手段を加熱時間等を表示するものと兼
用して使用するので、新たなコストの発生もな
く、安価に本機能を実現できる。しかもかかる表
示は、所定のタイミングでのみ表示されるので、
大きく見やすく見過ごすことがない上に、通常の
動作時にはかかる表示は消灯されてしまい、操作
者に煩雑感を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示すシステム・ブロツ
ク図、第2図は同一実施例を示す回路図、第3図
は操作と表示の一例を示すシーケンス図である。 4……加熱手段、7……タイマー手段、8……
表示手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加熱物を載置する加熱室と、この加熱室に熱
    エネルギーを供給する加熱手段と、この加熱手段
    への給電を制御するタイマー手段と、このタイマ
    ー手段を駆動する電源周波数に同期したクロツク
    パルスと、かかる電源周波数を判定する手段と、
    加熱時間等を表示する表示手段とより成り、前記
    タイマー手段は前記電源周波数を判定する手段を
    用いて、前記クロツクパルスの周期を検出し、か
    かる周期データより前記クロツクパルスがいくら
    であるかを判定し、この判定結果を前記表示手段
    に所定の期間表示するよう構成した加熱装置。
JP1981030793U 1981-03-04 1981-03-04 Expired JPS634890Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981030793U JPS634890Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981030793U JPS634890Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57142201U JPS57142201U (ja) 1982-09-06
JPS634890Y2 true JPS634890Y2 (ja) 1988-02-09

Family

ID=29828266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981030793U Expired JPS634890Y2 (ja) 1981-03-04 1981-03-04

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JP (1) JPS634890Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441372A (en) * 1977-09-05 1979-04-02 Rinnai Kk Gas cooker

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441372A (en) * 1977-09-05 1979-04-02 Rinnai Kk Gas cooker

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Publication number Publication date
JPS57142201U (ja) 1982-09-06

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